川 中央銀行統制論
上述せるところの誼は概して一般論であつて、之が資行迄には時間的並に珊論的に相常距離紆あるものである。 然るに鼓に余はその叙述に於て飴程具鰭的な金恐慌封衆論を彗見した。それはシー・アル・カーチス︹∩・R・C互is︶ の所論である。その所詮は本来通貨信用の統制を以てこの覿慌の封篤となさんとするものであつてその主旨に於 ては管理通貨論に類似してゐるのであるが、併し傭その封覚の内容をよく吟味すれぼ、中央銀行の改革、数倍を 主目標としてゐるものであるから特に之を別ち本尊に於て紹介しょうと思ふ。彼は中央銀行の閲際的統制を珊想 とし之を先きに論じ、次いで園内的統制に及んでゐる、それ故以下に於ても此の順序に従って記さう。 尺 中央銀行の観際的統制諭 以下の所詮はカーチスの菅審﹁金本位制と恐慌﹂の第七輩に於て述べられてゐるところのものである。書き出 しの慣裁が硝趣を異にしてゐるのは原文の然らしめるところである。 共闘に於ける金恐慌封衆論英国に於ける金恐慌暫発諭 ︵二︶
岩
︵〓九こ こ五理 ﹁定 一現恐慌は物慣の破塊的下落に基因する、ところがその物慣の下落姓世界の貨幣用金の分配が極めて悪く、薙 ひて現代の取引遊行上必姿とする凡ゆる支沸手段を支持するに快くるところあるに基因してゐる。 二 之が唯山の解決方法としては世界中の金を全部米・英・飾・猫・伊・日の六大中央銀行に分配し直し且つ之等 の銀行の造営をぼーの国際的委員愈にて統制させたならばよからう。そして群小の中央銀行には金環替本位 制をとらしめるべきものである。 上記の定理は世に謂ふところの﹁貸簡数盈詮﹂が適確なるものであることを預想してゐるのである。そしてこ の数鼠詮の詮くところによれぼ、ある囲の物慣平準はその固に流通せる支彿手段の数恩と正比例しセ欒勤すると いふのである。この放免詮は眈忙戦前に於て発展されてゐたのであるが、山九叫九年から山九二≡年に至る問に 於て礪逸の物償平準がその紙簡相磯と殆んど同叫の割合で上臆したことに、観察者達が気付いたときに最大の鴬 喚讃夷を博した。 この数量詮の主張者達は過去十八ケ月間に於ける恐ろしい物情低落は次の寄賛によるものとしてゐる、即ち凡 ての支沸手段は金を土釜としてゐるといふ事驚、並にこの貸博樹金が亜米利加と併蘭画とに引付けられて然かも 其磨に於て信用の土基となされなかつたから、他の国々が金を喪失した割合に應じて真珠手段の轡革を減少せし めねぼならなかった事賛によるものとしてゐる。そしてこの支排手段の減少が今贋は之等の諸国に於ける物債苧
葬竜巻 弟四或
︵二九t一︶ 二六準の引下げと・なつた。ところがあまり多くの闘々がか1る状態にあつ元ので彿蘭苧菜利加の物情平準とても
国際的墜迫に耐え条ねて、それに應じて下落したのであるノ。
本草で述べる提等はこの警義が正しいものだといふ倍定に基いてゐるのである。
今侶是通賃金の国際姦晶い雪すれば、それが考究し誇れlぼ誉ぬ問題は、第−には世界の金貯蔵盈の分配のし直し冨らうし、第二には少くとも金や外囲焉替の移動志望して起る金融上め擾乱が今後造
る様な懸念のない様にする盛めにとるべき必要な方覚であらう。
第軒の問題の方がご尉直接的な問題ではあるが、然し現窟界の金貯蔵量む保苦る雪が讐それを慶分す
ることがないとも限らないので、之が虞分をなさんとする用意の行はれる蹄に、先づ以て第二閉を解決すること
が極めて肝要である。
発づ世鼎の金貯警護、全世界の通貨を支持するに必誉直接的金準備に供するのに不充分である。私はこゝ
に↓直接的﹂といつた、それは間接的方法で金準備に供することもできるからで雪。こ1に私鱒所謂金為替本位制を引合に出さう。この制度に於ては或囲が金を準備として自分の金庫の中に保存する代りに、金の基礎の上
