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₂₀ Copyright © 2019 The Japan Society of Home Economics
報 文
動作の分類からみた 3 歳児の着脱の特徴
高橋美登梨
₁*,一戸 玲美
₂,川端 博子
₃Movement Patterns of Putting on and Taking off Clothes in
Three-Year-Old Children
Midori TAKAHASHI₁*, Tamami ICHINOE₂ and Hiroko KAWABATA₃
The purpose of this study is to investigate the characteristics of the putting on and taking off of clothes in ₂₀ children three years of age. The investigation period was nine months. We analyzed the movement patterns of subjects and the support of kindergarten teachers.
The results are as follows:
(₁) The movements of taking their arms out of sleeves, pulling clothes over their heads and draping clothes over their shoulders were aided by their kindergarten teachers. These movements are difficult for three-year-old children.
(₂) When the children took off a polo shirt and a knitted shirt, their first movement was to take their arms out of the sleeves. The children took off their clothes in several different ways until they learned the best one, after which time the movement pattern remained the same.
(₃) Before putting on clothes that needed to be draped over their shoulders, the children first examined the form of the garment. This suggested that moving clothes behind their back was difficult.
(₄) The posture of the children when putting on and taking off lower wear changed from sitting to standing and while unsupported or leaning on a table during the investigation period. It was confirmed that posture is related to the development of balance control in children.
Key words: putting on and taking off clothes 衣服の着脱,children 幼児,movement patterns 動作パ
ターン,aid of kindergarten teachers 保育者の援助
所属機関名: 1元東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科,2元埼玉大学教育学部,3埼玉大学教育学部 1Formerly The United Graduate School of Education, Tokyo Gakugei University, 2Formerly Faculty of Education Saitama University, 3Faculty of Education Saitama University 原稿受付:2018年10月25日 原稿受理:2019年 1 月31日 * To whom correspondence should be addressed E-mail:[email protected]
1.緒 言
衣服の着脱は,左右の腕や手指の協調動作の発達,腕 や足を動かしても体の軸が揺れない体幹の発達,自己の 身体を認識する力等のさまざまな能力の発達とともに習 得していく動作である.着脱の習得は,幼児の発達の指 標に用いられており,デンバー発達判定法₁),乳幼児精 神発達診断法₂)₃),遠城寺式・乳幼児分析的発達検査法₄), TK式幼児発達検査₅)等において取り上げられている.こ れらの発達に関する検査結果および着脱の標準年齢を検 討した報告₆)₇)より,脱衣は着衣より習得が早いことやお およそ ₅ 歳までに着脱は自立すると示されている.発達 に関する調査結果から年齢ごとの発達の目安は分かるも のの,習得段階における動作の特徴を読み取ることはで きない.着脱の習得には,保育者の援助が大きく関わっ ており,幼児期における着脱動作の特徴を明らかにする ことは,動作の習得に向けた援助の方法の検討や子ども 服の選択における基礎資料になると考える. 着脱の自立には,かぶる,はおる,はく,留め具の操 作等の多様な動作の習得が必要である.幼児期に着脱の 習得に関わる動作を観察した研究として,Inomata ら₈)は ボタンのかけはずしについて成人とは異なる方法でボタ ンかけを行っており ₂ ~ ₃ 歳の幼児にとってボタンをボ タンホールに通すことが難しいこと,手と目を協応させ て動作を行っていることを報告している.岡田₉)は着脱 の習得を促すための衣服を設計する観点より,前あき上 衣の第一ボタンは可視範囲に置き,ボタンと衣服地は区 別しやすい色にするとよいとしている.甲賀ら₁₀)は靴履(205) ₂₁ き行動を靴の動かし方と踵の入れ方より ₆ タイプで捉え, 発達の順序性を示唆している.このように,習得段階の 動作に関する観察が行われているものの,「かぶる」,「は おる」等の基本的な動作の特徴について明らかにされて いない点も多い. 本研究では,着脱の習得段階とされる ₃ 歳児を対象に 集団保育における着替えの場面を観察し,着脱の特徴を 動作パターンより捉えることを試みた.保育者の援助も 含めて観察を行い,保育者の幼児に対する援助の内容と 動作パターンより,幼児期における着脱の習得段階の特 徴について考察した.
