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(1)

会計学 1

第8・9講 会計の基礎概念

1

今日の学習項目

1.会計公準 2.企業会計原則 3.概念フレームワーク

2

基礎概念の意義

• 会計ルールは,人間が知識と判断力にもとづい て作り上げた社会的な約束事です。観察や実験 で,「正しさ」を確認できません。

• 前提を置かないと ル ル作りは無限後退に陥

• 前提を置かないと,ルール作りは無限後退に陥 ります。無限後退とは,原因や条件の連鎖が無 限に繋がり,決定的な理論的根拠が得られない こと。「利益とは何か。どのように計算するか?」

• ルール作りの前提になる基礎概念を設定します。

3

1. 会計公準

Accounting Postulates 仮定,基礎条件 1.企業実体の公準 2.継続企業の公準 3.貨幣的測定の公準

4

企業実体の公準

• 会計単位の公準

会計が行われる場を確定する公準です。

(1)企業の所有者(出資者)と企業の分離。

(「店」と「奥」の分離。所有と経営の分離)

(2)どの範囲で会計を行うか。利益を計算する か。

単独 vs. 連結

企業実体business entity

(1)単独企業

(2)企業集団(連結財務諸表)

子会社の識別基準

持株基準・・・議決権の過半数所有 支配力基準・・・実質的な支配

2001年エンロン事件

特殊目的会社SPEの連結外し 異種子会社情報の取扱い

(2)

連結外し

SPE

連結外し 簿外負債

(飛ばし)

7

連結 企業集団

エンロン

SPE

負債 400億ドル

オリンパスの損失隠し と同じ手法

会計主体論

• 会計上の判断主体

(1)資本主理論

企業=出資者の集合体

出資者の観点から判断する 法人擬制説 出資者の観点から判断する。法人擬制説。

(2)企業主体理論

企業=出資者とは別個の存在

企業それ自体の観点から判断する。法人実 在説。

8

資本報酬の会計処理

資本主理論 企業主体理論

支払利息 費 用

費 用

9

支払利息 他人資本報酬 他人資本報酬

支払配当金 利益処分 自己資本報酬

費 用 他人資本報酬

利益の性質 株主に帰属する利益 現行システム

企業に帰属する利益 付加価値に近似

継続企業の公準

• 半永久的に存在する継続企業を前提。会計 を行う期間を限定する公準として機能。

通常 会計期間 年 期間損益計算 通常,会計期間=1年。期間損益計算。

歴史的には比較的新しい損益計算です。

10

口別損益計算

取扱商品の種類・産地等,旅商の仕向地等を単位と して行われた利益計算です。

複式簿記が生成発展した中世末の欧州。15世紀末の ベネチアの冒険商業を営む商人の利益計算手法とし て普及しました。1航海1企業。

特徴 特徴

1)不定期的な利益計算。

(2)企業活動の部分的な利益計算。

→18世紀以降の産業革命,株式会社の出現

株主への報告の必要から,継続企業を前提した定期 的な,総括的利益計算が成立しました。

継続企業の前提に関する注記

• 2003年3月期から,継続企業の前提に関する

注記に対して会計監査人が意見表明するこ とが義務づけられました。

経営破綻リスクに関する法制度的検証 経営破綻リスクに関する法制度的検証。

継続企業の公準は,確固不動の絶対的真 理を述べたものではありません。

(3)

