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改訂後 改訂前 使用上の注意 3. 副作用 (1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) 下記の重大な副作用があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと ₁) 現行通り ₂) 中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necroly

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(1)

── 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。──

使用上の注意改訂のお知らせ

広範囲経口抗菌製剤

レボフロキサシン水和物製剤

処方せん医薬品:注意―医師等の処方せんにより使用すること

 このたび、標記製品の「使用上の注意」の一部を改訂いたしましたので、ご連絡申し上げます。

 本剤につきましては、既にご案内をさせて頂きましたとおり、厚生労働省告示第 76 号(200 年 3 月 5 日付)

にて、経過措置品目へ移行しております。経過措置期間中ではありますが、まだ本剤が流通しておりますので、

「使用上の注意改訂のお知らせ」を作成しご案内申し上げます。

 つきましては、今後のご使用に際しご参照いただくとともに、副作用等の治療上好ましくない有害事象を

ご経験の際には、弊社 MR に速やかにご連絡くださいますようお願い申し上げます。

200 年 0 月

製造販売元

1. 改訂の概要

()

「用法・用量に関連する使用上の注意」の項に腸チフス、パラチフスの治療におけるクラビット

点滴静注製剤からの切り替え時の投与期間に関して追記しました。≪自主改訂≫

(2)

「重大な副作用」の項に記載しておりました「中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)」の表記につ

きまして「中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)」に変更しました。

≪自主改訂≫

(3)

「重大な副作用」の項の「低血糖」に「低血糖性昏睡に至る例も報告」されていることについ

て追記しました。また、

「低血糖」があらわれやすい患者背景として「高齢者」を追記しました。

≪自主改訂≫

(4)

「薬物動態」の項の「腎機能障害患者での体内動態」に透析患者への投与について追記しました。

≪自主改訂≫

2. 改訂内容〔(  )自主改訂〕

改 訂 後

改 訂 前

<用法・用量に関連する使用上の注意>

. 現行通り

2. 腸チフス、パラチフスについては、注射剤より

本剤に切り替えた場合には注射剤の投与期間も

含め4日間投与すること。

3. 現行の2.

4. 現行の3.

<用法・用量に関連する使用上の注意>

現行の.~ 4.

(2)

改 訂 後

改 訂 前

【使用上の注意】

3.  副作用

 (1)重大な副作用(頻度不明)

   下記の重大な副作用があらわれることがある

ので、観察を十分に行い、異常が認められた

場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

   ₁)現行通り

   ₂)中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal 

Necrolysis:TEN)、 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群

(Stevens-Johnson症候群)

   ₃)~3)現行通り

   4)低血糖

     [低血糖性昏睡に至る例も報告されてい

るので、十分に注意すること。 糖尿病

患者(特にスルホニルウレア系薬剤や

インスリン製剤等を投与している患

者)、腎機能障害患者、高齢者であらわ

れやすい]

   5)~8)現行通り

【使用上の注意】

3.  副作用

 (1)重大な副作用(頻度不明)

   下記の重大な副作用があらわれることがある

ので、観察を十分に行い、異常が認められた

場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

   現行の₁)

   ₂)中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、

       皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症

候群)

   現行の₃)~3)

   4)低血糖

     [糖尿病患者(特にスルホニルウレア系

薬剤やインスリン製剤等を投与してい

る患者)、腎機能障害患者であらわれや

すい]

   現行の5)~8)

【薬物動態】

5.  腎機能障害患者での体内動態

クレアチニン・クリアランス値(Ccr)により3群

に分け、レボフロキサシン水和物00mgを単回

経口投与した場合、腎機能の低下に伴い血清中

濃度の生物学的半減期の延長、尿中濃度の低下

及び尿中排泄率の低下が認められた

3)

腎機能 (CcrmL/min) 患者数 (hr)半減期 48時間の累積尿中排泄率(%) 軽度障害 40≦Ccr<70 7 6.4 66.6 中等度障害 20≦Ccr<40  . 55.7 重度障害 Ccr<20 5 28.2 22.0

