• 検索結果がありません。

Microsoft Word - 岐阜県警察災害警備実施計画の制定について

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Microsoft Word - 岐阜県警察災害警備実施計画の制定について"

Copied!
17
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

備二第450号 総第 46号 務第236号 生総第163号 地第284号 刑総第194号 交企第310号 備総第133号 平成30年3月20日 各所属長 殿 岐阜県警察本部長 岐阜県警察災害警備実施計画の制定について 岐阜県警察における地震災害発生時の警備実施については「岐阜県警察大震災警備 実施計画」(平成14年3月26日付け備二第385号)により、風水害等発生時の警備実施 計画については「岐阜県警察風水害等警備実施計画」(平成14年3月11日付け備二第276 号ほか)により、個別に運用しているところであるが、自然災害に対して迅速かつ的 確な警備活動をするため、この度、これらを一本化し、別添のとおり「岐阜県警察災 害警備実施計画」を制定し、平成30年4月1日から運用することとしたので誤りのな いようにされたい。 なお、「岐阜県警察大震災警備実施計画」及び「岐阜県警察風水害等警備実施計画」 は、廃止する。

(2)

1 別添 岐阜県警察災害警備実施計画 第1 総則 1 趣旨 この計画は、岐阜県警察緊急事態対処要綱(平成19年1月24日付け備二第49号ほ か)に基づき、県内(隣接県において災害が発生した場合も含む。)に災害が発生し、 又は発生するおそれがある場合に行う基本的事項を定める。 2 準拠規定 災害が発生し、又は発生するおそれがある場合の警備活動については、災害対策基 本法(昭和36年法律第223号。以下「災対法」という。)、国家公安委員会・警察庁防 災業務計画(昭和38年6月)、岐阜県警察警備実施要則(昭和43年岐阜県公安委員会 規程第1号)、岐阜県警察警備実施規程(平成14年岐阜県警察訓令第5号。以下「実 施規程」という。)その他関係法令の定めるところによるほか、この計画に定めると ころによる。 3 災害の定義 この計画において、災害とは、地震、暴風、豪雨、洪水、噴火その他の自然現象 による被害をいう。 4 警備方針 災害が発生し、又は発生するおそれがある場合(以下「災害発生時等」という。) には、早期に警備体制を確立して情報の収集に努め、関係機関と緊密な連携の下、 県警察の総力を挙げて住民等の生命、身体及び財産の保護、交通秩序の確保、各種 犯罪の予防及び検挙その他公共の安全と秩序を維持し、総合的な災害警備活動に努 める。 5 任務 災害発生時等における任務は、次に掲げるものとする。 (1) 被害状況の早期把握 (2) 避難誘導及び二次被害の防止 (3) 被災者の救出救助 (4) 行方不明者、要確認者、要捜索者、安否不明者(以下「行方不明者等」という。) の捜索及び相談対応 (5) 死体の見分、検視及び身元確認並びに遺体の引渡し (6) 緊急交通路の確保 (7) 交通の混乱の防止及び交通秩序の維持 (8) 住民等の安全確保及び不安解消のための広報 (9) 被災地域における社会秩序の維持 (10) その他必要な警察業務

(3)

2 6 職員の心構え (1) 警察職員(以下「職員」という。)は、災害発生時等には、限られた人員でその 個々の能力を結集して災害警備実施を推進することから、積極的に幹部の指揮 下に入り、全力を尽くして任務の遂行に努めること。 (2) 職員は、勤務場所その他身辺において、危険物の点検、書庫、ロッカーなどの 転倒防止等常に環境の整理を行い、災害発生時等における被害防止に努めること。 (3) 職員は、平素から、任務の遂行のために必要な知識及び技能の向上に努めると ともに、出動時に必要な携行品を常に準備しておき、家族に対し、災害発生時等 における連絡方法、避難場所等について確認を行い、任務の遂行に集中できる環 境を整備しておくこと。 第2 平素の措置 1 基礎調査 警察署長(以下「署長」という。)は平素から、おおむね次の事項について、関 係機関と連携し、基礎資料の整備充実に努め、その活用を図るものとする。 (1) 警備体制に関する事項 ア 警察施設の被害予想 イ 警察庁舎被災時の災害警備本部設置場所 ウ 警備要員の参集所要時間 エ 装備資機材の保有状況 オ 通信施設被災時における通信連絡の手段及び系統 カ 部隊拠点として利用可能な駐車場及び空き地 キ 部隊の宿泊及び給食施設 ク 緊急ヘリポート ケ 多数死体収容所 コ その他必要と認める事項 (2) 警備対象等に関する事項 ア 河岸、低地帯、液状化等浸水のおそれのある区域及び当該区域にある危険箇 所 イ 急傾斜地、渓流等、斜面崩壊及び土石流の発生するおそれのある区域並びに当 該区域にある学校、住宅など土砂災害の影響を受けるおそれのある施設及び場所 ウ トンネル、橋、道路等寸断されることで一定の区域が孤立するおそれのあ る 施設及び場所 エ 帰宅困難者等により混雑が予想される公共交通機関 オ 高齢者施設、障害児(者)施設、児童福祉施設等避難行動要支援者施設 カ 宿泊施設、高層建物、大規模集客施設等 キ 危険物等取扱事業所等

