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Oracle

サーバ 1 と 2

次の表は、このソリューションで使用されるOracle E-Business Suiteアプリケーション・

サーバ1と2向けの仮想マシンの構成を示します。

コンポーネント 説明 オペレーティング・

システム

Red Hat Enterprise Linux 5(64ビット)リリース5.3

カーネル 2.6.18-128.el5 #1 SMP

CPU 仮想CPU×2

メモリ 4,096 MB

ディスク構成 • ルート80 GB仮想ディスク

• 共有APPL_TOP:/u01/appsとして

G2SVOEBSINFRA01.g2sv.emc.com:/u01/apps からの300 GB NFSマウント

Oracleアプリケーション

のバージョン

12.1.1

Oracle E-Business Active

Tierのコンポーネント • フォーム

• Web IASのバージョン 10.1.3.4.0

Oracle E-Business Suiteインフラ ストラクチャ・

サーバ

このサーバは、他のOracle E-business Suiteサーバそれぞれに対し、NFSを介した共有

APPL_TOPファイル・システムを提供します。また、ソフトウェア・ベースのネット

ワーク・ロード・バランサーの機能も実行します。

仮想化された Oracle 環境の検証

チューニング・

テストとベース ライン・テスト

次のテストが実施されました。

• 可用性テスト

• チューニング・テスト 可用性テスト

OATS(Oracle Application Testing Suite)サーバ(バージョン9.01.0165)が仮想マシ ンにインストール/構成されました。このサーバは、テスト環境外で実行し、Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition Service Pack 2を使用しており、2つの仮想 CPUと4 GBのRAMを提供します。

OpenScriptを使用して、Oracle E-Business Suiteにログインし、General Ledgerジャー ナルに対してクエリーを実行し、T-Accountsを使用してジャーナルをレビューしたス クリプトが記録されました。その後でこのスクリプトはログオフしました。

このスクリプトは、General Ledgerジャーナルのクエリを繰り返し、起動時にログイン をレビューして実行のみを行い、最後にログアウトするよう修正されました。2つのス クリプトが作成されています。1つはOracle Application Serverミッドティア1向けで あり、もう1つはOracle Application Serverミッドティア2向けです。

Oracle Load Testing for Web Applicationsを使用して、2つのテスト・スクリプトそれ ぞれが、10の仮想ユーザーを増やすよう許可されました。この結果、20のユーザーの ロードが提供され、それは、1つのミッドティアにつき10のユーザーというように均 等に配分されました。

このロードの目的は、テストのパフォーマンスではなく、VMware VMotionおよび

Storage VMotionを使用した移行を実行中でも、ユーザーの操作性が変わらないことを

確認することでした。

このテストは、移行中すべての仮想ユーザーがエラー無しで継続的に操作を行えた場合、

成功したと見なされます。

チューニング・テスト

変更を実行する前の元の構成の基準を明確にする目的で、広範囲に及ぶデータベースI/O を実行するための、時間のかかるコンカレント・プログラムが選択されました。このコ ンカレント・プログラムGather Schema Statisticsは、データベース仮想マシン上で稼 働し、テスト・インフラストラクチャでこのレベルの要求を満たす、データベース全体 で実行するための優れた候補となります。

このコンカレント・プログラムは、次のコマンド・ラインからサブミットされました。

ベースライン・

テスト

20の仮想ユーザーのWebアプリケーション向けのベースラインOracle Application

Testing Suite Load Testingが実行されました。これにより、次のグラフに示すとおり、

ベースライン・テストの実行中、1~3秒の安定した応答時間が得られました。

vStorageへの RDM

(Raw Device Mapping)の カプセル化

VPLEX Metroにボリュームをカプセル化した後、20の仮想ユーザーのWebアプリケー

ション向けのベースラインOracle Application Testing Suite Load Testingが再度実行さ れました。仮想ユーザーが体感する応答速度は、ほぼ例外なく1~3秒に収まり、先ほ どのテストと同じ結果になります。平均の応答速度は、1.43秒まで低下しています。

次のグラフで応答速度を確認できます。

VMotion 移行テスト

次に実行されたテストでは、サイトAからサイトBにすべての仮想マシンを移行しま した。このテストは、OATSで20の仮想ユーザーを開始してから約25分後に行われ ました。仮想ユーザーに対する影響は、移行中および移行後も認められませんでした。

テスト・サイクルに要した25分から40分のうち、各移行にかかった時間は5分以内 でした。次のグラフで応答速度を確認できます。強調表示された領域は、VMotionの移 行期間を示しています。テスト全体の平均の応答時間は1.56秒で、移行期間における 平均の応答時間は1.62秒でした。

移行時間を次の表で確認できます。

仮想マシン VMotionの開始 VMotionの完了 時間(分:秒)

APPS-01 05:28:45 05:32:21 03:36

APPS-02 05:32:21 05:35:59 03:38

INFRA01 05:35:59 05:39:37 03:38

DB10 05:39:37 05:43:29 03:52

FCに関する 100 kmの 距離のシミュ レーション

次のテスト・セットでは、100 km離れている2つのVPLEX Metroのシミュレーション を実行しています。20の仮想ユーザーのWebアプリケーション向けのベースライン Oracle Application Testing Suite Load Testingが再度実行されました。このテストによ り、次のグラフに示すとおり、ベースライン・テストの実行中、1~3秒の応答時間が 得られ、平均応答時間は1.48秒でした。

