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2017World Baseball Classic各国代表ガイド

スプリッター[臨時]

2017

Mar.

No.001

http://blog.livedoor.jp/samuraistripe

1

(2)

2

各国代表紹介ページの

【見方&解説】

代表メンバー一覧&昨シーズン成績

●投打は打/投の順で表示。Rは右、Lは左、B

は両利き

●投手は、 WAR/出場試合数/勝敗/セーブ数

/防御率(ERA)/FIPを記載。

●打者はWAR/出場試合数/打率/本塁打/盗

塁/OPS/守備指標を記載。

●WARは、MLB選手はFangraphs版を、NPB選

手はDelta社版、韓国KBO選手はSTATIZの指

標を表示。

●守備指標は、MLB選手はDRS(Fangraphs)、

NPB選手はDelta社、韓国KBO選手はSTATIZの

守備RAAを使用。

TEAM DATA

●年俸は今季年俸情報が無い選手は

2016年シーズンを参照。

●マイナーリーガーの年俸は、AAA級で12

万ドル、AA級以下は1万ドルを目安に試

算。尚、為替は1ドル115円換算。

各種データ

●GB/FBデータは、MLB選手はFangraphs

サイトからGB/FBデータを使用。NPB選手

はDelta社データ。

●GB/FBデータが無い選手には、以下の

近似式にてGO/AO指標から推定(※)

GB/FB≒1.156×GO/AO+0.046

(3)

大韓民国

Korea

POOL A

前回WBCの雪辱を誓うプレミア12王者

前回WBCではオランダに1敗し、得失点差の関係でま

さかの1次ラウンド敗退となった。その後2015年プレミ

ア12では初代チャンピオンに輝いたが、不思議と今回

の韓国代表の前評判は高くない。それは日本にも共通

している課題ですが、メジャーリーガーの相次ぐ辞退に

よるものかと考えられます。ですが代表のメンバーを見

ると、それは過小評価し過ぎな感じがあります。まず先

発投手で言えば、近年、すっかり打高投低になってし

まった韓国プロ野球(以下KBO)において、しっかりした

成績を収めている面子が揃いました。張元準(SP/斗山

ベアーズ)、梁玹種(SP/起亜タイガーズ)辺りが軸とな

監督 金寅植(経験値 5.0)

年棒総額

1820万

21億

TEAM DATA

平均年齢30.0歳は大会参加国中2番目。1990年代生まれの選手数は、日本代

表が10名に対して、韓国代表は4名。東京オリンピックや次のWBCに向けては、世

代交代が、今以上に急務となりそうだ。

平均年齢

30.0

人口

5106万

’06 ベスト4

’09 準優勝

’13 1次ラウンド敗退

WBSC Rank 3位

る。抑えは唯一のメジャーリーガー呉昇桓(CL/カージ

ナルス)が構えており、8回まで繋げば勝ちが見えてきま

す。投手陣は、アンダースロー、サイドスロー、左右のバ

ランスなど多様なタイプを揃えており、名将 金寅植(キ

ム・インシク)監督の采配が発揮されそうだ。

野手はもっと手強い。メジャーより出場機会を選んだ李

大浩(1B/ロッテジャイアンツ)、千葉ロッテで活躍した

金泰均(1B/ハンファイーグルス)と日本でも活躍したメ

ンバーに加え、代表常連の李容圭(CF/ハンファイーグ

ルス)などもお馴染みの顔触れもいる。注目は、クリーン

ナップを担うと思われる崔炯宇(LF/起亜タイガーズ)。

打者有利とは言え、打率.376/OPS 1.118は脅威。

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR※ G W L SV ERA FIP

SP 張元準/チャン・ウォンジュン 斗山ベアーズ KBO L/L 5.7 27 15 6 0 3.32 4.76 SP 梁玹種/ヤン・ヒョンジョン 起亜タイガーズ KBO L/L 5.7 31 10 12 0 3.68 4.75 SP 禹奎珉/ウ・ギュミン サムソンライオンズ KBO R/R 0.8 28 6 11 0 4.91 5.35 SP 車雨燦/チャ・ウチャン LGツインズ KBO L/L 3.2 24 12 6 0 4.73 5.02 RP 沈昌珉/シム・チャンミン サムソンライオンズ KBO R/R 2.8 62 2 6 25 2.97 3.89 RP 朴熙洙/パク・ヒス SKワイバーンズ KBO L/L 1.9 51 4 5 26 3.29 4.69 CL 呉昇桓/オ・スンファン セントルイス・カージナルス MLB R/R 2.6 76 6 3 19 1.92 2.13 SP 李大恩/イ・デウン 警察野球団 NPB L/R -0.2 3 0 0 0 7.20 7.78 SP 張施皖/チャン・シファン KTウィズ KBO R/R -0.3 40 3 12 6 6.33 5.09 RP 林昌勇/イム・チャンヨン 起亜タイガーズ KBO R/R 0.9 34 3 3 15 4.37 4.16 RP 李賢承/イ・ヒョンスン 斗山ベアーズ KBO L/L 0.2 56 1 4 25 4.84 5.27 RP 元鐘玄/ウォン・ジョンヒョン NCダイノス KBO R/R 2.3 54 3 3 3 3.18 3.30 RP 林昶暋/イム・チャンミン NCダイノス KBO R/R 3.3 70 1 3 26 2.57 3.62

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR※ G AVG HR SB OPS 守備RAA

C 梁義智/ヤン・ウィジ 斗山ベアーズ KBO R/R 4.9 108 0.319 22 2 0.973 1 1B 李大浩/イ・デホ ロッテジャイアンツ MLB R/R 0.3 104 0.253 14 0 0.740 -3 2B 徐建昌/ソ・ゴンチャン ネクセンヒーローズ KBO L/R 4.5 140 0.325 7 26 0.847 0 3B 朴錫珉/パク・ソクミン NCダイノス KBO R/R 3.9 126 0.307 32 2 0.982 -11 SS 金宰鎬/キム・ジェホ 斗山ベアーズ KBO R/R 4.4 137 0.310 7 8 0.829 13 LF 崔炯宇/チェ・ヒョンウ 起亜タイガーズ KBO L/R 8.0 138 0.376 31 2 1.118 2 CF 李容圭/イ・ヨンギュ ハンファイーグルス KBO L/L 4.0 113 0.352 3 21 0.872 -4 RF 孫児葉/ソン・アソプ ロッテジャイアンツ KBO L/R 5.2 144 0.323 16 42 0.886 -2 DH 金泰均/キム・テギュン ハンファイーグルス KBO R/R 5.2 144 0.365 23 1 1.045 -3 C 金泰君/キム・テグン NCダイノス KBO R/R -0.4 134 0.232 1 0 0.579 4 2B 呉載元/オ・ジェウォン 斗山ベアーズ KBO L/R 1.8 122 0.272 5 13 0.714 4 3B 許敬民/ホ・ギョンミン 斗山ベアーズ KBO R/R 1.3 144 0.286 7 6 0.745 -7 SS 金河成/キム・ハソン ネクセンヒーローズ KBO R/R 3.8 144 0.281 20 28 0.835 0 RF 閔炳憲/ミン・ビョンホン 斗山ベアーズ KBO R/R 4.0 134 0.325 16 9 0.852 -1 RF 朴健祐/パク・コヌ 斗山ベアーズ KBO R/R 4.7 132 0.335 20 17 0.940 1

(4)

Defense】

まずKBOの成績は打高投低な分それを差し引いてみる

必要がある。昨季MLBに挑戦した金賢洙(オリオール

ズ)や朴炳鎬(ツインズ・マイナー)などの成績を見ると

KBO時代からOPSは約2割程度下がっている。打撃は

前項の李大浩,崔炯宇,金泰均に加え、朴錫珉(3B/NC

ダイノス)も長打力がある。尚、積極的に振ってくるイ

メージだが傾向としては待球傾向。懸念は昨季メジャー

で朴炳鎬が不振に陥ったように、海外の投手の投げる

速球への対応だろう。プレミア12で大谷や則本の速い

ストレートへの対応できていないように見えた。(尚、準

決勝 魔の9回で則本が打たれたのは全部変化球。)

打線が停滞した場合は機動力も武器になる。孫児葉

(RF/ロッテジャイアンツ)の42盗塁をはじめ、20盗塁以

上が4人以上メンバーに入っている。

Offence】

守備は韓国プロ野球データサイトSTATIZで公開されて

いる守備RAAという指標を見てみる。朴錫珉の守備に

不安があるが、金宰鎬(SS/斗山ベアーズ)が+13点

をマークしている。三遊間以外は、特に大きなプラスも

マイナスもない。

投手は各韓国球団のエースクラスが集まっているが、

先発は張元準、梁玹種、更には車雨燦(SP/ LGツイン

ズ)も左腕。右腕では李大恩(SP/韓国警察)がいるが、

調子があがらないのか練習試合でも結果が残せておら

ず、右腕不足な状態。韓国にはアンダースロー投手禹

奎珉(SP/サムソンライオンズ)や、元ヤクルトでサイドス

ローの林昌勇(RP/起亜タイガーズ)な色々なタイプは

いる。気になるのはFIPより防御率が低い点。今季は昨

(5)

