I 1
V I M
6)
︑確定 診断となる︒
発症数時間以内の死亡
率は
三 O
j四O
% と 高
く︑とくにショックをと
もなう場合には︑発症後
二時間以内の死亡
率が
01七五%に及ぶ︒した
がって︑治療は緊急を要
する︒
ただちに呼吸・循
環の集中治療管理下に︑
ウロキナlゼと組織プラ
スミノlゲン活性化因子
(t pA
一巳 ω ω 口 ︒
12 5﹁ ロ︒ 向︒ ロ何 百巴
︿ mZ C吋)による
血栓融解療法︑ヘパリン
による抗凝固療法を開始
する︒
肺動脈近位側に
多
量の血栓が存在する場合
には︑経皮的血栓吸引/
図4
破砕術や血栓摘出術など
の外科的治療も
考慮
しな
ければならない︒
被災者における発症の背景
呼びかけ︑啓蒙に努めている
︒
しかし︑あの時はとても﹁エコノミークラス症候
救 急 救 命 第14号 34
今回の新潟中越地震においても︑被災者の深部
急性期の災害医療活動には︑外傷を中心とした 群﹂に思いを馳せることはできなかった
︒
静脈血栓症の発生には︑航空機内と同様に長時間 航空機での旅行の際に発生する深部静脈血栓症
の着席と脱水が血栓形成に大きく関与したと推測
た被災者全員を視野に入れたより細かな健康管理 治療・処置のみならず︑受傷しなかった人を含め
されている︒何人もの家族が一
台の車の中で窮屈 に夜を過ごし︑トイレも未整備で飲水を極力我慢 形成の最も重要な因子は︑長時間の座位による血 行
機 内 の 低 湿 度
(二
O
%程度) 液のうっ滞と血液粘度の上昇である
︒さらに︑飛
や
していることを︑我々は確かに見聞きしていた
︒
不適切な水分補給による脱水が血 液の粘度上昇を助長すると考えら
れている︒
このような環境下で︑深部静脈 血栓を予防するには︑長時間の着 席を避けることに加えて︑適切な 水 分 を 補 給 す る こ と が 必 要 で あ
る︒
摂取する水分は︑糖や電解質 を含んだイオン飲料水の方がミネ
ラルウォーターより優れているこ
とが確認されている︒
旅客に対し
ては
︑
一般的な注意事項として︑
①水分の補給につとめ
(二似/同
体重
/時間)︑脱水を防ぐ︒
② ア
ルコ
lルやカフェインをとりすぎ
ない
︒
③足の運動やマッサージを
する
︒④
機内を歩行する口⑤ゆっ
たりした服装にする︒
⑥弾性スト ッキングなどを利用する︒などを
や保健衛生管理が必要であることを痛感させられ
た︒
図5
図6
官製はがきに
①住所、 ②氏名、 ③年齢、④職業、 ⑤
1 4
号を読んで印象に残った記事、その他ご意見、ご感想 などをお書きのうえ、干
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E‑mail: t‑[email protected]EE 霊. æ rc~
L '"Eiv 圏
春の陽気に誘われて︑以前から一
度は行
ってみたいと思っていた﹁昭和の町﹂へと
足を延ばした︒そこは︑名前のとおり昭和
ロマンを街併させる町並みであ
った︒ま
ず︑目に飛び込んできたのは︑昔懐かしい
赤い公衆電話︑しばらくするとガラス戸の
駄菓子屋︑中にはアイスキャンデーやラム
ネやガラス瓶に詰まったお菓子がたくさん
あり︑ブリキのおもちゃにも感動︑昭和三
十年代生まれの小生にとっては︑とても懐
かしく︑少しの時間ではあったが童
心に返
り︑大切な何かを思い出せたような気がし
た︒
さて︑今後︑救急救命士には︑
気管
内チ
ューブの使用に加え薬剤投与の処置
が拡大
され︑救急業務の
高度
化がますます推進さ
れていくわけであるが︑それに伴う責任も
認識しなくてはならない︒初心を忘れずも
う
一度
原点にかえり︑そして新しいものに
挑戦していきたいと考えている今日この頃
である︒(T・H)
興財団
http://www
. f
asd.or.jp/救急振興財団のホームページ からパ、ソクナンバーをご覧い ただけます。
2 0 0 5
年5
月3 1
日『救急救命』編集委員会 佐 野 徹 治
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