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発 行 所   航 空 新 聞 社 : W I N G D A I L Y 編 集 部

〒 1 0 7 - 0 0 5 2 東 京 都 港 区 赤 坂 4 - 8 - 6 赤 坂 余 湖 ビ ル 3 階

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■■お知らせ■■  週刊ウイング/ウイングデイリーのfacebookページを スタートしました。  twitterとのリンク、より詳細なニュース、ウイング PDF版をはじめとして最新情報、コラムなどを掲載して いきます。「いいね!」のクリックをよろしくお願いい たします。 http://www.facebook.com/wingnews 【HEADLINE NEWS】 ★海自、護衛艦ヘリ接触墜落事故の調査結果発表  機長の判断ミス、CRM不足、飛行隊長の指揮不十分  海上幕僚監部は8月28日、今年4月15日に海上自衛隊第25航 空隊(大湊)所属のSH-60J哨戒ヘリコプターが、護衛艦「ま つゆき」と接触、墜落し、機長1名が死亡した航空事故の事故 調査結果を発表した。事故機は飛行展示のためローパスを開 始し、飛行高度15〜20フィート、対地速度約55ノットで飛行 中に「まつゆき」と接触後、墜落した。機長以外の搭乗者6名 は救助された。この展示飛行は機長が実施し、細部について 副操縦士に伝えず、飛行隊長も機長任せにしていたため、実 施にあたり機長自身の距離感覚の錯誤によりローターが「ま つゆき」の格納庫側面に接触、墜落に至ったと推定してい る。  再発防止のための意見として報告書では組織的なリスク管 理が難しい非定形訓練では、緊急時の腹案を持たせるなど機 長のリスク管理を徹底するよう教育する必要性を指摘。飛行 隊長が事前に細部を確認することも求めている。また、副操 縦士らが機長を補佐できなかったのはコクピット・リソー ス・マネジメント(CRM)の不足だとして、既に実施されて いるCRMの再徹底を求めている。さらに今回の事故で関係者 が「ローパス」と「ローアプローチ」を混同している面が見 られ、事故の要因となった可能性があるとして、両者の明確 な区分を求めている。その他、機長の死亡は救命装備にも原 因があるとして仕様の検討も提言している。  事故調査委員会は海幕監察官を委員長として、事故のフラ イト・データ・レコーダー及び関係者からの聞き取りなどに より調査を行ってきた。  同ヘリは練習艦隊に対して飛行展示を行っている最中に同 艦隊の1隻である「まつゆき」に接触、海没し、操縦していた 機長が死亡した。副操縦士以下6名の他の乗員は救助された。  当日は晴天で環境上の要因、器材上の要因はなかったとし ている。人的要因としては、機長の判断の不適切と錯誤、指 示不足を挙げている。安易にリスクの高い低高度飛行、艦艇 への接近を図った機長の判断不適切がまず挙げられ、最終的 に「まつゆき」に回転翼の接触を招いたのは機長の距離感の 錯誤、さらに副操縦士等が機長の補佐を十分にできなかった ことも機長の指示不足で、これも事故の要因の可能性がある としている。  また、部隊では「ローパス」と「ローアプローチ」の概念 が未整理で、それぞれの制限事項についてヘリコプター乗員 間の標準認識が未形成とにっていることが明らかにされ、こ れも機長の判断を誤らせ、副操縦士の機長補佐の判断基準を 不明確にしたので、事故の要因だとしている。  また、部隊の飛行指揮では、展示飛行のような通常実施し ない訓練飛行について細部計画を定め、具体的に指示する必 要があるが、今回は成されていなかったことが確認され、こ れも事故の要因の可能性がある、としている。  事故機は展示飛行の後、空自松島基地に向かう飛行予定 で、このため搭乗員3名の他に4名の整備員が同乗していた。 この複合任務の是非については報告では触れていないが、展 示飛行については機長任せであったことが伺われる。  なお、機長のみ死亡したのは、救命胴衣が膨張しなかっ た、耐寒耐水服が突起物に引っかかり脱出が遅れたなどの可 能性を指摘している。