にある他闊の通貨を保有するのである。かくて恐慌以前に於ては金銭巻本位制をとつてゐた閻々は紐育や巴署
倫敦掟勘定尻︵b㌻ce︶む持つて靂。か1る勘定尻は金と同様に嚢買され、叉之を運用する図の通貨に封し金と同様の影響を輿へることができたのである。
英麟に於ける金恐慌封衆論 ︵二九三︶ 二七第七巻 発四㌍
︵i克四︶ こ入 金為替本位制の基礎が安国なりや否やは、之が準備として選定された図の通貨の安定如何に懸ってゐることは 常然である。之に関連して私は次のことを指摘したい。それは諺をその紙幣の準備として持つてゐたある二≡の 小中央銀行が、今や膠の下落によりその紙幣準備の二割低落といふ困つた状態に陥つてゐることに気付いてゐる ことである0 失政に小中央銀行が金環巻本統制を採用することを土釜としての如何なる国際的計霞も、その計露と同時に、 直接金を以て準備となすべき国々の通貨を絶封的に安定ならしめる棟工夫しなけれぼならぬ。 自分の計丑は全世界の貨幣用金貯響鼠を準英・併・猫・伊・日の中央銀行に分配し直し、その他の囲の通貨は 凡て上記六箇囲の中央銀行に持ってゐる保有盈︵h。彗邑によつて支持せしめようとするものであるわ 恐慌前に於ける世界の貨幣用金の分配状態は下記の通りであつた。 礪和 白 併 南 米 英 鑑 耳 蘭 弗 利 西 蘭 義 西 加 園 図 一ニニニ、六〇〇、000礎 大入≡、三二六、000 止ハ、四〇〇、00〇 四七膚、五入二、00〇 四大、四五七、00〇 五入、四五七、000 四八、山七六、000券 英観に於ける金恐慌対策論 チエツ コ ス ロ バ キア コーゴースラグイア 波 蘭 西 牙 班 エ ス t ニ ア 塊 譜 瑞 填 −ブ 智 nH 力 ブ 日 濁 伊 太 牙 利 逸 本 山ソ ア − ク 土 典 威 利 五入、一価九、00〇 六六、入五二、00〇 九て七二九、000 ニ、l二三ハ、000 −七、〇一七、00〇 五、七〇〇、00〇 九、四六九、00〇 四、二凹七、000 二て六三九、00〇 八、〇五入、00〇 五、四人○、00〇 三、七六七、00〇 九、三〇て000 こ、三二六、00〇 二ニ、〇九四、00〇 九〇、二二四、00〇 三六〇、000 て五大〇、000 ︵二九五︶ こ九
現今の硬貨の慣値低落を度外癒しJ叉準債に廃るものと預想して、かの六の銀行の問にこの金を公平に分配し
直すとすれぼ大凡次の如くなるであらうむ
ツ ゲエーl 共和国 其 他 即ち絶攣‡憶礎︵概算︶であつた。 ニ、000、C00、000 他の凡ペての中央銀行には完全な金銭巻本位制を採用せしむぺきものである、即ちその蟹行紙幣に封しては、第七舎 弟四渋
添 葡 萄 マ ル ー 日 伊 猫 悌 英 米 太 蘭 囲 圃 西 逸 利 本 四五〇、000、00〇 三七五、000、00〇 三七五、000、000 ﹂ニ00、つ00、000 〓五〇、000、000 こ五〇、000、000 ︵こ九六︶ 三〇 て三〇三、000 て九七七、00〇 二て九七≡、00〇 四八、〇九四、00〇 八六、〇四五、〇〇〇かりにそのこ五〆迄をかの六の金本位図の中央.寂行に於ける預金を以て準備となし、更にもう二五%を六大中心 地彿の手形や利付短期債券を以て準備となさしむべきものである。 尤も小中央銀行らはかの六大銀行が之迄と同様自分達の取分を国内的方法ではなく国際的方法kよつて何時で も支梯ってくれるものだといふことがよく納得の行くまではか1る計憲に参加しょうなど1は夢想だにしないだ らうといふことは明日である。 かゝる計蓋の下ば於ては、諸中央銀行の罫弼的行動に期待することは誠に困難であつて、固際的行動をなして 行く或横軸む設鹿することが肝要である。事にしてか1る機関は手近に因原決済銀行に於て之を求めることがセ きる?