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東日本大震災からの東北農業の復興・創生に向けた取組について

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はじめに

平成23(2011)年3月11日に三陸沖を震源とするマグニ チュード9.0の東日本大震災が発生しました.この地震によ り宮城県北部で最大震度7を観測するとともに,福島県相馬 市において最大で高さ9.3  m以上の津波を観測するなど,東 日本の広い範囲で高い津波を観測しました.この大地震と大 津波により,岩手県,宮城県および福島県をはじめとした東 日本の広い地域に甚大な被害が生じるとともに,東京電力株 式会社福島第一原子力発電所(以下「福島第一原発」と言 う)において大規模な原子力発電所事故が発生し,大量の放 射性物質が放出され,これまでに経験のない被害がもたらさ れました.この大震災による農林水産関係の被害額は,全国 で約2兆3,841億円と阪神・淡路大震災(900億円)の約27 倍となっています(原子力災害は除く).特に被害が大きい 岩手県,宮城県,福島県の3県(以下「被災3県」と言う)

の農林水産関係の被害額は2兆3,399億円(全国比98%)と 被害の大部分を占めています.被災3県の農地の津波被災面 積は,全国の被災面積2万1,480 haのうち2万530 ha(全国比 96%)を占め,そのうち宮城県が1万4,340 ha(全国比67%)

を占めます.このほか,農業用施設では,宮城県沿岸部の排 水機場を中心とする施設や,福島県内のダムやパイプライン などに大きな被害が発生しました.

以下では,発生してから5年が経過した東日本大震災によ る被災3県の農業関係の被害と被災地における復旧・復興の 取組について,平成27(2015)年度までの動向を中心に紹介 します.

地震・津波被害からの復旧・復興

1. 農地・農業用施設の復旧に向けた取組

農地・農業施設の復旧に当たり,農林水産省は,「農業・

農村の復興マスタープラン(平成23(2011)年8月26日策定)」(1) を策定し,これに基づき農地などの復旧・整備を行っていま す.平成27(2015)年度における農地の復旧状況は,被災3県 合わせて860 haの農地が新たに復旧し,被災農地約2万

530 haのうち1万4,970 ha(73%)で営農再開が可能となりま した.また,被災した農地・農業用施設などの復旧事業のう ち,東北農政局が行う,農地・農業用施設などの直轄災害復 旧事業などについては,地震被災地域5地区および津波被災 地域1地区では復旧事業が完了し,地震被災地域1地区およ び津波被災地域5地区では引き続き事業を実施しています.

仙台市は,津波被災地域である仙台東地区を「農と食のフ ロンティアゾーン」として復興するため,農地の集約・高度 利用や法人化などの農業経営の見直し,市場競争力のある作 物への転換などを行うこととしています.このため,仙台市 の構想の実現に向けて,平成27(2015)年度内にすべての農 地復旧工事が完了した後,引き続き農地の大区画化などの整 備事業を実施しています(図1

2. 農業の復興に向けた取組

平成23(2011)年度から平成27(2015)年度までに被災農家 経営再開支援事業により,被災農地の瓦礫の除去や除草など

東日本大震災からの東北農業の復興 創生に向けた取組について

松井章房

農林水産省東北農政局企画調整室長

図1仙台東地区における農地の大区画化 農政新時代を切り拓く技術の現在と未来-8

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バイオサイエンススコープ

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の復旧作業を共同で行う農業者に対して,活動に応じ経営再 開支援金を支払い,地域農業の再生と被災農業者の早期の経 営再開を支援してきました.また,被災した農業者の生産力 の回復と販売力の回復を支援するため,平成23(2011)年度 から措置された東日本大震災農業生産対策交付金により,農 業生産施設の復旧,被災農家の農業機械などの導入および営 農用資機材の購入などの支援を実施しており,累計で1,533 件,271億円(平成28(2016)年3月末現在)の農業生産復旧 ための取組を支援しました(図2

