NII-Electronic Library Service
lT
時
代
の
地 域産 業
Local Industry inthe IT Age
平 成 14 年 11 月
23
日 PM1330
〜 15
:30
2nd
SessiQn
rIT
時代の地 域 産 業」Organizer
原 田利 宣 和 歌 山 大 学システ ム 工学 部 デ ザ イン情 報 学 科・
助 教 授Panelists
; 島 光 博 氏 :株 式 会 社 島 精 機 製 作 所 取 締 役 シス テム開 発 部 長 原博
之 氏 :株式会
社バー
チ ャル和歌
山E
コミュ ニ ティ部 部 長 床 井 浩 平 氏 :和 歌 山 大 学システム 工学 部デ
ザイ ン情 報 学 科・
助 教 授 原 田 利 宣 (和 歌 山 大 学シス テ ム 工学 部 デ ザイ ン情
報 学 科 )本オ
ー
ガナイズ ドセッ ショ ンを、
「IT
時 代の地域 産 業」 という題目 で始め さ せ ていただき ます。
オー
ガ ナ イ ザー
を務め させ て頂 き ます、
和 歌 山 大 学 デ ザイ ン情 報 学 科の原 田と申し ま す。
和 歌山の現 状を説 明 させて いただい て、
各御三方にプレゼン テー
シ ョ ン を して いた だく予 定ですD 名 前 だ けの紹 介 をさせ て いただき ます。
まず、
株式
会社島精機製
作所
取 締 役 シ ス テ ム開発 部 部 長、
島光 博 さんです。
続き まして、
株 式 会 社バー
チャル和 歌山E
コ ミュニ テ ィ部 部 長、
原 博之 さんです。
そ して和歌
山大 学システ ム 工学部デ
ザ イン情報 学科 助 教 授、
床 井 浩 平 先生です。まず
、
会 場に は和 歌 山県 以外の方
も た く さ ん お ら れると思いますの で、
和 歌 山の地 域 産 業の現 状を簡 単に 説明さ せ ていただき ま すD 和 歌山の地域 産 業と 言いま し て も、
和 歌山、
近 畿 以 外の方が思い つ く も の とい う と、
梅 干 やみ か んな どの農 産 物では ないか と思い ます。
しか し、
そ れ ら以外に も実は隠れた名 産と い いますか、
シェ アが 国内で トッ プの もの がい くつ か あ り ます。
例 えば 漆 器で す。
こ れ は、
根 来 寺 とい う、
和 歌山大 学か ら10
キロほ ど 西 に行っ た とこ ろにある大き な お寺が発 祥です。
昔 僧 侶た ち が漆 器 に赤い朱 塗りをして、
そ の上 に黒い漆を塗っ てお り ま し た。
そ し て、
その 黒い 漆を磨いていく う ち に下 の 地の赤が出てき た、
黒 地に赤の まだ らの根 来 塗り が 特 徴で す。 現 在で は、
その流れ を く ん で、
海 南 市 に漆 器の産
地 が あ り ます。 2 ・
3
年
前のデー
タ で は、
産 地と して は輪 島 など と並んで国 内で シ ェ ア4
位で し た。
今 現 在は、
特に贈 答 品な どの漆 器を扱っ て お り、
本 漆で は な く、
漆風の塗 装を し て作っ ています。
次の名産と しまして 日用 雑 貨 が あ りま す。 これ は 私 自身 和 歌山 に来て初め て知っ たの で す が、
日本で シ ェ ア1 位
だそ うです。多
分皆
さ ん が ご家
庭で使っ て い るものも、
大 半が海 南 市で作られて い る 日用 雑貨、
プラスチッ ク製
品 だと 思い ます。
次に、
染 色・
繊 維という ものが ありま す。
特に和 歌 山 市 内で あ れ ば染 色企業な どの 会社が、
大き な会社の下 請 けと し て生 地、
素 材を作っています。
高野 山の ふ も と に あ る高 野 町や橋 本 市で は、
タ オルなどの繊 維 製 品を作 っ て い ま す。
和 歌 山に は
、
こ の三つ の漆器、
日 用雑貨、
染 色・
繊 維といっ た 産 業 が ある の です が、 大 企 業 は あ ま り な く、
中小企業
で 比較
的 単 価の安い製 品を た く さ ん 作って い る とい う現 状があり ます。
これ は、
和 歌 山 の地 形に よる影 響 が か なりある と思いま す。 和 歌 山 市 内は、
比較 的 平地 が あ り ま す が、
和 歌山県全体で は、
ほ と んど がIli
で平 地があり ませ ん。
ま た、
和 歌 山県は 日本
列島
の背 骨か ら離れて い ま す。
そ のよ う な事か ら、
小 さな 会 社 しかできない とい う現 状が あ るので は ないか と思いま す。
また、
こ こが 徳 川 御三 家の一
つ である紀 州なの で、
明 治 時 代以降に政 府か ら冷 遇され、
イ ンフ ラの整 備が 遅 れ た と言う 人 もい ます。
話 は変わっ て、
私 自身も、
い くつ か 地 元の 漆 器会 社や 凵用 雑 貨、
繊 維 会 社との研 究を通じ て思っ たこデザイ ン学研究特集号 SPEC[AL ISSUEOFJSSD Vol
.