而して自分の考では、常分の閉園際決商銀行の理事身長が議長となり、その下に閉際的小委員合を任命さ せ、且つ此の委員合には均しく六大中央銀行並に小中央銀行に勤し殆んど絶封的の権能を持たしむべきものであ らうと思ふ。 小中央銀行らが金馬替本位前に樽換することは、とりも直さすそれ等の銀行が六大中心地の各々に刻し、要求 次第に又は短期間の預督を以て引出し得る五胡の勘定尻を保有することを意味するものである。ところが自分は かゝる勘定尻があると、之が貨幣の国際的安定を阻害するかも知れないといふ危険のあることを指摘して置い た。併し現に自分がその大腰の詮明をしてゐる様な場合に於て、それ他の金高ならばかの国際委員合がその状勢 を統御し得る程度のものであらう。 英国に於ける金恐慌封衆論 ︵二九七︺ ≡一
︵ニ九人︶ ≡二 第七啓 発四銭 私見忙よれぼ、か1る事情の下に於て、礎と弗と法と叩二フと既とライヒス肺克の勘定尻が緒中央銀行の間に分 配されてゐる状態をぼある中央雷周欲して知らしめておくことが明かに肝要であるように思へる、叉どの中火鈍 行にしてもか1る秘密を他の図立銀行に漏らすことを何等意に介しないであらう。併し乍ら之は放ら公案しなく てもよいものであるかち、世界中の凡ての中央銀行が自行の外貨保有量を他職に知られやしないかといふ頗な懸 念を須ひないで、その保有量に関する隔週の報告を中央委員昏に提出することのできるやうにLようと思へぼで きるのである。 夫故に著し六大通貨の何れか劇に、その通貨の為替相場む令翰途鮎に向つて動かす原因となる様な季節的攣動 が生じた場合には、開際決済銀行の委員昏はその季節的靡迫の終る迄、凡ての小銀行に勤し、それ等の銀行の保 有せるその特定通貨の一部を他の五の通貨に封して蟹出す様に要求するであらう。ところがその次に季節的欒動 が抱つた場合にはハ今度は多分その方向を異にしたものであつて、こ1に小中央鈍行はかの特殊通貨の貯蔵盈を 取戻すことができるであらう。 然れ共、六大因中の何れか〓圃についてその囲粂牌としての貸借判胴衣耐に於ける文沸差額により他の五の通 貨に塵迫を輿へる棟な事態が生じ、然かも之が叫時的方贋では到底緩和できない様な危瞼となることがあらう。 之が封篤としては閣僚的債券を全世界に於て起債し、之を中央委員昏に委ねだならばよからうっするとこの委員 愈は各観が年々の支排差融の状況に應じてその図に劉嘗てるペき起債額の割合を決めるだらう。之等の万葉を誠
℃ても之がその塵迫を除くのに充分でないと思はれたならば、委員愈は債構図の中央銀行に勤し、その支排差額 に発雷し得る丈けの他の五箇閲の政府許容を購入する梯指令するであらう。 若し之等の方策をとるとすれば、それは六大中央銀行の安定性を確供するに足るペきものであり、叉重く同様 な方策を只小規模に行へば、それで金銭替本位団の通貨を安定せる土姦の上に濃くに足るであらう。 勿論この計喜を通じて︼の仮定がある、それは凡ての閣の換算が均衡を保ってゐなければならぬといふこと l、どの囲もその収入以上の生計をすべきではないといふことである。 けれども上述せる如き樵能を待つた委員愈であつてみれば、この寄をも亦保㌍することができるであらう。だ からこ1には問題となれる囲の政府につき吸音を資すだけで大凡充分であらう、尤もそれ忙は次の様な寄を併せ て知ってゐてのことである。而しでそのことは、財政を整頓しておかなくてもよいなどゝいふ考は、第一には問 題となれる通貨の支持策をすべて撤回して仕舞ふことにより起るものであり、第二には各国がその通貨を大口に 安りに出て蒐に⋮管財政整理を阻む様な傷合に起るものであつて平常に・はさうした考は起らないといふことであ る。どの固だつてかゝる無理を敢へてすることはできるものではない、ところが常叫諸薗がその朋党を改めない とすれば、その場合諸国のとり得る唯鵬の途は、その緒園が自分の通貨の馬め設けてゐる金本位制を停止して、 インフレーションにたよることであらう。 さうなれぼ之等の図以外の枇界全部が、之等の固の通貨を資りに出るだらうし、園内にあつてはインフレーシ 英囲に於ける金恐慌封覚論 ︵二九九︶ 三三