さらに,東日本大震災の被災地を新たな食料生産地域とし て早期に復興させるため,復興庁および農林水産省は,「食 料生産地域再生のための先端技術展開事業」により,被災3 県において先端的な農林水産技術を実際の経営体に導入し,

生産コストを半減または収益を倍増させるための実証研究を 実施しています(2)(表1

また,本実証研究によって得られた研究成果を速やかに被 災地へ普及するため,被災3県に設置した開放型研究室

(オープンラボ)において研究成果の展示発表や成果発表会 などを開催し,農業生産者,民間企業,行政機関,研究機関 などの方々に,その内容を広くお知らせしています.その結 果,成果発表会などへの参加を契機に,先端技術などを営農 に導入する農家も出現しています.

3. 被災3県の農業経営体の動向

被災3県の農業経営体数を見ると,平成27(2015)年は13万 9,000経営体で,震災前の平成22(2010)年に比べ22.5%減少 図2東日本大震災農業生産対策交付金の 内容

表1被災3県における,主な「先端プロ」の実証研究課題

区分 実証研究課題

岩手県 ・中山間地域の多様な形状ほ場に応じた省力・低コスト化の中小区画土地利用型営農技術

・地域の木材を活用した木骨ハウスの開発や,木質燃料を活用した施設置芸技術

・リンゴのフェザ一苗育成による早期成園化技術

・ユズの樹高改善による安定生産技術と新商品の開発

・ブドウの垣根仕立てによる省力栽培技術と高収益性加工品開発

・水稲育芭ハウスの有効利用によるパプリカの隔離床栽培技術

宮城県 ・大区画ほ場におけるプラウ耕乾田直播などを核とした稲‒麦‒大豆2年3作体系の土地利用型営農技術

・大規模水田農業におけるICTを活用した裁培管理および経営管理の支援技術

・イチゴにおけるクラウン(株元)温度制御節技術などの大規模施設園芸技術

・キャベツ生産における播種・耕転・施肥から収穫までの機械化一貫体系の露地園芸技術

・ブドウ「シャインマスカット」の塩害回避のための根域制限栽培技術や周年・安定供給を可能とする収穫期延長・長期保存技術 福島県 ・大規模水耕栽培施設におけるトルコギキョウの高品質周年生産技術

・夏秋小ギクの計画的需要期出荷を可能とする露地電照栽培技術

・人工光育苗を用いた高品質野菜苗生産技術と高濃度炭酸ガスによる化学農薬に頼らない病害虫フリー苗生産技術

・ナシの新一文字樹形やジョイント型按形による早期成園化技術

・家畜ふん尿の省力的堆肥化と再生可能エネルギーの活用による酪農経営内エネルギーマネジメント技術

・農産物残さを原料としたメタン発酵によるエネルギー・資源循環型営農技術

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し,全国の減少率よりも4.5ポイント大きくなっています.

一方,被災3県の法人経営体数について見ると,平成27(2015)

年は2,007経営体で,震災前の平成22(2010)年に比べて29.3%

増加し,全国の増減率よりも4.0ポイント上回っています.

また,各県ごとに見ると,沿海市区町村における農業経営体 数の減少率が内陸市区町村に比べて大きくなっています.特 に宮城県の沿海市区町村で法人経営が大きく増加しており,

東日本大震災が契機となって,零細な個人経営体がリタイア する一方で,大規模な法人経営体が地域の農業の担い手とな る動きが進んでいます.被災3県の農業経営体数について経 営耕地面積規模別に見ると,岩手県および宮城県は50 ha以 上層の増加率が高く,福島県では30〜50 ha層が最も増加し ています(図3

福島第一原発事故への対応

1. 福島第一原発事故による避難指示区域の解除・見直し 福島第一原発事故に伴い,周辺住民に対する避難指示が行 われました.この避難指示の対象区域は,平成24(2012)年4 月以降,「避難指示解除準備区域」,「居住制限区域」および

「帰還困難区域」の3つの避難指示区域に再編され,平成 25(2013)年8月に避難指示区域の見直しが完了しました.