血液透析又はCAPDは、体内からのレボフロキ

サシン除去への影響は少ないと報告があり

4,5,6)

透析後の追加投与は不要と考えられる。

参考

腎機能障害患者に対するレボフロキサシン水和

物の用法・用量の目安

3)

(通常用量を回00mg、日3回とした場合)

腎機能 (CcrmL/min) 回投与量 投与法 40≦Ccr<70 00mg 日2回 20≦Ccr<40 00mg 日回 Ccr<20 00mg 48時間以上の間隔毎 4)社内資料:EffectsofRenalDysfunction 5)梅田 優ほか:日本透析医学会雑誌997;30(2):09- 5 6)KanamoriM,etal.:臨床薬理200;32(3):9-99

【薬物動態】

5.  腎機能障害患者での体内動態

クレアチニン・クリアランス値(Ccr)により3群

に分け、レボフロキサシン水和物00mgを単回

経口投与した場合、腎機能の低下に伴い血清中

濃度の生物学的半減期の延長、尿中濃度の低下

及び尿中排泄率の低下が認められた

3)

腎機能 (CcrmL/min) 患者数 (hr)半減期 48時間の累積尿中排泄率(%) 軽度障害 40≦Ccr<70 7 6.4 66.6 中等度障害 20≦Ccr<40  . 55.7 重度障害 Ccr<20 5 28.2 22.0

参考

腎機能障害患者に対するレボフロキサシン水和

物の用法・用量の目安

3)

(通常用量を回00mg、日3回とした場合)

腎機能 (CcrmL/min) 回投与量 投与法 40≦Ccr<70 00mg 日2回 20≦Ccr<40 00mg 日回 Ccr<20 00mg 48時間以上の間隔毎

(3)

3. 改訂理由

  【自主改訂】

  (1)

「用法・用量に関連する使用上の注意」の項への「腸チフス、パラチフス」に関する追記

    クラビット点滴静注バッグ500mg/00mL・点滴静注500mg/20mLの製造販売承認取得に

伴い、腸チフス、パラチフスの治療において、クラビット点滴静注製剤から経口剤への切

り替えが想定されるため、切り替えた場合の投与期間に関して追記しました。

  (2)

「重大な副作用」記載の「中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)」の表記変更

    「中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)」の表記を「中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermal

Necrolysis:TEN)」に変更しました。

  (3)

「重大な副作用」の「低血糖」の項への追記

    レボフロキサシンとの関連性が否定できない重篤な「低血糖性昏睡」の報告が集積されており、

より一層ご注意いただくため、

「重大な副作用」の「低血糖」の項に「低血糖性昏睡に至る例

も報告」されていることについて追記しました。また、高齢者においてレボフロキサシンと

の関連性が否定できない重篤な「低血糖」(低血糖性昏睡を含む)が報告されていることから、

「低血糖」があらわれやすい患者背景として「糖尿病患者(特にスルホニルウレア系薬剤やイ

ンスリン製剤等を投与している患者)」及び「腎機能障害患者」に加えて「高齢者」を記載し

ました。

    次ページに、症例の概要を掲載しておりますので、ご参照ください。

  (4)

「薬物動態」の「腎機能障害患者での体内動態」の項に透析患者への投与について追記

    血液透析又はCAPDによる体内からのレボフロキサシン除去への影響は少ないとの報告

があります。透析患者への投与においては、透析後の追加投与は不要と考えられるため、

「薬

物動態」の「腎機能障害患者での体内動態」に追記しました。

(4)

症例紹介1

患 者

1日投与量

投与期間

副作用名:低血糖

性・

年齢

(合併症)

使用理由

経過及び処置

70代

膀胱炎

(糖尿病)

(高血圧)

(不眠症)

300mg

3日

投与約5年前

投与開始日

投与3日目

(投与中止日)