貨幣的測定の公準

• 貨幣的評価の公準。共通の測定単位を貨幣と する公準です。

• 膨大な種類と数の財貨と,その取引に関する会 計行為。

(1)測定のための「基本財」の選択。

貝,塩,銅銭等。

(2)外貨換算の場合

ドル→円(基本財)。在米子会社の連結。

13

測定単位と測定基準

測定単位 測定基準 意 味 財の尺度

Unit

財の属性 Attribute

14

U t tt bute

種 類 1.名目貨幣

2.実質貨幣

1.取得原価

2.再調達原価

3.売却価額

4.利用価値

2 つの派生的含意

(1)貨幣で測定できないものは,会計において 認識しない。

従業員の技能,能力。貸借対照表に非計上。

(2)貨幣価値は一定で,変化しない。

名目貨幣資本維持。

貨幣価値(貨幣購買力)の変動を無視する。

実質資本維持会計(インフレ会計)。

15

2. 企業会計原則

経済安定本部企業会計制度対策調査会中間 報告,昭和24年7月9日。

第一 一般原則 第 般原則 第二 損益計算書原則 第三 貸借対照表原則

企業会計原則注解 連続意見書

16

制度的位置づけ

• 会計ビッグバン(1999~2002年)まで,日本に おける指導的会計規範。

企業会計原則 Big Bang以降のGAAP 企業会計原則 Big Bang以降のGAAP

基本的な会計観 収益費用アプローチ 資産負債アプローチ

測定原則 原価・実現主義 時価評価

制度的特徴 国内トライアングル体制 コンバージェンス

現行制度での位置づけ

• 企業会計基準第9号,第10号

「資産の評価については,『企業会計原則』に 定めがあるが,金融商品に関しては,本会計 基準が優先して適用される。」(目的準 優先 適用さ る。」(目 1))

(1)会計基準に定めがない場合は,企業会計 原則を適用する。

(2)現行制度は,2つの異なる基本原則に依拠 している。

(4)

非営利会計

• 国立大学法人会計基準

「原則として企業会計原則によること」(国立大学 法人法第35条)

「国立大学法人等に共通に適用される一般的か つ標準的な基準を示すものであり,この基準に 定められていない事項については,一般に公正 妥当と認められている企業会計原則に従うこと になる。」(文科省・JICAP実務指針)

19

文化伝播の波紋性

公益法人会計 NPO法人会計 社会福祉法人会計 一般法第119条,第199条。

同施行規則第21条。

一般に公正妥当と認めら れる会計の慣行に従わな ければならない。

特定非営利活動促進法 第27条。会計の原則。

正規の簿記の原則 真実性・明瞭性の原則 継続性の原則

社会福祉法第44条。

社会福祉法人は、毎会計 年度柊了後2月以内に事 業報告書、財産目録、貸 借対照表及び収支計算 書を作成しなければなら

20

書を作成しなければなら ない。

第1総則の2一般原則

(1)真実性・明瞭性の原則

(2)正規の簿記の原則

(3)継続性の原則

(4)重要性の原則

Ⅱ一般原則

(1)真実性・明瞭性の原則

(2)適時性・正確性の原則

(3)継続性の原則

(4)単一性の原則

(5)重要性の原則

第1章2一般原則

(1)真実性・明瞭性の原則

(2)正規の簿記の原則

(3)継続性の原則

(4)重要性の原則

一般原則

1.真実性の原則 2.正規の簿記の原則

3.資本取引・損益取引区分の原則 4明瞭性の原則

4.明瞭性の原則 5.継続性の原則 6.保守主義の原則 7.単一性の原則

(8.重要性の原則)

21

一般原則の体系

真実性の原則

資本・利益区分の原則 継続性の原則 保守主義の原則 (1)実 質 的 測 面

と 強 く 関 連 し た原則

22 真実性の原則

重要性の原則 正規の簿記の原則

明瞭性の原則 単一性の原則 (2)形 式 的 測 面

と 強 く 関 連 し

た原則 (注解1)

包括原則

(出所)嶌村[1982](73頁)。一部改作。

真実性の原則

• 「企業会計は,企業の財政状態及び経営成 績に関して,真実な報告を提供するものでな くてはならない」(一般原則の一)

(1)絶対的真実性ではなく,相対的真実性。

(2)投資者を中心とする広範な利害関係者に とって会計報告が有用性と信頼性を持つこと。

(3)企業会計原則に従って会計が行われるとき,

相対的に真実な報告が提供される。

正規の簿記の原則

• 「企業会計は,すべての取引につき,正規の 簿記の原則に従って,正確な会計帳簿を作 成しなければならない」(一般原則の二)

