• 検索結果がありません。

運営協議会報告書 - 鶴岡工業高等専門学校

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2023

シェア "運営協議会報告書 - 鶴岡工業高等専門学校"

Copied!
94
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)令和3年度. 運営協議会報告書. 令和 4 年 3 月 独立行政法人国立高等専門学校機構. 鶴岡工業高等専門学校.

(2) 巻. 頭. 言. 一昨年の冬から続いている新型コロナウィルス感染症への対応のため、令和3年度も時間割りの変 更や部活動の制限など従来と異なる形での学校運営が続きました。本校の特徴である地元ものづくり 企業と連携した COOP 教育や長期インターンシップも、限定的な範囲での実施となりました。首都圏 への工場見学も見合わせることとなりました。国際交流の面では、ニュージーランドやシンガポール への短期学生派遣やタイ、ベトナムなどからの留学生受入れが叶わず、グローバル教育では苦戦を強 いられました。一方で、モンゴルからの留学生受入れは令和3年度も進められました。モンゴルから の留学生は国内での厳しい選抜をくぐり抜けた先鋭であり、日本語での授業というハンデがある中で も首席で卒業するものもいます。彼らが在校生に良い刺激を与え、学問に対して、また自身の成長に 対し貪欲な姿勢を示してくれたことに感謝します。 新型コロナウィルスへの感染予防では、関係幹部の献身的な対応も含め、学生、教職員が一致団結 をして感染予防に取り組み、キャンパス内での感染を防いできました。また、その間、近隣の山形大 学農学部における職域接種への参加など、本校だけの力でなく、医療関係者を始め多くの方々や機関 の支援や善意に支えられました。幸いにも今年度も教育活動の中断はなく、お世話になった全ての関 係者に御礼を申し上げます。 さて、教育活動に関しては、今年度も教員の間での改善活動(ファカルティデベロップメント)が 続けられ、より良い授業の実施に向けて様々な試みがなされました。今年度は対面授業が中心でした が、大人数での授業や新たな指導法を試行する授業の一部は今年度もオンラインで行われました。学 生の進路については、進学、就職共に順調で本校の教育に対する社会的な信頼の高さに感謝したいと 思います。研究活動、地域連携活動に関しては、コロナ禍の制約はあるものの、参加者数を絞って来 場型の研究発表会や各種セミナーが開催され、多数の方にご来場いただきました。本校の研究力は全 国の高専の中でもトップクラスであり、今年度に獲得した競争的な研究資金などの外部資金も一億円 規模です。 一方で、本校には受験生の減少という大きな課題があります。今年度、受験者数が初めて募集人数 を下回り、3月に二次募集を行うこととなりました。来年度は、今年度の取組についての検証を基と して受験生増加に向けて戦略的に取り組む所存です。 2月17日に開催された運営協議会では、以上の内容を委員の皆様にお伝えし、受験生確保を含め 様々な運営の改善に向けた貴重なアドバイスを頂戴しました。関係各位にあっては、引き続きご指導、 ご支援を頂けますようよろしくお願い申し上げます。. 令和4年3月 鶴岡工業高等専門学校 校長. 1. 森. 政 之.

(3) 目. 次 ページ. ◆巻 頭 言 目. 校長. 森. 政 之. 1. 次. 2. Ⅰ 令和3年度鶴岡工業高等専門学校運営協議会. 3. 1 開催概要. 4. 2 令和3年度運営協議会 委員名簿. 5. 3 本校関係者 出席者名簿. 6. 4 会議風景. 7. 5 議事要旨. 9. 6 外部評価シート. 14. Ⅱ 資料編. 16. 令和3年度鶴岡工業高等専門学校運営協議会 議事・日程及び概要 運営協議会委員名簿、本校関係出席者名簿、席次表. 【資料. 1 】. 評価・コメント等記入用紙(委員用). 【資料 2-1】. 令和3年度自己点検・評価表. 【資料 2-2】. 学校運営の概要(説明資料). 【資料 3-1】. 基準別対応状況 説明資料. 【資料 3-2】. 令和2年度運営協議会における各委員からの意見、要望等とその対応状況等について 【資料 4 】 入学試験実施状況(本科・編入学・専攻科)(平成29~令和3 年度). 【資料. 5 】. 入試説明会等実施状況(平成 29~令和 3 年度). 【資料. 6 】. 卒業者・修了者の進路状況(本科・専攻科)(平成28~令和2 年度). 【資料. 7 】. 関係規程等 ・本校 運営協議会規程. 【資料 8-1】. ・本校における自己点検・評価に関する実施基本方針. 【資料 8-2】. ・本校 自己点検・評価委員会規程. 【資料 8-3】. 2.

(4) Ⅰ. 令和3年度 鶴岡工業高等専門学校 運営協議会. 3.

(5) 1. 運営協議会. 開催概要. 日. 時:. 令和 4 年 2 月 17 日(木). 場. 所:. 鶴岡工業高等専門学校 8号館3階「講義室1・2」 及び、zoom によるオンライン配信. 次. 第: 開. 13 時 30 分から 16 時 30 分まで. 会. 総務課長(進行). 本校出席者紹介. 総務課長. 運営協議会委員紹介. 総務課長. 校長挨拶. 校. 日程説明及び配付資料の確認. 総務課長. 委員長(議長)選出. 総務課長. 委員長. 委 員 長. 挨拶. 趣旨説明. 長. 総務課長. 【学校運営の概要】. 校. 長. 【基準1】教育の内部質保証システム 【基準2】教員組織及び教員・教育支援者等. 以上、教務主事. 【基準3】学習環境及び学生支援等. 学生主事・寮務主事. 【基準4】財務基盤及び管理運営. 事務部長. ◇. ~~. 質疑応答. ◇. 憩. ~~. 休. 【基準5】準学士課程の教育課程・教育方法 【基準6】準学士課程の学生の受入れ. 以上、教務主事. 【基準7】準学士課程の学習・教育の成果 【基準8】専攻科課程の教育活動の状況. 専攻科長. 【選択的評価事項A】研究活動の状況 【選択的評価事項B】地域貢献活動の状況 ◇. 質疑応答. 以上、地域連携センター長. ◇. 委員長まとめ. 委 員 長. 校長謝辞. 校. 閉. 長. 会. 事務連絡. 総務課長. 4.

(6) 2. 令和3年度 運営協議会委員名簿 (敬称略). 区 No. 所. 属. ・. 職. ふり. 名. 氏. 分. 1. 1号委員. 2. 3. 株式会社エル・サン. 代表取締役会⻑. ⼭形県庄内総合⽀庁⻑. 田川中学校⻑会. 副会⻑. (庄内町立余目中学校⻑). 2号委員. 4. 国立大学法人⻑岡技術科学大学⻑. 5. 慶應義塾大学先端生命科学研究所. 鶴岡高専技術振興会. 会⻑. はや さか. 早坂. つよし. 剛. 3号委員. 髙橋. 正美. 佐藤. さ と う. 義徳. か ま ど. 重晴. 冨田. と み た. まさる. みな かわ. おさむ. 佐藤. さ と う. 正胤. さい とう. みつる. 皆川. (鶴岡市⻑). 名. たか はし. 鎌土. 所⻑. がな. ま さ み. よし のり. しげ はる. 勝. 備考. 対面出席. オンライン 出 席. 対面出席. オンライン 出 席. 欠. 席. 治. 6. 【代理】鶴岡高専技術振興会 理事 (鶴岡市商⼯観光部⻑). 7. 鶴岡高専峰友会. 齋藤. 副会⻑. 5. まさ つぐ. 満. オンライン 出 席. 対面出席.

