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費 用 負 担 の 原 則 と 負 担 割 合 共 済 組 合 の 行 う 事 業 は 大 別 すると 民 間 の 健 康 保 険 制 度 に 代 わる 短 期 給 付 事 業 公 的 年 金 制 度 の 性 格 を 有 する 長 期 給 付 事 業 組 合 員 の 福 祉 の 増 進 に 資 する

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Academic year: 2021

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(1)

掛金・負担金について

≪目 次≫

費用負担の原則と負担割合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

標準報酬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

掛金等額の算定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

掛金等の納付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

産前産後休業、育児休業期間中の掛金等免除・・・・・・・・・・・・・・5

育児休業等終了後に報酬が低下した場合の標準報酬月額の改定・・・・・・8

海外居住等に係る介護保険の適用除外・・・・・・・・・・・・・・・・11

※各種申出・届出様式は、富山支部ホームページ http://www.kouritu.go.jp/toyama/ のピック アップコンテンツ「様式ダウンロードコーナー」≫「掛金・標準報酬関係様式ダウンロード」 から取り寄せてください。

平成27年10月版

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1

費用負担の原則と負担割合

共済組合の行う事業は、大別すると民間の健康保険制度に代わる短期給付事業、公的年金制度の性 格を有する長期給付事業、組合員の福祉の増進に資することを目的とした福祉事業を行っています。 その主な財源は、組合員から徴収する掛金や厚生年金保険料(以下「掛金等」という。)と事業主(地 方公共団体等)が納付する負担金で賄うこととされています。 【短期給付に要する費用】 短期給付 短期掛金:2分の1 短期負担金:2分の1 介護保険 (40 歳以上 65 歳未満) 介護掛金:2分の1 介護負担金:2分の1 育児・介護休業手当金公的負担 地方公共団体負担金:1分の1 【長期給付に要する費用】 長期給付・厚生年金、基礎年金部分 厚生年金保険料(組合員負担):2分の1 厚生年金保険料(事業主負担):2分の1 長期給付・基礎年金拠出金公的負担 地方公共団体負担金:1分の1 長期給付・年金払い退職給付部分 退職等年金掛金:2分の1 退職等年金負担金:2分の1 公務による障害・遺族年金 経過的長期負担金:1分の1 追加費用 地方公共団体負担金:1分の1 【福祉事業に要する費用】 福祉事業 福祉掛金:2分の1 福祉負担金:2分の1

標準報酬

標準報酬は、共済組合の短期給付事業、長期給付事業及び福祉事業に係る掛金等や短期給付金、厚 生年金保険給付及び退職等年金給付の算定基礎となるもので、組合員が受ける基本給及び諸手当とい った報酬により決定します。 組合員が受ける報酬は毎月異なりますが、掛金等の納付や各種給付の支給を迅速かつ適切に行うた め、標準報酬は一定時点で決定または改定し、一定期間適用する方法がとられています。 毎月の給与に係る掛金等の額は「標準報酬月額」、期末手当等に係る掛金等の額は「標準期末手当等 の額」を算定基礎とします。(原則、各月の給与明細に記載されています。) 標準報酬に関する概要は、こちらから「標準報酬制に関する参考資料」の項をご覧ください。

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2

掛金等額の算定方法

区 分 算 定 式 毎月の給料 標準報酬月額*1 × 掛金等率*3 (円未満切捨て) 期末手当等 標準期末手当等の額*2,3 × 掛金等率*3 (円未満切捨て) *1「標準報酬月額」の基準となる標準報酬等級表は、こちらをご覧ください。 *2「標準期末手当等の額」は、期末手当、勤勉手当等を受けた月におけるその支給額の合計(千円 未満切捨)です。なお、掛金等の種類によって最高限度額が設定されています。 *3「掛金等率」及び「標準期末手当等の額の最高限度額」は、こちらをご覧ください。

