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負担 制度 は、 後発 的不 能

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を基 礎と して わが 国に 根づ い﹂ てい る。 それ ゆえ

、債 務不 履行 責任 説を 採用 する ため には

、﹁ 今日

、慣 用と なっ て いる 多く の法 的常 識︵ たと えば

、過 失責 任と 無過 失責 任の 区別

、原 始的 不能 と後 発的 不能 の峻 別な ど︶ を揺 るが さな け れば なら ない

﹂が

、﹁ 果た して

、そ のよ うな 必要 性が ある のだ ろう か﹂ と

( )

問う

。そ して

、円 谷教 授は

、こ れに

﹁消

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極的

﹂で あり

、﹁ 瑕疵 担保 責任 の領 域で の一 定の 主張 をす るた めに 民法 全体 に関 わる 制度

、法 概念

、あ るい は法 常 識の 再検 討を 必要 とす ると いう のは

、お かし いの では ある まい か﹂ とし て、 債務 不履 行責 任説 を批 判

( )

する

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危険 負担 と原 始的 不能

円谷 教授 の見 解は

、右 に触 れた よう に、 原始 的一 部不 能論 と特 定物 のド グマ を前 提と する

、伝 統的 な法 定責 任説 であ る。 ただ し、 瑕疵 担保 制度 と危 険負 担制 度の 関連 に着 目す る。 すな わち

、同 教授 は、

﹁起 草者 が瑕 疵担 保責 任 制度 を、 今日 では 原始 的一 部不 能と 評価 でき る瑕 疵︵ 換言 すれ ば、 契約 成立 前に 存在 した 瑕疵

︶と いう 危険 に対 する 危険 負担 的処 理制 度と 考え てい た﹂ と判 断す る。 しか し、 特定 物の ドグ マを 維持 し、 結局 は、

﹁契 約成 立を 基準 と して

、契 約成 立前 の隠 れた 瑕疵 とい う危 険に 対す る処 理制 度

=

瑕疵 担保 制度

、契 約成 立後 の危 険に 対す る処 理制 度

=

危 険負 担制 度と 整理 する こと がで きる

﹂と

( )

する

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そし て、

﹁瑕 疵担 保責 任制 度と 危険 負担 制度 とが それ ほど 異な った もの でな い﹂ との 認識 のも とに

、効 果の 点で も、 瑕疵 担保 責任 は、

﹁解 除と 代金 減額 を目 的と する

﹂と した

。た だし

、こ のよ うな

﹁瑕 疵担 保責 任の 枠外 で﹂

、売 主の 保証 責任 が考 えら れる と

( )

する

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若干 の検 討 円谷 教授 によ る瑕 疵担 保責 任の 沿革 的検 討は

、今 日に おい ても なお 有用 であ り、 この 問題 を研 究す るう えで は、 必ず 参照 しな けれ ばな らな い研 究で ある とい えよ う。 ただ し、 起草 者が 瑕疵 担保 責任 を危 険負 担と 結び つけ て理 解 して いた かは 疑問 であ り、 むし ろ梅 謙次 郎博 士は

、瑕 疵担 保責 任を 一般 の債 務不 履行 責任 と同 じく

、過 失責 任で あ ると 解し てい たこ とが 明ら かで

( )

ある

。に もか かわ らず

、同 教授 が危 険負 担の 制度 に固 執し たの は、 瑕疵 担保 責任 の

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効果 を代 金減 額と 解し

、そ の論 拠と して

、加 藤教 授の 危険 負担 的代 金減 額請 求権 説を

﹁高 く評 価﹂ した から であ

( )

ろう

。し かし

、こ れに 対し ては

、前 述し た危 険負 担的 代金 減額 請求 権説 に対 する 批判 が妥 当し よう

。 と 114

ころ で、 円谷 教授 は、 原始 的︵ 一部

︶不 能と 特定 物の ドグ マを 維持 し、 そう しな いと

﹁法 常識

﹂が 覆る こと を 懸念 する

。し かし

、民 法に 規定 のな い、 ドイ ツの 一時 期に おけ る通 説的 見解 にす ぎな かっ た法 定責 任説 が前 提と す る﹁ 原始 的不 能﹂ や﹁ 特定 物の ドグ マ﹂ を維 持す るこ とに

、ど れほ どの 意義 があ るか は疑 わし い。 ただ し、 円谷 教

授が 強調 する 過失 責任

=

債務 不履 行責 任︶ と無 過失 責任

=

瑕疵 担保 責任 の︶ 区別 は、 今日 にお いて もな お重 要で あり

、こ の問 題を 解決 しな い限 り、 立法 論と して はと もか く、 解釈 論と して の債 務不 履行 責任 説は 成立 しえ ない と 解さ れる

。 五

本款 のお わり に 一九 七〇 年代 から 八〇 年代 初頭 にか けて の学 説を 概観 する と、 債務 不履 行責 任説 が﹁ 学界 の大 勢﹂ であ ると 評さ れた にも かか わら ず、 実際 には 法定 責任 説が なお 多数 であ り、 かつ

、有 力で あっ たこ とが うか がわ れる

。し かし

、 すで に指 摘し たよ うに

、比 較法 的に も、 法定 責任 説を 維持 する 国は 存在 せず

、そ の考 え方 は、 社会 的基 盤を 失っ て いた とい えよ う。 そし て、 この こと を決 定づ けた のは

、一 九八

〇年 にお ける ウィ ーン 売買 条約

︵国 際物 品売 買契 約 に関 する 国際 連合 条約

︶の 制定 であ る。 すな わち

、同 条約 は、 瑕疵 担保 責任 を債 務不 履行 責任 へと 一元 化し た点 で は一 九六 四年 の国 際動 産売 買統 一法 と同 様で ある が、 より 実効 性を 有す るも ので あっ た。 そし て、 その 制定 を契 機 に、 ヨー ロッ パに おい ても 債務 不履 行責 任説 が展 開す る。 そこ で、 次款 以降 にお いて は、 ウィ ーン 売買 条約 とそ れ に触 発さ れた 債務 不履 行責 任説 の進 展を 取り 上げ る。

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Ph .M al au ri ee tL .A yn ès ,L es ob li ga ti on s, 10e éd ., 19 99 ,n

°4 ,p .1 7.

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O. To ur na fo nd ,L an ou ve ll e ga ra nt ie de co nf or mi té

d es co ns om ma te ur s, Co mm en ta ir ed el ʼo rd on na nc en

°2 00 5 -13 6d u1 7f év ri er 20 05 t 73 ra ns po sa nt en dr oi tf ra nc ai sl ad ir ec ti ve du 25 ma i1 99 9, Da ll oz 20 05 ,C hr on iq ue ,n

°1 5, p. 15 62

;P h. De le be cq ue et F. -J .P an si er ,D ro it de so bl ig at io ns , 20 06 ,n

°4 32 ,p .2 23 .

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ドキュメント内 瑕疵担保責任の比較法的考察︵五︶︱︱ (ページ 30-35)

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