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2015.2.13
株式会社LIXIL
平成26年度補正予算・
平成27年度予算等の内容について
~ 戸建て住宅の補助事業・税制優遇を中心に ~
はじめに
国土交通省の住宅政策、及び、
経済産業省の省エネルギー政
策が取り込まれた
今年度の補
正予算
が2/3に成立
、また、
来年度の予算や税制改正
に
ついても1/14に閣議決定さ
れほぼ確定となりました。
今回は
戸建て住宅の補助事
業と税制優遇
を中心にご紹介
します。
※ 本内容は2/9時点で正式に公開されている情報に基づきます。
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補助事業等について
~ 戸建て住宅向けで注目される補助事業等 ~
【本資料の注意点】
・公表されている予算関係資料には補助事業の詳細は記載されておりませんので、
本資料の内容は実際の執行の内容と異なる可能性があります。
所管
制度名
対象
計上された予算
新築 リフォーム
平成26年度補正予算
平成27年度予算
国土
交通省
フラット35Sの金利引下げ幅の拡大
○
ー
○(1,150億円)
ー
省エネ住宅ポイント制度
○
○
○(805億円)
○(100億円)
長期優良住宅化リフォーム推進事業
ー
○
○(130億円の内数)
ー
地域型住宅グリーン化事業の創設
○
ー
ー
○(110億円)
フラット35の中古住宅リフォームローン
ー
○
ー
○(15億円の内数)
経済
産業省
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
支援事業 (ZEH)
○
○
○(150億円の内数・
高性能建材を含む)
ー
既築住宅・建築物における
高性能建材導入促進事業
ー
○
○(150億円の内数・
ZEHを含む)
○ (7.6億円の内数)
民生用燃料電池(エネファーム)導入
支援補助金
○
○
○(222億円)
ー
定置用リチウムイオン蓄電池導入
支援事業費補助金
○
○
○(130億円)
ー
補助事業等のトピックス
予算計上されている補助事業や住宅ローン施策の内、
戸建て住宅の
新築やリフォームで比較的に取組みやすい制度
は以下の通りです。
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昨年注目された
戸建て住宅向けの4つの大型補助事業
の内、「住宅
のゼロ・エネルギー化推進事業」が
「地域型住宅ブランド化事業」の後
継となる「地域型住宅グリーン化事業」に取り込まれ、
3つの事業に再
編
されています。
戸建て住宅向け大型補助事業について
地域型住宅
ブランド化
事業
住宅のゼロ・
エネルギー化
推進事業
長期優良住
宅化リフォー
ム推進事業
ネット・ゼロ・
エネルギー・
ハウス支援事
業
地域型住宅
グリーン化
事業
継続
継続
平成26年度実施内容
平成27年度予算内容
予算の事業名
地域における木造住
宅生産体制強化事業
地域型住宅グリーン化事業
所管
国土交通省
同左
予算総額
100億円
(平成26年度補正を含む)
110億円
[前年比1.1倍]
予算に含まれる
事業
地域型住宅
ブランド化事業
地域型住宅グリーン化事業
補助額
建設費の1割以内、
かつ、補助限度額
100万円/戸
【長寿命型】 ・・・ 長期優良住宅
対象費用の1/2かつ
120万円/戸を限度
【高度省エネ型】 ・・・ ゼロエネ住宅
対象費用の1/2かつ
185万円/戸を限度
【高度省エネ型】 ・・・ 認定低炭素住宅
対象費用の1/2かつ
120万円/戸を限度
従来の「住宅のゼロ・エネルギー化
推進事業」が取り込まれています。
「地域型住宅グリーン化事業」について
[現:地域型住宅ブランド化事業]
新制度に
移行
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平成26年度実施内容
平成26年度
補正予算内容
予算の事業名
住宅・ビルの革新的省エネ技術導入
促進事業
同左
所管
経済産業省
同左
予算総額
76億円
150億円
[前年比1.97倍]
予算に含まれる
事業
・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
・ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業
・既築住宅・建築物における高性能建材
導入促進事業(高性能建材)
同左
補助額
補助対象費用の1/2以内、
かつ、
補助限度額350万円/戸
定額
130万円/戸程度
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」について
補助額が定額に
なっています。
平成26年度実施内容
平成26年度
補正予算内容
予算の事業名
長期優良住宅化リフォーム
推進事業
住宅・建築物の
省エネルギー化等の推進
所管
国土交通省
同左
予算総額
30.69億円
130億円
[前年比4.23倍]
予算に含まれる
事業
・長期優良住宅化リフォーム
推進事業
・長期優良住宅化リフォーム
推進事業
・住宅・建築物省CO2先導事業
補助額
補助対象費用の1/3以内、
かつ、補助限度額100万円/戸
(一部200万円/戸)
同左
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」について
既に本事業は募集が開始されています。
【応募期間】 平成27年2月6日(金)~平成27年3月2日(月)