2.方 法
(1)対象者および観察場面 対象者は,幼稚園 ₃ 歳児クラス₂₀名(男児₁₀名,女児 ₁₀名)と保育者 ₂ 名(教諭 ₁ 名と補助教諭 ₁ 名)である. 観察開始時の対象児の月齢は₃₉ヶ月~₅₀ヶ月(平均 ₄₄.₇ヶ月)であった.観察期間は₂₀₁₆年 ₆ 月~₂₀₁₇年 ₂ 月の ₉ ヶ月間で,観察回数は ₆ 月に ₃ 回, ₇ 月から ₂ 月 は各 ₂ 回の計₁₅回である.対象児は₂₀₁₆年 ₅ 月 ₂ 週目よ り園生活の中で着替えを行っていた.観察場面は登園後 の通園服から園内服への着替えとした.観察の記録は, 通常保育の着脱場面をビデオカメラ ₃ 台で撮影すること とした.保育に影響を与えないようビデオカメラは布を かけて目立たないようにし,教室上部に固定した. ₁ 回 あたりの観察時間は₃₀分程度であった. (2)観察に用いた衣服 通園服は自由服であるものの,上衣はポロシャツやブ ラウス,下衣は半ズボンまたはスカート,あるいはワン ピース等と服種が指定されている.園内服は前あきのス モック(夏季は袖なし,冬季は長袖)とハーフパンツで あり,保護者が製作している.素材には綿が推奨されて おり,留め具としてボタンを ₃ つ使用することが決めら れている.ボタンの大きさ,ボタンホールの方向,打ち 合わせ(左上前,右上前)は任意である.冬季の園内服 の ボ タ ン の 直 径 を 保 護 者 に 質 問 し た と こ ろ,平 均 ₂₁.₇ mm(最小 ₁₈ mm,最大 ₃₀ mm)であった. (3)分析方法撮影した画像は,Adobe Premiere Elements₁₄を用いて ₃ 台のビデオカメラの画像を同時に再生できるように編 集した.分析の内容は,対象児に対する保育者の援助の 割合および内容,上衣の着脱について動作パターンの分 類,下衣の着脱時の体位の ₃ 点である. 本研究では保育者が対象児に対して衣服の着脱の手助 けした内容を「援助」とした.声かけを映像から読み取 ることはできないため,分析対象としなかった.援助の 割合は,観察日ごとの対象児数に対して保育者 ₂ 名が援 助を行った回数から算出した.上衣の着脱は,服種ごと にプロセスを観察して動作パターンに分類した.先行研 究において ₅ 歳児を対象に上衣に関してニット製かぶり 型の脱衣,前あき(留め具:ボタン)の着衣を観察して おり₁₁), ₅ 歳児の着脱パターンを基に対象児の動作を分 類した.下衣の着脱時の体位は,「座位」,「つかまる」, 「立位」に分類して割合を求めた.
3.結果と考察
上衣を中心に対象者が脱衣した衣服を服種ごとに集計 した結果を表 ₁ に示す.ブラウスとワンピース,ポロ シャツとカーディガンのように重ねて着用する対象児が いるため,観察者数と各服種の合計は一致しない.なお, ₆ 月①~ ₉ 月②にセーター,ベスト,カーディガンを着 用していないため脱衣した対象児はなく, ₁ 月①~ ₂ 月 表 1 脱衣した服種と人数 ₆ 月 ₆ 月 ₆ 月 ₉ 月 ₉ 月 ₁₀月 ₁₀月 ₁₁月 ₁₁月 ₁₂月 ₁₂月 ₁ 月 ₁ 月 ₂ 月 ₂ 月 ① ② ③ ① ② ① ② ① ② ① ② ① ② ① ② 観察者数 ₂₀ ₂₀ ₁₉ ₁₉ ₁₇ ₁₇ ₁₉ ₂₀ ₁₉ ₂₀ ₁₈ ₂₀ ₁₇ ₁₉ ₁₉ ポロシャツ・ カットソー ₁₄ ₁₄ ₁₅ ₁₃ ₁₃ ₉ ₉ ₇ ₅ ₁₀ ₆ ― ― ― ― ブラウス ₂ ₀ ₂ ₂ ₃ ₅ ₆ ₇ ₇ ₅ ₂ ― ― ― ― セーター ― ― ― ― ― ₀ ₀ ₁ ₃ ₂ ₃ ₁ ₅ ₂ ₁ ベスト ― ― ― ― ― ₄ ₂ ₈ ₄ ₃ ₄ ₃ ₃ ₂ ₂ カーディガン ― ― ― ― ― ₄ ₁ ₆ ₉ ₇ ₆ ₁₄ ₁₀ ₁₂ ₁₀ ワンピース (女児のみ) ₄ ₆ ₃ ₅ ₂ ₃ ₅ ₃ ₂ ₆ ₂ ₂ ₂ ₂ ₃ ※「―」:脱衣なし(206) ₂₂ ②は内衣(ポロシャツ・カットソー,ブラウス)の脱衣 は行っていなかった. (1)対象児に対する保育者の援助の割合および内容 1)保育者の援助の割合 対象児は脱衣時,着衣時のほか,たたむ等の場面にお いて保育者から援助を受けていたが,ここでは脱衣時と 着衣時に着目して援助の割合を算出した.脱衣中,ある いは着衣中に ₁ 度でも援助を受けた場合には援助ありと して集計したため,援助を受けた回数は考慮していない. 観察日ごとの脱衣と着衣に対する援助を受けた幼児の割 合を図 ₁ に示す.