見返し 〇スポーツとその周辺の物理を題材に,これから学習する内容と 身近なスポーツが関わっていることを示した. 見開き構成を意識し,どこまでがひとつの学習内容であるのかをわかりやすくした. 巻頭 スポーツとその周辺の物理を題材に,これから学習する内容と身近なス ポーツが関わっていることを示しました。(第2号).
巻頭には教科書の使い方を示し,自主的,自律的に学習が進められるよ うにしました。(第2号). を設置し,探究活動でどのように学習していけばよいのかと,報告書の例を掲載しました.
各部の構成と配慮事項
内容の構成・配列にあたっては,教育現場で培われてきた指導方法を十分に配慮した。1)固体地 球とその変動,2)移り変わる地球,3)大気と海洋,4)宇宙の構成,5)自然との共生の5部からなり,. それらの相互関係も理解できるように構成した。導入部として,自然環境を地球という大きなスケ ールから日本という身近なスケールで考える「序章」を設け,これからの学習の動機付けを与える. 地球の特徴や活動を,様々な現象を関連付けながら理解する。第1章では地球の大きさや形,内 部構造を概観する。第2章では地震活動,火山活動などがプレートテクトニクスで統一的に理解で きることを明確に意識できるような構成にした。地震活動と人間生活との関連にも触れた.
46億年前の地球の誕生以来,地球表層部やそこに生息する生物が変化してきたことを学ぶ。第1 章では,地層,地殻変動の記録や化石から,地球の変化の歴史を学ぶ。第2章では,46億年間の地 球の環境の変化について学び,生物の進化の歴史を知る。生物の進化と環境の変化は,相互に影響 し作用していたことを理解する. 大気圏や水圏について学ぶ。第1章では大気圏の構造,および大気の動きによる雲の発生を大気 中の水蒸気との関連で学ぶ。第2章では太陽からのエネルギーとそのゆくえという観点から,地球 規模での風系の成因,海水の循環とそれらの気候への影響についても学ぶ。第3章では日本の四季 の天気の特徴を災害との関連も含めて理解する. 今まで学んできた地学の学習内容と人間生活との関連を考える。人類を含めた生物が自然の恩恵 によって発展してきた一方,時には大きな自然災害を被ることを学び,防災や減災の重要性を認識 する。また,科学技術の発展に伴う環境問題を正しく認識し,地学基礎で学んだことが,持続性の ある社会を形成することに生かせることを認識する。地学全体のまとめの部でもある.
本教科書は,地球および周囲の宇宙について重要な知識を学び,地学的に探究する能力と態度を 育てることを目標としている. 今日人類は,世界規模で起きている環境問題,エネルギー問題,食料問題,そして人口問題に直 面している。毎日の生活を支える物質である大気,水,食料そして様々な資源は,全て地球の中で 循環するシステムの一部であり,私達がその枠組みから逸脱することは基本的にできない。また,. これを変えることもできない。さらに,突発的に起きる気象変化,地震,火山噴火なども,私達の 生活に大きな影響を与える。このような状況の中で,21世紀の人類が地球科学と無縁に暮らすこと は不可能である。宇宙との関連を含めて,私達が住む世界がどのような時間的・空間的広がりをも ち,どのような物質がどのように分布し移動するのか等の知識は,全ての人にとって重要である.
本教科書は,このような現況を念頭におき,個々の知識の記述や説明に終始することなく,特に 地球や宇宙という巨大な複合システムを統合的に理解できるよう工夫し編集したものである. 全体の構成 学習の順序は地球から始め,気象・海洋,天文分野の順に扱った。オーソドック スな学習順序であり,また,身近なものから遠いものへ,小さいものから大きいものへと学習す ることで,それぞれの空間的な広がりの理解へ繋がるよう期待できる. 写真・図の活用 教科書で扱う岩石・地形・化石・天体などは実物の写真をなるべく多く掲載 し,興味・関心が湧き理解が深まるよう配慮した。また,本文の理解を助けるために効果的な図 表を豊富に掲載した.