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1 東近江市の紹介

私たちが住んでいる滋賀県東近江市は、琵 琶湖の南東部に位置し、二度の合併により誕 生した面積388裄、人口約12万人の県下でも 有数の大きな都市です。

雄大な鈴鹿の山々に源を発するいく筋もの 清流が市内を流れ、母なる「琵琶湖」へとつ ながり、その流域には肥沃な大地が育まれ、

美しい田園風景が広がっています。また、近 江商人が築いた古い街並み、万葉集でも額田 王の『あかねさす紫野行き標野行き 野守は 見ずや君が袖振る』などと詠われたように万 葉ロマン溢れる地や、江戸時代から続く大凧

(現在では100帖敷の八日市大凧)などの歴史 文化が育まれてきました。さらには、鉄道網 や主要幹線道路も発達するなど人々がにぎわ う街です。

2 現在の活動状況とこれからの私たち 東近江市消防団は、団長を始め、8方面隊 26分団(支所単位)ごとに分かれて約1,000名 の消防団員が活動しています。その中で女性 分団を本部付けとして現在20代から40代の女

性8名が、HEART  RESCUE(ハートレスキ ュー)の愛称で防火・防災啓発を中心に活動 しています。団員はそれぞれ仕事・家事・育 児 も あ り ま す が 、 家 族 に 支 え て い た だ き 、 HEART  RESCUE(ハートレスキュー)のマ スコットキャラクターの「うーちゃん」と一 緒に女性ならではの視点で元気に啓発を進め ています。

啓発の中で最も多く活動しているのは、市 内の幼稚園・保育園などでの紙芝居です。紙 芝居の後には、団員同士で考えたクイズで紙 芝居の中身をおさらいしたり、シーツを煙に 見立てて、煙の中を逃げる体験をしてもらっ たりしています。子ども達にわかりやすく伝 えるために、日々試行錯誤しつつ啓発に取り 組んでいます。

その他にも、市内のケーブルテレビでの啓 発や火災予防週間の街頭啓発なども行ってい ます。

また訓練としては、礼式訓練や救命講習、

DIG(災害図上訓練)を受講し、いざと言う ときにしっかりと活動できるよう備えていま す。団員の中には、上級者用救急救命講習の 資格を取得し、市の防災訓練の時には、消防 署職員と並んで、市民の皆様へ救命のポイン ト等を指導しています。

しかし、女性消防団員は団員数も少なく、

全体の1%にとどまっているため、私たちの 活動状況については、地域の方々にはまだま だ周知できていないのが現状です。これから の活動として、もっと身近な存在になるよう にしなければなりません。

そのためには、自分達で出来ることから率 先して行動すること、例えば「大きな声であ 近江市消防団 女性分団 分団長 

辻 千亜紀

いさつをすること」や「わかりやすい啓発活動」

を通じて、ボランティア活動が好きな学生や子 育てが少し落ち着いたお母さんなどに声を掛け ていき、少しでも消防団に興味を持ってもらえ

るよう、努力をおしまないことです。

『女性分団がいないと何か物足りない』と 言われるような活動を今後も継続していきた いと考えています。

日光市栗山消防団の渓流釣り名人こと鷹觜哉偉さんを紹介 します。

鷹觜さんは通勤時間3分の地元企業に就職しており、災害 時にはいち早く駆けつけ、団幹部及び団員からの信頼も厚い 人物です。また、釣りに関しては最適な環境に居る為、釣り のシーズンともなれば、朝に夕にほぼ毎日釣りを楽しんでお り、日曜日ともなると幻の日光岩魚を追って、山の奥深くへと入っていきます。鷹觜さんが一度 渓に入ると、その後渓に入った人はまったく釣れない、という伝説もあるほどの名人ですので、

釣果についてはご想像にお任せします。

鷹觜さんは、釣った魚は惜しげもなく友人、知人に分け与える太っ腹でもあり、今年行なわれ た栃木県防災館ふれあいデーの消防団物産コーナーでは、自分で釣った天然岩魚100匹を塩焼きに して、安価で提供し1時間で完売したと大変喜んでいました。

日光市栗山地域は天然岩魚の宝庫です。皆さんもぜひ日光市栗山地域を訪れて、岩魚釣りを体 験してみてはいかがですか。鷹觜名人がやさしく指導してくれるかも?

