基本構想 第 2 章 まちづくりの目標と政 策の方向
基本構想3 豊かな生活基盤のある小田原
( 1 )自然環境
暮らしに潤いと安らぎを与えてくれる豊かな自然環境を生活 のなかで守り育てることにより、自然環境と人の営みが共生す るまちをつくります。
4 市民が主役の小田原
( 1 )市民自治・地域経営
「自分たちのまちは自分たちでつくる」という気運を高め、市 民と行政とが情報を共有しながらそれぞれの役割に応じた取組 を進めることで、市民の力や地域の力が十分発揮できる質の高 いまち(※1)をつくります。
( 2 )都市基盤
さまざまな交流を生み出し、産業が活性化するための都市基盤 を整え、魅力的な都市空間を形成します。また、既存インフラを有 効活用するとともに、市民生活を支えるライフラインを維持・強 化することにより良好な市街地整備を進め、住む人にとっても、訪 れる人にとっても快適で機能的なまちをつくります。
序章
第
章
重点テーマと取組の方向性
第 章
施策の展開
基 本 計 画
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2
序 章
基本計画 序章 基本計画 第 1 章 重点テーマと取組の方向性
重点テーマと取組の方向性では、「いのちを大切にする小田原」「希望と 活力あふれる小田原」「豊かな生活基盤のある小田原」「市民が主役の小田 原」という
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つのまちづくりの目標のもと、計画の視座で示した、直面する 当座の課題解決にとどまらない、持続可能な地域社会モデルを実現するた めに、9
つの重点テーマと取組の方向性を示します。その取組については、庁内部局の横断的な取組や市民・民間との連携により進めていくものを 位置付け、後期基本計画の推進を図ります。
1 豊かな自然や環境の保全・充実
暮らし・子育て・地域経済・エネルギーなどのさまざまな営みにおい て、最も基礎的な社会共通資本である豊かな自然と環境を、しっかりと保 全し磨き上げ、より豊かな状態で次世代へと受け継ぐため、多様な主体が 連携してのさまざまな取組を強化し、「いのちを守り育てる地域自給圏」を 引き続き目指します。
基本計画
1 計画の目的
後期基本計画は、基本構想で示した本市の将来都市像を実現するた め、基本理念を踏まえてまちづくりの目標と政策の方向に基づき、基 本構想期間の後期分となる
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年間で行う施策を体系的に整理し、方向 性を示すものです。2 計画の構成
後期基本計画は、重点テーマと取組の方向性、施策及び詳細施策に より構成し、各種の個別計画との連動を図ります。
3 計画期間
基本構想の後期分となる
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年間の計画とするもので、計画期間は平成
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年度(2017
年度)から平成34
年度(2022
年度)までとします。 【主な取組】○森里川海がひとつらなりの特徴を生かした、多様な主体の連携によ る自然環境の保全と再生
○エネルギーの地域自給に向けた取組の推進
○いのちを支える食の生産基盤の強化