(4)

3 ク ライフライン事業所 ケ 避難施設 コ 帰宅困難者一時滞在施設 サ その他管内の状況に応じた危険箇所、施設等 (3) 管理者対策等の推進に関する事項 署長は、(2)に掲げる災害危険箇所等を管理する者に対し、必要に応じて助言、 指導等を行うほか、合同パトロール又は合同訓練を実施するなど積極的な管理者 対策を推進するものとする。 2 装備資機材の点検等 (1) 関係所属長は、保有する装備資機材について点検・整備し、常に最良の状態に しておくとともに、突発的に発生する事案にも効果的に活用できるよう配意する ものとする。 ア 署長は、交番及び駐在所の勤務員並びに当直勤務員が迅速かつ効率的に災害 警備実施が行われるよう所属の実情に応じた装備資機材の配置に配意するもの とする。 イ 関係所属長は、保有する装備資機材が不足する場合に備え、市町村、管内事 業所等の保有する装備資機材の種類、数量、借受け手続等について把握するこ と。 ウ 関係所属長は、避難所以外で倒壊物等が無く、浸水による被害も想定されな い地域で車両を待避することが可能な場所を把握すること。 (2) 関係所属長は、災害発生時等の通信を確保するため、平素から次の事項に配意 するものとする。 ア 有線通信施設、無線通信施設、公用携帯電話等の整備状況、性能、操作方法 等の把握 イ 不感地帯の把握及び解消 ウ 警察通信以外の通信手段の検討 (3) 関係所属長は、災害発生時等の警察施設の機能維持のため、平素から次の事項 に配意するものとする。 ア 非常用電源の確保、点検及び燃料補給体制の整備 イ 器物等の転倒又は転落の防止措置 3 関係機関との連携強化 (1) 防災関係機関との連携 関係所属長は、平素から県、市町村、消防、自衛隊、ライフライン事業所等(以 下「防災関係機関」という。)との緊密な協力関係の構築を図り、災害発生時等に おける災害警備実施が防災関係機関との連携の下、効果的に行われるよう努める ものとする。 (2) 避難行動要支援者への対応

(5)

4 署長は、災害の発生に備え市町村から災対法第49条の11第2項の規定に基づき 避難行動要支援者名簿の提供を受けたときは、災害発生時等における同名簿登載 者への避難支援の手段等についてあらかじめ市町村と協議を行い、市町村と連携 した円滑な避難支援が行われるよう努めるものとする。 また、同名簿については、保管及び管理を徹底するとともに情報漏えい防止措 置を講ずるものとする。 (3) ライフライン事業所への働き掛け 関係所属長は、災害発生時等に県民生活に与える影響が大きい電気、電話、ガ ス、水道、鉄道等のライフライン事業所の所在地、管理者、連絡先(夜間及び休日 を含む。)等を確認するとともに、同事業者との協力体制を確立し、ライフライン に関係する災害が発生した場合の通報等が速やかに実施されるよう平素から働き 掛けを行うものとする。 (4) 自主防犯・防災組織等との連携 ア 署長は、管内における自主防犯・防災組織、ボランティア団体のほか飲料水 の提供、トイレの借用等災害発生時等に協力が得られる事業所等の把握に努め、 災害発生時等における地域安全活動が効果的に行われるよう平素から良好な関 係の構築に努めるものとする。 イ 署長は、災害による負傷者が搬送されることが予想される救急指定病院及び災 害拠点病院の所在地、管理者、連絡先(夜間及び休診日を含む。)等を確認し、災 害が発生したときには負傷者の搬送及びその状況が把握できるよう平素から良 好な関係の構築に努めるものとする。 4 職員に対する教養訓練 所属長は、防災関係機関を始め、自主防犯・防災組織、ボランティア団体、地域 住民、企業等と連携した訓練を実施し、災害発生時等に官民一体となった対策が実 施できるよう努めるものとする。 また、訓練の実施に当たっては、地域住民等の災害発生時等の避難の要領、各種 警報発表時の対応等実戦的な訓練となるよう配意するものとする。 (1) 所属長は、職員に対し、次の事項について、機会あるごとに教養を実施して周 知徹底を図るとともに、計画的に、かつ、反復して訓練を行うものとする。 ア 災害に関する基礎知識 イ 当直時に発生した場合の初動措置要領 ウ 招集及び参集要領並びに災害警備本部設置運営要領 エ 装備資機材の保管場所、災害の種別に応じた選択方法、保守点検要領、操作 要領等 オ 災害現場に即した捜索及び救出救助、避難誘導、多数死体取扱等の措置要領、 報道対策、留置管理対策等 カ 信号機の滅灯対策、交通整理、緊急交通路の確保等の交通対策要領