オランダ

Netherlands

POOL A

豪華な内野陣と手薄な投手陣

前回ベスト4という結果は、欧州の野球代表チームに

とって快挙だったであろう。だが戦力を見てみると、メ

ジャーNo.1の守備力のA・シモンズ(SS/エンゼルス)

やサードでの起用が予想されるX・ボガーツ(SS/レッド

ソックス)、25本塁打のJ・スコープ(2B/オリオールズ)

らメジャーリーガーが勢揃いした豪華な内野陣と比べ、

監督 ヘンスリー・ミューレンス(経験値 4.5)

年棒総額

2880万

33億

TEAM DATA

野手に限ると平均年齢27.8歳と若いが、世代交代の遅れている投手陣の年齢は

高め。アトランタ五輪から参加を続けオランダ野球界を牽引してきたロビー・コルデマ

ンス(SP/アムステルダム)は、今大会最年長の42歳。

平均年齢

28.6

人口

1648万

’06 1次ラウンド敗退

’09 2次ラウンド敗退

’13 ベスト4

WBSC Rank 9位

投手陣があまりにもタレントが不足している。エースの

リック・バンデンハーグ(SP/福岡SBホークス)は、どの

強豪国も嫌がる存在だが、彼に続くタレントがいない。

ジャージェンスやマルティスなどのメジャー経験者もい

るが、現在の力では日本や韓国といった強豪相手にど

こまで我慢できるか心許ない。組合せに恵まれている

ので前回成績ベスト4に届く可能性もあるが、投手陣の

頑張り無くして達成は非常に難しい。

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP リック・バンデンハーク 福岡ソフトバンクホークス NPB R/R 1.7 13 7 3 0 3.84 3.54 SP ディエゴマー・マークウェル キュラソー・ネプチューンズ KNBSB L/L - 14 7 3 0 3.08 SP ジェイアー・ジャージェンス FA CPBL R/R - 17 6 7 0 5.38 -SP シャイロン・マルティス リンカーン・ソルトドッグス 独立L R/R - 24 9 8 0 3.33 -RP トム・ストイフバーゲン コレンドン・キンヘイム KNBSB R/R - 7 2 0 0 0.86 -RP* オーランド・イェンテマ キュラソー・ネプチューンズ KNBSB R/R - 13 10 1 0 1.20 -CL ローク・ファンミル キュラソー・ネプチューンズ KNBSB R/R - 17 2 0 8 1.69 -SP ラース・ハイヤー ホーフドロープ・パイオニアーズ KNBSB R/R - 14 10 2 0 1.19 -SP* マイク・ボルセンブローク レーゲンスブルク・レギオネーレ DBV R/R - 11 8 1 0 1.72 -SP JC・スルバラン FA AAA R/R - 11 2 6 0 7.69 -SP ジム・プロエガー HCAW KNBSB L/L - 14 6 5 0 3.00 -SP ロビー・コルデマンス L&Dアムステルダム・パイレーツ KNBSB R/R - - - -RP トム・デブロック L&Dアムステルダム・パイレーツ KNBSB R/R - 26 5 0 5 0.88 -Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G AVG HR SB OPS DRS/UZR

C ショーン・ザララーガ シンシナティ・レッズ AAA B/R - 19 0.167 0 0 0.435 -1B カート・スミス リンカーン・ソルトドッグス 独立L R/R - 82 0.331 17 0 0.951 -2B ジョナサン・スコープ ボルティモア・オリオールズ MLB R/R 2.0 162 0.267 25 1 0.752 -1 3B ザンダー・ボガーツ ボストン・レッドソックス MLB R/R 4.7 157 0.294 21 13 0.802 -SS アンドレルトン・シモンズ ロサンゼルス・エンゼルス MLB R/R 3.1 124 0.281 4 10 0.690 18 LF ジュリクソン・プロファー テキサス・レンジャーズ MLB B/R 0.4 90 0.239 5 2 0.660 2 CF ランドルフ・オドゥベル リンカーン・ソルトドッグス KNBSB R/L - 8 0.353 0 1 0.953 -RF ウラディミール・バレンティン 東京ヤクルトスワローズ NPB R/R 2.1 132 0.269 31 0 0.885 -8 DH/SS ディディ・グレゴリアス ニューヨーク・ヤンキース MLB L/R 2.7 153 0.276 20 7 0.751 -9 C ダシェンコ・リカルド リンカーン・ソルトドッグス KNBSB R/R - 25 0.404 2 1 0.990 -3B ドゥウェイン・ケンプ キュラソー・ネプチューンズ KNBSB B/R - 37 0.271 2 16 0.719 -3B ユレンデル・デカスター ティグレス・デル・チナンデガ FA R/R - - - -SS シャィロン・スコープ FA AAA R/R - 46 0.236 4 0 0.654 -SS ステイン・ヴァンダーミーア ヒューストン・アストロズ R L/R - 19 0.301 0 3 0.755 -LF カリアン・サムス FA 独立L R/R - 61 0.277 12 10 0.876 -予備投手枠(ラウンド終了後、*印の投手と入替え可能)

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP ケビン・ヘイエステク L&Dアムステルダム・パイレーツ KNBSB R/R - 7 5 1 0 1.80 -CL ケンリー・ジャンセン ロサンゼルス・ドジャース MLB B/R 3.2 71 3 2 47 1.83 1.44 RP ライアン・オドゥベル ボストン・レッドソックス R L/L - 16 6 1 1 2.43 -RP ネルメルソン・アンゲラ ニューヨーク・メッツ R L/L - 14 3 0 2 1.88 -RP ベリー・ファンドリール キュラソー・ネプチューンズ KNBSB R/R - 18 0 0 1 2.18 -RP ケビン・ケリー キュラソー・ネプチューンズ KNBSB R/R - 19 2 0 4 0.29 -SP ルベルリー・マヌエル FA FA R/R - - - -RP マーク・パウェレク FA FA L/L - - -

(6)

-面子だけならば優勝候補筆頭

Defense】

有望株のメジャーリーガーを多く輩出しているオランダ

だが、彼らが直面している課題がポジションの重複であ

る。シモンズ、ボガーツに加え、ディディ・グレゴリウス(S

S/ヤンキース)らが、メジャーでレギュラーを獲得してい

るポジションはショート。更には現在ユーティリティープレ

イヤーに甘んじているが、ジュリクソン・プロファー(UT/

レンジャーズ)の本職も元はショートだ。貴重な4人のメ

ジャーリーガーがショートで重複してしまっており、指揮

を執るヘンスリー・ミューレン監督(元ロッテ,ヤクルト)も

悩ましい限りだ。MLBのインタビューによると、X・ボガー

ツをサード起用、D・グレゴリウスをDH、J・プロファーに

は外野を守らせる構想のようだ。四番にはウラディミー

ル・バレンティン(OF/東京ヤクルトスワローズ)が堂々と

構える。打線は早打ちの傾向が見える。

ただし、彼らが負傷した場合のバックアップは手薄で、

オランダ国内リーグ『フーフトクラッセ』出身の選手が多

い。彼らはアメリカでのキャリアも経験した選手なので、

決してレベルが低いことは無いが、やはりメジャーで主

力級の働きをしている面子と比べると差を感じてしまう。

尚、どういう訳か去年あたりから、アメリカ独立リーグ“ア

メリカン・アソシエーション”のリンカーン・ソルトドッグスに

所属する選手が増えた。独立リーグとは言え、裾野の

広い野球母国アメリカでプレイできることは、オランダ代

Offence】

投手陣にとって頼もしいのが、アンドレルトン・シモンズ

(SS/エンゼルス)の存在だろう。ショートとして守備防

御点DRS+18。メジャーデビューした2012年から5

シーズンで+131点(平均+26.2点)と、その守備力は

世界No.1であることに異論の余地はないだろう。マイ

ナーリーガーが多いため、守備指標のデータが無いポ

ジションが多いのだが、気になるのはライト起用が予想さ

れるウラディミール・バレンティンだろうか。バレンティン

のUZRは▲8点。シーズン中は緩慢なプレイが散見さ

れるが失点につながるミスを起こさないことを祈るばかり。

投手では、楽天に所属したこともある身長216cmのロー

ク・ファンミルなどいるが全体的にタレント不足。ゴロ系の

投手が多く、侍ジャパンにとっては打てそうで打てない

展開にならないよう要注意。

(7)

台湾

Chinese Taipei

POOL A

Lamigo不参加で代表分裂 日本行き困難

日本と死闘を繰り広げた前回から一転し、台湾代表の

前途は非常に困難だ。今回のWBC代表チームの日程

や運営を統括するアマチュアの野球協会に対して、プロ

野球球団の強豪Lamigoモンキーズが集団ボイコットを

起こした。これにより全部で4球団しかない台湾プロ野

球の内1チームの戦力が失われてしまった。Lamigoは

強豪でタレントも揃っていた分余計に戦力ダウンが大き

監督 郭泰源(経験値 3.0)

