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°)を比較したものである.

ドキュメント内 国土地理院時報: 第124集 (ページ 33-36)

Hiroyuki ITO, Akira SASAGAWA, Hiroyuki FUJIWARA and Hiroyuki OHNO

ィア角 70 °)を比較したものである.

オフナディア角

55

°からの抽出結果は,水位計か ら推測される湛水域より狭い範囲となっている.ま た,オフナディア角

70

°からの抽出結果は,水位計 から推測される湛水域により近い範囲となっている が,湛水域の誤抽出が周辺(特に谷地形の箇所)に 多くみられる.オフナディア角

70

°からの抽出結果 に誤抽出が多いのは,オフナディア角

70

°の観測デ ータはレーダの届かないレーダシャドウが多く,4 コースの観測データからの抽出でもレーダシャドウ を除去しきれないことが原因と考えられる.

湛水域の抽出範囲の正確性については,今後さら に事例等を増やし,検証を進めていく予定である 図-18 2コース(オフナディア角55°)の再生画像

からの湛水域抽出

図-19 4コース(オフナディア角55°)の再生画像 からの湛水域抽出

図-20 湛水域抽出結果の比較(オフナディア角55°)

図-21 湛水域抽出結果の比較(オフナディア角70°) 赤:湛水域抽出結果(航空機

SAR)

緑:水位計から推測される湛水域

赤:湛水域抽出結果(航空機

SAR)

緑:水位計から推測される湛水域

4.

湛水域抽出手法の検討

航空機

SAR

のマイクロ波は,水面のような凹凸の 少ない滑らかな面では後方散乱が少ないため,再生 画像上で水面などは暗く写るという特徴を持ってい る(図

-11

).湛水域の抽出手法の検討にあたっては この特徴を利用することとした.

テストサイトとしては,平成

23

9

月の台風

12

号により大規模な河道閉塞が発生した奈良県十津川 村栗平地区を選定した.平成

23

9

月に発生した湛 水域は,図

-12

~図

-14

に示すとおり,観測時期(平 成

24

7

8

月頃)においても顕在であることが確 認できる.観測コース及び諸元を図

-15

に示す.観 測にあたっては,オフナディア角の違いによる影響 を調べるため,

55 °と 70 °の場合についてそれぞれ 4

方向(

4

コース)の観測を実施した.

東西コース(オフナディア角

55 °)の再生画像を

-16

に示す.観測地域が山間部であるため,レー ダの届かない箇所が多数発生し,再生画像上におい ては,湛水域のほか,レーダシャドウにより暗く写 っている箇所が多くみられる.図

-17

は,再生画像 上で暗くなった箇所を抽出した結果である.

図-11 水面における反射と後方散乱 後方散乱が

少ない

反射大

観測日 2012/7/4 2012/8/2

観測方向 4方向 4方向

オフナディア角 55° 70°

飛行高度 約3,000m 約3,000m

水平距離 約3,300m 約6,100m

図-12 当時の空中写真(平成239月)

図-13 ヘリ画像

(平成24627日近畿

地方整備局撮影) 図-14 空中写真

(平成241013日)

湛水箇所

レーダシャドウ

観測 方向

河道閉塞発生箇所

-15 観測コース及び諸元

図-16 東西コース(オフナディア角55°)の再生画像

図-17 東西コース(オフナディア角55°)の再生画像

平成24年7月4日 観測コース 観測方向 平成24年8月2日 観測コース 観測方向

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高精度湖底地形調査について High precision topographic survey of lakes

応用地理部 畠山真介

ドキュメント内 国土地理院時報: 第124集 (ページ 33-36)