H27年度政府総合防災訓練時における
大規模地震時医療活動訓練
衛星通信デモ実施報告
2015年9月1日
手動捕捉型可搬局 (日本アンテナ製 ) 自動捕捉型可搬局 (三菱電機製 ) 手動捕捉型可搬局(東芝製) 自動捕捉型車載局(日本無線製) 東京女子医科大東医療センター 有明の丘 羽田空港 自衛隊中央病院 護衛艦いずも H27年度政府総合防災訓練時における 大規模地震時医療活動訓練・衛星通信設備配置図
9・1訓練 羽田SCU
スカパーJSAT
法人事業部 木村護
サービス技術部 中里真一
羽田SCU 概況
【車載局について】 アンテナ設置から方向調整(衛星捕捉)まで1分40秒で完了。 →一方でBGAN、ワイドスターに関しては、受信できるまでに時間がかかり、本部が立ち上 がってから都庁に連絡するのに結構時間を有した。 【速度に関して】 EMIS接続:ワイドスター、携帯デザリングにて現在実施中。輻輳により速度遅い。 ExBirdは回線速度の点で最も使える回線として認知・評価された。訓練本番に利用。 (注)EMISが午前中に一時ダウンした。 担当DMATからはEMISダウンの原因はサーバーへの一時的な過負荷とのこと。 事前に通信サーバー増設し、アクセス回線も太束を用意しており、通信環境は問題ないも のの、サーバー側の負荷が一時期にアクセス集中によりダウン発生。 【まとめ】 ・各DMAT本部が立ち上がった際は、都庁に連絡する流れとなっており、都庁に固定アンテ ナ型の専用電話回線が必須と考えた。または外線接続も付けることも大事かと思った。 ・今回の訓練では管制センターからインターネット接続をしており、回線輻輳も考慮し、EMIS データセンタにアンテナを立てて直接通信をすることが重要だと感じた。 ↑上記の構想については、訓練時でも同様にDMAT事務局の方からも強い要望を頂いた。9・1訓練 護衛艦いずも
スカパーJSAT
法人事業部 瀬尾 淳
サービス技術部 内山浩
H27年度 訓練:
東京港木材埠頭 DMAT訓練用通信設備概要
衛星回線 :スカパーJSAT株式会社 衛 星 車 :奈良先端科学技術大学院大学 ネットワーク処理: 〃 通信機器 :日本無線株式会社 護衛艦いずも 衛星車 インターネット HUB局 EMIS 護衛艦いずも 衛星車 DMAT 本部 衛星 25GHz帯小電力データ通信装置 ※第二甲板デッキに設置護衛艦いずも 概況
【車載局について】 アンテナ設置から方向調整(衛星捕捉)まで問題なく完了。いずも乗員の方々も高い関心を示していた。 【25G回線について】 アンテナ設置から方向調整まで問題なく完了。 →手動でスコープを使いながら目視で指向する。20分くらいの所要時間。 【速度に関して】 インターネット上のスピード測定サイト(http://www.musen-lan.com/speed/)で、ダウンロードスピードがSJC環 境で200kbps、NAIST環境で10kbpsと測定され、VPNによる影響が多いものと推測。(SJC環境:訓練日にNAIST のWiFi環境が不調になったのを受けて、バックアップとして自動UAT系のインターネットアクセスのみでWiFi環 境を構築している。) EMISの利用では低速ながら安定していた。 Thuraya IPの利用もあったが、最終的にNAIST環境で訓練は実施。 【Skypeに関して】 Skypeの利用では、SJCのWiFi環境を利用し、SMSは違和感無く、ファイルのアップロードもエラーなど無く利用 できた。岩手医科大学との通話試験も問題なく、TV会議も低レートの荒れた映像ながら行えた。羽田->いずも の搬送情報伝達をSkypeの音声通話で行った。 【まとめ】 DMATのいずも通信担当末永氏は田治先生と協力しつつほとんど全ての通信環境を構築していた。 BGAN、Thurayaに比較して安定性、速度に優れたSJC・NAIST手配の回線について本線として利用された。 利用上の支障はなかった模様。 NAISTの構成するSDNは不安定要素だったが、訓練開始後は障害要因とならずに最後まで利用可能だった。 (以上、社内報告版。対外報告のFINAL版は「いずも」衛星通信報告書【FINAL】.docを参照。)9・1訓練 有明の丘
スカパーJSAT
法人事業部 長塚 俊英・ドニ ジャヌアル・安田 明
サービス技術部 山本 泰史
ExBirdインターネット接続を
利用している風景
ExBirdでTV会議(CiscoWebEX http://www.webex.co.jp/))に接続。
災害医療関係者のコメントは、「音声遅延やゆらぎもなく十分使え る」。
有明の丘 概況
【可搬局について】 ・アンテナ径は75cm相当。 ・アンテナ、フレーム、三脚が一体化しており面倒な組み立てが不要。 ・固定はネジを使用せずレバーでの設置より水平の調整も簡単。 ・アンテナの設置場所へ運びこみ、衛星捕捉まで約5分で完了。 【速度に関して】 ・EMIS接続:問題なく接続。 ・DMATアプリのCiscoWebEX(TV会議アプリ)利用:問題なく接続。 【まとめ】 ・アンテナ設置も簡単、雨のなかでの運用であったが問題なし。 ・DMAT隊員でのアンテナ設営までは実施できず。アプリ利用のみ。 ・ExBirdのインターネット接続、音声接続も問題なし。TV会議アプリも遅延などの感じもなし。 ・屋外での利用であったが、音声接続のTELのスピーカ音、PCのTV会議利用時のスピーカ 音も問題なし。 ・IDUの置き場に注意が必要。降雨時は直接ぬれない工夫が必要。9・1訓練 自衛隊中央病院
スカパーJSAT
法人事業部 小坂 弘史
サービス技術部 濱崎 徹夫
アンテナ設備(収容時)
三菱可搬は以下物品で構成 ・アンテナ本体 ・アンテナ制御装置 ・電源装置 ・ケーブル ・HX200 →可搬だが、結構な物量あり。設営開始~完成
・アンテナはDMAT会議室隣接の 低層階建物に設置
・病院職員のご協力でLANを架空 配線