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とする。このばあい旧技術のもとでの労働の同時支出が新技術と新しい発展テ   ンポのもとにおけるよりも高いという条件は,次の不等式であらわされる。  

Cc+乾βc>C〟十私   (17)   

社会主義経済における時間要素の問題   これより,  

βc>  

が導かれる。ところが(4)式紅よって−βc=㌢cであるから,㌢c了>  

ーヱ05−・  

Cc・−C∬  

たほ.7・0>粕となり,これほ初めの不等式7・e>γ∬に矛盾する。いいかえ.る   と,この矛盾ほ肌式が成立しえないことを意味する。新しい最大限の発展テン  ポが以前のそれ(古い技術のもとでの)よりもいくらか高くなりうるというこ   とは,同じ生産物への労働の同時支出が古い技術のもとにおけるよりも高くな   りうることを意味する。しかしこの一・時的な障害ほそれをもたらした要因−  

より高い発展テンポー・によって克服され,それにもとづいてCガはCcより   もはやく低下させられる。  

ⅤⅠⅠⅠ  

それでほ経済計算における時間要素の計算方法とはいかなるものであろう   か。社会主義経済における時間要素の計算ほ,所与の支出と生産物の動態的な   最適条件,つまり労働生産性増大テンポの最大限への照応皮の決定である。す   なわち,この計算に必要な乗数− 標準効率指標−は十分長い期間紅おける社   会主義経済の最適発展計画にもとづかなければならない。このような計画の   比較−−−−それほ作業の最も困難な部分である−が時間要素引算のためになさ   れねはならない。このような計算の技術は複雑ではない。それほ同一・性の原則   に従って,同時的な支出と結果とを比較すればよい。したがって,すべての異   時支出と異時給果ほ同一・時期に還元されるか,同一・時点に還元されるかしなく   てはならない。第一しの方法一支出の流れと結果の同時比較仙−」彼1時点への   還元よりも叫・般的な方法でほ.ない。支出の流れと結果が無限に変らないばあい   に.のみ流れの比較は適用できる。いくつかのバリアソトを比較するばあい,ソ   同盟科学アカデミ・−の「礫準法」は,その支出額による効率の決定を次のよう   に勧告している。  

脆」−71C£ニ∽iお   り8〉  

Cf÷&凡=ナノ〟〟   り無  

垢は各バ。リアソトの投資,Cまは同じバリアソトの年間生産物原価,7いは部門   

香川大学経済学部 研究年報 4  

ー…・J∂6一−   J964  

の標準偵還期間,&ほ部門の標準効率指標である。   

算式爛は生産物原価が一定不変であって−,生産は矧唄に反復されると.の前提   にもとづいて同一・時点(操業の初期)に.還元された支出額を示す。いま時間要   素(複利率で)を考慮して矧現にわたる原価Gを合計すれぼ,  

(20)  

ニ 

i了=1ニれC感  

羞てふG羞。て節㌃      Gつ 1    C£   

がえられる。算式(19)ほ,操業の初年次から始って無限に.維持される支出額を同   一・時期に還元する。との額の測定単位に.は時間(年間のル−プル)が含まれ  

る。その第2項(β。電)ほ.操業費の節約を示すが,それほ所与の生産紅関連   せる投資(馬)に.よってもたらされる。   

算式(C多+&&)ほ.,C官が時間紅応じて変化するか,ある限られた、−・定の   操業期間に変化するようなばあいに.ほ適用できない。しかし同一・時点への還元   ほ,可変的な支出のほあいにも,あるいは投資対象の操業期間が限られている   ばあいにも適用できる一・般的な方法である。算式但0昭十・般化できる。そのため   には労働支出が行われる操業期間を有限として,その期間内では.C或は時間と   とも紅変化するものとすれほよい。そのときにほ経常支出をある時点へ還元す   るための−L般式がえられる。それ以外に異時投資をある時点に還元することが   必要である。算式(脆+㌫C£)は.,垢の総額が操業の初めに−・時的に支出さ   れることを仮定している。ソ同盟科学アカデミーの「標準法」ほ,異時投資の   一・時点への還元を勧鴛している。それによると,建設期間が異なるばあいに   ほ,投資が生産的紅利用されるとして一所与の生産部門でえられるであろう平均   的な効果にもとづいてこの差の経済的帰結を考慮するよう勧告している。異時   投資の比較に.さいしては,投資が生産的に利用されるとして所与の生産部門で  