掛金等の納付

組合員本人が負担する掛金は、給与支給機関が毎月の給料及び期末手当等の支給額から掛金額を控 除し、共済組合に納付することとされています。 また、負担金については、事業主である地方公共団体等(給与支給機関)が、掛金と併せて共済組 合へ納付します。 Ⅰ 毎月の給料 (1)納付期間 公立学校共済組合の組合員資格を取得した日の属する月分から資格を喪失した日(退職日の翌 日)の属する月の前月分までの各月につき徴収します。 (例)4 月 30 日資格取得・・・4 月分の掛金等は徴収する 4 月 30 日付け退職・・・4 月分の掛金等は徴収する (資格喪失日:5 月 1 日) 4 月 29 日付け退職・・・4 月分の掛金等は徴収しない (資格喪失日:4 月 30 日) なお、組合員資格を取得した日の属する月内にその資格を喪失した場合、その月の掛金等は徴 収します。ただし、資格を喪失した日の属する同月内に他の公的年金制度に加入した場合は、長 期給付に要する費用に限り、その月の掛金等は徴収しません。 (2)介護掛金・負担金(保険料)の取扱い 市区町村内に住所を有する 40 歳以上の者は、介護保険法による被保険者となり、そのうち 40 歳以上65 歳未満の組合員(介護保険第 2 号被保険者)については、介護保険料の負担が発生しま す。 共済組合で徴収する介護掛金・負担金の期間は、40 歳の誕生日の前日の属する月から 65 歳の誕 生日の前日の属する月の前月分までの期間となります。 (例)5 月 1 日生まれの組合員が 40 歳になったとき・・・介護掛金は 4 月分から徴収 5 月 2 日生まれの組合員が 40 歳になったとき・・・介護掛金は 5 月分から徴収

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3 なお、海外派遣・海外自主研修等により市区町村内に住所を有しなくなった場合又は障害者支 援施設に入所した場合は、介護保険第 2 号被保険者の資格を喪失するため、共済組合へ届出が必 要です。(詳細及び手続き等は、P11「海外居住に係る介護保険の取扱い」をご参照ください。) (3)厚生年金保険料の取扱い 平成27 年 10 月から被用者年金制度は、共済年金から厚生年金に一元化されました。それに伴 い、70 歳以上の組合員については、厚生年金保険料納付対象者から除外されます。 (4)掛金等の納付方法 原則、給与支給機関から毎月の給料支給額より源泉控除します。 (5)休職等により給料の一部または全部が支給されない者の掛金の納付 給料の一部または全部が支給されず掛金等が源泉控除できないときは、原則、組合員から共済 組合へ掛金等を納付していただきます。 納付方法については、下記ア~ウの勤務状況等により手続きを行ってください。 ア 病気休職者 原則、下記 1 の納付方法によりますが、身体面や収入面などの理由で掛金等を毎月納付する ことが困難な場合は、下記2 の納付方法にすることができます。 ただし、傷病手当金の支給期間が終了している場合は、下記1「納付書による振込」の納付方 法となります。 納付方法 納付までの手順 1 納付書に よる振込 ① 該当組合員は、速やかに共済組合まで連絡してください。 ② 共済組合から納付書を送付しますので、必ず毎月末日までに振込んで ください。 2 傷病手当金 (同附加金) からの控除 ① 該当組合員は、速やかに共済組合まで連絡し、「共済掛金等控除依頼 書」に必要事項をご記入等のうえ、共済組合へ提出してください。 ② 傷病手当金請求書受付後、その支給対象月分の掛金を支給額から控除 します。 ・北陸銀行から納付書による振込の場合に限り、振込手数料はかかりません。 ・北陸銀行以外の金融機関やATM からの振込の場合は、振込手数料を別途ご負 担願います。 ・掛金等納付額は、所得税の社会保険料控除の対象となりますので、振込の際に 受領した領収証は、大切に保管してください。 ・傷病手当金の請求は、毎月定期的に行ってください。 ・掛金等納付額は、所得税の社会保険料控除の対象となります。毎年1 月中に掛 金等納付額の証明書を交付します。

