部門別投資額の修正に当たって公共部門では農業投資が削減され,水力開発部門
と運輸通信部門との投資額は増加IL,水利部門投資額も著しく増加した。公共部門 投資額の削減部分は主として工業部門に吸収されたがその理由は__,.定件数のプロジ ェクトが民間部門に編入されることとなったからである。このように投資計画を修 正した目的は既存の生産施設を最大限に利用することを通じていまある生産工場を 整備拡充するため,また農業に依存した輸出品を生産する特定工業業種を拡大強化 するためで、あるω
公共部門で農業投資額が削減された理由は西パキスタンの肥料補助金交付率が引 き−Fげられたためであるυ つまり,農村地帯で金肥使用が普及して来たため,中央 政府は凶パキスタンの肥料補助金交付半を引き下けう民間部門に施肥普及計画実施 の責任を負わせることに決定したυ この措置によって公共部門投資割当額は著しく 節約できることとなり,そしてまた大規模で、しかも多くの費用を必要としない肥料 分配計画を作成できることとなった。農業部門と工業部門とに関する投資計画では 投資額削減にもかかわらず、成長率を維持で、きるよう計画内容が調整された。
このように長期プロジェクトの実施を延期して部門別投資比率を改善すること,
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パ キ ス タ ン ( 3月〕
農業開発のため最新技術を活片jすること,現行工業生産施設を徹底的に利用するこ とはパキスタン開発計画修正の基本的目的である。
第3次計画の主要目標としては東パキスタン開発の促進がある。
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原案では公 共部門投資計画に定める300億ノレピーのうち160億ルビーを東パキスタン, 140億ノレ ピーを西ノミキスタンに割当て,民間部門投資計画に定める220億/レピーは東西両州 に均等に割当てる予定であった。公共部門での東パキスタン優先投資方針は修正計 画でも踏襲され,しかも割当額はやや割増しとなった。改訂計画に定める計画i
実施 費310億ノレピーの州別内訳は束ノ之キスタンが166億ノレピー(5:L5%λ 西パキスタン が144億ルピー(46.5%)である。計画原案では投資総額520億ルピーのうち32%160億ルピーは外国援助資 金, 68%は国内資金で、それぞれ賄われる。
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両実施初年度と次年度とにノζキスタン 債権国会議が供与を約束した援助資金の額は予想、に反し約40%減となったυ しかし この不足金の一部分は債権国会議加盟国以外の諸国が提供した援助資金で補填され た。もし今後3年間の計画実施期間に諸外国の援助を子想通り得られるとすれば,d
十両実胞のため諸外国の供与す・る援助資金は計画原案に見込んだ棋に達するであろ う。ただし輸出は計画案作成当時の見込を超えてはるかに好調であるため,外|玉!援 助資金にある程度の不足が生じたとしても輸出収入増加分で、この不足を補うことが できょう。計画原案では|玉
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内資金に250億ノレピーの不足が生ずること,この不足金のうち150 億ノレピーが現行通貨事情に則応した赤字財政操作を通じて補填される見込みであった。修正計画の資金調達では公共部門事業計画に要する国内資金の不足額は40 億lレピーである。計画実施初年度と次年度とを通じですでに17億ノレピーの赤字が生
じたものと推計されている。計画では農業を主として一般経済が予定通り成長する ならば,この不足金を埋め合わせるに足る程度に国内資金が増加するものと予想し ている。ただし計画実施に際して投資目標に達することを第1とするあまり通貨と 物価との安定という非常に大きな要件を軽視しではならない。政府が軽視すること はありえないのであるが。
2. 修正第3次計画の内容
計画を修正するに際して,計画委員会は東西
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可州政府および中央政府関係各省と協 議しかつまた詳細な共同研究を行なった。その結果に基づいて下記のような結論が得られた。
(a) 計画原案に定めた開発計画の規模,基本目的,主要目標をそのまま修正計画
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パ キ ス タ ン (3月〉 で踏襲することは可能である。
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同 資金が予想外に不足する場ノ合に備えて公共投資計出;345億ルビーの総割当額 と300億の純割当額との差額を縮小することが望ましい。
(c) 諸部門に対する投資割当額を修正する場合,および、残った計画期間にどんな プロジェクトを実胞するか決める場合には事態、の推移を充分考慮して部門別計画の 優先順位を綿密に検討すべきである。
1il"]珂原案を修正するに際し −cJ原案に定める次の計
