April 2018
グローバル・マクロ・ウォッチ
当資料をご利用にあたっての注意事項等 ●当資料はピクテ投信投資顧問株式会社が作成した資料であり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市場の推奨やその価格動向を示唆するものでもあ りません。 ●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。 ●当資料に記載された過去の実績は、将来の成果等を示唆あるいは保証するものではありません。 ●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、そ の正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。 ●当資料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。 ●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありま せん。 ●投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の対象ではありません。 ●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。 ●当資料に掲載されているいかなる情 報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。 ※当資料で使用したMSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。また、MSCIは、ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 更新日:2018年4月4日
世界の投資環境
マーケットの振り返り •主要国の株式市場 •主要為替市場 •主要国の長期金利 •金・原油・リート市場 今後の市場展望 •景気動向(最新のピクテの現状判断) •国際通貨基金(IMF)による主要国の経済予想 •【米国】主にインフレ動向が金融政策を左右 •【米国】個人消費と設備投資が回復を下支え •【米国】利上げペースを左右するインフレ率 •【米国】FOMCの金融政策に注目 •【ユーロ圏】緩やかな経済成長の回復を維持 •【日本】賃金上昇が鍵 •【中国】投資から消費へ •【中国】インフラ投資などによる景気下支えも必要 •主な資源国の経済 •原油市場は需給バランスの改善が鍵 •主な新興国・資源国の金融政策 •ポイントまとめピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
マーケットの振り返り:主要国の株式市場
米国株式は、過去1年、緩やかな米利上げペース、企業業績、財政政策期待を受け上昇。足元は米金利上昇懸念、貿易戦争懸念等を受け下落した。 欧州株式は、金融緩和政策と輸出改善による景気回復で上昇する局面もあったが、通貨高や金融政策の不透明感を受け、過去1年、足元共に下落。 新興国株式は、過去1年、原油価格回復傾向と緩やかな米利上げペースで上昇。足元は米金利上昇懸念と、貿易戦争懸念を受け市場の回復は鈍化。 ※米国株式:S&P500種指数、日本株式:TOPIX、欧州株式:ユーロストックス50指数、新興国株式:MSCI新興国株価指数 ※株価騰落率の期間:直近1年:2017年3月末~2018年3月末、直近3ヵ月:2017年12月末~2018年3月末 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 米国株式、日本株式、欧州株式、新興国株式の株価指数推移 日次、現地通貨ベース、期間:2008年7月末~2018年3月末 株価騰落率 現地通貨ベース、時点:2018年3月末 50 100 150 200 250 08年7月 10年7月 12年7月 14年7月 16年7月 2008年7月末=100として指数化 米国 日本 欧州 新興国 19.3% -4.0% 13.5% 11.8% 0.4% -4.1% -5.6% -1.2% -10% -5% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 新興国株式 欧州株式 日本株式 米国株式 直近3ヵ月 直近1年ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
マーケットの振り返り:主要為替市場
