• 検索結果がありません。

検査案内書

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2024

シェア "検査案内書"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1 / 6

Ver 1

検査案内書

(瀬川病遺伝子検査)

作成日 2020 年 4 月 1 日

管 理 者 糸賀 栄 印

精度管理責任者 細川 淳一 印

(2)

2 / 6

改訂履歴一覧表

No. 改訂内容 Ver. 改訂日 作成者 承認者 1 新規作成 1 2020/4/1 細川淳一 糸賀 栄 2

3 4 5 6 7

(3)

3 / 6

検査項目: 「 瀬川病 」

検査名: 【 瀬川病遺伝子検査 】

概略

瀬川病は、第14染色体に存在するGTPシクロヒドロラーゼⅠの遺伝的変異により発 症する常染色体優性遺伝性疾患である。筋緊張異常によるジストニアを主徴とする。小 児期発症者には女性患者が多いが、成人発症例もある。

本検査は GCH1遺伝子のタンパク質コード領域エクソンとその両端のスプライス部位 領域を、次世代シークエンサーで解析し、主に検出されたアレル頻度 0.1%以下の稀な バリアントについて報告する。短鎖リード型次世代シーケンサーのデータの補完が必要 な場合は、サンガー法によるキャピラリーシーケンサーでの解析を行う。なお大規模欠 失・挿入等のコピー数変化や大規模なゲノム構造変化に関しては高精度での検出が短鎖 リード型の次世代シーケンサーでは困難なため、報告対象としない。体細胞モザイクに ついてはバリアントコーラーで検出できたものに関しては報告するが、バリアントコー ラーで検出できなかったものに関しては報告しない。

(1) 検査方法

血液から回収したゲノムDNAから、該当する検査対象遺伝子のたんぱく質コード 領域エクソンとそのイントロン境界部分をハイブリダイゼーションあるいは酵素的 増量法(polymerase chain reaction法、PCR法と略)により濃縮し、次世代シーケ ンサーあるいはキャピラリーシーケンサーによる遺伝子配列決定を行い、検査対象 遺伝子のたんぱく質コード領域における低出現頻度の塩基配列変化の有無を検出す る。

(2) 基準値及び判定基準

国際的に用いられているヒトゲノムリファレンス配列との比較から、低出現頻度変異 の有無を判定する。

【解析結果レポートの一例】

本案内書の末尾に一例を添付する(添付①)。

【参考データベース】

The Human Gene Mutation Database(http://www.hgmd.cf.ac.uk/ac/index.php)

dbSNP(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/projects/SNP/)

ExAc(http://exac.broadinstitute.org/about)

IJGVD(https://ijgvd.megabank.tohoku.ac.jp/)

(4)

4 / 6

(3) 医療機関に緊急報告を行うこととする検査値の範囲

特になし。本検査は緊急性を要するものではありません。

(4) 検査に要する日数

検体が本所に届いた日から60営業日以内。

(5) 測定を委託する場合にあっては、実際に測定を行う衛生検査所の名称

測定の委託はありません。

(6) 検体の採取条件

医療機関にて検査の目的や限界について十分に説明し、本検査の申し込みの意思 を確認する。

(7) 検体の採取容器

匿名化ID記載ラベルが貼付された採血管 2本

(真空密封型採血管EDTA-2K(またはNa)顆粒)

(8) 検体の採取量

採血管2本にそれぞれ1ml以上ずつの血液を採血する。

(9) 検体の保存条件

採血後は、速やかに冷蔵または凍結保管する。

(10) 検体の提出条件

上記(7)、(8)、(9)を満たす検体について、保冷剤入りの発泡スチロール箱に入 れて室温にて本所に発送する。発送日の翌日に到着することを原則とする。

(11) 検査依頼書及び検体のラベルの記載項目

検体貼付ラベルには匿名化IDならびに検体管理用IDを記載する。

検査依頼書は、当検査室指定の様式を使用する。主な記載項目を以下に示す。

・希望する検査項目(疾患名、検査コード番号、検体数)

・医療機関情報

・遺伝カウンセリングを担当する臨床遺伝専門医

・請求書送付先情報

・匿名化ID

(5)

