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2008 年度 研究室便り 卒業生・修了生の皆さまにおかれましては

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Academic year: 2025

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2008 年度 研究室便り

卒業生・修了生の皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げま す。本年度も研究室の近況をご報告させていただきます。

教員スタッフは、神寳秀夫教授(ドイツ中・近世史)、山内昭人教授(インタナショナ ル史)、岡崎敦准教授(フランス中世史)の三名の専任教員に加えて、2007 年度は、非常 勤講師として、福岡大学より星乃治彦先生(ドイツ現代史)、九州国際大学より高田実先 生(イギリス近代史)にご出講をお願いしております。五月には、富山大学の徳橋曜先生

(イタリア中世史)による集中講義が行われました。

学生は、学部・大学院をあわせて 22 名が、日夜勉学に励んでおります。8 月には、4 年 生の杉崎愛さんと入れ替わりに、岡本愛さんが、同じく交換留学生として、ストラスブー ル第二大学へと旅立ちました。このところ毎年のように留学する学生さんが続きますが、

このような外部へと開かれた姿勢を、研究室としても支援していきたいと考えております。

修士課程では、向原宜臣君と大浜聖香子さんが、修士論文の作成に向けてがんばってい ます。12 初旬には、お二人とも史料論研究会において、その一部を発表しました。博士後 期課程については、森崇浩君(スイス中・近世史)が 10 月の広島史学会で、法花津晃君(フ ランス中世史)が 12 月の九州史学会で、それぞれ研究報告を行いました。同じく岡部直樹 君は、ロータリー奨学金によるブルガリア留学が決定し、現在出発へ向けて準備中です。

研究室では、年度初めの「進学(専門分野決定)式」、数次にわたる「卒論構想発表会」、

夏休みの「オープン・キャンパス」、9 月末の「進学ガイダンス」、年度末の「追い出しコ ンパ」等が年中行事ですが、数年前に復活した夏の合宿は、今年度はハウステンボスとい う豪華版でした。

本研究室主体の学会・研究会関係では、10 月と 2008 年 3 月に九州西洋史学会、12 月に 九州史学会(西洋史部会)が例年通り開催されました。九州西洋史学会秋季大会では、元 助手の小山啓子さんの近著(『フランス・ルネサンス王政と都市社会』九大出版会)をめ ぐってのシンポジウムが行われ、全国からパネラーが集っての活発な議論の場となりまし た。5 月の徳橋先生の集中講義に際しては、「近代国家研究会」が開催され、「14-15 世紀 のフィレンツェ領域支配の多元性と一元性」と題する徳橋先生の報告を軸に、活発な議論 が交わされました。科学研究費の助成を受けている「西欧中世史料論研究会」では、9 月と 12 月に研究会を開催しました。その他、ラテン語読書会「タキトゥスの会」や「クリス・

ウィッカム読書会」を始めとして、多様な催しに会場と人材を提供しております。このよ うに本研究室は、九州における西洋史学研究ならびに国際的学術交流の拠点として、周辺 の大学や研究教育機関と連携しつつ、研究教育・社会活動を変わらず推進しています。

最後に、研究室にてかつて助手をお務めになられたお二人が、常勤のポストを得られた

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ことをご報告いたします。宮嵜麻子さん(古代ローマ史)は、淑徳大学国際コミュニケー ション学部に、中堀博司さん(フランス中世史)は、宮崎大学教育学部に、それぞれ 2007 年 4 月よりご奉職になりました。それぞれ、本学にて博士号を取得なさって後、間もなく の朗報でしたが、後に続く者たちにとってもなによりの励みとなることでしょう。お二人 のますますのご活躍をお祈りいたします。

末筆ながら、皆様のご健勝、ならびにより一層のご発展を心よりお祈り申し上げます。

(文責 岡崎敦)

会員近著紹介

星乃治彦『ナチス前夜における「抵抗」の歴史』ミネルヴァ書房、2007 年.

星乃治彦(共編)『ヴァイマル共和国の光芒ーナチズムと近代の相克』昭和堂、2007 年.

参照

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