また、整備員(同乗者)用救命胴衣が 正しく着用できていなかった、緊急呼吸装置(直接口にくわ える小型酸素ボンベ)は搭乗員用しか搭載されていなかった が、同乗者用にも搭載すると総数が不足する可能性があると 指摘されている。  事故防止方法に関する意見等 ▼機長によりリスク管理の強化  通常実施する訓練飛行は、フライトハンドブックなどに警 告、注意、留意事項が記載されており、組織的にリスク管理 されている状況にある。しかし、通常実施しない訓練、実施 要領が明確に定められていない訓練では、組織的リスク管理 が不十分となる可能性があり、機長のリスク管理が特に重要 となる。  講習等を通じて、部隊ごとの任務に応じた危険予知活動、 腹案の保持(事前対応策の用意)を促す必要がある。 ▼ローパスとローアプローチに関する概念整理  関連規則の教育を通じて、低空通過のローパスと、発着艦 事故機の飛行軌跡図(提供:海上幕僚監部)

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訓練時に実施するローアプローチを明確に区分し、命令によ らないローパスに対して規制を行い、安全を確保する必要が ある。 ▼適切な飛行指揮  通常実施しない訓練飛行では、天候や飛行諸元の細部にわ たる計画を組織として定めて実施する必要がある。また、訓 練を実施する機長に対して、訓練内容について飛行隊長は細 部まで確認する必要がある。 ▼CRMの実践  今回、機長補佐不十分から事故を招いた機長による意図の 表出、指示の不足や、副操縦士らの機長意図の認識不足につ いては、搭乗員に対するコクピット・リソース・マネージメ ント(CRM)を再徹底し、安全確保する必要がある。海上自 衛隊では、平成17年から「安全で効果的な運航を達成するた め、機材およびクルーなどすべての利用可能なリソースを有 効に活用すること」と定義してCRM教育を実施しているが、 不十分だったとの認識を示している。 ▼基本事項の徹底  今回、低高度降下の際の目標高度の事前通告の未実施な ど、一部基本事項の不履行が見受けられた。再徹底を図る必 要がある。 ▼救命生存に関する事項  救命胴衣の不作動から仕様の検討が必要。  耐寒耐水服のフードを広げた状態で引っかかる可能性があ り、着用要領の検討、仕様の検討が必要。  洋上試験飛行、低高度飛行時には同乗者も搭乗員と同様の 装備で搭乗するようにする。同乗者用救命胴衣は外れにくく 改修し、緊急呼吸装置が取り付けられるものとする必要があ る。今回の事故では、同乗者の1名は海面に浮上後、息を使い 果たし、自力で救命胴衣の作動策を引く力もなく、危険な状 態だったという。「まつゆき」近傍に墜落のため直ちに救助 活動が行われたが、機長は海底に沈み翌日発見されたが死亡 していた。 【航空関連ニュース】 ★お盆の国内主要4空港、アウト好調如実に表れ  成田出国者8.0%増、羽田出国者6.6%増  成田・羽田・関空・中部からなる、国内主要4空港の夏期繁 忙期(2012年8月10〜19日:10日間)の利用実績(速報値) が出揃った。昨年同期は震災による旅行自粛傾向から一転、 アウトバウンドが活発な動きを見せたが、今年の夏期繁忙期 は各空港ともに前年をさらに上回る出国者数を見せた。  首都圏2空港(成田・羽田)の利用実績を見ると、夏期繁忙 期の成田からの日本人出国者数は前年同期比8.0%増の約32万 370人、羽田からの日本人出国者数は6.6%増の約25万1900人 だった。出国ピークは成田が8月11日で約4万9370人、羽田が 8月11・12日で約1万4100人だった。  期間中に出入国した日本人および外国人の総数は、成田が 9.7%増の約82万3180人、羽田が6.6%増の約25万1900人 だった。  成田の場合、日本人出帰国者数の合計値が前々年同期と比 較しても2.2%増加しており、アウトバウンドが好調であるこ とが伺える。ただ、外国人出入国者数は前々年同期より19.3 %減と大きな落ち込みを見せている。  なお、期間中の成田の外国人入国者数は前年同期比22.4% 増の約1万7210人だった。  一方、羽田にとっては新国際線旅客ターミナル供用開始以 降、2度目の夏期繁忙期になる。期間中の日本人・外国人含 めた総出入国者数は前年同期比6.6%増、外国人出入国者数に 限定すると、前年同期より19.5%も増加している。  