米ドルは過去1年、軟調な米インフレ率の推移で利上げペースが抑制され下落。足元は米利上げ継続も、貿易戦争懸念や軟調な株式市場でドル安。 ユーロは過去1年、欧州の政治動向の落ち着きやユーロ圏の景気回復で上昇する展開。足元は景気回復ペースの鈍化や金融緩和継続期待で下落。 ブラジルレアルは過去1年、利下げを受け景気は底打ちするも政治改革の後退懸念で下落。足元も同様な傾向と、米利上げ継続で軟調な展開。 ※対円騰落率の期間:直近1年:2017年3月末~2018年3月末、直近3ヵ月:2017年12月末~2018年3月末 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 米ドル、ユーロ、豪ドル、ブラジルレアルの対円為替レートの推移 日次、期間:2008年7月末~2018年3月末 対円騰落率 時点:2018年3月末 20円 60円 100円 140円 180円 08年7月 10年7月 12年7月 14年7月 16年7月 米ドル ユーロ ブラジルレアル 豪ドル -9.5% -4.4% 9.6% -5.0% -5.5% -7.1% -2.9% -5.6% -15% -10% -5% 0% 5% 10% 15% ブラジルレアル 豪ドル ユーロ 米ドル 直近3ヵ月 直近1年 円高 円安ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
マーケットの振り返り:主要国の長期金利
米国国債利回り:過去1年は米景気回復を受け利上げペースが年3回となり上昇。足元は減税法案成立など財政拡大期待や賃金改善期待で上昇した。 ドイツ国債利回り:過去1年はユーロ圏景気回復とインフレ予想の小幅ながら上方修正で上昇、足元は金融政策正常化観測で上昇継続だがペースは軟化。 日本国債利回り:16年9月に導入された日銀の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の影響で、利回り変動が抑制された動きが続いている。 ※利回り変化幅の期間:直近1年:2017年3月末~2018年3月末、直近3ヵ月:2017年12月末~2018年3月末 ※利回り変化幅は10年国債の利回り変化幅 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 米国、ドイツ、日本の10年国債利回り推移 日次、期間:2008年7月末~2018年3月末 利回り変化幅 時点:2018年3月末 -1% 0% 1% 2% 3% 4% 5% 08年7月 10年7月 12年7月 14年7月 16年7月 米国 ドイツ 日本 -0.02% 0.17% 0.35% 0.00% 0.07% 0.33% -0.1% 0.0% 0.1% 0.2% 0.3% 0.4% 日本10年国債 ドイツ10年国債 米国10年国債 直近3ヵ月 直近1年ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
マーケットの振り返り:金・原油・リート市場
金は、過去1年では、地政学リスクや米国の利上げペースが緩やかとの見込みから上昇した。足元は、米利上げペースが不透明で上昇ペース鈍化。 原油価格は、過去1年では、世界的な景気回復に伴う需要回復、過去原油価格を下落させた供給過剰への懸念が後退したことなどを背景に上昇、 足元も、石油輸出国機構(OPEC)加盟国間での減産期待による需給の改善、減速が懸念されていた中国景気の予想以上の回復を受け上昇した。 ※価格騰落率の期間:直近1年:2017年3月末~2018年3月末、直近3ヵ月:2017年12月末~2018年3月末 ※金ならびに原油:米ドルベースの先物価格、世界リート:MSCI世界リート指数(配当込、現地通貨ベース)、Jリート:東証リート指数(配当込、円ベース) 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 金、原油、リートの価格推移 日次、期間:2008年7月末~2018年3月末 価格騰落率 時点:2018年3月末 0 50 100 150 200 250 08年7月 10年7月 12年7月 14年7月 16年7月 2008年7月末=100として指数化 金 原油 J リート 世界リート -1.0% 1.0% 28.3% 6.1% 2.7% -5.5% 7.5% 1.0% -10% 0% 10% 20% 30% 40% Jリート 世界リート 原油 金 直近3ヵ月 直近1年ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
今後の市場展望:景気動向(最新のピクテの現状判断)
※各経済指標の状況をピクテのエコノミストが定性的に5段階評価(改善=●●、やや改善=●、中立=●、やや悪化=●、悪化=●●)で表記。また、上下矢印で最新の動向を表す。 出所:ピクテ・アセット・マネジメントのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 景気サイクルの段階 先行系列 一致系列 遅行系列 経済指標 世界 先進国 新興国 米国 ユーロ圏 日本 中国 ピクテ景気先行指数 製造業景況感 消費者信頼感 耐久財消費 住宅関連 鉱工業生産 小売売上 設備投資 輸出 雇用 信用の伸び 短期の景気サイクル 総合評価 -- -- --ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。
