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ドキュメント内 修 士 学 位 論 文 (ページ 56-74)

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・十 ・Unidentifiedcomponent

・蟹.0血vine

o'1i灘 臨

4.3.1.撒 橿i石に注 目 した3成 分 モ デ ル に よ る解 釈

単 純 に 第 一 溶 出 相 成 分 、 酸 残 渣 成 分 、 撒 檀 石 の3成 分 混 合 に よ っ て 第 二 溶 出 相 中 の 存 在 度 パ タ ー ン を 説 明 し よ う とす る と、 普 通 コ ン ドライ トの 撒 檀 石 中 の 重 希 土 類 元 素 存 在 度 よ

り もRコ ン ドラ イ トの 撒 檀 石 が 高 い 存 在 度 を有 して い る必 要 が あ る。 普 通 コ ン ドラ イ トの 撒 概 石 に 比 べ て10倍 ほ ど高 い 重 希 土 類 元 素 存 在 度 が 求 め られ 、 そ のLuの 存 在 度 はCIコ ン ドラ イ トで の 存 在 度 とほ とん ど等 し くな る。 ま た 、 ト リ ウム の存 在 度 はCIコ ン ドラ イ ト よ り も高 い 値 を と る。Green(1994)に よ る分 配 係 数 に 基 づ く と、 撒 檀 石 が 軽 希 土 類 元 素 よ

り も重 希 土 類 元 素 に 富 む こ と は 十 分 に あ り得 、 実 際 に普 通 コ ン ドライ トで の撒 概 石 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 パ ター ン は 重 希 土 類 元 素 に 富 ん で い る(図4.3)。 しか しな が ら、 撤 檀 石 中 の トリ ウ ム 、 ウ ラ ン の 分 配 係 数 は 重 希 土 類 元 素 に 比 べ て約1/1000以 下 で あ り、 軽 希 土類 元 素 と比 べ て も お よ そ1/10以 下 で あ る た め 、 全 岩 で の 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン が 分 別 して い な い こ と を 考 慮 す る と、 撒 檀 石 中 の ト リ ウム 、 ウ ラ ン の 存 在 度 が どの 希 土 類 元 素 存 在 度 よ り も 高 く な る こ とは 考 え に くい 。 ま た 、1.2.2.で 述 べ たRコ ン ドライ ト構 成 鉱 物 で 希 土 類 元 素 を 含 む よ うな 鉱 物 中 で は 、 酸 化 物 を 除 い て 撤 檀 石 の 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン の 分 配 係 数 は 最 も低 い 。 そ の た め 、 これ らの 鉱 物 の 中 で 撒 檀 石 の 希 土 類 元 素 及 び ト リ ウ ム 、 ウ ラ ン の 存 在 度 は 最 も低 く な る べ き で あ る 。 以 上 よ り、 撒 檀 石 中 の 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン の 存 在 度 を 図4.6(a)中 の 青 線 で 示 した よ うな 重 希 土類 元 素 及 び ト リ ウ ム 、 ウ ラ ン に 富 む も の とす る と、Ca一 リン酸 塩 鉱 物 は も ち ろ ん 、 斜 長 石 、 単 斜 輝 石 、 斜 方 輝 石 は 全 て そ の 存 在 度 よ りも 高 い 存 在 度 を 有 す る こ と とな り、 全 岩 中 の 約90%の 鉱 物 が 全 て CIコ ン ドラ イ トに 近 い 、ま た はCIコ ン ドラ イ トよ りも 高 いLuや トリ ウ ム 、 ウ ラ ン の 存 在 度 を有 す る こ とに な る。 そ うす る と 、 重 希 土 類 元 素 や トリ ウ ム 、 ウ ラ ン の 存 在 度 が 全 岩 分 析 で 得 られ た 値 よ りも大 幅 に 高 く な るた め 、Rコ ン ドラ イ ト中 の撤 檀 石 が 図4.6(a)中 に青 線 で 示 した よ うな 重 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン に 富 む 存 在 度 を 有 す る と は 考 え られ な い 。 ま た 、 も し撤 檀 石1っ の相 が 重 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン を多 く含 有 して い る と 、第 一 溶 出 相 と第 二 溶 出相 中 でLuや ト リ ウム 、 ウ ラ ン が 撒 概 石 に 多 く含 ま れ るMgや Fe,Mnな ど と相 関す る は ず で あ る。 特 に 、 第 二 溶 出 相 は ほ とん ど が撒 檀 石 か ら成 っ て い る た め 、 上 述 した 元 素 は 非 常 に 強 い 相 関 を示 す は ず だ が 、 表3.3と 表3.5か ら分 か る通 り、