(7) 3. 本校関係者. 出席者名簿 職. No. 名. 氏 もり. まさゆき. 森. ⻑. 名. 政之. 1. 校. 2. 副校⻑(総務担当・教務担当)/教務主事/創造⼯学科⻑. 佐藤. 3. 副校⻑(学⽣担当)/学⽣主事. 小野寺 良二. 副校⻑(寮務担当)/寮務主事. や ま だ. 4. 山田. 充昭. 副校⻑(専攻科担当)/専攻科⻑. わたなべ. 5. 渡部. 誠二. 副校⻑(研究・地域連携担当)/地域連携センター⻑. かみじょう. 6. 上條. 利夫. 基盤教育グループ⻑. た な べ. えいいちろう. 7. 田邊 英一郎. 8. 電気・電⼦コース⻑. 内山. 9. 情報コース⻑. 宍⼾. 総合メディアセンター⻑. さ と う. 佐藤. じゅん. 10. 保健センター⻑. もとはし. 本橋. はじめ. 11. 教育研究技術⽀援センター⻑. せ がわ. 瀨川. とおる. 12. 国際交流⽀援室⻑. きむ. 13. 金. 帝演. 情報広報室⻑. さいとう. 14. 斎藤. 菜摘. 事務部⻑. た な か. 15. 田中. 基久. 総務課⻑. す ず き. 16. 鈴木. 浩幸. 学⽣課⻑. か ね こ. 金子. まこと. 17. 総務課課⻑補佐(総務担当). しょうじ. ゆ き ひ こ. 18. 庄司 由紀彦. 総務課課⻑補佐(財務・施設担当). おおやま. 19. 大山. 元. 学⽣課課⻑補佐(兼 学⽣係⻑). なかじま. 20. 中島. 直樹. 総務課企画・連携係⻑. な り た. 21. 成田. 敦史. 総務課企画・連携係. う え の. 22. 理子. さ と う. つかさ. 司. お の で ら. うちやま. し し ど. 上野. 主任. 6. りょうじ. みつあき. せ い じ. と し お. きよし. 潔. みちあき. 道明 淳 元 透. じぇよん. な つ み. もとひさ. ひろゆき. 誠. もと. な お き. あ つ し. さ と こ.

(8) 4. 会議風景. 会場全景. 早坂 剛 委員長. 佐藤義徳 委員. 齋藤 満 委員. オンライン出席いただいた委員の皆さま (←↑:髙橋正美 委員、 ←↓:佐藤正胤 委員代理、 →↓:鎌土重晴 委員). 7.

(9) 4. 会議風景. 本校執行部. 佐藤副校長(教務主事). 山田副校長(寮務主事). 森 校長. 小野寺副校長(学生主事). 渡部副校長(専攻科長). 列席した本校関係者. 8. 上條副校長(地域連携センター長).

(10) 5. 議事要旨 議事に先立ち、総務課長(進行)から学校関係者紹介の後、委員が紹介された。 次いで、森校長から挨拶があった。. 【委員長(議長)の選出】 本校運営協議会規程第 4 条第 1 項で、委員長は「委員の互選により選出」する こととなっているが、事務局から早坂委員を候補とする提案があり、全会一致で 同委員が選出された。 引き続き、委員長に選出された早坂委員から挨拶があった。 【学校運営の概要について説明】 森校長から、学校運営の方針及び令和3年度の具体的活動内容、並びに校長と しての所感の説明があった。 【基準別対応状況について説明(前半部分)】 佐藤教務主事から「基準1. 教育の内部質保証システム」「基準2. 教員組織. 及び教員・教育支援者等」について、小野寺学生主事及び山田寮務主事から「基 準3 4. 学習環境及び学生支援等」について、引き続き、田中事務部長から「基準 財務基盤及び管理運営」について、それぞれ説明があった。. 次いで、ここまでの説明に関する質疑応答が行われた。 なお、質疑応答の概要は次のとおり。(●:質問・コメント、. →:回答). ● 基準4で「5(期待を上回る実施)」と自己評価したのはどういう理由か? → 「 観 点 4-1-④ 」 に つ い て 、 財 務 に 関 す る 監 査 は 、 内 部 監 査 、 監 事 監 査 、 及 び 監査法人による監査を行っているが、それ以外にも「高専間相互監査」の形 で補足的な制度も取り入れており、より厳密な監査制度を採用している点 「 観 点 4-2-① 」 に つ い て は 、 規 程 に 沿 っ た 組 織 上 の 役 割 分 担 が な さ れ て い る 以外に、副校長組織とセンター組織のすみ分けが明確になされており機能的 に活動できている点 「 観 点 4-2-③ 」 に つ い て は 、 か な り 早 い 段 階 か ら 校 内 の 採 択 経 験 者 ら を 講 師 に「科研費セミナー」を開催し、科研費応募書類作成の早期着手と採択経験 者らによる申請書ドラフト版の校内査読を実施し、採択経験者の知見を校内 で共有して次の採択に繋げる活動を積極的に行っている点、がそれぞれ 「5」と評価した理由である。 ● 在 籍 学 生 の 96.5%が 県 内 出 身 者 、 庄 内 地 域 出 身 者 も 73.6%を 占 め る 一 方 で 、 県 内 就 職 率 が 20%台 と い う デ ー タ も あ る 。 庄 内 総 合 支 庁 と し て も 「 庄 内 地 域 若者定着促進会議」を開催して県内定着の促進を図っているが、県内及び庄内. 9.

(11) 地域企業の生産性向上に貢献するためにも地元定着の取り組みなどを行ってい ればご紹介願いたい。 →前年度、就職希望者の 4 割近くが県内就職したのに対し、本年度は 2 割台に 低下しているのは事実である。この点は重く受け止めたい。 それに対する取り組みとして行ってきたのは、各社の協力を得て県内企業に 限りインターンシップを実地で開催したこと。また、企業研究セミナーなど の各種説明会も本校技術振興会会員企業を中心に地域の企業も多数お招きし て開催してきた。今後、より一層工夫を凝らして実施していきたい。 ● 学生は 2 年次に各コースへ配属し、4 年次から各専門分野へ配属する教育組 織となっているが、この場合の教員組織はどうなっているのか?指導の観点か ら難しい部分はないのか? →4~ 5 年 次 の 各 専 門 分 野 は 、 3 年 次 の 終 わ り に 選 択 す る こ と に な っ て い る 。 「材料工学」などの融合複合分野を希望する学生の場合、授業は学生が所属 する基礎コースの科目が多くを占めるが、その中のうち選択科目として分野 に相当する授業を受けるよう定め指導が混乱しないようにしている。複数コ ース学生が同時に学ぶ分野必修科目ではその科目を担当することができる教 員を各コースから適宜選択している。 ● 仮に「材料工学分野」に関連する授業を行う場合、各コースに所属する学生 が一緒に授業を受けられる体制になっていないのか? → 各 コ ー ス の 学 生 が 同 時 に 受 け ら れ る 科 目 は 分 野 必 修 科 目 で あ り 2~ 3 科 目 程 度と教員に過度な負担とならない様に設定している。それを授業時間割の中 で選択・受講してもらうようにしている。 ● 科目数が多くなってしまうような印象だが、教員への負担は大きくならない のか? →従来から実施している科目群の中から分野毎に科目を割り振っている。分野 によっては重複している科目もある。むしろ、同時間で実施しなければなら ない科目が増えたため時間割の編成の方が大変な作業である。 ● 間 接 経 費 を 35 万 円 以 上 獲 得 し た 場 合 の 報 奨 金 は 、 研 究 費 と し て 配 分 す る の か給与の一部として支給するのか?また、支給割合はもっと高くてもいいと思 うが。 →「給与」の一部として支給する。なお、支給割合は高専機構本部が定めてい るものである。 ● 学習・生活支援等に関連して、高専では夏休み前などに保護者との懇談があ ったと記憶しているが行っているのか?なお、高専にとって保護者は重要なス テークホルダーであり、保護者との良好な関係づくりは今後の受験生獲得等に. 10.

