70 (n=4)を用いて単純浸漬保存を行なった. 結果:37℃保存においては,保存時間の短い順にい ずれの回復率も良好であったが,乳酸リンゲル液と コーロコリンズ液には差を認めなかった.7℃保存に おいては,UW液がユー・コリンズ液よりも%Qと% Wet/Dryにて:有意に良好であった. 結論:37℃保存では,肺機能は保存時間に強く規定 された.7℃保存では,UW液がユー・コリング液よ りも良好な肺機能を維持した. 6.熱傷患者における血清ビリルビン分画の検討 (形成外科) 0和田 務・戸佐 真弓・菊池 雄二 野崎 幹弘・平山 峻 目的:広範囲熱傷患者における最も重篤な合併症は 敗血症であり,それに伴う多臓器障害に対する対策は 熱傷患者の治療上最大の課題といえよう.しかるに, 肝臓は感染に対して極めて重要な細網内皮系の場であ りながら,熱傷下の臓器障害の内でも比較的予備能力 が大であり,従来の臨床検査ではその病態を早期に把 握することは困難であった.今回,我々は肝機能障害 の早期診断の指標として,血清ビリルビン分画に注目 し検討を行った. 方法:昭和63年12月より平成2年6月までの約1年 7ヵ月の間に当科熱傷ユニットに搬入された熱傷患者 の内,中等度以下熱傷患者(Burn Index<30)10例, 重症熱傷患者(Burn Index≧30)10例の計20例を対象 とし,1中等度以下熱傷群,II重症熱傷群, III熱傷後敗 血症群の3群に分けた. 方法:血清ビリルビン分画の測定方法は,高速液体 クロマトグラフィーを用い,カラムとしては前処理と して除蛋白操作不要のMicronex RP−30を使用した. 分画はアルブミンと溶出時間と同じデルタビリルビン (Bδ),その後の溶出順にモノグロン酸抱合ビリルビン (BMC),ジクロル酸抱合ビリルビン(BDC),遊離ビ リルビン(BU)が検出された.1群, II群に関しては,
熱傷患者における血清ビリルビン分画の検討
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