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日1}せをそのまま踏襲することに 決定された。すなわち(a)国民総生産の37%Jt/, (b) 550万人の新規就業,(c)東西両地域 所得較差の20%縮減,(d)輸出振興宣伝!内貯蓄増強とを手段とする自給経済の達成。修正計画の投資害1]当の地域別内訳は東パキスタンの割当額が182億8000万ノレピーか ら166億ノレピーに削減,西ノミキスタンの割当額が162倍;2000万ノレピーから144億ノレピー に削減された。この削減により両地域の割当額比率は原案通り不変となっている。
第3次計画初年度に生じたいくつかの困難のため必要となったこの計画修正では,
開発費支出割合が当初の11.0%を超えて14.2%に達するものと想定された。 この程度 の支出増加に備えて資金を賄うことは開発費支出割台が年間18%の卒で増加した第2 次計画の経過に照らして見て不11J能ではない。諸部門相互間と部門内部での計画優先 順位はー日己の原則に基づき決定された。
(a) 生産力を即時発揮する事業計画を優先し,長期事業計画の優先実施を認めな
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(b) 食糧の自給を確\'lし外貨を大量に獲得する計画,および国内貯蓄を増強させ るi}FI出jの作成と実施とを促進するu
農 業 部 門
以上述べた原則に基づき農業部門は第3次計画実施期間を通じて第1の優先順位を 受ける。この部門の重要性はすでに第3次計画で、は充分認識されているが, PL480に 基づく食組供給の見通しが次第に不確かとなり, またその条件も厳格となったため,
食糧自給態勢をできる限り短い期間に整えることが焦眉の急となった現在では, この 部門はさらに一層重要性をもつようになっている。 このことは別としても農業増産が 所得,輸出,物価水準に有利に作用することは第2次計画によってすでに証明された 通りである。農業部門に対する改訂割当額は当初割当額に比し11.9%減であるがこの ことは目標の縮小を意味しない。農業割当額が46億7000万ノレピーから41億1500万ノレピ ーに削減されたおもな理由は肥料と機械施設普及との補助金が削減されたためで, こ の削減額は2億8300万ノレピーである。 しかしその反面には農村での堀抜井戸増設費を
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パ キ ス タ ン (3月)
含む水利発電部門割当額がよ目加されたこと, 工業部門で肥料・農薬その他農業資材に 対する投資額が増額されたことなどから計画総投資額で農業の占める割合は41%にな っている。
水 力 開 発 部 門
発電部門の修正計闘では一律に4.2%の割当額削減が行なわれたο 電力|摘発計凶
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の 主要目的は下記の通りである。(
吋 シドヒノレガンジ地方と電化予定区域カノレナプリヒとの屯化に要する外|五|資金 の入手難に対応することと1666〜68年に生ずるものと予怨される束パキスタンの電 力不足に備えること。
(b) 東パキスタンの各大−都市における配電網を改善することu
(c) ハイデラパッド発電所使用不能で西パキスタン南部地域に生じ/こ電力危機を 克服するためガスタービンを増設することり
(d) 南部地帯火力発電工事第 2次施工計画を実胞ナることラ阿パニキスタンi,;,i部地 域でこの火力発電所とカラチとを結び西パキスタン北部地域でこの火力発電所とリ ヤノレプーノレとを結ぶ電路を設置すること。
水力部門で、は束パキスタンの水利工事計画の内容はやや整理された。水害防
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費は倍加した。西ノミキスタンでは施行中の工事計画を完遂することが当出の急務であ る。水利部門では計画実施に地元の資材, 労力・技術を最大限に利用するため経費節 約が見込まれるυ
工 業 部 門
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改訂に|探して多数のプロジェクトを民間部門に吸収させることができたため,公共部門での総投資の部門別割当額削減は,主として工業部門害1tlj額につき行なわれ た。かくして工業部門への当初割当額44億7千万ノレピーは19.5%減となった。 この削 減額の一部分は民間部門に対する割当額増加によって相殺される。工業部門での政府 投資と民間投資との比率は計画原案で、は35対日であったが, 民間投資の比率は今後高 まる予定である。投資計画が変更された理由は既存の生産施設を;最大限に利用するこ とにより現行生産工場を整備拡充することと農業に依存し輸出rW1を生産する特定工業 業種を拡大強化するためである。工業部門と諸他部門とでは長期計画の実施は優先実 施計画には含まれない予定で,例えば石油化学工業の優先順位はかなり後の方になる。
燃料部門と鉱物部門とでは 6億9千万ノレピーの当初割当額が 5億5千万ルビーに削 減された。その理由は石油資源とガス資源との探査費が民間部門に所管換えとなった ためである。
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