基 本 問 題 P.30
解説
⑴ 天皇の地位は,主権者から象徴にかわった。
⑵ 国事行為には,国会の召集・内閣総理大臣や最高裁 判所長官の任命・法律や条約の公布などがある。
⑷ 大日本帝国憲法では,法律の範囲内で自由権が認め られた。臣民とは君主に支配された国民を意味する。
⑸ 日本国憲法の改正は,第96条に規定されている。各 議院の総議員の3分の2以上の賛成で,国民の承認を 得るために憲法改正の発議をする。承認のために満18 歳以上の日本国民を有権者とする国民投票が行われ,
有効投票の過半数の賛成が得られれば,天皇が国民の 名において憲法改正の公布をする。
⑹ 国民主権は,国民によって選ばれた代表者(国会議 員など)によって政治のあり方を間接的に決める場合 と,憲法改正のように国民が直接投票できる場合があ る。したがって,投票することは自分の意思を決定し 表現することであり,重要なことである。
⑻⑼ 日本国憲法第9条は,確実に覚えておきたい。第 1項では,「…国権の発動たる戦争と,武力による威 嚇又は武力の行使は,…永久にこれを放棄する。」の 部分。第2項では,「陸海空軍その他の戦力は,これ を保持しない。国の交戦権は,これを認めない。」の 部分は覚えたい。
⑽ すべての裁判所は,成立した一切の法律・命令・規 則などが,国の最高法規である日本国憲法に違反して いないかどうかを審議する違憲立法審査権(法令審査
⑴象徴 ⑵国事行為 ⑶内閣の助言と承認
⑷法律の範囲内 ⑸①総議員 ②3分の2
⑹国民主権 ⑺基本的人権の尊重 ⑻平和主義
⑼9 ⑽最高法規 ⑾①納税 ②勤労(①と② は順不同) ⑿①もたず ②もちこませず
⒀法の下に平等 ⒁①健康 ②文化的
⒂男女雇用機会均等法
⒃男女共同参画社会基本法 ⒄労働基準法
⒅プライバシーの権利 ⒆知る権利
⒇公共の福祉 解答
公民① 日本国憲法と人権
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Point!
権・違憲審査権)をもつ。中でも,最高裁判所は,す べての法律や行政機関の行為が憲法に違反していない かどうか,また人権が保障されているかどうかについ て,最終的な決定権をもっていることから,「憲法の番 人」と呼ばれている。
違憲判決が下され,法律が改正された例
●尊属殺重罰規定
旧刑法では,親などの殺害を尊属殺人として,一般の 殺人より重い刑罰としていたが,法の下の平等に反す るとして,尊属殺人罪の規定は1995年に刑法から削除 された。
⑾ 国民の義務のうち,勤労は権利でもある。
⑿ 非核三原則を唱えた当時の内閣総理大臣である佐藤 栄作は,後にノーベル平和賞を受賞した。
⒀ 日本国憲法第14条は,平等権を規定している。
⒁ 日本国憲法第25条は,生存権を規定している。健康 で文化的な最低限度の生活を営む権利は,必ず暗記し よう。
⒄ 労働基準法では,労働時間を1日8時間以内,1週 間40時間以内とし,1週間に最低1回の休日を与え ることなどを規定している。
⒅ プライバシーの権利を受けて,集められた個人情報 が悪用されたり流出したりすることがないように,個 人情報保護法が制定された。
⒆ 知る権利を受けて,多くの地方公共団体では情報公 開制度が設けられている。これは個人の情報を知るた めの制度ではなく,国や地方公共団体がもつ情報や報 告内容を公開するための制度である。
⒇ 公共の福祉とは,社会全体の利益と福祉を意味し,
自由権の一部は,公共の福祉の制限を受ける場合があ る。例えば,医師や看護師の免許制は,職業選択の自 由を制限するもの,感染症による入院・隔離は居住・
移転の自由を制限するものといえる。