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出荷 す る

部 品倉 庫 か ら 部 品 を運 ぶ

部 門 、 部 門 間 の プ ロ セ ス

製 品 を 保 管す る

製品 を 整備 す る

搬入 場所 にいれ る

製 品 に部 品 を 組付 け る

1

図32:ラ イ ン搭 載 計 画

4.4ポ リ シ ー の 決 定

4.2で 決 定 した 目標 に対 して4.3で 列 挙 した 制 約 を み た す 解 は複 数 個 あ る 。 そ の う ち の どれ を 選 択 す る の か と い う判 断 は こ の 時 点 で お こ な わ れ な け れ ば な ら な い 。 選 択 基 準 に相 当 す る もの を こ こ で は ポ リ シ ー と呼 ぶ こ と にす る 。以 下 の7つ の ポ リ シ ー を決 定

した 。

(1)SHOPの 作 業 量

組立 作業 者 と しては1組 み立 て る製品 の機種 が かわ る と、治具 や工 具 の取 り替 え な ど 作 業の段 取 り変 え が発生 す る。 なるべ く同一機 種 を連 続 して組 み立 て たい 。

ライ ン管理 者 と しては=機 種 に よ りSHOPご との作業 負荷 にか た よ りが あ るた め、 同 一機種 がつ づ ぐと全体 の組 立作 業効 率 が 落 ちる。 、

<2)部 品倉 庫 の容 量

部 品倉 庫 には部 品 ご とに保 管 ス ペー ス が決 ま ってお り、保 管数 量 に は限界 が あ る。 ま た、部 品の保 管 には 、保 守 に関 わ る費用 、税 金 な どの諸 費用 が か か る。その ほか 、モデ ル チ ェ ンジや設計 変 更 な どの問題 か ら、 な るべ く長 い期 間の保 管 は避 け たい 。

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n.

(3)部 品 運搬作 業

同一 部品 を運搬 ケー ス に収 め 、そ の単位 で運 搬作 業 をお こな って いる ため 、運搬 作 業 者 と して はこの部 品 の運搬 単位 ご とに組 み立 て られて い くと運搬 効 率 が よ くな る。

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(4)搬 入場 所の 容量

部 品 の運搬 作業 者 は 、各SHOPご との搬入 場所 に運搬 ケ ース を収 め るが 、搬 入 場所 の容量 を越 え る部 品 を搬 入す る こ とは で きない 。小 物 部品 の場 合 はケ ース を縦 に積 んで おい て、必 要 な数だ け部 品 をと りだす こ とが可 能だが 、大物 部 品 の場合 は地 面 に並べ る ので 、奥 の 部品 を と りだそ う とす る と、前 の部 品 を移 動 させ な けれ ば な らず 、あ ま り多 齢 種 の部 品 をお くこ とはで きない

(5)ス ト ッ ク ヤ ー ド

ス ト ッ ク ヤ ー ド の 容 量=ス ト ッ ク ヤ ー ドに は駐 車 ス ペ ー ス に 限界 量 が あ る 。 ま た 、 製 品 の 保 管 に は 、保 守 に 関 わ る費 用 、 税 金 な ど の 諸 費 用 が か か る 。 こ れ は 部 品 の 保 管 よ り

も高 価 に な る 。 ま た 、 モ デ ル チ ェ ン ジ や 設 計 変 更 な ど の 問 題 か ら 、 な る べ く長 い 期 間 の 保 管 は避 け た い 。

ス ト ッ ク ヤ ー ド の 在 庫 車=ス ト ッ ク ヤ ー ド に 対 象 機 種 の在 庫 車 が あ る 場 合 に は 、 そ の 製 品 を振 り当 て す れ ば よ く、 急 い で 組 む 必 要 は な い 。

(6)製 品 運搬作 業

工 場 か ら各地 デ ィー ラー に製 品 を出荷 す る時 、 同一搬 入先 ご とに輸 送 トラッ クに複 数 台 の製 品 を載 せ るが 、搬 入先 ご とに製 品が組 み 立 て られ る と トラ ック待 ちが 減 るの で都 合 が よい。

