Sequence of Background colorSCDC
実験 4 の追試に成功した
4.4 第 4 章のまとめ
(1) 項目 / 画面が少ない時,
2 色の背景色が項目提示ごとに変化するだけで 背景色文脈依存効果は生起
(2) 背景色は非意図的に関与する
(3) 背景色は記銘項目全体の手がかりにはならず
画面ごとの項目に対して手がかりとして機能する
第 5 章
総合的考察
5.0 結果のまとめ
(1) 1
画面に6
項目を同時提示したとき2
色の背景色が ランダムに変化 文脈依存効果○単純に交替 文脈依存効果×
(2) 1
画面あたりの同時提示項目数が3
個以下のとき2
色の背景色が変化するだけで 文脈依存効果○(3)
背景色は非意図的に関与する(4)
背景色はその色で提示された項目全体とは連合しない 各画面において同時に存在した背景色と項目(
群)
が連合5.1 同時提示における背景色文脈依存効果
5
項目以上が連続して同一背景色で提示されたとき 文脈依存効果×(Isarida & Isarida, 2007)
6
項目が同一背景色の下で同時提示されたとき 文脈依存効果○(
第3
章実験2
・3)
◎視覚的環境情報である背景色の場合 空間的に集中提示した項目に対しては
文脈手がかりとして機能する 時間的に集中した項目に対しては
文脈手がかりとして機能しない
A B C D E F
G H I J K L
A B
n
場所や
BGM
の場合 実験セッションを通じた項目全体に対して文脈手がかり として機能
5.2 背景色の非意図的利用と慣化
背景色の非意図的利用
⇒背景色文脈効果は非意図的過程によって生起
非意図的過程は慣化の危険を内含(Dbbets et al., 2001; Isarida & Isarida, 2007)
刺激の予測可能性による脱慣化
(e.g., Herry et al., 2007)
慣化 背景色変化
慣化維持 文脈依存効果 消失 文脈依存効果
低
予測可能性
5.3 項目負荷と変化様式の相互作用
背景色文脈依存効果は
2
つの相互作用によって規定される 画面あたりの提示項目数
背景色変化の 予測可能性
項目負荷
/
画面 予測可能性 慣化 文脈効果 高い→
高い→
維持→
消失↳
低い→
解除→
生起低い
→
高い/
低い→
解除→
生起Alternate
Random
5.4 背景色の定義するエピソードの範囲
背景色はその色で提示されたすべての項目に対し 検索手がかりとなりうる
背景色と項目は
グローバルなエピソード記憶痕跡としては符号化されず
同時に存在していた画面ごとに局所的なエピソード記憶痕跡 として符号化される
A B C D E F
G H I J K L
n1 n2 n3 n4 n5 n6
独立したエピソード 個別に検索
画面内で完結した エピソード
5.5 まとめ
視覚的環境情報の
1
つである背景色文脈は各画面における情報処理を別個のエピソードとして定義
⇒背景色以外の視覚的環境情報も同様の機能である可能性
画面を構成する情報が持続→
連続的に行われている情報処理エピソードの一貫性を保持画面を構成する情報を変化
→
変化前後の情報処理体験の弁別性を高める
ドキュメント内
自由再生における背景色文脈依存効果
(ページ 43-52)