第 一 溶 出 相 で はLuや ト リウ ム 、 ウ ラ ン はMgやFe,Mnと 相 関 して お らず 、 第 二 溶 出相 中 で も強 い 相 関 は み られ な い 。 こ の こ とか ら も 、 撒 概 石 の1つ の 相 の み が 多 くの 重 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン を有 す る とは 考 え られ な い 。

4.3.2.Rコ ン ドラ イ ト中 の 特 異 的 な鉱 物 の 存 在

第 二 溶 出相 は 平 均 で 全 体 の55±20%のPを 含 ん で お り、非 常 に 多 く のPが 第 二 溶 出相 に 溶 け だ した こ と に な る が 、3.5.で 述 べ た 通 り、 これ は 一 度 目の溶 出 段 階 で 溶 け残 っ たCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 が 溶 け だ した こ と が 原 因 で あ る と考 え られ る。 第 一 溶 出 相 成 分 、 酸 残 渣 成 分 、 撤 概 石 の3成 分 混 合 モ デ ル 計 算 に よ り、第 二 溶 出相 に溶 け残 っ たCa一 リン酸 塩 鉱 物 成 分 を計 算 で き る が 、溶 け残 っ たCa一 リン 酸 塩 鉱 物 分 を 第 二 溶 出 相 か ら差 し引 い て も 、平 均38±20%

ほ ど のPは 第 二 溶 出相 に分 布 して い る こ と と な る。EbiharaandHonda(1984)に よ る と 、 52

普 通 コ ン ド ラ イ トで はCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 中 にPが 全 体 の80%以 上 分 布 し て い る こ と か ら 、 全 体 の20%未 満 のPがCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 以 外 の 鉱 物 相 に 分 布 し て い る こ と と な る 。 し か し な が ら 、 本 研 究 で 得 ら れ たRコ ン ドラ イ ト 中 のPの 分 布 は そ れ と は 明 ら か に 異 な り 、Rコ ン ドラ イ トで は 普 通 コ ン ドラ イ ト に 比 べ てPはCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 以 外 の 鉱 物 相 に 多 く 分 布

し て い る 。 こ れ は 、Rコ ン ド ラ イ ト と 普 通 コ ン ドラ イ ト全 岩 のPの 含 有 量 は ほ と ん ど 等 し い が 、Ca一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の モ ー ド比 はRコ ン ド ラ イ トの 場 合 の 方 が 低 い こ と と 一 致 し て い る 。 Schraderetal,(2016)に よ る と 、Rコ ン ドラ イ ト中 の 硫 化 物 は 平 均0.01wt.%のPを 含 ん で お り 、 そ の 含 有 量 の 範 囲 は 検 出 限 界(o.02wt.%)以 下 か ら最 大 でo.73wt.%あ る 。 こ の Rコ ン ドラ イ トの 硫 化 物 中 のPの 最 大 含 有 量 は 普 通 コ ン ド ラ イ トや 炭 素 質 コ ン ド ラ イ トの

ど の 硫 化 物 中 のP含 有 量 よ り も 約10倍 以 上 高 い 。MurrellandBurnett(1983)やZandaet

al,(1994)に よ る と 、Pは 初 め 、 金 属 鉄 中 に 濃 縮 し て い た と 報 告 し て お り、Rコ ン ドラ イ ト 中 で は 、 他 の コ ン ド ラ イ ト と 同 様 に 次 式 に 示 す 金 属 鉄 と 星 雲 ガ ス と の 反 応

Fe(meta1)+FeSiO3(pyroxene)+0.502(gas)=Fe2SiO4(01ivine)