今後の市場展望:国際通貨基金(IMF)による主要国の経済予想
IMFは世界経済成長率予想を、2018年は+3.9%、2019年は+3.9%といずれも前回(2017年10月時点)から各々0.2%上方修正した。 先進国では、税制改革法案が成立した米国の成長率を大幅に上方修正。ユーロ圏は輸出と内需の回復、日本の18年は輸出と財政政策で上方修正。 新興国では、好調な輸出を背景に中国を上方修正、商品価格回復や利下げでロシア、ブラジルも上方修正。ただ政局不安の南アフリカ等を下方修正。 出所:国際通貨基金(IMF)のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 主要国・地域の2018年経済成長率見通し 前年比 主要国・地域の2019年経済成長率見通し 前年比 3.9 2.2 2.5 2.0 1.5 0.9 5.0 6.4 2.1 1.5 3.7 1.8 1.9 1.7 1.5 0.8 5.0 6.3 2.0 1.5 0% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 世 界 先 進 国 米 国 ユー ロ 圏 英 国 日 本 新 興 国 中 国 ブ ラ ジ ル ロ シ ア 2018年1月予想 2017年10月予想 3.9 2.3 2.7 2.2 1.5 1.2 4.9 6.6 1.9 1.7 3.7 2.0 2.3 1.9 1.7 0.7 4.9 6.5 1.5 1.6 0% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 世 界 先 進 国 米 国 ユー ロ 圏 英 国 日 本 新 興 国 中 国 ブ ラ ジ ル ロ シ ア 2018年1月予想 2017年10月予想ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は2018年3月に利上げ開始(15年12月)から6回目の利上げを実施。過去の米利上げ局面では、1年に概ね6~8回 程度の利上げペースに比べ、現在、若干緩やかなペースにとどまっている。だが、今後のインフレ率、財政政策次第で利上げペース加速の可能性もある。 米経済は個人消費と設備投資を軸に回復傾向を維持。ただ、足元の成長率は2~3%程度と堅調だが、過去の利上げ局面に比べれば相対的に低水準。
今後の市場展望:【米国】主にインフレ動向が金融政策を左右
※過去の米国の利上げ局面:1994年2月~1995年2月、1999年6月~2000年5月、2004年6月~2006年6月 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 0% 2% 4% 6% 8% 10% 90年1月 95年1月 00年1月 05年1月 10年1月 15年1月 利上げ局面 米政策金利 米10年国債利回り 7回 12ヵ月 6回 11ヵ月 17回 24ヵ月 6回 27ヵ月 -10% -5% 0% 5% 10% 90年3月 95年3月 00年3月 05年3月 10年3月 15年3月 利上げ局面 米実質GDP成長率 12四半期移動平均 米国政策金利の推移と利上げペース 日次、期間:1990年1月2日~2018年3月30日 米国の実質GDP成長率の推移 四半期、年率、期間:1990年1-3月期~2017年10-12月期ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 米国経済は、失業率の低下などに見られる雇用の改善などを受け、個人消費は堅調に推移し、内需を下支えしている。また、世界景気の回復やドル 安を受け輸出は概ね回復傾向となっている。個人消費の底堅い展開が想定される内需と、堅調な外需によるバランスの取れた成長が見込まれる。 2008年の世界的金融危機以降、概ね下落傾向であった設備投資は、高水準の設備稼働率などを背景に回復が続き、景気の下支え要因と見ている。
今後の市場展望:【米国】個人消費と設備投資が回復を下支え