(6)

5 (2) 所属長は、警察庁舎の停電により、照明、通信機器、パソコン等が使用できな い場合を想定した警備本部の設置、交通の途絶、職員自身又はその家族の被災等 により職員の参集が困難な場合等を想定し、限られた要員で災害警備実施を行う ことができるよう創意工夫を凝らした訓練に努めるものとする。 (3) 関係所属長は、被災地において使用する車両に対応する免許取得等を計画的に 推進するとともに、同車両を使用した運転訓練に努めるものとする。 5 住民等の防災活動の促進 (1) 防災知識の普及 ア 関係所属長は、平素から地域における各種講習会、研修会等を通じ、企業、 家庭等での防災安全対策、災害に関する知識、災害発生時等に執るべき行動、 家族間における連絡方法、避難経路、避難場所での行動等防災知識の普及及び 防災意識の高揚に努めるものとする。 イ 関係所属長は、防災訓練の実施、防災知識の普及及び防災意識の高揚に当た っては、避難行動要支援者に十分配意し、地域において避難行動要支援者を支 援する体制が整備されるよう努めるものとする。 ウ 関係所属長は、高齢者施設等の管理者に対し、各種警報が発表された場合に おける避難計画の策定、訓練の実施等自主防災対策を促すものとする。 (2) 企業に対する働き掛け 関係所属長は、消防及び市町村と協力の上、駅、ショッピングモール等多人数 が集合する場所の管理者に対し、災害発生時等に避難誘導が迅速に実施できるよ う非常時の誘導要領、避難経路の明示、照明、予備電源等の確保、災害発生時等 に執るべき措置等について申入れを行うものとする。 6 災害警備実施計画の策定 署長は、次の事項を重点とする災害警備実施計画を策定するとともに、常に警備 対象、管内の情勢等の変化に応じて所要の修正を加え、災害発生時等に真に機能す る内容に整備するものとする。 (1) 警備要員の名簿の作成並びに招集命令の伝達等の参集及び招集要領 (2) 署災害警備本部、部隊の体制、任務及び運用要領 (3) 警察施設及び管内の被害状況等の情報の収集並びに報告要領 (4) 危険物の保管場所及び取扱所、無線基地局等の重要施設等に対する警戒要領 (5) 通信資機材及び装備資機材の運用要領 (6) 署災害警備本部の代替施設の確保要領 (7) 被留置者に対する避難・誘導要領 (8) 行方不明者等相談等の受理及び運用要領 (9) 多数死体検視業務の運用要領 (10) 住民等の避難経路及び緊急交通路を確保するための交通規制要領 (11) 警察署、交番等の倒壊等に備え、警察情報の保全のため特に重要な文書のほか、

(7)

6 支給品及び貸与品の滅失等に配意した災害発生時等の非常持ち出し要領 第3 警備体制 1 災害警備本部等の設置 (1) 災害警備本部 ア 警察本部長(以下「本部長」という。)は、別表第1に掲げる災害警備本部設 置基準に該当する場合その他災害警備実施の指揮統括を行う必要があると認め るときは、警察本部に本部長を長(以下「災害警備本部長」という。)とする岐 阜県警察災害警備本部(以下「災害警備本部」という。)を設置するものとする。 イ 災害警備本部の体制は、災害の種別、規模等に応じてA体制又はB体制とす る。A体制は警察の総力を挙げて対応しなければならない場合とし、B体制は A体制とするまでに至らないが、警察本部において総括的指揮に当たる必要が ある場合とする。 ウ 災害警備本部A体制の組織にあっては別表第2、編成及び任務にあっては別 表第4のとおりとし、災害警備本部B体制の組織にあっては別表第3、編成及 び任務にあっては別表第5のとおりとする。 エ ウの規定にかかわらず、災害警備本部長は、別表第2及び別表第3にない組 織を設置し、又は編成の必要がない組織を設置しないことができる。 (2) 災害警備本部会議 ア 災害警備本部長は、災害警備実施を行うに当たり、必要があると認めるとき は、岐阜県警察災害警備本部会議(以下「災害警備本部会議」という。)を開催 することができる。 イ 災害警備本部会議の構成員は、災害警備本部長、災害警備副本部長、幕僚及 び災害警備本部長が指定する者とする。 ウ 災害警備本部会議の庶務は、災害警備本部指揮総括班において処理するもの とする。 (3) 現地指揮所 ア 災害警備本部長は、被害現場付近において統括的な指揮を図るため、被害現 場周辺に現地指揮所を設置し、指揮支援班等を派遣して指揮に当たらせること ができる。 イ 指揮支援班長等は、災害警備本部長の指揮の下、現地指揮所を統括するとと もに、他機関との連絡調整に当たるものとする。 (4) 警察本部庁舎が被災した場合の災害警備本部の設置 ア 警察本部庁舎が被災し、警察本部庁舎に災害警備本部が設置できないときは、 原則として、次の中から代替施設を選定し、災害警備本部を設置するものとす る。 (ア) 岐阜南警察署