11No」2003 3NII-Electronic Library Service と は
、
地域の企業の方が、
「IT
化」 と 「デ ザイン 」 と いうものを非 常に意 識さ れ ていて、
そ こに価 値を見 い だ さ れてい る という点です。 つ ま り、
IT
技 術を 用 い ると、
日本列島の 背 骨か ら外れて い よ うが、
ど ん な地 域と で も商品 開 発 や取引 がで き、
製 品デ
ザ イン の 向上 と と もにIT
化が企 業 活 性化のキー
ワー
ドにな っ てい る と考え られ ま す。今
日 の パネラー
の3
方に は、
大 企 業はITを使っ てより消 費 者に密 着し た商 品 開 発が で き る例、
ネッ トで和 歌 山 を活 性 化しよう と いう 例、
個人 で もIT
を使えば、
ブー
ム を作 り出すよ うな 情 報を発 信で き る例を 示 して いただき、
今後
の 「IT
」 と 「デ
ザ イン 」 との融 合の可 能 性 を探りたい と 思います。
島 光 博 氏 (島 精 機 製 作 所システム開発 部 部 長 )はじ め まし て
。島
精 機 製 作 所で シ ステ ム開 発 部 部 長をしてお り ます、
島と い いま す。
今日 は、
デ ザイ ン学 会とい うことで、
『IT
利 用による フ ァ ッシ ョ ン製 品の 企画 か ら生 産、
販売ま で』 とい う タ イ トルで少 し お話 をさせ て いた だ きたいと思いま す。
私どもの島精
機は、
こ の和 歌山 で1961
年か ら創 業して いま す。
今 年で40
周年を迎え ます。
ま
ず、
島 精 機と は ど ういう会 社 かとい うのを 簡 単 に ご 説明さ せ ていただき たい と 思いま す。
私ど も は、
大 きく分 けまして、
コ ン ピュー
タ横 編 機、
デザイ ン シ ス テ ム、
それ か ら手 袋・
靴 下 編 機とい う、 3
つ の商
品の ラ インナ ッ プに分か れ て い ま す。
も と も と1961
年に創 業いた し ま し た当時は、
手袋 編 機を な ん とか 自動 化し よ う とい うことから出発しました。 当 時は、
いわ ゆ る軍 手な どの、
手 首の ゴ ム部 分、
予の 甲の部 分、
指の部 分を、
ば らば ら に編みたて て い ま し た。
それ を職
人 さ ん が手で縫っ て一
つ の手 袋に仕 上 げて い ま した。
それをなん と か、
糸さえあ れ ば、
機 械を か ける と一
つ の手 袋の形になっ て仕上 がっ て 出て く る よ う な機 械を 作 ろ う で は ないか というこ と で スター
ト し ま し た。
現 状 に も、
手袋 編 機につ い て は 年 間5000
台 ほ ど 出 荷 してお り、
世界の約8
割 以 上 の シ ェア をいた だい て い ます。
その次に、
軍手を作 る機 械 だけ で は な く、
もっ とファ ッ シ ョ ンの世界を 口指そ う ということで、
2
番 目に横 編 機と呼 ばれ る4 SPECIA 凵 SSU F
.
OF JSSD Vol.
IINo.
12003 デ ザ イン学 研 究 特 集 号評
驛鰍・
,
!
.
1
.
〆
’
『
∵「
纒幽
粥纛
もの を開 発し ま した。
そ こで、
当時 最 初に挑戦 した のがポロ シャ ツの襟を編み たてる機 械の開 発でし た。
ご 承 知の 通 り、
襟 とい うの は 先 が と がっ てい ま す。
こ の部 分は カッ ト し なけれ ば な ら ない とい う状 況だ っ たの ですが、
私た ちは、
カ ッ ト せずに、
襟の形に して編みたてる という横 編 機を 開 発 し ま し た。
そこ か らだん だ ん と進 化いた し ま して、
最 近では ホー
ル ガー
メン トと呼 ば れる糸1
本か らファ ッ ション製品 N工 工一
Eleotronio LibraryNII-Electronic Library Service が 出来上がる とい う機械 を 開 発 するに至って いま す。 そ れ に伴い
、
つ のパ ター
ンを大量 に 生産す る とい う時 代か ら、
フ ァ ッ ショ ン製品 とい う、
あらゆるデ ザ イン の製 品 を、
少 量ず
つ生産 して いか なけれ ば な ら な い時 代に な り ま し た。
そのた め、
どう し て もデ
ザイ ン と言うのが非 常に重 要 なファク ター
を占めて い ます。 デザインと言わ れるもの は、
ご承 知の通り、
デ
ザイ ナー
がスケッチ を す る ところ か ら始ま り、
配 色や素 材 選び、
パ ター
ン、
シ ル エ ッ トの作 成な ど、
い ろ い ろな作業
工程が あ り ます。
このT .