5 / 6

(12) 検体を医療機関から衛生検査所(他の衛生検査所に測定を依頼する場合に あたっては、当該衛生検査所等)まで搬送するのに要する時間

発送日の翌日到着を原則とする。

土日祝日は受付け不可なので、医療機関には十分な注意を促す。

(13) 免責事項

(14) 検査のお申し込み、お問い合わせ

問い合わせ先:公益財団法人かずさDNA研究所 遺伝子検査室

〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2丁目5-23 Tel : 0438-52-3335

E-mail : [email protected]

(6)

6 / 6

添付①

【解析結果レポートの一例】

参照

関連したドキュメント

3 / 5 検査名: 【ペルオキシソームβ酸化系酵素欠損症遺伝子検査】 概略 ペルオキシソーム病は細胞内ペルオキシソームに局在する酵素・タンパクの単独欠損 症と、それらのタンパクをペルオキシソームに局在させるために必要なPEXタンパクの 遺伝子異常症(ペルオキシソームβ酸化系酵素欠損症)の2つに分けられる。これらの

3 / 5 検査項目: 「膿疱性乾癬」 検査名: 【膿疱性乾癬遺伝子検査】 概略 膿疱性乾癬(汎発型)には急性汎発性膿疱性乾癬(von Zumbusch型)、小児汎発性膿疱 性乾癬、疱疹性膿痂疹などが含まれる。近年の膿疱性乾癬(汎発型)の家族内発症例の 検討によって、その原因遺伝子として好中球の遊走に重要なIL-8をはじめとする炎症性

3 / 6 検査項目:「 X 連鎖性遺伝性水頭症 」 検査名: 【 X 連鎖性遺伝性水頭症遺伝子検査 】 概略 水頭症は何らかの原因により頭蓋内(脳室、くも膜下腔など)に過剰な髄液が貯留し た状態を指す。髄液貯留に伴い頭蓋内圧亢進に由来する各種症状・兆候を伴う。先天性 水頭症は、水頭症の中でも胎児期に発症し胎児期に診断された水頭症、および胎児期に

3 / 5 検査項目: 「 屈曲肢異形成症 」 検査名: 【 屈曲肢異形成症遺伝子検査 】 概略 屈曲肢異形成は四肢の弯曲 campomelia が特徴的な先天性の四肢短縮症である。屈 曲肢異形成には性逆転(染色体XYで女性型の外性器)を示す例がある。SOX9のヘテロ接 合変異が原因である。 本検査は

3 / 5 検査項目: 「 非特異性多発性小腸潰瘍症 」 検査名: 【 非特異性多発性小腸潰瘍症遺伝子検査 】 概略 非特異性多発性小腸潰瘍症は、若年時に発症する原因不明の小腸潰瘍症である。本症で は、非特異的な組織像を呈する浅い潰瘍が終末回腸以外の回腸に多発する。小腸病変の肉

3 / 5 検査項目: 「DDX3X 関連神経発達異常症」 検査名: 【DDX3X 関連神経発達異常症遺伝子検査】 概略 DDX3X関連神経発達異常症は、重度知的障害、言語発達遅滞、摂食障害、特徴的顔貌 を呈する先天異常症候群である。DDX3X 遺伝子のヘテロ接合性の変異を原因とし、ほと

3 / 5 検査項目: 「トリーチャーコリンズ症候群」 検査名: 【トリーチャーコリンズ症候群遺伝子検査】 概略 トリーチャーコリンズ症候群(TCS)は顎顔面形態の不調和が特徴的な症状として見 られる稀な先天性疾患である。常染色体優性のTCS1、TCS2と常染色体劣性のTCS3があ

3 / 5 検査項目: 「ロビノウ症候群」 検査名: 【ロビノウ症候群遺伝子検査】 概略 ロビノウ症候群(Robinow syndrome)は、胎児様顔貌、低身長、尿道下裂などの様々 な奇形を特徴とする稀な遺伝性疾患である。 本検査では DVL1,DVL3,WNT5A,ROR2 のタンパク質コード領域エクソンとその両端のス