(8)

7 (イ) 岐阜北警察署 (ウ) 警察学校 イ アの規定により災害警備本部の設置が決定されたときは、在庁する職員及び 招集・参集者が災害警備本部の設置準備を行うものとする。 (5) 災害警備連絡室 ア 本部長は、別表第1に掲げる災害警備連絡室設置基準に該当する場合、警察 本部に警備部長を長(以下「災害警備連絡室長」という。)とする岐阜県警察災 害警備連絡室(以下「災害警備連絡室」という。)を設置するものとする。 イ 災害警備連絡室の組織系統にあっては別表第3に準ずるものとし、編成及び 任務にあっては別表第6のとおりとする。 ウ イの規定にかかわらず、災害警備連絡室長は、別表第6にない組織を設置し、 又は編成の必要がない組織を設置しないことができる。 (6) 災害警備準備室 ア 本部長は、別表第1に掲げる災害警備準備室設置基準に該当する場合、警察 本部に警備部警備第二課長(以下「警備第二課長」という。)を長(以下「災害 警備準備室長」という。)とする岐阜県警察災害警備準備室(以下「災害警備準 備室」という。)を設置するものとする。 イ 災害警備準備室の編成及び任務にあっては別表第7のとおりとする。 ウ イの規定にかかわらず、災害警備準備室長は、別表第7にない組織を設置し、 又は編成の必要がない組織を設置しないことができる。 2 署災害警備本部等の設置 (1) 署災害警備本部 ア 署長は、必要があると認めるときは、警察署に署長を長(以下「署災害警備 本部長」という。)とする警察署災害警備本部(以下「署災害警備本部」という。) を設置するものとする。この場合において、署災害警備本部長は、体制、活動 内容等について災害警備本部長に報告するものとする。 イ 署災害警備本部の組織、部隊編成及び任務分担は、災害警備本部に準じ署長 が定めるものとする。ただし、広域緊急援助隊員、緊急災害警備隊員及び女性 警察隊員は除く。 (2) 警察署が被災した場合の署災害警備本部の設置 署長は、警察署が被災し、使用不能になった場合は原則として署災害警備本部 を代替施設に設置するものとする。 (3) 署災害警備連絡室 ア 署長は、必要があると認めるときは、警察署に署長が指名する者を長とする 警察署災害警備連絡室(以下「署災害警備連絡室」という。)を設置するものと する。この場合において、署長は、体制、活動内容等について災害警備連絡室 長に連絡するものとする。

(9)

8 イ 署災害警備連絡室の組織、部隊編成及び任務分担は、災害警備連絡室に準じ 署長が定めるものとする。ただし、広域緊急援助隊員、緊急災害警備隊員及び 女性警察隊員は除く。 (4) 署災害警備準備室 ア 署長は、必要があると認めるときは、警察署に署長が指名する者を長とする 警察署災害警備準備室(以下「署災害警備準備室」という。)を設置するものと する。この場合において、署長は、体制、活動内容等について災害警備準備室 長に連絡するものとする。 イ 署災害警備準備室の組織、部隊編成及び任務分担は、災害警備準備室に準じ 署長が定めるものとする。ただし、広域緊急援助隊員、緊急災害警備隊員及び 女性警察隊員は除く。 (5) 署現地指揮所 ア 署災害警備本部長は、被害現場付近において統括的な指揮を図るため、適当 な場所に署現地指揮所を設置し、指揮官を派遣して現地の指揮に当たらせるこ とができる。 イ 署現地指揮所の責任者は、署災害警備本部長の指揮の下、署現地指揮所を統 括し、現地において活動する部隊等に対して具体的な指示を行うとともに、他 機関の現場責任者との連絡調整に当たるものとする。 3 警備部隊の編成 (1) 警備要員の指定 警備要員を指定する場合は、次のとおりとする。 ア 警察本部 所属長は、所属職員を災害警備本部要員(以下「県警備要員」という。)と残 留員に分けて指定し、各所属に備える岐阜県警察災害警備要員指定簿(別記様 式第1号。以下「指定簿」という。)により明らかにしておくものとする。 所属ごとの県警備要員の指定数は、別表第8及び別表第9のとおりとする。 イ 警察署 署長は、署員を県警備要員と署残留員に分けて指定し、警察署に備え付ける 指定簿で明らかにしておくものとする。警察署ごとの県警備要員の指定数は、 別表第10及び別表第11のとおりとする。 なお、県警備要員に指定された者であっても、自署管内で警備活動が必要な 場合はこれを優先する。ただし、広域緊急援助隊員、緊急災害警備隊員及び女 性警察隊員を除く。 (2) 警備要員の参集及び招集 災害発生時等における警備要員等の参集及び招集は次によるものとする。 ア 参集 職員は、県下において震度5強以上の地震の発生を知ったときは、実施規程