脱衣に対する援助の割合は, ₆ 月から ₁₀月は約₃₀~₅₀%,₁₁月,₁₂月は₂₀~₄₀%, ₁ 月, ₂ 月 は ₅ ~₂₀%と減少しているが,表 ₁ に示した通り,内衣 を脱がない等,季節によって脱衣する服種が変化するこ とが影響したと考えられる.着衣に対しては観察期間を 通して₁₀~₅₀%の対象児が援助を受けており,観察期間 内における援助の割合の変化に傾向は見られなかった. 全₁₅回の観察日のうち, ₈ 回は脱衣の方が援助を受けて いる.脱衣は着衣よりも習得が早いと報告されている₆)₇) が,本調査の結果からは脱衣に対しても一定の援助が必 要であることが示された. さらに,脱衣と着衣において援助を受けた割合を月齢 および男女別に集計した結果を図 ₂ ,図 ₃ に示す.月齢 は ₄ 月~ ₉ 月生まれ₁₁名(男児 ₅ 名,女児 ₆ 名)を前半, ₁₀月~ ₃ 月生まれ ₉ 名(男児 ₅ 名,女児 ₄ 名)を後半と して集計した.月齢別にみると後半生まれはいずれの観 察日も約₄₀~₈₀%が援助を受けており,前半よりも高い 割合であった.特に₁₀月,₁₁月は内衣が半袖から長袖へ と変化し,ベストやカーディガンの着用も始まったこと から,月齢による差が大きいと推察される.男女別にみ ると ₆ 月~₁₂月は男児の方が援助を受ける割合が高いが, ₁ 月~ ₂ 月になると男女間で割合の差は少なくなる.し たがって, ₃ 歳児では保育者から援助を受ける割合は月 齢や性別の影響を受けるが,男女差は次第に小さくなる ことが示唆された.以降の解析は全体の結果を一括して ₃ 歳児の特徴を分析する. 2)援助の内容 ①脱衣に対する援助 脱衣に対する保育者の援助は,「腕や頭を抜く」,「下衣 から上衣を出す(下衣にしまっている上衣を出す)」,「留 め具をはずす」,「下衣を脱がせる」の ₄ つに分類できた. 図 ₄ に観察期間中の援助の割合を示す.最も多く見られ たのは「腕や頭を抜く」であった. ₁ 月以降,「腕や頭を 抜く」に対する援助が減少したのは内衣の上に園内服を 着衣したため脱衣の機会が少ないことが影響したといえ る.「腕や頭を抜く」は,気温が高く汗をかいていた日 (観察日: ₉ 月②)や半袖から長袖,セーターやベストの 図 1 脱衣,着衣における援助の割合 図1 脱衣,着衣における援助の割合 0 20 40 60 80 100 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 脱衣 着衣 (%) 図2 援助を受けた幼児の割合(月齢別) 0 20 40 60 80 100 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 前半生まれ(4~9月) 後半生まれ(10月~3月) (%) 図 2 援助を受けた幼児の割合(月齢別) 図 3 援助を受けた幼児の割合(男女別) 0 20 40 60 80 100 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 男児 女児 (%)
(207) ₂₃ 着用の開始等の着用する衣服が変化する時期(観察日: ₁₀月①~₁₂月②),ゆとり量の少ない衣服を着用している 場合に行われていた. ₃ 歳児にとって内衣のようにニッ ト製であってもゆとり量の少ない衣服の腕や頭を抜く動 作は難しいといえる.岡田₁₂)は,高齢者服設計のために かぶり型衣服について検討する中で高齢者は若年者より も腕を抜く際のゆとり量を必要とすることを明らかにし ている.したがって,身体機能が発達の途中,あるいは 低下した段階において「抜く」動作は難度が高いと推察 される.その他の援助である「留め具をはずす」や「下 衣から上衣を出す」,「下衣を脱がせる」は,動作の援助 に加えて対象児に動作への取り掛かりを促す役割も果た していた. ②着衣に対する援助 着衣に対する援助は,「はおらせる」,「上衣を整える」, 「ボタンをかける・かけ直す」,「ズボンに足を通す」の ₄ つに分類できた.観察期間中の援助の割合を図 ₅ に示す. 「はおらせる」は観察期間を通じて援助が行われているこ とが分かる.前あき上衣の着衣においてはおる動作は難 しいと推察される.「ボタンをかける」動作に対する援助 も見られたが,脱衣と同様に対象児がボタンかけに取り 掛かることを促すために保育者が第一ボタンをかける場 面が多かった. (2)上衣の着脱における動作パターン 脱衣ではポロシャツおよびカットソー,カーディガン, ベストの動作パターンより,服種別に動作の特徴を捉え た.