• 検索結果がありません。

検査案内書 - Kazusa

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2024

シェア "検査案内書 - Kazusa"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1 / 5

Ver 1

検査案内書

( DDX3X 関連神経発達異常症遺伝子検査 )

【非保険検査】

使用開始日 2022 年 6 月 21 日

管理者(発行者) 糸賀 栄 印

精度管理責任者 細川 淳一 印

(2)

2 / 5

改訂履歴一覧表

No. 改訂内容 Ver. 使用開始日 作成者 承認者 1 新規作成 1 2022/6/21 細川淳一 糸賀 栄 2

3 4 5 6 7

(3)

3 / 5

検査項目: 「DDX3X 関連神経発達異常症」

検査名: 【DDX3X 関連神経発達異常症遺伝子検査】

概略

DDX3X関連神経発達異常症は、重度知的障害、言語発達遅滞、摂食障害、特徴的顔貌

を呈する先天異常症候群である。DDX3X 遺伝子のヘテロ接合性の変異を原因とし、ほと んどの例が女性で、男性例も稀に存在する。言語獲得は多くの例で困難で、ほかに自閉 スペクトラム障害、自傷行為、けいれん発作、運動異常(ジスキネジアなど)、視覚障害、

聴覚障害、先天性心疾患、側弯などの骨格異常などを認める。DDX3Xは腫瘍関連遺伝子で あり、神経芽細胞腫の発生が複数例で確認されている。DDX3X は転写制御に関わること から、症状が多臓器にわたる。成人期以降も症状は持続する。

本検査ではDDX3Xのタンパク質コード領域エクソンとその両端のスプライス部位領域 を、次世代シークエンサーで解析し、主に検出されたアレル頻度 0.1%以下の稀なバリ アントについて報告する。短鎖リード型次世代シーケンサーのデータの補完が必要な場 合は、サンガー法によるキャピラリーシーケンサーでの解析を行う。なお、大規模欠失・

挿入等のコピー数変化や大規模なゲノム構造変化に関しては、高精度での検出が短鎖リ ード型の次世代シーケンサーでは困難なため、報告対象としない。体細胞モザイクにつ いては、バリアントコーラーで検出できたものに関しては報告するが、バリアントコー ラーで検出できなかったものに関しては報告しない。 また上記領域に加え、DDX3X chrX:41345169(c.1026-11T>A(NM_001193416.3))についても解析を行う。

(1) 検査方法

血液から回収したゲノムDNAから、該当する検査対象遺伝子のたんぱく質コード領 域エクソンとそのイントロン境界部分をハイブリダイゼーション、あるいは酵素的 増量法(polymerase chain reaction法、PCR法と略)により濃縮し、次世代シーケ ンサーあるいはキャピラリーシーケンサーによる遺伝子配列決定を行い、検査対象 遺伝子のたんぱく質コード領域におけるシーケンシングで検出可能な低出現頻度の 塩基配列変化の有無を検出する。

(2) 基準値及び判定基準

国際的に用いられているヒトゲノムリファレンス配列との比較から、低出現頻度変異 の有無を判定する。

(3) 医療機関に緊急報告を行うこととする検査値の範囲

特になし。本検査は緊急性を要するものではありません。

(4)

4 / 5

(4) 検査に要する日数

検体が本所に届いた日から60営業日以内。

(5) 測定を委託する場合にあっては、実際に測定を行う衛生検査所の名称

測定の委託はありません。

(6) 検体の採取条件

医療機関にて検査の目的や限界について十分に説明し、本検査の申し込みの意思 を確認する。

(7) 検体の採取容器

弊所発行の匿名化ID記載ラベルが貼付された採血管1本

(真空密封型採血管EDTA-2K(またはNa)顆粒)

(8) 検体の採取量

血液1mL以上を採血する。

(9) 検体の保存条件

採血後は、速やかに冷蔵または凍結保管する。

(10) 検体の提出条件

上記(7)、(8)、(9)を満たす検体について、箱に入れて室温にて本所に発送する

(必要に応じて、保冷剤の同梱も可)。発送日の翌日に到着することを原則とする。

(11) 検査依頼書及び検体のラベルの記載項目

検体貼付ラベルには匿名化IDならびに検体管理用IDを記載する。

検査依頼書は、当検査室指定の様式を使用する。主な記載項目を以下に示す。

・匿名化ID

・希望する検査項目(疾患名、検査コード番号、検体数)

