艦隊これくしょん!ー
蒼き翼と紅き騎士ー
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あ
ら
すじ
︼
ガンダムSEEDDESITINY の 世 界にあ らわれ た 艦 こ れ の 深 海 棲艦。 ストライクフリーダム と インフィニットジャスティスを操る キラ・ヤマト と アスラン・ザラ の 二人 は 深 海 棲艦を倒 そうとした 瞬間 突如ブラックホール の より艦 こ れ の 世 界へ 飛 ばさ れる。 そこで彼 ら は 、艦娘 と呼ば れる娘 たちと 自分 たちの 世 界に 現れ た 深 海 棲艦を倒 すた め 共に手 を取り 戦う 。 *注意事項 ご存じのとお り ガンダム 種 運 命 ×艦隊 こ れ くし ょん の クロスオーバー 作 品 ですキラ達 は 、 そ れ ぞ れ の 換装や 武器など 装 着して戦います 。 出撃ゲート などの 文 字は キラ は ﹁自 由 ﹂ ・アスラン は ﹁ 正 義﹂ とな り ます 。 そ れ はなぜかって ? ヒント は 、 そ れ ぞ れ の乗 る 機体の 名称 です 。 追加:艦 こ れ の 世 界 設定 については ディケイド の 世 界 設定を採 用しますが 仮面ライダーディケイド はでませ ん。 ︵世 界 設定 の み採 用 ︶ 2 0 1 6 / 1 0 / 2 2 サ ブ タ イ ト ル を │ 自 由 と 正 義 と ー か ら │ 蒼 き 翼 と 紅 き 騎 士ー へ 変更 2016/12/27 第 13話 と第 14話 の番 外編を 削 除。 ︵再掲載予定︶
目
次
S E E D D E S I T I N Y の 世 界 編︵プ ロローグ︶ │ PHASE│1 プロローグ 1 P H A S E │ 1.5 プ ロ ロ ー グ︵後 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 編︶ 9 P H A S E │ 2 出 撃 ︵ 前 編︶ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 14 P H A S E │ 2.5 出 撃︵後 編︶ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 18 設定 │ PHASE│ 番 外編 設定集 28 艦隊 こ れ くし ょん !の 世 界 P H A S E │ 3 依 頼 そ し て 転 生 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 32 P H A S E │ 4 探 索 と 第 六 駆 逐 隊 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 40 P H A S E │ 5 救 援 そ し て 出 会 い │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ︵ 前 編︶ 45 P H A S E │ 5.5 救 援 そ し て 出 会 │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ い ︵後編︶ 53 │ │ │ │ PHASE│6 入港 67 │ │ PHASE│7 電 の 想 い 75 │ PHASE│8 女神の 話 81 │ │ │ │ │ PHASE│9 噂 87 │ │ │ PHASE│10 出撃 93
P H A S E │ 1 1 大 島 沖 開 戦 ① │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 102 P H A S E │ 1 2 大 島 沖 開 戦 ② │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ 113
SEEDDESITINY
の
世
界
編︵プロローグ︶
PHASE│1 プロローグ
コズミック・イラ75 年 デュランダル議長 の 提 案す る ﹁デスティニープラン﹂ を阻 止す る 戦いか ら2 年が 立 ち プラントや 地 球連合 は共に戦 争 のない平 和 な 日々 が 続 いていた 。 そ れ は 、オーブも同 じであ り街も人々も変わら ぬ 生 活 を していた 。 そ ん なあ る日、 オーブ 本 島 の レーダー監視を行 ってい る部 屋であ る隊員 が機影 を と ら え る。 A﹁レーダー に機影 補足﹂ A隊員 が 叫 ぶ 声を聞 き 、同 じ 部 屋にいた B隊員 が B﹁ また 、わ が 軍 の ムラサメ じ ゃ ないのか ?﹂ オーブ 本 島 には 、 国防 本 部やムラサメ などの オーブMS ︵モビルスーツ︶ が 配備 さ れ てい る。 A﹁ い や、今日 は 防 空 演習 の 予定 などないはずだが ﹂ B﹁わ かった 、念 の 為 本 部 に問い 合わ せて みる﹂ 1 PHASE─1 プロローグB隊員 が 部 屋にあ る 無 線 で問い 合わ せ よ うとした時だった 。 A﹁ な ん だ 、 こ れ。 絶 対 に わ が 軍 じ ゃ ないぞ ﹂ A隊員 が 引 き 続 き レーダー に 反応 した機影が 増 えてきてい る の を確認。 A﹁スクランブル︵緊 急発 進︶を 打 電、 急ぎ本 部 に 連 絡だ ﹂ B﹁了解﹂ B隊員 が無 線 にて 連 絡に 向 かう 。 その 間 に も、 機影は 徐々 にぽつぽつと 一 機また 一 機と 増 え 始める。 A﹁ また 増 えた 、近 くに空 母ら しき も のが 見 当た ら ないのに ﹂ A隊員 が 言 うの も 無 理も なかった 。 同日 オーブ 本 島国防軍 本 部 オーブ連合国首長代表、カガリ・ユラ・アスハ が 国防会議 に 出 席の 為建 物 内 にいた 。 カガリ﹁ では 、 こ れより定例 の 会議を開催 す る。今後 は ・・﹂ 彼女が 言葉を言 おうとしたその時 。 バァン 急に扉が 開 く 音 が 会議 に 参加 していた スタッフ が 一斉 に 視線 が扉へ 向 く 。 オーブ軍 制 服を きた 将 校が息 を切ら し 部 屋に入ってきた 。 2
将 校 ﹁ 報告です 。オーブ 本 島近 海に未 確認アンノーン が 接近。 緊 急発 進 した ムラサメ が 撃墜 さ れ た模 様﹂ この 言葉 に 会議 に 参加 していた スタッフ 並びに カガリ に 騒 ぎだす 。 ︵ムラサメ が ・・・撃墜 さ れ た ?︶ ︵一 体どこの 国 だ ︶ ︵ 大 西洋連邦 か ︶ スタッフ が 騒 ぎ 始め たの を察知 したのか 、カガリ が 言 う 。 カガリ﹁わ かった 、 未 確認 機の 情 報 を こち ら へ 転送 してく れ。 オーブ 海 軍 はただちに 、 未 確認 機へ 警 告 射撃を実施、 従わ ない場 合 は 撃墜を許 可 す る そ れ か ら市民 に シェルター への 非難を通 告 ﹂ 彼 女 の こ の 言 葉 に 、会 議 に 参 加 し て い た ス タ ッ フ が 敬 礼 関 係 者 が 席 を 立 ち 行 動 を と る。 カガリも 席 を立 ち 、建 物 内 にあ る情 報 分析 並びに作戦 指揮室 へ 移動。 移動途 中に カガリ は 、隣 にいた スタッフ にあ るも の を 手渡した 。 カガリ﹁ すまない 、 こ れをオノゴロ島 の キラ と アスラン へ 通達を頼む﹂ スタッフ﹁了解 しました ﹂ 3 PHASE─1 プロローグ
メモ が渡さ れ 中 身 はこの よ うに 記載 さ れ ていた 。 ﹃キラ と アスラン へ 。 すぐに ジャスティス と フリーダム の 出撃 でき る 体制の 準備を してく れ﹄ カガリ が作戦 指揮 所へ 移動 してい る その 頃 オーブ 本 島近 海 オーブ 海 軍イージス艦内 オーブ 兵 1﹁ 未 確認 機 を確認。距離 は 1000﹂ オ ー ブ 兵 が 双 眼 鏡 に て 、 本 島 か ら 情 報 の あ っ た 未 確 認 機 が 近 づ い て い る の を 確 認 し た 。 オーブ 兵 2﹁ しかし 、 な ん だあ れ は モビルスーツ で も ないぞ ﹂ 近 づいてく る 未 確認 機は 、 彼 ら が 今 まで 見 たことのない機体が海 上 に浮か ん で 接近。 そ れ は 人型 ではあ る が 生身 の 人間 に 近 かく何か を連れ て 近 づいていた 。 オーブ 兵 3 ﹁ 何 を してい る、 領 海 侵 入してい る のだぞ 。警 告に 従わ ない場 合 は 撃墜を 許可 さ れ てい る﹂ この兵 士 の 言葉 で オーブ 兵 達 の乗 る イージス艦 の 通信回線を開 き未 確認 機に 対 し 警 告 を行 った 。 オーブ 兵 1 ﹃ ﹃警 告す る、 ここは オーブ連合首長国 の 領 海であ る。旗艦 は 領 海 侵犯を し 4