着衣は「はおる」動作のパターン化と動作時の保育 者の援助の方法より「はおる」動作の習得に関わる身体 能力等について考察した. 1)服種別にみた脱衣の方法 ①ポロシャツおよびカットソー ₅ 歳児のかぶり型衣服の脱衣パターンは,先行研究に より図 ₆ に示す通り「腕から抜く型」,「裾を持ち上げる 型」,「首元から抜く型」に分類できた₁₁).「腕から抜く型 ①」は片方の腕を抜いた後,他方の腕を抜いてから頭を 抜く方法,「腕から抜く型②」は片方の腕を抜いた後に頭 を抜いてから他方の腕を抜く方法である.この結果を基 に ₃ 歳児のポロシャツおよびカットソーを着用している 対象児の脱衣パターンを分類する.内衣の脱衣を行って いた ₆ 月~₁₂月までの動作についてパターン分類した結 果を図 ₇ に示す.なお,半袖と長袖は一括して分析して いる. 図 ₇ の結果より,各観察日とも「腕から抜く型①」, 図 4 脱衣に対する援助の内容と割合 (%) 0 20 40 60 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 腕や頭を抜く 下衣から上衣を出す 留め具をはずす 下衣を脱がせる 図 5 着衣に対する援助の内容と割合 (%) 0 20 40 60 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② はおらせる 上衣を整える ボタンをかける・かけ直す ズボンに足を通す
(208) ₂₄ 「腕から抜く型②」のいずれかで脱衣する対象児が多いこ とが分かる. ₅ 歳児における体操着の脱衣パターンの観 察でも,「腕から抜く型①」が₆₆.₁%,「腕から抜く型②」 が₁₆.₁%であり,₈₀%以上は腕から脱衣していた₁₁).し たがって,かぶり型衣服の脱衣における「腕から抜く型」 は幼児期の特徴的な動作であるといえる. 観察日ごとに各パターンの人数をみると, ₉ 月の観察 では「裾を持ち上げる型」の人数が多かったのは,汗が 衣服にはりついて腕が抜けずに裾を持ち上げて腕や頭を 同時に抜いたためと考えられる.衣服の首元を持ち頭を 抜く「首元から抜く型」は各観察日とも観察数が最大で ₁ であり, ₃ 歳児ではあまり行われない方法であるとい える. さらに,各観察日の対象児ごとの脱衣パターンを表 ₂ に示す.網掛け部分は保育者の援助を受けて動作を行っ たことを示している.かぶり型衣服の脱衣を観察期間内 に行ったすべての対象児(₁₈名分)について観察回数の 多い順に示す.対象児ごとの動作パターンの観察回数を 集計し,最頻出の動作パターンの割合および援助を受け た割合を算出した.パターンの観察数をみると, ₃ 種の パターンが出現したのは ₂ 名(A,C), ₂ 種は ₉ 名(B, D,E,F,G,H,J,M,P), ₁ 種は ₇ 名(I,K,L, N,O,Q,R)である.対象児の半数以上は,複数の動 作パターンによって脱衣していることが分かる. ₃ 種の パターンが観察された対象児のうち,A は最頻出の動作 パターンの割合が最も低いことから動作が固定されてい ないといえる. ₉ 月②を「裾を持ち上げる型」で行って いるが,「腕から抜く型」での脱衣を試みたものの腕が抜 けなかったため裾に持ちかえて脱衣しており,さまざま なパターンを試している様子も観察された.A の援助を 受けた割合は₄₅.₅%であることから,援助を受けつつ動 作を習得している過程であると推察される.次に, ₂ 種 図 6 かぶり型上衣の脱衣パターン 図6 かぶり型上衣の脱衣パターン 腕から抜く型 裾を持ち上げる型 首元から抜く型 腕から抜く型② 腕から抜く型① 図 7 ポロシャツおよびカットソーの脱衣パターンおよび人数 0 2 4 6 8 10 12 14 16 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 首元から抜く型 裾を持ち上げる型 腕から抜く型② 腕から抜く型① (人)