年棒総額

370万

4億

TEAM DATA

CPBLの年俸はだいぶ低い。今回の台湾代表の選手は高級な方だが、3Aのマイ

ナーリーガーとほぼ同じレベルで、日本代表と比べ桁が1つ違っている。台湾の選

手が日本やアメリカを必死に目指す気持ちは分かるような気がする・・・。

平均年齢

29.1

人口

2353万

’06 1次ラウンド敗退

’09 1次ラウンド敗退

’13 2次ラウンド敗退

WBSC Rank 4位

い。台所事情の厳しい投手陣には痛手だ。先発の軸と

なるのは陳冠宇(SP/千葉ロッテマリーンズ)、郭俊麟

(SP/埼玉西武ライオンズ)のNPB組。ただ両者とも昨季

は1軍であまり活躍は出来ておらず、その2人に頼らざる

を得ない状況が一層厳しい状況を感じさせる。野手の

方は代表常連の林智勝(2B/中信ブラザーズ)、元メ

ジャーリーガーの胡金龍(LF/富邦ガーディアンズ)、元

高知FDの林哲瑄(CF/富邦ガーディアンズ)などいるが、

Lamigoの王柏融や林泓育の不在の穴は大きい。

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR※ G W L SV ERA FIP

SP 陳冠宇/チェン・グァンユウ 千葉ロッテマリーンズ NPB L/L 0.3 7 1 1 0 4.01 3.92 SP 郭俊麟/グォ・ジュンリン 埼玉西武ライオンズ NPB R/R 0.1 12 3 0 0 8.46 4.24 SP 倪福徳/ニ・フゥデェ 富邦ガーディアンズ CPBL L/L - 43 6 6 8 4.84 -SP 宋家豪/ソン・チャーホウ 東北楽天ゴールデンイーグルス NPB-E L/R - 15 6 3 0 2.44 -RP 潘威倫/パン・ウェイルン 統一セブンイレブン・ライオンズ CPBL R/R - 13 5 2 0 5.33 -RP 陳鴻文/チェン・ホンウェン 中信ブラザーズ CPBL R/R - 53 9 2 15 4.87 -RP 王鏡銘/ワン・ジンミン 統一セブンイレブン・ライオンズ CPBL R/R - 44 2 3 6 3.49 -SP 江少慶/ジャン・シャオチン クリーブランド・インディアンズ A R/R - 27 8 12 0 3.96 4.18 RP* 羅國華/ルォ・グォファ 高知ファイティングドックス A R/R - 25 0 2 3 2.60 -RP 黄勝雄/ファン・シェンション 富邦ガーディアンズ CPBL L/L - 47 1 4 8 4.91 -RP 蔡明晉/ツァイ・ミンチン 富邦ガーディアンズ CPBL R/R - 21 5 5 0 7.30 RP 林晨樺/リン・チェンファ 富邦ガーディアンズ CPBL R/R - 40 4 0 1 6.05 -RP* 陳韻文/チェン・ユンウェン 統一セブンイレブン・ライオンズ CPBL R/R - 35 5 7 6 7.76

-Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR※ G AVG HR SB OPS DRS

C 林琨笙/リン・クンシェン 富邦ガーディアンズ CPBL R/R - 91 0.266 1 6 0.664 -1B 林益全/リン・イーチェン 富邦ガーディアンズ CPBL L/R - 106 0.350 17 1 0.946 -2B 林智勝/リン・ジーシェン 中信ブラザーズ CPBL R/R - 104 0.337 34 8 1.068 -3B 蒋智賢/チェン・チーシェン 中信ブラザーズ CPBL L/R - 88 0.402 30 2 1.193 -SS 陳鏞基/チェン・ユンチー 統一セブンイレブン・ライオンズ CPBL R/R - 99 0.327 20 11 0.913 -LF 張志豪/チャン・チーハオ 中信ブラザーズ CPBL L/R - 70 0.322 17 7 0.978 CF 林哲瑄/リン・ジェシュエン 富邦ガーディアンズ CPBL R/R - 107 0.345 22 12 1.004 -RF 高國輝/ガオ・グオフェイ 富邦ガーディアンズ CPBL R/R - 104 0.286 34 6 0.985 -DH/LF 胡金龍/フー・ジンロォン 富邦ガーディアンズ CPBL R/R - 79 0.373 10 10 0.959 -C 鄭達鴻/ジェン・ダーホン 中信ブラザーズ CPBL L/R - 91 0.271 0 4 0.673 -SS 王勝偉/ワン・ションウェイ 中信ブラザーズ CPBL R/R - 106 0.300 5 3 0.784 -2B 林志祥/リン・ジーシャン 統一セブンイレブン・ライオンズ CPBL L/R - 105 0.320 10 5 0.865 -1B 許基宏/シュウ・ジホン 中信ブラザーズ CPBL L/L - 78 0.356 15 1 1.060 -CF 羅國龍/ルオ・グーロン 統一セブンイレブン・ライオンズ CPBL R/R - 111 0.328 16 12 0.913 -RF 張正偉/ジャン・ジョンウェイ 中信ブラザーズ CPBL L/L - 109 0.348 4 5 0.826 -予備投手枠(ラウンド終了後、*印の投手と入替え可能)

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR※ G W L SV ERA FIP

SP 王維中/ワン・ウェイチャン ミルウォーキー・ブルワーズ AAA L/L - 5 1 3 0 4.85 3.19

RP 賴鴻誠/ライ ・ホンチョン 富邦ガーディアンズ CPBL L/L - 62 4 4 2 4.22 -RP 呂彥青/ルー・イェンチン 台湾体育大 - L/L - - -

-RP 王建民/ワン・チェンミン FA MLB R/R -0.1 38 6 0 0 4.22 4.61 RP 陽建福/ヤン・ジェンフ 統一セブンイレブン・ライオンズ 四国IL R/R - 19 2 2 6 2.53

(8)

-【

Defense】

台湾のプロ野球は打高投低の傾向にあり、OPSはリーグ

の傾向う受け全体的に高過ぎるので、何割引きかして

見る必要がある。注目は、まず林智勝(2B/中信ブラ

ザーズ)。長年に渡り台湾代表のクリーンナップを支え

てきた選手で、2015年に台湾リーグ初のトリプルスリー

を達成。意外なのは盗塁。昨季は8盗塁に終わったが、

100kg近い体重にも関わらず盗塁が多いのは珍しい。

盗塁死の割合も低く成功率は通算75%。林智勝の前

後は、蒋智賢(3B/中信ブラザーズ)や高國輝(RF/富

邦ガーディアンズ)が固めることになりそう。蒋智賢は米

マイナーリーグや四国ILでもプレイした経験のある選手

で、昨季は打率が4割超え、本塁打30本、OPS1.193と

左の大砲としての役割が期待される。ただ、林智勝と同

じく守備に懸念があり、失点につながるミスを犯さないか

心配ではある。高國輝は昨季のCPBL本塁打王。2014

年から3季連続で本塁打王に輝いており、CPBL最多本

塁打(39本)の記録も持っている。

一方で機動力だが、チーム全体としては盗塁数の多い

選手は少ない印象。CPBLの試合数は年間120試合し

かないが、144試合に換算しても20盗塁以上をマーク

する選手はいなそうだ。投手にしても守備にしても、不

安のある選手も少なくない中で、頼みの綱は強力打線

であり兎に角打つしかない状況。ただし、韓国やオラン

ダの打線もかなり強力なので、打合いに持ち込んでも勝

てる保証はない。2次ラウンド進出が現実的な目標だろ

うが、それもかなりハードルとしては高い。

Offence】

野手の守備については不安要素が少なくない。失策の

数は、2B林智勝が25、3B蒋智賢が14、SS陳鏞基が

16と、特に林のミスが目立つ。

内野に不安がある一方で、ゴロ率の高い選手が少ない

のは幸いだが、投手の奪三振能力は高い方ではないの

で野手にボールは飛んでくる機会は多いだろう。先発は、

NPB組の陳,郭に加え、メジャー経験もあるベテランでリ

リーフ登板も対応可能な倪福徳(SP/富邦ガーディアン

ズ)、今季支配下登録を目指す宋家豪(SP/楽天ゴー

ルデンイーグルス・育成)、唯一のアメリカ組である江少

慶(SP/インディアンズ・マイナー)などが候補に挙がる。

リリーフエース王鏡銘(RP/一セブンイレブン・ライオン

ズ)、2013WBC日本戦の9回に井端の同点打を打た

れた陳鴻文(RP/中信ブラザーズ)、長年台湾代表で

活躍し今大会はスウィングマン的な起用が予想される

潘威倫(SW/統一セブンイレブン・ライオンズ)が、後ろ

に控えている。球威はあれどコントロールの良い投手は

多くなく、逆もまた然り。今回の台湾代表は、国内組に

日本組が加わり補強されているが、陽岱鋼の辞退のよ

うに日本組も参加してくれる保証はない訳で、代表チー

ムが安定した成績を残すにはやはり自国のプロリーグの

強化無くして成し得ないだろう。

(9)