てい る この 警 告に 従わ ない場 合、 当 方 には 旗艦らを撃沈 す る 用 意 があ る﹄ ﹄ だがこの 退去勧 告 を 無 視 す る かの 如 く 、 未 確認 機はそのまま 接近 す る。 再度交信を試みる が 応 答なし 。 た め しに別の周 波 数で 試みる が 変化 はなかった 。 イージス艦艦長﹁ くそ 、警 告 を 無 視 か 。仕方 ない 警 告 射撃を実施 す る﹂ 艦 前 方 に搭 載 さ れ てい る 主砲が 、 未 確認 機に 向 けて 調 整に入 る。 自分 たちに砲 門 が 向 け られ てい る の を確認 した未 確認 機は 、 何か を 放 出 す る準備を始 める。 オーブ 兵 1﹁ 未 確認 機 、 何か を 放 出を始め た模 様﹂ イージス艦艦長﹁ 何 !!﹂ オーブ 兵 1 が 双 眼 鏡 で何か を 放 出 す る仕草を確認 し 続 けて 艦長も確認 す る。 双 眼 鏡 か ら確認 す る と未 確認 機か ら複 数の物体が放た れ始め た 。 イージス艦艦長 ﹁ まずい 、 警 告 射撃やめー い 。 全砲 門 な ら びに ミサイルを 放 出準備を 開始 す るターゲット に ロック こ れより 未 確認 機 をα とす る﹂ 彼 は 何 か を 察 知 し 警 告 射 撃 か ら 全 砲 門 実 弾 を 放 出 準 備 に 入 っ た α に ロ ッ ク す る よ う に CIC︵ 戦 闘指揮 所 ︶ 命じた 。 5 PHASE─1 プロローグ
CIC要員A﹁目標をα とし主砲並びに ミサイルをロック﹂ C I C よ り ミ サ イ ル 並 び に 全 砲 門 の 射 程 ロ ッ ク 完 了 と 報 告 が 入 る と 艦 長 は す か さ ず に イージス艦艦長﹁ ﹁撃 て ーーー い 。 ﹂ ﹂ こ の 言 葉 と 同 時 に イ ー ジ ス 艦 よ り ミ サ イ ル 並 び に 艦 前 方 に 搭 載 さ れ た 主 砲 が 火 を 噴 く 。 CIC要員B﹁ 着弾まであと 5秒・4・3・2・1﹂ この 言葉 と 同 時に 艦 橋の 窓 か らミサイルを 命中したの を確認。 イージス艦艦長﹁ どうだ 。 ﹂ ミサイルや 主砲の砲弾が放た れ辺り がまだ 確認 できてお ら ず 、 撃沈 できたのかまだ わ か ら なかった 。 オーブ 兵 1 が 再 び何か を 発 見 す る。 オーブ 兵 1﹁嘘 だ ろ、 おい 。 あ れ だけの攻 撃 で ﹂ 続 けて オーブ 兵 2 が何か を 発 見 す る。 オーブ 兵 2﹁撃沈 せず 、撃沈 せず 。α撃沈 せず ﹂ ミサイルを 含 む 主砲 を 全弾 受 けてい る はずなのになぜか 。α は 傷一 つ 追わ ずにいた 。 す る と α はお 返 しと 言わん ばか り に 口より複 数の物体 を 放 出を始め た 。 6
オーブ 兵 2﹁α が何か を 放 出。 こ れ は ・・・・・。 ﹂ オーブ 兵 2 が 双 眼 鏡 で 再 び 確認 す る と 、 放 出 さ れ たのは 艦載 機であ る が彼 ら には 見 た ことのない物体であった 。 オーブ 兵 1﹁ くそ 、 な ん な ん だ 。 あ れ は ﹂ イージス艦艦長 ﹁αより射出 さ れ た アンノーンを撃 ちおとせ 。CICミサイル で 撃墜 し ろ﹂ 艦長 の 言葉 に CIC は大 至 急 、 αより射出 さ れ た 艦載 機 をロック す るも 数が 多 く 処理 が 追 い 付 かないでいた 。 CIC﹁艦長、 このままではこの 艦 の ミサイル はすべてなくな り ます 。 至 急本 島より応援要請を・・﹂ CIC か ら の 提言 に 艦長 に届いたのか届かなかったのか 。 α か ら 放 出 さ れ た 艦 載 機 が 搭 載 さ れ て い た ミ サ イ ル が イ ー ジ ス 艦 に 当 た り 炎 上 し 航 行不能 に 陥る。 イージス艦艦長﹁ くそ 、わ が オーブ の 艦 が未 確認 機に攻 撃 さ れる とは 。 総員退艦 せ よ、 急ぎ 脱出 せ よ﹂ 艦長 が 、 乗組 員 に 総員退艦 の 指 示 を出 した 瞬間 であった 。 目 の前に未 確認 機の ミサイル が 飛ん できて 爆 発 。 7 PHASE─1 プロローグ
その 爆 発に よりイージス艦 が海の 底 へ 沈ん でいった 。 そ し て オ ー ブ 本 島 の 作 戦 指 揮 所 に カ ガ リ の も と に イ ー ジ ス 艦 が 撃 沈 さ れ た と の 報 告 がはいった 。 カガリ﹁ な ん だと 。 くそ ﹂ カガリ は作戦 指揮 所にあ る 机 を 強く 叩 いた 。 作戦 指揮 所には 、 現 場の 状況 映 像 が 確認 できその 多 くの映 像 が イージス艦を撃沈 させ た 。 未 確認 機の も のがほと ん どであった 。 映 像よりオーブ 全 軍 未 確認 機の 総 攻 撃 にあい 、撤退 並びに全 滅 が 出始め ていた 。 カガリ はあ る 決 断を す る。 カガリ﹁オノゴロ島 に 連 絡 。 アークエンジェル 並びに ジャスティス と フリーダム に 出動 命 令 だ ﹂ 8
PHASE│1.5 プロローグ︵後編︶
オーブ 本 島 において 、謎 の未 確認 機の大 群 が 出現 した 同 時刻 。 オノゴロ島 アークエンジェルメインブリッジ ﹁ 何なの ・・・ こ れ は ﹂ オ ー ブ 本 島 を 護 衛 す る ム ラ サ メ 並 び に 海 軍 の 船 が 撃 沈 さ れ て い る 姿 が モ ニ タ ー を 通 して アークエンジェル艦長﹁マリュー ・ ラミアス﹂以下 数 名 の乗 員 がただ 茫 然と眺 め てい た 。 そ れも そのはず 、モビルスーツ で も ない未 確認 機が海 上 と空か らオーブ軍を 撃墜 お よ び 撃沈 に 防 戦 一方 であ る。 その時 、通信 が入ってきた 。 ﹁ラミアス艦長﹂ 戦 闘シーン の画 面 が 消 え 、一人 の男性が画 面 に登場 。 ﹁トダカ一 佐 !!﹂ 9 PHASE─1.5 プロローグ(後編)画 面 には オーブ軍 の制 服を 着用し 、 奥に カガリ の 姿 が映 る。 ﹁ すでにお 分 か り だと 思 うが 、我々 は 謎 の未 確認 機に より 大 多 数が 撤退 全 滅 してしまってい る。貴艦 に も出動を してほしい 。 ジャスティス と フリーダム は 、 そち ら にはい る か ?﹂ 彼は 、カガリ の 伝言を伝 えた 。 ﹁分 か り ました 。 本 艦 はこ れより 支 援 に 向 かいます 。 ﹂ ﹁ すまない 、貴艦 は 宇宙 か ら 帰 還 したばか り で 補 給 も完了 していないが よろ しく 頼む。 ﹂ アークエンジェル は 、 2日 前に プラント か ら 帰 還 したばか り で 修理 など 補 給作業中で あった 。 ﹁ どうす るん だ 、マリュー﹂ 問いかけたのが 、 かつて死 亡 したと 思われ た マリュー の恋 人ムウラ・フラガ。 ﹁行 く わ、 こ こ で 黙 っ て み て い る わ け に は 行 か な い 。総 員 補 給 急 ぎ オ ー ブ 軍 の 救 援 に 向 かいます ﹂ ﹁ ﹁ ﹁ ﹁ ﹁了解﹂ ﹂ ﹂ ﹂ ﹂ ﹂ マリュー は 、 そういうと 艦長 席に 座り座 席にあった 電話 であ る 場所へつなぐ 。 ﹁キラ君﹂ 10
