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インターネット利用上の注意

ハラスメント対応の流れ

ハラスメント対応の流れ 15 諸注意

2. インターネット利用上の注意

 実際の日常生活のみに限らず、インターネットを利用する際にも、最低限守らなければならないマ ナーがあります。インターネットを利用する際には、この点に十分注意してください。

 インターネットを利用する際に気をつけるべきことはただ1つ、『誰かを不快にさせない』という ことです。ここでいう『誰か』とは、他人のことだけでなく自分自身も含みます。実生活において、

もしみなさんが誰かに悪口を言われたら、みなさんは嫌な思いをするでしょうし、誰かがみなさんに

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親切にしてくれたら、みなさんは嬉しいでしょう。インターネット上でのこととは言え、実生活と同 じです。人の迷惑になる行動を慎み、人の立場に立って物事を考えるように心がけましょう。

1.電子メールの利用について

 インターネットを利用する最も基本的なサービスの1つが電子メール(以下メールという)です。

メールは電話と違い、話している間に相手を拘束することもなく、携帯電話やスマートフォンを使っ たやり取りも可能であるため、社会人の間では日常的に利用されています。LINE 等の SNS が普及し た事により、みなさんはこれまでメールをあまり利用してこなかったかもしれません。ここでは特に パソコンを使ってメールをやり取りする際のことについて述べますので、先生とのやり取りや就職活 動等でメールを利用する事になるみなさんは、特に注意してください。

(1)サブジェクト(題名)を付ける

 メールを作成する際には、受け取る相手の事を考え、その内容を簡単に表すサブジェクト(題名)

を付けるようにしましょう。LINE 等のメッセージングアプリには基本的にサブジェクトの考え方が ありませんが、多くのメールソフトでは一覧表示の際に送信者、サブジェクト、受信日時が表示され ますので、忘れずに記入するようにしてください。

(2)自分の名前を書く

 たいていのメールソフトは自分(差出人)の名前を入力しないと使えないようになっていますが、

自分の名前はメールソフトの設定だけではなく、メールの文末にも書くようにしましょう。文末に付 ける『署名』に飾りを付ける場合、飾りを含めた全体で5~6行程度に抑える方がよいとされていま す。

(3)誰が誰宛に出したものかを明確にする

 メールの先頭に『○○様』といった形で相手の名前を明記しましょう。アドレスを間違えて送信し、

それが他の誰かに届いてしまった場合、本来の受信者がわからないと、間違いメールを受信した人は 困惑してしまいます。また、間違って届いたメールを受信した人が本来の受信者と同じ組織に属する 人なら、本来の受信者が誰かわかれば、その人に転送してくれるかもしれません。

 送信者については、『署名』に加え文頭に『こんにちは。大妻女子大学の□□です。』という形で、

挨拶を含めて一文添えるのも一つの方法かもしれません。

(4)適当な個所で改行をする

 メールを打つ時には全角 32 ~ 33 文字程度で改行しましょう。改行をしていないと、受け取った側 で延々と横に文章が続いてしまう場合があります。メッセージングアプリでメッセージをやり取りす る場合や、スマートフォンでメールをやり取りする場合には特に気になりませんが、パソコンでこの ようなメールを受け取った場合、読む人にとってはとても見づらいものになります。

(5)環境の違いを考慮する

 使用しているパソコンの環境により、みなさんが送信したメールの一部や全部を受信相手が読めな い場合があります。ここでその原因について細かく触れる事は避けますが、みなさんがメールを送信 する際には、半角カタカナ(アイウ等)や機種依存文字(㈱等)の使用に注意しましょう。携帯電話同 士のメールのやりとりでは半角カタカナを使用する事もありますが、パソコン向けにメールを送信す る際には、使用しない方が無難です。機種依存文字を使用すると、相手側でその部分が正しく表示さ れない事があります。

 また、OS(オペレーティングシステム[基本ソフト])の異なるパソコンやスマートフォンとの間

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でメールをやり取りする場合、条件によって内容が文字化けする(正しく表示されない)ことがあり ます。

(6)添付ファイルに注意する

 メールに文書や画像・動画等のファイルを添付する際、受信側の環境が送信側と異なる場合には、

添付ファイルを開けない事があります。また、添付ファイルの容量が大きすぎる場合、相手がメール を受信できないこともあります。ファイルを添付する際には、そのような点にも注意しましょう。

(7)送信直前に読み直す

 基本的に一度送ってしまったメールを、送らなかったことにすることはできません。打ち終えたメー ルを読み返すと相手にわかりにくい表現になっていたり、全く逆の内容に取られかねないような文章 になっていたりすることもあります。誤字脱字が無いか、失礼な文面になっていないか、送信する前 に必ず確認しましょう。また、送信先のメールアドレスについても、間違いがないか確認しましょう。

(8)メールの不着と返信について

 メールの送信先が携帯電話のアドレスの場合やパソコンのメールを携帯電話に転送している場合、

相手側が「インターネットメールの受信拒否」や「なりすましメールの受信拒否」を設定していると、

パソコンから送信したメールが相手に届かないことがあります。このような場合でも、送ったメール が相手に届かなかったことを示す「エラーメール」が戻ってこないことがほとんどのため、重要なメー ルを送ったにもかかわらず、相手から返信が来ないときは、改めて確認するようにしましょう。