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4 イ 長期自主研修、大学修学研修、配偶者同行休業者 下記1 または 2 のいずれかを選択してください。 納付方法 納付までの手順 1 納付書に よる振込 ① 該当組合員は、速やかに共済組合まで連絡してください。 ② 掛金納付に関する「申立書」に必要事項をご記入、内定通知書など期 間のわかる書類の写しを添付のうえ、期日までに提出してください。 2 口座振替 ① 該当組合員は、速やかに共済組合まで連絡してください。 ② 掛金納付に関する「申立書」に必要事項をご記入、内定通知書など期 間のわかる書類の写しを添付のうえ、期日までに提出してください。 ③ 共済組合から「預金口座振替依頼書」(2 枚複写綴り)を送付します ので、必要事項をご記入等のうえ、期日までに北陸銀行本支店にて手 続きをしてください。 ④ ③の手続き後、窓口で受領した「預金口座振替払いに関する届出書(複 写様式の2枚目)」を、共済組合へ提出してください。 ウ 介護休暇、看病等による欠勤、停職、その他給料から源泉控除できない場合 上記イの手順に同じです。なお、介護休暇並びに看病等による欠勤の場合は、「申立書」に休 暇等の期間がわかる書類(介護休暇簿等)の写しを添付してください。 Ⅱ 期末手当等 期末手当・勤勉手当その他政令で定める手当(以下「期末手当等」という。)を受けた月において 組合員である場合、期末手当等の支給額から源泉控除します。 なお、期末手当等の支給日の属する月の末日において組合員の資格を喪失している場合は、掛金 等は徴収しません。 Ⅲ 給与改定により遡及して給与の差額が支給された場合の掛金等の取扱い (1)毎月の給料 掛金等の算定基礎となる標準報酬月額は、本給など固定的給与に変動が生じた場合による標準 報酬月額の随時改定に該当するかを判断し、該当する場合は、その差額支給月を起算月としてそ の4 ヶ月目から標準報酬月額の改定を行います。 よって、標準報酬月額は未来に向けての改定となり、標準報酬月額の遡及改定は行わないため、 標準報酬制導入後(平成 27 年 10 月分~)の給与改定による掛金等の精算は行いません。 (2)期末手当等 給与改定後の期末手当等の額を基に、掛金等の算定基礎となる標準期末手当等の額を遡及改定 し、改定後の標準期末手当等の額にて算出した掛金等との差額を精算します。 北陸銀行 からの口 座に限る ・ご連絡の時期等により、一時、納付書による振込をお願いすることがあります。 ・口座振替は、北陸銀行以外の金融機関の口座から行うことはできません。 ・口座振替による所定の手数料を、別途ご負担願います。 ・掛金等納付額は、所得税の社会保険料控除の対象となります。毎年1 月中に掛 金等納付額の証明書を交付します。