(12) も影響するものなのでしっかりやっていただきたい。 → 保 護 者 懇 談 会 は 、 5 年 生 の 場 合 は 4 月 中 旬 に 、 1~ 4 年 生 は 10 月 中 旬 に そ れ ぞれ実施している。その他、適宜必要に応じて行っている。 ● 入学生の大半が庄内地区からのようで、人口の多い内陸地区からの学生が少 ないようだが何か理由があるのか? →かつて 4 割程度が内陸出身の学生だった時代もあるので、その時代と比較す るとだいぶ減っているのは事実である。考えられる理由としては、特に山形 市周辺は仙台市に行くのと距離的に大差なく、寮に入るのであればより交通 の便がいい仙台方面が選ばれているのではないか。 ● 校長の「学生の声を聞く」という方針に惹かれた。そのひとつ授業アンケー トはどのように活用しているのか? →授業アンケートの結果については、各教員本人に通知すると共に、結果を掲 示して学生が見られる状態にしている。また、執行部でもその結果を共有し ている。 なお、他に学生の声を聞く機会としては、学生会や寮生会との懇談の機会を 設けている。 【基準別対応状況について説明(後半部分)】 暫時休憩をはさんだ後、佐藤教務主事から「基準5 教育方法」「基準6. 準学士課程の教育課程・. 準学士課程の学生の受入れ」「基準7. 習・教育の成果」について、渡部専攻科長から「基準8. 準学士課程の学. 専攻科課程の教育活動. の状況」について、引き続き上條地域連携センター長から「選択的評価事項. 研. 究活動及び地域貢献活動の状況」について、それぞれ説明があった。 次いで、ここまでの説明に関する質疑応答が行われた。 なお、質疑応答の概要は次のとおり。(●:質問・コメント、. →:回答). ● 選択的評価事項で「5(期待を上回る実施)」と自己評価したのはどういう 理由か? →まず「研究」に関して、ひとつの指標である「外部資金獲得額」について は、各高専の規模が違うため「教員一人あたりの獲得金額」で集計したデー タを見ることになるが、令和 2 年度は全国 2 番目であった。本年度は年度途 中のため結果は出ていないが、東北・北海道地区の高専では現在トップの実 績である。 また「地域連携」については、各イベントで行った参加者アンケートでも高 い評価を受けており、参加者の満足度が極めて高いことが挙げられる。特に 「 科 学 フ ェ ス タ 」 に つ い て は 、 回 収 率 100%で 100%の 満 足 を 得 た 。. 11.

(13) ● 特に研究分野は成果も出しており頑張っている印象である。今後それらを論 文 化 す る こ と が 必 要 に な る と 考 え る 。 「 Ge ar5.0( マ テ リ ア ル 分 野 ) 」 に お い ては、各校と連携してネットワークを更に強くして欲しい。 地域連携についても活発に行っている印象であり、地域企業との連携を強化す ると同時に、地域企業の技術者と一緒になって協働教育に取り組み課題解決を 図っていくことも学生の育成にはますます重要になってくると考えている。 「鶴岡で働きたい」と思わせるような地元の魅力づくりに貢献することも高専 の重要なミッションのひとつだと思う。今後もいい循環を期待したい。 ● 研究・地域連携活動の継続に努力していることに敬意を表したい。鶴岡市と は 「 鶴 岡 高 専 技 術 振 興 会 」 、 「 地 域 連 携 セ ン タ ー 」 、 「 K-ARC」 等 で 繋 が り が強いが、地域との連携活動、また資金調達についても高く評価している。 前 校 長 が 地 元 就 職 者 60 人 を 目 指 す と 具 体 的 な 数 字 を 示 し て 話 し て い た こ と も あり、この連携した成果が若者の地元就職に結びつき、更なる地元定着に繋が ることを期待したい。 ● 志願倍率の低下が課題として挙がっていたが、苦労している様子がよく分か った。同時に、鶴岡高専の取り組みなどを中学生が理解していないのがポイン トなのかと思った。学校説明会などでも理解できている中学生は意外と少ない のかも知れず、もっと早いうちから地元の中学生への啓蒙活動を強化してもら うと、高専に適した生徒が自分の方向性を決められるのではないかと思う。 ● 志願者数がここ 2 年くらい下がっている。どのような理由が考えられるか? →地域ごとに減り方に違いがあり、その分析を今後行いたいと思う。本年度約 60 の 中 学 校 に 出 向 き 学 校 紹 介 を さ せ て も ら っ た が 、 限 ら れ た 時 間 で も あ り、どういう資料でどのような内容の説明だと短時間でも本校の取り組みな どに共感してもらえるかを考えていきたい。また、「科学フェスタ」のよう な大人気のイベントがあるにも関わらず志願者数の増加に結びついていない ことに鑑みて、人気のあるイベントを志願者数の増加に繋げるためにどのよ うな改善を行っていく必要があるのかについても一緒に考えていきたい。 ● 大学が説明会などを開催すると学生とほぼ同じ数の保護者も参加する。その 保護者をいかに掴めるかが大きいと考えている。特に中学生の年代は親の影響 が非常に大きいので、同様に、子供たちだけではなく保護者にも理解してもら うことが大切であり、保護者にも高専の魅力を伝えるつもりで広報活動を進め て欲しい。 【委員長の総括】 早 坂 委 員 長 か ら 、 学 校 関 係 者 に 対 し 、 約 400 名 を 擁 す る 学 寮 で 、 こ こ ま で 新 型 コロナウイルス感染のクラスターを発生させることなく運営してきたことへの賞. 12.

(14) 賛と、本運営協議会に向けて説明資料の準備等にあたった労いのコメントが寄せ られた。 また、各委員に対し、本日の議事進行に協力いただいたことに関する謝意が述 べられた。 【評価及びコメントの記載】 「資料2-1」に委員から評価及びコメントを記載願うために時間が設けられ た 。 な お 、 オ ン ラ イ ン で 出 席 の 委 員 に は 、 2 月 28 日 (月 )ま で に 同 記 入 用 紙 を 事 務 局あて提出願うこととした。 【閉会】 森校長から、出席いただいた委員へ感謝の言葉が述べられ、運営協議会が閉会 した。 (以上). 13.

(15) 6. 評 価 ・ コメント集計表 「外部評価」欄 5: 4: 3: 2: 1:. (1)評価点集計結果. 基準. 点検項目. 報告者. 期待を上回って実施している 十分に実施している 実施している 十分には実施していない 実施していない. 各観点の 自己評価 平均点. A. B. C. D. E. F. 委員 平均. 4. 4. 4. 5. 4. 4. 4. 4.2. 教育の内部質保証システム 基準1. (3つの方針[DP,CP,AP]に関する項目、及び校 教務主事 内PDCAサイクルに関する項目を含む)に関す ること). 基準2. 教育組織及び教員・教育支援者 等に関すること. 教務主事. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4.0. 基準3. 学習環境及び学生支援等に関す ること. 学生主事 寮務主事. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4.0. 基準4. 財務基盤及び管理運営に関する こと. 事務部長. 4. 5. 4. 4. 4. 4. 4. 4.2. 基準5. 準学士課程の教育課程・教育方 法に関すること. 基準6. 準学士課程の学生の受入れに関 すること. 教務主事. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4.0. 基準7. 準学士課程の学習・教育の成果 に関すること. 基準8. 専攻科課程の教育活動の状況に 関すること. 専攻科長. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4. 4.0. 地域連携 センター長. 5. 5. 4. 5. 5. 5. 4. 4.7. 選択的 評価事項 研究活動の状況 A. 選択的 評価事項 地域貢献活動の状況 B. 14.