原子力災害対策本部は,平成26(2014)年4月1日に田村市,

同年10月には,川内村の一部の避難指示を解除するととも に,平成27(2015)年9月に楢葉町,平成28(2016)年6月に葛 尾村の一部および川内村,同年7月には南相馬市の一部の避 難指示を解除しました.平成28(2016)年10月末現在では,8 市町村で避難指示区域が指定されています(図4

このようななか,東北農政局では,食品に対する消費者の 信頼を確保するため,農業分野における放射性物質対策を推 進するとともに,避難指示区域などにおける農業者の経営再 開を支援しています.また,避難指示区域などの地域におい ては,避難指示が解除された住民が帰還後,速やかに営農再 開が可能となるように関係機関と連携し,農地除染の作業進 捗を踏まえながら,農林水産業関連のインフラ復旧事業など を推進しています.さらに,平成28(2016)年度以降も事業 期間が延長された「福島県営農再開支援事業」(3)などにより,

除染が終了した農地などの保全管理から作付実証,大規模化 や施設園芸の導入などの新たな農業への転換まで,切れ目の

ない支援を行っています.

2. 農業分野における放射性物質対策の取組

食品中の放射性物質の基準値は,コーデックス委員会が定 めた国際的な指標に沿って,食品の摂取から受ける放射線量 が年間1ミリシーベルトを超えないようにとの考え方の下,

平成24(2012)年4月1日,厚生労働省が設定しました.食品 中の放射性物質検査は,原子力災害対策本部が定める「検査 計画,出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」(以 下「検査等の考え方」と言う)により,地方公共団体におい て実施されています(4).この「検査等の考え方」は,これま での検査結果を基に,検査が必要な地域・品目について重点 的に検査を行うというものであり,平成28(2016)年3月にも 検査対象地域・品目の見直しが行われました.「検査等の考 え方」に沿って,検査結果が基準値を下回り,安全性が確認 された農畜水産物および地域については,順次出荷制限が解 除されています(5)

農林水産省は厚生労働省などの関係省庁と連携し,必要な 検査が円滑に行われるよう,関係地方公共団体に対する科学 図3経営耕地面積規模別農業経営体数の増 減率

図4避難指示区域の概要

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的な助言,検査機器の整備,検査費用の支援などを行ってい ます.

3. 農畜産物等の安全確保の取組

農林水産省は,福島第一原発事故を受けて,福島県および 各研究機関と協力しながら,放射性セシウム濃度の高い農畜 産物が発生する要因とその対策について研究を進め,対策を 取りまとめるとともに,農地除染技術の開発を進めました.

現在,政府は放射性セシウム濃度が基準値を超えない農畜産 物などのみが流通するよう,生産現場,関係地方公共団体と 連携しながら,生産現場における放射性物質の低減対策の徹 底,放射性物質検査,検査結果に応じた出荷制限などさまざ まな取組を行っています.農産物の生産現場では,農地の土 壌除染を行うとともに,農産物の安全を確保するため,暫定 許容範値(単位:400ベクレル/kg)以下の肥料,土壌改良 資材などが用いられています.また,それぞれの品目の性質 に合わせた取組が行われています(6)

コメについては,作付制限,放射性物質の吸収抑制などの 対策および収穫後の検査(抽出検査)を組み合わせて安全確 保を図っています.なお,福島県下では,県下全域で抽出検 査に替えてすべてのコメを対象として全袋検査が実施されて います.また,コメの検査結果や避難指示区域の見直しおよ び関係地方公共団体の事情などを踏まえ,毎年春のコメの栽 培開始前までに,その年のコメの作付方針および作付制限な どの対象地域を公表しています(7).ダイズ,ソバなどについ ては,岩手県,宮城県,福島県において,土壌中のカリウム 濃度に応じた適切なカリ施肥による放射性セシウムの吸収抑 制対策などを実施しています.

