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ハードウェア リファレンス ガイド

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ハードウェア リファレンス ガイド

HP Compaq 8200 Elite All-in-One Business

PC

(2)

© 2011 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告な しに変更されることがあります。

Microsoft、Windows および Windows Vista

は米国またはその他の国におけるMicrosoft Corporation の商標または登録商標です。 HP 製品およびサービスに対する保証は、当 該製品およびサービスに付属の限定的保証 規定に明示的に記載されているものに限ら れます。本書のいかなる内容も、当該保証 に新たに保証を追加するものではありませ ん。本書に記載されている製品情報は、日 本国内で販売されていないものも含まれて いる場合があります。本書の内容につきま しては万全を期しておりますが、本書の技 術的あるいは校正上の誤り、省略に対して は、責任を負いかねますのでご了承くださ い。 本書には、著作権によって保護された所有 権に関する情報が掲載されています。本書 のいかなる部分も、Hewlett-Packard Company の書面による承諾なしに複写、複 製、あるいは他言語へ翻訳することはでき ません。 ハードウェア リファレンス ガイド HP Compaq 8200 Elite All-in-One Business PC

初版:2011 年 5 月 製品番号:656771-291

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このガイドについて

このガイドでは、このコンピューターの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事 項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: 重要な補足情報です。 JAWW iii

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目次

1 製品の特長 ... 1 概要 ... 1 前面の各部 ... 3 側面の各部 ... 4 背面の各部 ... 5 キーボードの機能(日本向けの仕様は異なります) ... 6 傾斜角度の調節 ... 7 2 ハードウェアの修理およびアップグレード ... 8 警告および注意 ... 8 詳しい情報 ... 9 電源の接続 ... 9 メモリの取り外しおよび取り付け ... 10 ハードディスク ドライブの交換 ... 15 セキュリティ ロックの取り付け ... 21 オプションの無線キーボードまたはマウスの同期 ... 22 無線キーボードおよびマウスの電池の取り外し ... 24 付録 A 静電気対策 ... 25 静電気による損傷の防止 ... 25 アースの方法 ... 25 付録 B コンピューター操作のガイドラインおよび手入れと運搬時の注意 ... 26 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注意 ... 26 オプティカル ドライブの使用上の注意 ... 27 運搬時の注意 ... 27 索引 ... 28 JAWW v

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1

製品の特長

概要

1-1 HP Compaq 8200 Elite All-in-One Business PC

HP Compaq 8200 Elite All-in-One Business PC には、以下の特徴があります。

● 液晶一体型オールインワン構成 ● 23 インチ(対角方向)ワイドスクリーンのフル HD 対応 WLED 反射防止ディスプレイ(1080p) ● 傾斜角度の調節 ● 第2 世代の Intel® Core™ i プロセッサ ● vPro テクノロジ搭載の Intel Q67 チップセット ● Windows® 7 Professional 32 ビット版または 64 ビット版オペレーティング システム ● 内蔵のIntel HD グラフィックス ● 内蔵ギガビット・ネットワーク・コネクション(10/100/1000 NIC) ● 最大8 GB の DDR3 SDRAM メモリ JAWW 概要 1

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● 最大1 TB のハードディスク ドライブ ● トレイ式HP スーパーマルチ DVD 書き込みドライブ ● 6in1 メディア カード リーダー ● 6 基の USB コネクタ ● HD Web カメラおよびマイク ● 無線LAN(オプション) ● 高音質ステレオ スピーカー ● TPM 1.2 準拠の内蔵セキュリティ チップ ● 本体背面のパネルを取り外せるため、ユーザーまたは技術者が簡単かつ効率的にコンピューター を整備可能

● 自動ログインを可能にする[Face Recognition for HP ProtectTools]ソフトウェアを搭載

● 国際エネルギー スター®適合および EPEAT®シルバー登録

● 有線または無線のキーボードおよびマウスを選択可能

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前面の各部

1-2 前面の各部 表 1-1 前面の各部 名称 名称 1 Web カメラ 4 電源ボタンおよび電源ランプ 2 シングル マイク アレイ 5 高性能ステレオ スピーカー 3 23 インチ(対角方向)16:9 ワイドスクリーンのフル HD 対応 LED バックライト LCD ディスプレイ JAWW 前面の各部 3

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側面の各部

1-3 側面の各部 表 1-2 側面の各部 名称 名称 1 HP 6 in 1 メディア カード リーダー 6 トレイ式オプティカル ドライブ 2 USB 2.0 コネクタ(×2) 7 オプティカル ドライブ取り出しボタン 3 マイク/ライン入力コネクタ 8 輝度アップ ボタン 4 ヘッドフォン コネクタ 9 輝度ダウン ボタン 5 オプティカル ドライブ動作ランプ 10 ハードディスク ドライブ動作ランプ 4 第 1 章 製品の特長 JAWW

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背面の各部

1-4 背面の各部 表 1-3 背面の各部 名称 名称 1 ドライブ アクセス パネル 7 セキュリティ ロック ケーブル用スロット 2 センター アクセス パネル 8 電源コネクタおよびランプ インジケーター 3 メモリ アクセス パネル 9 RJ-45 Gigabit Ethernet コネクタ 4 オプティカル ドライブの位置 10 ステレオ オーディオ ライン出力 5 ハードディスク ドライブの位置 11 (4)USB 2.0 コネクタ(×2) 6 メモリの位置 JAWW 背面の各部 5

