ユウマダラエダシャクの生活史*
松 沢
寛,鹿 庭
番舶 Ⅰ 緒 マサキ助叫γ∽〝・Sブα♪0〝去七αTHUNBの害虫として知らるる・ユクマダラユダレヤク舶7αガα.S研哀7・α〃dαBurlERに ついて−ほ,長野(5),村田・池田(4)・野平(…),正木(ユ小β)等の諸研究があり,その生態は現在ほかなり明らかになって 来ている‖ けれども,本種の接儲に関した一項した研究ほいまだこれを見ないので,野平(8−10)に相前後して行なった 頃から今日に至るまでの研究胎深をまとめて以下にのべたいと思う この報文にほ現在当研究室において行なっている日長問題や休眠に閲した事項も若干とりあつかっておいたが,特 に論題と矛盾することは.ないとノ臥われるので,かような内容をおりこむことにした Ⅱ 成 績 1−般習性 ユクマダラ・エグレヤクほ適職1年2回春秋の発生をなすが,このことほ以前から知られている通りである。香川県 などでは,4月下旬から5た川ニー旬,9月中旬から10月上旬の2期に成虫が現われるのがもっとも正常な経過で,過去・Egg −Larva ㊥Pupa +Adult
Fig.1、Life history chart of AbY・aXaS miranda BひTLER ♯昏川大学農学部応用昆虫学研究室業紡No・47 糊高松市立三渓中学校教諭
第13巻第2号(1962) 151 数年問の観察を通しても,はとんど大きな変動はない‖ しかしながら,第1図によっても明らかなように,きわめて 少数のものほB稀にはCのような異儲な経過を辿ることもあり,研究者を篤かせることがある小 けれども,これらの 異常な経過も,越冬段階における幼虫あるいほ蛸の発育の不揃いにもとずくところの第1化期成虫の羽化時期の早晩 と夏季における非休眠あるいほ−・部の休眠蛸の休眠離脱によって引起されているようであるしたがって,これらは まったく特別な例外的なケースと考えてよい.しかし,秋季における羽化期は,A,B,Cいずれの場合にもすべて 揃ってしまうことは,興味ある現象である 水種の各ステイジは第2図のようであるが成虫(大多数ほ午前中羽化する傾向がある)は他のレヤクガ類の成虫と Pupae Adult La【Va
figl2… Abraxasmiranda BuTLER(Allstages)”
同様に夜間活動性で,夕刻より飛翔,交尾,産卵等をなし,夜間灯火に飛来することも稀ではないほとんど特別な ものに集まって摂食することはないが,時に腐欺共に接近することがある.羽化後直ち紅交尾することはまずなく, 2−5日をへてこれを行なうのが普通であるが,交尾形式は尾端を接して接線的につながる方法で,その間において 雌は時々雨域を垂盾にあげたり水平に展げたりの動作を行なう‖交尾時間はかなり長く,翌朝まで継続することも多 い.交尾を終った雌は間もなくマナキの葉(裏面)の外縁にそってその乳白色の円い卵を列状に産卵するが,第5図 に示したAの位置すなわち葉柄紅近い部分の外縁もしくはAからBにまたがった位置に産卵することが多く,B部す なわち其の先端に近い部分だけに産卵する割合ほ比較的少ない.その調査の1例を示すと第1表のようである
TablelPart of the egg deposition of
AみγαガαS椚壷㌢α形dα On aleaf Of the ever−green・burning・b−
ush tIee Fig…5 Explanation figuIe Of the
mode of egg deposition On theユeaf of ever−green burning・bushtreerIngen− erと11,alarge number of eggs deposited on the part of A or A−B of the IeVerSalside of theleaf
*See the Fig.5.