(16) (2)評価コメント. 点検項目. 基準. 基準1. 委員コメント. 報告者. ◆ [全体として] 全ての基準等を充分に達成している。さらに研究活動 及び地域貢献活動は全高専の中でもモデルケースとして発信できるほど の優れた成果を発出している。そのことをステークホルダーとなる中学生 及び保護者に向けて情報発信し、優秀な学生確保に努めてほしい。 教育の内部質保証システム 高専であれば、コロナ禍でもICTを活用した素晴らしい発信もできるはず (3つの方針[DP,CP,AP]に関する項目、及び校 教務主事 です。中学生には高専生を、保護者には教員が対応するという考え方も 必要かもしれません。頑張っていただきたいと思います 内PDCAサイクルに関する項目を含む)に関す ること). ◆ バイタリティのある学生の育成 ◆ 自己評価以上の取り組みがなされていると感じました. 基準2. 教育組織及び教員・教育支援者 等に関すること. 教務主事 (コメント等なし). 基準3. 学習環境及び学生支援等に関す ること. 学生主事 ◆ 内陸からの学生募集を強化する。そして地元就職へ力を入れる 寮務主事. 基準4. 財務基盤及び管理運営に関する こと. 事務部長 (コメント等なし). 基準5. 準学士課程の教育課程・教育方 法に関すること. 基準6. 準学士課程の学生の受入れに関 すること. 基準7. 準学士課程の学習・教育の成果 に関すること. 基準8. 専攻科課程の教育活動の状況に 関すること. ◆ 学生教育の目的をしっかり持たせる ◆ 鶴岡高専の特色ある教育活動や就職状況については保護者・中学 生から見ても好印象になるものと考える。今年度の入学志願者数の減少 教務主事 について は説明会を多数開催されたとのことだったが、PR方法等の見直しが必 要なのではと考える。県外学生もいる中、地域コミュニティ学等で県・市 についての知見を得る機会もあり、地元就職への一助となるものと考え る。引き続き高専卒業生の地元定着増に期待したい. 専攻科長 (コメント等なし). ◆ 起業家の育成へ力を入れて欲しい. 選択的 評価事項 研究活動の状況 A. ◆ 学生の外部発表や外部資金獲得に向けた体制構築など、さまざまな 活動を通じて学生の能力向上と学校の活性化に取り組んでいることに敬 意を表し ます。今後は、「魅力ある学校として鶴岡高専の10年ビジョン」の「地域に 貢献する高専」にも掲げられている「卒業生の地元就職」についても、さ らなる取組みを期待します 地域連携 ◆ 特色ある取り組みがなされており、大変参考になりました。今後の進 センター長 路指導に生かせればと思います. 選択的 評価事項 地域貢献活動の状況 B. ◆ 科研費セミナーや科研費申請数、外部資金申請数の増加により、積 極的に研究費を獲得し、研究活動の充実を図る姿勢や外部資金獲得状 況が東北 管内でもトップであることは高く評価できる。このような積極的な研究活 動への取組は高専学生に対しての教育活動にも繋がるものと期待でき る。 また、市民サロン等のセミナーについても満足度の高いものを開催され ており、各セミナーでの参加者層に合わせた内容を講演されているもの と考える。今後も高専が身近に感じられる活動を期待する. 15.

(17) Ⅱ. 資. 料. 編. 16.

(18) 令和3年度 鶴岡工業高等専門学校運営協議会 議事. 日 時: 令和 4 年 2 月 17 日(木)13 時 30 分から 16 時 30 分まで 場 所: 鶴岡工業高等専門学校 8号館3階 講義室1・2 及び、zoom によるオンライン配信 議 題: 1 委員長(議長)の選出について. 2 鶴岡高専の概要説明、及び基準別対応状況と自己評価について. 3 その他. 配付資料一覧 1 運営協議会委員名簿、本校関係出席者名簿、席次表. 【資料. 1】. 2 評価・コメント等記入用紙. 【資料. 2-1】. 【資料. 2-2】. 【資料. 3】. 令和3年度自己点検・評価表 3 学校運営の概要説明資料、各所管事項説明資料. 4 令和2年度運営協議会における各委員からの意見、要望等とその対応状況等について 【資料. 4】. 5 入学試験実施状況(本科・編入学・専攻科)(平成 29~令和 3 年度). 【資料. 5】. 6 入試説明会等実施状況(平成 29~令和 3 年度). 【資料. 6】. 7 卒業者・修了者の進路状況(本科・専攻科)(平成 28~令和 2 年度). 【資料. 7】. 本校 運営協議会規程. 【資料. 8-1】. 本校における自己点検・評価に関する実施基本方針. 【資料. 8-2】. 本校 自己点検・評価委員会規程. 【資料. 8-3】. 8 関係規程等. (注:. 以降の資料は外部委員のみに配付(送付)). 9 学校総覧 2021 10 令和 2 年度運営協議会報告書(令和 3 年 3 月) 11 College Profile 2020-2021 12 令和 3 年度. 学生便覧. 13 令和 4 年度. 学生募集要項. 14 令和 4 年度. 専攻科学生募集要項.

(19) 日程及び概要. 開. 会. 総務課長(進行). 本校出席者紹介. 総務課長. 運営協議会委員紹介. 総務課長. 校長挨拶. 校. 日程説明及び配付資料の確認. 総務課長. 委員長(議長)選出. 総務課長. 委員長. 委 員 長. 挨拶. 進 行 順 序. 予定時刻. 趣旨説明. 13:40. 説 明 ①. 13:45 14:00. 説 明 ②. 長. 説明事項等. 説明者等 総務課長. 学校運営の概要について. 校. 【基準1】教育の内部質保証システム 【基準2】教員組織及び教員・教育支援者等. 長. 教務主事. 14:15. 【基準3】学習環境及び学生支援等. 学生主事 寮務主事. 14:25. 【基準4】財務基盤及び管理運営. 事務部長. 【 質疑応答 】. 14:35 14:55 ~ 15:05. 休. 憩. (10 分). 【基準5】準学士課程の教育課程・教育方法 15:05. 【基準6】準学士課程の学生の受入れ. 教務主事. 【基準7】準学士課程の学習・教育の成果 説 明 ③. 15:20 15:30 15:40. 【基準8】専攻科課程の教育活動の状況. 専攻科長. 【選択的評価事項A】研究活動の状況. 地域連携 センター長. 【選択的評価事項B】地域貢献活動の状況 【 質疑応答 】. (16:00 頃~). 委員長まとめ. 委 員 長. 校長謝辞. 校. 閉. 長. 会. 事務連絡. 総務課長.

(20) 資料 1-1 令和 4 年 2月17日 鶴岡高専運営協議会. 令和3年度鶴岡工業高等専門学校運営協議会 委員名簿. 区分. 1 号 委 員. 職. No. フ リ ガ ナ. 名. 氏 名 ハ ヤ サ カ. 1. 株式会社エル・サン 代表取締役会⻑. 早. ⼭形県庄内総合⽀庁⻑. タ カ ハ シ. 2. 3. ⽥川中学校⻑会 副会⻑. サ. 佐. (庄内町⽴余目中学校⻑). カ. ツヨシ. 坂. 髙. 橋. ト. マ. ウ. 藤. ド. 備考. ※敬称略. 剛. マ. 正. サ. ミ. 美. ヨ シ ノ リ. 義. 徳. シ ゲ ハ ル. 4. 国⽴⼤学法⼈⻑岡技術科学⼤学⻑. 慶應義塾⼤学先端⽣命科学研究所 所⻑. 冨. タ. マサル. 5. 鶴岡⾼専技術振興会 会⻑(鶴岡市⻑). ミ ナ カ ワ. オサム. 2 号 委 員. 鎌. ト. 皆. ミ. 土. 田. 川. 重. 晴. 勝. 治. 6. 【代理】. 3 号 委 員. サ ト ウ. 鶴岡⾼専技術振興会 理事(鶴岡市商⼯観光部⻑). 7. 佐 藤 サ イ ト ウ. 鶴岡⾼専峰友会 副会⻑. 齋. 1. 藤. マサ ツグ. 対面 出席. Online 出席. 対面 出席. Online 出席. ×. Online 出席. 正 胤 ミツル. 満. 対面 出席.

(21) 本校関係者 出席者名簿 職. No. 名. 氏. 名. 1. 校 ⻑. 森. 2. 副校⻑(総務担当・教務担当)/教務主事/創造⼯学科⻑. 佐. 3. 副校⻑(学⽣担当)/学⽣主事. 小 野 寺. 4. 副校⻑(寮務担当)/寮務主事. 山. 田. 充. 昭. 5. 副校⻑(専攻科担当)/専攻科⻑. 渡. 部. 誠. 二. 6. 副校⻑(研究・地域連携担当)/地域連携センター⻑. 上. 條. 利. 夫. 7. 基盤教育グループ⻑. 田 邊 英 一 郎. 8. 電気・電⼦コース⻑. 内. 山. 9. 情報コース⻑. 宍. ⼾. 10. 化学・⽣物コース⻑. 南. 11. 総合メディアセンター⻑. 佐. 藤. 淳. 12. 保健センター⻑. 本. 橋. 元. 13. 教育研究技術⽀援センター⻑. 瀨. 川. 透. 14. 国際交流⽀援室⻑. 金. 15. 教育改⾰FD委員会 委員⻑. 森. 16. 教育点検委員会 委員⻑. 17. 情報広報室⻑. 2. 政. 備考. 之. 藤. 司 良 二. 潔 道. 明 淳. 帝. 演. 永. 隆. 志. ⼾. 嶋. 茂. 郎. 斎. 藤. 菜. 摘.