程を な ん と かコ ン ピュー
タ化 しようという事にな り、
自社でデ ザイン シ ステムをハー
ドか ら ソフ トま で開 発し よ う とい う形で今に 至って お り ま す。島
精機
とい う会社
は、
横 編 機、
デ ザイ ン シ ス テ ム、
手 袋・
靴 ド編 機 と いう、 大 きな3
本 柱で現 在は成り 立っています。 まず、
織 物と編 物の違いを簡
単に説 明さ せ ていただき たいと 思います。
編 物というのは、 1
本の糸が うね りながら、
オー
ム (Ω)の形のよ う に変 形さ せつ つ、
往 復運動で編み たて る という方
式です。
これ を我々 は ルー
プと呼ん で い る の ですが、
こ の ルー
プの間か ら次のルー
プを 出 し、一
つ の生地に仕上げてい く と いうの がニ ッ トの特 徴です。
それに対 して、
織 物と いうのは、
縦 糸と横 糸を絡ま せ な が らE
下に出した り ひっ こめ た り し て 生 地 を作
っ ていく ものです。織
物というのは、
非 常に た く さ んの糸の種 類や打 ち込 みの密度な どで、
い ろ い ろな変 化を出せ る の ですが、
縦 糸と横
糸が あ る が ゆ え に 形 に す る段階
で裁
断 とい う工程がど うして も必 要になって き ます。一
方、
ニ ッ トの場 合、
特に横 編 機の場 合は、
往 復で編 地を構 成 すること が で き るので、幅
を変化 さ せ な が ら編
み たて る こと がで き ま す。 そのた め、
カッ トしない で 物 作り が で き る とい うの が つ の 人き な特 徴で す 【スラ イ ド1
参照】。
ニ ッ トの特 徴と しては、
軽くて伸 縮 性に富み、
ルー
プの 特 性 上、
保 温 性が高いこ と があ げら れ ます。
ま た、
先程述べ た よ う に、
成型 (形 に して 編 む こと) が 可能 だとい うこと等を総 合し て考え る と、
多 品種 少ロ ッ ト生産 向き、
いわゆる先 進 国 型の フ ァ ッ ショ ン製品を作る の に非 常に最 適な も の で あ る と い わ れ て います。
それに対 して、
織 物は、
打 ち込 みの 甘さ、
嗣攤
織 物鱒
鞴
横 編 み二 v’
トは 型 紙 ど お りに 編 み たてで き るのが 特 長瑟
讐
飄
スラ イ ド1 ス ラ イ ド2 ニ ット ス ラ イド3 織 物 強さ によっ て も変わ りますが、
淀 の形 を保 持でき る というのが特 徴です。
耐 久 性は、
ニ ッ トに比べ て 少し高い ですが、
裁 断 縫 製が 必 要 と なっ て き ます。
これ は ど う し て も 大 量 生 産 型 に な らざる を 得 ま せ ん。
こ のよ う にニ ッ ト というのは消 費の個 性 化に適 した 繊 維 製 品で、
なお かつ 捨て る と こ ろが無い と い う点 で環境にやさ し い物 作り が で き る の が大き な特徴 に なって います 【スラ イ ド2
参 照 】。
ところで、
ニ ッ トデ ザ イン学 研 究特 集号 SPECIAL
ISSUE
OF
JSSDVol
.
11No.
12003 5 N工 工一
Eleotronio LibraryNII-Electronic Library Service という物か らみ な さ ん が良く思い浮かべ ら れる のは セ
ー
ター
だと 思 うの ですが、
最 近 で は、
フ ォー
マ ル ウェアー
に もニ ッ トが 浸 透して き ました。 ニ ッ トは、
カ ジュ ア ル とい う イ メー
ジ か らフ ォー
マル・
重衣 料 まで と、一
般 的 なセー
ター
のイ メー
ジ か ら は、
だん だん と カテ ゴリー
自体の幅 を広 げて い る の ではない か と感じ て います【
スライド3
参 照】。
日本もで すが、
先 進国に おける ア パ レ ルフ ァ ッ シ ョ ン業界 とい うの は、
課 題を た く さ ん抱えて い ます。
フ ァ ッ ショ ン業 界の 製品 につ いて は、
単価
が 非常に 急 激に ドがっ てきて います。
その理 由として、
輸入 商 品が ど ん ど ん増え て き ているのに対し、
国 内生産 が そ れ につ れ て減 少し ていること が挙 げら れ ま す。
当 然、
国 内の メー
カー
の売.
.
