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5 それはどんなことですか ( 複数回答可 ) 一緒に遊んでくれなかった 2 名登下校で友達が先に行ってしまった 2 名叩かれた 2 名けんかをした 2 名悪口を言われた 1 名謝ったのに 先生に言う と言った 1 名言うことを聞いてくれない 1 名教科書を落とされた 1 名仲間はずれにされた 1

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Academic year: 2021

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1年1組- 1 - 第1学年1組 道徳学習指導案 指導者 保延 舞子 1 主題名 相手の気持ち 2-(3)友情・信頼、助け合い (資料名「くり」 出典「みんなで考える道徳」日本標準) 2 主題設定の理由 (1)価値について 第1学年及び第2学年の指導内容2-(3)〔友情・信頼、助け合い〕は「友達と仲 よくし、助け合う。」となっている。中学年で「友達と互いに理解し、信頼し、助け合 う。」高学年で「互いに信頼し、学び合って友情を深め、男女仲よく協力し助け合う。」 と発展していく。 豊かな人間関係を築くためには互いを認め合い、様々な場面での学習活動や生活を 通して、助け合い、理解し合い、信頼感や友情を育てることが大切である。子どもた ちは友達と協力し、一つのことをやり遂げていく中で相手を思いやったり自分が相手 から認められる喜びを体験したりすることができると考える。しかし1年生の児童は まだ自分中心の考え方が強く、時には利害や損得で結びつく友達関係も見られる。ど の児童も素直に友達と仲よくしたいという気持ちを持っているので、この気持ちに結 びつけて、身近な友達と仲よく活動し、友達と助け合うことの大切さを感じ取れるよ うにすることが大事である。 以上のように考察すると、本資料を通して、身勝手な言葉や行動が相手を傷つけて いることに気づき、友情をもって相手に接することや仲よく助け合うことの大切さに 気づくことでより良い友達関係を築くことができるであろう。 (2)児童の実態(男子9名 女子16名 合計25名) 〈実態調査〉 ① クラスの友達との楽しい思い出はありますか。 たくさんある 15 名 すこしある 8 名 あまりない 2 名 まったくない 0名 ② 友達がいてよかったなと思うことはありますか。 はい 25 名 いいえ 0名 ③ それはどんなときですか。(複数回答可) 一緒に遊んでくれたとき 15 名 ものを貸してくれたとき 3 名 困ったときに助けてくれたとき 3 名 わからないことを教えてくれたとき 2 名 落としものを届けてくれたとき 1 名 何かを手伝ってくれたとき 1 名 保健室に連れて行ってくれたとき 1 名 友達になってくれたとき 1 名 ④ 友達と一緒に過ごしていて困ったなと思ったことはありますか。 はい 11 名 いいえ 14 名

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1年1組- 2 - ⑤ それはどんなことですか。(複数回答可) 一緒に遊んでくれなかった 2 名 登下校で友達が先に行ってしまった 2 名 叩かれた 2 名 けんかをした 2 名 悪口を言われた 1 名 謝ったのに「先生に言う」と言った 1 名 言うことを聞いてくれない 1 名 教科書を落とされた 1 名 仲間はずれにされた 1 名 ⑥ 友達がけんかしていたらどうしますか。(複数回答可) ・「どうしたの。」と声をかける、話を聞いてあげる 9 名 ・どうにかしてとめる 7 名 ・注意する 6 名 ・先生を呼ぶ 4名 ・助ける 1名 ・わからない 1名 ⑦ 友達とけんかしたときは何と言って仲直りしますか。 ・ごめんね 19 名 ・これからもうしない 2 名 ・ごめんね、仲直りしよう 1 名 ・ごめんなさい、次はやらない 1 名 ・ごめんね、許して 1 名 ・やめよう 1 名 ⑧ 友達が困っていたらどうしますか。(複数回答可) ・「どうしたの。」と声をかける 11 名 ・手伝う 9 名 ・助ける 5名 ・「大丈夫。」と声をかける 4 名 ・相談に乗る 1名 ・先生を呼ぶ 1名 ⑨ あなたが困っているときクラスのみんなは協力してくれると思いますか。 とてもそう思う 15 名 少しそう思う 7 名 あまり思わない 3 名 まったく思わない 0名 本学級の児童は、少しずつ友達が増え、仲間意識が芽生えてきた。①②の結果から もクラス内に友達ができた児童が多いことがわかる。しかし、日常生活の中では自分 のことで精一杯で、相手のことを思いやる余裕がなくなってしまったり、相手の気持 ちを考えて助け合うところまで至らなかったりする。そのために、口論やけんかにな ってしまうこともある。③から友達は遊ぶ仲間と捉えている児童が多いが、中には遊 ぶだけではなく助け合う仲間でもあることに気づき始めていることがわかる。⑥にあ るようにけんかしている子がいた場合は、普段から友達のことを心配して声をかけた り、話を聞いてあげたりする様子がよく見られるが、自分のことになるとすぐに謝る ことができないことも少なくない。また、先生に伝えることが解決策という考えも多 いため、伝えるまでで思考が停止してしまい、自分たちでけんかを解決することはま だ難しい。自分の主張だけではなく、相手の言い分も聞いて仲よく生活することの大 切さを考えさせたい。⑧では多くの児童が友達に協力したい気持ちがあることがわか るが、⑨では「少しそう思う」「あまり思わない」が 10 名いる。これは、実際に友達 と協力し合って何かを行う経験が少ないからだと思われる。お互いに協力し合える仲 間になれるようにしていきたい。 運動会を経て、紅白に分かれ友達と団結して競技する経験をしたり、表現で友達と 手をつないで踊ったりしたことで友達との親密度が高まったと考えられる。今後の校 外学習では、一緒にバスに乗ったりお弁当を食べたりする体験をし、さらに交流を深