Table2. Number of eggs pe工egg maSS
1卵塊の卵粒数は数個から数十個に及ぶが,調査の結果ほ餌2表の如くで,特に春秋で差があるわけでほない.1 雌成虫の産卵数ほ後述のように数十から百余りであるが,平均的には50−占0拉のようで,また,卵期間は平均10日内 外(春秋とも)のようである 膵化した幼虫(ほじめは黄褐色)はかなり移動性紅富み,1日を経過すればもはやもとの位置にははとんど見られ なくなってしまう若令の幼虫ほさかんに糸を吐 いて.ぶら下る性質も有する‖ はじめほ若い軟かな 葉ほかりえ.らんで会するが,後にはかなり披い葉 もかじり,発生星が多い時には節4図のようにマ サキを大方丸坊主に食尽してしまうこともあるい 幼虫ほ5令を経過するもののようであるが,蛸化 するまでには春生のもので501ヨ余もかかる。 蛸ほ自然状態では,マサキの株元イr」近の落葉の 下などにそのままころがっている.初夏の候に蛸 化したものほ,一般にかなり深い休眠にはいり, 秋にならないと羽化して来ないしかし晩秋以後 紅蛸化したものは鋲の休眠状態にはいるのではな く,気温の低下によって−・時発育を仲Jlニしている 状態にあるものと考えられるしたがって,本種 ほ,見掛け上ほ夏季の高温に対処してかたい休眠
Fig…4.Damaged ever・gr・een−burniz?g−bush tree, Euonymus jabonica THUNB..,by the
第13巻第2号(1962) 153 を行なうように適応したところの,もともと溢静隆の昆虫のようにみえるが(実際の分布ほ福島・山形県以南の木 州,四国,九州,対島),本種のかかる適応性の−・層本質的なところはむしろ幼虫の餌の問題に闘係しているのかも 知れないと思われる.この点については他日改めて考究したい 2発 育 次に,ユ・クマダラエタンヤクの発育であるが,各ステイ汐の発育所要日数を春秋比較して示すと第5表の如くであ る.平均発育所要日数で見ると,卵期間および蛸期間ほ春秋でそれはど大きな日数の差はないが,幼虫期間は秋生の
Table5‖ Developmentalpe【iodin days of each stage of Abraxas miYanda
≠ Egg masses ものは相当に翌春までもちこすものもあ るので,ずい分大きな差となっている 第2化の蛸もしかしながら,年内に蛸化 するものもあれは,第5隊iのように5 月,時には4月末にいたつてはじめて蛸 化するものも出て来る場合があるので, その蛸期間も年によって多少の変動は起 つて来る… 筆者の1人松沢は濁る図のよ うな成鎮もこれまでに得たこ.とがある SJ司n∃≧qZ︸﹄○出国讐雲︺Z
NOV DEC JAN Fl三B MAR APR
Fig.5.Pupation state of Abraxas miranda flOm autumn to winterin the naturalcondition
いずれにしても畢5表における春饉の節1化秋生の弟2化の蛸の期間が大差のないのは.単に見かけの上でのこと で,第1化のものは深い休眠にはいるため,第2化のものは低温によって発育が遅延するために,日数で見ればたま たまはとんと差がないように見えるだけである前蛸期間は第1化のものでは通常1−2日位,第2化のものでは5 ・−19日,平均12日であるが,滞る表では一応幼虫期間中にこれを含めておいた.しかし,参考までに罪2化のものに ついての前蛸期間の頻度分布をとり出して−示せば第7図のようであるn ここで問題は,節1化の蛸ほたしかに深い休眠状態にあるが,第2化の蛸は貴の休眠状態にほはいっていないとい う根拠であるけれども,これは第8図に示したように温度さえかけれは惑ちに発育をとげて羽化してしまうことから SJ可n凸︸Al白N−hO出国のヨゴa 0 5 40 3 SJ亘n喜とOZ−hO出国彗イ⊃Z
0
11 21 31 t − −20 30 40 DURA‘TlON OF PREPUPAL STAGEIN:DAYS
Fig.7”Duration of prepupalstagein
days of the2nd generation of
A占†■α∬α∫〝JJr(川d〝