が 起 こ っ た と考 え ら れ て い る(RighterandNeff,2007)。 こ の こ と か ら 、 金 属 鉄 を ほ と ん ど含 ま な いRコ ン ドラ イ ト中 のP全 て が リ ン 酸 塩 鉱 物 に な っ た 訳 で は な く 、 い く ら か のP は 硫 化 物 や 反 応 に よ り生 成 し た 撒 檀 石 中 に 分 配 され た の で は な い の だ ろ う か 。Rコ ン ド ラ イ

ト を 含 め 、コ ン ド ラ イ トの 撒 橿i石 中 のP含 有 量 を 決 定 し た 例 は ほ と ん ど な い が 、McCantaet aL,(2016)はSemarkona限 石(LL3.00)と9個 のHコ ン ドラ イ トの コ ン ド リ ュ ー ル 中 の 撤 概 石 に 含 ま れ るPの 量 を 決 定 し て お り 、そ のP含 有 量 の 範 囲 は 検 出 限 界(0.01wt.%P205) 以 下 か ら 最 大 で0.19wt.%ほ ど で あ っ た 。 上 述 の 理 由 か ら 、Rコ ン ド ラ イ トの 撒 檀 石 中 のP 含 有 量 は 普 通 コ ン ド ラ イ トの 場 合 よ り も 高 い 可 能 性 が あ る が 、 実 際 に 分 析 を し て み な い 限

り 明 確 な こ と は 分 か ら な い 。 し か し な が ら 、Rコ ン ド ラ イ トの 撒 檀 石 中 に も 少 な か ら ずP は 含 有 し て い る と 考 え ら れ 、 お お ま か に 硫 化 物 と 同 程 度 含 ま れ て い る とす る と 、 硫 化 物 と 撒 概 石 の 両 方 で 全 体 の6%ほ ど のPを 有 す る と 計 算 で き る が 、第 二 溶 出 相 中 に 含 ま れ て い る Pの 含 有 量 に 比 べ る と 、 そ の 含 有 量 は 非 常 に 低 い 。 し た が っ て 、 第 二 溶 出 相 に 含 ま れ て い る 硫 化 物 と 撤 檀 石 中 のPの 含 有 量 やCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の 溶 け 残 りだ け で は 第 二 溶 出 相 中 のP の 分 布 を 説 明 で き な い た め 、Rコ ン ド ラ イ ト中 に はCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 以 外 のPの 濃 縮 相 が 存 在 す る こ と が 示 唆 さ れ る 。RubinandMa(2017)に よ る と 、 阻 石 中 に 含 ま れ るPを 主 成 分 と す る 鉱 物 で はCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の 他 に 、 陽 イ オ ン がFeやMg,Naな ど の リ ン 酸 塩 鉱 物 や リ ン 化 物 が 存 在 す る 。陽 イ オ ン がCa以 外 の リ ン 酸 塩 鉱 物 は ほ と ん ど が 鉄 阻 石 や 石 鉄 阻 石 中 で 発 見 さ れ て お り 、 リ ン 化 物 は 鉄 阻 石 中 の 他 に は エ ン ス タ タ イ ト コ ン ドラ イ ト中 で 発 見 さ れ て い る た め 、 還 元 的 環 境 下 以 外 で はCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 以 外 のPを 主 成 分 と す る 鉱 物 は ほ と ん ど 生 成 す る こ と は な い と 示 唆 さ れ る 。 そ の た め 、 酸 化 的 環 境 下 で 形 成 され たRコ ン ド ラ イ ト 中 に は 上 述 のPを 主 成 分 とす る 鉱 物 は 存 在 し 得 な い と 考 え られ る 。 し か し な が ら 、R コ ン ド ラ イ ト と 同 程 度 の 酸 化 的 環 境 下 で 形 成 さ れ た と さ れ る 炭 素 質 コ ン ド ラ イ ト の Allende阻 石(CV3)中 に は 微 量 で あ る がFe,Mg一 リ ン 酸 塩 鉱 物(バ ネ サ イ ト:

発 見 さ れ て お ら ず 、 非 常 に 激 し い 衝 撃 を 受 け 、 部 分 溶 融 し た と さ れ て い るYanzhuang阻 石 (H6)の よ うな 特 殊 な 普 通 コ ン ドラ イ ト中 に の みFe‑Mn‑Naリ ン 酸 塩 鉱 物 の 発 見 例 が 報 告 さ れ て い る(Xieetal.,2014)。 し た が っ て 、 炭 素 質 コ ン ド ラ イ ト と 同 程 度 の 酸 化 的 環 境 下 で 形 成 さ れ た と さ れ るRコ ン ド ラ イ ト中 に は 、 通 常 、 普 通 コ ン ドラ イ ト 中 に は 見 られ な い Ca一 リ ン 酸 塩 鉱 物 以 外 の リ ン 酸 塩 鉱 物 、 例 え ばFe一 リ ン 酸 塩 鉱 物 やMg一 リ ン 酸 塩 鉱 物 な ど が 存 在 す る こ と が 示 唆 さ れ る 。お そ ら く こ れ ら の リ ン 酸 塩 鉱 物 はCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 よ り は 酸 に 溶 け に く い が 、第 二 溶 出 相 に は 溶 け で て く る は ず で あ る 。 こ れ らCa一 リ ン 酸 塩 鉱 物 以 外 の リ ン 酸 塩 鉱 物 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 の 報 告 は な い が 、 も し こ れ ら の リ ン 酸 塩 鉱 物 がRコ ン ド ラ イ ト 中 に 存 在 し 、 そ こ に 重 希 土 類 元 素 が 濃 縮 す る の だ とす る と 、 第 二 溶 出 相 中 のPの 分 布 や 希 土 類 元 素 存 在 度 パ タ ー ン を 説 明 で き る 。 こ の 仮 定 の も と 、Rコ ン ド ラ イ ト中 に 含 ま れ て い る で あ ろ うFe‑,Mg一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の 含 有 量 を 計 算 す る と 、平 均 で0.23±12wt.%と 求 ま る 。 な お 、Fe‑,Mg一 リ ン 酸 塩 鉱 物 は バ ネ サ イ トで 、 撒 檀 石 と 硫 化 物 に はPを 全 く含 ま な い と仮 定 し て い る 。 こ れ よ り 、Rコ ン ド ラ イ ト中 にFe‑,Mg一 リ ン 酸 塩 鉱 物 が 含 ま れ て い た と す る と 、Ca一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の モ ー ド比 よ り は 低 い が 、 鉱 物 観 察 に よ っ て 発 見 す る こ と は 可 能 で あ る 。 も し 、 撤 檀 石 と 硫 化 物 が0.01wt.%のPを 含 有 す る と仮 定 して も 、Fe‑,Mg一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の 含 有 量 は 平 均0.19±0.13wt.%と 求 ま り、 こ の 含 有 量 で も 鉱 物 観 察 に よ っ て 発 見 す る こ と は で き る だ ろ う。 し か し な が ら 、Fe‑,Mg一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の 含 有 量 計 算 は 主 に 撤 檀 石 の P含 有 量 に 依 存 し て い る た め 、Rコ ン ドラ イ ト 中 の 撒 檀 石 がo.01wt.%以 上 のPを 含 有 し て い る と 、 見 積 も り よ り もFe‑,Mg一 リ ン 酸 塩 鉱 物 の 含 有 量 は 少 な い の か も しれ な い 。 そ の た め 、Rコ ン ド ラ イ ト中 に 含 ま れ て い た と し て も 、こ の よ う な 鉱 物 を 発 見 す る の は 困 難 か も し れ な い 。