(209) ₂₅ の動作パターンで行った対象児をみると,どちらかの動 作パターンが多く観察されており,おおよそ動作パター ンが定まっているといえる.さらに,動作パターンが ₁ 種の対象児である I は ₈ 回の観察日の中で援助は全く受 けていない.したがって,動作を習得すると動作パター ンが定まることが示唆された.一方で,M は観察当初よ り「腕から抜く型①」で脱衣していたが,₁₂月①のみ 「腕から抜く型②」で行っている.片方の腕を抜いた後, 他方の腕が抜けなかったために「腕から抜く型①」から 「腕から抜く型②」に変更して脱衣していた.脱衣する方 法を模索しながら動作を行う様子が観察された. 以上より, ₃ 歳児では動作のパターンを模索しながら 動作を習得する段階であると推察される. ②カーディガン 前あき衣服の脱衣例としてカーディガンの動作パター ンと人数を図 ₈ に示す.「背面で腕を抜く」,「肘を引く」, 「前面で腕を抜く」,「腕から抜く型①」,「頭上で袖を引っ 張る」の ₅ パターンが観察された.図 ₈ より,「背面で腕 を抜く」,「肘を引く」のいずれかの方法が多いことが分 かる.「背面で腕を抜く」はボタンを外してから背中側で 腕を抜く方法であり,成人のブラウスの脱衣で多く観察 されるパターンである₁₃).「肘を引く」は,片方の肘を体 側に曲げて(この時,他方の手で袖口を持つ)腕を抜い てから他方の腕を抜く方法で,かぶり型衣服の「腕から 表 2 対象児ごとのかぶり型衣服の脱衣パターンと援助 対象児 ₆ 月 ₆ 月 ₆ 月 ₉ 月 ₉ 月 ₁₀月 ₁₀月 ₁₁月 ₁₁月 ₁₂月 ₁₂月 動作パターンの観察数 動作パターン最頻出の の割合 援助を 受けた 割合 ① ② ③ ① ② ① ② ① ② ① ② 観察回数 腕① 腕② 裾 首元 A 腕① 腕② 腕② 腕② 裾 腕② 裾 腕① 腕① 腕① 腕① ₁₁ ₅ ₄ ₂ ₀ ₄₅.₅ ₄₅.₅ B 腕① 腕② 腕② 腕② 腕② 腕① 腕② 腕② 腕② 腕② 腕② ₁₁ ₂ ₉ ₀ ₀ ₈₁.₈ ₂₇.₃ C 首元 腕① 首元 首元 腕① ― 首元 首元 腕① 腕② 首元 ₁₀ ₃ ₁ ₀ ₆ ₆₀.₀ ₆₀.₀ D 腕① 腕① 腕① 裾 腕① 腕① ― 腕① 腕① 腕① 腕① ₁₀ ₉ ₀ ₁ ₀ ₉₀.₀ ₄₀.₀ E 腕① 腕① 腕① 腕② 腕① 腕① 腕① 腕① ― 腕① ₉ ₈ ₁ ₀ ₀ ₈₈.₉ ₇₇.₈ F 腕① 腕① 腕① 腕② 腕① ― 腕① 腕① 腕② 腕② ― ₉ ₆ ₃ ₀ ₀ ₆₆.₇ ₆₆.₇ G 腕① 腕① 腕① 腕① 腕① ― 腕① ― ― 腕② 腕② ₈ ₆ ₂ ₀ ₀ ₇₅.₀ ₇₅.₀ H 腕① 腕① 腕① 裾 裾 腕① 裾 ― 腕① ― ― ₈ ₅ ₀ ₃ ₀ ₆₂.₅ ₃₇.₅ I 腕① 腕① 腕① 腕① 腕① ― 腕① ― ― 腕① 腕① ₈ ₈ ₀ ₀ ₀ ₁₀₀.₀ ₀.₀ J 腕② 裾 裾 裾 裾 裾 裾 ― ― ― ― ₇ ₀ ₁ ₆ ₀ ₈₅.₇ ₁₄.₃ K 裾 裾 裾 裾 裾 ― ― 裾 ― ― ― ₆ ₀ ₀ ₆ ₀ ₁₀₀.₀ ₃₃.₃ L 腕① 腕① 腕① 腕① ― 腕① ― ― ― ― ― ₅ ₅ ₀ ₀ ₀ ₁₀₀.₀ ₄₀.₀ M 腕① 腕① ― 腕① ― 腕① ― ― ― 腕② ― ₅ ₄ ₁ ₀ ₀ ₈₀.₀ ₀.₀ N ― ― 裾 ― 裾 ― 裾 ― ― ― ― ₃ ₀ ₀ ₃ ₀ ₁₀₀.₀ ₀.₀ O 腕① ― 腕① ― ― 腕① ― ― ― ― ― ₃ ₃ ₀ ₀ ₀ ₁₀₀.₀ ₀.₀ P ― 腕① ― ― 腕② ― ― ― ― ― ― ₂ ₁ ₁ ₀ ₀ ₅₀.₀ ₁₀₀.₀ Q ― ― 腕① ― ― ― ― ― ― ― ― ₁ ₁ ₀ ₀ ₀ ₁₀₀.₀ ₀.₀ R ― ― ― ― ― ― ― ― ― 裾 ― ₁ ₀ ₀ ₁ ₀ ₁₀₀.₀ ₀.₀ ※「―」:脱衣なし ※網掛け:保育者の援助あり ※「腕から抜く型①」→腕①,「腕から抜く型②」→腕②,「裾を持ち上げる型」→裾,「首元から抜く型」→首元 図 8 カーディガンの脱衣パターンおよび人数 (人) 0 2 4 6 8 10 12 14 16 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 頭上で袖を引っ張る 腕から抜く型① 前面で腕を抜く 肘を引く 背面で腕を抜く