なお、成田・羽田の両空港においては、後述する関空・中 部のように方面別出国者数は公表していない。  関空20%増、韓国への出国者数33.3%の伸び  中部5%増、香港89%増−ともにアジア好調  関空と中部の期間中の出国者数は、関空が前年同期比20.0 %増の20万7400人、中部が5%増の7万6300人だった。それ ぞれの出国ピークは関空が8月11日で2万4200人、中部が8月 11日で8700人だった。これらの数字は日本人数と外国人数の 合計値で、日本人数のみのデータは両空港とも公表していな い。  関空の前年からの急激な増加は、韓国・中国・台湾などア ジア方面への出国者数増加が大きく表れたものと見られる。 韓国への出国者数は前年同期から33.3%増の5万400人で全体 の24.3%のシェア、中国への出国者数は28.8%増の3万7600 人で18.1%のシェア、台湾への出国者数は30.5%増の2万 1400人で10.3%のシェアに及んだ。  中部は今年のゴールデンウィーク期間中、震災からの反動 で出国者数が前年同期比29%増と大きく伸びたが、夏期繁忙 期においては小幅な伸びに留まった。  方面別出国者数で伸び率が大きかったのは、香港(89% 増・7000人)、アメリカ(29%増・2200人)、韓国(16% 増・1万8700人)、ベトナム(13%増・1700人)。出国者数 が多かったのは韓国、中国(1万6600人)、台湾(7300 人)、香港などだった。  関空、中部の方面別出国者数は以下の通り。 【関空、中部のお盆期間の方面別出国者数】 《関空》 ■総出国者数=20万7400人(20.0%増)  ▼韓国=5万400人(33.3%増)  ▼中国=3万7600人(28.8%増)  ▼香港・マカオ=1万6100人(13.4%増)  ▼台湾=2万1400人(30.5%増)  ▼東南アジア=2万7500人(17.0%増)  ▼北アメリカ=6500人(1.6%増)  ▼ハワイ=1万300人(25.6%増)  ▼グアム・サイパン=9200人(11.7%減)  ▼オセアニア=5700人(11.8%増)  ▼ヨーロッパ=1万3400人(3.9%増)  ▼その他(他国内空港からの国際乗継など)=9300人 (4.5%増) 《中部》 ■総出国者数=7万2600人(5%増)  ▼韓国=1万8700人(16%増)  ▼中国=1万6600人(2%増)  ▼台湾=7300人(8%減)  ▼香港=7000人(89%増)  ▼ヨーロッパ(フランクフルト、ヘルシンキ)=4800人

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(4%減)  ▼ハワイ=4300人(2%減)  ▼グアム/サイパン=3900人(15%減)  ▼タイ=3800人(7%減)  ▼フィリピン=2900人(19%減)  ▼シンガポール=2600人(4%減)  ▼アメリカ=2200人(29%増)  ▼ベトナム=1700人(13%増)  ▼オーストラリア=300人(前年なし)  ▼パラオ=200人(前年なし)  ▼インドネシア=0人(0%) ★岡山空港に日本初のメガソーラー施設を建設  空港法面を有効活用し、年間370万kWhを発電  岡山県はこのほど、岡山空港の滑走路南側にメガソーラー を建設して、2013(平成25)年度中の運転開始を目指すこと を明らかにした。これは県営の岡山空港において、施設の用 途を妨げないよう協議を行った上で設置が決定された、全国 でも初の空港の土地を有効に活用したメガソーラーで、滑走 路と平行に約4.6ヘクタールの法面に約1万5000枚のソーラー パネルを設置する。この施設では、年間で一般家庭の約1000 世帯分の使用量に相当する約3 7 0 万キロワットアワー (kWh)を発電する。  岡山県では同施設の建設事業を9月の補正予算(債務負担行 為)で対応するかたちで、事業費として約17億5000万円をか けて行う。発電した電力については、固定価格買取制度によ り中国電力へ20年間売電する予定で、2012年度価格1kWh当 たり税込み42円とすることから、運転を開始すれば年間で約 1億5540万円の歳入が見込めることになる。  岡山空港にメガソーラーを設置するに当たり石井正弘県知 事は、空港南側の開けた法面が太陽光発電に適しており、適 度な傾斜もあって建設にも有利な地点だと説明した。