イスラエル

Israel

POOL A

ユダヤ系メジャーリーガー召集に難航

WBCイスラエル代表の話が話題に上がり始めてから、

もしイスラエル代表が結成されると、ケビン・ユーキリス

やライアン・ブラウンなど、有名なユダヤ系のメジャー

リーガーが参加すると噂され脅威の存在となると思わ

れていた。実際に第3回WBCの予選から参加。本戦参

加が有力と見られていたが、スペインの前に予選の決

勝で敗退。万を持して第4回WBC予選では、ブラジル、

イギリスといった相手に勝利し、本大会への切符を手に

監督ジェリー・ウェインステイン(経験値 4.0) GM:ピーター・カーツ

年棒総額

190万

2億

TEAM DATA

平均年齢

28.1

人口

815万

’06 不参加

’09 不参加

’13 予選敗退

WBSC Rank 41位

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP ジェイソン・マーキー FA FA L/R - - - -SP コーリー・ベイカー セントルイス・カージナルス AAA R/R - 6 1 3 0 8.13 6.43 SP ジョシュ・ゼイド FA AAA R/R - 7 3 2 0 5.54 5.84 SP ダイラン・アクセルロッド FA AAA R/R - 26 9 7 0 4.19 4.47 RP クレイグ・ブレスロウ ミネソタ・ツインズ MLB L/L 0.1 15 0 2 0 4.50 3.93 RP ジェレミー・ブライヒ サマセット・ペイトリオッツ AAA L/L - 1 0 0 0 0.00 1.17 RP ゲイブ・クレイマー カンザスシティ・ロイヤルズ A R/R - 27 3 2 4 4.12 3.84 SP タイラー・ヘロン FA AAA R/R - 1 1 0 0 2.70 6.87 RP ダニー・ブラワ FA AAA R/R - 7 1 0 1 5.14 6.46 RP ジェイク・カリッシュ カンザスシティ・ロイヤルズ A+ B/L - 18 3 0 2 2.48 3.85 RP アレックス・カッツ シカゴ・ホワイトソックス A+ L/L - 4 0 0 1 1.69 3.73 RP ディーン・クレメール ロサンゼルス・ドジャース A R/R - 6 2 0 0 0.59 1.39 RP トロイ・ニーマン コロラド・ロッキーズ A+ R/R - 45 7 4 2 3.55 4.35 RP ロバート・オーラン ワシントン・ナショナルズ A+ L/L - 41 5 6 9 3.93 5.16 RP* ジョーイ・ワグマン オークランド・アスレチックス AA L/R - 4 1 1 0 6.38 3.56 RP* ショロモン・リペツ FA - R/R - - -

-Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G AVG HR SB OPS DRS

C ライアン・ラバーンウェイ オークランド・アスレチックス AAA R/R - 25 0.276 0 0 0.694 -1B ネイト・フリーマン FA AAA R/R - 8 0.154 0 0 0.423 -2B タイラー・クリーガー クリーブランド・インディアンズ A+ B/R - 59 0.282 2 6 0.773 -3B タイ・ケリー ニューヨーク・メッツ MLB B/R 0.4 39 0.241 1 0 0.697 1 SS スコット・バーチャム コロラド・ロッキーズ A R/R - 61 0.271 2 7 0.716 -LF サム・ファルド FA FA L/L - - - -CF マイク・マイヤーズ ボストン・レッドソックス A+ R/R - 111 0.272 4 26 0.712 -RF ザック・ボーレンスタイン アリゾナ・ダイヤモンドバクス AAA L/R - 120 0.272 9 15 0.776 -DH/1B アイク・デイビス ロサンゼルス・ドジャース MLB L/L -0.1 8 0.214 0 0 0.481 0 C ニック・リックレス ワシントン・ナショナルズ AAA R/R - 1 0.000 0 0 0.250 -1B コディ・デッカー FA AAA R/R - 21 0.225 5 0 0.775 -CF ブレイク・ガイレン FA 独立L L/L - 48 0.280 4 1 0.780 -予備投手枠(ラウンド終了後、*印の投手と入替え可能)

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP スコット・フェルドマン シンシナティ・レッズ MLB L/R 0.4 40 7 4 0 3.97 4.24 SP リチャード・ブレイアー ニューヨーク・ヤンキース MLB L/L 0.3 23 0 0 0 1.96 2.67 RP ブラッド・ゴールドバーグ シカゴ・ホワイトソックス AAA R/R - 43 3 5 10 2.84 3.68 RP ライアン・シェリフ セントルイス・カージナルス AAA L/L - 49 7 1 3 2.84 3.89 RP ジャレッド・レイキンド ピッツバーグ・パイレーツ AA L/L - 47 5 1 7 2.59 3.34 RP ザック・ソーントン FA AAA R/R - 35 0 3 0 7.03 5.06 RP ジェイク・フィッシュマン トロント・ブルージェイズ R L/L - 7 0 1 0 4.80 3.46 RP マイク・コプラブ フィラデルフィア・フィリーズ A- R/R - 10 0 1 0 15.43 8.80

入れた。しかし、現実ユダヤ系メジャーリーガーの勢揃

いとは行かず、ほぼ昨年WBC予選を戦ったメンバーが

そのまま代表メンバーとなった印象だ。メジャーや3Aを

経験した選手が多いものの、FAや引退状態の選手もお

り、どれだけやれるかは未知数と言える。前回大会で日

本を苦しめたブラジルを破っていることから、同じPOOL

A勝ち抜きが予想されている強豪の韓国やオランダも、

簡単な相手ではないと見ているのではないだろうか。当

然勝ち上がれば、侍ジャパンも対戦するかもしれない。

(10)

キューバは主力選手だけでなく、将

来有望な若手も亡命が続いたことで

チーム全体が高年齢化。韓国も次

世代の台頭が遅れている感がある。

ドミニカ共和国やメキシコ、アメリカは、

年齢は高いがキャリアのピークを迎

えた選手が揃っている。プエルトリコ

やコロンビアは、若手メジャーリー

ガーが台頭。第5回WBCでは更なる

戦力アップが期待される。

年俸の格差は非常に激しい。トップ

のアメリカとボトムの中国の差は実に

1442倍にもなる。2位のドミニカ共和

国はもはやアメリカと遜色ない。メキ

シコは投手陣に実績のあるメジャー

リーガーを揃えており4位に入った。

面子だけならば優勝候補筆頭

Defense】

各選手のレギュラーシーズンの成績を見ると、打率が3

割を超えている打者はいない。本塁打の数も多くなく、

盗塁数も少ない。昨シーズンの打撃成績を見る限りは、

攻撃力には不安が残る。タイ・ケリー(IF/メッツ・マイ

ナー)やプロスペクトのタイラー・クリーガー(2B/インディ

アンズ・マイナー)、アイク・デービス(1B,DH/ドジャース・

マイナー)ら昨季メジャーの試合にも出場したメンバー

が主力となるだろう。選手は皆アメリカ人なので、やって

いる野球はアメリカの野球で、特に特徴は見られない。

Offence】

実績のある投手は、メジャー通算124勝のジェイソン・

マーキー(SP/FA)、メジャー通算539試合登板のクレ

イグ・ブレスロウ(RP/ミネソタ・ツインズ・マイナー)と言っ

たところ。彼らも引退が近い年齢になってきており、若手

マイナーリーガーの活躍も必要だ。実績のあるベテラン

投手以外には、比較的若い選手が揃う。ディーン・クレ

メール(RP/ドジャース・マイナ)は、欧州野球選手権予

選など、WBC以外でも投げている正真正銘のイスラエ

ル代表。こういう選手に頑張ってもらいたい。

国別 年棒/年齢 順位

年齢順

1 キューバ

30.0

2 韓国

30.0

3 ドミニカ共和国

29.9

4 メキシコ

29.4

5 アメリカ

29.4

6 台湾

29.1

7 カナダ

29.0

8 オランダ

28.6

9 ベネズエラ

28.3

10 イタリア

28.3

11 イスラエル

28.1

12 プエルトリコ

28.0

13 オーストラリア

28.0

14 日本

27.6

15 コロンビア

27.2

16 中国

25.9

チーム年俸順

(単位:万ドル)

1 アメリカ

21,636

2 ドミニカ共和国

17,592

3 ベネズエラ

14,790

4 メキシコ

8,200

5 プエルトリコ

4,780

6 日本

4,730

7 オランダ

2,880

8 カナダ

2,570

9 韓国

1,820

10 イタリア

1,660

11 コロンビア

1,630

12 台湾

370

13 キューバ

360

14 オーストラリア

210

15 イスラエル

190

16 中国

15?