えられる平均的効果を考慮せる係数でそれを険して将来の支出を現在の時点に   還元するよう勧告している。そ↓てさらに割引率(KO殖如嘩eHTrIpHBeノIeH朋)  

は複利率の公式晶グ=(1ヰ&))rで計算するよう勧告している。   

第1のばあいに.は操業の開始時点に還元すること,第2のばあいには現在時   点に還元することが勧告される。この区別ほ,投資が操業の開始時点紅還元され   なけれぼならないという意味で紛式(はと119はは−L致しない。しかしこの問題は   副次的である。もっと本質的なのほ別の点である。「標準法」は時間要素の計算   

社会主義経済における時間要素の問題   −−」り7−  

の基本的方法としてある特別のばあいに.のみ適用可能な追加的なものを−・般的   方法として勧告しながら,そのうちでも最慈のものを採用して:いる。投濱効率   決定の基本的方法を「標準法」は追加投資の償還期間を計算しそれをこの標準   値と比較すべきであるとしている。こ.の方法は−・対のバ.リアソトの比較のさい  

に.は有効である。つまり建設期間が1年をこえず,操巣期間が何らの条件に.よっ   ても制約を受けず,生産物の原価と大きさと構成が−・定不変であるようなばあ   いに.有効である。ところで償還期間が労働支出でほなく何か別のものをあらわ   すかぎり,この指標による最適条件の特徴は,(18)と(19)の支出の最適条件がその   最小限によって決定されるときの特徴はどには簡単ではない。こ.の比較的複雑   な最適条件の特徴は実務を観難とし,いくつかのパ.リアソトの比較に.さいして   ほ最小の償還期間を萌するバノリアソトを最登と誤って二考える。12)  

i時点への還元は支出面だけではなく,もっと−\般的に.異時結果紅も通用さ   れうる。「標準法」ほ.この問題紅ついては何ら言及していない。しかし実際に   は対比されるバ.リアントほ,生産物の数鼠と構成だけではなく,その時間的な   配分紅ついても必ずしもつね紅等しくぼない。異時給呆の単∵・時点への還元の   技術ほ後雑ではない。これは輿時支出の還元と同様である。複雑なのはただ長   期最適計画における価格の動態問題なのである。  

ⅠⅩ  

以上の分析払おいて時間要素の諸問題を検討したが,ここで結論を要約して   おこ.う。時間要素の意義は次の点にある。すなわち労働用具の生産における   役割の増大ほ労働時間を短縮するが,他方生産時間を延長する。だから時間は   あたかも生産要素のどとく考えられる。つまり生産時間が大きくなれぼなるは   ど,労働効果も大きくなる。   

生産物の消費の延期を労働の節約と比較測定する問題が起る。この間題は異   時支出と効果とを同じ時点紅還元することによって解決される。将来の生産物   

12)≪川eTOZLHKeOrrpeReJreHZl兄3KOHOM椚eCZく0葺三ゆ¢ez(TMBHOCで朗∵MeXaHH3aHHHⅡaB     TOMaTf王3a工岬LiZ7pOZ43ZIO,饗CrBa C yqeTOM CrIeqlゆ叫eKHX OCO6eHHOCTe銀HTpe60・   

BaHHfipa3JTHqHblXOTPOCJIefir[apO且HOTO XO35IHCTBa>>,COCTaBJIeHHO鎮rocrIJlaHOM    CCCP(rocr川aHH3AaT,1960)   

J964  

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