(1)正規の簿記とは,記録の網羅性,立証性

(検証可能性),秩序性を備えた簿記を意味 する。

(2)会計の技術的基盤として複式簿記を採用す ることを実質的に求めたもの。

(5)

資本取引・損益取引区分の原則

• 「資本取引と損益取引とを明瞭に区別し,特に資 本剰余金と利益剰余金とを混同してはならない」

(一般原則の三)

(1)損益取引とは 利益の稼得を目的として行わ

(1)損益取引とは,利益の稼得を目的として行わ れる取引。資本取引とは,資本それ自体の直接 的な増減を目的として行われる取引。利益計算 の前提。

(2)剰余金がこの区別のグレーゾーンになるため,

剰余金区分の原則と呼ばれることもある。国庫 補助金,工事負担金。

25

明瞭性の原則

• 「企業会計は,財務諸表によって,利害関係者 に対し必要な会計事実を明瞭に表示し,企業の 状況に関する判断を誤らせないようにしなけれ ばならない」(一般原則の四)

(1)明瞭性とは,投資者等の経済的意思決定に とって有用な表示を意味する。

(2)財務諸表における総額表示,区分表示,配列 法などは,この原則から導き出されたもの。

(3)注記による追加情報の開示も,明瞭性を高め るものとされる。

26

継続性の原則

「企業会計は,その処理の原則及び手続を毎期継続 して適用し,みだりにこれを変更してはならない」(一 般原則の五)

1)恣意的なルール選択を行うことを禁じたもの。財務 諸表の期間的な比較可能性の確保と利益操作の排 除を目的する。

2)企業会計原則注解3は,正当な理由がある場合には,

その旨の注記を条件にルールの変更を認めるとして いる。会計環境が変われば,真実な報告を行うため の最適なルールも変わる可能性がある。

3)一般的承認性がとりわけ強く作用する原則。

27

保守主義の原則

「企業の財政に不利な影響を及ぼす可能性がある場 合には,これに備えて適当に健全な会計処理をしなけ ればならない」(一般原則の六)

1)複数の会計ルールのなかからどれか1つを選択する さいに,他の条件が等しければ,利益をより少なく計 上するルールを選択することを求めたもの。安全性の 原則,慎重性の原則。

2)収益実現・費用発生の計算構造は所与としたうえで,

その運用面における保守主義を求めたもの。税法限 度額を超えた貸倒引当金繰入れ等。

3)過度の保守主義は否認。秘密積立金。

28

単一性の原則

「株主総会提出のため,信用目的のため,租税目的 のため等種々の目的のために異なる形式の財務諸 表を作成する必要がある場合,それらの内容は,信 頼しうる会計記録に基づいて作成されたものであって,

政策の考慮のために事実の真実な表示をゆがめて はならない」(一般原則の七)

はならない」( 般原則の七)

1)報告目的の多様性に応じて異なる報告形式の財務 諸表を作成すること自体は認めつつも,それら財務諸 表の報告内容については単一とすることを要求したも の。

2)会社法会計,金商法会計,税務会計の調整。

重要性の原則

「重要性の乏しいものについては,本来の厳密な会計処 理によらないで他の簡便な方法によることも,正規の簿記 の原則に従った処理として認められる」(注解1)

1)実務的な便宜性の観点から,会計処理の部分的な省略 ないし簡略化を認めたもの

ないし簡略化を認めたもの。

(2)正規の簿記の原則に対する制約。重要性が乏しいと判 断された項目については,簿外資産(資産計上されるべき 項目の一括費用処理等)や,簿外負債(負債計上される べき項目の現金主義による処理等)とすることが是認され る。

(3)明瞭性の原則に対する制約として作用。重要性が乏しい と判断された項目については,独立した項目としてではな く,他の項目に含めて表示することが是認される。

(6)