また太 陽光発電事業は、民間事業者が事業を進めていくことが基本 とする姿勢を示しながらも、空港の中の施設ということで保 安管理上の立ち入り制限という課題により民間の参入が困難 であることから、開発ノウハウを持ち電気事業を行っている 企業局が取り組んでいくと説明した。こうした県が推進する メガソーラー事業によって、民間事業者の開発意欲を促す波 及効果にも期待感を示しており、民間企業を主として事業を 推進していく姿勢を強調する。  また石井知事は、岡山空港の玄関口に事業への取組みを説 明するパネルなどを設置して、岡山県を降雨量の比較的少な い“晴れの国”として、「先進的な取組みということをア ピールしていきたい」とも述べている。  県では、“おかやま夢づくりプラン”や“おかやま新エネ ルギービジョン”で、降雨量1ミリ未満の日が日本で最も多い など、地域特性を活かす太陽光発電を重点分野としていると ころ。広大な土地を有効活用して、メガソーラー先進県とし て取組みを進めている。 ★新関空会社の環境・安全対策の協議会を開催  伊丹空港の周辺市・国・新関空会社が協議  航空局は9月3日に、伊丹空港の安全・環境対策について協 議を行う「大阪国際空港周辺対策協議会との同空港の安全・ 環境対策に関する協議の場」を開く。  これは航空局の航空ネットワーク部長を座長に、新関西国 際空港会社の代表取締役副社長、大阪国際空港周辺都市対策 協議会加盟市の市長をメンバーとするもので、新関空会社の 安全・環境対策に関する組織・体制や、環境対策事業を議題 として行われる。 ★広島空港アクセス向上でリムジンバス社会実験  西風新都線と五日市線の2路線を新規開拓    広島県と広島市は10月1日〜12月31日(92日間)まで、広 島空港のアクセス向上を目的としたリムジンバスによる社会 実験を行う。この社会実験では、広島空港と西風新都地区お よび五日市地区を2つの新路線を開設して、需要動向等を探る 方針だ。  運賃は片道1300円。西風新都地区を結ぶ路線は1日4往復8 便運行する計画で、一方の五日市線は1日1往復2便運行す る。 ▼西風新都線(所要時間65分)=大塚駅−Aシティ中央−こ ころ入口−沼田PA−広島空港 ▼五日市線(所要時間73分)=五日市駅北口−昭和台−高井 北−石内原田−沼田PA−広島空港 ★スカイマークの関空−旭川線が冬ダイヤも継続  関空から旭川線の冬ダイヤ運航は4年ぶり  新関西国際空港会社はこのほど、関西国際空港へ就航する スカイマーク(SKY)の旭川線が10月28日以降も運航を継続 するとして、関空にとって冬期ダイヤの旭川直行便が2008年 以来4年ぶりになるとした。  SKYの旭川線は当初、7〜9月の期間限定で運航される予定 だったが、その後10月27日まで運航が延期されたところだっ たが、さらに冬期ダイヤ以降も継続されることとなった。  SKYは関空発着路線として、札幌線を1日3往復、那覇線を 3往復、旭川線を1往復の合計7往復運航している。 〈関西−旭川線ダイヤ〉 ▼SKY967便=15時25分関西発→17時15分旭川着(10月28 日のみ15時40分発→17時30分着) ▼SKY964便=12時30分旭川発→14時50分関西着(10月28 日のみ12時50分発→15時05分着) ★関空、「食」の拠点化プロジェクトを展開  バンコクで関西の食をピーアール  関西国際空港では8月30日〜9月9日まで、伊勢丹バンコク 店で「第2回ALL関西フェスティバルinバンコク」を開催す る。現地旅行会社のブースを会場に設置し、タイから関西へ の旅行需要の促進にも取り組む予定だ。  関西空港では以前より関西空港を活用した日本食の輸出促 進を地元自治体、経済界と連携して推進しており、昨年10月 にもバンコク伊勢店で物産展を開催したほか、今年7月にもマ カオで関西産食品のビジネス商談会を開き、タイで近江牛、 マカオで神戸牛、そして高級フルーツ・スイーツなどで継続 取引となるなど、成果を挙げていた。  今年もそうした効果を狙って伊勢丹バンコク店でイベント を開催することにしており、タコ焼、いなりずし、ラーメ