(22) 職. No. 名. 氏. 名. 備考. 18. 事務部⻑. 田. 中. 基. 久. 19. 総務課⻑. 鈴. 木. 浩. 幸. 20. 学⽣課⻑. 金. 子. 21. 総務課課⻑補佐(総務担当). 庄 司. 22. 総務課課⻑補佐(財務・施設担当). 大. 山. 23. 学⽣課課⻑補佐(兼 学⽣係⻑). 中. 島. 直. 樹. 24. 総務課企画・連携係⻑. 成. 田. 敦. 史. 25. 総務課企画・連携係 主任. 上. 野. 理. 子. 3. 誠 由 紀 彦 元.

(23) 令和3年度「鶴岡高専運営協議会」 席次表 会 場: 8号館3階(講義室1・2) SP. 荷. オンラインご出席委員. 氏. 庄川 内中 町 学 立 余校 目長 中会 学 副 校 長会. 台. 田. 鶴 鶴岡 岡高 市専 商技 工術 観振 光興 部会 長理 事. 佐 藤 義 徳 氏 ●. 液 晶 モ ニ タ. 株 式 代会 早 表社 坂 取エ 締ル 役・ 剛 会サ 長ン 氏 ●. ). 氏. 正 胤. (. 氏. 重 晴. 佐 藤. ). 正 美. 鎌 土. 長 岡 技 術 科 学 大 学 長. (. 髙 橋. 山 形 県 庄 内 総 合 支 庁 長. 物. 長. 齋 藤 満 氏. 鶴 岡 高 専 峰 友 会 副 会 長. ○. 基盤教育 グループ長. ○. 総合メディア センター長. ○ 委員会委員長. 教育改革FD. ○. 電気・電子 コース長. ○ 保健センター長. ○ 委員会委員長. ○ 情報コース長. ○ 支援センター長. 教育点検. ● web. 教育研究技術. ○ 情報広報室長. 国際交流 支援室長. ○ (予備). カメラ. ー 副地 校域 長連. 副専 校攻 長科. ●. ●. 副教 校務 長主. ●. ●. 副学 校生 長主. 校. (. (. (. 山 田. ). ). ー. 充 昭. 副寮 校務 長主. 田 中 事 寮 務. ). 渡 佐 森 小 部 藤 野 事 長 長 研携 総事 専 寺学 究セ 務 利 ・ ン 誠攻 政 良生 ・ 科 タ 二 夫地 司教 之 二 域 務. 基 久. 事 務 部 長. 化学・生物 コース長. ○ 学生課長. ). 【進行】. ○ 総務課長. ○. ○ 学生課長補佐 総務課長補佐. ○ (財務・施設). ). 連 携長. ○. ●. (. ●. (. 上 條. ●. パーティ ション 収納. 柱 ↑会場出入口. ○ 【マイク・webカメラ】 企画・連携係長. ◆締切◆. 柱. 柱 ↑会場出入口. ↑会場出入口. 資 料 1-2. 柱. 【PC操作】 企画・連携係主任. 鶴岡高専運営協議会. ○. 【記録・写真】 課長補佐(総務). 令和 4年 2月 17日. ○. SP.

(24) 【委員用】評価・コメント等. 記入用紙. 資 料 2-1 令和 4 年 2 月17日 鶴岡高専 運営協議会. 委員氏名 「外部評価」欄 5: 4: 3: 2: 1:. ◆2月28日(月)までにご提出ください◆. 基準. 点検項目. 期待を上回って実施している 十分に実施している 実施している 十分には実施していない 実施していない. 報告者. 各観点の 自己評価 平均点. 教務主事. 4. 教育の内部質保証システム 基準1. (3つの方針[DP,CP,AP]に関する項目、及び校内 PDCAサイクルに関する項目を含む)に関するこ と). 基準2. 教育組織及び教員・教育支援者等 に関すること. 教務主事. 4. 基準3. 学習環境及び学生支援等に関する こと. 学生主事 寮務主事. 4. 基準4. 財務基盤及び管理運営に関するこ と. 事務部長. 4. 基準5. 準学士課程の教育課程・教育方法 に関すること. 基準6. 準学士課程の学生の受入れに関す ること. 教務主事. 4. 基準7. 準学士課程の学習・教育の成果に 関すること. 基準8. 専攻科課程の教育活動の状況に関 すること. 専攻科長. 4. 地域連携 センター長. 5. 選択的 評価事項 A. 選択的 評価事項 B. 研究活動の状況. 地域貢献活動の状況. 外部 評価. 協議会での活動状況報告及び資料等に基づき、 「外部評価」欄に5段階評価と、必要に応じて コメントの記載をお願いいたします。なお、自 己評価平均点が妥当であれば、空欄で構いませ ん。. 委員コメント.

(25) 令和3年度 鶴岡工業高等専門学校. 自己点検・評価表. 資 料 2-2 令和 4 年 2 月17日 鶴岡高専 運営協議会 「自己評価」欄. ○・・・完了しているもの △・・・作成中または実施中のもの ●・・・未整備のもの. 基準. 基準1 1-1. 点検項目. 1-1-③. 自己 評価. ○ 自己点検・評価基本方針の策定 ○ 自己点検・評価委員会の設置 ○ 中期計画・年度計画に基づく点検項目の設定. 内部質保証システムに基づき、根拠となるデータや資料に ○ 自己点検・評価実施計画の策定 基づいて自己点検・評価が定期的に行われ、その結果が ○ データや資料の収集・保管と点検・評価 公表されているか。 ○ 本校Webサイトでの公表 学校の構成員及び学外関係者の意見の聴取が行われてお ○ 会議、委員会での意聴取 り、それらの結果が自己点検・評価に反映されているか。 〇 学生アンケートの実施 ○ 年度計画に基づく点検項目への反映 自己点検・評価や第三者評価等の結果を教育の質の改 △ 自己点検・評価実施計画に基づく定期点検・ 評価の実施 善・向上に結び付けるような組織としての体制が整備され、. 4. 4. 4. 3. 準学士課程、専攻科課程それぞれについて、卒業(修了)の認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)、教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラ ム・ポリシー)、入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)(以下「三つの方針」という。)が学校の目的を踏まえて定められていること。 準学士課程の卒業の認定に関する方針(ディプロマ・ポリ. ○ ディプロマ・ポリシーを定めている. 1-2-① シー)が学校の目的を踏まえて明確に定められているか。. 4. 準学士課程の教育課程の編成及び実施に関する方針(カリ ○ ディプロマ・ポリシーとの整合性を持って、カリキュラム・ポリシーを定め キュラム・ポリシー)が、卒業の認定に関する方針(ディプロ ている 1-2-② マ・ポリシー)と整合性を持ち、学校の目的を踏まえて明確 に定められているか。. 4. 準学士課程の入学者の受入れに関する方針(アドミッショ. ○ アドミッション・ポリシーを定めている. 1-2-③ ン・ポリシー)が学校の目的を踏まえて明確に定められてい. 4. るか。. 専攻科課程の修了の認定に関する方針(ディプロマ・ポリ. ○ 専攻科ディプロマ・ポリシーを定めている. 1-2-④ シー)が学校の目的を踏まえて明確に定められているか。. 4. 専攻科課程の教育課程の編成及び実施に関する方針(カリ ○ 専攻科ディプロマ・ポリシーとの整合性を持ってカリキュラム・ポリシー キュラム・ポリシー)が、修了の認定に関する方針(ディプロ を定めてい る 1-2-⑤ マ・ポリシー)と整合性を持ち、学校の目的を踏まえて明確 に定められているか。. 4. 専攻科課程の入学者の受入れに関する方針(アドミッショ. ○ 専攻科アドミッション・ポリシーを定めている. 1-2-⑥ ン・ポリシー)が学校の目的を踏まえて明確に定められてい. 4. るか。. 1-3. 学校の目的及び三つの方針が、社会の状況等の変化に応じて適宜見直されていること。 学校の目的及び三つの方針が、社会の状況等の変化に応 ○ 自己点検・評価実施計画に基づく定期点検・ 評価に基づいて実施. 1-3-① じて適宜見直されているか。. 基準2 2-1. 次年度改善・ 見直し予定事項. 教育の内部質保証システム. 1-1-④ 機能しているか。. 1-2. 期待を上回って実施している 十分に実施している 実施している 十分には実施していない 実施していない. 教育活動を中心とした学校の総合的な状況について、学校として定期的に学校教育法第109条第1項に規定される自己点検・評価を行い、その結果に基 づいて教育の質の改善・向上を図るための教育研究活動の改善を継続的に行う仕組み(以下「内部質保証システム」という。)が整備され、機能しているこ と。. 教育活動を中心とした学校の活動の総合的な状況につい て、学校として定期的に自己点検・評価を実施するための 1-1-① 方針、体制等が整備され、点検・評価の基準・項目等が設 定されているか。. 1-1-②. 現 状 確 認 (令和3年度末 ※見込含む). 5: 4: 3: 2: 1:. 4. 教育組織及び教員・教育支援者等 学校の教育に係る基本的な組織構成が、学校の目的に照らして適切なものであること。また、教育活動を展開する上で必要な運営体制が適切に整備さ れ、機能していること。 学科の構成が、学校の目的に照らして、適切なものとなって ○ DPと整合性が取れており適切である. 2-1-① いるか。. 4. 専攻の構成が、学校の目的に照らして、適切なものとなって ○ DPと整合性が取れており適切である 2-1-② いるか。. 4. 教育活動を有効に展開するための検討・運営体制が整備さ ○ 運営会議、教務委員会において教育活動等に係る重要事項を審議 2-1-③ れ、教育活動等に係る重要事項を審議するなどの必要な 活動が行われているか。. 4. 2-2. 教育活動を展開するために必要な教員が適切に配置されていること。 学校の目的を達成するために、準学士課程に必要な一般. ○ 一般科目、専門科目担当教員を適切に配置している. 2-2-① 科目担当教員及び各学科の専門科目担当教員が適切に. 4. 配置されているか。. 学校の目的を達成するために、専攻科課程に必要な各分. ○ 適切な研究実績・研究能力を有する専攻科担当教員を適切に配置して. 2-2-② 野の教育研究能力を有する専攻科担当教員が適切に配置 いる. 4. されているか。. 学校の目的に応じた教育研究活動の活性化を図るため、. ○ 教員の年齢構成等も考慮して措置している. 2-2-③ 教員の年齢構成等への配慮等適切な措置が講じられてい. 4. るか。. 2-3. 全教員の教育研究活動に対して、学校による定期的な評価が行われていること。また、教員の採用及び昇格等に当たって、明確な基準や規定が定めら れ、それに従い適切な運用がなされていること。 全教員の教育研究活動に対して、学校による定期的な評. 2-3-① 価が行われており、その結果が活用されているか。. 〇 教員業績評価委員会が人事管理データベースに基づいて評価を行っ ている ○ 校長による面談を実施している. 教員の採用や昇格等に関する基準や規定が明確に定めら ○ 教員選考委員会が教員選考規定、内部昇任規定、教員選考基準に基 づいて実施している. 2-3-② れ、適切に運用されているか。. 2. 4 4.