そ れ は 、 かつて ヘリオポリス で 知り合 い 2 年前の戦 争 終結に 貢 献した パイロット の 名 前 を 呼 ん だ 。 スクリーン には 、パイロットスーツを 着て機体 を 整 備 していた パイロット が映 る ﹁ はい 、 こち ら。キラ です ﹂ マリュー は 、事情を説明 した 。 ﹁分 か り ま し た 、 こ ち ら は 整 備 は 完 了 し て い ま す 。ア ス ラ ン も も う す ぐ 整 備 も 終 了 し ま す ﹂ ﹁わ かった わ。 終 了 した ら連 絡 を﹂ ﹁了解 しました ﹂ そういうと 、スクリーン が 消 え ブリッジ があ わ ただしく 出撃 の 準備を始め た 。 同 時刻 MS 格 納庫 マリュー か ら の 連 絡が入 り、 格 納庫内 では慌ただしく 出撃準備を開始 した 。 ﹁ 急げ ∼。 時 間 がないぞ ∼﹂ 叫 ぶのは 、 格 納庫 の 責任者 で も あ るマードック。 ﹁キラ。ザフト の坊主の機体の整 備 はど れ く ら いで終 わる ?﹂ ﹁ あと 、10分 ぐ ら いで終 わる と 思 います 。マードック さ ん﹂ 11 PHASE─1.5 プロローグ(後編)
キラ は 自分 の機体の コクピット か ら叫 ぶ 。 ﹁アスラン、聞 いていたと 思 うけど 。 あとど れ く ら いで終 わる﹂ コクピット か ら真向 いにあ る、深紅 の機体へ 通信を行 いすぐに 返信 が 返 ってきた 。 ﹁キラ、 すま ん。今 終 わ った ﹂ 深紅 の機体に乗 るパイロット の 名 前は アスラン・ザラ。 5 年前に ヘリオポリス で 、 偶然に も 幼 少期 に別 れ た キラ・ヤマト と 再会 す る。 その 後 は 、ナチュラル と コーディネーター として敵 対 していたが 彼の父の 考 えに 疑 問 を抱 き共に 行動を してい る。 彼 ら はそ れ ぞ れ の MS ︵モビルスーツ︶ で幾 度も 協 力 し 合 い戦ってきたい わ ば 親友同 士。 キラ の乗 るMS は 、 白 をベース にした ZGMF│X20Aストライクフリーダム 特 徴 として 多 数の敵 を撃墜 でき る射撃 に特 化 した機体であ り、遠距離射撃も可能 一方 で アスラン の乗 る 機体は 、 深紅をベース にした ZGMF│X19Aインフィニッ トジャスティス 特 徴 は 、 近接 戦 闘を 主眼に 置 き 背 中にあ る ﹁ファトゥム│01﹂ と呼ば れる 支 援 戦 闘 を行 え る。 キラ は マードック に機体の整 備 が終 了 したこと を伝 え 、 マードック は ブリッジ に 出撃 12
準備完了を 報告 。 ﹁ア ー ク エ ン ジ ェ ル、 発 進。目 標 は オ ー ブ 本 島 に 進 撃 し て い る 未 確 認 機 の 迎 撃 に 向 か い ます ﹂ マリュー は発 進を宣言。 オノゴロ島 にあ る、アークエンジェル専 用 ドック の扉が 開 き 進み始める。 当 初 は 宇宙を航行 す る為 に作 られ た戦 艦 であったが 、 オーブ にて改 修工事を行 い潜 航 も でき る 潜水 艦 機 能も追加 さ れ た 。 13 PHASE─1.5 プロローグ(後編)
PHASE│2 出撃︵
前
編︶
PHASE.2 出撃 アークエンジェルMS 格 納庫 ストライクフリーダム と インフィニットジャスティス のそ れ ぞ れ の コクピット では アスラン と キラ が 出撃 に 向 け 待 機 を していた 。 フリーダムコクピット の モニター には 、 アスラン の 姿を見 て彼は何か を考 えてい るよ うに 見 えた ﹁アスラン、 どうしたの ?﹂ ﹁キラ、 い や。 この 間プラント で ディアッカ か ら聞 いた ん だが ﹂ 彼は 以 前に 、同 じ 隊 に所属していた メンバー か ら あ る情 報 を聞 いていた 。 そ れ は 、 数か 月 前に 今回 と オーブ襲われ てい る 未 確認 機が プラント に も出現 シ ン と ル ナ マ リ ア や イ ザ ー ク 達 が 迎 撃 に 向 か っ た が 、途 中 で シ ン の 乗 っ た 機 体 デ ス ティニー が 行方不明 になったという 。 ﹁ す る と 、シン は 撃墜 さ れ た ん じ ゃ﹂ キラ の 心配 す る言葉 に アスラン は否 定 す る。 14﹁ い や、突如謎 の割 れ目 が発 生 し デスティニーを飲み込ん だそうだ ﹂ 話を聞 いただけであ る とはいえ 、 かつては共に戦った 仲間 の 事を不安を感 じていた 。 そこに 、通信 が入 る。 ﹁キラ君、アスラン君。 ﹂ マリュー が 、 間も なく オーブ 本 島 に到着とな る旨を説明 し発 進準備を行 う よ うに 指 示 を す る。 そして 、マリュー の 後ろ にい る通信士 が 言 う 。 ﹁艦長、オーブ 本 島。 光学映 像 でます ﹂ 艦 橋にあ る 映 像装置 か ら は 、 撃沈 さ れるオーブ 海 軍 の イージス艦 の横 を航行 す る人型 ら しき未 確認 機 上 空 に は モ ビ ル ス ー ツ で も な く 飛 行 機 で も な い 物 体 が 飛 行 し ム ラ サ メ 並 び に オ ー ブ アストレイ飛行ユニットを 破 壊 してい る。 ﹁総員、 第 一 戦 闘配備。 こ れより人型を ︽ボギー1︾ 空に浮かぶ 飛行 物体 を ︽β2︾ と 設 定﹂ マリュー の呼びかけに 、通信士 は 諸 元 データを 入 力開始 す る。 ﹁イーゲルシュテルン・バリアント起動。ゴットフリード 照 準ボギー1﹂ 続 けて マリュー は アークエンジェル の主 装を起動準備を す るよ うに命 令。 15 PHASE─2 出撃(前編)
一方、オーブ 本 島 か ら離れ た 距離 に 複 数 人 の 人 物が戦 況を見 ていた 。 ??A﹁キタカ、モクヒョウノキタイヲハッケン。 ﹂ ??B﹁シカシホントウニヨカッタノカ ? アイツニミツカッタラワレワレハ﹂ ??A﹁カマワヌ、アノカタガドウニカシテクレル﹂ ??B ﹁ソウダナ。ワレワレハ2タイヲホカクダケヲモクテキニコノセカイ へ キタノダ カラナ﹂ ??A﹁ヨシ、ソロソロ。キタミタイダカラモクヒョウヲアノカン に ムケヨウ﹂ そういうと 一人 の 人 物が 、 何か を指 示す るよ うに手 を向 け る と オーブ 本 島 へ 向 かった いた 。 ボギー1 と β2 が アークエンジェル に 向 かい 始め た 。 同 時に アークエンジェルも、 敵がこち ら に 向 かっていくの を確認。 マリュー は 、キラ と アスラン に 出撃を 命 令 す る。 アークエンジェル の 右 側の カタパルト が 開 くと 同 時に ﹁キラ・ヤマト。フリーダム行 きます ﹂ そういうと彼の乗 る 機体が カタパルト か ら勢 い よ く 射出。 フェイズシフト装 甲 を 展 開今 まで グレー だった機体が 、 関節部分 が 黄金色 と全体が白 と 青 に カラーリング さ れる。 16
続 けて アスラン の乗 る 機体 インフィニットジャスティスも出撃 す る。 ﹁アスラン・ザラ。ジャスティス で る﹂ 左 側の カタパルト か らジャスティスも出撃 した 。 一方オーブ 海 軍 は アークエンジェル の 出現を確認 す る と 同 時に無 線 か ら指 示が 飛 ぶ 。 カガリ だった 。 ﹁オーブ 全 軍 に次ぐ 、一度立 て 直 す 為 全 軍一 時 撤退 せ よ﹂ ︵ そ ん な 、 こ れ だけ やられ て ︶ ︵カガリ様 は何 を考 えてお られる のだ ︶ 無 線 か らオーブ軍 の 不満 の 声 が無 線を通 して カガリ に 伝わ ってく る。 ﹁ す ま な い 、私 の 力 不 足 で 。 だ が 立 て 直 し を 図 り 次 第 奴 ら を せ ん 滅 さ せ る。 た え て ほ し い ﹂ カ ガ リ は 無 線 を 通 し て 自 分 自 身 の 力 不 足 で オ ー ブ 軍 の 全 滅 に ま で 追 い 込 ん で し ま っ た 事を後悔 していた 。 ﹁カガリ、 そ ん なに 追 い 込む な 。一 先ず アークエンジェル に 一任 す る しかない ﹂ 声を かけてきたのは 、トダカ だった 。 そして トダカ の 言葉 に 、 部 屋にあ るモニター には アークエンジェル が戦 闘を開始 す る 直 前であった 。 17 PHASE─2 出撃(前編)
PHASE│2.5 出撃︵後編︶
