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10. DataSpider Servista のインストール

10.1. インストール

各プラットフォームに対応したインストーラファイルを実行し、インストーラを起動します。

各インストーラのファイル名とサポートプラットフォームは以下の通りです。

 Windows

ファイル名 サポートプラットフォーム

DSS42_WIN_X64.exe Windows x64版

DSS42_WIN_X86.exe Windows x86版

DSS42_WIN2K8_X64.exe Windows Server 2008 x64版

Windows Server 2008 x64環境にインストールする場合は、必ず「DSS42_WIN2K8_X64.exe」

を使用してください。

 UNIX/Linux

ファイル名 サポートプラットフォーム インストール方式

DSS42_LNX_X64.bin UNIX/Linux x64版 GUI方式

DSS42_LNX_X86.bin UNIX/Linux x86版 GUI方式

DSS42_LNX_X64_CUI.bin UNIX/Linux x64版 CUI方式

GUI方式でインストールするには X Window System を起動しておく必要があります。

インストーラにはサーバとクライアントの両方が含まれています。インストール対象はインストール プロセスの中で選択します。

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10.1.1. 言語の選択

製品言語を選択します。

DataSpiderServerおよびServer CLI Consoleは、ここで選択した言語で起動します。インストール 後の変更はできません。

クライアント(DataSpider Studio、DataSpider Studio for Web、Client CLI Console)は、ここで選 択した言語で初回起動します。言語の設定変更も可能です。

10.1.2. インストールの開始

インストールの開始画面では、表示される内容を一読の上、次に進めます。

10.1.3. パッケージの選択

購入したパッケージを選択し、次に進めます。選択できるパッケージは以下の通りです。

[Advanced Server Package]

[Basic Server Package]

[Select]

パッケージ間の製品構成やライセンス契約内容が異なるため、必ず購入したパッケージを選択してく ださい。

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10.1.4. インストール対象の選択

インストールする対象を選択します。以下のいずれかを選択し、次に進めます。

[サーバとクライアント]: サーバとクライアントの両方をインストールします。

[サーバのみ]: サーバのみインストールします。

[クライアントのみ]: クライアントのみインストールします。

サーバとクライアントのインストール対象を以下に示します。

インストールされる アプリケーション

サーバ クライアント(※)

開発用クライアント 実行用クライアント

DataSpider Studio for Web ○ ○ ○

Help Document ○ ○ ○

WebConsole ○ ○ ○

DataSpiderServer ○ × ×

ScriptRunner ○ × ×

Server CLI Console ○ × ×

DataSpider Studio × ○ ×

Client ScriptRunner × ○ ○

Client CLI Console × ○ ○

〇: インストールされる

×: インストールされない

※: クライアントは、次に表示される「クライアント環境の選択」画面でインストール対象を設定します。

サーバとクライアントはサポートプラットフォームが異なります。

詳細については、「DataSpider Servistaのサポートプラットフォーム」を参照してください。

サーバとクライアントを同一プラットフォームにインストールする場合は、[サーバとクライアント]

を選択してください。同一プラットフォーム上に、同一バージョンのサーバとクライアントを別々にイン ストールした場合、どちらかをアンインストールするとWindowsメニューがすべて削除されます。

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10.1.5. クライアント環境の選択

インストールするクライアント環境を選択します。以下のいずれかを選択し、次に進めます。

[開発用クライアント]

[実行用クライアント]

