転
︑ 面 掃 除
︑面 捨 炭︑ 指 導員
︑ タッ カ ー マン
︑ 面発 破
︑面 内 炭 割︑ 面 内断 層 切︑ 沿 層掘 進 掘 進夫
指導 員
︑掘 進
︑運 転
︑ピ ン 切 り
◎
運 転︑ ピ ン切 り は協 働 作 業の 場 合に 限 る Aロン グ 山固 め
︑回 収
︑原 動 山 固め
︑ ロン グ 面 鉄柱 カ ッペ 整 理︑ 炭 壁注 水 支柱 夫 B
一般 指 導員
︑ 拡大 支 柱︑ コ ン クリ ー ト︑ 下 盤 打︑ 仮 修 及 山 固 め
︑粘 土 捲
︑密 閉
︑ 下 水 堀
︑ 鉄柱 整 理︑ バ ック 堀
︑遮 断 枠 構築
︑ 支柱 先 山 養成 運 搬夫
ロン グ 積口
︑ 運搬 指 導︑ 手 押 炭運 搬
︑積 込 漏 斗抜
︑ ピン 切
︑電 車 運転
︑ チ ップ ラ ー明
︑ 差 込 夫
︑ 軌道
︑ ロン グ 材運
︵ タッ カ ー 運転 を 含 む
︶︑ 材 料運 搬 機 械夫
圧搾 運 転︑ ベ ルト 運 転
︑ポ ン プ︑ 捲 上︑ エ ン ドレ ス
︑タ ッ カー 運 転
︑原 動 機運 転
︑各 種 運 搬 A
コ ン ベ ヤ ー移 設
︑原 動 移 設
︑鉄 管 移 設
︑ 原 動︑ タ ッカ ー 補修 工 作夫 B
各 機 械 工 作︑ ベ ル ト 工 作
︑通 気 夫
︑ポ ン プ ロー ラ ー見 廻 り︑ 指 導 員︑ 鉄 管 及 各 種 補 修
︑ 機会 据 付撤 去
︑ロ コ 整備
︑ 金 物回 収
︑ボ ー リ ング 電 工
指導 員
︑電 気 作業
︑ 電車 充 電 充 塡夫
充塡 保 安夫
岩粉
︑ 撒水
︑ 風管 延 長及 び 目 塗 測 量夫
測量 A 鉱務
︑ 調査
︑ 管理
︑ 測風 雑夫
B 衛生 夫
︑下 水 掃除
︑ ベル ト 掃 除︑ 見 張番
︑ 戸 番︑ 道 具番
︑ 才数 取
︑雑 役
︑ 坑道 掃 除︑ バ ッ ク掃 除
︑ロ ー ラー 掃 除︑ 丸 太 切︑ 給 水︑ 巡 検 助手
表‑29 坑内夫の職種と作業内容
( 北炭七十年史・縦観編 下巻の三,127‑128頁より作成)
( 北炭七十年史・縦観編 下巻の三,128‑129頁より作成) 表‑30 坑外夫の職種と作業内容
職別
作 業 内容 運搬 夫
材 料 運 搬
︑炭 車 押
︑ ピ ン 切︑ チ ッ プ ラ ー明
︑ 明
︑ 機 械運 搬
︑ 漏斗 抜
︑電 車 運転
︑ 車 押︑ 空 車押
︑ 自 動 車 運 転
︑ 上 乗︑ 車 掌︑ 貨 車 積 卸
︑ス キ ッ プ 線 先
︑ 荷扱
︑ 軌道 機械 夫
ボ イ ラー 焚
︑扇 風 機︑ ポ ン プ︑ 捲 上︑ 粉 砕機
︑ ガ ス 発 生︑ 竪 坑運 転
︑エ ン ド レス
︑ クレ ー ン︑ ブ ロ ワ ー ベル ト 運転 工作
夫 A
炭 車 修 理
︑ 鍛 治︑ 仕 上︑ 製 造
︑ベ ル ト 工 作
︑ 製 材
︑ アー チ 押︑ 機 械補 修
︑ 旋盤
︑ 鋸目 立
︑ボ ー ル 盤
︑ 工 具 修 理
︑大 工
︑石 炭 装 入
︑ネ ジ 切
︑ 水 道 工
︑ 道 路 工
︑パ イ プ 掃 除
︑ ター ル 蒸 留︑ 窯 出 し
︑ 左 官
︑岩 粉 製造
︑ ラン カ シ ャー ボ イラ ー
︑綜 合 ボ イ ラー
︑ 柾 屋
︑ たゝ み 工︑ 鳶
︑選 炭 工 作︑ 溶 接
︑ 丸 鋸
︑石 炭 資料 採 取破 砕
︑火 見
︑ レン ガ 積︑ ガ ス 洗 滌
︑パ イ プ補 修
︑敷 設
︑機 械 据 付撤 去
︑コ ロ 整 備
︑ 油差
︑ ボー リ ング B
検 査
︑歯 科 技工
︑ 医療 回 修理
︑ 分 析︑ 四 キロ 竪 型 ボ イ ラー
︑ 救命 器 修 A