・医療機関情報

・遺伝カウンセリングを担当する臨床遺伝専門医

・請求書送付先情報

(12) 検体を医療機関から衛生検査所(他の衛生検査所に測定を依頼する場合に あたっては、当該衛生検査所等)まで搬送するのに要する時間

発送日の翌日到着を原則とする。

(5)

5 / 5

土日祝日は受付け不可なので、医療機関には十分な注意を促す。

(13) 免責事項

なし

(14) 検査のお申し込み、お問い合わせ

公益財団法人かずさDNA研究所 遺伝子検査室 (かずさ遺伝子検査室)

〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2丁目5-23 https://www.kazusa.or.jp/genetest/index.html

E-mail : [email protected]

参照

関連したドキュメント

3 / 5 検査項目: 「 ブラウ症候群 」 検査名: 【 ブラウ症候群遺伝子検査 】 概略 ブラウ症候群は、NOD2 遺伝子の変異により常染色体優性遺伝形式にて発症する全身 性肉芽腫性疾患である。皮膚症状・関節症状・眼症状を3主徴とするが、多くの場合症 状はこの順に出現し、3主徴全てが出揃うには時間がかかる。罹患部位の組織学的検査

3 / 5 検査項目: 「膿疱性乾癬」 検査名: 【膿疱性乾癬遺伝子検査】 概略 膿疱性乾癬(汎発型)には急性汎発性膿疱性乾癬(von Zumbusch型)、小児汎発性膿疱 性乾癬、疱疹性膿痂疹などが含まれる。近年の膿疱性乾癬(汎発型)の家族内発症例の 検討によって、その原因遺伝子として好中球の遊走に重要なIL-8をはじめとする炎症性

3 / 6 検査項目:「 X 連鎖性遺伝性水頭症 」 検査名: 【 X 連鎖性遺伝性水頭症遺伝子検査 】 概略 水頭症は何らかの原因により頭蓋内(脳室、くも膜下腔など)に過剰な髄液が貯留し た状態を指す。髄液貯留に伴い頭蓋内圧亢進に由来する各種症状・兆候を伴う。先天性 水頭症は、水頭症の中でも胎児期に発症し胎児期に診断された水頭症、および胎児期に

3 / 6 検査項目: 「 内分泌異常症 」 本検査所で実施する内分泌異常症の遺伝子解析パネルは、以下の7種類である。以下 に各検査名とそれぞれのパネルでの解析対象遺伝子名を記載する。本検査は下記遺伝子 のタンパク質コード領域エクソンとその両端のスプライス部位領域を、次世代シークエ ンサーで解析し、主に検出されたアレル頻度 1%以下の稀なバリアントについて報告す

3 / 5 検査名: 【非ジストロフィー性ミオトニー症候群遺伝子検査】 概略 非ジストロフィー性ミオトニー症候群は筋線維の興奮性異常による筋強直(ミオトニ ー)現象を主徴とし、筋の変性(ジストロフィー変化)を伴わない遺伝性疾患である。 先天性ミオトニーはCLCN1の遺伝子変異による。優性遺伝をとるトムゼン病と劣性遺伝

3 / 6 検査項目: 「 筋ジストロフィー 」 検査名: 【 筋ジストロフィー遺伝子検査 】 概略 デュシェンヌ型では、4-5歳頃から筋力低下と歩行異常がみられる。その後筋力低下 が進行し、12 歳までに歩行不能となり車椅子生活となる。自然経過では10 歳代後半で あった生命予後が、人工呼吸器や心不全管理の進歩によって30歳を超えるようになって

3 / 6 検査項目: 「 ジュベール症候群 」 検査名: 【 ジュベール症候群遺伝子検査 】 概略 ジュベール症候群は、1969 年に小脳虫部欠損と筋緊張低下、失調、発達の遅れ、眼球 運動異常などを呈する疾患として報告された。その後、網膜異常、腎嚢胞、肝障害、口腔 周囲、指(趾)などの幅広い臨床症状を伴うことが報告され、この疾患群には放射線学的

3 / 7 検査項目: 「 ジュベール症候群 」 検査名: 【 ジュベール症候群遺伝子検査 】 概略 ジュベール症候群は、1969 年に小脳虫部欠損と筋緊張低下、失調、発達の遅れ、眼球 運動異常などを呈する疾患として報告された。その後、網膜異常、腎嚢胞、肝障害、口腔 周囲、指(趾)などの幅広い臨床症状を伴うことが報告され、この疾患群には放射線学的