4.3.3.Rコ ン ドラ イ トで の4成 分 混 合 モ デ ル に よ る解 釈

上 述 ま で は 、Ca一 リ ン酸 塩 鉱 物 と酸 残 渣 成 分 以 外 の 何 か し ら の鉱 物1成 分 の み で 第 二 溶 出相 中 の 存 在 度 パ タ ー ン の 説 明 を 試 み て き た が 、 こ こ で は 第 二 溶 出相 中 に 含 ま れ る2成 分 や そ れ 以 上 の 混 合 に よ っ て 第 二 溶 出相 中 の 存 在 度 パ タ ー ン の 説 明 を試 み る。 図4.6(b)に 示 した よ うなCa一 リン酸 塩 鉱 物 、 撤 概 石 、 斜 長 石 、 そ して斜 方 輝 石 の4成 分 混 合 モ デ ル で は 、 第 二 溶 出相 中 の 存 在 度 パ タ ー ン と類 似 す る よ うな 混 合 曲 線 を得 られ た が 、 酸 へ の 溶 解 性 や モ ー ド比 に矛 盾 が 生 じて しま っ た 。 しか しな が ら、こ の4成 分 混 合 モ デ ル のCa一 リ ン酸 塩 鉱 物 成 分 以 外 は 普 通 コ ン ドラ イ ト構 成 鉱 物 中 の希 土 類 元 素 存 在 度 に 基 づ い て い る た め 、Rコ ン ドライ ト構 成 鉱 物 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 が そ れ ら と 同様 で あ る とい う確 証 は な く、Rコ ン ド ラ イ トと普 通 コ ン ドラ イ トで 異 な っ て い る場 合 、 上 記 の4成 分 混 合 モ デ ル は 破 綻 す る。R コ ン ドラ イ トと普 通 コ ン ドラ イ トの 全 岩 の 希 土 類 元 素 存 在 度 や 鉱 物 組 成 が 類 似 して い る こ

とか ら、 基 本 的 に はRコ ン ドラ イ ト構 成 鉱 物 の 希 土 類 元 素 存 在 度 パ ター ンや 存 在 度 は 普 通 コ ン ドライ トの 場 合 と 同 じで あ る と考 え られ る。 実 際 に 、 得 られ たRコ ン ドラ イ トのCa一

リ ン酸 塩 鉱 物 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 パ タ ー ン は 普 通 コ ン ドライ トの 場 合 と類 似 して い た 。 しか しな が ら、Ca一 リン酸 塩 鉱 物 や 酸 残 渣 の 結 果 か ら、Rコ ン ドラ イ ト中 の 中 ・重 希 土類 元 素 の 鉱 物 相 問 の 分 布 、 分 配 係 数 は 普 通 コ ン ドラ イ トと は 異 な る こ と が 示 唆 され た 。 こ の こ

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と を考 慮 す る と、Rコ ン ドラ イ ト構 成 鉱 物 の 希 土 類 元 素 存 在 度 パ ター ン は 普 通 コ ン ドラ イ ト とは 類 似 して い る が 、Ca一 リン 酸 塩 鉱 物 以 外 の 鉱 物 は 普 通 コ ン ドライ トに 比 べ て よ り中 ・重 希 土 類 元 素 に 富 み 、よ り低 いLa/Lu比 やLa/Sm比 を 有 して い る の で は な い だ ろ うか 。実 際 、 CurtisandSchmitt(1979)に よ る平 衡 普 通 コ ン ドライ トの斜 方 輝 石 と単 斜 輝 石 の 混 合 だ け で は 、タイ プ6のRコ ン ドラ イ ト酸 残 渣 中 のLa/Lu比 や 全 て のRコ ン ドライ ト酸 残 渣 中 の La/Sm比 を 再 現 で き な い 。 した が っ て 、4成 分 混 合 モ デ ル に よ り第 二 溶 出 相 中 の 存 在 度 パ タ ー ン を再 現 す る た め 、希 土 類 元 素 存 在 度 パ タ ー ン(Euを 除 く)が 平 坦 な パ ター ン を もっ 斜 長 石 も含 め 、Rコ ン ドライ ト酸 残 渣 中 の ケ イ 酸 塩 相 は い ず れ か 、ま た は全 て が 普 通 コ ン ド ラ イ トの 場 合 よ り も 中 ・重 希 土 類 元 素 に 富 ん で い る必 要 が あ る。 表3.5よ り、 第 二 溶 出 相 中 のLuはAlやEuと 相 関 して い な い こ とか ら、Rコ ン ドライ ト斜 長 石 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 パ ター ン が 重 希 土 類 元 素 に 富 む こ とは な い と考 え られ る。 上 述 の4成 分 混 合 モ デ ル の よ うに 、 も し第 二 溶 出 相 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 パ タ ー ン に 近 い パ タ ー ン を も っ 斜 方 輝 石 が 単 斜 輝 石 よ り も先 に 溶 け 、 か つRコ ン ドライ ト中 の 斜 方 輝 石 が 普 通 コ ン ドラ イ トよ りも重 希 土 類 元 素 に 富 ん で い る と、4成 分 混 合 割 合 中 の 斜 方 輝 石 の 割 合 が 少 な く見 積 もれ る。ま た 、 斜 方 輝 石 だ け で な く、 撒 概 石 も普 通 コ ン ドラ イ トに 比 べ て 重 希 土 類 元 素 に 富 ん で い る と、