(10)

9 第34条第1項及び岐阜県警察処務規程(平成14年岐阜県警察訓令第3号)第52 条に基づき、命令を待つことなく自動的に参集するものとする。 (ア) 参集場所 参集の場所は、原則として自所属とする。ただし、あらゆる手段を講じても、 自所属へ参集することができない場合に限り、最寄りの警察署へ参集し、自所 属へ連絡後、当該署長の指揮下に入ること。 (イ) 参集手段 参集に当たっては、災害現場等の通過を予想して、二次被害の防止に努め るとともに、徒歩のほか、自転車、バイク等の最も効果的な交通手段を用い て参集に努めること。 (ウ) 交通途絶により参集した他所属職員の輸送 署長は、管内警備の必要性、道路及び交通機関の復旧その他の状況を判断 し、参集した他所属職員の自所属等への輸送措置を早期に講ずること。 イ 招集 所属長は災害が発生し、又は発生するおそれがあることを知ったときは、実 施規程第23条第2項の規定に基づき、警備要員を招集するものとする。 この場合の招集の要領については、(2)アに準じて行うものとする。 ウ 岐阜県防災情報モバイルネットワークシステムへの対応 職員は、岐阜県警察による岐阜県防災情報モバイルネットワークシステムに よる安否・参集確認メールを受信した場合は、速やかに返信し対応を執るもの とする。 4 警備部隊の運用等 (1) 警備部隊 ア 警備部隊は、一般部隊及び特科部隊とし、その部隊編成及び任務は、別表第 12又は別表第13のとおりとする。 イ 警備部隊は、原則として、災害警備本部長の直轄とする。ただし、災害警備 本部長は、必要があると認めるときは、当該警備部隊を署災害警備本部長又は 部隊長が所属する所属長の指揮により運用させることができる。 (2) 一般部隊 災害警備本部長は、災害警備実施を行うに当たり、必要があると認めるときは、 広域緊急援助隊、機動隊、緊急災害警備隊、方面別機動隊、警察署隊及び警察学 校隊の隊員で編成する一般部隊を運用するものとする。 (3) 特科部隊 災害警備本部長は、災害警備実施を行うに当たり、必要があると認めるときは、 警察本部員等で編成する特科部隊を運用するものとする。 5 装備資機材等の活用等 (1) 装備資機材等の活用

(11)

10 ア 所属長は、災害発生時等において、広報用資機材、照明用資機材、交通用資 機材等を係の枠を超えて効率的に幅広く使用するなど保有する装備資機材の 多角的な運用を図るものとする。 イ 署長は、気象情報から管内に災害が発生するおそれがあると認めたときは、 警察署の実情に応じて装備資機材をあらかじめ指定した場所に配置するなど救 出救助活動に遅延等の支障を来たすことのないよう配意するものとする。 (2) 通信の確保 地域部通信指令課長(以下「通信指令課長」という。)は、災害発生時等におい て無線通信が輻輳ふ く そ うする場合は、通話統制を行い、通信の確保に努めるものとする。 第4 災害発生直前の対策 1 風水害 (1) 風水害に関する警報等の伝達 関係所属長は、被害を及ぼすおそれのある洪水等の状況を把握した場合は、交 番、駐在所、警ら用無線自動車(以下「警ら用車」という。)等の勤務員を活用し て住民等に対し速やかに伝達するものとする。その際、対象に漏れなく、かつ、 分かりやすい伝達に努めるとともに、避難行動要支援者等にも配慮するものとす る。 (2) 住民等の避難誘導 関係所属長は、風水害の発生のおそれがある場合には、河川管理者、水防団等 と連携を図りながら、浸水想定区域及び土砂災害警戒区域の警戒活動を行うもの とする。 その結果、危険と認められる場合には、適切な避難誘導を実施するものとする。 (3) 災害未然防止活動 関係所属長は、河川管理者等が洪水による被害の発生を未然に防止するためダ ム、せき、水門等の操作を行うに当たり、危害を防止するため必要があると認め るときは、交番、駐在所、警ら用車等の勤務員を通じて住民等に対して当該操作 に関し必要な事項を周知徹底するものとする。 (4) 警察庁舎等の防護措置 ア 警察庁舎の防護措置 関係所属長は、被災防止のための庁舎の点検・整備、施設内各種機器の転倒 及び破損防止等の措置を執るものとする。 イ 警察通信施設等機能維持措置 関係所属長は、有線、無線施設及び応急通信資機材の点検、整備等の措置を 執るものとする。 2 火山災害 (1) 火山災害に関する情報の伝達