PHASE 2.5 アスラン と キラ の乗 る2 体の MS は カタパルト か ら勢 い よ く 射出。 そして 2人 の乗 るMS の モニター には アークエンジェル の マリュー が映し 出 さ れる。 ﹁気 を 付 け て ね 2 人 と も、 こ ち ら で そ れ ぞ れ 座 標 と 機 体 の デ ー タ を 送 る か ら 後 は あ な た たち 2人 の判 断 に 任 す わ﹂ そういうと マリュー は 通信を切り、 アークエンジェル の 艦長 席の 隣 か ら誰 かが 声を か けた 。 ﹁ 大 丈 夫だって 、 あの 2人 はど ん な時 も 乗 り越 えてきた ん だ 。 ﹂ ﹁ そうね 、 ただ 。オーブ が全 滅 す る までに 追 い 込 ま れる って 言 うのが 気 にな る の そ れ にな ん だがい や な 予感 がす る ?﹂ その やり取りを していたのは 、マリュー の恋 人 で ムウ・ラ・フラガ だった 。 彼 は 4 年 前 に 一 時 期 戦 死 し た と 思 わ れ て い た が 2 年 前 に 記 憶 喪 失 に よ り 生 き て い た が デスティニー計 画 を阻 止す る 戦 争 で 記憶 が戻 り今 では 、 結婚 秒読み と 言われる ぐ ら い 18の中であ る。 マリュー のそ ん な 不安 はこの 後的 中す る のであった 。 その 頃 フリーダム に乗 るキラ は 、 アークエンジェル か ら送られ てきた データをリンク し コク ピット に映し 出 さ れ た 。 ﹁ こ れ で よ し 、アスラン。僕 は空の敵 をやる。 ﹂ キラ は 通信 で ジャスティス に乗 るアスラン に 連 絡 を取る。 ﹁キラ・・・・。わ かった 、 但し無 理 す る な ﹂ キ ラ か ら の 通 信 に ア ス ラ ン は 一 度 は 沈 黙 す る が 無 理 は す る な と 忠 告 を し 彼 も ア ー ク エンジェル か ら送られ てきた データをリンク し 、コクピット に 人型 の戦 艦 は ﹃ボギー1﹄ と 表 示さ れ た 。 互 いに空と海に別 れ はじ め た 、 そ れ と 合 いす るよ うに 上 空には ﹃β2﹄ が海には ﹃ボ ギー1﹄ が フリーダム と ジャスティス に 向 かってく る。 彼 ら は 同 時に 、SEEDを覚醒 させ戦 闘モード に 移行。 フリーダム は両手に 2丁 の ビームライフルを﹃β2﹄ に 向 け 構 え る。 コクピット では キラ が 、 フリーダムをマルチロックオンシステム に 切り替 え 向 かって 19 PHASE─2.5 出撃(後編)
く る 大 多 数の ﹃β2﹄を ロックオン し 始める。 自分 たちが ロック さ れ てい る こと を知ら ない ﹃β2﹄ は 、 搭 載 さ れ てい る 機 銃をフリー ダム に 合わ せ る。 キ ラ は あ ら か た ロ ッ ク オ ン が 完 了 し た と 同 時 に フ リ ー ダ ム の 2 丁 の ビ ー ル ラ イ フ ル と 腰 の レール 砲と 腹部 の ビーム 砲が 同 時に放た れ た 。 ﹃β2﹄ は 避 け る こと も できず ビーム に当た り跡 形 も なくなっていた 。 だ が キ ラ は コ ク ピ ッ ト か ら 倒 し た は ず の 機 体 が 次 々 と め が け て 飛 行 し て く る の を 確 認 し 再 び ロックオンシステムを使 い 撃墜を す る ことにした 。 同 時 期 に フリーダム が ﹃β2﹄を撃墜 させてい る の をコクピット か ら 映 像 で 確認。 ﹁ と り あえず 、 こいつ らを倒 さないことには オーブを 救え ん﹂ ジャスティス は 、 背 中に ファトゥム│01 という 飛行ユニットを装 着してお り 単 独 で 使 用す る ことに より 近接 戦 闘を可能 にでき る 機体であ る。 ﹁ あ れ は !!﹂ アスラン は 、 ﹃ボギー1﹄ の中に奇 妙 な物体 を見 つけた 。 20
そ れ は 、 人型 という報告は 聞 いていたがま る で地 上 で 走る馬車 の よ うに海 上を走る 物 体の周 り に 詳 細 を見る のが 初め てであった 。 そ し て 馬 車 の よ う に 人 を 連 れ て 海 上 を 走 る 戦 艦 と 思 し き 物 体 は ジ ャ ス テ ィ ス を 発 見 し 突進を始める。 ﹁や は り向 こう も気付 いたか ﹂ ア ス ラ ン は コ ク ピ ッ ト の ハ ン ド ル を 強 く 握 り ジ ャ ス テ ィ ス の 腰 に 収 納 さ れ て い る 2 つの ビームサーベルを抜 き ハルバードモード にして 向 かい 始める。 そしてどこか ら、 この戦 闘を様 子 見 てい る者 がいた 。 女性 A﹁や は り、 この 世 界に 侵 入していたのですね ﹂ 女性 B﹁ すまない 、私 が未 熟 なばか り に ﹂ 女性 A﹁ いえ 、 あなたのせいではあ り ませ ん。 本来 私 の 世 界にい る はずべき 深 海 棲艦 があなたの 世 界に 侵 入させた 私 の 責任 です ﹂ そ れ は 二人 の女性が ジャスティス と フリーダム の戦いの 様 子 を見 て 話 し を していた 見られ てい る とは 、 知ら ない フリーダム と ジャスティス は ﹃β2﹄ と ﹃ボギー1﹄ を 次 々 と 撃 破していった 。 21 PHASE─2.5 出撃(後編)
そ の 様 子 は ア ー ク エ ン ジ ェ ル と オ ー ブ 国 防 本 部 に も 大 型 映 像 モ ニ タ ー に 映 し 出 さ れ ていた 。 ︵ すごい 、 さすがだな 。ザフト の機体は ・・・︶ ︵ くそ 、俺 たちに も あ れ ぐ ら いの 力 があ れ ば ・・︶ モニター か ら 流 れる 映 像をみ て オーブ軍人 と アークエンジェルクルー は 話 し 始める。 同 じく 撃 破していく フリーダム と ジャスティス の 行動を見 ていた 、 謎 の 人 物たちが 話 す 。 ??A﹁ソロソロ、ゲンカイデハナイカ ?﹂ ??B﹁ソウダナ、ヤツモオソラクミテイルハズダ。 ﹂ ??C﹁デハ、ヲ級ニアノセンカンニコウゲキサセルヨウニメイレイヲダス。 ﹂ そう 言 うと 、謎 の 人 物は ︽ヲ級︾ と呼ば れる 機体に何 ら かし ら の打 電を 打った 。 す る と ﹃ボギー1﹄ と 対峙 していた ジャスティス はひとつの機体の 頭 か ら 何か を 放た れ ていくの を目撃 放 出 さ れ た機体は ﹃β2﹄ と似た機体であ る が 、 何か を加 えて 射出 さ れ た ﹁ こいつ 、頭 か ら 何か を 放 出 したぞ ﹂ ﹁キラ と アークエンジェル に報告 。 ﹂ ジャスティス の コクピット か ら、 映 像を拡 大し 確認 した アスラン 急いで キラ と アーク 22
エンジェル に報告した 。 ﹁ くそ 、 数が 多 すぎて 行 けない 。 ﹂ フリーダム は マルチロックオンシステムを使 い ﹃β2﹄ を撃 破して 行 ってい る が数が 多 く アークエンジェル に 向 かっていった機体 を補足 できないでいた 。 一方アスラン か ら の報告に よりアークエンジェル に届いていた 。 ﹁総員、 こち ら に 向 かってく る飛行 物体 を こ れより迎撃 す る。 ヘルダート、バリアント 攻 撃準備。 ﹂ 攻 撃 の 準備を行 っていた アークエンジェル は 、 真上より ﹃β2﹄ が 降下 してく る の を オペレーター が 確認。 ﹁ 本 艦、真上 に ﹃β2﹄確認。 ﹂ その報告に マリュー は ︽ しまった 。 ︾ と 悟り﹁左30度避 けて ﹂ と 叫 ぶ 。 だが オペレーター は ﹁間 に 合 いませ ん、直撃 します ﹂ という 。 ﹃β 2﹄ が 搭 載 し て い る ミ サ イ ル が ア ー ク エ ン ジ ェ ル の ブ リ ッ ジ に 直 撃 し よ う と し た そ の時だった どこか ら か ビーム 砲が 飛ん できて ミサイル が ブリッジ に当た る直 前に 爆 発 。 死 を 覚 悟 し た マ リ ュ ー は 咄 嗟 に 目 を つ ぶ り 恐 る 恐 る 目 を 開 け る と 見 に 覚 え の あ る 機 23 PHASE─2.5 出撃(後編)