L
が低 下 して い て、
中国 等 に 生産を任せ ている た め に、
空洞 化が起こっ て い る という重要な 問題が生じています。
その よ う な中で、 私 た ち、
島 精 機が考 える新 しい 物作り はこ うでは ない か とい うこ と を つ ご提 案と い う 形で述べ させ て いただき ま す。
今、家
の中に着
る服が 無 い と困っ てい る日本人の方は大 変 少な く、
む しろ、
タン スの 中に溢れ か えっ てい る とい うの が 現 状です。
特にニ ッ ト製 品 な どは、
それほどシ ルエ ッ トが変わ る わけで は な く、
ど ち らか とい う と、
色 や素材が季 節ご と に変わっ ている とい う サ イ ク ル で す が、
その 中で物を買っ て いただこうとする と、
そ の商 品 自体に魅 力が ない と な か な か お客 様に買っ て いただけ ない という状況 に なっ ています。
そこで、
魅 力のある商 品 をど れだ け 作るかというのが大 き な テー
マ に な る と 思 いま す。
そのた め、
高 感 度・
高感 性の物 作り を しなけ ればな らない。
そ れ に は、
創造 性 が 豊 かでなけれ ば な り ません。 また、
洋 服 感 覚、
つ まりニ ッ トの感
覚 を セー
ター
か ら脱 却し な け れば な り ま せ ん。
そ して、
い か に魅 力 的 な製品で あっ て も、
効 率 的に作ら な け れ ば な り ません。
多 品 種少量 は もちろ ん の こ と、
年 間を 通 し て生 産が平準 化で き る という事が 非常に重要 なファ ク ター
に なって く る と考 えて い ま す。
ま た、
情報 化、
ITといわ れ る もの ですが、
企 画提 案型か らマー
ケ ッ トイン、
クイック レスポンス と いっ た、
物 作りの デザインの分野 か ら 生 産、
販 売 に 至 る ま で、一
元化し た情 報 化を よ り推6 SPECIAL 13SUEOFJSSD Vol
.
HNo.
120()3 デサイン学研究 特集号一
一
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商品の価 値 支 払 うお金 スラ イ ド5 … 商 品の魅 力 [着こなしの アドバ イ スー
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壽
灘
難
1
融
鑑
ス ラ イ ド6 進して いかな け れ ば 効 率 化にはつ な がっ て いか ない と考え てい ま す 【ス ライド4
参 照 】。 そ こ で、
私た ち が社 内で使っ て い る簡 単な方程式 があ り ま す。r
心の満 足 度 方 程 式』 と呼 ばれる方 程 式 で、
商品に対 してお客 様がどう満足 す る か をこの 方 程 式 で あ ら わ せ る と 考 え てい ま す。
まず、
消 費 者に 与える心の 満 足 度とい う もの は、
お客 様が支 払う お 金を分母 に し て、
分 子 は商品の価 値で ある と考 え ま す。
これ は、
今囗本の 経済は 非 常 にデフ レに なっ て お り ま す が、
分 子の部 分 を一
定に し、
分母の部 分の N工 工一
Eleotronio LibraryNII-Electronic Library Service お 金
、
価 格を下 げること に よっ て、
心の満 足 度を 上 げよ う とする現 象が今の価 格 破 壊と呼 ばれ る もの で は ないか と思い ま す。 これから は そ うでは な く、
価 値の部
分を 増大さ せ る事
で 心の満
足度を 上げる とい う方 向にいかないと、
いず れは分 子の部 分が0
に近 づい て、
破 綻して し ま う と思ってい ます 【ス ライド5
参照】
。
こ こ で、
ホー
ル ガー
メン トニ ッ トといわ れる もの に は、様
々 な物が あ り ま す【
ス ライ ド6
参照】
。
セー
ター
以外にワン ピー
スやカー
ディ ガン、
ポケッ トの つ いた ものな ど、
たく さ んの商 品を作る事がで き ま す。
も ち ろ ん、
ソッ クスや帽子な ど、
身につ け る も のはすべ て、
ホー
ルガー
メ ントで、
糸1
本か ら、
裁 断せず
に作る事が で き る とい うのが我々 の独 特の技 術です。
私 た ちが提 唱して い るホー
ルガー
メン トという も の は、
労 働集
約型 とい わ れ てい る繊 維 産 業か ら脱 却 するため の つ の新 兵器だと思っ て います。
も ち ろ ん、
裁 断・
縫 製し な くて い いという画 期 的な ものな の で、
非 常に知 識 集 約 型の 物 作り体 制が で き るの で は ないか と考 えて います 【ス ライ ド7
参 照 】。
少 し簡 単に従 来の物 作りの 工程を説 明し ま す と、
ニ ッ トはカッ トソー
(流し網 )と呼 ばれ るパ ター
ン ど お り に裁 断 する という工程 が ありました。
これ は、
捨
て る部 分が20
〜
30
% 発 生 し てい ま す。
これ を な く そ う とい うことで、
第1
ス テ ッ プとして形どおり に 編も う ということ を考え ま した。 これ に よっ て、
捨 て る部
分の20
〜
30
% が 無 く な る と言わ れ てい ま す 【ス ライ ド8
参 照】。こ こ に
、
ブラウスの 型 紙の マー
キング デー
タがあ り ます。
これ は裁断前
の もの です。
これ に よ る と、
捨
て る部 分が25
%ほ ど あ り ます。
ただ、
成 型 編みで も、
縫い代が 発生し て し ま う た め、
ど う して もA4 サイズ程 度の縫い代ロスが 出てし まい ます。
これ をどう に か無く そ う と考え たのが ホー
ル ガー
メ ン トで す。
糸に も よ り ま す が、
だいたい 1 着あ た り平 均30 〜
40グラ ムの 糸を取る事ができる た め、
ホー
ル ガー
メ ン トは非 常に軽く て着心地が よ く、
仲 縮 性に富 む 特 徴を もっ て います 【ス ラ イ ド9
参照】。
働 集 カヅト& ソー
戒 型 編 み 奉一
ル露一
メント)
リンキング ミシ ン エ程黒
無縫 製亭ツト.
.