「インストール対象の選択」画面で[サーバとクライアント]、または[クライアントのみ]を選択した 場合に表示されます。

インストールされるアプリケーションは、「インストール対象の選択」の表を参照してください。

開発用クライアントのアプリケーションについて

 UNIX/Linux環境にインストールすることはできません。

 Windows環境では拡張子が「exe」のインストーラを使用してインストールしてください。

10.1.6. 管理者パスワードの設定

管理者(rootユーザ)のパスワードを入力し、次に進めます。

「管理者パスワードの設定」画面は、「インストール対象の選択」画面で[クライアントのみ]を選択し た場合は表示されません。

省略した場合、「password」が設定されます。

管理者パスワードはインストール後もDataSpider Studioのコントロールパネルの[ユーザアカウン ト]から変更することができます。

10.1.7. リポジトリ DB の選択

「リポジトリDBの選択」画面は、「インストール対象の選択」画面で[クライアントのみ]を選択した 場合は表示されません。

リポジトリDBを使用するかどうかを選択します。以下のいずれかを選択し、次に進めます。

[リポジトリDBを使用する]: DataSpiderファイルシステムをデータベース上に構築します。

[リポジトリDBを使用しない]: DataSpiderファイルシステムをDataSpiderServer稼働OSのファ イルシステム上に構築します。

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[リポジトリDBを使用しない]を選択した場合は、次項「データベースの選択」以降の設定を行う 必要はありません。「Windowsサービスの登録」項を参照してください。

リポジトリDBに以下のいずれかを使用する場合は、インストーラで設定を行うことができませ ん。[リポジトリDBを使用しない]を選択し、インストール後に設定を行ってください 。

・MySQL

・MySQL on Amazon RDS

・Oracle Database Cloud Service(Oracle Database 12c Release2(12.2)) 詳細については以下を参照してください。

・「MySQLを使用する場合」

・「MySQL on Amazon RDSを使用する場合」

・「Oracle Database Cloud Service(Oracle Database 12c Release 2(12.2))を使用する場合」

10.1.8. データベースの選択

「データベースの選択」画面は、「リポジトリDBの選択」画面で[リポジトリDBを使用しない]を選 択した場合は表示されません。

リポジトリDBとして使用するデータベースを選択します。以下のいずれかを選択し、次に進めます。

選択可能なデータベースは以下の通りです。

[DB2]: DB2 for Linux, UNIX, and Windowsを使用する場合に選択します。

[MySQL]: MySQLまたはMySQL on Amazon RDSを使用する場合は[MySQL]を選択せず、

「リポジトリDBの選択」画面へ戻り、[リポジトリDBを使用しない]を選択してください。

詳細については、「MySQLを使用する場合」および「MySQL on Amazon RDSを使用す る場合」の「仕様制限/注意事項」参照してください。

[Oracle]: Oracle DatabaseまたはOracle Database on Amazon RDSを使用する場合に選択 します。

[PostgreSQL]: PostgreSQLまたはPostgreSQL on Amazon RDSを使用する場合に選択しま す。

[SQL Server]: Microsoft SQL Server、Microsoft SQL Server on Amazon RDSまたはAzure

SQL Databaseを使用する場合に選択します。

データベースの選択後、以下の手順でJDBCドライバの選択とデータベース接続情報設定します。

1. JDBCドライバのファイルパスを指定し、次に進めます。

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2. データベースの接続情報を入力し、次に進めます。

データベースとJDBCドライバ の サポートバージョンについては、以下を参照してください。

データベース・

JDBCドライバ

参照先

DB2 データベース 「DB2 for Linux, UNIX, and Windowsのサポートバージョン」 JDBCドライバ 「サポートするDB2のJDBCドライバ」

MySQL データベース 「MySQLのサポートバージョン」

「MySQL on Amazon RDSのサポートバージョン」 JDBCドライバ 「サポートするMySQLのJDBCドライバ」

「サポートするMySQL on Amazon RDSのJDBCドライバ」

Oracle データベース 「Oracle Databaseのサポートバージョン」

「Oracle Database on Amazon RDSのサポートバージョン」 JDBCドライバ 「サポートするOracle DatabaseのJDBCドライバ」

「サポートするOracle Database on Amazon RDSのJDBCドライバ」

「サポートするOracle Database Cloud Service(Oracle Database 12c Release 2(12.2))のJDBCドライバ」