体が ブリッジ の モニター に映し 出 さ れ た 。 ﹁ 大 丈 夫か ?、マリュー﹂ 聞 き 覚 えのあ る声 だった 、 そこには 黄金 の機体に乗っていた パイロット マリュー の恋 人ムウ・ラ・ウラガ だった 。 彼は 念 の 為黄金 の機体 ﹁暁﹂ に乗ってお りキラ達 か ら の報告 を受 け 外 にでていたので あ る。 ﹁ムウ、 あ り がとう ﹂ 彼女は 感謝 の 気持 ち を言 う 。 ﹁ 大 丈 夫だって 、俺 は 不可能を可能 にす る 男だ 。忘れ たのか ?﹂ 映 像 か ら笑 う ムウ の 声 が 響 き渡 る。 戦 闘を 眺 め ていた女性 2人 のうち 一人 があ る行動 に 移 す 女性 A ﹁ 本当は 使 いたくなかったのですが 、 ここは 一 先ず強制 的 に 私 の 世 界へ 連れ 戻 します よろ しいですね ﹂ 女性 B﹁わ か り ましたが 、 この 世 界に影 響 がない よ うにお 願 いしますね ﹂ 女性は杖 ら しき も の を 手にし 、 ジャスティス と ﹃ボギー1﹄ に 向 けて何かの 詠 唱 を 唱 24
え 始め た 。 そ ん なこと を知ら ない ジャスティスを操るアスラン は ﹃ボギー1﹄ を倒 すべく ジャス ティス の ﹁ファトゥムー01﹂を使 い 攻 撃を しとど めを 刺そうとしたその時だった 。 コクピット が急に危 険を察知 したかの よ うに 、アラーム が 鳴り響 く 。 アスラン は何が 起 きたのか わ か ら ずにいたが 原因 はすぐに わ かった 。 自分 の 目 の前に 、謎 の 黒 い穴が 開 いて吸い 込 ま れ そうになってい る のだ 。 ﹁ くそ 、 な ん だ 。 こ れ は ﹂ アスラン は 、 その場か ら脱出 し よ うと ジャスティス の パワーを 全 快 に フルスロットル したが 徐々 に吸い 込 ま れ始める。 突 然の 黒 い穴の 出現 に 謎 の 人 物たち も気付 く 。 ??A﹁ヤハリ、ヤツモココニキテイタカ﹂ ??B﹁ドウスル、コノママデハ。ヲ級タチマデ﹂ ??C﹁カマワン、ワレワレモイチジモトノセカイ へ テッタイダ﹂ ??AB︻ ︻リョウカイシタ︼ ︼ そういうと彼 ら は 姿を消 した 。 そ ん なことは 知ら ずに 、 ジャスティス はいまだ フルスロットル で穴か ら脱出 し よ うと 25 PHASE─2.5 出撃(後編)
懸 命だった 。 ﹁アスラン、待 ってて 今行 く ﹂ フリーダム の乗 るキラ は 、アスラン の乗 るジャスティスを助 け る べく戦 闘を離脱。 だが 、 ﹃β2﹂ は フリーダムを追 いかけ る。 ﹁ こいつ ら・・・・。 ﹂ キラ は 迎撃 す る こと をやめ、真 っ先に ジャスティス の も とへ急ぎ 。 到着 後フリーダム の手 をジャスティス へ伸ばすが 、 穴の吸 引力 は 凄 まじく手が届かな い 。 とその時だった 。 ﹃β2﹄ の ミサイル が フリーダムめ がけて 落下 し 始め た 。 さ ら に ミ サ イ ル が 途 中 で 爆 発 し そ の 爆 風 が フ リ ー ダ ム に 直 撃。 そ の 反 動 で 2 体 の M S は穴に吸い 込 ま れ てしまった 。 穴は フリーダム と ジャスティス以外 に も ﹃β2﹄ と ﹃ボギー1﹄ も 吸い 込ん でいった のであった 。 そして 上 空には女性 2人 のうち 一人 がし ゃ べ る 女性 A﹁ と り あえず 、 こ れ で大 丈 夫 ﹂ 女性 B﹁ 大 丈 夫な わ けあ る か 、 こっちの 世 界の 2 体の MSを 吸い 込みや がって ﹂ 26
女性 A ﹁ す み ませ ん でした 。 ですがあの 2 体はどうして も力 が 必要 でして 。以 前に も 宇宙 の コロニー で ・・・﹂ 女性 B﹁ 何 、 まさか 。プラント で も お前 ・﹂ 何 やら意 味 深 な発 言を す る 女性 A に 対 して女性 B は 女性 B ﹁わ かった 、 但し 。 この 世 界の 技術 はお前の 世 界では流 出 させてはな ら ないこ と を 条 件 だ ﹂ 女性 A﹁ あ り がとう 、今度。一緒 に デート しまし ょ ﹂ 女性 B﹁ こっ 、 こ ら くっつくな ﹂ 女性 二人 組が 抱 き着いてい る こ ろアークエンジェル は 、 大 騒 ぎだった 。 ﹁キラ君 たちの 反応 はどう ﹂ マリュー は 2人 の 反応 はないか 、オペレーター に問う 。 ﹁ダメ です 、ジャスティス・フリーダム 共に 反応 あ り ませ ん。 ﹂ アークエンジェル だけでなく 、オーブ国防 本 部も壊滅状 態に 追 い 込 ま れ たが 突如 発 生 した 黒 い穴に ﹃ボギー1﹄ ・ ﹃β2﹄ が吸い 込 ま れ ていったの を目撃 したが フリーダム と ジャスティスも 吸い 込 ま れ行方不明 になってしまったのであ る。 果 たして 、ジャスティス と フリーダム はどこに吸い 込 ま れ て 消 えてしまったのか 。 そして 謎 の 3人 組と戦 闘を 眺 め ていた女性 2人 は 一 体何 者 なのか 27 PHASE─2.5 出撃(後編)
設定
PHASE│
番
外編 設定集
い よ い よ、アスキラコンビ が 艦 こ れ の 世 界に 飛 ばさ れるわ けですが その前に 2人 の機体 を艦 こ れver に オリジナル で アレンジ した 設定を 発 表 まず キラ の乗 るストライクフリーダム の機体に 換装 す る 武器は SEEDDESITINY では 以下 の 通り でしたね 。 ZGMF│X20A ストライクフリーダムガンダム MA│M21KF 高エネルギービームライフル ×2 MA│M02G シュペールラケルタビームサーベル ×2 MX2200 ビームシールド ×2 MMI│M15E クスィフィアス3レール 砲 ×2 EQFU│3X スーパードラグーン 機 動 兵 装 ウ イ ン グ M A │ 8 0 V ス ー パ ー ド ラ グ ー ン ビ ー ム 突 撃 砲 × 8 MGX│2235 カリドゥス複相ビーム 砲 28その中で 6 番の武 装 は大 気圏内 ではほぼ 実践 では利用できないた め、 こ ち ら を S E E D の 換 装 武 器 M 1 0 0 バ ラ エ ー ナ プ ラ ズ マ 収 束 ビ ー ム 砲 ×2 へ 変 更。 そして 7 番 目 の武器について も こち ら は 外 します 。 ですので 、翼 と体の 部分 は X10Aをベース としてまい り ます 。 続 いては インイニットジャスティス の機体 ZGMFX│19A インフィニットジャスティスガンダム MMI│GAU26 17.5mmCIWS ×4 MA│M1911 高エネルギービームライフル MA│M02Gシュペールラケルタ ビームサーベル ×2 MR│Q15Aグリフォン ビームブレイド ×2 MX2002 ビームキャリーシールド RQM55シャイニングエッジ ビームブーメラン EEQ8 グラップルスティンガー ファトゥム│01 MA│6Jハイパーフォルティス ビーム 砲 ×2 29 PHASE─番外編 設定集
MA│M02Sブレフィスラケルタ[15] ×2 MA│M02Gシュペールラケルタ[15] MR│Q17Xグリフォン2 ビームブレイド ×2 こち ら の武 装 に 対 して特に 変更 はしませ ん のでそのままで 行 きます 。 生 活 スタイル︵キラ と アスラン︶ 艦 こ れ での 世 界で着 る服 は オーブ軍 の 軍服 で 鎮守府内を生 活します 。 戦 闘スタイル キラ は 、出撃ゲート にて両 脇 に MA│M02G シュペールラケルタビームサーベル ×2 と MMI│M15E クスィフィアス3レール 砲 ×2をセット になった武 装を装 着 。 その 後 は海 上 にて両手に MA│M21KF 高エネルギービームライフル ×2 と MX2200 ビームシールド ×2を装 着 背 中に M100 バラエーナプラズマ収 束 ビーム 砲 ×2を装 着し 出撃 アスランキラ と 同様 に 両 脇 に MA│M02Gシュペールラケルタ ビームサーベル ×2を装 着し 腰 に MA│M1911 高エネルギービームライフルを装備。 同 じく海 上 にて ファトゥム│01 に 装備 さ れ てい る以下 の武 装を付 けて 30