(26) 基準. 2-4. 点検項目. 現 状 確 認 (令和3年度末 ※見込含む). 2-4-①. 学校における教育活動を展開するために必要な事務職 員、技術職員等の教育支援者等が適切に配置されている 2-4-② か。. ○ 授業アンケートの実施と結果を受けた授業改善 →アンケート結果個別可視化シートの提示と授業改善状況の点検(年度 末「教員教育評価アンケート」)実施 →「教育改善に関わる学生アンケート」の実施による授業改善状況に対す る学生評価の集約 ○ 相互授業参観と相互アドバイスによる授業改善 →授業参観報告書を活用した意見・アドバイス交換 ○ 教務、学生支援窓口との連携による研修会 →研修資料や映像等の学内アップによる情報共有の徹底 →昨年度の認証評価対応のフォローアップ研修 ○ 新任教員への指導研修 →個別に指導教員を配置する指導体制により実施 ○ 事務部では、事務部長を筆頭として、総務課及び学生課の2課を設置 し、それぞれに役割分担して管理運営体制を整えている。 また、技術職員については、教育研究技術支援センターを設置して、技 術長を筆頭として技術職員を3班に編成し、それぞれに役割分担して教育 支援業務等を行っている。. 教育支援者等に対して、研修等、その資質の向上を図るた ○ 事務職員、技術系職員対象の外部研修等へ積極的に参加させてい る。また、必要な研修を開催し積極的に参加させている。. 2-4-③ めの取組が適切に行われているか。. 3-1. 4. 4. 4. 学習環境及び学生支援等 学校において編成された教育研究組織及び教育課程に対応した施設・設備が整備され、適切な安全・衛生管理の下に有効に活用されていること。また、I CT環境が適切に整備されるとともに、図書、学術雑誌、視聴覚資料その他の教育研究上必要な資料が系統的に収集、整理されていること。. 学校において編成された教育研究組織の運営及び教育課 ○ 本校の教育研究組織運営及び教育課程実現のために、高等専門学校 程に対応した施設・設備が整備され、適切な安全・衛生管 設置基準を満たした校地(面積110,243㎡)、校舎(教室・研究室・実験室・ 理の下に有効に活用されているか。 演習室・LL教室)、機械実習工場、熱機関実習室、総合メディアセンター、 旧総合情報センター、運動場、体育館等の各種施設(延べ面積31,441㎡) が整備されている。それぞれの施設には、教育・研究に必要な設備が設 置されているほか、運営費交付金による教育研究設備維持管理費により 各コース・基盤教育グループの中心となる設備の整備をしている。 各施設には不動産供用責任者、不動産供用補助者が置かれ、安全面を 含めた管理を行い、安全衛生・環境保全委員会では、月1回作業環境 チェックシートによる実験室、研究室の作業環境点検のチェックを行ってい る。 3-1-① 教室、演習室及び実験室等の週当たりの利用率は、一般教室(週当たり の利用時間/週クラス毎授業時数)については50%強である。特別教室、 演習室、実験室等(週当たりの利用時間/29時間(1クラスあたり週平均 授業時間数))についても、50%強の利用率である。 また、体育館や運動場は、正規の授業以外の課外活動にも有効に活用 されている。 バリアフリー化については、建物の数箇所の入り口にスロープを設ける などの配慮をしているほか、エレベーターを5か所設置し、車椅子での移動 を可能としている。また、各トイレ内に車椅子での利用も可能な多目的トイ レを設けている。 教育内容、方法や学生のニーズに対応したICT環境が十 分なセキュリティ管理の下に適切に整備され、有効に活用 されているか。. 3-1-②. ○ 総合メディアセンターでは、ネットワークに接続するすべてのパソコン ユーザーにアンチウイルスソフトの導入を義務付けている。情報セキュリ ティ管理委員会、情報セキュリティ推進委員会等を設けてセキュリティ管理 及び情報ネットワーク管理と運営を行っている。総合メディアセンター情報 メディア部門員は、情報ネットワークシステムの問題点や課題について話 し合うとともに、学生・教職員から寄せられた要望に応えるべく検討を重ね ている。また、学生へのネットワーク利用におけるモラルやエチケットの啓 蒙活動を行っている。情報技術専門部員は、学生・教職員に情報技術を 提供すると共に、ネットワークに関する相談に応じている。 センター内演習室のパソコンは、昼休みや放課後には学生に開放され、 レポート作成、情報検索等に活用されている。また、校内には無線LAN環 境が整備され、講義等に活用されている。 その他、長岡技術科学大学・高等専門学校統合図書館システムのウェ ブページから本校総合メディアセンターの蔵書を検索、及び貸出状況を調 べることも可能である。 毎年実施している教育改善アンケートにおいても、総合メディアセンター の設備は更新されており、利用満足度は満足が不満を上回っている。 以上のように、教育内容、方法や学生のニーズを満たすICT環境が十分 なセキュリティ管理の下に適切に整備され、有効に活用されている。. 図書、学術雑誌、視聴覚資料その他の教育研究上必要な ○ 蔵書は、工学分野、自然科学分野が中心となっているが、総記、哲学、歴 資料が系統的に収集、整理されており、有効に活用されて 史、社会科学、産業、芸術、語学、文学を網羅している。 いるか。 学生用図書費は、コース及びグループ別に予算配分し、教員推薦図書と して整備しているほか、学生の学習・研究を支援する図書や雑誌を計画 的・系統的に選定し、購入している。加えて、クラス単位での学生が選書す る希望図書等の充実も図っている。 館内の図書は日本十進分類法に従い、雑誌は外国雑誌、国内雑誌、寄 贈雑誌に分類し、分野別に系統的に配架し、学生、教職員、学外者に有効 に活用されている。また、郷土資料、資格試験や就活関連、参考図書等の 図書コーナーを設置して、学生が利用しやすいように配慮している。 視聴覚資料は、授業での利用が可能な著作権処理済の資料を購入して 3-1-③ おり、授業や自学自習に活用されている。 図書館は、平日夜間20時まで、土曜日も開館し、学生、教職員へ開放して いる。(令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、平 日夜間19時までとし、学外者への開放は行っていない。) さらに、校内からオンラインで蔵書検索が行え、また、本校以外の図書館 蔵書検索や電子ジャーナル・データベースのオンライン検索サービスによ り、必要とする論文等の目次データやフルテキストにアクセス可能な環境 を整えている。 以上により、図書、学術雑誌、視聴覚資料その他の教育研究上必要な資 料が系統的に収集、整理されており、有効に活用されている。. 3-2. 次年度改善・ 見直し予定事項. 教員の教育能力の向上を図る取組が適切に行われていること。また、教育活動を展開するために必要な教育支援者等が適切に配置され、資質の向上を 図るための取組が適切に行われていること。 授業の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及 び研究(ファカルティ・ディベロップメント)が、適切な方法で 実施され、組織として教育の質の向上や授業の改善が図ら れているか。. 基準3. 自己 評価. 4. 4. 4. 教育を実施する上での履修指導、学生の自主的学習の相談・助言等の学習支援体制や学生の生活や経済面並びに就職等に関する指導・相談・助言等を 行う体制が整備され、機能していること。また、学生の課外活動に対する支援体制等が整備され、機能していること。 履修等に関するガイダンスを実施しているか。. ○ 教育を実施するうえで必要なガイダンスを実施している。. 3-2-①. 4. 学習支援に関する学生のニーズが適切に把握され、学生 ○ 学生の自主的学習について、低学年向けに授業内容を補完する学習 の自主的学習を進める上での相談・助言等を行う体制が整 支援室の整備、担任制・指導教員制やオフィスアワーを設け支援体制を 3-2-② 備され、機能しているか。 整備している。 ○ 定期的な学生会・寮生会との懇談を行っている。. 4. 3.