中止99日後

糖尿病・高血圧治療を目的とし受診。糖尿病に対し、グリメ

ピリド(2mgを1日2回)投与開始。その後、メトホルミン塩

酸塩(250mgを1日2回)追加投与開始。

定期受診時に頻尿、残尿感を訴えた。低血糖の自覚は最近まっ

たくなかった。HbA

1

c 5.7%、食後2時間血糖173mg/dLであっ

た。尿定性検査で白血球( +++)。膀胱炎の診断で本剤(100mg

錠1錠を1日3回)投与開始。

夕方、自室にて昏睡状態のところを家族に発見され、救急搬送。

血糖 51mg/dL。糖質、補液にて意識改善したが、人や場所が

正しく理解できないなどの認知症様症状が残った。同日、本剤、

メトホルミン塩酸塩、グリメピリド投与中止。

認知症様症状は徐々に改善。

人や場所は正しく理解できるようになったが、洗濯物がたた

めない、鍵をかけ忘れるなどの症状が残った。

臨床検査値

投与開始

92日前

64日前

35日前

投与

開始日

投与3日目

(投与中止日)

中止

3日後

中止

15日後

血糖(食後) ( mg/dL)

124

133

203

173

51

364

226

HbA

1

c

( %)

6.1

6.0

5.8

5.7

5.7

6.1

UA

( mg/dL)

5.2

6.2

5.6

5.7

-

4.6

BUN

( mg/dL)

13.1

15.4

14.5

15.1

-

13.4

Cr

( mg/dL)

0.76

1.05

0.83

0.93

-

0.84

尿定性 白血球

-

-

-

-

+++

-

-併用薬:グリメピリド、メトホルミン塩酸塩、ニフェジピン、バルサルタン、アルプラゾラム

(5)

症例紹介 2

患 者

1日投与量

投与期間

副作用名:低血糖性昏睡

性・

年齢

(合併症)

使用理由

経過及び処置

90代

気管支炎

(胆石症)

(胆嚢炎)

(廃用症候群)

(原発性副甲状腺

機能亢進症)

(脳梗塞)

(良性前立腺肥大)

500mg

2日

投与開始日

投与2日目

(投与中止日)

中止日後

気管支炎の診断により、本剤(500mg錠)錠日回投与開始。

解熱傾向となる。

0:00 意識レベル低下(血糖30mg/dL)。低血糖性昏睡と

診断。

 

40%ブドウ糖40mL静注。

02:00 意識レベル回復(血糖37mg/dL)。

5:00 維持液+40%ブドウ糖00mL持続点滴開始。

<中止日後の血糖推移及び処置内容>

時刻

1:00

2:00

5:20

7:30

9:30

10:30

11:00

12:00

血糖

( mg/dL)

30

-

40

30

26

37

74

67

処置:40%ブドウ糖投与

( mL)

40

-

40

40

40

40

40

40

処置後血糖

( mg/dL)

-

137

111

77

-

-

92

-時刻

14:00

15:00

17:00

18:00

19:00

20:00

22:30

23:30

血糖

( mg/dL)

74

-

50

32

68

65

55

67

処置:40%ブドウ糖投与

( mL)

40

100

40

40

40

40

40

40

処置後血糖

( mg/dL)

-

-

-

140

98

94

96

-中止2日後

中止6日後

以後、低血糖出現なく、徐々にブドウ糖静注量を減量。

低血糖が回復。

高カロリー輸液投与終了。

臨床検査値

投与開始日 中止1日後 中止4日後 中止6日後

WBC

( /µL)

8,900

9,100

5,800

6,000

AST

( IU/L)

14

18

32

26

ALT

( IU/L)

11

12

34

34

LDH

( IU/L)

123

192

129

143

ALP

( IU/L)

-

323

301

329

γ-GTP ( IU/L)

23

25

33

37

ALB

( g/dL)

2.9

3.1

2.6

2.9

RBC (×10

4

/µL)

298

296

298

303

Hb

( g/dL)