(11)

日本

Japan

POOL B

代表常設の真価が問われる戦い

監督 小久保裕紀(経験値 1.5)

年棒総額(推定)

4730万

54億

TEAM DATA

侍ジャパンの平均年齢27.6歳は、大会参加国中3番目に若い。そんな若いチー

ムだが、最年少の松井裕樹(RP/東北楽天)も代表経験は豊富なのは、常設化の

メリットだろう。一番年長者は唯一のメジャーリーガー青木宣親(OF/アストロズ)。

平均年齢

27.6

人口

1億2709万

’06

優勝

’09

優勝

’13 ベスト4

WBSC Rank 1位

日本代表には、他の国に無い3年のストーリーがある。

プレミア12での衝撃の敗戦、メジャーリーガーの相次ぐ

辞退、大谷翔平の負傷欠場。小久保代表監督の就任

から3年、良いことの方が少なかったのでは無いだろう

か。監督の経験不足やプレミア12では采配を批判され

たが、代表チームは常設されてもサッカーのように国際

大会が無いのでWBCの本番一発勝負となる。日本代

表が始めた常設代表という新しい野球チームの形、い

よいよその真価が問われることになる。客観的に見ても

日本が優勝する可能性は十分考えられる。ポイントは

アメリカまで行けたとして、常設代表が経験していないア

メリカの環境と、恐らく勝ち上がってくるドミニカ共和国や

ベネズエラなどにどうやって戦うかだ。投手陣はWBC公

式球にも適用出来てきた中で、日本代表最大の武器

“投手力”を発揮し侍が世界に挑む。

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP 菅野智之 読売ジャイアンツ NPB R/R 6.9 26 9 6 0 2.01 2.21 SP 則本昂大 東北楽天ゴールデンイーグルス NPB L/R 6.6 28 11 11 0 2.91 2.43 SP 石川歩 千葉ロッテマリーンズ NPB R/R 2.5 23 14 5 0 2.16 3.50 SP 武田翔太 福岡ソフトバンクホークス NPB R/R 4.4 27 14 8 0 2.95 3.49 RP 秋吉亮 東京ヤクルトスワローズ NPB R/R 2.4 70 3 4 19 2.19 2.87 RP 宮西尚生 北海道日本ハムファイターズ NPB L/L 1.1 58 3 1 2 1.52 3.11 CL 牧田和久 埼玉西武ライオンズ NPB R/R 1.9 50 7 1 0 1.60 3.30 SP 藤浪晋太郎 阪神タイガース NPB R/R 4.6 26 7 11 0 3.25 3.07 SP 千賀滉大 福岡ソフトバンクホークス NPB L/R 5.2 25 12 3 0 2.61 3.12 RP 増井浩俊 北海道日本ハムファイターズ NPB R/R 2.0 30 10 3 10 2.44 3.03 RP 岡田俊哉 中日ドラゴンズ NPB L/L 1.6 57 3 1 0 3.20 2.62 RP 松井裕樹 東北楽天ゴールデンイーグルス NPB L/L 1.4 58 1 4 30 3.32 3.38 RP* 平野佳寿 オリックスバファローズ NPB R/R 2.0 58 4 4 31 1.92 2.38

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G AVG HR SB OPS DRS/UZR

C 小林誠司 東北楽天ゴールデンイーグルス NPB R/R 0.9 129 0.204 4 2 0.544 4 1B 中田翔 北海道日本ハムファイターズ NPB R/R 1.7 141 0.250 25 2 0.738 11 2B 菊池涼介 広島カープ NPB R/R 7.1 141 0.315 13 13 0.790 17 3B 松田宣浩 福岡ソフトバンクホークス NPB R/R 3.3 143 0.259 27 6 0.792 8 SS 坂本勇人 読売ジャイアンツ NPB R/R 9.6 137 0.344 23 13 0.988 15 LF 筒香嘉智 横浜DeNAベイスターズ NPB L/R 7.5 133 0.322 44 0 1.110 4 CF 青木宣親 ヒューストン・アストロズ MLB L/R 1.2 118 0.283 4 7 0.738 RF 鈴木誠也 広島カープ NPB R/R 7.4 129 0.335 29 16 1.105 10 DH/2B 山田哲人 東京ヤクルトスワローズ NPB R/R 8.8 133 0.304 38 30 1.032 4 C 大野奨太 北海道日本ハムファイターズ NPB R/R 2.2 109 0.245 5 1 0.678 1 C 炭谷銀仁朗 埼玉西武ライオンズ NPB R/R -0.4 117 0.218 1 0 0.520 1 1B 内川聖一 福岡ソフトバンクホークス NPB R/R 2.7 141 0.304 18 3 0.781 8 3B 田中広輔 広島カープ NPB L/R 3.9 143 0.265 13 28 0.739 4 CF 秋山翔吾 埼玉西武ライオンズ NPB L/R 4.7 143 0.296 11 18 0.807 -2 RF 平田良介 中日ドラゴンズ NPB R/R 3.5 118 0.248 14 4 0.769 2 予備投手枠(ラウンド終了後、*印の投手と入替え可能)

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP 石田健大 横浜DeNAベイスターズ NPB L/L 2.9 25 9 4 0 3.12 3.69 SP 岩貞祐太 阪神タイガース NPB L/L 3.9 25 10 9 0 2.90 2.84 SP 野村祐輔 広島カープ NPB R/R 3.7 25 16 3 0 2.71 3.51 RP 大瀬良大地 広島カープ NPB R/R 0.6 17 3 1 0 3.32 2.88 RP 森福允彦 福岡ソフトバンクホークス NPB L/L 0.8 50 2 1 0 2.00 2.32 RP 増田達至 埼玉西武ライオンズ NPB R/R 2.0 53 3 5 28 1.66 1.93 RP 山崎康晃 横浜DeNAベイスターズ NPB R/R 1.3 59 2 5 33 3.59 3.58 RP 澤村拓一 読売ジャイアンツ NPB R/R 1.3 63 6 4 37 2.66 3.30

(12)

Defense】

攻撃の軸は、青木宣親(OF/アストロズ)、山田哲人(2

B/東京ヤクルト)、菊池涼介(2B/広島カープ)、筒香

嘉智(LF/横浜DeNA)あたりになりそうだ。中田翔(1B/

北海道日本ハム)、坂本勇人(SS/読売)も徐々に調子

を上げてきているが、今の所打順は当初の想定より後

ろになりそう。これまでのWBC日本代表よりも機動力より

は打撃を重視している印象を受ける。盗塁で目立つの

は山田の30盗塁くらい。とはいえ、平田良介(RF/中日

ドラゴンズ)がCPBL選抜戦で見せたような、隙をつく走

塁は心掛けたい所だ。

Offence】

内野の守備は、菊池を始めとしてどのポジションも非常

に固い。懸念は滑りやすいWBC公式球なので暴投をし

ないかどうか。外野は、青木が秋山に代わってセンター

起用が濃厚だが、肩が強くないのでそれがどうでるか。

ライトには鈴木誠也(RF/広島カープ)の強肩が光る。個

人的には平田の方が好みだが、外野は層が厚く非常に

勿体ない感じもする。

投手陣は、ここに来てリリーフ陣は安定感が出てきた。

秋吉亮(RP/東京ヤクルト)、松井裕樹(RP/東北楽天)、

岡田俊哉(RP/中日)はWBC公式球に順応しているよう

だし、宮西尚生(RP/北海道日本ハム)に至っては抜群

の安定感を示している。また千賀滉大(RP/福岡SB)が

アジャスト出来たのは日本にとって非常に大きい。昨年

の強化試合メキシコ・オランダ戦では、全くフォークの制

球が定まらなかったが、完全にモノにした感がある。不

安は先発。菅野(SP/読売)以外は、練習試合でも安

定した結果を残せていないため、ぶっつけ本番でどこま

(13)

キューバ

Cuba

POOL B

亡命により一層弱体化 アメリカ行きは困難

前回第3回大会に出場した選手のほとんどはアメリカに

亡命してしまった。元々投手陣は第3回もタレント不足

だったが、今回は野手陣の方がスケールダウンしか印

象が強い。アルフレド・デスパイネ(LF/福岡SBホーク

ス)は一線級を維持しているが、サプライズ選出のフレ

デリック・セペダ(DH/サンクティ・スピリトゥス)は明らかに

ピークを過ぎており、今も調子が上がってきていない。

監督 カルロス・マルティ(経験値3.5)

年棒総額

360万

4.2億

TEAM DATA

レジェンドだらけのキューバ代表チームは、大会参加国中堂々の最年長。チーム年

俸は、ほぼデスパイネの年俸4億円に等しい。続くのは中日と育成契約を結んだR・

マルティネス1,000万円。残るは皆公務員で月給は2000円程度しかないそうだ。

平均年齢

30.0

人口

1123万

’06 準優勝

’09 2次ラウンド敗退

’13 2次ラウンド敗退

WBSC Rank 5位

打線としては、アレクサンデル・アヤラ(SS/カマグエイ)

やウィリアム・サーベドラ(1B/ピナール・デル・リオ)辺りがデ

スパイネやセペダの前後を固めることになりそうだ。投手

の方は相変わらず厳しい。元々キューバリーグの投手

はA・チャップマン(CL/ヤンキース)のような剛速球タ

イプの投手は稀で、手を変え品を変えて打ち取る軟投

派が多い。エース格とされるラザロ・ブランコ(SP/グラ

ンマ)も球速は140Km程で、捕まると途端に苦しくなる

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP ラザロ・ブランコ アラサネス・デ・グランマ CNS R/R - 21 14 3 0 1.63 -SP ブラディミール・ガルシア ティグレス・デ・シエゴ・デ・アビラ CNS R/R - 20 12 6 0 2.78 -SP ブラディミール・バノス ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ CNS R/R 14 7 4 0 4.00 -SP ヨアンニ・イエラ ココドゥリロス・デ・マタンサス CNS L/L - 20 13 2 0 2.41 -RP ミゲル・ラエラ カサドレス・デ・アルテミサ CNS R/R - 26 5 4 9 2.14 -RP リバン・モイネロ ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ CNS L/L - 28 12 9 4 3.12 -RP ホセ・アンヘル・ガルシア カサドレス・デ・アルテミサ CNS R/R - 32 3 2 15 1.31 -SP* レアンドロ・マルティネス アラサネス・デ・グランマ CNS L/L - 21 9 5 0 4.78 -SP ノエルビス・エンテンサ レオネス・デ・インダストリアレス CNS R/R - 17 7 3 1 3.80 -SP ホンデル・マルティネス ココドゥリロス・デ・マタンサス CNS R/R - 20 12 3 0 2.77 -SP ヨスバニ・トーレス ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ CNS R/R - 18 7 7 0 3.62 -SP ライデル・マルティネス 中日ドラゴンズ CNS R/R - 21 7 3 3 2.11 -SP アライン・サンチェス ナランハス・デ・ビジャ・クララ CNS R/R - 20 10 5 0 2.02

-Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G AVG HR SB OPS UZR

C フランク・モレホン アラサネス・デ・グランマ CNS R/R - 60 0.263 1 1 0.687 -1B ウィリアム・サーベドラ ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ CNS R/R - 84 0.378 9 3 1.010 -2B カルロス・ベニテス アラサネス・デ・グランマ CNS R/R - 83 0.312 8 1 0.886 -3B ユリスベス・グラシアル ココドゥリロス・デ・マタンサス CNS R/R - 52 0.317 3 10 0.866 -SS アレクサンデル・アヤラ ガナデロス・デ・カマグエイ CNS R/R - 83 0.381 12 2 1.033 -LF アルフレド・デスパイネ 福岡ソフトバンクホークス NPB R/R 2.8 134 0.280 24 0 0.841 0.5 CF ロエル・サントス アラサネス・デ・グランマ CNS L/R - 49 0.297 0 20 0.763 -RF ヨアルキス・セスペデス アラサネス・デ・グランマ CNS R/R - 90 0.297 6 6 0.821 -DH フレデリク・セペダ ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス CNS B/R - 39 0.373 6 0 1.043 -C ヨスバニ・アラルコン レニャドレス・デ・ラス・トゥーナス CNS R/R - 82 0.260 3 2 0.658 -C オスバルド・バスケス ティグレス・デ・シエゴ・デ・アビラ CNS R/R - 75 0.329 17 2 1.027 -1B ギジェルモ・アビレス アラサネス・デ・グランマ CNS L/R - 79 0.306 6 0 0.859 -3B ジェファーソン・デルガド ココドゥリロス・デ・マタンサス CNS R/R - 84 0.402 4 3 0.987 -SS ヨルダン・マンドゥレイ サブエソス・デ・オルギン CNS R/R - 19 0.292 0 0 0.691 -CF ビクトル・メサJr. ココドゥリロス・デ・マタンサス CNS R/R - 70 0.354 7 40 0.938 -予備投手枠(ラウンド終了後、*印の投手と入替え可能)

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP ヨアルキス・クルーズ レニャドレス・デ・ラス・トゥーナス CNS R/R - 22 10 7 0 3.75 -SP エルリス・カサノバ ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ CNS R/R - 17 2 5 0 2.27 -SP ダチェル・ドゥケンス ティグレス・デ・シエゴ・デ・アビラ CNS R/R - 23 10 6 0 3.25 -SP リオミル・ゴンザレス ティグレス・デ・シエゴ・デ・アビラ CNS R/R - 33 7 3 9 2.44 -SP ヤズマニ・ヘルナンデス ナランハス・デ・ビジャ・クララ CNS R/R - 35 4 3 12 2.98 -SP フランク・メディーナ ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ CNS R/R - 15 1 1 0 6.23 -SP ホセ・ロドリゲス ガナデロス・デ・カマグエイ CNS R/R - 22 8 7 0 2.77

(14)

-【

Defense】

攻撃の中心は、A・デスパイネ(LF)や、A・アヤラ、W・

サーベドラになるが、代打の切り札としてオスバルド・バ

スケス(C/シエゴ・デ・アビラ)には気を付けたい。正捕

手にはフランク・モレホン(C/グランマ)がマスクを被る

だろうが、キューバ国内リーグ本塁打王に輝いたO・バ

スケスの打力は捨て難い。セペダの調子が上がらない

中では、O・バスケスをDHに起用するのも手だろう。

盗塁面では、センターでスタメンが予想されるロエル・サ

ントス(CF/グランマ)が、わずか49試合で20盗塁。更

には前回WBCで指揮を執ったビクトル・メサ監督の息

子ビクトル・メサJr.(CF/マタンサス)は70試合で40盗

塁とかなりハイペースな盗塁記録をマークしている。

キューバのピッチャーはクイックが上手くなさそうなので

過大評価の感じもあるが、この2人の足には警戒が必

要だ。

キューバ打線の特徴として、左バッターが非常に少ない

ことが挙げられる。理由としては、投手にもサウスポーが

少ないためか左打者の需要が多くない。また、フルスイ

ングを教えられるお国柄、俊足好打タイプの左打者も

好まれないのだろうか。いずれにせよ“サウスポー慣れ”

していない打者が多いのは弱点だろう。また、キューバ

国内に剛速球を投げるピッチャーが少ないので、速球

への対応も慣れていない感じが見受けられる。そう考え

ると、大谷の辞退は余計に痛かったし、日本の課題だっ

た左の先発が最後まで見つからなかったのも勿体無

かった。

Offence】

キューバの投手には軟投派が多く、綺麗なフォーシー

ムを投げる投手は少ない。1次ラウンドの先発にはラザ

ロ・ブランコの他に、ブラディミール・ガルシア(SP/シエ

ゴ・デ・アビラ)やブラディミール・バノス(SP/ピナール・デ

ル・リオ)のように昨季国内リーグで実績を残した投手が

起用されると予想されるが、まだキューバ国内リーグで

の役割分担が進んでいないためか、先発もリリーフもど

ちらもこなせるスウィングマンタイプが多い。セットアッ

パーやクローザー専任の投手が少なく、日本の第2先

発的な起用に近くなるだろう。代表メンバーでは、リバ

ン・モネイロ(RP/ピナール・デル・リオ)やホセ・アンヘル・ガ

ルシア(RP/アルテミサ)辺りが終盤を任されることにな

りそうだ。先発や第2先発が好投している限りは、極力

球数制限上限まで引っ張ってくる可能性があるため、

日本としてはキューバ投手陣の老獪な術中に嵌らぬ内

に攻略したい所だ。

尚、キューバと言えば亡命の一方で、海外リーグへの

派遣を積極的に進めてきた。日本でもセペダ、デスパイ

ネ、グリエル兄弟のプロ野球進出で、一時キューバ人

ブームも起きたが、日本以外でも派遣されており、昨年

はアメリカ/カナダの独立リーグCAN-ANリーグのケベッ

ク・キャピタルズに何人か派遣されている。また、キュー

バ代表としてチームとしてCAN-ANリーグのチームを相

手に遠征も行っている。遠征では、L・モネイロ、J・ A・

ガルシアと、ミゲル・ラエラ(RP/アルテミサ)辺りが、リ

リーフ登板している。因みに、今大会でエース格のラザ

ロ・ブランコは先発は1度も無いが、平均3イニング程度

投げており、ロングリリーフ的な役割だったようだ。

(15)

オーストラリア

Australia

POOL B

キューバより手強いか?1次R突破が目標

前回WBCでは、オランダ、韓国、台湾相手に全敗し予

選からのスタートとなった。予選ではフィリピンや南アフリ

カ相手に横綱相撲で寄せ付けず本戦への切符を手に

入れた。前回大会ではあまり作戦らしい作戦も無かった

が、母国での予選では機動力を使うなど工夫をしてきた

印象が残る。豪州代表は国内組を中心の編成だが、メ

ジャー経験もある選手が揃っており、投手ではマリナー

監督 ジョン・ディーブル(経験値4.0)

年棒総額

約210万ドル≒2.4億円

TEAM DATA

年棒はABLの年棒を1万ドル程度と想定。メジャーリーガーのサーポルドも調停権取

得前なので53.5万ドル。むしろマイナー契約だが最高給はP・モイラン(ロイヤルズ・

マイナー)の100万ドル。

平均年齢

28.0歳

人口

2424万

’06 1次ラウンド敗退

’09 1次ラウンド敗退

’13 1次ラウンド敗退

WBSC Rank 10位

ズに所属したライアン・ローランドスミス(RP/ブリズベン・

バンディッツ)、野手ではブラッド・ハーマン(2B/メルボ

ルン・エイシズ)、ルーク・ヒューズ(OF/パース・ヒート)、

トレント・オルティエン(OF/ブリズベン・バンディッツ)など

がいる。元東京ヤクルト所属のミッチ・デニング(OF/ア

デレード・バイト)などは打線の軸となるだろう。注目は、

現役メジャーリーガーであるワーウィック・サーポルド(タ

イガース)。投手力が武器と考えているディーブル監督

にとって貴重な戦力となる。

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP* ワーウィック・サーポルド デトロイト・タイガーズ MLB R/R 0.2 6 1 1 0 7.45 2.32 SP トラビス・ブラックリー デトロイト・タイガーズ MEX L/L - 19 8 8 0 3.92 4.06 SP ドゥシャン・ルジッチ メルボルン・エイシズ ABL R/R - 11 4 2 0 2.96 -SP ラッカラン・ウェルズ ミネソタ・ツインズ A R/R - 12 6 4 0 1.77 3.28 RP ライアン・サール ブリスベン・バンディッツ ABL R/R - 18 3 2 9 2.63 -RP ライアン・ローランドスミス ブリスベン・バンディッツ ABL L/L - 4 1 0 0 6.35 -RP ピーター・モイラン ピーター・モイラン MLB R/R 0.2 50 2 0 0 3.43 4.00 SP トム・バイリー パース・ヒート ABL R/R - 10 1 6 0 4.97 -RP スティーブン・ケント アトランタ・ブレーブス AAA L/L - 1 0 0 0 36.00 9.17 RP ティム・アサートン キャンベラ・キャバルリー ABL R/R - 16 3 0 0 1.37 -RP ジョシュ・トルズ メルボルン・エイシズ 独立L L/L - 27 5 4 0 4.18 -RP マシュー・ウィリアムズ アデレード・バイト ABL R/R - 20 4 2 1 3.86 -RP トッド・ヴァン・スティーンゼル ミネソタ・ツインズ AA R/R - 5 1 0 0 2.25 3.95 RP ジョン・ケネディ アトランタ・ブレーブス A L/L - 14 0 0 0 2.74 4.31