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「フラット35Sの金利引下げ幅の拡大」について
フラット35Sについて、2/9以降の資金受け取り分より
従来の当初金
利0.3%引下げ
から
0.6%引下げに拡大
※1
されました。総返済額を比較
すると、
高性能住宅が優遇
されていることがわかります。
※1:2015/2/9資金実行より、2016/1/29申込み分まで適用。ただし、予算金額に達する見込みになった場合は受付終了。
※2:借入額3,000万円、借入期間35年、元利均等返済、借入金利年1.47%の場合の試算
借入れプラン
金利引下げ
総返済額
※2
総返済額比較
期間
率
【フラット35】
ー
(全期間一定金利)
38,394,080
円
ー
【フラット35】 S
金利Aプラン
当初
10
年間
年
▲0.3
%
37,519,641
円
▲874,439
円
金利Bプラン
当初
5
年間
37,923,369
円
▲470,711
円
【フラット35】 S
金利Aプラン
当初
10
年間
年
▲0.6
%
36,653,264
円
▲1,740,816
円
金利Bプラン
当初
5
年間
37,453,873
円
▲940,207
円
[参考] フラット35Sの技術基準の変更
平成25年省エネルギー基準が4/1に完全施行されるのに伴い、フラ
ット35S(省エネルギー性)の技術基準の
「省エネルギー対策等級4」
は廃止
となります。いっぽう、新たに
「一次エネルギー消費量等級4・
5」が追加
となり、ニーズに合わせた選択が可能になります。
プラン
現行基準
【フラット35】 S
金利Aプラン
(省エネルギー性)
トップランナー基準
又は
認定低炭素住宅
【フラット35】 S
金利Bプラン
(省エネルギー性)
省エネルギー対策等級4
又は
断熱等性能等級4
改正基準 [平成27年4月~]
トップランナー基準
又は
認定低炭素住宅
又は
一次エネルギー消費量等級5
断熱等性能等級4
又は
一次エネルギー消費量等級4
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※ 算定用Webプログラムを用いた基準達成でも可。
[参考] 各制度の省エネルギー性能
(
’15/4/1以降)
基準・制度
必要となる省エネルギー性能
分類
名称
外皮の断熱性能
[U
A
値・η
A
値]
一次エネルギー
消費量
技術基準
H25年基準値
H25年
基準値
H25年
基準値の
▲10%
省エネ
基準
平成25年省エネルギー基準 [改正省エネ基準・H25年基準]
○
○
ー
認定
制度
認定低炭素住宅
○
ー
○
住宅事業建築主の判断の基準 [トップランナー基準]
△(任意)
ー
○
※
長期優良住宅
断熱等性能等級4
に適合
断熱等性能等級4と同
住宅性能表示制度
(温熱環境・エネルギー消費量に
関すること)
断熱等性能等級4
○
-
ー
一次エネルギー消費量等級5
ー
ー
○
一次エネルギー消費量等級4
ー
○
ー
住宅
ローン
【フラット35】 S
金利Aプラン
(省エネルギー性)
認定低炭素住宅
に適合
認定低炭素住宅と同
トップランナー基準
に適合
トップランナー基準と同
一次エネルギー消費量等級5
に適合
一次エネルギー消費量等級5と同
金利Bプラン
(省エネルギー性)
断熱等性能等級4
に適合
断熱等性能等級4と同
一次エネルギー消費量等級4
に適合
一次エネルギー消費量等級4と同
低減
「中古住宅リフォームローン」について
現在、中古住宅のリフォーム工事では【フラット35】が利用出来ません
ので、民間金融機関ローンの併用が必要です。今回、
【フラット35(リ
フォーム一体型)】が創設
され、
中古住宅の購入と併せてリフォーム工
事を行う場合にはまとめて融資
を受けることが出来るようになります。
中古住宅購入資金
リフォーム
工事資金
中古住宅購入資金
リフォーム工事資金
返済期間
月
々
の
返
済
額
月
々
の
返
済
額
返済期間
フラット35
フラット35
民間金融
機関ローン
現行
【フラット35(リフォーム一体型)】
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「経済産業省の補助事業」について
補助事業名
従来制度
今回制度
補助要件・対象機器
補助上限額
補助上限額
民生用燃料電池
(エネファーム)
導入支援補助金
一般社団法人 燃料電池普及促進協会が
指定した機器システム
PEFC:38万円
SOFC:43万円
PEFC:30万円
SOFC:35万円
定置用リチウム
イオン蓄電池導入
支援事業費補助金
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)
が補助対象機器として認めたリチウムイオ
ン蓄電システム
蓄電システム購入
金額と、機器目標
価格との差額の
2/3以内、かつ、
上限100万円
蓄電システム購入
金額と、機器目標
価格との差額の
2/3以内(上限
100万円見込み)
既築住宅・建築物
における高性能建
材導入促進事業
SIIが定める要件を満たし、SIIに製品型番
が登録されている製品
補助対象費用の
1/3以内、かつ、
上限150万円
補助対象費用の
1/3以内(上限
150万円見込み)
以下の
経済産業省の補助事業は昨年と同様に実施
されますが、
エネ
ファームの補助上限額は引き下げ
となりました。
昨年の実績
予算
補助事業名
公募期間等
公募開始までの
期間
成立日
平成25年度
補正予算
H26.