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1年1組- 3 - める機会となるだろう。班別行動では仲よく協力することが重要になるため、相手の 気持ちを考えて行動できる力をつけさせていきたい。 以上の分析からねらいを設定すれば、相手の気持ちを考えられるようになり、友達 と仲よく助け合っていこうとする気持ちが育つだろう。 (3)資料について 本資料を通して自分勝手な言葉や行動が相手を傷つけることがあることに気づくと ともに、同じように働いているときには同じように認められるべきであることに気づ かせたい。 本資料は話としては完結していない。りすたろう、りすきち、りすこの3匹はくり を採りに行き、仲よく仕事を分担して働く。しかし、くりを分ける段階になると、ち ょっとした欲張りな気持ちが発端になって、けんかになってしまう。りすことりすき ちはどうしたらよいかと考えるところで話が終わっている。 児童が共感しやすく、主人公の気持ちを借りて深く考えることのできる資料である。 日常生活の中では、友達の立場や気持ちを考えずに自己中心的な考え方で行動してし まうことはよくあることである。りすきちたちは、りすたろうのことをなにもしてい ないと思っているが、りすたろうに注目すると、2匹の近くにかごを運んだり、重く なったかごを一生懸命持ち帰ったりと立派な働きをしている。そんなりすたろうの行 動や気持ちを思いやる心に欠けていたことに気づかせたい。そして、どうすることが よい解決策なのか考えさせたい。 (4)指導観 本資料にお話の結末がないことで、自由に物語を考えることができる。そのため、 けんかが起こらないための解決策をみんなで考えていきたい。そして、3匹が協力し たからたくさん収穫することができたことをおさえ、仲良く分けることが結末として ふさわしいことに気づかせたい。もし自分たちが同じような場面に遭遇したときにも、 本時の話し合いを役立たせたい。 本学級の児童は、道徳の時間に発表する子は限られてしまっているが、他の授業で は発表しない子が道徳で自分の意見を堂々と話す場面が多く見られる。恥ずかしがっ て発表を好まない子は、ワークシートになると思いを述べられる場合がある。そのた め、本時でもワークシートを用いて、たくさんの考えが出せるようにしていきたい。 書いたことは全員が発表できるように、ペアでの発表時間を確保し、発表に慣れさせ ていきたい。授業の後半では友達との思い出に触れることで、友達っていいなと思え る時間にしていきたい。