Postgre SQL

データベース 「PostgreSQLのサポートバージョン」

「PostgreSQL on Amazon RDSのサポートバージョン」 JDBCドライバ 「サポートするPostgreSQLのJDBCドライバ」

「サポートするPostgreSQL on Amazon RDSのJDBCドライバ」 SQL

Server

データベース 「Microsoft SQL Serverのサポートバージョン」

「SQL Server on Amazon RDSのサポートバージョン」

「Azure SQL Database のサポートバージョン」

JDBCドライバ 「サポートするMicrosoft SQL ServerのJDBCドライバ」

「サポートするSQL Server on Amazon RDSのJDBCドライバ」

「サポートするAzure SQL DatabaseのJDBCドライバ」

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10.1.9. Windows サービスの登録

Windows版の場合、DataSpiderServerをWindowsサービスに登録するかどうかを選択し、次に進めま

す。

UNIX/Linux版のインストーラでは本画面は表示されません。

「インストール対象の選択」画面で[サーバとクライアント]、または[サーバのみ]を選択した場合に 表示されます。

[サーバをWindowsサービスに登録]にチェックを入れたうえで、サービス名を省略した場合、

Windowsサービスに登録されません。

リポジトリDB有りのDataSpiderServerをWindowsサービスに登録した場合の注意事項 リポジトリDB有りのDataSpiderServerとリポジトリDBの双方がWindowsサービスから起動する場 合、DataSpiderServerの起動時にリポジトリDBがまだ起動できていない可能性が考えられます。

そのような場合には、DataSpider Studioのコントロールパネル [リポジトリDB管理]-[再接続設定]タブ の接続生成トライの設定で適切な回数と周期を設定するようにしてください。

10.1.10. 接続情報の設定

DataSpiderServer稼働OSのホスト名またはIPアドレス、およびDataSpiderServerのポート番号を入 力し、次に進めます。

[ホスト名/IPアドレス]を省略した場合、「localhost」で設定されます。

[ポート番号]を省略した場合、「7700」で設定されます。

UNIX/Linux版では、「1023」以下の数値は管理者権限が必要になる場合があります。一般ユーザで

DataSpiderServerを起動する場合には、「0」から「1023」以外の数値を指定するようにしてください。

10.1.11. インストール先の設定

DataSpider Servistaのインストール先のパスを設定し、次に進めます。

インストール先フォルダで指定したディレクトリにすでにDataSpider Servistaが存在する場合、警 告ダイアログが表示されます。すでに存在するDataSpider Servistaへの上書きは絶対に行わないでく ださい。

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10.1.12. ライセンスファイルの選択

ライセンスファイル(「license.lic」)のパスを設定し、次に進めます。

「インストール対象の選択」画面で[サーバとクライアント]、または[サーバのみ]を選択した場合に 表示されます。

設定したライセンスは$DATASPIDER_HOME/server/lic下にコピーされます。

ライセンスファイルの適用は、インストール後に行うこともできます。

10.1.13. ヒープサイズの設定

DataSpiderServerのヒープサイズを設定し、次に進めます。

「インストール対象の選択」画面で[サーバとクライアント]、または[サーバのみ]を選択した場合に 表示されます。

メガバイトは「m」または「M」、ギガバイトは「g」または「G」で指定します。

設置を省略した場合に設定される値は以下の通りです。

インストール先プラットフォーム [初期値(バイト)]の値 [最大値(バイト)]の値

Windows x64/Linux x64版 1G 2G

Windows x86/Linux x86版 256M 512M

10.1.14. インストールの要約

インストールの要約が表示されます。表示内容を確認の上、問題がなければ GUI方式の場合は[インストー ル]ボタン、CUI方式の場合は[Enter]を押下してインストールを開始してください。

10.1.15. インストール完了

インストールが正常に終了すると、「インストール完了」画面が表示されます。GUI方式の場合は[完了]

ボタン、CUI方式の場合は[Enter]を押下してインストーラを終了します。

DataSpiderServerに関する設定項目およびリポジトリDBの設定項目は

 $DATASPIDER_HOME/server/conf/dsserver.xml

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