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5

産前産後休業、育児休業期間中の掛金等免除

産前産後休業及び育児休業を取得した組合員が申出をしたときは、掛金等(短期・介護・厚生年金・ 退職等年金・福祉)が免除となります。 また、掛金と費用負担を折半している負担金についても免除となりますが、育児・介護休業公的負 担、基礎年金公的負担、公務による障害・遺族年金の負担金は、免除対象ではありません。 Ⅰ 産前産後休業期間中の掛金等免除 (1)免除の対象となる期間 産前産後休業を開始した日(最長「出産日(または出産予定日)から起算して 42 日前」)の属 する月分から産前産後休業が終了する日(最長「出産日の翌日から起算して 56 日」)の翌日の属 する月の前月分までとなります。 なお、出産予定日が出産日と異なった場合の免除期間の取扱いについては、Ⅲ「掛金等免除期 間の取扱い例」をご参照ください。 ※ 産前産後休業取得前に出産・流産等し、産後休業を取得することができる場合も掛金等免除 の対象となります。 (2)掛金免除(変更)申出方法 提 出 書 類 提出時期 (1)産前産後休業 を取得したとき ○産前産後休業掛金等免除申出書 ○産前産後休業を取得していること及びその 期間がわかる出勤簿等の写し ○子の出産予定日及び出産予定人数を証明で きる次のいずれかの書類 ・母子手帳の写し ・分娩予定証明書又はその写し ・妊娠証明書又はその写し 産前産後休業取得時、 速やかに所属所を通じ て提出 (2)出産予定日と 出 産 日 が 異 な っ たとき、産前産後 休 業 期 間 が 変 更 となったとき ○産前産後休業掛金等免除変更申出書 (様式は(1)の免除申出書と同じ) *この変更申出書は、「出産費等内払金支払依 頼書(直接支払制度用)」又は「出産費請求 書」と併せて速やかに提出してください。 支払依頼書等により子の出産日及び出産人 数を確認し、掛金免除期間の変更を行いま す。 出産後又は産前産後休 業期間変更時、速やか に所属所を通じて提出 *出産予定日と出産日 が同日の場合を除き、 この免除変更申出書の 提出が必要です。 Ⅱ 育児休業期間中の掛金等免除 (1)免除の対象となる期間 育児休業を開始した日の属する月分から、育児休業を終了した日の翌日の属する月の前月分ま

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6 でとなり、最長は、当該育児休業に係る子が3歳に達する日の翌日(3歳誕生日)の属する月の 前月分までです。 育児休業終了後、育児部分休業・育児短時間勤務により給料の一部が減額されている場合、組合員の申出に より長期掛金の一部免除制度がありましたが、標準報酬制の導入に伴い、平成27 年 9 月末をもってこの一部免 除制度は廃止となりました。 なお、標準報酬制導入後(平成27 年 10 月以後)、共済組合に申出をしたときは、掛金等の算定基礎となる 標準報酬月額を改定することができます。 (P8「育児休業等終了後に報酬が低下した場合の標準報酬月額の改定」をご参照ください。) (2)掛金免除(変更)申出方法 提 出 書 類 提出時期 (1)育児休業を開 始したとき ○育児休業等掛金免除申出書 ○育児休業の取得及びその期間がわかる次の いずれかの書類 ・人事異動通知書の写し ・育児休業承認請求書の写し 育児休業開始時、所属 所を通じて提出 (申出年月日は、育児 休業開始日以降の日) (2)育児休業期間 が 変 更 と な っ た とき ○育児休業等掛金免除変更申出書 ○変更となった育児休業の期間がわかる人事 異動通知書の写し 育児休業期間変更後、 速やかに所属所を通じ て提出 Ⅲ 掛金等免除期間の取扱い例 (下記以外の事例については、共済組合までお問い合わせください。) (例1)産前8週、産後8週の休業、1歳に達するまで育児休業を取得した場合 産前産後休業掛金免除期間:7月~9月分 育児休業掛金免除期間:10月~7月分 ▼ ▼ 産前14日 ▼ 産後56日 産前42日 ▼ 8/15 育児休業 ▼ 産休期間に係る掛金免除期間 育休期間に係る掛金免除期間 掛金免除 対象外 産休開始 免除開始 出産日 産休終了 育休終了 6/21 7/5 10/10 8/14 (例2)多胎妊娠の場合 産前産後休業掛金免除期間:5月~9月分 育児休業掛金免除期間:10月~7月分 産後56日 育児休業 育休期間に係る掛金免除期間 産前98日 産休期間に係る掛金免除期間 ▼ ▼ ▼ ▼ 5/10 8/15 10/10 8/14 産休開始 出産日 産休終了 育休終了

