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オープンキャンパス開催!
2022年度は、名古屋大学への進学 を希望する高校生や既卒生を対象に、
「名古屋大学で何が学べるのか」を紹 介することで、適切な進路選択の一 助とするために、次の日程でオープ ンキャンパスを開催します。
詳細については決まり次第、名古屋 大学受験生応援サイトなどでお知ら せします。
● 2022年8月9日(火)
教育学部、経済学部、工学部
● 2022年8月10日(水)
法学部、医学部医学科、医学部保 健学科、農学部
● 2022年8月12日(金)
文学部、情報学部、理学部 各種イベント 大学情報はまたは こちらから
URL https://www.nagoya-u.ac.jp/
愛知県名古屋市千種区不老町 名古屋大学 教育推進部 入試課 TEL 052-789-5765
R.Yさん経済学部1年 岸大生くん工学部 電気電子情報工学科1年静岡県立 静岡高校卒 世界を代表するものづくり産業の集積地︑中部地区の中心的研究大学︒工学部では基礎教育を重視しつつ︑創意工夫しながら工学を応用する能力を持つ︑専門性と統合性を備えた人材の育成をめざす︒
興味あるテーマで 楽しみながら学べる!
映画や小説などに登場する科学技術 がテーマなのが楽しそうと思い、この 講義を選びました。自分で調べたこと を資料にまとめて発表したり、ディス カッションしたりする講義は1年生 ではまだ少なく、とてもいい経験にな ります。
将来は自動車か音響の 道に進むのが目標です 卒業後は、自動車かスピーカーなどの 音響機器を手がける仕事に就けたら と考えています。この講義は、未来の 科学技術について、学部の異なる人の さまざまな意見や発表を聞けるのが おもしろく、興味の幅や視野が広がり ます。
バランスセット
バランスセット(530円)(530円)
野菜たっぷりで栄養バランスが考えら れたランチです。日替わりなので飽きる ことがなく、価格が手ごろなのもうれし いポイントです。
岸 大生くん
名古屋大学DATA
文学部 教育学部 法学部 経済学部 情報学部
理学部 医学部 工学部 農学部
26
│工学部│
講義 の 本 日
Q
今日の講義は高校生の日常とどのようにつながっていますか?
講義名 >>>
基礎セミナー
映画やマンガに登場する未来の 科学技術は実現可能ですか?
SFで描かれる未来の科学技術をテーマに、実現の可能性や現在行われている研究、課題、社会への 波及効果などについて各自で調べ、資料をまとめ発表する。知の探求のプロセスと楽しさ を学ぶ。
2008年、名古屋大学卒業生の益川敏英博士 と小林誠博士がノーベル物理学賞、名古屋大 学元助教授の下村脩博士がノーベル化学賞を 受賞しました。これを記念して開設されたの が「2008ノーベル賞展示室」です。展示を通 して3先生の偉業に触れることができます。
名古屋大学
記者が見つけた
Profile
稗ひ え
田だ じゅん純子こ 先生に 聞きました
かつて映画やマンガの世界にしかなかったスマホやAIが︑今や現実の世界で普通に使われています︒講義で取り上げるSFの中の科学技術も︑いつか私たちが使う日が来るかもしれません︒どんな技術があれば素敵か自由に考え︑開発を手がけるような人になってもらえたらと思います︒
A
名古屋大学大学院工学研究科化学 システム工学専攻および工学部マ テリアル工学科准教授。研究の専 門は、プラズマプロセスを用いた 医療用チタン合金や炭素材料など の開発。
S F を 題 材 に ︑研 究 発 表 の 基 礎 ス キ ル を 磨 く
﹁私が注目したのは︑SFテレビドラマ・映画シリーズ﹃スタートレック﹄に登場する﹃レプリケーター﹄です︒コンピュータ上に保存された分子配列情報を使って︑分子を材料に食べ物から機械部品までを瞬時に作れる装置です﹂と︑学生が発表をスタートした︒﹁基礎セミナー﹂は︑工学部だけでなく文系・理系の1年生全員が受講可能︒稗田先生の講義では︑映画やマンガに登場する未来の科学技術の中から興味のあるものを選び︑文献を調べて資料をまとめ︑わかりやすく発表するという︑大学の研究に欠かせない基礎スキルを身につける︒発表担当の学生は︑こう続ける︒﹁現在これに近い研究として︑山形大学での3
Dフードプリンター
で介護食を作る試みや︑イスラエルの3
Dバイオプリンターで培養
肉を作る技術があります︒これらの研究が進めば︑世界の食糧問題の解決につながるはずです﹂発表後の質疑応答では︑﹁家庭に普及したとき︑材料の分子はどこに保管しておくのか?﹂ と質問があった︒稗田先生は︑﹁いい質問だね! 確かに新しい科学技術を普及させるにはインフラも重要だよね﹂と︑学生たちに語りかけた︒二人目の学生が発表したのは︑映画﹃スパイダーマン2﹄に登場する︑自分の意志で自由に動かせる4本の﹁人工知能アーム﹂だ︒﹁現在︑義手の一種として筋肉を動かすときに出る電気信号を使って指を動かす﹃筋電義手﹄が開発されています︒研究が進めば︑私たちも第3の手を入手できるかもしれません﹂と発表した︒
S F の 世 界 が 実 現 し て 困 る 人 は い る ? 多 様 な 意 見 が 刺 激 に
質疑応答のあとは︑グループに分かれて実現への課題や社会への波及効果︑応用の可能性について討論を行った︒各グループからは︑ ﹁食べ物を分子から作る技術によって︑農家や漁師の仕事がなくなりそう﹂﹁人工知能アームは脳にナノワイヤーでつなぐとされているが︑自分の体に装着するのは抵抗がある﹂などの意見が挙がった︒それに対して稗田先生は︑﹁優れた技術でも感情的に抵抗があるものは普及しません︒そこをクリアするのも重要︒技術の進歩による問題点に目を向けることも大切です﹂と話す︒この日は学生の発表初日だったが︑教室には早くも熱気が満ちていた︒﹁自分の興味があることについて調べ︑人に伝える︒そういった大学の研究や学びの楽しさの原点を体感してほしい︒また︑工学部の学生には1年生で学ぶ基礎科目は未来の科学技術の研究に役立つことも感じてもらいたい﹂そう稗田先生は結んだ︒