発七巻 第四携
︵ニ50︶ 三四 ヨンが起り、その結果破滅となることはわかり切ったことである。戦後に於て間逸の通貨が動托したことは、か ゝる行動をとつた場合に必然どういふ結果になるかの適例である。 非常に負けぬ気の政府がどこかで尊賓上その地位を維持せんと欲してさへ、叉正にその努力の中に於てさへも その財政が整頓しない中は信用の形式による何等の援助も来たらないものである。 前、にも述べた如く、かゝる方策は決して必要ではなく、只その脅威だけで充分なものである。 然し乍ら上述せろ様な方面忙於て団際的方策女とり得んがためには、六の主要中央銀行がそれに基いて経常を なしてゐるところの特許法をぼ攣更して、それ等の銀行をして上述の操作を昏行することのできる様にし、叉そ れ等の銀行が互に叫致協力する様になすペきことが必要なのである。 ところが此の鮎について、忽ち彿南西では、彿蘭四銀行の特許法をいぢくつたり、叉秘蔵の金準備をほんの僅 か許り手離したりすることに勤しても異口同音に熱烈な反封が起る▲だらうし、他方選り抜きの勿鰻振つた英固の 銀行家連は、勿論英蘭銀行の特許法がγ八銅凶年以来何等の紋障なく運用されて米たことを反身になつて指摘す るであらう、叉彼等は英歯の制度を最上なりと考へてゐて、今更之を欒吏する必嬰をどうしても認めることがで きないであらう。 然し乍ら忍耐を以てすれぼ凡ての寄物は成就し得るもの℡ある。彿蘭画銀行の特許法は之を改正して、同行が 凡ゆる商発取引を排除し、倍角統制の馬めに必要な公開市場政簡を行ひ得る様にしなければなるまい。許に英蘭銀行をその甚座から引下ろし、又同行の特許法に二こあ革命的欒化を輿へねぼならぬであらう。その襲行部と銀 行部とを合併し、二六〇、000、000礎の保詮牽行を止めてしまひ、そしてその代りに嶺行紙筒に封して最少 限度四〇〆の金準備を設け、更に預金に封して周○〆の金準備を併せ設ける模しなければならぬであらう。 それと同時に、凡て之等の中央銀行が相互に他の政府の債券や通貨をも取扱ふことのできる校にその特許法を 改正しなけれぼなるまい。 六の主要中央銀行へ金を賛際引渡したり叉その金をそれらの銀行の間に分配し直すには、之等の銀行が之と同 時に、此の計亘を遜行するのに必要な各種の資産を橙科する糠な仕方で行はれるであらう。 第一に小中央銀行らは、その金整ハの主要銀行の問へ由等に分配し、その代りそれ等主要銀行の帳終に同額の 預金としてその貸方に記入して貰ふ。 第二に主要銀行らは波線度樗相互の図の通貨を受け納れねばならぬだらう。之等の勘短見は之を朗看せる銀行 の運相賀産の叫部となり、その資産を受け納れた固に於ける商柴銀行に封する短期預金として保有されるであら スノ0 小銀行らがその金をぼ均等に再分配した後に於ける六大銀行の金保有高路次の如きものとならう。 七六二、000ハ000礎 こ劇七、000、000 ︵三〇こ こご且
