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薬歴記入

薬歴・調剤録・処方箋保存

薬歴(最終記入の日から) :3年 調剤録:3年

処方せん:3年 時間のかかるものから臨機応変に調剤

保存期間

2.調剤の原則

1.調剤業務マニュアルに沿って調剤する。ただし、患者さんの要望があった場合は製剤上 の問題がなければこの限りではない。

2.患者さんの要望により調剤業務マニュアルから外れた調剤方法で調剤した場合は、調剤 記録用紙の「調剤上の注意点」欄に必ず記録し、以後、再現性のある調剤が行われる ようにする。

3.受付業務

1.笑顔であいさつ、丁寧な対応で処方せんを受け取る。

2.ナンバリング、薬歴を出す。

3.初めての患者さんにはアンケートをお願いする。

4.処方せんのコピーを調剤室へ回す。

5.後発品へ変更可の処方せんで、変更希望が未確認の場合は変更希望有無を確認する とともに、調剤記録用紙の後発品変更希望欄に記載する。

6.レセコン入力 ①処方日、保険番号、本人・家族等の確認

②医療機関名、診療科、医師名確認

③処方内容

疑義照会が生じた場合、患者さんにその旨を一言伝えておく。

4.錠剤

1.PTP 包装品を計数調剤し、トレーの中に入れる。

2.一包化が必要な場合、錠剤分包機入力を先に行いその間に他の調剤を行う。

3.半錠の調剤等は患者の希望にできる限り従う。希望を確認したら調剤記録用紙に 記載する。

5.散剤

1.秤量前にはかりの水平と0点を確認する。

2.薬匙,秤量トレーを使用前後にふく(コンタミ防止) 。

3.処方せん内容の適否確認。特に小児の場合、薬用量・用法を添付文書でチェックする。

4.散剤鑑査システムを使用して薬剤を秤量する

5.Rp 毎の分包を基本とするが、患者さんの希望により適宜変更する。

患者の希望は必ず調剤記録用紙に記録し、それに従って調剤する。

6.分包機のトレー・円盤・封入口を掃除する。付着の強いもの・毒性の強いものなど

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コンタミの危険性の高いものを分包した後は特に注意し重曹等で洗う。

7.粒子形の大きく異なるものは重ねまきする(顆粒と細粒など)。

酸化マグネシウムは重量比が重いため重ねまきを基本とする。

8.賦形剤 ①散剤の1包量が 0.2g未満の場合、乳糖を1包につき 0.2g添加する。

但し1歳未満の乳児には1包量が 0.1g 未満のとき乳糖 0.1gを添加する。

添加薬品名および量を調剤記録用紙備考欄に記入する。

②顆粒には賦形剤を加えない。

③次の薬剤は賦形剤として小麦でんぷんを使用する。

(アミノフィリン、アプレゾリン、イソニアジド、ガランターゼ、ミルラクト) 9.多種類の散剤がある場合、分包紙へ薬品名を印字し区別する。

また、小児は氏名ならびに薬品名の印字を原則とする。

10.分包紙への印字や散剤混和希望等の情報は調剤記録用紙に記載する。

11.錠剤粉砕または脱カプセル化をする場合は散剤の賦形方法に準じる。

また、インタビューフォームや錠剤・カプセル粉砕ハンドブック等にて適否を確認する。

粉砕した錠剤・カプセルの総数と総量を調剤記録用紙備考欄に記入する。

12.散剤秤量後、鑑査システムのレシートと分包された薬剤を共にトレーに入れる。

6.内用水剤

1.処方せん内容の適否確認。

2.水剤を計量した後、原則 1 回 3 mL 以上の最小整数となるように注射用水を添加する。

3.マジックで用量を印した計量カップをつける。

4.Mix 剤は 1 本に 7 日まで。注射用水だけの添加ならば 15 日まで。単味は制限無し。

5.開封した薬剤瓶には開封日をマジックで書く。

6.分注時の注意

慎重に振とうするもの…アスベリン Syr.

振とうするもの…ポンタール Syr.、アタラックス P Syr.、カナマイシン Syr.