3. 概念フレームワーク

• 概念的アプローチの採用。

会計上の「憲法」Constitution 会計基準を設定するための基準 St d d f St d d S tti Standards for Standard Setting

1970年代のアメリカで導入。

1980年代以降,加,豪,NZ,UK,IASBに波及。

2000年以降,ドイツ,日本にも波及。

31

基本的な構成

1.財務報告の目的 2.会計情報の質的特性 3.財務諸表の構成要素

4.財務諸表における認識と測定

32

概念フレームワーク

FASBの概念フレームワーク ASBJの概念フレームワーク

第1号「営利企業の財務報告の目的」(1978年)

第2号「会計情報の質的特性」(1980年)

第3号「営利企業の財務諸表の構成要素」(1980 年)

第4号「非営利組織の財務報告の目的」(1980年)

第5号「営利企業の財務諸表における認識と測定」

第1章「財務報告の目的」

第2章「会計情報の質的特性」

第3章「財務諸表の構成要素」

第4章「財務諸表における認識と測定」

すべて2006年に一括公表

33

(1984年)

第6号「財務諸表の構成要素」(1985年)

第7号「会計測定におけるキャッシュ・フロー情報 および現在価値の使用」(2000年)

第8号

第1章「一般目的財務報告の目的」(2010年)

第3章「有用な財務情報の質的特性」(2010年)

財務報告の基本目的

• 一般目的財務報告の目的は,現在および将 来の投資者,与信者,その他の債権者が,実 体への資源提供に関する意思決定を行うの に有用な財務情報を提供すること

に有用な財務情報を提供すること

(FASB[2010]ch.1, par.OB2)。

• 財務情報のこのような有用性を,意思決定有 用性(decision-usefulness)と呼んでいます。

34

会計情報の質的特性

• 情報が有用であるために不可欠な基本的特性 と,情報の有用性を補強する補強的特性の提示。

(1)基本的特性とされるのは,目的適合性

(relevande)と忠実な表現(faithful

(relevande)と忠実な表現(faithful representation)の2つです。

(2)目的適合的な財務情報とは,情報利用者の意 思決定に影響を及ぼすことができる情報。

(3)忠実な表現は,財務報告の対象となる経済的 現象を忠実に表現することを求めた質的特性。

財務諸表の構成要素

• 財務諸表の構成要素とは,資産,負債,純資産,

収益,費用等をいいます。

(1)資産とは,過去の取引または事象の結果とし て 特定の実体により取得または支配されてい て,特定の実体により取得または支配されてい る,発生の可能性の高い将来の経済的便益。企 業に帰属している経済的資源。

(2)資産→負債(マイナスの資産)→純資産(資産 と負債の差額)→包括利益(純資産の期間変動 額)→収益・費用・利得・損失(包括利益の内訳 要素)。資産負債アプローチ。演繹的な定義。

(7)

財務諸表における認識と測定

どのような情報をいつ財務諸表に表示するべきかを判断 するための基本的認識規準(fundamental recognition criteria)の提示。

(1)基本的認識基準は,定義,測定可能性,目的適合性,信 頼性の4つです 定義は 第6号で提示された構成要素の 頼性の4つです。定義は,第6号で提示された構成要素の 定義。目的適合性と信頼性は,第2号で提示された2つの 基本的特性。

(2)選択可能な測定属性は,歴史的原価,現在原価,現在 市場価値,正味実現可能価値,将来キャッシュ・フローの 現在価値。

(3)上記の4つの認識規準をすべて満たす項目が,財務諸表 において表示(認識)されることになります。

37

フレームワークの体系

基本目的 第8号第1章

定義 第6号

測定可能性 第5号

38

会計情報の 質的特性 第8号第3章

第5号

目的適合性 第2号

信頼性 第2号

認識規準 第5号

基礎理論

1.意思決定有用性アプローチ

会計・財務報告の基本目的は,利用者の経済 的意思決定に有用な情報を提供すること。

「会計=情報システム」論。投資情報。

2.用役可能性説/資産負債アプローチ 資産の本質=将来期待キャッシュ・フロー .