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7 (例3)出産日が出産予定日より遅くなった場合 出産予定日 出産予定日 産前産後休業掛金免除期間:7月~9月分 育児休業掛金免除期間:10月~7月分 申出時 出産後 産後56日 産休期間に係る掛金免除期間 ▼ 出産日 8/21 +α 産前14日 産前42日 産休終了 育児休業 掛金免除 対象外 育休期間に係る掛金免除期間 ▼ ▼ ▼ 8/15 10/16 8/20 育休終了 産前14日 産前42日 産後56日 育児休業 産休期間に係る掛金免除期間 育休期間に係る掛金免除期間 8/15 10/10 8/14 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ 掛金免除 対象外 6/21 7/5 産休開始 免除開始 産休終了 育休終了 (例4)出産日が出産予定日より早くなった場合 出産予定日 産前産後休業掛金免除期間:6月~9月分(免除期間をさかのぼる) 育児休業掛金免除期間:10月~7月分 ▼ 産休開始 免除開始 産休終了 育休終了 6/21 7/5 8/15 10/10 8/14 出産時 産前休 掛金免除 対象外 ▼ ▼ 8/8 申出時 ▼ ▼ ▼ ▼ 育児休業 育休期間に係る掛金免除期間 育児休業 育休期間に係る掛金免除期間 産後56日 産前14日 掛金免除 対象外 産前42日 産休期間に係る掛金免除期間 産前42日 産後56日 ▼ 免除開始 産休終了 育休終了 6/28 10/3 8/7 出産日 ▼ 産休期間に係る掛金免除期間 (例5)第1子に係る育児休業期間中に第2子に係る産前産後休業を取得した場合 第1子に係る育児休業掛金免除期間:5月分まで(6月分は掛金等徴収) 第2子に係る産前産後休業掛金免除期間:7月~9月分 育児休業 育休期間に係る 掛金免除期間 出産予定日 産休期間に係る掛金免除期間 産前42日 産後56日 産休終了 10/10 ▼ ▼ ▼ ▼ 産前14日 掛金免除 対象外 育児休業 育休期間免除 6/21 7/5 8/15 産休開始 免除開始

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8 (例6)例5で産前産後休業取得日と免除開始日が同一月の場合 第1子に係る育児休業掛金免除期間:5月分まで 第2子に係る産前産後休業掛金免除期間:6月~9月分 育児休業 産前42日 産後56日 育休期間に係る 掛金免除期間 ▼ ▼ ▼ ▼ 産前14日 育児休業 育休期間免除 産休期間に係る掛金免除期間 6/14 6/28 8/8 10/3 産休開始 免除開始 出産予定日 産休終了

育児休業等終了後に報酬が低下した場合

の標準報酬月額の改定

(1)育児休業等終了時改定 育児休業等を終了した日において、その育児休業に係る 3 歳未満の子を養育する場合、共済組 合に申出をしたときは、育児休業等終了日の翌日が属する月以後 3 カ月間(報酬支払の基礎日数 が17 日未満である月を除く)に受けた報酬の平均を報酬月額として、掛金等の算定基礎となる標 準報酬月額を改定します。 主に、育児部分休業・育児短時間勤務等により報酬が低下した場合が想定されます。 育児休業等終了時改定の申出方法は、下記(4)をご覧ください。 (注)・育児休業等終了後に引き続き産前産後休業を開始したときは、この改定が行われません。 ・組合員から共済組合への申出がないときは、この改定は行いません。 (2)産前産後休業終了時改定 産前産後休業を終了した日において、その産前産後休業に係る 3 歳未満の子を養育する場合、 共済組合に申出をしたときは、産前産後休業終了日の翌日が属する月以後 3 カ月間(報酬支払の 基礎日数が17 日未満である月を除く)に受けた報酬の平均を報酬月額として、掛金等の算定基礎 となる標準報酬月額を改定します。

(10)