このベースライン・テストの完了後、20の仮想ユーザーのWebアプリケーション向け のベースラインOracle Application Testing Suite Load Testingの負荷がかかった状態で、

VMotionを使用してすべての仮想マシンがサイトAからサイトBに移行されました。

このテストの実行中、1~3秒の安定した応答時間が得られました。次のグラフに示し たとおり、テスト全体の平均の応答時間は1.59秒で、移行期間における平均の応答時 間は1.83秒でした。強調表示された領域は、VMotionの移行期間を示しています。

仮想マシン VMotionの開始 VMotionの完了 時間(分:秒)

DB-01 07:33:55 07:38:24 00:04:29

APPS-01 07:38:39 07:42:32 00:03:53 INFRA-01 07:42:32 07:46:30 00:03:58 APPS-02 07:46:30 07:50:32 00:04:02

予想したとおり、ネットワークのレイテンシーが1 ms増加することで、VMotionを使用 して各仮想マシンを移行するのに要する時間が若干延びています。移行期間中、トラン ザクションの平均応答時間も増加しますが、許容できる範囲に収まっています。

バッチ・

プロセス・

テスト

環境に変更を加える前に、データベース内のすべてのスキーマの統計情報を収集するの にどのくらいの時間がかかるのかを確認するため、ベースラインが取得されました。

このテストは、13:39:15から19:26:10まで(5時間46分55秒)実行されました。

カプセル化およびサイトAからサイトBへの移行の後、このテストは、合計4時間52分 52秒かかりました。次の表にバッチ・ラン時間が示されています。

サイトAからサイトBへのライブ移行の実行中または移行の実行後も、バッチ・プロ セスで障害は発生しませんでした。さらにこのプロセスはバッチ・プロセスを認識しま せんでした。

バッチ・プロセスはデータベースと同じ仮想マシンで実行され、標準的な実行において ネットワーク・レイテンシーは要素として考慮されませんでした。したがって、ベース ライン・バッチ・プロセスは、ネットワーク・レイテンシーの影響についてはテストさ

テスト名 開始時間 終了時間 時間 VMotion ベースライン 13:39:15 19:26:10 5:46:55 - カプセル化後 12:07:33 16:24:02 4:16:29 - 標準の

VMotion実行

10:46:43 15:39:35 04:52:52 03:28

100 km ベースライン

18:22:05 23:46:17 05:24:12 -

100 kmレイテ ンシー:

VMotion

08:23:47 13:49:55 5:26:08 04:29

結論

要約 今日のオンデマンドの24時間365日の運用によって生じるビジネス課題を解決するには、

データの高可用性を確保し、企業にとって適切な場所、時間、コストでデータを利用 できるようにする必要があります。このソリューションは、VMware vSphere 4、

SAP、Microsoft SharePoint Server 2007、SQL Server 2008、Oracle E-Business Suite

Release 12を使用した仮想化されたアプリケーション環境におけるVPLEX Metroの

新しい仮想ストレージ機能を示しています。

EMC VPLEX Metroにより、企業は、次の項目を実現することで、それぞれの仮想スト

レージ環境をより効果的に管理することができます。

• 既存のアプリケーションおよびインフラストラクチャとの透過的な統合

• サービスを停止させることなく、リモート・データセンター間でデータを移動させる 機能

• 予定されていないアプリケーションの停止が発生した場合の保護機能の向上

• 保守およびテクノロジー更新オペレーションを行うためにストレージ・アレイ間で データ・ストアを無停止で移動させる機能

結論 このソリューションでは、VMwareのVMotionテクノロジーを使用することで、ワーク ロードを移行できるよう、100 km離れた場所にある複数のデータセンター・サイトに 展開しているESXサーバにLUNを提供することに対するVPLEX Metroの有効性を検証 しました。アプリケーション・セクションで詳細に説明したように、仮想マシンの移行 時間はすべて許容範囲に収まっており、すべてのケースで、移行中にユーザー・アクセ スが遮断されてしまう事態は発生しませんでした。

分散されたミラー・ボリュームを使用して、同じデータを両方のサイトに保持し、キャッ シュの一貫性を確保しました。テストの結果、100 km離れた距離において、予想され る許容範囲内に収まったことが検証されています。

このテストの結果、エンド・ユーザーに対して影響を与えることなく、サイトAから サイトBへの仮想マシンのライブ移行を迅速に実行できることが証明されました。

このテストで示されたVPLEX Metroの機能は、運用およびビジネスに関する要件をサ ポートするため、大都市圏のデータセンター間における真の意味での動的なワークロー ド・バランシングと移行を実現できることを示しています。VPLEX Metroは、本当の 意味での拡張性を備えた動的な仮想データセンターを提供するため、ストレージの柔軟 性を備えたVMware vSphereにより、サーバ・インフラストラクチャにおける柔軟性 を向上させます。

次の手順 このソリューションおよび他のソリューションに関する詳細については、

EMC担当営業までお問い合わせいただくか、次のサイトにアクセスしてください。

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