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ン、スイーツのほか、近江牛、鮮魚、フルーツを集めた物産 展をひらく。 ★関空の藻場造成が「おおさか環境賞」準大賞に  関西国際空港は大阪府が主催する「おおさか環境賞」にお いて、“藻場の造成”が高く評価されたとして「準大賞」を 受賞したことを発表した。  この藻場の造成は、関空の空港用地埋立の際に緩傾斜石積 護岸を造成して、安定した広大な藻場を創出した活動で、今 回の受賞は海水の浄化や多様な生物などの自然を大阪湾に生 み出したことが評価された。  おおさか環境賞は1997年に創設され、豊かな環境づくり大 阪府民会議によって、模範となる環境づくりへの活動に取組 み、顕著な功績があった個人・団体・事業者を顕彰する。 ★成田空港、2タミ地下にドトールがオープン  成田国際空港の空港第2ビル駅コンコースに8月31日から 「ドトールコーヒーショップ」がオープンする。  開店する場所は第2ターミナルの地下1階に当たり、営業時 間は07時15分〜21時00分。 ★セントレア、大地震・大津波対応の防災訓練  エプロンとターミナルビルの2ヵ所で31日に実施  中部国際空港(セントレア)は8月31日に、「エプロン防 災訓練」および「旅客ターミナルビル防災訓練」を実施す る。これは9月1日の防災の日に関連して行う訓練で、大規模 地震および津波の発生に備えて、来港者や従業員の安全を確 保するため、地震発生時の初期対応や津波の避難場所、避難 経路を確認することを目的としている。  エプロンでの訓練は、同地区業務従事者と防災関係者約60 人を対象としており、エプロン12番スポット付近、国際線出 発12番搭乗口、センターピア1〜3階で行われる。  ターミナルビルでの訓練は、テナント各店舗従業員と防災 関係者約180人を対象に行われ、旅客ターミナルビル1〜4階 一般エリアで訓練を行うほか、4階イベントプラザでは震災対 応講習が行われる。 ★羽田2タミで80年代のダンスミュージック復活  羽田空港は9月8日、国内線第2ターミナル展望デッキのレ ストラン「カステルモーラ」で80年代のダンスミュージック を再現する「Groove Night at Haneda Airport〜80年代のダ ンスミュージックが羽田空港でよみがえる〜」を開催する。  このイベントはGFBDI JAPAN、エス・オー・プロモー ションの協力の下、「DJ OSSHY」が当時ディスコで流れた 曲を再現する。入場料は男性5500円、女性4500円で1ドリン ク・フリーフード付き。軽装での入場は不可。 【航空工業/宇宙関連ニュース】 ★古河スカイと住友軽金属が統合基本合意書を締結  世界的競争力持つアルミメジャー会社目指す    航空機用アルミ合金厚板なども製造している古河スカイと 住友軽金属の両者は8月29日、来年10月1日を期して対等の精 神に基づき経営統合することで合意し、統合基本合意書を締 結したと発表した。  なお、この統合の実施には公正取引委員会など国内外の関 係当局の承認、許認可の取得と両者の株主総会の承認などが 条件となる。  両社はアルミ圧延業界の競争力強化のため、技術力、品 質・コスト管理、客先対応力、製品開発力などの相乗効果を 追求し、「世界的な競争力を持つアルミニウムメジャー会 社」を目指すとしている。  統合の具体的な形は、合併で古河スカイを存続会社とし て、住友軽金属を吸収合併消滅会社とする。株式の割当は古 河スカイ1に対して住軽金0.346とされる。社名、本店所在 地、資本金などは未定で、代表者は住軽金の山内重徳社長が 会長、古河スカイの岡田満社長が社長に就任の予定。両氏は 共同CEO体制を採用するという。事業的にはアルミ・銅など の非鉄金属とその合金の圧延、鋳物、鍛造製品、加工品の製 造・販売ということで大きくは変わらない。  背景として、日本国内のアルミニウム圧延品需要が縮小 し、一方、需要の増加している海外市場では外国社との競争 が激化し、中国、韓国メーカーの台頭も著しく、競争力強化 の必要が強く求められ、事業存続のため統合を決意したとい う。積極的なグローバル展開、企業価値の向上を目標として いる。  具体的な生産量では統合後のアルミ板製品の生産能力は 100万トンを超える。 【防衛関連ニュース】 ★岩国のF-18が千歳に訓練移転  空自F-15と共同訓練を実施へ  防衛省は8月27日岩国基地のF/A-18戦闘機4機程度が9月5 日〜7日まで千歳基地に訓練移転し航空自衛隊と共同訓練を実 施すると発表した。  