Fig.6.Duration of pupalstagein days of the2nd generation of Abraxas miranda
︵故︶sJ可n2㌧′岩喜﹄○弱山讐dOZ TzeatmentB=00C(DuringlOdays)→250C Sample :PupatedatthelastpaItOfFebruaIy 75 0 5 2 5 10 15 MAR 20 30
4APR
9 14 Treatment C:250CK:onstant)Sample :Pupated at thelast part of TanuaIy
5 10 15 20 25 2 7 12 17
MAR pEB
Fig.8Result of thermaltreatment to the pupa of the2nd generation
両.1′リ・‘7T‘J∫ 川J/〝柚木ト もー瓜了解される.けれども秋とくに早く蛸化したものは..正.木(1 ̄$)の研究匿みられるように香川窪のものでも浅い 休眠笹はいることがあるかも知れない(未検討,実際にはきわめて少数), ところで幼虫期における命数のlと一日題であるが,明らかに木柱は5令の段階を経過して蛸化し,その間5回の脱皮を 行なう“その各令を経過する日数の長さは,節1化,第2化でいちじるしくことなり,前者ほ第1令7日,第2令5 1],第5令5日,第4令占日,第5令9日内外,後者は罪1令7日,第2令占日,軍5令7日,節4令1る日,第5 令45日内外であるが,今その幼虫生長の様子を頭幅の大きさの調査をもとにして示すと,第9図および罪4表のどと くであるこのような昆虫の頭幡生長ほたは頭長生良)の様子を表わすものとして DYAR(1890)の式 LogY=a+bx
GAINES&CAMPBEIL(1955)の式 LogY=a+ bx+CX2
徳永(1928)の式 Log・一雨ニヤニマ←=K(t一′Ⅰ) ミ将 95弟13巻欝2骨(1962) などの諸式が提唱されており,ま たいろいろな研究者によってその 適合性が吟味されているが,場合 によっては徳永の式の案出のもと 紅なった RoBERTSON(1925)の式 Log=Ⅹ(トtl) を適用する試みも行われている 完全変態昆虫の多くの場合には, それぞれの許容限界内では 大小
155
Table4.Head−CapSule width of eachinstarlarvaof
Aわーα∬αざ〃扇′α〃dα mnl O・51−059(Av..0..545) 0..95−099(〝 0,9る5) 1・01−1,52(〝11る5) 170′一2.50(” 2000) 257−290(ヶ 274r5) lnnl Ⅰ Ⅱ 皿 Ⅳ Ⅴ 0小4ト050(Av.0.455) 0.d2−0.94(〝 0.750) 0.85−1、15(〝 Ou950) 192−2.50(〝 2…100) 242−・5、09(〝 2.750) の羞こそあれ大体においてこれらの式のいずれかによい適合性をしめすことが多いが,ここでは迫接の目的ではない ので詳細ほ省略するユクマダラエグレヤクの場合にほDYARの式に実際にきわめてよい一散を見せるようであつて, 測定の一部をとり出しで計算するとその直線碓LogY=−0‖47+018ⅩまたはY=0。54eO412Ⅹで示され,GAINES &CAMPBELlの式にはそれはどうまく適合できなかった る..成虫の寿命と産卵数 本種成虫の寿命はそれはと長いカではないが,概して9,10日棲である第1化期と第2化期では第5表のよう に,それはど大きなちがいほ見られないが,気象条件とくにその中の気温の状態が両期でかなり似ていることが主な 原園であろう 産卵前期間は2−51ヨ位で,1雌当りの慮下卵塊数ほ2−5個,座下卵数は飼育条件下では29−80値1,平均55個で あった(20頑供試)、一方1雌当りの戒卵数を調べてみた結果では,罪d表のような成紋であったが,この場合の平 均と前者の乎均とをにらみあわせると,大体本種の1雌当りの平均産卵数ほ自然状態でも50−る0個位であろうと推測 される、卵塊の大きさすなわち卵粒数はすでに滞2表に示した如ぐである
Table5.Longevityin days ofthe adult moth.