聡
懿
岡・
ミ麟、
気揺趨集 約型の月巳ノづ くり スライド7 ス ラ イ ド8 スラ イ ド9「
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キン グ 9鵠 鴨 鶴 鱗 1コ 月・
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鞭ぎ
富
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憲
…
スラ イ ド10 デ ザイ ン学研究特 集号 SP巳α AL 【SSUEOFJSSDVo1.
凵 No、
12003 7 N工 工一
Eleotronio LibraryNII-Electronic Library Service こ のホ
ー
ル ガー
メン ト というのは、
先口 『ニ ュー
ス ステー
ショ ン』 で も 取 り上げられ ま し た が、
何故 こ のよ う な編み方 がで きる のか と疑 問に思わ れる方 も多
いと 思いま す。
これ は、
従 来ニ ッ ト とい うの は、
編むと い うフ ァンクショ ン と、
タッ クと い う網
目 をE
側にス ライ ドさせ る もの、
ミ ス (編まない)と い う、 3
つ の テ クニ ック が基 本と なっ てい ま す。
それ に伴い、
トラ ン スフ ァー、
レ シー
ブ、
ラッキングの、
合 計6
つ の テ クニ ック を複 合 化し て色々な製 品を作 っ て い ま した。
これ は、
成型編みの基 本と なっ てい ま す。
とこ ろが、
ホー
ル ガー
メン トは、 形 どおりで な く、
筒 状に編ま な け ればな ら ないた め、
ポケッ ト や襟をつ けるな どの複 雑 な工程を必 要とするので、
新 し く6
つ の ファ ンクショ ンを機 能と して持 たせ ま し た。
これ ら12
のテ クニ ッ ク に よ り、
本 来は裁 断し て形成 する 部分を、
3
次元的に編み立て る方法 を 開 発 し、
商 品に し た ものが ホー
ル ガー
メ ン トです 【ス ラ イ ド10
参 照】。
も ちろん、
先 程 巾し ま したよ うに、
労 働 集 約 型か ら 知識 集 約型 という 大 き なファ ク ター
だと 思いま す。
これによっ て、
我々はKnitOn
Demand と呼んで いる の ですが、
裁 断・
縫 製 する事 が 無い の で、
糸さ え あ れば、
その方
に あっ た商 品を採寸 さ せ ていただい て、
その場で商 品を作 り上げる と言う 形も実 現口∫能にな っ ています。
非 常に消 費 地 型の物 作 りができる の で は ないか と考え ています【
スラ イ ド11
参照】
。
先程 も述べ まし た が、
ホー
ルガー
メ ン トというも の は、
作り手 側の メ リッ トだけで は な く、
伸 縮 性が あ り、
軽いため、着
る側に とっ て も やさ し い もので あるといえ ま す 【ス ライ ド12
参照 】。
それ と、
捨て る 部分 が ない と言う事で、
地球環境に も や さ しい とい え ます 【スラ イ ド13
参 照 】。
つ ま り、
作 る 側、
着 る 側 に メ リッ トが あり、
地 球 環 境 に や さ しい とい うのが ホー
ル ガー
メン トの 最大 の特 徴で あると考えてい ます [ス ライドi4 参照】。
それを色 々なテ クニ ック を使っ て、
三次 元 的に編 みE
げる とい う事なの ですが、
今 度はデザ インをす る側に 当 然負担 を強いるこ と に な り ま す。
その た め に、
我々はSDS
ONE
と呼ば れるデ ザイン シ ス テ ム を 同時に 開 発 して い ます。
これ は色々なフ ァ ン ク ショ 8 SPLC 【ALISSUEC )F.
ISSDVol、
11ND 12003 テ ザ イン学 研 究 特 集 号薩
一
一
一
縫製工程がない 労 働 集 約 型から知 識 集 約 型ヘ リー
ドタイム の短 縮 クイックレ スポン スへ の対 応 必 要 量 を効 率 良く生産 し、
在 庫 を圧縮 Knit Oh D and の実現t
W
スラ イ ド11一
一
ニットだ けの持ち味・
・
イ伸 縮 性」し か し
、
縫
製に より、
伸縮性が抑えられて いた鯔
饗欝
轡
驪耀
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ス ライ ド12 スラ イ ド13「
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Eleotronio LibraryNII-Electronic Library Service ン が あ り ますが
、
基本的
に はデ ザイ ナー
が ス ケ ッチ をする ところ か ら始ま り、
シ ルエ ッ トを作り、
編み 立て る前のデー
タ を作るという流れ を一
台で 全 て賄 え る よ う な システ ム で す。
大き く は、
ニ ッ トをデザ イ ンする た めの もの で も あるし、
アパ レルファ ッシ ョ ン業 界 全 般の スケッチ か ら配 色フ ァ ンクシ ョ ンな どといっ た色々な ものに使っ ていただけ る シ ス テ ム になっ て います。 それと、
物 作りにおい て私 たちが 常日 ごろ考えてい ま すの は、デ
ザ イナー
を は じ め と す る感 性 系の人 た ちと、
そ れ を支える生 産 側の技 術 系 プロ グラマー、
で きた製 品を販 売するビ ジ ネス系 で あ るマー
チ ャ ンダイザー
の、
大き く3
つ の パー