平成27(2015)年度に実施した放射性セシウムの検査の結 果,基準値を超過したものは,平成26(2014)年産米で2点,

平成27(2015)年産秋そばで1点ありました.平成26(2014)年 産米については,当該米穀が震災後初めて作付けされた水稲 であったこと,吸収抑制対策のカリ肥料が散布されていな かったことなど,極めて特異な栽培条件であったことが要因 と考えられています(8).平成27(2015)年産秋そばについて は,吸収抑制対策のカリ肥料を施肥し,混和したものの,作 付ほ場全体に混和されておらず,その後,降雨などの影響に より,カリが流失し,その効果が現れなかったことが要因と 考えられました.また,果実については,樹体に付着した放 射性セシウムの影響が大きいことから,樹体表面を高圧洗浄 するなどの放射性物質の低減対策などを平成23(2011)年度か ら行ってきたため,平成27(2015)年度の検査結果では,基準 値を超過したものはありませんでした.なお,福島県が主要 産地の干し柿の一種であるあんぽ柿については,農業生産工 程管理(GAP)を活用した原料柿の放射性セシウム濃度の低 減対策,出荷するあんぽ柿の非破壊検査機器による全量検査 体制の整備などにより,震災前3カ年平均出荷量の59%に当 たる907 tのあんぽ柿が出荷されました.

畜産物についても,飼料から畜産物への放射性セシウムの 移行に関する知見などを活用して飼料の暫定許容値を設定し,

暫定許容値以下の飼料の給与などを徹底するように指導する とともに,畜産物中の放射性セシウムの検査を徹底すること により,安全を確保しています(9).平成27(2015)年度に実施 した原乳,牛肉,豚肉,鶏肉,鶏卵での放射性セシウムの検 査の結果では,基準値を超過したものはありませんでした.

4. 農地除染の推進

農地の除染については,放射性物質汚染対処特措法に基づ き,環境省を中心に関係省庁や県,市町村などとの連携によ り取組が進められています.農林水産省では,農地などの効 果的・効率的な除染に向けて,現場の課題に応じた除染技術 の研究開発や農地の除染と区画整理など農地整備の一体的な 実施に向けた取組を支援しています.

また,東北農政局では,農地の土地利用や管理の知見など を有する職員を福島環境再生事務所へ多数派遣することなど により,着実な除染の実施に向け貢献しています.

さらに,農地の除染の実施に当たり必要となる調査,設 計,費用の算定(積算)施工管理などの情報を取りまとめた

「農地除染対策の技術書」(10)や「ため池の放射性物質対策技 術マニュアル」(11)を活用して,市町村などが農地除染やため 池の放射性物質対策に円滑に取り組めるよう支援していま す.

5. 被災農家の営農再開に対する支援

農地の除染や避難指示解除後の住民帰還の進捗に応じて営 農再開に向けた取組を切れ目なく支援するため,「福島県営 農再開支援事業」(3)を引き続き実施しています.

本事業により,除染後農地の保全管理,放射性物質の農作 物への吸収抑制対策,鳥獣被害防止緊急対策,営農再開に向 けた作付実証および除染後直ちに帰還しない農業者などの農 地を管理耕作する組織などへの支援などを行っています.さ らに,関係市町村の巡回などで把握した課題に対応するため に,営農再開に向けた復興組合支援,作付再開水田の畦畔修 復・雑草など防除,表土剥ぎによる除染後に客土を実施した ほ場で残存する作土層と客土を混和するための深耕や堆肥な どの投入による地力回復対策,地域における農業の将来像の 策定支援などを特認事業として設け,営農再開に向けた取組 を支援しています.

また,東北農政局は,福島県,農林水産省生産局および復 興庁福島復興局などの関係機関と連携し,毎年春と秋の年2 回,関係市町村を巡回して課題や要望などを把握し,その対 応方向を検討・共有するとともに,事業の運用改善などに活 かしています.

6. 福島相双復興官民合同チームの取組

福島県浜通り地域の12市町村(田村市,南相馬市,川俣町,

広野町,楢葉町,富岡町,川内村,大熊町,双葉町,浪江町,

葛尾村,飯舘村)の一次産業を含む事業者を対象に,事業 再開を支援するために「福島相双復興官民協議会」が平成 27(2015)年8月24日に発足し,その下に「福島相双復興官民

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合同チーム」(以下「官民合同チーム」と言う)が設置され ました.