(7)部 品構 成

違 う機 種 で も同一 部 品 を使 って い る場合 が多 々あ る ので 、組 み立 て作 業 は、製 品 レベ ルの連 続 同一種 類 の数 と部 品 レベ ル の同一種 類 の 数 には違 い があ る。 つ ま り、 ライ ン上 で 同 じ機種 の 果品 が3台 つ つ しか並 んでい な くて も、 あるSHOPで 並 ぶ部 品 は共 通部 品 で あ る た め 。13個 以 上 す べ て 同 じ部 品 で あ る とい う ケ ー ス もあ り得 る 。 ま た 反 対 に 振 り当 て られ た仕 様 に よ っ て は 、 同 じ機 種 が ラ イ ン上 に 並 ん で い る の に 、 一 台 つ つ 異 な る 部 品 を装 着 す る こ と も あ る 。

4.5ポ リ シ ー の 優 先 度

上 記 の ポ リ シ ー に つ い て 、 優 先 度 を つ け る と以 下 の 通 り とな る 。 小 型 ラ イ ン の 場 合1

1.ど の 機 種 も毎 日生 産 さ れ る程 度 に な る べ くバ ラす 。 2.組 立 ロ ッ トサ イ ズ を守 る 。

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隔硝 幽■闘■■■■■■■■■■■■■■膨

3.機 種 の 部 品 構 成 を考 慮 した 、組 立 作 業 の 効 率 を考 え る 。 4.在 庫 車 両 を 減 らす よ う に す る 。

大 型 ラ イ ンの 場 合:・

1

1.組 立 作 業 の効 率(特 に段 取 り変 え 作 業 の 発 生 瀕 度)を 考 え る 。 2.納 期 に 間 に あ う よ う に す る 。

3.輸 送 の 効 率 を考 え る。

4.在 庫 車 両 を 減 らす よ う に す る 。

4.6制 約 、 ポ リ シ ー か ら ラ イ ン搭 載 計 画(機 能 モ デ ル)を た て る

以 上 、 定 義 して き た オ ブ ジ ェ ク トモ デ ル 、 目 標 、 制 約 、 ポ リシ ー の 優 先 順 位 を考 慮 し て作 成 した ラ イシ 搭 載 順 序 立 案 プ ロ セ ス を図33に しめ す 。各 プ ロ セ ス は 制 約 や ポ リ シ ー か ら得 ら れ て い る 。 こ れ ら の処 理 プ ロ セ ス の順 序 に つ い て は シ ス テ ム 実 装 に よ る 影 響 が お お きい が 、 ど の ポ リ シ ー に重 要 度 を もた せ る か と い う よ う な判 断 は 設 計 時 に あ き ら か

に す る 。

大 型 ラ イ ン の場 合 も小 型 ラ イ ンの 場 合 も まず 、 「納 期 に 間 に 合 う よ うな順 序 」 と い う 「制 約 」 を ク リ ア し た 案 に つ い て 、 そ の 他 の ポ リ シ ー か ら の 選 択 処 理 を お こ な っ て い る 。

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31

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回 … 別 一 一 す 響 婁の 並 び 卸 頃 回 へ 薗 一 う一 懸 う 順 序㌃ 論 ㊥ 声