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 -10% 0% 10% 20% 30% 40% 0% 1% 2% 3% 4% 5% 11年3月 13年3月 15年3月 17年3月 米実質GDP個人消費変化率(前年同期比、 左軸) 米輸出(前年同月比、右軸) 米国の個人消費(内需)と輸出(外需) 月次、期間:2011年3月~2018年1月(個人消費は四半期ベース、2017年12月まで) 米国の設備投資 四半期、年率、期間:1992年10-12月期~2017年10-12月期 -30% -20% -10% 0% 10% 20% 30% 92年12月 97年12月 02年12月 07年12月 12年12月 17年12月 米設備投資(住宅を除く、前期比) 12ヵ月移動平均ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 賃金の底打ち傾向は明確だが足元、天候要因等で変動も見られる。今後は、失業率の低下などが賃金上昇を支える可能性もあると見ている。 米インフレ率は、原油価格の回復等を受け上昇傾向で、一時期2%を超えたが、2017年には携帯電話料金の値下げ等で一時低下した。しかし低水準 の失業率などインフレ率上昇要因は健在。米金融当局の政策判断の鍵はインフレ率で、インフレ動向が今後の利上げペースを左右する展開を想定。
今後の市場展望:【米国】利上げペースを左右するインフレ率
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% 07年4月 10年4月 13年4月 16年4月 米平均時給(前年同月比、全従業員平均) 米国の平均時給 月次、期間:2007年4月~2018年2月 米国のインフレ率(消費者物価指数)の推移 月次、期間:1992年2月~2018年2月 -2% 0% 2% 4% 6% 92年2月 97年2月 02年2月 07年2月 12年2月 17年2月 米消費者物価指数(前年同月比) 12ヵ月移動平均ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 景気回復を受け過去の金融緩和政策で購入・保有していた債券を減らすバランスシート縮小は混乱無く開始され、継続中。潜在的な利回り上昇要因。 利上げについて、FOMC参加者の予測は中央値でみれば18年は年3回の利上げが想定されるが、年4回の利上げ予想も、前回(昨年)に比べ増えた。 外的要因として、ユーロ圏は景気回復が続いており、2018年から欧州中央銀行(ECB)が債券購入の減額を開始するなど今後の展開に注意が必要。
今後の市場展望:【米国】FOMCの金融政策に注目
(注)2016年9月の金融政策決定会合で決定した長期金利操作方針(10年物国債金利が0%程度で推移するよう、年間80兆円をめどに長期国債の買入れを行い、金利操作方針を実現するよう運営する)。 ※政策金利予測のドットは各参加者(15名)の予測値、折れ線グラフは予測の中央値、破線(市場予想)は市場で観察される政策金利予想 出所:ブルームバーグ、日本銀行、各種報道、FOMC関連資料のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 50 150 250 350 450 550 07年12月 09年12月 11年12月 13年12月 15年12月 17年12月 日本 米国 ユーロ圏 2007年12月末=100として指数化 FOMC参加者による政策金利予測 時点:2017年12月、2018年3月 日銀:年間80兆円を めどに買入れ継続(注) ECB:2017年4~12月は 月間600億ユーロ、 2018年1~9月は月間 300億ユーロの量的緩和 FRB:2014年11月に量的緩 和を停止、2017年10月に バランスシート縮小開始 各国中央銀行のバランスシートの推移 月次、期間:2007年12月~2018年3月 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% 4.5% 5.0% 3月時点の各参加者の予測 3月時点の予測(中央値) 12月時点の予測(中央値) 市場予想(2018年3月29日時点) 2018年 2019年 2020年ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 -4% -3% -2% -1% 0% 1% 2% 3% 4% 10年1月 11年7月 13年1月 14年7月 16年1月 17年7月 家計向け - 周縁国 企業向け - 周縁国 家計向け - 中核国 企業向け - 中核国 民間貸出 合計 ユーロ圏は、失業率低下を受けた消費の改善、製造業も輸出の回復を受け改善持続は継続。ただ、ユーロ高などの影響で改善ペースの鈍化も見ら れる。インフレ率は過去の原油価格回復傾向を受け緩やかに上昇するも、(食料・エネルギーを除く)コア・インフレ率の水準は低く、新たな展開待ち。 ユーロ圏の銀行貸出は、当面金融緩和政策の継続を必要としている。ドイツなど中核国とポルトガルなど周縁国の貸出需要の格差に注意。
今後の市場展望:【ユーロ圏】緩やかな経済成長の回復を維持