9.5

9.5

9.4

9.7

Ht

( %)

28.7

27.9

28.4

29.2

PLT (×10

4

/µL)

12.5

15.2

15.9

18.0

BUN ( mg/dL)

-

19.9

15.4

18.8

Cr

( mg/dL)

-

1.27

1.45

1.36

CRP ( mg/dL)

3.74

4.12

0.31

0.12

血糖 ( mg/dL)

-

28

-

139

HbA

1

c

( %)

-

4.7

-

-Na

( mEq/L)

-

137

137

139

K

( mEq/L)

-

3.5

3.9

4.0

Cl

( mEq/L)

-

107

109

110

併用薬: エルカトニン、ニセルゴリン、ナフトピジル、アデノシン三リン酸二ナトリウム、ランソプラゾール、センノ

シド、リセドロン酸ナトリウム水和物

(6)

【使用上の注意】

〔※200年0月改訂〕 ) 間質性肺炎、好酸球性肺炎   (症状:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等)   (処置方法:副腎皮質ホルモン剤投与等) 2) 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎   (症状:腹痛、頻回の下痢等) 3) 横紋筋融解症(急激な腎機能悪化を伴うことがある)   (症状:筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグ ロビン上昇等) 4) 低血糖   [低血糖性昏睡に至る例も報告されているので、十分に注意すること。 糖尿病患者(特にスルホニルウレア系薬剤やインスリン製剤等を 投与している患者)、腎機能障害患者、高齢者であらわれやすい] 5) アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害   (症状:腱周辺の痛み、浮腫等)   (60歳以上の患者、コルチコステロイド剤を併用している患者、 臓器移植の既往のある患者であらわれやすい) 6) 錯乱、せん妄、抑うつ等の精神症状 7) 過敏性血管炎   (症状:発熱、腹痛、関節痛、紫斑、斑状丘疹、皮膚生検で白血 球破砕性血管炎等) 8) 重症筋無力症の悪化   (重症筋無力症の患者で症状の悪化があらわれることがある) (2)その他の副作用 下記の副作用があらわれることがあるので、異常が認められた場合に は必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 0.1〜5%未満 0.1%未満 頻度不明注) 過敏症 発疹 蕁麻疹、 光線過敏症、 そう痒 精神神経系 振戦、しびれ感、 不眠、めまい、 頭痛 幻覚、傾眠、 意識障害、 末梢神経障害、 ぼんやり、 錐体外路障害 腎 臓 BUN上昇 クレアチニン上昇 血尿、 尿蛋白陽性 肝 臓 AST(GOT)上昇、 ALT(GPT)上昇、 ALP上昇、 γ-GTP上昇 LDH 上昇、 肝機能異常、 血中ビリルビン 増加 血 液 白血球数減少、 好酸球数増加 貧血 好中球数減少、血小板数減少、 リンパ球数減少 消化器 悪心、腹痛、 下痢、食欲不振 嘔吐、消化不良、口内炎、舌炎、 口渇、腹部膨満、 便秘 腹部不快感、 胃腸障害 感覚器 耳鳴、味覚異常、 視覚異常 味覚消失、無嗅覚、 嗅覚錯誤 循環器 動悸 低血圧、頻脈 その他 倦怠感、発熱、 関節痛、熱感、 浮腫 筋肉痛、脱力感、 胸部不快感、 四肢痛、 咽喉乾燥、 CK(CPK)上昇、 尿中ブドウ糖 陽 注)自発報告、同一成分含有の製剤又は海外において認められている副作 用のため頻度不明。 4.高齢者への投与 本剤は、主として腎臓から排泄される(「薬物動態」の項参照)が、高齢 者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続す るおそれがあるので 回 00mg、日 2回など投与量ならびに投与間隔 に留意し、慎重に投与すること。 5.妊婦、産婦、授乳婦等への投与 ()妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[妊娠 中の投与に関する安全性は確立していない。] (2)授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。[オフロキサ シンでヒト母乳中へ移行することが報告されている。] 6.小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立して いないので、投与しないこと(「その他の注意」の項参照)。 【禁忌】(次の患者には投与しないこと) .本剤の成分又はオフロキサシンに対し過敏症の既往歴のある患者 2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等へ の投与」の項参照) 3.