Table6.NumbeIOf eggsin the body per female adult Confidence limit of
population mean
(95%)
NumbeI・Of
individuals Coeff..of variation (%)
Min − Max Sample mean VaIiamce
4∩ 休眠性に関する2,るの実験 本種(香川産)は前にものべたように,夏季の第1化の蛸のみが深い休眠にほいつていく.けれどもその前のステ イジである幼虫時代に幾分短日的な条件(9時間明)で飼育すると,休眠の浅い蛸となるようであって,その様子は 第7表側のようであったもちろん第2化の蛸が真の休眠にほいらないことから,幼虫時代の高温条件が休眠蛸をつ くる原因となっていることが推測されるが,第7表側の結果からみるとやはり日長も相当紅休眠誘発に関係している ように考えられる同様なことは,本稀と同じくマナキの害虫であるミノウスバAり卵壷・扇矧㍑αMooREの場合にも 見られ,短日条件下で飼育した幼虫を営鮪後180cの比較的低温の室に移したものは,同じく180cに移した自然条件 下飼育のものよりもはるかに早く羽化してしまい,休眠の浅いことを思わせた(未発表)
Table7.Effects oflight treatment of thelarva of Abraxas miYanda刷andthat of COOl−temperature treatment Of the pupa(B).
伍) *Le王1gth of pl10tOperiod:9bours 筆者らは−・方これらの蛸の休眠を解除させるために,いくつかの方法を試みたが,その結果は罪7表(B)および罪10 図のどとくであつたい この実験結果からもわかるように,低温処置な行なったものは無処理のものに比してたしかに 早く羽化する傾向があるようで,本種の蛸の休眠を解除する条件として温度がとくに重要であることほ十分にうなず ける.しかし,この場合にも自然状態ではやほり日長が若干副的に仇き羞夢響を与えるものかも知れない.正木(1■■3)は・ユ クマダラエタンヤクの休眠性について研究し,本種が150−200cでは速やかに休眠を終了すること,500cではそれ が反対に延長されることを指摘し,また−・カで長日条件下(14−1朗審問明)では休眠の長い夏型の蛸が生じ,短日条 件下(7・→9時間明)では休眠しない冬春型の蛸を生じ,またその中間(11−15時間明)でほ休眠の短かい秋型の蛸を 生ずることを概察しているけれども,本種の休眠誘発や休眠解除を左右するファクタ−として,温度と日長が同 R黒岩白岩出 巴コbqq ′肖︶ 出面竺声2
窮13巻第2骨(1962) じウェイトで考えられねばならないものか,あるいはいずれかが主 であり副であるものなのかなどについては,今後なお組織的な剖画 で実験をすすめる必要があろう 5.天 敵 本種の天敵としてもっとも重要なものは,寄生性のハエ(ノ\リバ エ科トr鋸戯紹才dαg)であるが,従来香川県下で実際にえ.られたもの は,第11図に示したCαγCβJよα♂∬C‘ざαFALIENが大部分で,時に 不明の他の−・種が認められたい 聾者らの予想ではヒメバチ科九月搾・ β卯椚0〝fdα♂のものにも天敵となるものがありそう紅思うのである が,今日までのところでほ未見である.香川大学辟学部構内でこれ まで調査したところでは,C.β.方C‘・Sαの寄生率は.7−15%(血走地 点・連続10世代調査)であったい 157
万ig‖11‖ A SpeCleS Of parasitic fly,Cα′・Cβ 払α如痛猛α fALIEN(rαCカ‘狸才dαβ),
that attacks thelarIVa Of Abraxas
別行脇机ね BuTLER. Ⅱ 摘 要 ユ・クマダラエグレヤクの生活史を明らかにするために,1954年から19る1年にかけてこの研究を行ない,次のような 成鎮を得た (1)ユクマダラエタンヤク鼠虫の出現は年2回で,その時期は4月下旬から5月中旬,9月中旬から10月上旬の2 期にあたる (2)冬季は幼虫または蛸で越年し,罪1世代の幼虫は5月中旬から7月上旬,第2世代の幼虫は9月下旬から見ら れる (3)本種の罪1世代の蛸化はる月中旬頃から始まるが,完全な休眠状態にはいり,9月中旬まで羽化することはな い (4)しかし,第2世代の蛸は香川では休眠にはいることはない し5)本種の経過図や発育に閲した事項は,第1−2,5−9図および第5−4表のごとくであるが,成虫の生存期間 や雌成虫の産卵数などに閲した事項は,第5図や第1−2,5−占表に示した通りである (6)本種の蛸(罪1世代)の休眠性は,幼虫時代に短日条件下で飼育すると自然状態におけるよりも幾分(休眠が) 浅くなる小 また低温下におくとそれらの休眠蛸はかなり短期間内に.休眠状態から離脱する (7)本種の第1世代の幼虫の発育は短l]区のカが自然区よりも幾分早い傾向がある (8)天敵としてほキナコノ、リバェがもっとも注目をひく (9)この報文では本種の習性に閲した論述も若干行なっている 引 用 文 献 (1)正木進三:昭和52年皮応用動物・lヨ本応用昆虫学会 合同大会講淡要旨(1957) (2)−【 ‥三盛大農学報一(15),15−24(1957).