(12)

11 関係所属長は、気象庁から臨時火山情報、緊急火山情報等が発表された場合に は、交番、駐在所、警ら用車等の勤務員を活用して住民等に対し速やかに伝達す るものとする。 (2) 避難誘導 関係所属長は、警戒区域が設定された場合には、適切な避難誘導を実施する等、 迅速かつ円滑な警戒避難対策を執るものとする。避難誘導に当たっては、災害の 概要、避難場所及び避難路の所在その他避難に資する情報の伝達に努めるととも に、避難行動要支援者等に配慮するものとする。 (3) 警察庁舎等の防護措置 ア 警察庁舎の防護措置 関係所属長は、被災防止のための庁舎の点検・整備、施設内各種機器の転倒 及び破損防止等の措置を執るものとする。 イ 警察通信施設等機能維持措置 関係所属長は、有線、無線施設及び応急通信資機材の点検・整備等の措置を 執るものとする。 第5 災害発生時等の措置 1 情報収集等 (1) 関係機関等からの情報収集 ア 警備第二課長は、災害発生時等には、防災関係機関との連絡を密にして情報 を収集するとともに、必要があると認めるときは、関係する所属長に当該情報 の提供を行うものとする。 イ 所属長は、災害発生時等には、所外において活動中の勤務員、防災関係機関 等から情報収集を行い、速やかに本部長(警備第二課長経由)に報告するもの とする。 (2) 認知時の即報 職員は、災害の発生を認知したときは、直ちに110番、警電110番、無線等の通 信により、通信指令課長に即報するとともに、必要な応急措置を執るものとする。 2 警備体制の確立 (1) 職員の招集及び参集 ア 職員は、災害の種別、規模等により、別表第1に掲げる災害警備本部等設置 基準に従い、速やかに招集に応じ、又は参集するものとする。 イ 職員は、災害発生時等には、招集の指定の有無にかかわらず、不要不急の外 出を自粛して連絡体制を確立し、速やかに招集に応じられるよう準備するもの とする。 (2) 安否確認 ア 所属長は、災害が発生したときは、所属の職員及びその家族の安否について 掌握するものとする。この場合において、所属長は、所属の職員等の参集人員

(13)

12 及び安否を30分ごとに災害警備本部長に報告するものとする。 イ 職員は、職員自身及びその家族の安否について所属長に報告するものとする。 この場合において、所属長は、安否の報告がない職員の安否の確認を行うも のとする。 ウ 署長は、自所属に参集した他所属の職員の人定及び安否について、災害警備 本部長及び参集した職員の所属長に報告するものとする。 3 災害警備実施 (1) 被害状況の把握 ア 災害警備本部長は、災害発生時等に、警ら用車、警察航空機等の勤務員に対 し情報収集に当たるよう指示するものとする。 なお、災害情報については、ヘリコプターテレビシステム、交通監視カメラ 等の映像情報を積極的に活用するものとする。 イ 災害警備本部長及び署災害警備本部長(以下「災害警備本部長等」という。) は、防災関係機関、救急指定病院及び災害拠点病院と緊密に連携し、被害状況、 防災関係機関等の活動状況等を把握するものとする。 ウ 署災害警備本部長は、交番、駐在所、警ら用車等の勤務員に対し情報収集に 当たるよう指示するものとする。 また、警備要員を被害調査に当たらせる場合は、原則私服を着用し、自動二 輪車又は自転車を活用するものとする。 エ 署災害警備本部長は、交番等の勤務員からの情報を概括的に集約し、災害警 備本部長に即報するものとする。 オ 災害警備本部長は、把握した県内の被害状況を集約し、警察庁及び中部管区 警察局(以下「管区局」という。)に報告するものとする。この場合において、 第一報は発災後速やかに、その後の報告及び連絡は随時行うものとする。 (2) 避難誘導等の実施 ア 署災害警備本部長は、管内の市町村長が避難勧告又は避難指示の発令を行っ たときは、市町村及び消防の職員等と連携及び協力の上、被災地及びその周辺 の災害危険箇所等の現状を把握して避難誘導、広報等を実施するものとする。 ただし、避難を行うことがかえって危険を伴う場合は屋内での退避を考慮する ものとする。 イ 署災害警備本部長は、災害発生時等において、鉄道の途絶、道路の寸断等に より、駅、大規模集客施設等に帰宅困難者が集中的に滞留、雑踏事故等の発生 が予想されるときは、災害の状況に応じ、施設等の管理者及び防災関係機関の 職員と連携及び協力の上、入場規制、避難所等への誘導、広報等を実施するも のとする。 ウ 署災害警備本部長は、管内の災害危険箇所等について、災害発生が予想され るときは、市町村に連絡し、避難勧告等の発令を促すものとする。