※ユーロ圏の中核国:ドイツ、フランス、オランダ、ベルギーの合計 ※ユーロ圏の周縁国:イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランドの合計 出所:ブルームバーグ、ピクテ・アセット・マネジメントのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 ユーロ圏の製造業景況感および消費者信頼感の推移 月次、期間:2006年1月~2018年3月 ユーロ圏信用の伸びの推移(前年同月比) 月次、期間:2010年1月~2018年2月 0 10 20 30 40 50 60 70 80 -40 -30 -20 -10 0 10 06年1月 09年1月 12年1月 15年1月 18年1月 ユーロ圏消費者信頼感指数(左軸) ユーロ圏製造業PMI(右軸) 2015年1月 開始を表明 2015年3月 開始 ECB量的金融緩和ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 2017年10-12月期の日本のGDP成長率(改訂値)は前期比年率1.6%の増加と、速報値から上方修正された。設備投資、個人消費は底固い動きを 見せた。今後も、設備投資と個人消費は底堅く推移し、日本経済を下支えする展開が続くと見込んでいる。 賃金の回復は途上だが、雇用市場は2月の失業率が2.4%と依然低水準での推移となっている。ペースは緩やかだが、賃金上昇への期待も見られる。
今後の市場展望:【日本】賃金上昇が鍵
出所:ブルームバーグ、内閣府のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 GDP成長率と寄与度の推移 四半期、前期比年率、季節調整後、期間:2013年1-3月期~2017年10-12月期 消費者物価指数と給与の伸び率の推移 月次、前年同月比、期間:2010年10月~2018年2月(給与総額は1月まで) -20% -15% -10% -5% 0% 5% 10% 2013年 1-3月期 2014年 1-3月期 2015年 1-3月期 2016年 1-3月期 2017年 1-3月期 民間在庫 純輸出 公共投資 政府消費 設備投資 住宅投資 個人消費 GDP成長率 -3% -2% -1% 0% 1% 2% 3% 4% -3% -2% -1% 0% 1% 2% 3% 4% 10年10月 12年10月 14年10月 16年10月 消費者物価指数(左軸) 毎月勤労統計現金給与総額(右軸)ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 中国政府は設備投資や住宅など、投資や輸出主導の経済成長から、消費を主体とした緩やかな経済成長へと構造改革を継続し、年間成長率目標を 緩やかに引き下げ、18年は6.5%前後としている。また、過剰設備、過剰債務の削減など構造改革を進める方針を維持している。 変動の大きい輸出から、安定的な小売に経済主体をシフトすることで、成長率は低下するも、経済全体の変動は抑えられる可能性に期待。
今後の市場展望:【中国】投資から消費へ
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 中国の経済成長率の推移 四半期、期間:2005年10-12月期~2017年10-12月期 中国の小売売上高と輸出の伸び率の推移 月次、前年同月比、期間:2008年2月~2018年2月 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 0% 5% 10% 15% 20% 05年12月 08年12月 11年12月 14年12月 17年12月 中国名目GDP(年額、円換算、右軸) 中国実質GDP成長率(前年比、左軸) 兆円 -40% -20% 0% 20% 40% 60% 08年2月 11年2月 14年2月 17年2月 中国小売売上高 中国輸出ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 中国は2期目の習近平総書記の体制が強化されている。当面の経済運営は安定を基本方針に、金融、財政政策などが行われる見込み。 住宅市場での規制緩和が奏功し、大都市の不動産価格に上昇が見られたが、大方の大都市では既に引き締めに転じ、安定化の成果が見られる。 投資から消費への構造改革、安定化のための債務削減に伴う成長率低下と、景気対策による下支えで一定の成長を確保するバランスが課題。
今後の市場展望:【中国】インフラ投資などによる景気下支えも必要
出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 中国の預金準備率とM2の推移 月次、期間:2007年2月~2018年2月、預金準備率は6ヵ月先行 中国70都市の住宅市況 月次、期間:2016年2月~2018年2月 0% 5% 10% 15% 20% 25% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 07年1月 09年1月 11年1月 13年1月 15年1月 17年1月 M2前年比伸び率(左軸) 預金準備率(6ヵ月先行、右軸、逆目盛り) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 16年2月 16年8月 17年2月 17年8月 18年2月 住宅価格が上昇した都市の割合ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 オーストラリアとブラジル経済は商品市況の動向に連動する傾向があり、商品価格の安定化が景気を下支えする展開が想定される。 オーストラリアは賃金動向、景気に底入れ感が見られ始めたが、インフレ率上昇は鈍く、当面政策金利据え置き、利上げはインフレ率改善が条件と見る。 ブラジルは商品市況の回復、構造改革の進展とインフレ率低下で景気後退から脱却、利下げも景気回復を下支え。ただ政治動向の不安は継続中。