二、000、000、000 之れで見れぼ、米固と彿蘭酉から合せて囚九二、000、000拶を引出し、之を英国へ一五八、COC、000 拶、弼逸へ言九、000、000礎、伊太利へ一〇〇、000、00C援、日 合で再分配しなければならぬものだといふことがわかる。 その代り俳蘭四と米鯛は他の四倍囲の政府謹券を、かりに四〇〇、000、000修造引受け、そして嘩額は他 の週の中央銀行への貸付金とその四の中心地に於ける商柴銀行への勘衷尻により郁充されるであらう。 かくの如き革命的欒温を行った後忙英蘭銀行の状況がどうなるかを概察しょう。・ 金本位制停止直前の水曜日附の英蘭銀行の公表報骨暫は次の如くであつた。 第 七 日 伊 猫 併 巻 太 蘭 行 本 別 逸西 銀 行 − 岬九二二年九月二ハ日、水曜日に終るこ週間の計算 − ︵三〇こ︶ニ〓ハ 五五五、000、000 こ閏二〇〇〇、000 山五〇、000、000 血七五、000、000
英観に於ける金恐慌封集論 銀行業者 宍、望七、一究 其 他 吾、聖人、霊六 七日手形諭共他の字形 公 積 資 金行共 の・預 勘関金 立木 定借○ 蓼 券 高 流 通 高 銀行部在高 其他 の 金金 む並貯 )配蓄 富銀 し・√−ノ 銀 四一〇、五七≡、七五二 三五一、六∵七、五六七礫 五入、九五六、劇八五 〓四三、七六こ、二州六 血〇八、八九五、七二五 て九二五 部 二四、五五≡、000礪 三、七三七、九仙七 二ハ、五七ニ﹁六四九 政府貸上金 其他の政府詑券 其他 の 証券 庶 保護費行高 金貨並地金 其他 の 詮葬 制引手形挽前愈金八、三ニ○、完四 政 府 詮 歩 鮮 銀 貨 分 霊、犬七、人三一 −−−−1≡和、叫〇八、六二五 五入、九五六、叫八五 て三〇六、五〇〇 二四ニ﹁七大二、二二ハ ︵三〇三︶ 三七 姐〓○、五七ニ﹁七五二 二二五、五七こて七五二 二七五、000、00〇 鵬 二〇一五二〇〇磯 二五〇、劇二〇、〇四仙 九、八一○、八七五 四、〇五ニ﹁九人四 四九、三九〇、九〇六額
之で俳南西と米囲がその引渡した金の代りとして受取った英図の政府謹券は英蘭銀行から持出したものではな
いことがわかるであらう。自分の考では正の操作は五分利附敬債の借換計恕茶二部をなすべき滝のであり∴叉此
の借換公債は巴里並に紐育にて上記の金額迄募集さるべきもめで、阜つその彿込金をばその募集拙から苦闘へ金
発七巻 第四携
︵ニ6四︶ 三八 そこでかくの如き欒更を断行した後の俄偲的貸借封招表を作ってみよう、魯比較の便宜上同時に九月十六日附 の諸数字を合併し且つその数字は二十五萬麟を単位にしてそれに近い方へ繰上げ繰下げて概算を行ひ、之を新項 目の側へ併記しよう。 銀外英 銀 公 横 充一本行園地行共
の預中預 預預
立 金央金 金 金 金 金 幣 叫 九 三 ∵⋮l九−・∴一 ⊥ハ 四九五、二五〇 七七〇、五〇〇 ≡五て五〇〇 二四、五〇〇 ニて七五〇 〓ハ、五〇〇 五八、五〇〇 五〇、五〇〇 四五〇、000 叫四、五〇〇 三、七五〇 ∵六、五〇〇 九七、00〇 五〇、00〇 二二八、七五〇 外国馬替保有高 錆・豊艶地金 ¶四〇、七五〇 三八こ、000 其他 の 証券 内典政府語幹 政府︰貸上金 ︵軍 使 千額︶ 四九五、二五〇 七七〇、五〇〇 咽 て000 二九九、五〇〇 四四、000 岬 仙、00〇 三二丁七、五〇〇 六〇、000で積迭して寄こすべきものである。英圃鈍行報歯車中に於て金を資産勘おとして示したのに封する負債勘定むも
つとわかり易い名種せ云ひ現はす馬めには、政府勘定とか﹁公共預金﹂としても勿論よからう。然し乍ら此の数
字は五分利附戦債が満期になつてその相常胡が現金で支彿はれると消滅してしまふ。英蘭銀行の報骨書に興味を
持つてゐる人々の馬めに、その貸借封腰衣を検査し且つその謂項目がどこに落着いセゐるかを辿ってみよう。
第剛に八三、000、000修の金額は金為替本位制を採用せんとし・てゐた固から得られたものであらう。此の金朝は英勧銀行の帳箱に於て、雷該諸中央銀行勘麺の貸方に記入され、そして貸借勤照表の借方例の﹁外囲中央