(14)

13 エ 署災害警備本部長は、災害危険箇所の管理者等から災害が発生し、又は災害 の発生の危険性が高まった等の通報を受けたときは、市町村に連絡するととも に、滞在者及び周辺住民の避難誘導、交通規制、立入禁止措置等被害の拡大を 防止するための措置を執るものとする。 オ 警察官は、災害発生の危険性が切迫しているときは、警察官職務執行法(昭 和23年法律第136号)第4条の規定による避難等の措置を執るものとする。 (3) 救出救助活動等の実施 災害警備本部長等は、災害発生時等において、速やかに一般部隊等所要の部隊 を編成及び運用をし、人命を最優先とした被災者の救出救助活動及び行方不明者 等の捜索活動を実施するものとする。 (4) 二次災害の防止 ア 災害警備本部長等は、災害警備実施に当たっては、危険性を十分勘案し、安 全確認を行う要員の配置等、二次災害の防止に努めなければならない。 イ 署災害警備本部長は、アの二次災害の発生のおそれのある危険場所等につい て、災害警備本部長に報告するとともに、速やかに市町村に連絡し、避難勧告 等の発令を促すものとする。 ウ 署災害警備本部長は、噴火、建物の倒壊、火災、爆発、毒劇物の流出漏えい 等により、危険な事態が発生し、又は発生するおそれがある場所等について、 災対法の規定に基づき、警戒区域の設定、立入禁止措置等必要な措置を講じた 後、災害警備本部長に報告するとともに、市町村災害対策本部等へ通報するも のとする。 (5) 部隊の派遣要請 ア 署災害警備本部長は、災害警備実施を行うに当たり、必要があると認めると きは、災害警備本部長に部隊の派遣要請を行うものとする。 イ アの規定により派遣要請を受けた災害警備本部長は、広域緊急援助隊、機動 隊、緊急災害警備隊その他必要な部隊の派遣について調整を行うものとする。 (6) 他の都道府県警察等に対する援助の要求等 ア 災害警備本部長は、警察庁又は他の都道府県警察に対し警察法(昭和29年法 律第162号)第60条第1項に規定する援助の要求を行うときは、岐阜県公安委員 会に報告するものとする。 イ 災害警備本部長は、アの要求に基づく援助部隊の受入れに当たっては、勤務 要領、部隊誘導、宿泊先等を内容とする受援計画を策定し、受入体制に万全を 期するものとする。 (7) 被留置者の取扱い ア 署災害警備本部長は、被災状況により、被留置者を留置施設外の適当な場所 に避難させなければならない場合は、刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関 する法律(平成17年法律第50号。以下「刑事収容施設法」という。)第215条第

(15)

14 1項の規定に基づき、警務部留置管理課長に報告して避難させるものとする。 イ 署災害警備本部長は、刑事収容施設法第215条第2項の規定により、被留置者 を解放する必要があると認めるときは、岐阜県警察の留置に関する訓令(平成 19年岐阜県警察訓令第28号)第86条に規定する措置を講ずるものとする。 (8) 相談活動 ア 災害警備本部長等は、行方不明者等に関する相談窓口等の設置に努めるもの とする。その際、県との情報共有を図るものとする。 イ 災害警備本部長等は、避難所に避難している被災者等に対し、避難所等への 警察官の立ち寄りによる相談活動を推進するものとする。 (9) 保安措置 ア 許可銃砲刀剣類に対する措置 (ア) 災害警備本部長等は、所持許可を受けた銃砲刀剣類の被災地における所在 確認を早期に実施するものとし、許可銃砲等が所在不明と判明した場合は、 早急に回収して不正使用の防止に努めるものとする。 (イ) 署災害警備本部長は、被災したことにより許可銃砲等を適正に保管するこ とができなくなった者に対しては、保管委託するように促し、又は仮領置若 しくは一時保管の措置を執るものとする。 イ 危険物施設等に対する措置 災害警備本部長等は、関係行政機関、事業所等と連携し、石油貯蔵所等の危 険物施設の被害状況及び危険物の保管状況を早期に把握するとともに危険物施 設の被害の未然防止及び拡大防止の措置を行うものとする。 (10) 災害死体の取扱い 災害警備本部長等は、検視及び死体調査の要員、場所等を確保するとともに、 遺体の身元確認に資する資料の収集及び確保、医師等との連携に配意し、迅速か つ的確な検視、死体調査、身元確認、遺族等への遺体の引渡し等に努めるものと する。 (11) 交通対策 ア 災害警備本部長等は、現場臨場している警察官、関係機関等からの情報、交 通監視カメラ、車両感知器等を活用し、交通状況を迅速に把握するものとする。 イ 災害警備本部長等は、災害発生時等における救助活動等の応急措置が円滑に 行われるよう現場周辺の交通状況に応じた交通規制を実施するものとする。 ウ 災害警備本部長等は、災害応急対策を的確かつ円滑に行うため、災害発生時 等において緊急の必要があると認めるときは、区域若しくは道路の区間を指定 して緊急通行車両以外の車両の道路における通行を禁止し、又は制限するなど 緊急交通路を確保するものとする。 エ 災害警備本部長等は、災害発生時等において大規模停電等による信号機の滅 灯、信号柱の倒壊等によりその機能が停止した場合は、速やかに信号機の滅灯

