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動態解明と環境リスク評価

第三章 環境リスクとその評価

第三章 環境リスクとその評価

... 図1 化学物質の人体摂取量人体影響の関係 動物実験による結果を人に外挿する場合、一般的には、動物種の違いによって 10 倍、人の個人 差により 10 倍合計 100 倍の不確実係数を用いて動物実験による 1/100 の値を目安している。 この安全率もしくは不確実係数は、実験の確かさや実験内容により専門家判断で変わる。 次に発がん性物質の場合を説明する。がんは化学物質により遺伝子が損傷を受けることから誘 ...

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化学物質の環境リスク評価 第8巻

化学物質の環境リスク評価 第8巻

... 。 オ)クロム(三価)は生体内で糖代謝に関連する微量ミネラルであり、欠乏するインスリ ン作用が低下して耐糖能低下が生じる考えられている。クロムが添加されていない高カ ロリー輸液を 3.5 年間投与された女性(40 才)では体重減尐や耐糖能低下、末梢神経の非 炎症性変性、両側性錯感覚、運動失調、呼吸商の低下がみられたことが報告されており、 ...

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化学物質の環境リスク評価 第5巻

化学物質の環境リスク評価 第5巻

... ③ 生殖・発生毒性 ア)Sprague-Dawley ラット雌雄各 13 匹を 1 群し、交尾前 2 週から 0、30、100、300 mg/kg/day を雄には 42 日間、雌には哺育 3 日目まで強制経口投与した結果、雌雄の交尾及び受胎能力 や胚の着床に対する影響はみられず、分娩状態にも異常はなかったものの、100 mg/kg/day 群の 2/10、300 mg/kg/day 群の 11/11 ...

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化学物質の環境リスク評価 第6巻(暫定版)

化学物質の環境リスク評価 第6巻(暫定版)

... (6.0%) (0.03%) 農薬 殺虫剤 本物質の平成 17 年度における環境中への総排出量は、約 14,000t なり、そのうち届出外 排出量は約 14,000t で全体の 99%超であった。届出排出量のうち 1.5t が大気へ、40t が公共用 水域へ排出されるしており、公共用水域への排出量が多い。その他に下水道への移動量が 17t、廃棄物への移動量が約 330t ...

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化学物質の環境リスク評価 第5巻

化学物質の環境リスク評価 第5巻

... 多媒体環境モデル(multimedia environmental model)呼ばれることがある。大気、水質、土壌、 底質等の複数の媒体間での化学物質の移流、分配、媒体間輸送(湿性沈着等)等を、媒体内では分 解等も考慮する環境運命予測モデルで各媒体中の化学物質濃度予測に用いる。 仮定する媒体間の物質移動機構、分解の有無等により、Mackay は LevelⅠ~Ⅳのクラス分け ...

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化学物質の環境リスク評価 第5巻

化学物質の環境リスク評価 第5巻

... mg/kg/day 予測最大ばく露量から、動物実験結果より設定された知見であるために 10 で除して求めた MOE(Margin of Exposure)は 17,000 なる。なお、食物からのばく露量については把握されて いないが、本物質 2,6-キシレノールの物性や公共用水域淡水での存在状況、2,6-キシレノール の食物での存在状況に加え、公共用水域淡水摂取時の MOE ...

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(Ⅱ)化学物質の環境リスク初期評価(13物質)の結果

(Ⅱ)化学物質の環境リスク初期評価(13物質)の結果

... ④ ヒトへの影響 本物質の重合反応作業に従事した労働者で、 「塩化ビニル疾患」呼ばれる病理症候群が報 告されている。耳痛、頭痛(眩暈)、視力低下、疲労、食欲不振(吐き気)不眠症、息切れ、 腹痛、肝臓・脾臓域の痛覚、手足の刺痛感覚や冷感覚、性欲低下、体重減少などの自覚症状 を伴い、指端骨溶解、強皮症様皮ふ変化、レイノー症候、門脈圧亢進症、肝臓の線維化、肝 細胞の過形成などが認められている 13 , 14 , 15 , ...

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化学物質の環境リスク評価 第9巻

化学物質の環境リスク評価 第9巻

... イ)チェコの換気設備のない地下倉庫で、手動ポンプによる本物質(100 L)の汲み出し作業中 に手袋を濡らした男性労働者では、夕方に眼指に焼けるような痛みを覚え、翌朝には酒を 飲み過ぎた時のような二日酔い状態なった。翌日は倉庫内でアスファルト塗料を容器に塗 る作業に 6 時間従事したところ、夜になって気分が悪化して頭痛、眼の痛みが現れ、激しく ...

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化学物質の環境リスク評価 第7巻

化学物質の環境リスク評価 第7巻

... 15 は予想外に高く、経皮吸収が大きい推定された。尿中濃度 N-アセチル転位酵素 2 の遺 伝子多型の間に関連はなかった 65) 。 本物質を硬化剤として使用するカナダのエポキシコンクリート製造工場では、1967 年か ら 1976 年にかけて製造現場の労働者 11 人に急性の黄疸が現れ、腹痛や吐き気、嘔吐を伴 い、3∼5 ...

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化学物質の環境リスク評価 第6巻

化学物質の環境リスク評価 第6巻

... (1)環境中への排出量 本物質は化管法の第一種指定化学物質である。同法に基づき公表された、平成 17 年度の届 出排出量 1) 、届出外排出量対象業種・非対象業種・家庭・移動体 2),3) から集計した排出量等を 表 2.1 に示す。なお、届出外排出量非対象業種・家庭・移動体の推計はなされていなかった。 表 2.1 化管法に基づく排出量及び移動量(PRTR データ)の集計結果(平成 17 年度) ...