(210) ₂₆ 抜く型」の動作と類似する方法である.カーディガンが すべりにくいため,袖を抜く際に「肘を引く」方法で行 うと推察される. さらに,観察数は少ないものの,衣服を背中側から頭 上を通して胸側に持ってきてから腕を抜く「前面で腕を 抜く」が観察された.「前面で腕を抜く」動作を試みたが 衣服を背中側から胸側に移動させることができずに背中 側に衣服を戻して腕を抜く対象児もいたため,胸側の方 が腕を抜く動作をしやすい幼児もいると考えられる.そ の他,ボタンを外さないでかぶり型衣服と同様に「腕か ら抜く型①」や頭上で他方の袖を持って抜く「頭上で袖 を引っ張る」動作が観察された. 以上の観察結果より,前あき衣服の脱衣において,伸 縮性のある衣服でもすべりにくい場合には肘を引いて脱 衣する方法で行い,さらに観察数は少ないものの衣服を 胸側に移動させてから脱衣する様子が観察された.特に 目で見て確認できない背中側での動作は難しく,さまざ まな動作を行いながら腕を抜く動作を習得していくこと が示唆された. ③ベスト ベストの動作パターンを図 ₉ に示す.「腕から抜く型 ①」,「腕から抜く型②」の方法で脱衣する人数が多い. 腕を抜く動作には ₂ 種類見られ,「肘を曲げる」と「手を 脇に入れる」のパターンがあった(図₁₀).腕を抜く際の 動作として,肘を曲げて腕を抜くよりも手を脇に入れる ほうが動作のイメージを掴みやすい幼児がいると推察さ れる. 2)前あき上衣の着衣の特徴 ①動作のプロセス 着衣のパターンは大きく ₂ つに分けられ,左右いずれ かの手から袖を通すパターンと衣服を背中にかぶせてか ら袖を通すパターンが見られた.着衣のプロセスをみる と衣服の形態を確認する動作として,机や床に衣服を広 げて形態を確認する,机や床に衣服を広げて置いてそこ に腕を通す,衣服を持って形態を確認する様子が観察さ れた.衣服の形態を確認してから動作を開始することが ₃ 歳児の特徴であるといえる.誤った着衣方法の事例と して,前後を逆にはおる(あきの部分が背中側になる) 様子が園生活で着替えを開始した直後の ₆ 月,上下を逆 にはおる動作が長袖へと切り替わった₁₀月に観察された. ₃ 歳児にとって衣服の形態を目で見て理解し動作につな げることが難しい場合もあると推察される. ②着衣と保育者の援助の関わり 着衣動作のプロセスより,着衣の際には衣服の形態を 確認した上ではおることが示唆された.そこで,園内服 である前あきスモックの着衣における援助内容のうち, 「はおらせる」をさらに「A:保育者が着させる」,「B: 保育者が広げて持っているところに対象児が腕を通す」, 「C:(対象児が片方の腕を通した後)保育者が他方の腕 を通す」の ₃ 種に分けて,観察数を集計したものを表 ₃ に示す.「A」は,対象児が集中できない場合等に保育者 が対象児に上衣をはおらせる援助である.「B」は,保育 者が広げて持つことで対象児は目で形態を確認してから 腕を通し始めており,衣服の形態と幼児自身の身体の関 係性の理解が促されると考えられる.「C」は,片方の腕 に袖を通した後,身体をひねりながら他方の腕に袖(夏 季はアームホール)を通そうとする場面や背中側で衣服 をわたす際に衣服がねじれる場面で行われおり,保育者 の援助によって背中側での動作のイメージを作っていく と推察される.援助がない場合でも繰り返し袖を探す動 図10 腕を抜く動作のパターン 肘を曲げる 手を脇に入れる 図10 腕を抜く動作のパターン 図 9 ベストの脱衣パターンおよび人数 (人) 0 2 4 6 8 10 12 14 16 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 首元から抜く型 裾を持ち上げる型 腕から抜く型② 腕から抜く型①
(211) ₂₇ 作や身体をねじりながら他方の袖を探す様子も観察され た.「C」は,動作の援助を通じて衣服の形態の理解を促 しているといえる.以上より,対象児は衣服の形態とは おる動作を関連させて着衣する段階であり,保育者は背 中側での動作に対して援助を行っているといえる. はおる動作は,目で確認できない背中側で動作を含む ため,動作の習得には衣服の形態と自分の身体のイメー ジを一致させる必要がある.観察結果より,保育者は背 中側での動作に対して援助を行っていることが明らかに なった.はおる動作の練習には伸縮性のある衣服を推奨 している場合もあるが₁₄),伸縮性の少ない衣服によって 基本的な動作を習得することも有効であると考える.幼 児が自分の身体を認識する過程と着脱の習得の関連につ いては今後の検討課題である. 3)下衣の着脱時の体位 下衣の着脱を立位で行う場合には動作のプロセスにお いて片足立ちになるため,全身を使う運動能力の発達と 関連すると考えられる.