2.6
民生用燃料電池(エネファーム)
導入支援補助金
H26.
3.10
~H27.2.16
約一ヵ月後
定置用リチウムイオン蓄電池
導入支援事業費補助金
H26.
3.17
~12.31
(6/20予約申請受付終了)
約一ヵ月後
平成26年度
予算
H26.
3.20
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
支援事業
H26.
4.21
~6.6
約一ヵ月後
既築住宅・建築物における
高性能建材導入促進事業
一次公募H26.
5.14
~6.30
(二次公募無し)
約二ヵ月後
補助事業の公募開始日について
これまでの補助事業の実績では、
予算成立日から概ね約1~2ヶ月後
に公募開始
となるケースが多くなっています。以下の4つの補助事業
については、
2/3に成立した
平成26年度補正予算
に盛り込まれてい
ますので、
近日中に公募開始
される見込みです。
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税制改正について
~ 戸建て住宅向けの主な税制優遇制度 ~
【本資料の注意点】
・公表されている税制改正資料には優遇内容の詳細は記載されておりませんので、
本資料の内容は実際の税制改正の内容と異なる可能性があります。
平成28年度以降に
終了予定の税制優遇制度
平成27年度までに
終了予定の税制優遇制度
住宅ローン減税・
住まい給付金の期限延長
平成29年12月末 ⇒ 平成31年6月末
全て期限延長
+
一部優遇額拡充
平成27年度までに終了予定
となっていた主な税制優遇制度について
は
全て期限延長
、さらに、
一部の制度については優遇額が拡充
され
ました。また、消費税10%引上げの延期に合わせて、
住宅ローン減税
や住まい給付金も延長
されることになりました。
例:住宅ローン減税
[平成29年12月31日まで]
例:住宅取得等資金の贈与非課税の特例
[平成26年12月31日まで]
税制優遇制度のトピックス
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昨年は両親や祖父母から
住宅取得資金の贈与
を受けた場合、最大
1,000万円の非課税となる税制優遇制度となっていました。
今年は非
課税限度額が最大1,500万円まで拡充されます。
今年の税制優遇制度
昨年の税制優遇制度
最大1,500万円
最大1,000万円
住宅取得資金
贈与
「贈与税の非課税措置」について
契約年月
非課税限度額
質の高い住宅
一般住宅
平成26年
1,000万円
500万円
平成27年
1,500万円
1,000万円
平成28年1~9月
1,200万円
700万円
平成28年10月~
29年3月
平成29年3月までに引渡し
〔消費税率8%適用〕
1,200万円
700万円
平成29年4月以降に引渡し
〔消費税率10%適用〕
3,000万円
2,500万円
平成29年4月~9月
3,000万円
2,500万円
平成29年10月~平成30年9月
1,500万円
1,000万円
平成30年10月~平成31年6月
1,200万円
700万円
今年は昨年よりも非課税限度額が拡充
されますが、
来年は限度額が
引き下げ
られます。(平成29年4月の消費税10%引上げ時の住宅着
工落ち込み軽減が狙い) 本優遇策の利用は、
今年がチャンス
です!
「贈与税の非課税措置」について
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非課税限度額が「一般住宅」より有利な「質の高い住宅」の要件に、
「バリアフリー性の高い住宅」が追加
されました。また、リフォームにつ
いても
「省エネ・バリアフリー・給排水管リフォーム」が対象工事に追加
されましたので、本優遇策を活用し易くなります。
省エネルギー性の
高い住宅
耐震性の高い住宅
バリアフリー性の
高い住宅
断熱等性能等級4又は
一次エネルギー消費量
等級4
耐震等級2以上
高齢者等配慮対策
等級3以上
「質の高い住宅」の要件
※ 何れかの適合で可
省エネ
リフォーム
耐震改修
大規模
増改築
給配水管
リフォーム
バリアフリー
リフォーム
対象となるリフォーム工事
※ 何れかの適合で可
「贈与税の非課税措置」について
期限延長される主な制度一覧
平成27年度までに終了予定となっていた
税制優遇制度
平成27年度税制改正の内容
相続時精算課税選択の
特例
非課税枠2,500万円
平成26年12月31日まで
非課税枠2,500万円
平成31年6月30日まで
4年半延長
所有権保存登記の税率
の軽減
本則0.4% ⇒ 0.15%
平成27年3月31日まで
本則0.4% ⇒ 0.15%
平成29年3月31日まで
2年延長
所有権移転登記の税率
の軽減
本則2% ⇒ 0.3%
平成27年3月31日まで
本則2% ⇒ 0.3%
平成29年3月31日まで
2年延長
ローンの抵当権設定登
記の税率の軽減
本則0.4% ⇒ 0.1%
平成27年3月31日まで
本則0.4% ⇒ 0.1%
平成29年3月31日まで
2年延長
不動産取得税の軽減
本則4% ⇒ 3%
平成27年3月31日まで
本則4% ⇒ 3%
平成30年3月31日まで
3年延長
以下の税制優遇制度は平成27年度までに終了予定となっていました
が、
優遇内容は変わらずに期限延長
されます。
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