ファンギソン Syr.など懸濁水剤

単味投与…カナマイシン Syr.、ラクツロース、イソバイド、アルロイド G ファンギゾン Syr.(原液)、デパケン Syr.、エリシキル剤 7.水剤の混和は混和可否を配合変化表等で確認の上、混和する。

7.外用剤

1.点眼剤…溶解液付の点眼剤は基本的に溶解せずに投薬する。

投薬時患者さんが希望されたら 1 本だけ溶解してお渡しする。

使用期限、保存方法等説明。

2.塗布剤…チューブ入りのものは、原則としてチューブのまま投薬する。

秤量は軟膏壷で省略できる。

軟膏壷、軟膏台、へらをアルコールで消毒してから調剤する。

軟膏壷のふたに調剤日・薬品名を記入する。

混和した軟膏剤は冷所保存とする。

3.坐薬…保存方法、使用法、1 回使用量を確認。

4.注射薬…1 回使用量を確認。原則として針のみの処方は認められない。

その他の外用薬も含め剤形、規格、量に注意。投薬時は使用部位、使用方法等を 確認し処方箋・薬歴にもその旨を記入しておく。

メーカーパンフレットの活用

8.麻薬・向精神薬調剤

1.麻薬は必ず麻薬処方せんで処方される。

2.麻薬施用者氏名、押印、施用者番号、患者住所を確認し、不備があれば疑義照会する。

3.調剤用麻薬は麻薬金庫に保管し、調剤毎に日付、患者名、調剤量、残量、調剤者名を 麻薬帳簿に記録する。

4.麻薬処方せんは普通処方せんと別にして月毎につづり管理薬剤師が管理する。

5.第1種・第2種向精神薬については保管場所を他薬品と別にし、調剤毎に日付、患者名、

調剤量、残量、調剤者名を記録簿に記録する。

9.鑑査

1.処方内容の適否。

2.前回処方との比較。

3.薬歴で併用薬を確認するとともに、鑑査者確認用紙でも併用薬を確認し、相互作用・重複 投与防止に努める。

4.散剤は鑑査システムのレシートにて秤量した薬剤と量を確認。

色、形態、偏りをチェックした後、重量鑑査をする。

5.計数調剤:思い込みに注意する。規格注意。

6.水剤:水剤の色、形状、目盛り確認。

7.外用:外用の色、形態、規格、数量、確認。

8.不備がなければ鑑査印を押す。

10.投薬業務

1.鑑査が終了後、薬歴を確認する。

2.氏名(名字と名前)を呼び、窓口にいらしたら再度確認する。

3.薬袋の中の薬剤を見せ、説明しながら患者さんに確認していただく。

薬袋の用法説明が理解しにくいようであれば手書き薬袋で補足する。

4.投薬時に疑義照会・処方変更の必要が生じた場合、患者さんにしばらく待って

いただく旨を説明した後、問い合わせ確認。レセコン修正は投薬薬剤師が行う。

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5.不備・不明な点がなければ領収書を発行し、投薬薬剤師が会計を行う。

6.レジ入力、領収書に領収印、釣りをお渡し(丁寧ではっきりした対応)。

7.投薬後の患者問い合わせ窓口は、投薬薬剤師を原則とする。

8.お薬手帳を活用するなど併用薬情報の収集に努める。

11.薬歴管理

1.投薬薬剤師が処方せんと薬歴処方欄を再度チェックし、不備があれば記入、修正を行う。

2.薬歴コメント欄は次回他の人が見たときに短時間で把握できるように手短かつ的確に記入。

疑義照会内容や処方変更内容は必ず記入。

分包の仕方、ラインの区別等で調剤マニュアルから外れる調剤方法で調剤した場合は 調剤記録用紙に記録し再現性のある調剤ができるようにする。その際、記録日を明記する。

3.病態や患者さんからの質問で不明であった点などは、情報を集め薬歴に記録し次回対 応できるようにする。

4.併用薬等の新たな情報が得られたら、鑑査者確認用紙に記録する。

12.レセコン入力チェック

1.薬歴チェックの済んだ処方せん、薬歴は事務へ回し、レセコンの入力チェックを行う。

2.不備があれば記入・修正する。

3.修正済の薬歴、処方せんを薬剤師が再度チェックし調剤録を作成する。

4.薬歴を薬歴棚に戻し、処方せん・調剤録を日付順に保管する。

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