9 主に、育児休業を取得せずに職場復帰し、育児部分休業・育児短時間勤務等により報酬が低下 した場合が想定されます。 産前産後休業終了時改定の申出方法は、下記(4)をご覧ください。 (注)・産前産後休業終了後、引き続き育児休業等を開始したときは、この改定は行われません。 ・組合員から共済組合への申出がないときは、この改定は行われません。 (3)3 歳未満の子を養育している期間の特例 3 歳に満たない子を養育している組合員が、共済組合に申出をしたときは、当該子を養育するこ ととなった日の属する月の前月の標準報酬の月額(従前標準報酬月額)を下回る月については、 従前標準報酬の月額を当該下回る月の標準報酬の月額とみなして、年金額を算定します。 なお、この特例は、育児短時間勤務などの勤務形態の期間中、報酬が低くなったことにより将 来の厚生年金保険給付や退職等年金給付が低くなることを避けるための措置であることから、短 期給付の算定の基礎となる標準報酬月額に対する適用はありません。 また、この特例を適用するために追加の掛金(保険料)の負担は必要ありません。 3 歳未満養育特例の申出方法は、下記(4)をご覧ください。 (注)組合員から共済組合への申出がないときは、この特例の適用は行いません。 ≪3 歳未満養育特例の終了と届出≫ 次の①~⑥のいずれかに該当したときに、この特例を終了します。 なお、③~⑥の事由に該当したときは、共済組合への届出が必要です。(下記(4)参照) ① 当該子が3歳に到達したとき ② 組合員が退職したとき ③ 当該子以外の子を養育することになったとき ④ 当該子が死亡したとき、または養育しなくなったとき ⑤ 該子以外の子について産前産後休業(掛金免除)を開始したとき ⑥ 当該子以外の子について育児休業等(掛金免除)を開始したとき

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10 (4)育児休業等終了時改定、産前産後終了時改定、3 歳未満養育特例の申出方法 下表に該当する書類を提出してください。 なお、いずれも申出がないときは、標準報酬月額の改定や特例の適用は行いません。 提 出 書 類 提出時期・注意事項 (1)育児休業等終了時改 定の申出 ○標準報酬育児休業等終了時 改定申出書 ・育児休業等終了後に報酬が低下し た場合に、その終了日の翌日が属 する月から起算して3 カ月後を目 途に提出 ・引き続き産前産後休業を開始した ときは提出不要 (2)産前産後休業終了時 改定の申出 ○標準報酬産前産後休業終了 時改定申出書 ・産前産後休業終了後に報酬が低下 した場合に、その終了日の翌日が 属する月から起算して3 カ月後を 目途に提出 ・引き続き育児休業を開始したとき は提出不要 (3)3 歳未満 養育特例 養育する旨 の申出 ○3 歳未満の子を養育する旨 の申出書 ○当該子の戸籍謄(抄)本 または戸籍の記載事項証明 ○世帯全員または申出者と 当該子の住民票 ・育児休業、産前産後休業等終了後 に報酬が低下した場合に、その終 了日の翌日が属する月から起算 して3 カ月後を目途に提出 ・戸籍及び住民票は、申出日から90 日以内に発行されたもの (コピー不可) 養育しない 旨の届出 ○3 歳未満の子を養育しない 旨の届出書 ・上記(3)の特例終了事由③~⑥ に該当したときは速やかに提出

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海外居住等に係る介護保険の適用除外

40 歳以上 65 歳未満の組合員が、海外派遣・海外自主研修等により日本国内に住所を有しなくなった 場合又は障害者支援施設などの介護保険被保険者適用除外施設に入所した場合は、介護保険第 2 号被 保険者の資格を喪失することとなり、組合員からの届出により介護掛金・負担金は徴収されません。 (届出時期・提出書類) 提 出 書 類 提出時期 (1)海外赴任等す るとき、障害者支 援 施 設 等 に 入 所 するとき ○介護保険第2 号被保険者資格喪失届書 海外渡航前又は施設等 入所時に所属所を通じ て提出 (2)帰国したとき、 障 害 者 支 援 施 設 等 か ら 退 所 し た とき ○介護保険第2 号被保険者資格取得届書 (様式は(1)の届書と同じ) 帰国後又は施設等退所 時に速やかに所属所を 通じて提出

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