幼児期運動指針によると運動能 力は,走るなどの「移動系動作」,投げるなどの「操作系 動作」,片足で立つなどの「平衡系動作」に分類される が₁₅),下衣の着脱には体のバランスをとる動きである平 衡系動作と関連すると推察される.平衡系動作に関して, ₂ ~ ₃ 歳で片足立ちができ, ₃ ~ ₄ 歳でスキップするこ とができるといわれている₁₆).そこで,下衣について着 脱時の体位の観察を行い,平衡系動作の発達との関連を 考察する. 体位は「座位」,「つかまる」,「立位」に分類できた. 脱衣,着衣の体位を集計した結果を図₁₁-₁,図₁₁-₂に示 す.「つかまる」は机や保育者に手をかける様子を指し, 「座位」から「立位」への移行時期にみられた. 脱衣時の体位は机や保育者につかまりながら行う様子 が最も多く観察された.「立位」は ₉ 月以降に観察され, 約₂₀%は机や保育者の支えを必要としないで脱衣してい た.着衣時の体位は,脱衣に比べると「つかまる」,「立 位」の割合が低く,観察期間を通じて₅₀%以上が「座位」 であった.着衣を立位で行う場合は,下衣のウエスト部 分を持ちながら片足立ちで下肢をズボンに入れるため, 脱衣に比べると立位での動作は難しいと推察される.着 衣時の「つかまる」と「立位」を合わせた割合は ₆ 月か ら₁₁月にかけて増加しており,座位からつかまる,立位 へと変化する対象児も観察された. 以上より, ₃ 歳児における下衣の着脱時の体位は座位 から立位へと発達しているといえる. ₂ ~ ₃ 歳で片足立 ちができるようになるといわれており,平衡系動作の発 達が着脱に影響を与えると推察される. 以上の観察結果より,脱衣の動作パターンは,いずれ の服種も多様なパターンが出現していたことから, ₃ 歳 児は様々な動作を行いながら動作を習得している段階で あると推察される.幼児期の運動を捉える上で,合理的 な動きができるようになることは「動きの洗練化」とい われている₁₅).かぶり型衣服の脱衣では多様なパターン が観察されるとともに動作を習得した対象者は動作パ ターンが定まっていたことから,「動きの洗練化」の過程 を動作パターンより捉えることができたといえる.さら に,「はおる」動作に対する保育者の援助や伸縮性のある 前あき衣服の脱衣の観察より,幼児にとって目で確認で きない背中側での動作は難しいことが示唆された.衣服 表 3 はおる動作に対する援助の内容と人数 援助 ₆ 月 ₆ 月 ₆ 月 ₉ 月 ₉ 月 ₁₀月 ₁₀月 ₁₁月 ₁₁月 ₁₂月 ₁₂月 ₁ 月 ₁ 月 ₂ 月 ₂ 月 合計① ② ③ ① ② ① ② ① ② ① ② ① ② ① ② A ₀ ₂ ₁ ₂ ₀ ₁ ₀ ₁ ₃ ₀ ₁ ₂ ₁ ₀ ₂ ₁₆ B ₃ ₄ ₀ ₃ ₄ ₅ ₆ ₂ ₂ ₅ ₂ ₁ ₂ ₁ ₂ ₄₂ C ₂ ₄ ₂ ₀ ₁ ₁ ₁ ₀ ₀ ₀ ₂ ₄ ₄ ₁ ₀ ₂₂ A:保育者が着させる B:保育者が広げて持っているところに対象児が腕を通す C:(対象児が片方の腕を通した後)保育者が他方の腕を通す 図11-1 下衣の脱衣時の体位 図11-2 下衣の着衣時の体位 0% 20% 40% 60% 80% 100% 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 立位 つかまる 座位 0% 20% 40% 60% 80% 100% 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 立位 つかまる 座位 (%) (%) 図11-1 下衣の脱衣時の体位 図11-2 下衣の着衣時の体位 0 20 40 60 80 100 6月 ① 6月 ② 6月 ③ 9月 ① 9月 ② 10月 ① 10月 ② 11月 ① 11月 ② 12月 ① 12月 ② 1月 ① 1月 ② 2月 ① 2月 ② 立位 つかまる 座位 (%)
(212) ₂₈ の形態と自分の身体の関係性を認識している段階である と推察される.動作の習得の過程を示したことは,何ら かの疾患により動作が制限される場合の着脱の習得援 助・支援にもつながると考える. 本研究では,幼児期の着脱は運動能力や身体を認識す る能力の発達と関連しながら習得していることを観察よ り示すことができた.服種によって動作の特徴が異なる ことから,様々な服種を着脱する機会を持ち,幼児自身 が着脱方法を模索することが重要であるといえる.