ト に分かれる の ではないか と思いま す。
これ から中しE
げます 1Tと呼 ばれ る ものは、
ど う して も感 性 系の 人、
技 術 系の人、
ビ ジ ネス系の人 が 二位 体 と なっ て一
つ の情 報を共 有して いかない といけ ない の では ないか と考え ています。
その ツー
ル と し て も、
こ のSDS
ONE
は 非常に お役に立て る と考えて い ます。
ど う しても色々な立 場の違う 三者 が 意 思 統一
するため に、
ビ ジュ ア ル がベー
スに な る と考えて います。
こ のビジュ アル と 言われる も のは、
静 止画であ り、
動 画であ り、
い ろい ろな ものが考え られると 思 うので すが、
我々 が トー
タ ルで ご提 供 して い く た めには、
ネッ トワー
クで 当 然つ ながっ たよ う な形で ビ ジュ ア ル を高 精 細で共 有で き る、
その た めの 意 思伝達
ツー
ル と し て使っ てい ただけ る と 思い ます 【ス ラ イ ド15 ・16
参具重{】。
ア パ レ ルファ ッ ショ ン
製
品を 作 る た め に は、
非常 に長い道の りを経 ない と物がで きて こない と言 うの が現 状で す。
こ こに書いて あ り ま す よ う に 【ス ライ ド17
参照】、
最 初に企画、
デ ザイ ン 工程、
サ ンプル を 作り、 サンプ ルが 承認さ れたものから生産に入ると。 その 次に最終
工程の 販 売支 援と言う風に、
長い道の り を経ない と いけない形になっ て い ます。
企画 か ら店頭 に 出 る まで約 半
年
近 く か か る とい う よ う に、
ど う し て も 長い 道の り に な る わ け で す。
こ の 工程を短 縮し ない と、
な か な か現 状の フ ァ ッショ ン業 界と言う のは、
儲かる所まで いかない の で はな いか と感じ て お りま す。
も ち ろ ん、
SDS ONE を使っ てい ただき ますと、
デ ザイン 工程に おい ての 各 種サ一
一
デ ザ インシステ ム ニ ット編 成 デー
タを 作 成 す るためのCAD桑
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婦け 高 速・
高 精 細の画像 処 理 技 術 スラ イ ド15 趨 デ ザ インシステムを核 としたrr活 用を提 案 スラ イ ド16 ト“ ’v
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12003 9NII-Electronic Library Service ンプ ルを 作るという段 階を短 縮 する事が で き るの で は ないか と思 い ま す 【ス ライ ド
18
参 照】。百貨 店などで はバ
ー
ゲンの 日 がだんだん と早く な ってお り、
バー
ゲ ンをする事が、
利 益を 圧迫 する要 因となっ て いま す。
こ の図 【ス ライド19
図 参 照】は、
も とも と の定 価に対し て、
利 益 率が ど れだけ あ る か とい うこ と を 示 して いま す。
できるだけ商品 を魅力 的 なもの にする事に よって、
業 界全体が バー
ゲン を 抑える方 向に動い て いかな け れ ばなりま せ ん、
大量 に作ること を で き る だけ抑えて、
な おかつ 商 品を魅 力 的な ものに し、IT
を使っ た、
ビ ジュア ル的なプレ ゼ ン テー
ショ ンをする こ とで、
バー
ゲ ンの量 を減ら し てい き、
最 終 的に は利 益が増 大する ということ を ご提唱 したいと考え ています。
現 状と して、
色々 な 売 り場の活 性 化という ものを、
私
た ち は提 案さ せ てい た だい て い ます。 最 近では、
売り場の方に、
プラズマ ディ ス プレイ 等の ビジュ ア ル関係の機 材を置い て らっ しゃ る店も、
か な り増え てきてい ます。
そ うい う もの を 取 り入 れて い くのも一
つ で し ょう し、
電 子 カ タロ グ 的 な もの も一
つ の 于 段 だと 思っ ていま す。
最 近 私 たち が制作したもの に、
ビ ジュ ア ルフ ィッ ティ ングルー
ム という ものが あ り ます。
これは、
お客 様が試 着 したデー
タ を白分でス イッチ を押し て ビデ オカメ ラに収め、
何 着か試 着し て いただいた ものを客 観 的に自分で選ぶ事が で き る 装 置です。 こ の装 置によっ て、
そのお 客 様にどうい う思考が あ るのか を、
具 体 的に分 析する ツー
ルです。 ま た、
次に ご来 店いただいた と き に、
そのお客 様が どの 商 品を ど ん なプロセス で選 ばれたのか を、
記 録 管理でき る よ う な シ ス テ ム に なっ てい ま す。
こ うい うも の も含め、
色々 な方向でIT化 と いうも のが応用で きるのでは ないか と 思い ま す 【ス ライド20 ・21
参 照】。
それ ら を総 合して、
我々 は和 歌山市 内にブテ ィ ッ クを構えており、
ファ ク ト リー ・
ブティ ッ ク・
パー
ソ ナル・
オー
ダー
とい う もの を 実 施 し て お り ま す。
これ は、
先 程冒頭に も申し ま し た よ う に、
お客 様を 採 寸 させ てい ただい て、
その 方にあっ たぴっ た り の 商 品 を、
その場で作る という ブテ ィ ッ クです。
その ブテ ィックの売 り 場内に編 機を 入 れ ること で、
その場 で作り上 げる ことが できる の です 【ス ライ ド22