動 力 工︑ 巻 線 工
︑ 電 工
︑架 線︑ 電 話
︑ 機 器 補 修
︑ 変 電 所保 守
︑高 圧 配電
︑ 汽機
︑ 電 車整 備 電 工 B
安 全 灯
︑ 理 研 修
︑ 変 電 所 番
︑ 電 灯 補 修︑ 低 圧 配 電
︑ レン ト ゲン 選炭 婦 選 炭 婦 雑
夫 A
信 号 番︑ 地 質調 査
︑輸 車 路 掃除
︑ ベル ト 掃除
︑ ラ ジ オ 修︑ 保 母︑ 試 験室 助 手
︑捜 検
︑小 使
︑物 品 運 搬
︑ 繰 込 番
︑火 薬 受 払︑ 配 炭 夫
︑炊 事 夫
︑ 監 察 員
︑ 寮 母
︑ 裁 縫 師
︑ 電 話 交 換
︑売 炭 計 量
︑ 掃 除 夫
︑ 煙筒 掃 除︑ 空 車掃 除
︑ 選炭 場 掃除
︑ 機械 運 搬 整 備
︑産 婆
︑砂 焼
︑ 募 集 補 導 員
︑表 図 工
︑ 指 導 員
︑ 薬 局 助 手
︑ 賄 管 理
︑ 技 術 事 務
︑ 設 計
︑合 宿
︑ ク ラ ブ︑ ガ ス
︑分 析
︑電 力 調 査
︑栄 養 士
︑ 青 図 焼
︑ 売子
︑ 巡回 夜 警︑ 風 呂 焚︑ 洗 濯婦
︑ 常便
︑ 塩 素 注 入︑ 会 館︑ 看 護婦
︑ 下 足番
︑ 検炭
︑ 測量 B
給 仕
︑ 道 具 番
︑ 風 呂 番
︑ 夜 警︑ 倉 庫 番︑ 乾 燥 番
︑ 見 張 番︑ 宿 直︑ 案 内所 事務 夫
連 絡 員
︑ 同 助 手︑ 寮 管 理 人
︑ 同 助 手
︑ タ イ ピ ス ト
︑ ト レ ス マ ン
︑衛 生 管 理 者
︑ 印 刷
︑木 材 検 収
︑ そ の 他一 般 事務 に 従事 す る もの
129頁)のである。したがって,請負給:生 活給の割合からして生活給の 80パーセント の大きさはあたかも日給制に近い賃金支払い となり,安定した生活を送ることを可能にす るのであり,坑内夫の黄金時代を育んだこと になると云える。
他方,坑外夫の職種とその作業内容は次の 表‑30のように要約される。
3節 昭和 33年労働協約と科学的管理法の 形成
こうした表‑29,30の坑内夫及び坑外夫の 職種と作業内容が⑴工程数,⑵基準作業量
(実測値)と⑶要素別標準作業量によって⑴ 作業が規格され,⑵適正人員の配置となり,
⑶能率給への勤労意欲を高め,科学的管理法 への関心を増大することになる。かくて,こ の科学的管理法の要素別標準作業量は労働協 約における労働条件と賃金条項として締結す る機運を産み,昭和 26年4月2日に締結さ れるのであった。この場合,採炭夫一人当り の標準作業量は平均出炭量の 97パーセント に規制された。昭和 33年の労働協約は 工 数換算方式による要素別作業量設定方式 を 案としてとり入れ,科学的管理法の制度化に 踏み切った。ここに科学的管理法はこれまで の外形作業分野の作業から内形作業分野,つ まり石炭鉱業の核心的基軸作業である採炭
‑掘進‑運搬作業に応用されるのであった。
昭和 17年段階において外形作業分野に導 入されていた科学的管理法は今,やっと内形 作業分野において要素別標準作業量の設定と
して労働協約によって制度化され,北炭の再 建への切り札として次のように位置づけられ る。
とくに標準作業量設定にあたっては,労使 間にはげしい論争が展開されてきた。従来は各 山の実績ならびに慣行に基き設定されていたが,
統一交渉に移行するにおいよび,二十六年四月 二日付協定だ,二十五年七月ないし十二月に至 る採炭夫一人一日当り平均出炭量の九十七パー セントに規制され,各鉱業所の間に配分闘争を ひきおこしたが,漸次機械化され,むしろ採掘 条件,方式の変化による作業量引上げの面が重 要視されるに至った。当社においては,早くか ら合理的基準の設定について調査研究を進めて いたが,工数換算方式による要素別作業量設定 方式を案出し,労連と交渉の結果,三十三年一 月諒解をうるに至った。概要は次の通りであ る。