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G AVG HR SB OPS DRS

C アラン・デサンミゲル カンザスシティ・ロイヤルズ AAA R/R - 10 0.200 0 0 0.542 -1B ステファン・ウェルチ アデレード・バイト ABL L/R - 33 0.266 2 1 0.779 -2B ブラッド・ハーマン メルボルン・エイシズ ABL R/R - 29 0.198 2 0 0.649 -3B ジェームス・ベレスフォード FA MLB L/R -0.1 10 0.227 0 0 0.534 -1 SS ローガン・ウェイド ブリスベン・バンディッツ ABL B/R - 39 0.280 3 8 0.715 -LF ルーク・ヒューズ パース・ヒート ABL R/R - 37 0.313 6 3 0.949 -CF ミッチ・デニング アデレード・バイト ABL L/R - 39 0.340 6 1 0.927 -RF トレント・オルティエン ブリズベン・バンディッツ ABL L/L - 14 0.167 4 0 0.689 -DH ティム・ケネリー パース・ヒート ABL R/R - 32 0.323 6 6 0.964 -C ロビー・パーキンス コロラド・ロッキーズ A+ R/R - 15 0.238 0 0 0.706 -3B トレント・ダントニオ シドニー・ブルーソックス ABL L/R - 30 0.270 0 4 0.798 -3B ミッチ・ニルソン ブリスベン・バンディッツ ABL B/R - 34 0.317 7 2 0.928 -CF アーロン・ホワイトフィールド ミネソタ・ツインズ R R/R - 51 0.298 2 31 0.737 -CF デビッド・キャンディラス キャンベラ・キャバルリー ABL R/R - 40 0.264 4 3 0.731 -予備投手枠(ラウンド終了後、*印の投手と入替え可能)

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP ジャスティン・エラスムス ミュンヘン・ハール・ディサイプルズ DBV R/R - 8 4 1 0 3.31 -SP ダニエル・マクガース ボストン・レッドソックス A+ R/L - 19 8 6 0 4.11 5.26 SP クリス・オクスプリング シドニー・ブルーソックス ABL L/R - 4 0 2 0 8.05 -RP ジョシュ・ガイヤー シドニー・ブルーソックス ABL R/R - 17 2 1 1 3.63 -RP サミュエル・ホランド ブリスベン・バンディッツ ABL R/R - 14 3 2 0 4.41 -RP サム・ストリート ピッツバーグ・パイレーツ A+ R/R - 27 3 2 1 2.26 3.97

(16)

Defense】

B・ハーマン、L・ヒューズ、T・オルティエンといったメ

ジャー経験のある1980年代前半生まれの選手が、恐

らく今回が最後のWBCとなると思われる。彼らに続く

1980年後半から1990年前半の選手には、メジャー経

験のある選手が少なくなってきており、打力は以前と比

べ低下しているだろう。選手のキャリアも多様になってき

ており、M・デニングやデビッド・キャンディラス(CF/キャ

ンベラ・キャバルリー)は日本の独立リーグでのキャリア

も積んでいる。2010年から国内リーグであるオーストラ

リアン・ベースボール・リーグ(以下、ABL)が再開され

てから、豪州国内でも海外レベルの野球を経験できる

ようになり、時期もWBCに近いため代表チームの選手

強化/選考基準に繋がっている。連携面では前回大会

とは比べるまでもない程上がっているはずだ。

Offence】

サーポルドに続き先発の候補となるのは、元楽天のトラ

ビス・ブラックリー(SP/タイガーズ.・マイナー)はメジャー

通算82試合登板、前項のR・ローランドスミスもメジャー

では通算121試合に出場している。一番期待されるの

はピーター・モイラン(RP/ロイヤルズ・マイナー)。昨季メ

ジャー50試合に登板し防御率3.43。元々第1回の

WBCでベネズエラ相手に好投したことをきっかけにスカ

ウトされ、メジャーデビューまで勝ち取った選手で、メ

ジャー10年のキャリアで72ホールドを記録している。モ

イランのようにWBCによって大きく人生が変わるような

選手が出てくることを期待したい(ただし、日本戦以外

で・・・。)期待の若手としてはラッカラン・ウェルズ(SP/

ツインズ・マイナー)。サウスポーで四球は少なくK/BB

は3.5を超える。

WBCに参加している選手の所属先だが、やはりMLBや

MLB傘下のマイナーリーグ所属が多いが、全体に占める

割合は半分程度。次に多いのが、日本のプロ野球NPBで

全体の約1割を占めている。日本代表以外でNPB所属の

選手は13名。最多がメキシコの4名で、レアード、メンドー

サ(共に日ハム)、クルーズ(読売)、アマダー(楽天)は

主力としての働きが期待されている。他にも台湾、オラン

ダといった中堅国ではNPB主力の選手は軸となっている。

3番目に多いのが無所属の選手で、彼らにとってはWBC

はアピールの場となる。以前のWBCと比べて、オランダ、

イタリアなどの国内リーグ所属の選手など所属先が多様

化してきた印象がある。

WBC参加選手 所属リーグ割合

(17)

中華人民共和国

China

POOL B

正直わからないが一番弱いのは確実

中国代表選手のほとんどは、中国野球リーグ(以下

CBL)の所属選手がほとんど。しかし、上の表を見てお分

かりの通り、このCBLは成績結果がHPを探しても見つか

らず、正直諦めた次第だ。選手の質・量ともWBCで戦う

には圧倒的に不足している印象で、個人的な意見とし

ては予選で敗退したパナマやブラジル、欧州の中堅国

の方が強いと思われる。それでも4大会連続で出場権

を得ているのは、1次ラウンドの3番手を総力戦で攻略し

てきた結果だ。第2回では、プロ野球球団から協力を得

られず戦力不足だった台湾に勝利。第3回では日本、

キューバに真っ向勝負して疲弊したブラジルに見事勝

利した。今回で言えば中国代表の標的はオーストラリア。

監督ジョン・マクラーレン(経験値 3.5)

年棒総額

約15万ドル?(≒1700万円?)

TEAM DATA

平均年齢25.9歳は、大会参加国中もっとも若い。CBLの選手年俸は5000ドルくら

いじゃないかと仮定して試算。20人×5000ドルでCBL勢で10万ドルくらいか?

平均年齢

25.9歳

人口

13億7462万

’06 1次ラウンド敗退

’09 1次ラウンド敗退

’13 1次ラウンド敗退

WBSC Rank 18位

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP ブルース・チェン FA FA L/L - - - -SP 周權 KTウィズ KBO R/R 2.7 28 6 8 0 5.10 5.31 SP 李鑫 天津ライオンズ CBL L/L - - - -SP 羅夏 四川ドラゴンズ CBL R/R - - - -RP 奇済平 上海ゴールデンイーグルス CBL R/R - - - -RP 鄭超群 江蘇ペガサス CBL R/R - - - -RP 陳坤 四川ドラゴンズ CBL R/R - - - -SP 劉宇 北京タイガース CBL R/R - - - -RP アンドリュー・チェン FA FA L/L - - - -P 宮海成 MLBデベロップメンタルセンター - R/R - - - -P 楊燕勇 上海ゴールデンイーグルス CBL L/R - - - -P 王蒙豪 四川ドラゴンズ CBL R/R - - - -P 甘泉 四川ドラゴンズ CBL R/R - - - -P 魯超 広東レオパーズ CBL R/R - - - -P 逯宇松 河南エレファンツ CBL R/R - - -

-Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G AVG HR SB OPS DRS

C 王偉 北京タイガース CBL R/R - - - -1B 褚夫佳 江蘇ペガサス CBL L/L - - - -2B 杜曉磊 江蘇ペガサス CBL R/R - - - -3B レイ・チャン FA AAA R/R - 26 0.236 0 1 0.595 -SS ジョーイ・ウォン FA AAA L/R - 91 0.233 1 1 0.645 -LF 那闖 広東レオパーズ CBL L/L - - - -CF 楊順意 広東レオパーズ CBL R/R - - - -RF 陸振洪 江蘇ペガサス CBL R/R - - - -DH 許桂源 ボルティモア・オリオールズ R L/L - 33 0.247 0 2 0.555 -C 李寧 上海ゴールデンイーグルス CBL R/R - - - -C 孟偉強 広東レオパーズ CBL R/R - - - -3B 李澤源 北京タイガース CBL R/R - - - -OF 陳燕鵬 MLBデベロップメンタルセンター - R/R - - -