4.まとめ
₃ 歳児クラス₂₀名を対象として ₉ ヶ月間に₁₅回の着脱 の観察を行い,保育者の援助の程度,着脱パターンより 動作の特徴を考察した.明らかになったことを以下に示 す. (₁) 保育者の援助の割合より,脱衣では主に「腕や頭を 抜く」,着衣では「はおらせる」に対して援助が行わ れており, ₃ 歳児にとっては難しい動作であること が示唆された. (₂) 上衣の脱衣をパターンに分類したところ,かぶり型 衣服(ポロシャツ・カットソー)には,腕から抜く という特徴がみられた.前あき衣服(カーディガン) では背中側で腕を抜く場合が多いが,かぶり型と同 様に最初に腕を抜く動作を行う対象児もいた.また, 少数ではあったが,前あき衣服の腕を抜く動作を背 中側ではなく胸側で行う例や,ベストの脱衣におい て手を脇に入れる例が観察された.脱衣しやすい動 作を模索しながら動作を行っていると推察される. (₃) 上衣の着衣におけるはおる動作の過程では,衣服の 形態を確認してから動作を開始する様子が観察され たことから,形態の確認の理解ははおる動作を習得 する上で重要な過程であるといえる. (₄) 下衣の着脱の体位は,「立位」,「つかまる」,「座位」 に分類できた.観察期間中に「座位」から「つかま る」,「立位」へと変化しており,体位には全身を使 う運動能力のうち平衡系動作の発達が影響している と推察される.謝 辞
調査にご協力いただきました幼稚園の皆様,埼玉大学 教育学部卒業生時田英理子様に感謝申し上げます.付 記
本研究は,「国立大学法人埼玉大学におけるヒトを対象 とする研究に関する倫理規則」に基づき承認されている (承認番号 H₂₈-E-₂).また,研究の一部は日本家政学会 第₆₉回および第₇₀回大会において発表した.引 用 文 献
₁) Frankenburg, W. K.デンバー発達判定法(原著名: DenverⅡ). ₂ 版.公益社団法人日本小児保険協会訳. 日本小児医事出版社,₂₀₀₉, ₄₈-₅₄. ₂) 津守真,稲毛教子.増補乳幼児精神発達診断法― ₀ 才 ~ ₃ 才まで―.増補版第 ₉ 刷.大日本図書,₂₀₁₃. ₃) 津守真,磯部景子.乳幼児精神発達診断法― ₃ 才~ ₇ 才まで―.第₃₁刷.大日本図書,₂₀₁₅. ₄) 遠城寺宗徳.遠城寺式・乳幼児分析的発達検査法[九 州大学小児科改訂新装版].第 ₄ 刷.慶應義塾大学出版 会,₂₀₁₅. ₅) 一般財団法人田中教育研究所.TK 式幼児発達検査手引. 田研出版,₁₉₈₀. ₆) 岡田宣子,鐸木夏実.子どもの着衣行動の発達からみ た快適衣服設計.家政誌.₂₀₁₃, Vol. ₆₄, ₆₂₃-₆₃₅. ₇) 谷田貝公昭,高橋弥生.基本的生活習慣の発達基準に 関する研究.目白大学短期大学部紀要.₂₀₀₈, Vol. ₄₅, ₆₇-₈₁.₈) Inomata, M.; Simizu, K. Abirity of Young Children to Bot-tonand Unbotton Clothes. J. Human Ergol.. ₁₉₉₁, Vol. ₂₀, ₂₄₉-₂₅₅. ₉) 岡田宣子.子供のボタンのかけはずし行動からみたし つけ服の設計.家政誌.₁₉₉₆, Vol. ₄₇, ₇₀₁-₇₁₀. ₁₀) 甲賀崇史,根ヶ山光一.保育所のテラスにおける幼児 の靴履き行動の発達的検討.幼児学研究.₂₀₁₇, Vol. ₅₅, ₅₂-₁₆₇. ₁₁) 高橋美登梨.動作パターンからみた ₅ 歳児の着脱の特 徴.目白大学総合科学研究.₂₀₁₇, Vol. ₁₃, ₁₀₇-₁₁₆. ₁₂) 岡田宣子,渡部旬子.高齢者服設計のための基礎的研 究―腕ぬき・腕入れ動作に対応したかぶり式上衣服の 設計―.家政誌.₂₀₀₈, Vol. ₅₉, ₈₇-₉₈. ₁₃) 佐藤悦子,小林茂雄.ブラウスの明きが着脱動作と官 能評価におよぼす影響.家政誌.₂₀₀₀, Vol. ₅₁, ₆₅-₇₅. ₁₄) 鴨下賢一編.苦手が「できる」にかわる!発達が気に なる子への生活動作の教え方.中央法規出版,₂₀₁₃, ₆₀-₆₁. ₁₅) 日本発育発達学会.幼児期運動指針実践ガイド.杏林 書院,₂₀₁₄, ₇-₉. ₁₆) Winnick, J. P.子どもの発達と運動教育.小林芳文,永 松裕希,七木田敦,宮原資英訳.大修館書店,₁₉₉₂, ₅₇-₆₂.
(213) ₂₉