(3)+
:応用動物昆虫学会誌,2(4),285−294(19 58ト (4)村田寿太郎,池田武雄:病虫害雑誌,12(12),る占5− 占る8(1925). (5)長野菊次郎:昆虫世界,1る(178),2−15−217(1912). (6)野平安芸地:新昆虫,7(1),18−20(1954)(7)−
:仝上,7(11),24−25(1954)(8)叫
:仝上,8(7),20(1955)(9)…
:仝上,8(10),2−8(1955) (10)−:仝上,9(5),2−る(195る)On thelife history of Abra.欠αS miranda HiroshiMATSUZAWA and Xaoru KANIWA
SummaryIn ordeItO Clarify thelife history of AbYa.XaS miranda,this study was carriedoutexten− ding from1954to19占てand acquiredthe fol10wing results:
(l)The appeaIanCe Of the adult of this species ofmothis twice a year andit fa11s on the season from thelatter part of Aprilto themiddle of May and the season from themiddle of September to the begin・ ning of October
(2)The overwintering ofthis species of moth takes placeinthela工Valor the pupalstage and thelarvae
ihthe】stgenerationafeObservedattheseasonfromthemiddleof May to the beginning ofJuly,and then thelarvaein the2nd generation are obserbved at the season aiter thelatter part of SeptembeI
(3)The pupation of thisspecieso董mothin thelstgeneIationtakes placelromthemiddle partofJune, butit fallsinto the deep diapauslng State and does not transfoIminto the adults untiithe midd)e part of September
(4)But,the pupaein the2nd geneIationin Kagawa do not fa11into the true diapausing state
(5)Thelife history chart and the data on the development of this species of moth aIe Shownin Fig。1− 2,5−9and Tab.51・4And the data on the surviving of the adult moth and the fecundity of the female moth are shownin Fig,5and Tab。11・2,5・6
(6)The diapause of the pupaein thelst generation becomes slight when theliIrVae are fed t]nder the short day condition.And the pupae secedelrom the deep diapausing state within a shoIt timeif they are kept under the cooltemperature condition
(7)Thelarvaldevelopmentofthisspecicsof mothinthelstgeneration under the sho−t day condition is somewhat rapid than thatunder・the naturalcondition
(8)As the most noticeableenemy of this species of moth,theparasiticfly,CaYCeliaexcisa(Tachinidae)
is obse【Ved
(9)Some descriptions on the habit ofthjs species of moth aIe also madein the pIeSent Paper