• 検索結果がありません。

人に対するマネージメント についての検討

医療法人社団仁泉会 としま昭和病院 在宅診療部   大部 幸

2016

年 としま昭和病院 手と手連携の会

『わしに言わせろ リターンズ

4

』 

2016

2

19

患者背景

性別 3人 女5

年齢(平均) 69歳 女88歳 全体81.1

住居(階段利用) 一軒家3 (0) 集合住宅5 (2) 要介護度(人) 要支援 (1), 要介護1 (1), 2 (4), 3 (1), 4 (1) 経済的背景 生活保護3 (2人、女1)

家族の支援(人) 有 (2), (6)

ADL自立度(人) 独力で外出 (4), 外出時介助必須 (3), 終日ベッド (1) 認知症(自立度) 社会的に自立 (3), 見守りで自立 (4), 自立困難 (1) 栄養状態(人) (7), 不良 (1)

基礎疾患(人) 脳血管障害 (3), 糖尿病 (1), COPD (1), 悪性腫瘍 (1), 脊椎疾患 (2)

訪問診療が必要となった理由

  歩行障害があり介助で外出可能であるが、

  通院時の付き添いがいない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3

  

  軽度認知障害により通院日を忘れてしまう・・・・・・・・・

2

  

  サルコペニア(筋肉の低下)により定期通院が困難・・・

1

 

抗癌剤治療の副作用のため定期通院が困難・・・・・・・

1

  超高齢に伴う

ADL

低下・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1

 

マネージメント困難な症例の検討

84歳女 86歳女 80歳男

主な病気 多発性脊椎骨折 高血圧、糖尿病 COPD、在宅酸素

軽度認知障害

利用サービス (/)

ヘルパー (3)

デイサービス (2)

ヘルパー(2), 訪看 (1) デイサービス (2)

訪問リハビリ (1) 在宅薬剤管理

ヘルパー (3)

訪問看護 (1)

在宅薬剤管理

介護度 要介護 2 要介護 2 要介護 2

家族の生活支援

生活不活発病

室内の片付け拒否

住環境 物があふれ不衛生 物が多く整理困難 著しく不衛生(ゴミ屋敷) サルコペニア

(筋肉の低下)

低栄養

症例 : 84 歳女(要介護 2 )

低栄養

サルコペニア(筋肉の低下)

生活不活発病

掃除を嫌がる

入院時 入院8日後 入院19日後 アルブミン値(g/dl) 3.1 2.8 3.3

体重(kg) 32 (浮腫あり) 29.8 30.4

食事量( kcal/) 1000 以下 1200 1800

歩行距離(M/) 数メートル 175 M 175 M + 階段

短期入院での治療目標

・ 自由に歩行できる空間の提供

・ いつでも会話できる環境の提供

・ 適切なバランスのとれた食事の提供

・ リハビリの提供 

特別な治療を行わずとも軽快

在宅でも室内で歩いて、しゃべって、ちゃんと食べること

症例 : 84 歳女(要介護 2 )

低栄養に対し、管理栄養士による在宅での食事の選び   方を指導。居宅栄養食事指導の導入を予定。

サルコペニア(筋肉の低下)に対し、住環境の改善と訪   問リハビリを開始。

生活不活発病に対し、可能な限り介入を増やす予定。

掃除を嫌がることに対し、徐々に不要な物の廃棄・掃除   を、同意を得ながら粘り強く継続する。

問題点への対策

考察

訪問診療中の患者の

ADL

を保つための対策

対策

生活環境を整える(部屋をきれいに)。協力を得るため粘り強く!

対策

患者自ら動くことが少ない時は、リハビリを。

対策

栄養状態の正確な把握に努める。口腔内の観察も大切(訪問歯科)。

訪問診療が開始となった理由と対策

サルコペニア(筋肉の低下)、軽度認知障害で通院が困難となった症例  ⇒主治医やケアマネジャーが早期に介入を行い、

ADL

低下を遅らせる。

対策

生活不活発病・サルコペニアのチェック。

対策

認知症のチェック(家事・服装・室内等の変化)。

対策

早期の診断と適切なサービスの利用を勧める。

生活不活発病とは

•   廃用症候群リハビリ

•  嚥下障害短期入院検査

•  ADL 維持リハビリ

生活不活発病にならないために!

生活不活発病になっていると思ったら・・・!

有効です

関連したドキュメント