( 北炭七十年史・縦観編 下巻の三,129頁よ り引用)
科学的管理法は昭和 33年に工数換算方式 による要素別標準作業量設定方式として制度 化される。が,要素別標準作業量の算出式は どう導かれたのであろうか。
採炭における要素別標準作業量設定方法は
⑴工程数(適正人員配置),⑵基準作業量,
そして⑶隘路要因を基準作業量から引き去る ことで要素別標準作業量を算出することにな るが,その際ロング採炭作業は作業の8要素 によって次のように決定される。
要素別作業量設定方法 一,要素別作業量設定について
切羽の作業の実態を調査分類し,各種条件に於ける単位作業時間を求めて設定する。
二,要素別作業量設定方法 (一)ロング採炭
1 採掘作業
a
×m aは一立方米当採掘時間,mは払面採掘量 2 積込作業c
×d
cは一立方米当掬込時間,dは規定掬込量3 カッペ付作業
e
×f eは一本当カッペ付時間,fはカッペ総本数 4 移設作業g+( h
×1) gは固定時間,hは一米当移設時間,1は払面長 5 立柱作業j
×k jは一本当立柱時間,kは面内立柱数6 回収作業
M
×(n
+o
) Mは鉄柱カッペ一組回収時間,nは面内鉄柱カッペ数,oは充塡前立柱数 7 其の他作業
p
+……p pは其の他8 猶予時間
γ
×sγは将来改廃し得る時間,sは切羽算定人員
基準作業量=採掘量÷1+………8生産時間(註)生産時間=拘束8時間−(入出坑時間+休憩時間)
標準作業量=基準作業量×77%
(二)石掘進,炭掘進 ロング採炭に準ずる 三,余裕時間に就て
(一)猶予時間に含まれるもの 1 職場余裕
作業管理及服務の徹底,設備改善により避け得られる遅れの時間である。
2 用達余裕
生理上の用便,水のみ,汗ふき等である。
3 上記(一)(二)の算定に当つては,三十分までは生産時間より控除,三十分を超えて六十 分までの分は猶予時間として算入し,六十分を超える場合は,折半する。
(二)各作業に含まれるもの 1 作業余裕
作業に付随して起る避け得られない手待の時間であり,時間的抽出が困難なるため各作業中 に含まれる。
2 疲れ余裕
疲れによる作業遅れの時間であり,各作業中に含まれる。
( 北炭七十年史・縦観編 下巻の三,130‑131頁より引用)
この要素別標準作業量設定方法は採炭の一 方一サイクル(採炭‑運搬‑留・充塡)の稼行 8時間労働を完遂することを目標に掲げる。
この8時間労働によって達成される基準作業 量(値)は実測値として導き出され,平均
(=標準)を上回る作業量(生産性向上)を 基準作業量=採炭量÷1+………8生産時間 の方程式 で設定される。例えば採炭の一方一サイクル 作業で一日一人 10トンの採炭量を見れば,
基準作業量は 10トン/人/一方となる。次に この基準作業量は8時間労働を⑴余裕時間,
⑵入出坑時間,そして⑶休憩時間を無視して
完遂した労働の出来高であり,最大限生産高 であるが,こうした働き方は現実的ではない。
したがって,人権或いは生理条件を加味した 平均的疲労を踏まえ,⑴職場余裕時間(待ち 時間+生理上の用達時間),⑵入出坑時間,
⑶休憩時間の合計した控除時間の割合を除く 標準作業量が基準作業量の 77パーセントと 見なすのである。したがって,標準作業量は 基準作業量×77パーセントの出来高となる。
上記の例を挿入すると,10トン/人/一方×
77パーセント=7.7トン/人/一方が 要素別 標準作業量設定方法 から導かれ,採炭の標