(16)

15 状況等を把握し、発動発電機による電源の回復、警察官等による交通規制等を 実施して交通の安全及び円滑を図るものとする。 オ 災害警備本部長等は、交通規制を実施するに当たり、通行禁止等を行う区域 又は区間、対象、期間等の交通規制の内容について、運転者、地域住民等に周 知徹底するものとする。 (12) 被災者等への広報活動及び警戒 ア 災害警備本部長等は、市町村、ボランティア団体等と連携を図りながら被災 者、避難行動要支援者等の要望を十分把握し、災害関連情報、避難関連情報、 犯罪関連情報、交通規制関連情報等の広報活動を行うものとする。 イ 災害警備本部長等は、被害情報、混乱に乗じた悪質商法に関する地域安全情 報等について、掲示板、広報媒体、自主防犯組織等を通じ、幅広く広報するも のとする。 ウ 災害警備本部長等は、被災地に必要な部隊を派遣して、被災地の混乱に乗じ た各種犯罪の予防、警戒、取締り等を実施するものとする。 (13) 報道対応 ア 災害警備本部長は、災害警備本部、署災害警備本部等における報道対応の窓 口を一本化し対応を執るものとする。 イ 報道発表等に当たっては、警察庁、災害警備本部、署災害警備本部等が相互 に緊密な連絡及び調整を図るものとする。 (14) 警衛及び警護の措置 災害警備本部長等は、災害発生時等における警衛及び警護対象者の私邸、別邸、 宿舎、行先地、自動車列等の警衛及び警護を実施する場合は、警衛要則(昭和54 年国家公安委員会規則第1号)及び警護要則(昭和40年国家公安委員会規則第3 号)の定めるところによる。 (15) 情報保全等の措置 所属長は、警察庁舎、交番等の倒壊等に伴う警察情報の流出、支給品及び貸与 品の滅失等に配意し、警察施設が使用不可能となった場合は、警戒員を配置する など所要の措置を執るものとする。 (16) 活動記録 災害警備本部長等は、部隊の活動状況、警察措置等について、活動記録を作成 し、その経過を明らかにするものとする。 第6 災害復旧・復興 1 警察施設の復旧 災害警備本部長等は、警察施設の復旧に当たっては、その重要性に鑑み、可能な 限り迅速かつ円滑な復旧に努めるものとする。 2 暴力団排除活動の徹底 災害警備本部長等は、復旧、復興事業への暴力団等の介入を阻止するため、暴力

(17)

16 団等の動向把握と取締りに努めるとともに、被災地方公共団体等関係機関と連携し て暴力団排除活動の徹底に努めるものとする。 3 道路交通法に基づく交通規制の実施 災害警備本部長等は、災害応急対策から復旧・復興活動に重点が移行する段階に おいて、災対法に基づく交通規制から道路交通法(昭和35年法律第105号)に基づ く交通規制等を行い、的確かつ円滑な復旧・復興活動が行われるように配意するも のとする。 【別表及び別記様式 略】

参照

関連したドキュメント

観察を通じて、 NSOO

将来の需要や電源構成 等を踏まえ、設備計画を 見直すとともに仕様の 見直し等を通じて投資の 削減を実施.

廃棄物の再生利用の促進︑処理施設の整備等の総合的施策を推進することにより︑廃棄物としての要最終処分械の減少等を図るととも

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .

原子力規制委員会 設置法の一部の施 行に伴う変更(新 規制基準の施行に 伴う変更). 実用発電用原子炉 の設置,運転等に