参 照 】。
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Eleotronio LibraryNII-Electronic Library Service その方にあった
、
世 界で1
着 しかない商品 ですか ら、
お客 様の満 足もいた だ け ま す。 ま た、
捨て る部 分が 無いの で、
環 境に もやさ し い といえ ま す。
つ ま り、
究 極のス タ イ ルだと考え てい ます。
も ち ろ ん、
問題 点もたく さん ありますし、 これ か ら改 良して い か な け ればな ら ない点も た く さ ん あ る と思い ま す が、
以 上の事を含め、
今は私た ち が提唱させて いただい て い る のが現 状です。
以 上で終わ り ま す。
原 博 之 氏 (株 式 会 社バー
チャ ル和 歌 山E
コ ミュニ ティ部 部 長 )バ
ー
チャル 和 歌 山の 原で す。私
は、
バー
チャル和 歌 山とい う会 社に勤めております。 まず、
バー
チャ ル和 歌山 が で きた 経 緯と、
和 歌山県の中で、
これか らどうい う位
置付
け を し てい けばよいのか というこ と を説 明 して いきたい と思います。
今 日は 『ネッ トビ ジネスの 動 向と地 域 型コ ミュニ ティサー
ビ ス 』 につ い て、 6
つ の観 点か ら ご説 明さ せ て いただきます 【ス ライ ド23
参 照】。
バー
チャル和 歌山 とい う会 社 自体は、
去 年の7
月 に設 立されま し た。
そ れ 以前に色々 と構 想を練っ て いま した が、
会 社 を 立ち 上げようと した 時に、
よく 言わ れ る 「ネ ッ トバブルの崩 壊」 と い う ものが あ り ま した。2004
年4
月のナ スダッ ク シ ョ ッ ク に よ り、
「幸 福な時 代」 は去り、
「選 別と淘 汰の時 代」へ と突 入 し て行き ま した 【ス ライド24
参 照】。
これ 【ス ラ イ ド25
グラフ参照】は、
現 在の株 価の こと につ い て 示して いま す が、 代 表 的 な 例と して、
コ マー
ス系サイ トで は ア メ リ カ で有 名な 企業で あ る 「Amazon .
com 社」が挙 げられ ます。
こ の企 業は、一
時は単 独の経 営では やっ て行 け ない程の状 況に陥っ たこ とも あ り ま し た。
次 に、
「ebay 社」が挙 げら れ ま す。
ネ ッ トオー
ク シ ョン の最 大 手の企 業ですが、
日 本 市 場では、
「Yahoo
オー
クシ ョン 」へ の追撃
が か な わず、
今年の3
月に撤 退して います 【ス ラ イ ド26
参 照】。 続い て、
「iVillage
社」 です。
こ の会 社は、
全 米 最大の女 性 向けコ ミュ ニ テ ィサ イ ト運 営業 者なので す が、
企業の 経 営を成り立 た せるだけの マー
ケテ ィ ング、
ある い は広告 事 業の能 力の欠如を ア ナ リ ス ト が指 摘して いま す [ス ライ ド27
参 照 】。
次に、
国内で 騒 象r》露 撃雑 驟蟹鑼 蜃 鷆蠡 か 蘇 率ツト繚 黙ス 臆茜 囀 飜 幽 鯲 畷純攣 曽轟騰 翻 崢}
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2000 年4月ナスダック・
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ク 総額の24% の 株価ダ ウン、
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yトコム企業 の ド ジ ネK 展 開・
資金 調 塵 の 面で深刻 な事 態一
その後 も株 価低 迷〜
■ 実 態に乏 しく暇 益 性に疑 問 の あ る叮企 業 と 堅 調募企 業 との藻 拡 大 ■99年株 式 公 開 企 業 の1/3は 公 開 価 嘱 を割 リ爆 む 負け 絹 み一
IT 関連 というだ けで株 伍が カサ上lfされ た 『幸 福な 時 欄 は去 り』 選 溺 と淘 汰の時 代 』一
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、
こ の企 業は、
5000
店 舗を超えてか ら、
月5
万 円のll又入では経 営し て いけ ない状況 と な り、今
年の4
月 か ら は店の売り 上げに応じて 定 割 合を 課金 する という ビ ジ ネ ス モデ
ル を導 入してい ます 【ス ライ ド28
参 照】。総 合し てみ ま す と
、
単 独でコ マー
スやオー
クシ ョ ン、
ショ ッ ピングモー
ル、
コ ミュ ニ ティで は 成 り立 たず、
統合
型の ネッ トの ビ ジ ネス モデルへ の変 化が 必 要 な 時 期が来てい る と言 え ます【
ス ライ ド29
参 照】。
これ か らのネッ トビ ジネスとい うことで、
ネッ ト が 入っ て き て か ら ど ういう風に変わって きたのかを、
5
点ほど挙 げます。
ま
ず、
“
市場”
につ い て です。 従 来ではどちら か と い う と、
大き な 企業が お客 様を一
方 的に呼び込 んで いたのですが、
最近 で は、
消費者
が利口に なっ て き ており、
企 業が積 極 的に消 費者のニー
ズ 等の情 報を 共 有したい と考えて い るよ うな現 状になっ て います。
先 ほ ど、
島 精 機さ んの お話の 中に も あ り ま したが、
「ア ン テ ナ シ ョ ッ プ」 な ども、
市 場の声を なるべ く 吸 い.
