2.3 ユーザーデータ領域
2.3.4 イベント、アラーム、確認
2.3.4.1 イベント、アラーム、確認についての一般情報 機能
メッセージにより PLC または HMI デバイスの操作ステータスに関する情報または問題を HMI デバイスのユーザーに返します。 メッセージテキストは、設定可能なテキストおよび/
またはタグと実際の値により構成されます。
操作メッセージとイベントは区別されている必要があります。 プログラマが操作メッセー ジと故障アラームの内容を定義します。
操作メッセージ
操作メッセージは状態を示します。例:
● モーターにおいて
● 手動モードの PLC
アラームメッセージ
エラーアラームは異常を示します。例:
● バルブが開かない。
● モーターの過熱
アラームは、例外的な運転状態を表すことがありますので、その確認が必要です。
確認
エラーアラームを確認するには:
● HMI デバイスでのオペレータ入力
● PLC により確認ビットを設定します。
アラームのトリガ
PLC でのアラームのトリガ:
● タグビットの設定
● 計測値制限の超過
タグまたはタグ配列の位置は、WinCC flexible ES で定義されています。 タグまたは配列は、
PLC 上で設定する必要があります。
2.3.4.2 ステップ1:タグまたは配列の作成 手順
タグや配列は[タグ]エディタで作成します。以下にダイアログボックスを示します。
DF1 プロトコルと DH 485
E/IP C.Logix
● タグと配列名の定義
● PLC 接続を選択します。
接続は[接続]エディタで既に設定されている必要があります。
● データタイプを選択します。
Allen-Bradley PLC では、以下のデータタイプがサポートされています。
有効なデータタイプ 通信ドライバ;ツウシンドラ
イバ PLC
ディスクリートアラ
ーム アナログアラーム
DF1 および DH485 SLC500、SLC501、
SLC502、SLC503、
SLC504、SLC505、
PLC5、MicroLogix
Int、UInt Int、UInt、Long、
ULong、Bit、Real
E/IP C.Logix ControlLogix、
CompactLogix Int、UInt SInt、USInt、Int、
UInt、DInt、UDInt、
Bool、Real
● アドレスを入力します。
アドレスタグには、アラームによってトリガされるビットが含まれます。
タグのビットが PLC に設定され、設定された取得サイクルで HMI デバイスに転送され ると、HMI デバイスはアラームを"受信"として認識します。
PLC でこのビットがリセットされると、HMI デバイスはアラームを"発信"として認識し ます。
● 配列エレメントを選択します。
配列エレメント数を増加させることで、[ディスクリートアラーム]エディタでさらに多く のビット番号を選択できます。 たとえば、3 ワードの長さの配列は 48 アラームビット を提供します。
2.3.4.3 ステップ2:アラームの設定 手順
次のようにアラームを分類します。
● ディスクリートアラーム
● アナログアラーム
[ディスクリートアラーム]および[アナログアラーム]エディタでアラームを作成します。
ディスクリートアラーム
以下にエディタを示します。
● テキストの編集
ランタイム時に表示するテキストを入力します。 テキストの文字をフォーマットできま す。 テキストにはタグの出力のフィールドを含めることができます。
[画面]エディタでアラームウインドウが設定されていると、アラームウインドウにテキス トが表示されます。
● 番号の指定
各アラーム番号は、プロジェクト内で一意である必要があります。この番号は、アラー ムを特定するために使用され、ランタイムでアラームと一緒に表示されます。
値の許容範囲は 1~100.000 です。
番号はエンジニアリングシステムで通し番号で割当てられます。 たとえば、これをグル ープに割り当てる際にアラーム番号を変更することができます。
● アラームクラスを指定します。
利用可能なアラームクラス – 故障アラーム
このクラスは確認できること。
– 操作メッセージ
● トリガタグの割り付け
[トリガタグ]欄で、設定アラームと、手順 1 で作成したタグをリンクします。選択リスト に有効なデータタイプを持つすべてのタグが返されます。
● ビット番号の指定
[ビット番号]列で、作成したタグに関連ビット位置を指定します。
ビット位置をカウントする方法は、特定の PLC によって異なることに注意してください。
Allen-Bradley PLC では、ビット位置は次のようにカウントされます。
ビット位置のカウント方法 左バイト 右バイト
Allen-Bradley PLC 1
5 8 7 0
WinCC flexible での設定: 1
5 8 7 0
アナログアラーム
アナログメッセージとビットメッセージの唯一の違いは、ビット番号ではなく、限界値を設 定することにあります。 限界値を超えるとアラームがトリガされます。 下限値に違反があ った場合、設定されているヒステリシスを考慮してアラームの出力がトリガされます。
2.3.4.4 ステップ3:確認のコンフィグレーション 手順
PLC 上で適切なタグを作成して、エラーアラームを確認します。 それらのタグを"ビットメ ッセージ"エディタでアラームに割り付けます。 割り付けは[プロパティ] > [確認]で行います。
次の図に、確認を実現するためのダイアログを示します。
確認による区別:
● HMI デバイスでの確認
● PLC による確認
PLC による確認
"確認書込み PLC タグ"でタグまたは配列タグ、および HMI デバイスが PLC による確認を認 識できるビット番号を作成します。
タグに設定されたビットにより HMI デバイスで割り当てたエラーアラームビットの確認を トリガします。 たとえば、このタグビットは"ACK"ボタンでトリガされる HMI デバイス上 の確認に似たファンクションを返します。
確認ビットは、エラーアラーム用のビットと同一のタグに配置される必要があります。
アラーム領域で再度ビットを設定する前に、確認ビットをリセットします。 次の図はパル ス図です。
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HMI デバイスでの確認
"確認読込みタグ"で、タグまたは配列タグ、および HMI デバイスからの確認後に PLC に書 き込まれるビット番号を作成します。 6 ワード以内のアレイタグを必ず使用してください。
確認ビットが設定されるとすぐに信号の遷移が確実に生成されるようにするため、HMI デバ イスはエラーアラームに割り当てられた確認ビットをを最初にリセットします。 HMI デバ イスの処理時間のため、これら 2 つの操作の間に時間ベースのオフセットがあります。
注記
リセットには、Runtime の最後に実行された再起動以降の、すべてのアラームビット確認が 含まれます。 PLC は、この部分を一度のみ読み取ります。
HMI デバイス上のアラームが確認された場合、そのビットは、PLC 上で割り付けられてい る確認タグに設定されます。 これにより PLC はエラーアラームが確認されたことを認識し ます。
次の図はパルス図です。
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