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化学物質の環境リスク評価 第6巻

化学物質の環境リスク評価 第6巻

... Maier Knight 1)-190 は米国 EPA の試験方法(EPA-660/3-75-009, 1975)に準拠し、ホクベイユ スリカ Chironomus decorus の急性毒性試験を実施した。試験は半止水式(24 時間換水)で行わ れ、四ほう酸ナトリウム(Na 2 B 4 O 7 )が用いられた。試験用水には人工調製水(硬度 85 mg/L as CaCO 3 ...

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化学物質の環境リスク評価 第4巻

化学物質の環境リスク評価 第4巻

... かだが、有意な増加を認めたが、体重増加や主要臓器の組織に異常はなかった 17, 18) 。この 結果から、NOAEL は 125 mg/kg/day であった。 イ)Sprague-Dawley ラット雌雄各 20 匹を1群し、本物質の酢酸エステル(酢酸ブチル)0、 600、2,000、6,000 mg/kg/day を連続 13 週間強制経口投与した結果、2,000 mg/kg/day 以上の ...

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化学物質の環境リスク評価 第6巻

化学物質の環境リスク評価 第6巻

... 14 mg/kg/day、離乳時の生存率で 1.09 mg/kg/day、新生仔の開眼で 2.10 mg/kg/day など算出し ている。 エ)雌の 129S1/SvlmJ マウスの野生型に 0、0.1、0.3、0.6、1、5、10、20 mg/kg/day、PPARα 欠損型に 0、0.1、0.3、1、3、5、10、20 mg/kg/day の APFO を妊娠 1 日目から 17 日目まで ...

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化学物質の環境リスク評価 第6巻

化学物質の環境リスク評価 第6巻

... (1)体内動態、代謝 本物質(TEA)は消化管や肺から容易に吸収されれる。 男性ボランティア 3 人に 25 mg を経口投与した結果、本物質(TEA)及び代謝物のトリエ チルアミン-N-オキシド(TEAO)が血漿及び尿中にみられ、血漿中の TEA は 45 分∼1 時間、 TEAO は 1∼2.5 時間でのピーク濃度に達し、 その後はほぼ一定の割合で減少した。尿中の TEA 及び TEAO ...

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化学物質の環境リスク評価 第5巻

化学物質の環境リスク評価 第5巻

... mg/kg/day 群の雌 1 匹が死亡し、56、100 mg/kg/day 群の体重増加を対照群の比で表す 雄で 96、97%、雌で 84、94%であった。マウスでは 316 mg/kg/day 群の雄 1 匹、178 mg/kg/day 群の雌 1 匹が死亡し、178、316 mg/kg/day 群の体重増加は雄で 101、99%、雌で 96、94% であった。この結果から、各群雌雄 50 ...

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化学物質の環境リスク評価 第6巻

化学物質の環境リスク評価 第6巻

... 低下、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の上昇トリヨードサイロニン(T 3 )の低下(甲状腺 機能低下の証拠はなし)、エストラジオールの低下、肝細胞の肥大空胞化などがあった。 パルミトイル CoA 酸化酵素活性を指標した肝細胞のペルオキシソーム増殖は 0.75 mg/kg/day 群の雌で有意に増加したが、生物学的意義の判断基準である 2 倍増加を超えるも ...

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化学物質の環境リスク評価 第9巻

化学物質の環境リスク評価 第9巻

... 生態リスクの初期評価のため、水生生物の生存・生育を確保する観点から、実測データをも に基本的には水生生物の生息が可能な環境を保持すべき公共用水域における化学物質のばく 露を評価することし、データの信頼性を確認した上で安全側に立った評価の観点から原則 して最大濃度により評価を行っている。 ...

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化学物質の環境リスク評価 第7巻

化学物質の環境リスク評価 第7巻

... mg/kg/day 予測最大ばく露量から、動物実験結 果より設定された知見であるために 10 で除して算出した MOE(Margin of Exposure)は 520,000 なる。環境媒体から食物経由で摂取されるばく露によるリスクは小さい推定されること から、そのばく露を加えても MOE が大きく変化することはない考えられる。このため、本 ...

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化学物質の環境リスク評価 第7巻

化学物質の環境リスク評価 第7巻

... エ)ビーグル犬雌雄各 1 匹を 1 群し、0、2、10、50 mg/kg/day をカプセルに入れて 4 週間 経口投与した結果、10、50 mg/kg/day 群では投与の 0.5∼4 時間後に嘔吐がみられ、その頻 度は 50 mg/kg/day 群で高かった。また、50 mg/kg/day 群の一般状態は不良で、体重減少が みられた。10 mg/kg/day 群の雌及び 50 mg/kg/day ...

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化学物質の環境リスク評価 第6巻

化学物質の環境リスク評価 第6巻

... (1)体内動態、代謝 本物質は消化管や肺、皮膚から速やかに吸収される。 ラットに 14 C でラベルした本物質 300、3,000 mg/kg を強制経口投与した結果、血中の本物 質濃度は 300 mg/kg で投与 15 分後、3,000 mg/kg では 1 時間後にピークに達して減少したが、 主要な代謝物であるアセトンは 15 分後には血中に現れてゆっくり増加し、300 mg/kg では 3 ...

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