MA│6Jハイパーフォルティス ビーム 砲 ×2 MA│M02Sブレフィスラケルタ[15] ×2 MA│M02Gシュペールラケルタ[15] MR│Q17Xグリフォン2 ビームブレイド ×2出撃 続 けて 艦 こ れ の 世 界 設定。 千 葉県館 山 市 に 設置 なので 館 山 鎮守府。 横 須賀鎮守府 に次ぐ大きさの 基 地 ︵現実 では 、館 山には 基 地はあ り ますが 軍 港としてではなく 航 空 基 地としてあ り ます ︶ 艦 こ れ の 設定西暦 は戦 後 の 1969 年 。 日 本 各 地に 鎮守府を設置 さ れ てい る が 、 東 京 湾の 防御 の 要 として 戦前か ら館 山に 鎮守府を設置 さ れ てお り、 そこに 艦娘 たちが 生 活してい る。 艦 こ れ の 世 界 設定 についてはかな り省 略してしまいましたが 話 の中で 変更 などはあ る と 思 いますが 、 そこは大 目 に 見 ていただけた ら と 思 います 。 31 PHASE─番外編 設定集
艦隊
こ
れ
くし
ょん
!の
世
界
PHASE│3 依頼
そして
転生
﹁・・・ス・・ラ・・・・ン。起・・・ て ・・・ く ・・・ だ ・・・。 ﹂ ﹁誰 だ 、俺を 呼ぶのは 。 ﹂ 彼は何 処 か ら か 、自分を 呼 ん でい る声 に 気付 く 。 ﹁ はっ 、 ここは 。確 か 俺 は ・・・。 そうだ 、 あの時 ・・・﹂ 彼は よ う や く 、自分 の 現 在位 置を確認 す る。 ﹁ ここは ・・・・。 ﹂ そ れ は 、﹃ボギー1﹄ を倒 そうとした 瞬間 に 突如 発 生 した 黒 い穴に 自分 が吸い 込 ま れ た の を思 い 出 す 。 コクピット 画 像 か ら 周 りを見回 すと 、近 くに フリーダム がい る の を確認。 ﹁キラ・・・・。聞 こえ る か ?﹂ 通信を通 して 、フリーダム の コクピット に流す 。 何 回 か 通信を試み て 、ジャスティス の コクピット に 通信 が入 る。 32﹁アスラン、聞 こえ るよ。よ かった ﹂ ﹁キラ、 お前 も 吸い 込 ま れ てしまったのか 。 ﹂ ﹁ そうだね 、 どこだ ろ うここは ﹂ す る と 2人 の 目 の前に光 輝 く女性 2人 が 現れ た 。 女神 A﹁ こ ん にち わ、 という より初め まして ?﹂ 最初 に 声を かけてきたのは 、 女性 A が 声を かけてきた 。 ﹁誰 だ ﹂ アスラン は 警戒 しつつに らみ つけ るよ うな 声 で問う 。 女神 B﹁警戒 す る のは わ か り ますが 、 あなた 方 の敵ではあ り ませ ん﹂ ﹁ラ・・・ク・・ス ?﹂ そういったのは 、キラ だった 。 ﹁キラ、バカ なこと を言 うな 。ラクス は ・・・・。 ﹂ 女神 B の 姿を見 て 、2人 は 驚 いた 。 無 理も ないその 姿 は 2人 の 知 っていて る人 の 姿 だったか ら だ 。 ラクス︵仮 の 姿︶ ﹁驚 くのは無 理も ないですね 。 こ れ は 仮 の 姿 ですので 、 このほうが 話 し や すいと 思 い 姿 にいたしま した ﹂ 33 PHASE─3 依頼そして転生
女神 A﹁2人 にお 願 いがあって 参り ました 。 単 刀直 入に 言 います 、私 の 世 界 を助 けてください ﹂ 女神 A の 言葉 に 、キラ達 は ハト が 豆鉄 砲 食ら った よ うな 顔を した 。 ラクス︵仮 の 姿︶ ﹁ ご めん なさい 、私 が 詳 しく 説明 しますね ﹂ 女神 A の単 刀直 入 過 ぎ る言葉 に 、 言葉も でなかった キラ達 は ラクス ︵仮 の 姿︶ か ら の 説明を聞 き 出 した 。 女神 A の統 括 す る世 界か らキラ達 の 世 界に敵が 侵 入 。 オーブ に攻 め込ん できたが 、 女性 A の 力黒 い穴で敵たち を 吸い 込 ませて全 滅 したが いつまた 復 活す る か わ か ら ないので 力を貸 してほしいとのことだった 。 ﹁ つま り、 俺 たちが戦っていた 相 手はその ︻深 海 棲艦︼ と呼ば れるも のだったということ か 。 ﹂ アスラン の問いに ラクス︵仮 の 姿︶ は ︽コクリ︾ とうなずく 。 ﹁ で も な ん で 、僕 たちなの ?。 あなたたちの 世 界に も 敵ということは 対峙 す る勢力 はい る はずでは ?﹂ キラ の 疑 問にす る の も納得 でき るも のであ る。 通 常は敵 勢力 が 現れる とそ れ に 対抗 でき る勢力 がい る はずなのに なぜ 自分 たちが手 を貸 さないといけないのか 34
﹁確 かに 、 あなたの 言 うこと も理解 できます 。 ですがあなたたちの 世 界の も のと 思われる 機体が ︻深 海 棲艦︼ が 建造 してい る という 情 報があ り そ れ で ・・・﹂ 女神 A のこの 言葉を聞 いて アスラン が答え る。 ﹁わ かった 、力を貸 そう 。 但しこち ら に も 条 件 はあ る﹂ 彼の条 件 は 以下 の 通り だった 。 1.キラ と アスラン の乗 るMS の性 能 に 互換 す る 機体 を 用 意 す る事 2. 異 世 界か ら ということ を 周 辺 にば れ ない よ うにす る事。 以上2点を 女性 A に 提 示 。 す る とあっさ り と答えが帰ってきた 。 女神 A﹁わ か り ました 、一 つ 目 については用 意 す る ことは 難 しいので 2 体の MSを あなたたち 2人 の体に吸 収 させます 。 2 つ 目 については 、 すでに手 配 はしてお り ますので ﹂ 女神 A は 、 そういうと手に 持 っていた杖 を掲 げ何か を詠 唱 を開始 し光 輝 き 始め た 。 そ れ はまぶしく キラ と アスラン は 思わ ず 目を保護 すべく手 を かぶせ る。 ﹁ と り あえず 、よろ しくね ∼∼∼。 ﹂ 女神 A はそう 言 い 残 し 、2人 は 意識を 失った 。 35 PHASE─3 依頼そして転生
﹁・・・・ラ。起・・・・ろ。 キラ﹂ ﹃ ﹃誰、僕を 呼ぶのは ・・・・・・・・﹄ ﹄ キラ は 、誰 かに呼ば れ た よ うな 気 がし 目を開 け る。 ﹁キラ、よ かった 。気付 いたか ﹂ 36
アスラン は 目を覚 ました キラ に ホット胸を撫 でお ろ す 。 ﹁アスラン、 ここは 。 ﹂ ﹁わ か らん が 、 どう やら 何 処 かの海 岸 の よ うだ ﹂ 2人 は 、辺りを見回 すがどこ を見 て も砂 浜と 果 てしない海がそこにはあった 。 ﹁ そ れより たて る か 、キラ﹂ アスラン は 左腕をキラ に伸ばす 。 キラもアスラン の手 を握り立 とうとした 瞬間胸 元か ら 何かが 落 ちた 。 ﹁ な ん だ ろ ?、 こ れ﹂ 彼は 胸 元か ら落 ちた何か を拾 い 、開 けて みる とそ れ は手 紙 だった 。 ************************************* こ れを、 ご 覧 にな られ てい る事 はおそ ら く 転生 は 成功 したと 見 ていいでし ょ う 。 MS の 力 についてはお 二人 の体に 同化 させてお り ますので 念 じ る ことで 、 機体と 同 正 能 の 力を 発 揮 できますが兵 装 などの武器の 力 はそのままにしてお り ます 。 も し 、要望 などがあ り ました ら追 って 連 絡 方法 など を お 伝 えします 。 艦 こ れ世 界統 括 女神 ************************************* ﹁ てことは 、 あの夢は本当だったのか ?﹂ 37 PHASE─3 依頼そして転生
アスラン と キラ は 揃 って 同 じ セリフを言 う 。 ﹁ まさか 、キラ。 お前 も・・・・・・。 ﹂ ﹁ そうということは 、アスランも・・。 ﹂ 2人 は 、オーブ での戦いの 最 中に 謎 の 黒 い穴に吸 収 さ れ て 以降 の 記憶を思 い 出 す 。 黒 い穴に吸い 込 ま れ そこで 2人 の女性 ︵一人 は ラクス の 姿を していた ︶ の 一人 か ら世 界 を 救ってほしいと 頼 ま れる。 そして何か を詠 唱し 始め て 、 まぶしい光に 気を 失い 今 に 至る。 ﹁ まさか 、僕 たちが異 世 界 を 救ってほしいな ん てそ ん な 馬鹿 な 話 って ﹂ ﹁ だ よ なだが 、俺 たちがそ ろ って 同 じ夢 を見る のはあ り えないが ・・ ここで 立 ち止まっていて も仕方 ない 。 この手 紙 が本当な ら、 俺 たちは フリーダム と ジャスティス の武 装 に 換装 でき る という ことだ ﹂ ﹁ と り あえず 、念 じて みよ う アスラン﹂ キラ はそう 言 い 始め 何か を念 じ る と体が光 り輝 き 始め た 。 背 中には 翼 が 換装 し 、腰 には 見覚 えのあ る2門 の レール 砲が 付 き 始め た 。 そして数 分後 には彼の 愛 機であ る ︹ストライクフリーダム の機体 ︺ その も のの武 装 が 換装完了 したのであ る。 38