大型ライン/

組 付作 業 の 回数 を計算 す る

1

納期 に間に合 う

並び順 ゆ

治具 取替作 業 の低減

毎 日

毎 日生産す る順番 を 選び 出す

小 型 ラ イ ン

生産 したい 搬入作 業 の

回数 を計 算す る

並 び順 ご との 取 り替 え 回数

[亟]、

/搬 入 作業 ● /一 〆 の低 減

ポリシー 灘 轍[圃

I/̲̲/

最 も回数 が ライ ンの稼働 状 況

少 ない もの を 搭載順 序

購 序とする \

ラ インオ ン時 間 を計算 す る

\ ライン騰 画/

1

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図33:搭 載 順 序 立 案 プ ロ セ ス

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5ま と め

5.10MTの 評 価 と改 良 す べ き点

は じめ に 述 べ た よ う に 、OMT方 法 論 を業 務 レベ ル で 利 用 可 能 に す る に は 、

1

1.対 象 業務 世界 を支 え るオ ブ ジェ ク トを洗 い 出す手 法 を整 備す る

2.オ ブジ ェ ク トモ デ ル上 にデ ー タフ ロー 図や状 態遷 移 図 を構 築す るため の手 法 を整備 す る

の2点 を改 善す る必 要が あ る。本 報告 で は この うち2に 対 して一つ の解 を得 る こ とが で きた。す なはち 、以下 の手 順 に従 って明確 な基 準 の も とに機 能 モデ ル を構 築す るこ とが で きる。

1.対 象 世界全 体 の構造 の定 義(図1)

2.対 象 世界 を構 成 す る要素(部 門)内 にお いて 「処 理」 の世界 を記述 す るに あ た って必 要 とな る 「もの」 の洗 い 出 しと関連 づ け

3.・ 対象 世界 の 「場 」 とな るオブ ジ ェ ク ト群 につ い ての モデ ル構 成 の再 吟味

・対 象 世界 の 「主 人公 」 とな るオブ ジ ェ ク ト群 につ いて の状 態 とその遷 移 の 把 握

・情 報 の 入 力 源 と な る オ ブ ジ ェ ク ト群 に つ い て の、 そ の 利 用 先 の 決 定

・制 約 や ポ リ シ ー に 関 連 す る オ ブ ジ ェ ク ト群 の 識 別 4.オ ブ ジ ェ ク トモ デ ル の 仕 様 化

5.目 標 の 決 定 6,制 約 の 洗 い だ し

7.ポ リ シ ー の 決 定 と優 先 順 位 づ け

8,種 々 の 制 約 を 充 足 しつ つ 、 ポ リ シ ー に従 っ て 機 能 モ デ ル(ラ イ ン搭 載 計 画) をデ ー タ フ ロ ー 図 で 表 現 す る

一 方、1の 問 題 に 対 して は 、 オ ブ ジ ェ ク トの 洗 い 出 し法 そ の もの に 対 す る 手 段 は確 定 し え な か っ た が 、 オ ブ ジ ェ ク トモ デ ル の 果 た す 役 割 が 明 確 に な っ た 。

す な は ち 、 図 』34にお い て 、 オ ブ ジ ェ ク トモ デ ル は 、機 能 モ デ ル を構 築 す る に あ た っ て 充 足 さ れ るべ き制 約 の 表 現 の 土 台 と して の 役 割 を果 た す 。 制 約 を 充 足 させ る程 度 は 、 ポ

リシー に従 い機 能 モデ ル と して表 現 される。

この事例 研 究 を通 じて 「計 画 立案 」 タイプ のアプ リケー シ ョンに対 す る分 析法 が あ る程 度 明確 にな った。す な はち 、OMT方 法論 で は明確 にそ の役 割 が 述べ られて い ない各 オ ブ ジェ ク トの制 約 が重 要 な因子 と して浮 か びあ が って きた。 この 制約 と目標 の うち どれ を重 要視 す るか 、また優先 順位 をど うす るか に よって構 築 され る システ ムが変 わって く る。入 力情 報 、プ ロセス に制 約 を与 え る条 件 の ほか 、ポ リシー に よって シス テムの機 能 モデ ルが構築 され る。

構 築 され るシス テムの評価 は この制 約や ポ リシー を どの程 度満足 させ るか で決 ま る。(図 35)。 工 場 の能 力 に もとず い た制 約 か ら計 算 され る搭載 順序 は、 その搭 載順 序 で 生産 工

33

1

1.

1

ポ リ シ ー 機 能 モ デ ル

1オ ブ ジ ェ ク ト1

図34:オ ブ ジ ェ ク トか らの 目標 の 達 成

入 力

ポJ

計画 立案

制約

計画 評価

評価関数

評価結果

図35: シス テ ムの評価

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