-今回の中国代表が

過去最強と言われる

のは、メジャー通算

82勝のブルース・

チェン(SP/FA)と韓

国プロ野球で活躍し

ている周權(SP/KTウィズ)のリクルートに成功したこ

とが大きい。どちらも貴重な国外組で先発タイプだが、

必勝を期すならば2人ともオーストラリア戦につぎ込

むという選択肢も有り得なくはない。日本にとっては

2次ラウンドに向けた調整登板のような位置づけに

なるだろうが、中国の投手は球速も遅く、130Km代

が多いので返って調子が狂わないか心配もある。

(18)

アメリカ合衆国

USA

アメリカ合衆国

POOL C

’06 2次ラウンド敗退

’09 ベスト4

’13 2次ラウンド敗退

WBSC Rank 2位

面子だけならば優勝候補筆頭だが・・・

これまで何度となく優勝候補として挙げられながらも、

決勝進出すら出来ていないアメリカ代表が、過去に無

い程の豪華なメンバーを揃えてきた。過去のWBCでは

ポジションの重複などもあったが、しっかりとポジション別

に選手を選考している感じが見える。ナ・リーグ本塁打

王のノーラン・アレナード、同最高OPSのダニエル・マ

フィーに加え、イアン・キンズラー、守備の名手ブランド

監督 ジム・リーランド(経験値 4.5) GM:ジョー・トーリ

年棒総額

2億1636万

ドル≒

238億

TEAM DATA

ロースター28名の年俸2億1636万ドルは、当然ながら参加国中第1位。プロ野球

のソフトバンクの年俸総額が54億(=選手数87名)なので、ソフトバンク4.5チーム

分に相当する。尚、セ・リーグの年俸総額176億、パ・リーグ190億すら超えている。

平均年齢

29.4

人口

3億1700万

ン・クロフォード、ジャンカルロ・スタントン、ジョナサン・ル

クロイ、アンドリュー・マカッチェンなど、控えまでメジャー

を代表する選手が揃っている。投手は野手に比べると

スターは少ないが、ストローマン、ロアーク、アーチャー

など先発ローテを担う好投手が揃った。懸念はコンディ

ションで、毎大会スプリングトレーニングレベルまでしか

仕上がっていない状態で参加する選手が多く、2次ラウ

ンドで立ちはだかるカリブの強豪相手には、調整不足は

命取りになりかねない。鬼門は第2次ラウンドだろう。

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP マーカス・ストローマン トロント・ブルージェイズ MLB R/R 3.6 32 9 10 0 4.37 3.71 SP* タナ―・ロアーク ワシントン・ナショナルズ MLB R/R 3.2 34 16 10 0 2.83 3.79 SP クリス・アーチャー タンパベイ・レイズ MLB R/R 3.1 33 9 19 0 4.02 3.81 SP* ダニー・ダフィー カンザスシティ・ロイヤルズ MLB L/L 2.8 42 12 3 0 3.51 3.83 RP ネイト・ジョーンズ シカゴ・ホワイトソックス MLB R/R 1.8 71 5 3 3 2.29 2.93 RP ルーク・グレガーソン ヒューストン・アストロズ MLB L/R 1.2 59 4 3 15 3.28 2.99 CL アンドリュー・ミラー クリーブランド・インディアンズ MLB L/L 2.9 70 10 1 12 1.45 1.68 RP タイラー・クリッパード ニューヨーク・ヤンキース MLB R/R 0.6 69 4 6 3 3.57 4.21 RP サム・ダイソン テキサス・レンジャーズ MLB R/R 1.0 73 3 2 38 2.43 3.62 RP マイケル・ギブンズ ボルティモア・オリオールズ MLB R/R 1.2 66 8 2 0 3.13 3.31 RP デイビッド・ロバートソン シカゴ・ホワイトソックス MLB R/R 1.0 62 5 3 37 3.47 3.58 RP パット・ニシェック フィラデルフィア・フィリーズ MLB B/R 0.5 60 2 2 0 3.06 3.68 RP ジェイク・マギー コロラド・ロッキーズ MLB L/L -0.3 57 2 3 15 4.73 5.29

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G AVG HR SB OPS DRS

C バスター・ポージー サンフランシスコ・ジャイアンツ MLB R/R 4.0 146 0.288 14 6 0.796 12 1B ポール・ゴールドシュミッド アリゾナ・ダイヤモンドバクス MLB R/R 4.8 158 0.297 24 32 0.899 4 2B イアン・キンズラー デトロイト・タイガーズ MLB R/R 5.8 153 0.288 28 14 0.831 12 3B ノーラン・アレナード コロラド・ロッキーズ MLB R/R 5.2 160 0.294 41 2 0.932 20 SS ブランドン・クロフォード サンフランシスコ・ジャイアンツ MLB L/R 5.8 155 0.275 12 7 0.772 19 LF クリスチャン・イエリッチ マイアミ・マーリンズ MLB L/R 4.4 155 0.298 21 9 0.859 6 CF アダム・ジョーンズ ボルティモア・オリオールズ MLB R/R 1.4 152 0.265 29 2 0.746 4 RF ジャンカルロ・スタントン マイアミ・マーリンズ MLB R/R 1.7 119 0.24 27 0 0.815 4 DH/2B ダニエル・マーフィー ワシントン・ナショナルズ MLB L/R 5.5 142 0.347 25 5 0.985 -9 C ジョナサン・ルクロイ テキサス・レンジャーズ MLB R/R 4.5 142 0.292 24 0 0.855 0 C AJ・エリス マイアミ・マーリンズ MLB R/R -0.1 64 0.216 2 2 0.599 0 1B エリック・ホズマー カンザスシティ・ロイヤルズ MLB L/L -0.2 158 0.266 25 5 0.761 -6 2B ジョシュ・ハリソン ピッツバーグ・パイレーツ MLB R/R 1.5 131 0.283 4 19 0.699 8 3B アレックス・バーグマン ヒューストン・アストロズ MLB R/R 1.0 49 0.264 8 2 0.791 5 CF アンドリュー・マカッチェン ピッツバーグ・パイレーツ MLB R/R 0.7 153 0.256 24 6 0.766 6 予備投手枠(ラウンド終了後、*印の投手と入替え可能)

Pos 選手名 2017 所属チーム 昨季 B/T WAR G W L SV ERA FIP

SP ソニー・グレイ オークランド・アスレチックス MLB R/R 0.7 22 5 11 0 5.69 4.67 SP マイケル・フルマー デトロイト・タイガーズ MLB R/R 3.0 26 11 7 0 3.06 3.76 SP JA・ハップ トロント・ブルージェイズ MLB L/L 3.2 32 20 4 0 3.18 3.96 SP ドリュー・スマイリー シアトル・マリナーズ MLB L/L 2.0 30 7 12 0 4.88 4.49 RP アレックス・ウィルソン デトロイト・タイガーズ MLB R/R 0.9 62 4 0 0 2.96 3.60 RP ブレット・シーセル セントルイス・カージナルス MLB R/L 0.5 54 1 7 0 3.93 3.64

(19)

Defense】

内野の守備が非常に素晴らしい。捕手と内野4ポジショ

ンの守備防御点(DRS)は合計で+67。勝敗数に換算

すると、守備だけで約7勝分の価値を生んでいる。特に

素晴らしいのが、三遊間で、ブライアン・クロフォード

(SS/ジャイアンツ)は+19、アレナードが+20を記録。

こんな頼もしい内野をバックに投げる投手陣だが、先発

タイプは、ストローマン(ブルージェイズ)、ロアーク(ナ

ショナルズ)、アーチャー(レイズ)、ダニー・ダフィー(ロイ

ヤルズ)の4枚のみ。他は全て救援タイプで揃えている。

救援投手が多いのは、毎回のアメリカ代表の特徴では

ある。全投手に登板機会を公平に与えようとするから先

発を少なくしているのか、戦略的な理由なのかは分から

ないが、後者であって欲しい所。救援では、アンド

リュー・ミラー(RP/インディアンズ)が昨季防御率,FIPとも

に1点台圧倒的な活躍を収めた。全体的にはゴロ系投

手が多めな感じだが、奪三振率が10を超える投手がウ

ジャウジャおり、シーズン通りの実力を発揮されたら攻

OPSはどのポジションもMLB平均を大きく上回る。特に

DHに置いたダニエル・マフィー(2B/ナショナルズ)の

OPS 0.985が目を引く。また、アレナード(3B/ロッキー

ズ)は、昨季本塁打41本、OPS 0.932と素晴らしい成

績。平均HR数が20本以上で、どの選手が来ても打てる

打線となりそうだ。一方で、走れる選手が少ない。二桁

盗塁は、希少な走れる一塁手であるポール・ゴールド

シュミッド(1B/ダイヤモンドバックス)の32盗塁と、キンズ

ラー(2B/タイガーズ)14盗塁のみ。もっとも、シーズン

中並みに打ってくれれば、走ることも不要ということか?

Offence】

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