﹁キラ、 お前 。 ﹂ 彼 の 姿 を 見 て 驚 く の は 無 理 も な い 顔 は キ ラ 本 人 だ が 体 の あ ち こ ち は フ リ ー ダ ム そ の も のであ る か ら だ 。 ﹁アスラン、君もや って み て よ﹂ キラ の問いかけに アスランも念 じ る。 そして彼 も・・・ ︵以下省 略 ︶ 2人 はと り あえず 、 自分 たちのい る 場所 を把握 す る為 共に 現 在い る 場所 を離れ飛 び 始 め た 。 同 時刻 館 山 鎮守府 の 提 督 室。 一人 の 青 年があ る 手 紙を読ん でいた 。 ﹁ まさか 、アスランも この 世 界に ・・・・・。 ﹂ 彼は 、会 ったことのない アスラン の 名 前 を叫ん だのか 。 そして手 紙 の 内容 とは 一 体 ・・・・。 39 PHASE─3 依頼そして転生
PHASE│4 探
索と第六
駆逐隊
キラ達 が 、情 報 収集 す る為 そ れ ぞ れ の機体の 換装 し 飛 び 立 った 頃 某鎮守府 近 海 4人 の 少 女 達 が海 を 歩いていた 、 というか 航行 してい る のであ る。 雷﹁ ねえ 、暁。今日 の 任務 ってな ん だっけ ?﹂ セーラー服を 着た 少 女が 、 前 を行 く 同 じ 服を 着た 仲間 に 尋 ね る。 暁 ﹁も う 、 今日 は大 島近 海まで 遠征 し 、﹃補 給に 行 ってきてく れ﹄ って 提 督か ら言われ たじ ゃ ない 。 そ れ ぐ ら い レディー のたしな みよ。 ﹂ 暁 と呼ば れる少 女は 、 ふてくさ れ顔 で答え る。 雷﹁わ かって るわよ、 ねぇ 。電︵ いなづま ︶ ﹂ 雷 の 隣 にい るアップヘア の 髪型 した 少 女に 尋 ね る。 電﹁わわ っ 、ケンカ は ダメ なのです ﹂ 40あ わ てて 電︵ いなづま ︶ は 、暁 と 雷 の 間 に割って入 ろ うとす る。 電﹁響 ち ゃん、見 てないで 助 けてなのです ﹂ 響 と呼ば れる少 女は 、3人 の やり取りを見 て る が やり過 ごす 。 彼女たちは 、 第六 駆逐隊 所属の 艦娘 で 遠征 の スペシャリスト と呼ば れる4人 組 なぜ スペシャリスト と呼ば れる かというと 、遠征 にて ﹃燃料 ・ 弾 薬 ・ ボーキ﹄ の アイ テムを 回収 がうまい チーム なのであ る。 暁﹁回収 がうまいって何 よ・・・・。 ﹂ 電﹁暁 ち ゃん、誰 に 言 って る のです ?﹂ 暁 の 謎 の ツッコミ に 電 が 質 問す る。 暁﹁ べ ・・ 別に ///////。 ﹂ 暁 は 顔を真 っ 赤 にす る。 そ ん な やり取りを してい る なか 、上 空では キラ と アスラン が 自分 たちがどのあた り にい る のか散策 を続 けていた 。 キラ﹁ どう 、アスラン。 何か わ かった ﹂ アスラン﹁ い や、オーブ に 通信チャンネルを合わ せてはい る が 41 PHASE─4 探索と第六駆逐隊
通信 はつなが ら ないでいた 。 ﹂ キラ﹁僕も だ よ、アークエンジェル に も通信チャンネルを 繋げてい る けど ダメみ たい ﹂ 彼 ら は 、 女神と呼ば れる 女性か ら転生 の手 紙を受 け 取 ったがまだ 信 じ 切れ ずにいた 為 オーブ と アークエンジェル に 通信を 打 電 し 続 けていた 。 彼 ら は空 を飛ん でい る最 中に 、力 の 操 作 方法を独 学で 身 に着けていた 。 MSを動 かす 際 は 操 作の 際 は ペダルやレバー など 動 かしていたが 、 攻 撃 方 法 や 通 信 レ ー ダ ー な ど の 情 報 が 頭 に 映 し 出 さ れ る よ う に な っ て い る こ と を 確 認 した 。 アスラン﹁ だが 、 あ れ だけ 。苦労 す る操 作 を頭 で 考 え る だけでいいとはな ﹂ キラ﹁ な ん かあっけがない 感 じだ よ﹂ 2人 は 話 し を してい る と 、頭 か ら警 告 音鳴り響 く 。 キラ﹁アスラン、 ここか ら 先の海 上 に未 確認 機が何か を 攻 撃 してい る の を確認 した ﹂ アスラン﹁ ああっ 、俺も確認 した 。行 くぞ キラ﹂ キラ と アスラン は 、レーダー で 確認 し 現 場に 向 かう 。 そして 、2人 が レーダー探知 した場所には 4人 組の第六 駆逐隊 が 燃料 など を確保 などの作業 を していた 。 42
暁﹁ じ ゃ あ 、 こ れ ぐ ら いで十 分よ ね ﹂ 雷﹁ そうね 、 で も 弾 薬をも う 少 しだけ 集め ていかない ﹂ 暁﹁ し ょ うがない わ ね 、 じ ゃ あこの先 をも う 少 し 探 して み まし ょ﹂ 電﹁響 ち ゃん、 どうしたのです ?﹂ 電 は先ほどか ら動 かない 響 に 声を かけ る。 響﹁ハラショー、 すでに 囲 ま れ てい る﹂ 電﹁囲 ま れ てい る、誰 にですか ?﹂ 電 は 回りを見る と 、黒 い 艦隊 に 囲 ま れ ていた 。 雷﹁電︵ いなづま ︶ どう ・・ し ・・ た ﹂ 雷 は 電 の 真 っ 青 な 顔を見 て異常ではないと 感 じた 。 雷﹁ なっ 、 どうして 。 いつの 間 に ハ級 とへ 級 が ・・﹂ 暁﹁ うそっ 、 な ん で ﹂ そ れ は無 理も ない 状 態だった 。 彼女たちは 補 給物 資を集め てい る のに 夢中でいたた め電探︵レーダー︶ に 気付 かないでいたのだ 。 暁﹁ で も、ビビ っていた ん じ ゃ。レディー にはな れ ない わ﹂ 響﹁ だてに 、不 死 鳥を名 乗っていない ﹂ 雷﹁ だ よ ね 、 ここで ビビ っていた ん じ ゃ。 第六 駆逐隊 の 名 前が 泣 く わ﹂ 43 PHASE─4 探索と第六駆逐隊
電﹁ なのです 。 ﹂ 彼女 ら は 、深 海 棲艦ハ級 とへ 級 に 立 ち 向 かう 。 44
PHASE│5
救
援
そして
出会
い
︵
前
編︶
キラ・アスランside キラ と アスラン は共に 、レーダー で 探知 した エリア へ急ぎ 始め た 。 だが 2人 は 一途 の 不安 が 心 に 残る。 キラ﹁ だが 、 戦 闘 の 際 はどうな るん だ ろ う ﹂ アスラン﹁わ か らん だが 、 何 も しないでいなくい わ けにはいかないだ ろ う ﹂ そう彼 ら は 今 まで MSを操 縦す る 戦い を行 ってきていたが 自分 で 動 かすのは 初め ていたのであ る。 ??﹁ そ れ には 心配及 びませ ん﹂ 2人 の 脳裏 に何かが 聞 こえた 。 ??﹁キラ さ ん・アスラン さ ん﹂ キラ﹁ その 声 は ・・。 ﹂ アスラン﹁ あ ん たか !!。 ﹂ 2人 は 声 に 聞 き 覚 えがあった 。 女神 B﹁ 戦 闘方法 について教えます 。 45 PHASE─5 救援そして出会い(前編)あなた 方 は 今 まで MSを操 縦して戦い を してお り ましたね 。 ﹂ キラ・アスラン﹁ はい 、 そうです ﹂ 女神 B﹁ この 世 界ではあなた 方 の機体の 力 は強 靭 すぎ る為 あの時に MS の 力を同化 させたのは 覚 えていますね 。 今後 は 重力を 体にまと も に 受 けますので 、目 に 見 えない形で 与 えます ﹂ そういうと 、キラ と アスラン の体に光 輝 きだした 。 2人 は体 を輝 きだすと何か を感 じた よ うだ 。 キラ・アスラン﹁ 体が 軽 い ﹂ 女神 B﹁ どう やら、成功 した み たいですね 操 作については 、 ここまで 飛行 してい る ときに 習得 していた み たいなので 省 略 します 。 では 、今後 はこ れ で 連 絡 を しますね 。 ﹂ 女神 B はそう 言 い 残 し 通信を 終えた 。 キラ﹁ どう やら、脳裏 で戦い 方をシミュレーション でき るみ たいだし 射撃 は フリーダム の コクピット で 行 っていた時 み たいに やるみ たい ﹂ アスラン﹁俺 は 、 どう やら脳裏 で 考 えた 事 がそのまま戦 闘 でき るみ たいだ 急ぐぞ 、キラ﹂ 46