日光市栗山消防団 第2分団 部長 鷹觜 哉偉

平成元年に阿南市消防団に入団以来、現在は見能林分団の 部長として地域の防火活動や団行事において中心的役割を努 めるかたわら、長年にわたり全日本少年硬式野球の阿南シテ ィホープで球団代表を努め、その熱血指導と情熱は関係者の みならず大勢の知るところです。グランドに響き渡るノック の音や歓声にまじり、愛情たっぷりの激励を送る野太い声が 聞こえてきます。最近の嬉しい事として、かつて少年野球で 指導した子供達が成人して消防団員として入団してくれる事 だそうです。

阿南市消防団 部長 中川 満雄

現在、桐生市消防団副団長として活躍している青木仁郎氏 は、防火意識、郷土愛、使命感すべてにおいて消防団をこよ なく愛している方です。また、縁戚筋には代々消防魂が受け 継がれており、9代遡るとその中に12人もの消防団員が活躍 した経歴をもっております。平成12年には、所属する消防分 団の4分1が青木氏の縁戚であったため、地域の消防関係者 には「消防一族」と呼ばれており、縁戚が集まれば消防談義 に花が咲き時間を忘れるほどだそうです。

桐生市消防団 副団長 青木 仁郎

神戸市女性団員第1期生。常に冷静で男性団員も黙らせ る迫力があります。眞弓さんは、だんじり祭りにも出てい ます。さらしを巻いて勇ましい姿は男前?です。わが町を 守る消防団員にはピッタリです。そんな団員がいる東灘消 防団では、今回の震災地へエールを送ろうと、Tシャツを そろえ活動しています。この思いが届きます様に。

神戸市東灘消防団 本団 黒木 眞弓

中間市出初式や三大祭り(筑前中間さくら祭り・同川まつり・同やっ ちゃれ祭り)等のイベントにおいて、和太鼓の演奏を通じて市民の防災 意識の高揚に努める可憐な女性消防団員11名が演舞する「中間まとい太 鼓」社中を率いる師範が、内野民夫班長です。

自慢の上腕二頭筋と背筋力を駆使した力強い太鼓打ちと素早い土嚢積 み作業が売りの、郷土愛あふれる頼りになる遠賀

お ん が

がわ

・川筋男

かわすじおとこ

です。

中間市消防団 第5分団 班長 内野 民夫

井上氏は平成8年に入団。平成20年のポンプ車操法大会の選手とし て出場し、準優勝を果たすなど消防人として活動を続ける一方、入団 前から所属する「御所太鼓 燿」で培われた和太鼓の実力はピカイ チ!市内外からのイベント依頼が数多く、消防出初式や昨年の「全国 女性消防団員活性化奈良大会」情報交流会にも花を添えています。自 らの技能向上とともに和太鼓教室生への「アメとムチ」の指導は定評 です。左写真は、生徒達に取り囲まれる中、大きな掛け声と笑いとと もに撮影したもの。多くの人から愛され、それに応えようとする彼へ の期待は大変大きく、消防団にとっても将来が本当に頼もしい存在であります。

御所市消防団 第2分団 団員 井上 剛敏

安芸高田市は、郷土芸能「神楽」が非常に盛んな地域です。安芸高 田市消防団の宮岡副団長は、「地域を自分たちで守る」という強い気持 ちで消防団活動に取り組む傍ら、地域の神楽団の代表として活躍され ています。消防団・神楽団いずれの活動も、入団して30年をこえまし た。

安芸高田の神楽は、舞人の動きの激しさ、太鼓や笛が奏でる奏楽の 軽快さ、衣装の豪華さから、県内外から注目を浴びています。神楽専 用舞台を有する神楽門前湯治村では、市内22神楽団が交代で、週末に 神楽公演を行っています。

宮岡副団長は、秋祭り神楽奉納や湯治村神楽公演を通じて、「永い伝統のある神楽を後世に伝え ていきたい」と、他のメンバーとともに伝承に励んでいます。

安芸高田市消防団 副団長 宮岡 泰之

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