 みなさんが受信する側の場合、上記のような理由で、相手が心配しているかもしれません。重要な メールを受け取った際には、なるべく早く返信するようにしましょう。欧米ではメールを受信した際、

『48 時間以内に返事を出す』ということが一種のマナーになっているようです。事情があって返信が 遅れる場合には、その旨を先に知らせておくようにしましょう。

(9)チェーンメール

 チェーンメールとは、『このメールを読んだ人は、○日以内に×人以上の人に同じ内容のメールを 送信しなければ、不幸になります』というような内容のメールです。このようなメールに書かれてい ることをそのまま実行するとメールサーバーが混雑し、本当に必要なメールが送受信されなかったり、

消失したりしてしまいます。理由の如何を問わず、チェーンメールの送信はやめましょう。

2.P2P ソフトの危険性

 Winny や Share に代表される P2P ソフト、あるいはファイル共有ソフトと呼ばれるツールの使用に は十分注意をしてください。著作権等を侵害するファイルをダウンロードしてしまう可能性があるだ けでなく、ウイルスに感染し個人情報が第三者に漏洩してしまう危険性もあります。この種のソフト 利用に関連し、実際に逮捕者も出ていますので、特別な事情がある場合を除き、利用は控えましょう。

3.SNS 等利用時の危険性

 インターネット上において LINE、Twitter、Facebook 等の SNS(ソーシャルネットワーキングサー ビス)やブログ、掲示板等のサービスは、個人間のコミュニケーションをはかる上で非常に便利なも のです。しかしその反面、これらに関するトラブルは後を絶ちません。

 みなさんがこれらのサービスで情報発信をする際には、(不特定)多数の人物がみなさんの文章を 読む可能性があることを念頭に置きましょう。また、みなさんが書き込みをした内容は、ときにはアー カイブになったり、他のサイトへ転載されたりして、非常に長い間インターネット上に残る可能性が

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あるということを覚えておきましょう。

 特に個人名や団体名が特定・推測できてしまう書き込み・画像のアップロードを行うことには注意 が必要です。SNS 等のサービスでは、限定されたグループのメンバーだけに書き込みを公開する機能 もありますが、悪意のある第三者がそのメンバーになりすましている可能性もありますので、この機 能を使用したからといって何を書き込んでも大丈夫というわけではありません。

 SNS やブログ、掲示板を利用する際には、個人が特定できる写真や本名、居住地などを掲載する事 はやめましょう。見えない誰かがみなさんやみなさんの友人を狙っていると考えてください。どうし ても写真を掲載したい場合には、写真を加工したり、文章から個人や居住地等が特定されないように したりする工夫が必要です。

 また、それらに不適切な書き込みを行うと、みなさんが不利益を被るだけでなく、他の学生の名誉 や本学及び学院の名誉が傷つく可能性があり、そのような場合には相応の処分が下されることがあり ますので、十分注意してください。

4.Twitter 等の不適切な書き込みについて

 これまでは、未成年による飲酒・喫煙等に関する発言や無賃乗車の自慢をするようなものが目立ち ましたが、最近ではアイスクリーム用ショーケースの中で寝そべる人物や、飲食店の冷凍庫に入る人 物の写真が投稿され、社会的な問題となりました。その「つぶやき」が適切なものか、つぶやく前に もう一度考えてみてください。

5.自己責任

 インターネットを利用して情報を発信したり受信したりするときには、それによって生じるリスク や社会的責任、法的責任を自分自身が負わなければなりません。コンピュータウィルスや悪質商法も はびこっています。それらに巻き込まれると、自分自身が被害を受けたり、逆に自分が加害者となっ て他人に被害を与えたりします。多くの場合、インターネット上のサービスには注意事項や利用規約 が書かれています。利用する場合には、必ずこれらを読むようにし、それを守るようにしましょう。

これに反すると、みなさんが不利益を被る場合があります。

6.ユーザ ID やパスワードの管理

 インターネットのユーザ ID とパスワードは、キャッシュカードの口座番号と暗証番号のように、

みなさんの財産とプライバシーを守っているだけでなく、コンピュータシステム全体を不正なネット ワーク利用から保護する役目も果たしています。自分のユーザ ID とパスワードを他人に利用される ことのないよう、十分注意してください。

 近年、個人情報がインターネットを通じて漏洩するケースが増えています。住所・氏名・クレジッ トカード番号等の個人情報を入力する際には、細心の注意を払ってください。懸賞サイトやアンケー トサイトなどにむやみに登録すると大変危険です。

7.著作権・肖像権への配慮

 文章や写真、音楽、ソフトウェアなどの著作物を著作権者以外の人が複製、転載、改変する場合は、

著作権者の許可を得なければなりません。無断で使用したり、他人に譲りわたすと法律で罰せられま すので十分注意してください。

 自分以外の誰かと一緒に写っている写真や、自分以外の誰かだけが写っている写真を掲載する場合 には、本人の了解を取っておく必要があります。これを怠ると、肖像権の侵害等で、みなさんが不利

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