(27) 基準. 点検項目. 現 状 確 認 (令和3年度末 ※見込含む). 自己 評価. 特別な支援が必要と考えられる学生への学習支援及び生 ○ 留学生支援は、留学生対応の教務主事補、寮務主事補、国際交流支 活支援等を適切に行うことができる体制が整備されており、 援室が一体となって、留学生指導教員・チューターによる支援を行ってい 必要に応じて支援が行われているか。 る。 ○ 編入学生支援は、編入学生ガイダンス及び担任・指導教員、社会人学 生は指導教員による支援を行っている(令和3年度においては社会人学 3-2-③ 生は在籍なし)。 ○ 特別な支援が必要と判断される学生に対しては、保健センターを中心 に教務主事・学生主事・担任・科目担当教員等で支援体制(支援チーム 等)を構築し組織的に支援を行っている。. 4. 学生の生活や経済面に係わる指導・相談・助言等を行う体 ○ 学生生活は、学生主事を中心に生活指導・経済支援を行っている。ま 制が整備され、機能しているか。 た、保健センター内に相談室を設置し、担任教員・科目担当教員や看護師 のほか、精神科医やカウンセラー、特別支援教育士、教育相談員を配置 し対応している。 ○ いじめ等は年4回のいじめアンケートの実施、担任による面談などによ りいじめの防止、早期発見に取り組み、いじめ防止等対策委員会におい て対応している。 3-2-④ ○ ハラスメント等は、「ハラスメントの防止等に関する規定」に基づき設置 するハラスメント防止対策委員会において対応している。 ○ 学校保健計画に基づき、定期健康診断を実施している。 ○ 経済面での支援は、学生支援機構の奨学金制度、民間団体による各 種奨学金制度、高専機構規則に基づく授業料免除や本校独自の「鶴岡高 専創立50周年記念国際交流・学生支援金給付制度」により対応してい る。. 4. 就職や進学等の進路指導を含め、キャリア教育の体制が整 ○ 地域連携センター人材育成部門(キャリア教育とCO-OP教育を推進)と 備され、機能しているか。 進路指導委員会が連携しながら体制を整備 し、取組みを推進している。 ○ 模擬面接、就職関係講演会、卒業生の講演会、保護者懇談会におけ 3-2-⑤ る進路説明、学校内における独自企業説明会実施など、進学・就職に関 する様々な取組みを実施している。. 4. 学生の部活動、サークル活動、自治会活動等の課外活動 に対する支援体制が整備され、適切な責任体制の下に機 能しているか。. 3-2-⑥. 学生寮が整備されている場合には、学生の生活及び勉学 の場として有効に機能しているか。. 3-2-⑦. 基準4 4-1. ○ 全クラブに顧問教員を配置し、学生会や寮生会にも担当教員を配置 し、支援体制を整備し、機能している。また、その他の活動(正式なクラブ 以外の競技、各種コンテスト等)についても、担当教員を配置し、教員の協 力・支援が得られる体制のもと適切に対応がなされている。 ○ 大会運営やクラブの規模が大きいなど、業務過多となるクラブには協 力教員を配置し、支援体制を整備している。 ○ 課外活動全般に対する「課外活動指導教員・課外活動安全管理指導 業務の手引き」を定め、活動に対する安全管理も徹底されている、また、 新型コロナの感染状況に合わせた対応を適宜定め、安全安心な活動のた め支援体制を整備し、機能している。 ○ 学生寮の生活マニュアル「寮生活のしおり」、また「鶴岡高専学寮にお ける新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」を作成し、寮務主事補や 担任教員・宿日直教員の助言等を受けながら、指導寮生を中心にした規 律正しい有意義な共同生活が営まれており、教育寮として有効に機能して いる。感染症対策マニュアルは状況に応じて改変。 ○ 自習時間の設定や、指導寮生による学習会(1年生学習会)等の活動 により勉学の場としても有効に機能している。. 次年度改善・ 見直し予定事項. 4. 4. 財務基盤及び管理運営 学校の目的を達成するために、教育研究活動を将来にわたって適切かつ安定して遂行できるだけの財務基盤を有しており、活動の財務上の基礎として、 適切な収支に係る計画等が策定され、履行されていること。また、学校の財務に係る監査等が適正に実施されていること。. 学校の目的に沿った教育研究活動を将来にわたって適切 ○ 本校の経常的収入は、国から高専機構を通じて交付される運営費交付 かつ安定して遂行できるだけの財務基盤を有しているか。 金のほかに、自己収入として学生からの諸納付金である授業料、入学検定 料、入学料及び財産貸付料等の雑収入があり、例年、入学定員を確保して 4-1-① おり諸納付金は確保されている。機構本部からの基盤的経費は毎年減少 しているが、競争的資金を確保できるよう積極的に取り組んでいる。. 4. 学校の目的を達成するための活動の財務上の基礎として、 ○ 各年度の予算に係る計画については、将来構想・戦略会議において予 適切な収支に係る計画等が策定され、関係者に明示されて 算配分方針を定め、その方針により策定され適正に配分しており、運営会 議での審議を経て校長が決定し、教員会議、コース会議及びグループ会議 で教員に周知している。. 4. 4-1-② いるか。. 学校の目的を達成するため、教育研究活動(必要な施設・ ○ 予算配分は、方針の明示が行われ、会議の議を経た上で決定されてい 設備の整備を含む)に対しての資源配分を、学校として適 る。校長裁量による教育研究設備維持管理費は重点的に配分するなど、 切に行う体制を整備し、行っているか。 十分検討した上で決定し、適切な資源配分が行われている。施設・設備の 4-1-③ 整備については、施設・設備マネジメント委員会、将来構想・戦略会議で全 学的な見地から審議し、概算要求等により高専機構本部に要求し予算の 確保を図っている。 学校を設置する法人の財務諸表等が適切な形で公表され ○ 高専機構本部は、翌事業年度5月末日までに財務諸表を作成し、公表 ているか。また、財務に係る監査等が適正に行われている している。 か。 本校における財務に関する会計監査は、直近では、平成28年度及び令 和元年度に高専機構本部による内部監査・監事監査、平成30年度には監 査法人による監査、を受けている。本校内部会計監査規程により、毎会計 4-1-④ 年度1回定期に監査を実施することとしており、また、平成20年度から3年 に2回程度の割合で、高専間相互監査を受け、内部会計監査規程により、 毎会計年度1回定期に監査を実施することとしており会計監査等は適正 に行われている。. 4. 4. 5.