小児等(「小児等への投与」及び「その他の注意」の項参照) ただし、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び小児等に対しては、 炭疽等の重篤な疾患に限り、治療上の有益性を考慮して投与すること。 〈用法・用量に関連する使用上の注意〉 .本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受 性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。 2.腸チフス、パラチフスについては、注射剤より本剤に切り替えた場合に は注射剤の投与期間も含め4日間投与すること。 3.炭疽の発症及び進展の抑制には、欧州医薬品庁(EMA)が60日間の投与を 推奨している。 4.長期投与が必要となる場合には、経過観察を十分に行うこと。 【使用上の注意】 1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) ()高度の腎機能障害のある患者[高い血中濃度の持続が認められている(「薬 物動態」の項参照)。] (2)てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こす ことがある。] (3)キノロン系抗菌薬に対し過敏症の既往歴のある患者 (4)重篤な心疾患(不整脈、虚血性心疾患等)のある患者[QT延長を起こす ことがある。] (5)重症筋無力症の患者[症状を悪化させることがある。] (6)高齢者(「高齢者への投与」の項参照) 2.相互作用 併用注意 (併用に注意すること) 薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 フェニル酢酸系又はプ ロピオン酸系非ステロ イド性消炎鎮痛薬 フルルビプロフェン等 痙攣を起こすおそれが ある。 中 枢 神 経 に お け るGABAA受 容 体 へ の 結 合阻害が増強されると 考えられている。 アルミニウム又はマグネ シウム含有の制酸薬等、 鉄剤 本剤の効果が減弱され るおそれがある。 これらの薬剤は本剤投 与 ~ 2時間後に投与す る。 これらの薬剤とキレート を形成し、本剤の吸収 が低下すると考えられて いる。 クマリン系抗凝固薬 ワルファリン ワルファリンの作用を増強し、プロトロンビン時 間の延長が認められた との報告がある。 ワルファリンの肝代謝を 抑制、又は蛋白結合部 位での置換により遊離 ワルファリンが増加する 等と考えられている。 3.副作用 承認前の調査 3,649 例中報告された副作用は 2.8%( 0 例)で、主な副 作用は下痢・軟便、胃・腹部不快感、嘔気・悪心等の消化器症状.9%( 68 例)、発疹等の過敏症状 0.4%(5 例)、頭痛・頭重感、不眠等の精神神 経系症状 0.5%( 9 例)であった。 承認後における使用成績調査( 3 年間)6,7 例中報告された副作用は .3%( 203 例)で、主な副作用は下痢、腹部不快感等の消化器症状0.6%( 95 例)、AST( GOT)・ALT( GPT)上昇等の肝機能異常0.2%( 40 例)であっ た。 ()重大な副作用(頻度不明注) 下記の重大な副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 ₁)  ショック、アナフィラキシー様症状   (初期症状:紅斑、悪寒、呼吸困難等) ₂)   中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、      皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群) ₃)  痙攣 ₄)  QT延長 ₅)  急性腎不全、間質性腎炎 ₆)  劇症肝炎、肝機能障害、黄疸   (初期症状:嘔気・嘔吐、食欲不振、倦怠感、そう痒等) ₇)  無顆粒球症(初期症状:発熱、咽頭痛、倦怠感等) ₈)  汎血球減少症 ₉)  血小板減少 0) 溶血性貧血(症状:ヘモグロビン尿等)

(7)

注)(  )自主改訂 8.その他の注意 動物実験[幼若犬、若い成犬(3か月齢)、幼若ラット]で関節異常が認 められている。 7.適用上の注意 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう 指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入 し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが 報告されている。)

(8)

CV7OS040 200年0月改訂

参照

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