今後の市場展望:主な資源国の経済
※ブラジルの消費者物価指数変化率は2018年1-3月期まで 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 オーストラリアの経済成長率の推移 四半期、前年同期比、期間:2005年1-3月期~2017年10-12月期 ブラジルの経済成長率の推移 四半期、前年同期比、期間:2005年1-3月期~2017年10-12月期 -8% -4% 0% 4% 8% 12% 05年3月 08年3月 11年3月 14年3月 17年3月 ブラジルGDP成長率 ブラジル消費者物価指数変化率 0% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 05年3月 08年3月 11年3月 14年3月 17年3月 オーストラリアGDP成長率 オーストラリア消費者物価指数変化率ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 過去の原油価格下落の背景であった需要低迷・供給過剰は、米エネルギー省情報局(EIA)の見通しでは中長期的には解消に向かう見込みで、原油 価格の下支え要因と見られる。また足元では世界的な景気回復と、OPECを中心とした減産合意等の動きも原油価格を下支えする要因と見られる。 ただ、原油価格の上昇に応じて米国の石油掘削装置の稼動数は上昇、減産に消極的と見られる面もあり、短期的な変動要因として注意が必要。
今後の市場展望:原油市場は需給バランスの改善が鍵
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 世界の原油生産量と消費量、在庫の推移 四半期、期間:2013年1-3月期~2019年10-12月期(予想) -2 -1 0 1 2 3 4 5 6 88 90 92 94 96 98 100 102 104 13年 1-3月期 15年 1-3月期 17年 1-3月期 19年 1-3月期 在庫増減(右軸) 在庫増減(予想、右軸) 生産量(左軸) 生産量(予想、左軸) 消費量(左軸) 消費量(予想、左軸) 百万バレル/日 百万バレル/日 200 400 600 800 1,000 1,200 300 600 900 1,200 1,500 1,800 13年3月 14年3月 15年3月 16年3月 17年3月 18年3月 米国の石油掘削装置の稼 動数(左軸) 米国の原油生産量(右軸) 基 万バレル/日 米国の石油掘削装置の稼動数と米国の原油生産量の推移 週次、期間:2013年3月29日~2018年3月30日(生産量は月次、2018年2月まで)ピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。 通貨防衛とインフレ防止のため以前は高水準の政策金利を余儀なくされていた国(例:ロシア、南アフリカ)が減り、利下げの実施/模索に転じた。 通貨安定で物価抑制が進んだ国(例:インドネシア、南米)では、米国の金融引き締め政策への転換、景気回復で利下げの停止や、利上げも想定される。 国内の政治が不安定なことや、不安定な米国の通商政策などを背景に金融政策の動向が不透明な国も見られる(例:トルコなど)。
今後の市場展望:主な新興国・資源国の金融政策
※中国は貸出基準金利(1年)を使用 ※トルコは2010年5月20日から、ロシアは2013年9月13日から、インドネシアは2016年8月19日から 出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成 主な新興国・資源国の政策金利の推移 日次、期間:2006年12月末~2018年3月末 1% 3% 5% 7% 9% 11% 13% 15% 17% 06年12月 07年12月 08年12月 09年12月 10年12月 11年12月 12年12月 13年12月 14年12月 15年12月 16年12月 17年12月 オースト ラ リア 中国 ト ル コ ロシア ブラ ジル 南アフリカ イ ン ドネ シア イ ン ドピクテ投信投資顧問株式会社|「当資料をご利用にあたっての注意事項等」を必ずお読みください。