米海兵隊第12海兵航空群(岩国)のF/A-18戦闘機4機程 度、人員約20名程度が千歳に展開し、千歳所在の第2航空団 のF-15戦闘機8機程度と北海道西方空域、三沢沖東方空域で 戦闘機戦闘訓練を実施する予定。在日米軍再編にかかる訓練 移転の一環で、小規模なタイプ1訓練となる。 【海外メーカーニュース】 ★ボーイング、F-15レーダーでPBL契約獲得  8500万ドルの受注、航空団に要員を派遣へ  ボーイングはこのほど、米空軍のF-15戦闘機の機械走査式 および電子走査式(AESA)レーダーの支援を継続する8500 億ドルのPBL(Performance-Based Logistics)契約を受注 した。  PBL契約は契約者に一定の即応性レベルを要求し、航空 機、搭載システム、コンポーネントが必要なときに使用可能 であるよう、カスタマーの要求する支援レベルに合致するこ とを保証するよう要求する。PBLは任務可動率を高めなが ら、ライフサイクルコストをより低減するものだ。  新しいPBL契約により、ボーイングの契約者後方支援チー ムが指定された空軍航空団の中に編入される。

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 なお、AESAレーダー・システムは電子妨害を行いながら 多方向から複数の目標を探知し、追尾することができる。パ イロットはより大きな状況認識が得られ、生存性を高めなが らワークロードを低減することができる。  【海外エアラインニュース】 ★UALミュラー副社長、羽田スロット獲得に自信  DOT回答は「遅くとも9月末」、争奪戦決着を注視  ユナイテッド航空(UAL)のジェームズ・ミュラー・アジ ア太平洋・大西洋地区 営業担当副社長は8月29日、都内で開 催したメディア懇親会で、「羽田発着枠はとても貴重なも の。スロットを与えられたのであればすぐに利用すべき」と 述べ、現在UALが米運輸省(DOT)に申請している羽田−サ ンフランシスコ線への就航が「すぐにでも可能」と強調、自 社の申請内容の正当性を改めて訴えた。  またミュラー氏は、日本に就航している米航空会社のなか で自社のみが唯一羽田発着枠を保有していないことに触れ、 「2010年当時も羽田−サンフランシスコ線の就航をDOTに申 請しているが、当時を振り返っても一番可能性のあるリクエ ストだった」と言及、今回の申請に関しても同様に大きな自 信を持っていると強調した。  羽田発着枠については既報の通り、デルタ航空(DAL)が デトロイト線のシアトル線への振替をDOTに申請したことを 契機に、空白になった1枠を巡り、米航空各社間の争奪戦が続 いている。各社はそれぞれ希望する路線をDOTに申請してお り、現在DOTからの返答を待っている状態にある。  ミュラー氏はDOTからの回答時期について、「遅くとも9 月末までには決定が下されるものと見ている」とし、引き続 き状況を注視していく構えを見せた。  就航以降は成田線とのコンビネーション提案  羽田−サンフランシスコ線への就航が実現した場合には、 現在運航している成田−サンフランシスコ線とのコンビネー ションでの利用を提案していく。ミュラー氏は「往路は羽 田、復路は成田というように、旅客により多くの選択肢を与 えることができるのは大きな価値がある」とし、羽田線開設 以降も成田線を継続することを強調した。  羽田には太平洋路線の共同事業パートナーである全日空 (ANA)が多くの国内路線を就航していることから、地方需 要の獲得も期待される。ミュラー氏は「サンフランシスコは シアトルよりも多くの都市に乗り継げる。アメリカ国民に とっても日本国民にとっても大きな利益を約束できる」と強 調した。  UALはDOTへの申請書のなかで、サンフランシスコの市場 規模が、DALが申請しているシアトルの市場規模の3倍に及 ぶことを強調している。  ミュラー氏は懇親会の場でも、シアトルと比較した際のサ ンフランシスコの優位性を説明し、加えて「DALのスロット 振替という前例を認めてしまうと、他の米航空会社もこぞっ てそれに追従する可能性がある。これは問題では」と指摘した。  