撒 概 石 の 混 合 割 合 を 多 く、 そ して 斜 方 輝 石 の 混 合 割 合 を よ り少 な く見 積 も る こ とが で き る。

こ の こ と に よ り、普 通 コ ン ドラ イ トに 比 べ て 重 希 土 類 元 素 に 富 ん で い る 斜 方 輝 石 、撤 檀 石 、 Ca一 リ ン酸 塩 鉱 物 、斜 長 石 の4成 分 混 合 モ デ ル を 考 え る と、 第 二 溶 出相 中 の 存 在 度 パ タ ー ン を矛 盾 な く説 明 す る こ とが 可 能 で あ る。 しか しな が ら、普 通 コ ン ドラ イ トの よ うに 、Rコ ン ドラ イ ト構 成 鉱 物 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 の 報 告 例 が な い こ とか ら、 これ は 憶 測 の 域 を 出 な い。4.1.1.で も そ の 必 要 性 を述 べ た が 、局 所 分 析 に よ るRコ ン ドライ ト構 成 鉱 物 中 の 希 土 類 元 素 存 在 度 を 決 定 す る こ とで 第 二 溶 出 相 中 の 存 在 度 パ タ ー ン の 原 因 も 分 か る か も しれ な い 。

4.4.Rコ ン ドラ イ ト中 の 希 土 類 元 素 及 び ト リ ウ ム 、 ウ ラ ン の 鉱 物 相 間 の 分 布

第 二 溶 出相 中 に はCa一 リン 酸 塩 鉱 物 の 溶 け残 りや 酸 残 渣 成 分 が 含 ま れ て い る こ とか ら、

表3.2に 示 した 各 相 の 元 素 の 回 収 率 で は 、 元 素 の 鉱 物 相 間 の 分 布 を 直接 議 論 す る こ とは で き な い 。 そ こ で 、4.3.で の 単 純 な3成 分 混 合 モ デ ル を 用 い て 、第 二 溶 出 相 中 に含 ま れ て い る Ca一 リ ン酸 塩 鉱 物 の 成 分 や 酸 残 渣 成 分 を計 算 し、 そ の 分 を 各 相 へ 加 え る こ と に よ り、本 来 の Ca一 リ ン酸 塩 鉱 物 や 酸 残 渣 へ の 元 素 の 分 布 を求 め る こ とが で き る 。Y983720は4.2.1.で 述 べ た 通 り、 本 研 究 で 用 い たRコ ン ドラ イ ト中 で は 最 も変 成 を受 け て い な い と示 唆 され る こ と か ら、 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン の 再 分 配 が 最 も進 行 して い な い も の と考 え られ る た め 、 後 述 の 図4.7と 図4.8中 に は個 別 に プ ロ ッ トした 。 な お 、 こ の 試 料 は2.2.2.で 述 べ た 操 作 ミス に よ り、 各 相 の 元 素 の 正 しい 回 収 率 が 求 め られ な か っ た 。 ま た 、 表3.1に 示 し た 各 相 よ り計 算 した 全 岩 の値 と全 岩 分 析 の 値 を 比 べ る と、 他 の 試 料 で は ほ とん どの 希 土 類 元 素 及 び トリ ウ ム 、 ウ ラ ン が 全 岩 分 析 の値 よ りも10%ほ ど下 回 っ て い た に も 関 わ らず 、 こ の試 料 で は 全 岩 分 析 の 値 よ りも10%ほ ど上 回 っ て い た 。 そ の た め 、Y983720のCa一 リ ン酸

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