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ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 40-43)

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粗骨材の400kN破砕値(%)

粗骨材の400kN破砕値とコンクリートの 乾燥収縮ひずみの関係(配合II-2)

図-5.50

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粗骨材の400kN破砕値(%)

粗骨材の400kN破砕値とコンクリートの 乾燥収縮ひずみの関係(配合1 -2)

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50 55 60 65 70 75 80 85 粗骨材母岩の静弾性係数(kN/mm2) 図-5.51 組骨材母岩の静弾性係数とコンクリートの 乾燥収縮ひずみの関係(配合1 -2)

かかわらず、 コンクリートの乾燥収縮ひずみはそれほど増加していない。

次に、 一般にコンクリートの乾燥収縮ひずみに大きな影響を及ぼすと言われている粗骨材の静弾性 係数について確認するために、 粗骨材母岩の静弾性係数とコンクリートの乾燥収縮の関係を図-5.51 及び5.52に示す。一般的には粗骨材母岩の静弾性係数が小さくなれば、コンクリートの乾燥収縮が大 きくなる傾向を示すはずであり、図-5.52ではそのような傾向が認められ、図一5.51でも一部の骨材の 場合を除くと同等の傾向を示している。

次ページの表一5.13は、図-5.43から図-5.52までに示した粗骨材物性値とコンクリートの乾燥収縮 ひずみとの関係について、 それぞれを線形回帰した場合の回帰式と相関係数を要因別に示したもので ある。 表中の相関係数の値に添えられている “*" は、 相関係数の有意性の検定を危険率5%で行っ た結果、 有意である(相闘がないとは言えない )と判断されたことを示している。 このことより配合 II -2においては、 吸水率と粗骨材母岩の静弾性係数が高い相関性を示したことがわかる。 次に有意で あるという判定はされていないが、 表乾比重も相関係数が比較的高い値を示している。

以上の検討より粗骨材母岩の静弾性係数と同様に、 高強度コンクリートの乾燥収縮と密接な関係に あると言えるのは、 粗骨材の吸水率であり、 次いで表乾比重であり、 吸水率が0.5%増大するとコン クリートの材齢28日の乾燥収縮ひずみは14'"'-'53%程度大きくなる傾向が見られた。 すりへり減量や 400kN破砕値については、 乾燥収縮ひずみとの関係に不明確な部分が見られた。 これらは自己収縮ひ ずみの場合と同様の傾向であり、 自由収縮ひずみに共通の影響であると言える。

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50 55 60 65 70 75 80 85 粗骨材母岩の静弾性係数CkN/mmZ) 図-5.52 組骨材母岩の静弾性係数とコンクリートの

乾燥収縮ひずみの関係(配合II-2)

表-5.13 粗骨材物性値とコンクリートの乾燥収縮ひずみとの関係の回帰式と相関係数

要因 配合1 -2 配合II -2

材齢 回帰式 相関係数 材齢 回帰式 相関係数 2日 y=2502-832x 0.90キ 2日 y=430.2-117.8x 0.39 表乾比重 7日 y=2495.8-806x 0.86 平均 7日 y=879. 3-254. 1x 0.47 平均

28日 y=3085. 3-998x 0.77 0.83 28日 y=1576. 9-477. 9x 0.58 0.52 110日 y=3954. 1-1276x 0.79 130日 y=2326. 8-719. 7x 0.62

2日 y=172.6+98.0x O. 55 2日 y=52.3+88.0x 0.95キ 吸水率 7日 y=253. 4+71. Ox 0.39 平均 7日 y=84.6+156.7x O. 94本 平均

28日 y=312+82.3x 0.33 0.41 28日 y=120.2十233.0x O. 90本 0.92 110日 y=403+114.3x 0.37 130日 y=155. 7+314. 5x 0.87本

2日 y=-66.2+24.8x 0.47 2日 y=34. 1 +5. 80x 0.57 すりへり 7日 y=-15.0+26.0x 0.48 平均 7日 y=63.2+9.45x 0.51 平均

減量 28日 y=-7. 2+30. 8x 0.42 0.44 28日 y=121. 3+11. 4x 0.40 0.45 110日 y=59.7+34.4x 0.37 130日 y=189.1+12.9x 0.32

2日 y=68. 6+11. 6x 0.66 2日 y=63. 1 +2. 92x 0.46 400kN 7日 y=120.4+12.5x 0.70 平均 7日 y=109.6+4.80x 0.42 平均 破砕値 28日 y=131. 8+16. 4x 0.67 0.66 28日 y=172. 2+6. 17x 0.35 0.38

110日 y=204.6+19.0x O. 62 130日 y=238. 2+7. 5x 0.30

粗骨材母 2日 y=335. 2-1. 52x 0.46 2日 y=203-1. 42x 0.86キ

岩の静弾 7日 y=358.5-0.91x 0.27 平均 7日 y=363.9-2.69x 0.90キ 平均 性係数 28日 y=446. 5-1. 24x 0.27 0.33 28日 y=547.3-4.17x 0.90キ 0.89

110日 y=593. 6-1. 78x 0.31 130日 y=740.4-5.74x 0.89本

5.4.6 乾燥収縮ひずみ予測式による算定値と実測値の比較検討

乾燥収縮の実測値と予測式により求めた算定値との比較を行うために、 予測式として土木学会コン クリート標準示方書の収縮ひずみ予測式9)(式一5.5)を使用してコンクリートの収縮ひずみの算定値を 求める。 なお、 この算定値には乾燥収縮、 自己収縮、 炭酸化収縮が含まれている。

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0) :コンクリートの材齢{oからtまでの収縮ひずみ(XI0-S)

RH:相対湿度(%) (45%壬RH孟80%)

W:単位水量(kg/m3) (130kg/m3孟W壬230kg/m3) V:体積(mm3)

S:外気に接する表面積(mm2)

V/S:体積表面積比(mm) (1 OOmm孟V/S壬300mm)

toおよび、t :乾燥開始時および乾燥中のコンクリートの有効材齢(日)であり、 以下の式により補正 した値を用いる。

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上述の式は、水セメント比W/Cが40'"'-'65%で圧縮強度は55 N/mm2以下のコンクリートを対象として いるが、 水セメント比を小さくして高強度にした場合は、 圧縮強度が6 0'"'-'70N/mm2まで適用できるこ とになっている。本検討において使用したコンクリートは28日強度が 80N/mm2を超えるものであり、

実測値と算定値の問の誤差が大きくなることが予測される。 また、体積表面積比が22.2mmであり、体 積表面積比の対象範囲100mm壬V/S壬300mmを満たさないことになるが、 高強度コンクリートにも対応 できる予測式の構築のためのデータ蓄積を考慮して、 この示方書式を使用した。

図-5.53及び5.54は粗骨材種類が異なる場合のコンクリートの乾燥収縮ひずみの経時変化を示し、

示方書式を使用して求めた算定値との比較を行ったものである。 図に示されるように、 どちらの配合 においても示方書式による算定値と実測値との聞には乾燥初期には一致が見られるが、20日を過ぎる 辺りからずれが大きくなっている。 これは、 示方書式が高強度コンクリートに対しては、 十分に対応 できていない点や前述のような種々の条件の違いに起因するものと考えることができる。

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ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 40-43)

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