官民合同チームは,平成27(2015)年6月12日に閣議決定 された,「原子力災害から福島復興の加速に向けて(福島復 興指針)」(12)に基づき,福島第一原発事故による被害者の生 活再建,生業や就労の回復などきめ細やかな支援を官民一体 で実施することとしています.

この官民合同チームの下に,東北農政局と福島県農林水産 部で構成される「営農再開グループ」が新たに組織され,巡 回訪問などを通じて市町村が策定する営農再開ビジョンや農 業者の意向確認などへの支援を行うなど,12市町村の農業 の再興を目指して活動しています.

7. 食品の信頼確保のための取組

平成27(2015)年6月,震災から4年が経過しても,一部の消 費者は福島県産品を買い控えるなど,いまだに根強く残る風 評被害の現状に鑑み,政府は,「原子力災害による風評被害を 含む影響への対策タスクフォース」を開催し,平成26(2014)

年度における取組状況の進捗管理を行うとともに,課題を洗 い出し,風評対策の強化について検討しました.このタスク フォースの中で取りまとめられた風評対策強化指針(13)に基 づき,関係省庁一体となった対策を引き続き行っていくこと としています(図5

文献

  1)  農林水産省:農業・農村の復興マスタープラン,http://

www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/higai̲taio/master̲

plan.html, 2015.

  2)  農林水産省:食料生産地域再生のための先端技術展開事

業,https://www.s.affrc.go.jp/docs/sentan̲gijyutu.htm,  2016.

  3)  農林水産省および福島県:福島県営農再開支援事業,

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36005b/einou  saikai.html, 2016.

  4)  厚生労働省:検査計画,出荷制限等の品目・区域の設定・

解 除 の 考 え 方,http://www.maff.go.jp/noutiku̲eikyo/

syukka̲seigen.html, 2016.

  5)  厚生労働省:原子力災害対策特別措置法に基づく食品に 関する出荷制限等,http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/ 

2r9852000001a3pj-att/2r9852000001a3rg.pdf, 2016.

  6)  農林水産省:放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・

培土及び飼料の暫定許容値の設定について,http://www.

maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/supply.html, 2012.

  7)  農林水産省:28年産米の作付制限等の対象地域,http://

www.maff.go.jp/j/seisaku̲tokatu/kokumotu/sakutuke̲

housin/28kome̲sakutuke̲housin.html, 2016.

  8)  福島県:米の全量全袋検査における詳細検査の結果につ いて,http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attach- ment/123136.pdf, 2015.

  9)  農林水産省:畜産物中の放射性物質の検査結果について,

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/seisan̲kensa/,  2016.

10)  農林水産省:「農地除染対策の技術書」について,http://

www.maff.go.jp/j/nousin/seko/josen/, 2013.

11)  農林水産省:ため池の放射性物質対策技術マニュアル,

http://www.maff.go.jp/j/nousin/saigai/tamemanu̲zentai. 

html, 2016.

12)  原子力災害対策本部:「原子力災害からの福島復興の加速 に向けて」改訂,http://www.meti.go.jp/earthquake/nu- clear/kinkyu/pdf/2015/0612̲02.pdf, 2015.

13)  原子力災害による風評被害を含む影響への対策タスクフォー ス:風 評 対 策 強 化 指 針(平 成28年10月 追 補 改 訂 版), https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-  cat1-4/fuhyou/20161007̲020̲sisin-honbun.pdf, 2016.

図5風評対策強化指針の概要

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プロフィール

松井 章房(Akifusa MATSUI)

<略歴>1994年東京大学農学部農芸化学科卒業/同年農林水産省 入省/2010年内閣府大臣官房公益法人行政担当室企画官/2013年 農林水産技術会議事務局研究企画課課長補佐/2016年東北農政局 企画調整室長<研究テーマと抱負>東北農業の振興

Copyright © 2017 公益社団法人日本農芸化学会 DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.55.135

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