銀行預金﹂といふ項目の下に現はれた漸放叡三大、七五〇、000礎の叫部をなしてゐるのである。伽南西と米 開から受取った別口の劇五八、000、000修の中二〇、000、000彷は﹁外囲中央銀行預金﹂勘定の貸方に 記入され、残りの二二八、000、OCO砕が戦債の相笛額を斯臍するのに用ひられるのである。此の戦債の卵臍として公衆の受取った小切手は各自の取引銀行へ排込まれ、そして革質上英蘭銀行の貸借封照
表の負債側の﹁銀行預金﹂といふ項目中に収められたのであらう。然し乍ら之が好めに公衆と銀行自身との両方
の必要により九八、五〇〇、000藤丈け純情流通高が増した。此の金融は銀行預金勘定から引出されたものであり、鏑この轡化の生ずる前に故に英勧銀朽が外囲中央銀行の薦めに保有してゐた金額を﹁外囲瑠央銀行預金﹂
勘定へ何替へたものに相常する別の仙七、000、000傍も之と共に引出されたこと紅なるのである。 最後に資産の側に於て政府詭弁で⋮八、000、000礎、其他の許容で劇六、000、000藤増加したことに 英随に於ける金恐慌対策論 ︵ニuO畢︶ 三九第七巻 第四諌
言〇六︶ 四〇戴が付く。その前者は英蘭銀行が収得んた外樹政府誇碁にトて﹁外図中央銀行盟金﹂の絶胡に加算されてゐるも
ので雪、妄後者は公開市場操作によるもので莞て、﹁銀行預金﹂の数字を増すやうに莞雷ので雪。之等の数字は之真説む人の頭を混乱させるが、之を褒にして示すとはつきりしてくる。
差 引外図申・央銀行預金
銀行預金勘定からの見方記入
小銀行から受取りたる金に対する式債勘定 大銀行から受取りたる金に封する煮債勘定 英蘭銀行の攣︵せる証券に射する賞債勘定 合 計 小 田 外囲中央銀行預金へ付替鶴城算紙 幣 檜 章 節 嚇 算
行 預 金銀 行 預 金 の 元 の 数 字
耕済された磯債の受取金加兇
其他の証券の英蘭銀宥購入高加算 州七、00〇 九入、000 ︵阻位 千礫︶ ︵盟・位 千碑︶ 二二て五〇〇 二二八、000 一二五、五〇〇 五八、五〇〇 心三八、00〇 一六、000 一七、00〇 八≡、000 ニ○、000 叫八、000 九七、000てゝに棍示した六簡閲間への金の公平な分配のし直しは常該観の人口と簡積とを土基にして計算したもので ある。 金為替本位制に依れる諸中央銀行は、簸和その紙幣に封する準備として凡ての六大問の通貨と大館同じ割合を 以て出費したものであらう。ところが漸次此の比率は、雷該緒中央銀行が六中心地に封する距離の遠近に應じて 欒化したのであらう。かくして南米の諾銀行は細管に勘定尻を堆積するに至ったのである、かうした動きがあま りひどくならなかった場A描には中央垂員禽としてもそれを干渉しようとはしないであらう。
︵C R・nurt打↓heGO︼m S︻aコ計﹁daコL芸e︹r資s・だ芯︼−﹁○コ詠コーCh苫●≦l●≡erコat訂コai COコ︷﹁○帥OfGOきCurreuny
aコ乱︹red芦pp●のu−00N●︶ かゝる所詮につりては、発きに閲際的管珊通貨反封論を紹介したる際に螢げたる反封印由が大部分そのま1常 飲まるものと思はれる。私見を以てすれぼ、かーる轟寛がなされれぼなされる捜その必要が痛感されてゐる謹左 となるのであるが、国際的協調の現段階を以てしては未だその嘗現への距離は相常あるものと思はれる。甚だ大 膳なる推測であるが世界が今日の瑛固主益が相成して然る後にその非を悟り、そこに協調的精和が勃然と湧いて 釆るまでは今少く保護芸琴銀閣素量・自給自足主義概言すれぼ図表統制主義が躁屈するのではなからうか。そし て同じく統制といつても関家的統制と閥際的統制とは全然その範噛を異にしたものであつて、或意味に於ては正 反封な主張である璧nも透る。よつて国家統制主義が横行するときには閲際的統制即ち協諷は影をひそめねばな らぬのではなからうか。︵未完︶ 英国に於ける金恐慌封髄論 ︵≡〇七︶ 四則