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1年1組- 4 - 3 仮説とのかかわり 話合いの深まる授業づくりを行えば、互いに認め合う心豊かな児童が育つであろう。 ○資料の工夫 ・はじめに、りすたろうの動きがよく分かるように、場面絵やペープサートを用いて 話を読み聞かせる。また、黒板にも場面に沿った絵を提示する。イラストの提示を することで、状況や気持ちを想像しやすくなるだろう。 ○話合いの工夫 ・全体で話合う前にペアをつくって発表し合うことで、全員が自分の思いを伝えるこ とができるであろう。友達の意見に対して考えを述べることはまだ難しいが、友達 の意見を受け止められるようにすることによって、自信を持って全体でも発表する ことができるだろう。 ・3匹がけんかしている場面で役割演技を行う。そうすることで、場面の様子がはっ きりとし、登場人物の気持ちに迫ることができるであろう。 4 本時の指導 (1)ねらい 自分の利害にとらわれず、友達と仲よく助け合う態度を育てる。 (2)展開例 過程 時配 学習活動と主たる発問(◎・○) ・予想される児童の反応 支援及び指導上の留意点 資料 導 入 3 1 くりや、くり拾いについて 知る。 ・いちご狩りや芋掘りを話題に 挙げ、くり拾いについて触れ る。 展 開 3 30 2 資料「くり」を聞く。 ・資料の読み聞かせを聞く。 ・あらすじを確認する。 ・くりとり…りすきち、 りすこ ・かご…りすたろう 3 りすきち・りすこと、りす たろうの気持ちについて話し 合う。 ○どんなことを思いながらくり をひろったのだろう。 ・ペープサートでりすたちの動 きを提示しながら読み聞か せる。 ・絵が見やすいように中央に集 める。 ・3匹それぞれがやったことを しっかりと確認する。 ・3匹の役割はそれぞれ違う が、3匹とも冬に備えて一生 懸命にくりを採っているこ とをおさえる。 ペ ー プ サート 絵

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1年1組- 5 - ・冬にむけてたくさんとろう。 ・がんばるぞ ・おいしそうだなあ ○けんかになったのはどうして だろう。 《役割演技》 りすきち・りすこ・りすたろう ・りすきちとりすこ2匹だけ でくりを分けようとしてい るから。 ・りすたろうは独り占めしよ うとしているから。 ・りすたろうが何もしていな いと思っているから。 ・りすたろうもちゃんとはた らいているのに、悔しい。 ◎3匹が仲よくするためにはど うしたらよいだろう。 ・ワークシートに書く。 ・ペアで発表する。 ・全体で発表する。 ・りすたろうにあやまる。 ・みんなでとったものだから みんなで分ける。 ・3 匹で同じように分ければよ い。 ・りすたろうにも分けてあげ る。 ・はじめから3 匹で採る。 ・自分の気持ちを話す。 ・かごをもってきてくれたか らお礼をする。 ・役割演技をして、それぞれの 言い分を考えさせる。 ・けんかになったわけが、3匹 の思っていることの違いか らきていることに気づかせ る。 ・りすたろうも働いているの に、りすきちとりすこだけで 栗を分け合うのではりすた ろうがかわいそうなことに 気づかせる。 ・役割演技をしてりすたろうの 気持ちに共感させる。 ・3 匹の気持ちを考えながら書 かせる。 ・ワークシートに書き込ませ る。 ・机間指導で丸をつけながら声 をかけ、自信を持たせる。 ・ペアで発表させることによっ て自身を持たせる。 ・認め合う言葉を掲示してお き、友達の発表を聞いた後に 反応を返すようにさせる。 ・くりは3 匹が力をあわせて採 ったものであることをおさ える。 ワ ー ク シート

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1年1組- 6 - 7 4 今までに友達と仲よくでき たことを話合う。 ・一緒に遊んだ。 ・友達に勉強を教えてあげた。 ・友達が困っているときに手 伝ってあげた。 ・友達との思い出を振り返るよ うにさせる。 ・事前に経験を思い起こさせて おくようにする。 終 末 2 5 教師の説話を聞く。 ・小学校での友達は一生付き合 っていく仲間であることを 話し、友達っていいなという 雰囲気にする。 (3)板書計画 5 他の教育活動との連携 学校生活の中で友達との関わりを大切にし、協力し合う経験を積んで行けるようにする。 また、帰りの会でその日に見つけた友達の良いところを発表する時間を作ったり、友達と の思い出を日記に記したりして、友達との関係を深めていく。 く り け ん か ・ ふ た り で わ け る ・ み ん な ぼ く の も の ・ ふ た り で と っ た ・ ぼ く の か ご ・ り す た ろ う は く り ・ ひ と り じ め し て い る を と っ て な い ど う し た ら な か よ く で き る ? ・ み ん な で お な じ よ う に わ け る 。 ・ り す た ろ う に も わ け て あ げ る 。 ・ り す た ろ う に あ や ま る 。 ・ く り は み ん な で と っ た も の りす 写真 場面絵 が ん ば る ぞ お い し そ う た く さ ん と ろ う

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