ヒげよ う と する試みだと私た ちは思いま す。
それか ら、
“
消 費者の進化”
という意 味で は、
受動 的な ものから、
お客さまの方が選ぶ よ うな、
戦 略 的 な、
賢い消 費 者が増え ている ということ が言え ま す。
次に、
“
商品の進化”
につ いて は、
異 業 種 企業
の 戦略 的 提 携による パ ッケー
ジ商 品や トー
タ ル・
サー
ビ ス の時 代に来て いる と思いま す。
例え ば、
ネッ トで物 を買っ て、
コ ン ビニ で決 済す る よ う な ケー
ス も、
い ろいろな 企 業がネッ トを通し、
組 合 わさっ て進 化し て い るからこそ出来る事業 だと思いま す。 また、
“
商 品開 発の 進化”
と して は、
企 業が 主導し てい る 「プ ロデュー
サー
型」 か ら、
利 用 者の意 見を中心に商 品 開 発 を進めて行く 「プロ シュー
マ 型」の 開 発に か わ っ て き て い る と い う こ と です。
最後に、
”
市 場 創造の 進 化”
と言う意 味では、
ニー
ズの探 索に よ る市 場 開 拓 の時 代 か ら変化 してきて いま す。
現 在 は、
ニー
ズ を 吸い 上げること よ り も、
消費 者と 生 活者の ニー
ズ が 生 ま れる よ う な段 階か ら、
ビ ジ ネスの 中で場を提 供 し て あげる よ う な時 代に な っ て い ます 【ス ライ ド30
参照】。
こういっ た ネッ トの変 化も あ り ますが、
企業と消12 SPEC 【
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NII-Electronic Library Service
費
者の問 に 入 る中間業 者も変 化し てい ます。
昔は、
企 業が たくさ ん造ったものを た くさ ん売 りさば くと い う よ う な、
「販 売の 代 行」 とい う位 置 付け だっ たの が、
最近では、
「ニ ュー
ミ ドルマ ン 」と いっ て、
お客 さ まが欲しい もの を業 者が持っ て くるよ う な、
顧 客 中心のサー
ビス形態に変わっ て き てい る と言え ます 【ス ライ ド31
参 照 】。
企 業さ ん も変わって き ま し て、
従 来は 企業の シ ス テ ム というのは、経
理 や 販売な どといっ た ものが中 心 だっ たの ですが、
最 近では、
お 客 さまの囲い込み をするよ う なCRN
な ど とい っ たシ ステム の情 報 投 資 に重 点がシ フ ト し て き て お り、
和 歌山 に あ る 地域情
報 産 業などが次の ター
ゲッ トになる可 能 性がある と 考 えて い ます 【ス ライ ド32
参 照】。 こ うい っ た 状況を踏ま えて、
ネッ トビジ ネス とい う も のが どう い う風に した ら成 功 する のかと考え る と、
企業
と 生活者
の価 値 供創
をい か に実
現 するか と いうの が、
非 常に大 切 なこ とだと 思います。
そ れ か ら、
企 業と生活 者のマ ッチン グがどのよ う に したら 成 功す るのか を考え た業 者が、
ネ ッ ト ビ ジ ネスで は 成 功 するので はないか と 思い ます。
そ して、
イ ン ター
ネッ トの ライ バ ル と言いますと、
一
般 的にはテ レ ビが挙 げられ る と思 い ま す 【スライド33
参 照 】。
こ ういっ た こと を踏ま え な が ら、
ネッ トビジネス は どう変 わっ て行 け ばい い のか を考 え ますと、
元々 インター
ネッ トは、
日本の中で は会 社 や 学 校のホー
ムペー
ジ などのWeb
サ イ トで し た。
次に、
そ れ を集 めたYahoo
をはじ め とするポー
タル サ イ トとなり、
そ の 後にコ ミュ ニ テ ィとい う よ う に進 化 して い ま す。
また、
会 社のWeb サイ トか ら、
商品 を陳列 し て 買っ て行っ て も ら う よ う なコ マー
ス のサイトが あ り ま す が、
これ だけで は駄目です。
最 終 的に は 「コ ミュ ニ テ ィ &コ マー
ス 」 という形で、
ネッ トの中に長 時 間 滞 在し ていただいて、
かつ、
実際 に購
買の代 行を し てくれるような サイ トを、
消 費 者が求め るの で は な いか と思い ます。
こ のサ イ ト に来れば、
消費 者が 欲 し い と思 う ものが 有 り、
ま た再 度 来る と、
さ ら に違 っ た 欲 しい 物 が 存 在 してい る、
そ うい っ た サイ トが、
これ か らの ビ ジ ネス では進 化を遂げて い くの で は な いか と思います 【スラ イド34
参 照】。
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