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3. 管路設計の基本事項

3.4 ます及び取付管

3.4 ます及び取付管

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(5) ます深さ

汚水ます深さは宅地側の排水設備に必要な深さとするが標準では90cmとする。

※ 広い土地や奥行きが深い土地などでは汚水ますの深さを必ず確認したうえで決定する。

<汚水ます深さ検討例>

汚水ます深さは、現況家屋又は計画家屋の水回りより宅内排水設備を想定し、必要深さを 決定する。

表 3.22 宅内排水設備の管径及び勾配(例)

排水人口(人) 管 径(mm) 勾 配 150 未満 100 以上 100 分の 2 以上 150 以上 300 未満 125 以上 100 分の 1.7 以上 300 以上 500 未満 150 以上 100 分の 1.5 以上 500 以上 200 以上 100 分の 1.2 以上

出典:下水道施設計画・設計指針と解説 前編 -2019

年版-表 3.23 排水管の土被り

区 分 土被り

私道内 45cm 以上 宅地内 20cm 以上

10‰以上

90

10‰以上

75 75

10‰以上

75

ケース1(標準):公衆用道路と宅地が概ね同じ高さの場合。

〇 汚水ますの深さは流入位置で90㎝とし、ます底部は90度三方合流を標準とする。

※ 汚水ます深=90㎝

〇 排水設備条件により汚水ます深さが90㎝以上必要とする場合は、その深さとする。

※ ます深さは5㎝単位とする。

〇 現場条件を踏まえて、ます底部を90度三方合流かドロップ90度三方合流を検討する。

〇 官民境界位置での土被りは75㎝以上とする。

ケース2:公衆用道路より宅地が高い位置にある場合。

〇 汚水ますの深さは流入位置で90㎝とするが、宅地高に応じて底部を90度三方合流か ドロップ90度三方合流とするか検討する。

※ 汚水ます深=90㎝(敷地高により+α)

※ ます底部形状の検討が必要。

〇 排水設備条件により汚水ます深さが90㎝以上必要とする場合は、その深さとする。

ます深さは5㎝単位とする。

〇 官民境界位置での土被りは75㎝以上とする。

ケース3:公衆用道路より宅地が概ね同じ位置にあるが、ます位置が高い場合。

〇 汚水ますの深さは流入位置で90㎝とするが、設置位置の形状により汚水ますの胴体 部の長さを調整のうえ、深さを決定する。

※ ます深さ=90㎝+敷地高さ

〇 排水設備条件により汚水ます深さが90㎝以上必要とする場合は、その深さとする。

※ ます深さは5㎝単位とする。

〇 現場条件を踏まえて、ます底部を90度三方合流かドロップ90度三方合流を検討する。

〇 官民境界位置での土被りは75㎝以上とする。

(6) ます土工

ます土工における掘削寸法は次を標準とする。

幅0.50m×奥行1.00m×深さ1.00m(汚水ます深さが90㎝の場合)

※ ます設置箇所が土以外(アスファルト版、コンクリート版等)に当っては、それらの工 種も計上する。

(7) ます基礎

ます基礎は、砂基礎を標準とする。なお、厚さは10㎝とするが、現場条件等により適切で ないと判断される場合は、基礎検討を行う。

3.4.2 取付管

取付管の種類、配置等は、次の各項を考慮して定める。

(1) 管種及び配置

1) 管種

管種は、下水道用硬質塩化ビニル管(JSWAS K-1)を標準とする。

2) 平面配置

a. 取付管の布設方向は、本管に対して直角、かつ、直線的なものとする。

b. 取付管の接続角度は、本管に対して60度又は90度とする。

本管の深さ及び汚水ますの深さにより接続角度60度以下となる場合は、協議のうえ決 定する。

図 3.16 取付管の接続角度/支管の接続角度

c. 取付管の接続間隔は、1m以上とする。

3) 勾配及び断面方向の接続位置

勾配は10‰以上とし、断面方向の接続位置は本管の中心線より上方とする。

4) 管径

最小管径は、100㎜とする。

なお、本管径に寄らず取付管径は100㎜を標準とする。

但し、規模の大きい施設で汚水量が多いと想定される場合は、協議により決定する。

90° 60°

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また、推進工法による取付管径は150㎜を標準とする。

(2) 接続部の構造

本管と取付管の接続部には枝付支管の使用を標準とする。(独自基準)

図 3.17 枝付支管(参考図)

1) 曲管

取付管部における曲管は次項を標準とする。

a) 汚水ますが三方合流の場合

a. 曲管は自在曲管(0~75SRF)の使用を標準とする。

b) 汚水ますがドロップ三方合流の場合

a. 曲管2箇所の内、1箇所は自在曲管(0~75SRF)とする。

2箇所とも自在曲管を使用してもよい。

b. 1方を90度曲管とする場合は、90度大曲曲管(90SR)の使用を標準とする。

※ 90度エルボ(90ST)の使用は不可。

図 3.18 取付管の曲管使用例

10‰以上

10‰以上

汚水ます90度三方合流の場合 曲管は自在曲管とする。

汚水ますドロップ90度三方合流の場合 どちらか一方は自在曲管とする。

(3) 取付管土工

取付管土工における掘削寸法は次を標準とする。

敷幅0.55m、掘削勾配1分(1:0.1)

※ 下水道用設計積算要領-管路施設(開削工法)編-2015年版-に基づく。

図 3.20 取付管土工標準図

(4) 取付管基礎

取付管の基礎は直接基礎を標準とする。

また、取付管が1車線又は2車線に及ぶ場合(目安として取付管延長が4m以上となる場 合。)は、砂基礎とし、厚さ10㎝を標準とする。

ただし、現場条件及び土質条件等により適さないと判断される場合は適切な基礎を検討し 決定する。

機械 掘削①

掘 削 時 埋 戻 時

埋設 標識 シー ト

165

1:0

.1 1:

0.1

550

100

機 械埋 戻し ① 良 質土

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