39

n n r PV c

) 1 (

株式価値評価モデル(再掲)

割引キャッシュ・フロー法(DCF法)

• B/S上の企業価値(PV)

B/S t t t

t t t

t t t

Ex R I

I NA NA

NA L A

1

40

資産A

公正価値

負債L

公正価値

純資産NA

公正価値

キャッシュ アウトフロー(C キャッシュ

インフロー(C+

正味キャッシュ インフロー(C+-C

株式価値=C+-C

=株式価値 のれんを

含む

40

DCF モデルの構造

• 割引キャッシュフロー法(CFデータで計算)

n i

n i n

n D

r C

PV E

1(1 )

] [

Ct: t 期のキャッシュフロー(税引後利益+減価償却費)

営業キャッシュフロー,フリーキャッシュフローなど r: 資本コスト

Dt: t 期末の有利子負債

資産(公正価値) 負債(公正価値)

ASBJ 概念フレームワーク

独自的な特徴 1.内的整合性

2.純利益の位置づけとリスクからの解放 3.企業価値の評価と事実の報告

(8)

内的整合性

内的整合性とは,個別の会計基準が,会計基準全体 を支える基本的な考え方と矛盾しないこと。

1)新しい会計基準を設定するさいには,当該基準が有 用な情報を提供するかどうかを事前に判断することが

情報 提供す 事前 求められます。

(2)しかし経験的証拠がその判断を下せるほどには十 分に得られていない場合,既存の会計基準の情報提 供機能に関する知見を外挿(extrapolate)することに よって,当該新基準の情報提供機能を間接的に推定 します。

3)そのような場合に考慮されるのが,内的整合性です。

43

リスクからの解放

投資のリスクとは,投資の成果の不確実性をいいます。成 果が事実となることで,その投資はリスクから解放されま す。純利益の重視。

(1)投資者が求めているのは,投資にあたって期待した成果 が 事後にどれだけの成果となって企業に還流したかの が,事後にどれだけの成果となって企業に還流したかの 情報です。その情報は,包括利益ではなく,純利益によっ て与えられるというのが,ASBJの主張です。

(2)また,現時点までの実証研究においても,包括利益には 純利益のそれを上回る情報価値が含まれていないことが 確認されており,このこともASBJが純利益を重視する理由 の1つとされています。

44

企業価値の評価と事実の報告

純利益重視の立場は,「企業価値を主体的に見積るのは 自らの意思で投資を行う投資家であり,会計情報には,そ の見積りにあたって必要な,予想形成に役立つ基礎を提 供する役割だけが期待されている」(ASBJ[2006]第1章第16 項)という主張と表裏の関係にあります。

(1)ここでいう「予想形成に役立つ基礎」の中心をなすのが,

事実としての純利益に関する情報です。

(2)自己創設のれんの認識(資産計上)は,経営者による企 業価値の自己評価・自己申告を意味するため,財務報告 の目的に反するものであるとしています(ASBJ[2006]3 脚注(14))。自己創設のれんの認識の明確な否認。

45

練習問題

資産の定義は満たすにも拘わらず,資産に含まれ ない項目を1つあげ,それが資産に含まれない 理由を述べなさい。

【モデル解答】

【モデル解答】

自己創設のれん。

自己創設のれんの認識(資産計上)は,経営者に よる企業価値の自己評価・自己申告を意味し,

投資意思決定に有用な事実の報告を行うという 財務報告の目的に反するからである。

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まとめ

(1)会計は「一般に認められたルール」の体系なの で,その形成の前提として基礎概念が不可欠で す。

(2)基礎概念は 会計行為(利益計算)のための仮

(2)基礎概念は,会計行為(利益計算)のための仮 定であり,確固不動の絶対的真理を述べたもの ではありません。

(3)基礎概念としての会計公準,企業会計原則,

概念フレームワークの意味内容と特徴を正確に 理解しておきましょう。

参照

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