(28) 基準. 4-2. 点検項目. 現 状 確 認 (令和3年度末 ※見込含む). 自己 評価. 次年度改善・ 見直し予定事項. 学校の目的を達成するために必要な管理運営体制及び事務組織が整備され、機能していること。また、外部の資源を積極的に活用していること。. 管理運営の諸規程が整備され、各種委員会及び事務組織 ○ 本校の管理運営の諸規程は、「鶴岡工業高等専門学校内部組織規程」 が適切に役割を分担し、効果的に活動しているか。 を基本に、各種委員会等規程を制定、継続的に改善を加えて整備してい る。 なお、新規制定又は改正が必要になった規程は、運営会議で審議し、校 長決裁を経て、施行に付される。 管理運営に関しては、副校長(総務担当)、副校長(教務担当)(教務主事 兼務)、副校長(学生担当)(学生主事兼務)、副校長(寮務担当)(寮務主 事兼務)、副校長(専攻科担当)(専攻科長兼務)、副校長(研究・地域連携 担当)を配置し、それぞれ委員会及びセンター関連業務を所掌しており、各 委員会等の主な所掌内容は規程により明確に規定している。また、各委員 4-2-① 会等の構成メンバーは、令和3年度校務分掌表のとおりである。各委員会 とも、必ず事務職員が委員または幹事として参画している。 事務部では、事務部長を筆頭として、総務課・学生課の2課を設置し、そ れぞれに役割分担して管理運営体制を整えている。 また、技術職員については、教育研究技術支援センターを設置して、技術 長を筆頭として、技術職員による教育支援業務等を行っている。 いずれの委員会も定期的にあるいは必要に応じて開催されている諸規 定を整備し、各組織が効果的に活動している。 危機管理を含む安全管理体制が整備されているか。. 4-2-②. 外部資金を積極的に受入れる取組を行っているか。. 4-2-③. 外部の教育資源を積極的に活用しているか。. 4-2-④. ○ 危機管理については、危機管理規程を整備し、リスク管理室を中心とし た危機管理体制を確立しており、危機事象発生時には、危機対策本部を 設置し、機構本部と連携して危機対応にあたる体制となっている。 全教職員には、危機管理マニュアルを配布して危機事象発生時の対応 を周知すると共に、防災訓練や新型コロナウイルス、インフルエンザ対策 の際にはリスク管理室会議を開催し、危機管理体制の確認及び見直しを 行っている。また、危機事象発生時には、緊急時に対応するために教職 員の組織ごとに緊急連絡網を整備しているほか、学生・教職員の安否情 報を迅速に集約するための安否確認システム(さくら連絡網)を導入した。 なお、災害備蓄品については、機構本部から配備された毛布や簡易トイ レの他、飲料水等を備蓄し危機事象に備えているが、災害時に不足する 場合は、東北地区高専間で備蓄品を支援し合うこととしている。 年1回全本科生を対象とした防災避難訓練を実施している。学寮におい ては年2回全寮生を対象に防災訓練を実施している。 ○ 地域連携センターが中心となり,文部科学省をはじめとする各省庁,日 本学術振興会及びその他機関が公募する各種競争的資金に積極的に応 募している。 科学研究費助成事業の採択件数にあっては,説明会(科研費セミナー)の 早期開催や応募時における教員相互によるチェックを行うことで調書の質 的向上を図り,採択件数はここ数年堅調に推移している。 また,令和元年から、第1ブロックの9高専合同で主に若手教員を対象と した「科研費ワークショップ」を実施している。 受け入れた外部資金の直接経費は学術研究と教育の推進に,また間接 経費は本校の管理運営に有効に活用されている。 ○ 地域の高等教育機関同士の連携協定として,県内の高等教育機関が 単位互換に関する包括協定書を締結している。地域の企業経営者を客員 教授に任命し,専攻科の授業で,特別講義を実施している。準学士課程 の4年生と専攻科課程はインターンシップとして夏季休業期間の1~2週 間企業で現場体験を経験している。また,3年から5年生の夏季・春季休 業(夏季は中止、春季は実施予定)期間中には、企業において実施する長 期就業体験学習「CO-OP教育」を行っている。. 5. 4. 5. 4. 管理運営のための組織及び事務組織が十分に任務を果た ○ スタッフ・ディベロップメントの一環として事務職員及び技術職員を外部 すことができるよう、研修等、管理運営に関わる職員の資質 研修にも積極的に参加させている。. 4. 4-2-⑤ の向上を図るための取組(スタッフ・ディベロップメント)が組 織的に行われているか。. 4-3. 学校の教育研究活動等の状況やその活動の成果に関する情報を広く社会に提供していること。. 学校における教育研究活動等の状況についての情報(学 ○ 毎年、組織や学生の状況のデータを掲載した「学校総覧」、教員の教育 校教育法施行規則第172条の2に規定される事項を含む。) 研究分野や略歴などを紹介する「研究者紹介(研究シーズ集)」、学生や が公表されているか。 教職員、学寮などの活動を広く紹介する広報誌「鶴岡高専だより」を発行 し、関係機関へ配布するとともに、電子データをホームページに掲載して、 広く情報発信を行っている。各種行事については、積極的に報道機関へ 取材依頼を行い、マスメディアを通じた情報発信にも力を入れるとともに、 4-3-① 活動状況は逐次ホームページに掲載している。 学校教育法施行規則第172条の2に規定される事項については、本校 ホームページ上の「学校案内-教育情報の公表」にて公表し、毎年データ の更新を行っている。一部の事項については、「学校総覧」に掲載の内容 をホームページ上に公表している。. 基準5 5-1. 4. 準学士課程の教育課程・教育方法 準学士課程の教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、教育課程が体系的に編成されており、その内容、水準等が適切 であること。 教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリ ○ 授業科目が学年ごとに適切に配置され、教育課程が体系的に編成さ れている。 教育課程が体系的に編成されているか。. 5-1-① シー)に基づき、授業科目が学年ごとに適切に配置され、. 4. 教育課程の編成及び授業科目の内容について、学生の多 ○ 授業科目の内容については学生の多様なニーズ、学術の発展の動. 5-1-② 様なニーズ、学術の発展の動向、社会からの要請等が配慮 向、社会からの要請等が配慮されている。 されているか。. 創造力・実践力を育む教育方法の工夫が図られているか。 ○ 創造力を育む教育方法の工夫が図られている。. 5-1-③. 5-2. 4 4. 準学士課程の教育課程を展開するにふさわしい授業形態、学習指導法等が整備されていること。 教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリ ○ バランスは適切であり適切な学習指導上の工夫がなされている。 シー)に照らして、講義、演習、実験、実習等の授業形態の. 5-2-① バランスが適切であり、それぞれの教育内容に応じた適切. 4. な学習指導上の工夫がなされているか。 教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリ ○ CPおよびモデルコアカリキュラムを踏まえて適切に設定した項目に基. 5-2-② シー)の趣旨に沿って、適切なシラバスが作成され、活用さ づくシラバスを作成し活用している れているか。. 5. 4.

参照

関連したドキュメント

1/3 ○大学クラブ規程 平成24年3月13日 大学規程第6号 改正 平成27年5月23日大学規程第5号 平成30年10月27日法人規則第5号 平成31年3月23日法人規則第9号 令和3年3月27日大学規程第20号 (目的) 第1条 この規程は、本学における学生の自主的な課外教育活動を振興し、その円滑な発展に