デンバー線利用の旅行商品造成を呼びかけ  今後のUALのホットトピックスとしては、来年1月4日に控 えた成田−ロサンゼルス線への787型機投入、および3月末に 控えた成田−デンバー線開設、これら2点が挙げられる。ミュ ラー氏は「世界全体でみると航空業界全体が厳しい状況にあ るが、日本市場は相変わらず好調。787型機の投入を経て、 日本での事業を一層拡大させていきたい」と話した。  震災前の便数に復活した仙台−グアム線も好調で、特に夏 期繁忙期においては「かなり良い数字を残せた」(ミュラー 氏)という。  デンバー線については、運航開始に向けたプロモーション として、コロラド州政府観光局と共同で販促を行い、まずは 旅行会社に対しパッケージ商品の造成を提案していく。ミュ ラー氏は「デンバーは日本ではまだまだ知名度が低い。まず は旅行商品の数を増やすことで、日本での知名度を上げてい きたい」とした。  同航空は8月23日にもコロラド州政観と共同で旅行会社向 けセミナーを開催している。 ★ブータンのドルック・エアー、チャンギ線開設  5カ国目の就航地、コルカタ経由で9月1日から  チャンギ国際空港の発表によると、ブータンの国営航空会 社ドルック・エアーが、9月1日からシンガポール(チャン ギ)−インド(コルカタ)経由−ブータン(パロ)線に定期 便を就航する。週2便の運航で、機材はビジネス20席・エコ ノミー94席のA319型機を投入する。  シンガポールは同航空にとって、インド、タイ、ネパー ル、パキスタンに続き5カ国目の就航地になる。同航空の就航 を受け、チャンギ国際空港では9月1〜23日までターミナル3 の出発ホールで「ブータン:未知の王国」と題した写真展覧 会を開催、新路線のプロモーションを展開する。 《シンガポール−コルカタ経由−パロ線運航スケジュール》 ▼KB500(水・土)=パロ7時20分発−コルカタ8時00分着・ 8時40分発−シンガポール15時15分着 ▼KB501(木・日)=シンガポール6時30分発−コルカタ8時 05分着・8時45分発−パロ10時25分着 ★シンガポール航空、燃油サーチャージを値下げ シンガポール航空は10月1日から12月31日発券分について、 日本発着の燃油サーチャージ額を引き下げる。日本−シンガ ポール間は現行片道1万3000円を1万2000円(1000円下 げ)、日本−北米間は現行片道1万5500円を1万3000円 (2500円下げ)とする。 【旅行関連ニュース】 ★2011年のBtoC EC市場規模、8.6%増の8.5兆円  経産省、宿泊・旅行業等は15.3%増の1.3兆円に  経済産業省は8月28日、平成23年度(2011年度)の「電子 商取引に関する市場調査」の結果を発表した。それによる と、2 0 1 1 年の日本国内における消費者向け電子商取引 (BtoC EC)の市場規模は、前年比8.6%増の8.5兆円まで拡 大した。ECの浸透度を示す指標であるEC化率は、前年比0.3 ポイント増の約2.8%へと上昇し、商取引の電子化が引き続き 進展していることが伺える。  過去5年間のBtoC EC市場規模をみると、2007年は5.3兆円

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(EC化率1.5%)、2008年は6.1兆円(1.8%)、2009年は6.7 兆円(2.1%)、2010年は7.8兆円(2.5%)、2011年は8.5兆 円(2.8%)で推移している。  また、2011年の業種別の動向をみると、サービス業のう ち、「宿泊・旅行業/飲食業」については、前年比15.3%増 の1兆2700億円に達し、2桁増を記録した。これにより、EC 化率は2010年の4.65%から、2011年には5.47%へと0.82ポイ ント上昇している。  ちなみに、小売業では、「衣料・アクセサリー小売業」が 28.6%増の1440億円(EC化率1.12%)、「食料品小売業」 が22.0%増の5320億円(同0.85%)、「医療化粧品小売業」 が34.6%増の4200億円(同3.64%)と、著しい伸びを示し た。また、全ての業種でEC化率は上昇した。  日米中の越境EC市場、中国人の購入額が最大  中国人の日本サイト購入額、2020年に最大2兆円  また、今回の調査でも引き続き、日米中の3カ国相互間にお けるBtoCの越境EC市場規模について推計した。