2人 は急いで 、レーダー に 探知 した エリア へ全 速力 で急いだ 。 キラ・アスランside out 第 6駆逐隊 と 鎮守府サイド 同 時刻 第六 駆逐隊 か ら離れ た海 域 第六 駆逐隊 が 深 海 棲艦ハ級 とへ 級 に 囲 ま れ てい る離れ た場所には ??﹁ドウヤラ、アノフタリモキタミタイダ アノ4ニン の カンムスヲ、オトリニサセタ﹂ 遠 くか ら離れ た 謎 の 人 物が 遠 くか らハ級 と ヘ級を 第六 駆逐隊 に 出没 させ どう やらキラ と アスランを おびき 出 すた め に 出撃 させていた よ うだ 。 そのこと を知ら ない第六 駆逐隊 の ﹁暁・響・雷・電﹂ の 4人 は戦 闘モード に 移行。 暁﹁響、 急いで 鎮守府 に打 電。至 急 応援を寄越 す よ うに 言 って ﹂ 響﹁わ かった 。 ﹂ 響 は急いで 、 所属の 館 山 鎮守府 へ 現 在の 状況を 報告 を行 った 。 第六 駆逐隊side out 47 PHASE─5 救援そして出会い(前編)
館 山 鎮守府side 大 淀﹁遠征 に 出 てい る 第六 駆逐隊 か ら 入 電 深 海 棲艦 と 遭遇、至 急救 援を頼 ま れ たし ﹂ 通信を してい る 女性が 声を上 げ る。 長門﹁ 大 淀、 どの場所だ 。 ﹂ 大 淀﹁待 ってください 、今 特 定 します ﹂ 大 淀 は急いで 目 の前の 通信 機で特 定 作業 を 急ぐ 。 陸 奥 ﹁ まって 、 第六 駆逐隊 の 遠征 先は 深 海 棲艦 は全 部一掃 したはず よ ね ﹂ 彼 女 ら は 、 こ の 鎮 守 府 を 管 轄 す る 通 信 士 "大 淀 〟 と 秘 書 艦 "長 門 "と "陸 奥 "の 3 人。 長門﹁ そのはずな ん だがな 。 何故だ ﹂ 長門 は 、深 く 考 え る が 見 当がつかず 。 そ れも そのはず 、深 海 棲艦 は 一掃 す る ことで 補 給 路を付 けていたのだがなぜか 、深 海 棲艦 が 復 活したのだ 。 その時 通信士 の "大 淀 "が 叫 ぶ 無 線 か ら 戦 闘 に入った 。 第六 駆逐隊 か ら 無 線 が 雑音混 じ り なが ら 48
聞 こえてきた 。 暁︽・・・・ づ ・・ ま 。 そっち ・・・︾ 響︽・・・・・ん だ 。 こ ・・ い ・・・ つ ・・ら︾ 第六 駆逐隊 が戦 闘 に入ったが 苦 戦 を 強い られ てい る のが 分 か る 無 線 が 飛 び 込む。 長門﹁ どうした 、 大 淀﹂ 大 淀﹁ 大 変 です 、 第六 駆逐隊 が 小 破になった模 様 です ﹂ 陸 奥 ﹁ 急いで 、 どの 艦隊を出 すの ﹂ 長門﹁わ かった 、 第 三 水 雷 戦 隊を出 す 急いで 出撃準備を させ ろ﹂ 大 淀 は 艦内 放 送を使 い第 三 水 雷 戦 隊を招集 させ る。 鎮守府side out キラ・アスランside キラ﹁ あそこだ 、アスラン﹂ アスラン﹁ あの機体は ・・・・・﹂ 49 PHASE─5 救援そして出会い(前編)
キラ と アスラン は レーダー探知 のあった 上 空に到着した 。 アスラン﹁ あの機体は オーブを襲 った ・・・・・﹂ キラ﹁ で も、違 う み たいだ よ。 ﹂ キラ はそういうと 、レーダー で 感知 した エリア の敵 をズームアップ で 確認 キラ﹁ で も、襲われ てい る のは ・・・・少 女 ﹂ アスラン﹁ だが ・・・・。 ここは ﹂ 彼 ら が 不思議 が る の も 無 理 はない 。 4人 の 少 女が海 上を 浮か ん でい る の を不思議 と 感 じた 。 しか も、自 由 自 在に 動 いてい る のだ アスラン﹁ だが 、 あの 少 女たちかな りや ばいぞ ﹂ 4人 の 少 女たちの 服装 がぼ ろ ぼ ろ の 状 態となってい る の を確認 キラ﹁助 け よ う 、アスラン﹂ アスラン﹁わ かった 、行 くぞ キラ﹂ キラ と アスラン はそういうと 4人 の 少 女たちの も とへ 向 かい 始める そして キラ は 飛行 中に 腰 に着けていた 〟MA│M21KF 高エネルギービームライフル〟2丁を 手に 取り だすと 自動 で "MMI│M15E クスィフィアスレール 砲 ×2 "が 動 き 出 す 。 50
アスラン は 腰 に 装 着してい る "M A │ M 0 2 G シ ュ ペ ー ル ラ ケ ル タ ビ ー ム サ ー ベ ル "2 本 を ハ ル バ ー ト モ ー ド を装 着 キラ・アスランside out 第六 駆逐隊side in 暁﹁ 大 丈 夫 、みん な 。 な ん でこいつ ら に 私 たちの武器が 効 かないの ?﹂ 暁 は 遠征 時に 装備 していた武器で攻 撃 す るも深 海 棲艦 に 効力 が無 効 となっていた 。 そのた め、 深 海 棲艦 の ハ級 と ヘ級 か ら の攻 撃を受 け 4人 は共に大破の 状 態となってい た 。 響﹁ さすがに 、不 死 鳥 と 言われ た 。私も ここまでか ﹂ 電﹁ は わわ っ 、 なのです ﹂ 雷﹁ ここまでなの ﹂ 深 海 棲艦 の ハ級 と ヘ級 か ら、魚雷 と砲 撃 が放た れ4人 に 向 かってお り 暁を 含 め4人 は 沈没を覚悟 した 。 その時であった 。 上 空か ら 何かが放た れる音 と共に 魚雷 が 爆 発した 。 51 PHASE─5 救援そして出会い(前編)
暁﹁ 何 、 何があったの ?﹂ 暁 は何が 起 きたのか 状況 が 分 か ら ずにいたが 何かの 連 絡が入った 。 ??﹁ そち ら の 、艦娘聞 こえてい る か 。 こ れより 救 援 に入 る﹂ その 言葉 で無 線 が 切れ た 。 暁﹁ 何 、 どこか ら 無 線 が ﹂ 暁 は 回り の 様 子 を確認 す る と 上 空に何かい る の を確認 した 。 響﹁ハラショー﹂ 雷・電﹁ あ れ見 て ﹂ なのです ﹂ ﹂ 第六 駆逐隊side out 彼女たちは 、上 空に浮かぶ 2人 の 姿を見 た 52
PHASE│5.5
救
援
そして
出会
い
︵後編︶
??﹁ そこの 艦娘達聞 こえ る か ?こ れより 救 援 に入 る﹂ 突如 無 線 か ら 発せ られ た 声 に 、暁 ・ 響 ・ 雷 ・ 電 の 4人 の 艦娘達 は 上 空にい る2人 の 姿 を見 た 。 暁﹁ 何 、 あ れ。妖精 で も ないのに 、 空 を 浮か ん でい る﹂ アスラン・キラside キラ﹁よ かった 、 何とか 間 に 合 った ﹂ 彼の 、 両手には 〟MA│M21KF 高エネルギービームライフル〟2丁を連 結す る ことで 威力を 発 揮 し 魚雷を寸 前のとこ ろ で 爆 発させた 。 アスラン﹁ どう やら、 本当に 俺 たちは 違 う 世 界に来たのは 間違 いないな という 事 は 、 あの子 ら4人 がこの 世 界の ・・・﹂ キラ﹁艦隊 こ れ くし ょん の 世 界の住 人 たちだね 。 53 PHASE─5.5 救援そして出会い(後編)で もアスラン、 どうしてあの子 達 が 艦娘 って わ かったの ?﹂ ??﹁ そ れ は 、私 がおこたえしまし ょ う ﹂ 2人 の 脳裏 に 声 が 聞 こえた 。 アスラン﹁ また 、 あ ん たか 。今度 はな ん だ 、 女神 ﹂ 彼は 分 かったいた 。声 の主は 転生 させたこの 艦隊 こ れ くし ょんを 統 括 す る 女神 女神 ﹁言 い 忘れ ていましたが 、 この 世 界の 知識 については 自動 でお 二人 の 脳 に インプット してあ り ます 。 決して 、仮面〇イダー〇〇ケイド の 真 似 を した わ けではないので ﹂ キラ﹁ 何 、 その 仮面ラ〇ダーディ〇〇〇 の 真 似って ﹂ キラ は 謎 の 言葉 に 突 っ 込む。 女神 ﹁ と り あえず 、 この 世 界の 事 については 私 は 逐一 あなた 方 の 脳を通 して 連 絡 を行 います 。 も し 、連 絡 を取り たい場 合 であ れ ば 、念 じてくださいね 。 そ れ では ・・・・・﹂ そういうと 、通信を 終えた 。 アスラン﹁ まぁ 、 いい 。 そ れより あの子たち を助 け る ぞ 。キラ﹂ キラ﹁わ かった 、行 く よ。アスラン﹂ 54