それによる と、中国の消費者が日本サイトから購入した市場規模は1096 億円、米国サイトからの購入が1235億円となり、3カ国のな かで最大の市場規模となっている。  第2位は米国で、米国の消費者が日本サイトから購入した市 場規模は471億円、中国サイトからの購入が604億円だった。 最も少なかったのが、日本の消費者による購入額で、米国サ イトからの購入が140億円、中国サイトからの購入が5億円 だった。  また、3カ国間の越境EC利用率をみると、3カ国ともに昨年 度調査時より減少したが、一方で、利用頻度の高い消費者の 割合は、米国と中国でいずれも増加傾向にある。今後の利用 意向についても、米国と中国は日本に比べて高いのが特徴的 だった。  過去3年間の越境EC利用率の推移をみると、日本は2009年 が14.8%、2010年が18.9%、2011年が15.6%。米国は、 2009年が15.8%、2010年が23.4%、2011年が17.7%、中国 は2009年が42.8%、2010年が58.7%、2011年が46.8%。中 国では、半数近い人が日米サイトで購入した経験があるとい うことになる。  また、日米中の越境ECの利用意向をみると、中国では、 「積極的に利用したい」が30.3%、「機会があれば利用した い」が56.5%で、積極派は86.8%に達した。米国は、「積極 的に」が28.3%、「機会があれば」が16.6%で合計44.9%、 日本は「積極的に」が6.1%、「機会があれば」が21.8%で合 計27.9%。この数字からも、中国の消費者は越境ECの利用意 向が非常に高いことが読み取れる。  こうしたアンケート調査結果をもとに、2020年時点での越 境EC市場規模を推計したところ、中国の消費者が日本サイト から購入する市場規模は、最も拡大すると仮定した場合で、 約2兆円に達するとした。このことから、今後の日中間におけ る越境EC規模は、大幅な拡大の可能性を有している、と指摘 している。  旅行サービスのEC購入率、中国は35.8%と高く  6カ国調査、日本は21.2%、米国は23.3%  また、日本、米国、中国、フランス、インドネシア、ベト ナムの6カ国のインターネットおよびEC利用動向についても まとめた。  それによると、インターネットへのアクセス端末は、6カ国 ともにパソコンが中心だが、携帯電話やスマートフォンを利 用することもある消費者の割合が中国、インドネシア、ベト ナムの3カ国で高く、6割を超えている。  こうした傾向から、インターネットの利用場所について も、各国ともに自宅の割合が最も多いものの、中国、インド ネシア、ベトナムでは3割近くが主に会社・学校で利用してい ると回答した。  インターネット利用時間は、各国とも8割以上の消費者が1 時間以上利用しているが、米国、中国、インドネシア、ベト ナムでは、3時間以上が6割を超えており、利用時間が長い傾 向にある。  なお、各調査機関が公表した情報によれば、2010年時点の 6カ国のインターネット利用率は、日本が78.2%、米国が74.0 %、中国が34.3%、フランスが80.1%、インドネシアが9.9 %、ベトナムが27.6%。また、モバイルインターネット利用 率は、日本が59.9%、米国が41.0%、中国が22.6%、フラン スが27.0%、インドネシアが10.0%、ベトナムが38.0%。  また、6カ国のEC利用者に、過去1年間にECで購入した商 品を聞いたところ、6カ国全てで上位3位までに「書籍、雑 誌」「衣料、アクセサリー」が入った。  2011年に「旅行サービス」をECで購入した人の割合は、 日本が21.2%、米国が23.3%、中国が35.8%、フランスが 24.4%、インドネシアが25.8%、ベトナムが19.1%。各国が 20%前後にある中で、中国は35%強と突出して高いことが見 てとれる。  また、ECの利用理由をみると、中国を除く5カ国で、「店 舗までの移動時間、営業時間を気にせずに買い物ができるか ら」が1位(中国では2位)となっている反面、中国では「実 店舗で買うよりも価格が安いから」が7割に達して1位となっ ており、中国では価格に厳しい消費者がEC利用に積極的な傾 向が伺える。

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