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キーボードの機能(日本向けの仕様は異なります)

1-5 キーボードの機能(日本語キーボードのキー配列は若干異なります) 表 1-4 キーボードの機能 名称 名称 1 スリープ 5 早送り 2 巻き戻し 6 音量ミュート(消音) 3 再生/一時停止 7 音量ダウン 4 停止 8 音量アップ 6 第 1 章 製品の特長 JAWW

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傾斜角度の調節

コンピューターを前(最大5 度)または後ろ(最大 20 度)に傾けて、見やすい位置に設定します。

1-6 傾斜角度の調節

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2

ハードウェアの修理およびアップグレー

警告および注意

アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告! 感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっていること を確認してください。 電話回線のモジュラー ジャックを本体のリア パネルのネットワーク コネクタ(NIC)に接続しない でください。 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は、製品を安全に使用するた めに欠かせないものです。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでく ださい。 安全のために、電源コードや電源ケーブルの上には物を置かないでください。また、コードやケーブ ルは、誤って踏んだり足を引っかけたりしないように配線してください。電源コードや電源ケーブル を引っぱらないでください。コンセントから抜くときは、プラグの部分を持ってください。電源コー ドおよび電源コンセントの外観は国や地域によって異なります。 安全性を高めるため、『快適に使用していただくために』をお読みください。正しい作業環境の整え 方や、作業をする際の姿勢、および健康上/作業上の習慣について説明しており、さらに、重要な電気 的/物理的安全基準についての情報も提供しています。このガイドは、HP の Web サイト、 http://www.hp.com/ergo/から[日本語]を選択してご覧になれます。 警告! 化粧だんす、本棚、棚、机、スピーカー、チェスト、またはカートなどの上に不適切にコン ピューターを設置した場合、コンピューターが倒れて怪我をするおそれがあります。 コンピューターに接続するすべてのコードおよびケーブルについて、抜けたり、引っかかったり、人 がつまずいたりしないように注意する必要があります。 警告! 内部には通電する部品や可動部品が含まれています。 アクセス パネルを取り外す前に、電源コードをコンセントから抜き、装置への外部電源の供給を遮 断してください。 装置を再び外部電源に接続する前に、取り外したすべてのアクセス パネルを元の位置にしっかりと 取り付けなおしてください。 8 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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注意: 静電気の放電によって、コンピューターや別売の電気部品が破損することがあります。以下 の作業を始める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電してくだ さい。詳しくは、25 ページの「静電気対策」を参照してください。 コンピューターが電源コンセントに接続されていると、電源が入っていなくてもシステム ボードに は常に電気が流れています。感電や内部部品の損傷を防ぐため、コンピューターのカバーを開ける場 合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセントから抜いてください。

詳しい情報

ハードウェア コンポーネントの取り外しと取り付け、[コンピューター セットアップ(F10)ユー ティリティ]、およびトラブルシューティングについて詳しくは、http://www.hp.com/(英語サイト) に掲載されている、お使いのモデルのコンピューターの『Maintenance and Service Guide』(英語版 のみ)を参照してください。

電源の接続

1. 電源アダプターのコードをコンピューターの背面の電源コネクタに差し込みます(1)。 2. コンピューターに付属していた電源コードの電源プラグを電源用アダプター(2)および電源コ ンセント(3)に差し込みます。 図 2-1 電源の接続 3. 必要に応じて、すべての周辺機器のケーブルを適切なコネクタに差し込みます。 4. コンピューターの前面にある電源ボタンを押してコンピューターの電源を入れます。 JAWW 詳しい情報 9

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メモリの取り外しおよび取り付け

お使いのコンピューターは、ダブル データ レート3 シンクロナス DRAM(DDR3-SDRAM)スモール アウトライン デュアル インライン メモリ モジュール(SODIMM)を装備しています。 システム ボード上にあるメモリ ソケットには、業界標準のSODIMM を 2 つまで取り付けることが できます。これらのメモリ ソケットには、少なくとも1 つの SODIMM が標準装備されています。最 大容量のメモリ構成にするために、システム ボードにメモリを8 GB まで増設できます。 システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たすSODIMM を使用してください。 ● 業界標準の204 ピン ● アンバッファード非ECC PC3-10600 DDR3-1333 MHz 準拠 ● 1.5 ボルト DDR3-SDRAM SODIMM DDR3-SDRAM SODIMM は、以下の条件も満たしている必要があります。 ● CAS レイテンシ 9(DDR3/1333 MHz、9-9-9 タイミング)をサポートしている

● JEDEC(Joint Electronic Device Engineering Council)の仕様に準拠している さらに、お使いのコンピューターでは以下の機能やデバイスがサポートされます。

● 512 メガビット、1 ギガビット、および 2 ギガビットの非 ECC メモリ テクノロジ

● 片面および両面SODIMM

● x8 および x16 デバイスで構成された SODIMM。x4 SDRAM で構成された SODIMM はサポー トされない 注記: サポートされないSODIMM が取り付けられている場合、システムは正常に動作しません。 メモリ アクセス パネルの背後にあるシステム ボードには、2 つのメモリ ソケットがあります。メ モリ モジュールを出し入れするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外しま す。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから 取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行う場合は、電源コードを抜いて電力 が放電されるまで約30 秒待機してから作業する必要があります。コンピューターが電源コンセ ントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、メモリ モジュールには常 に電気が流れています。電気が流れている状態でメモリ モジュールの着脱を行うと、メモリ モ ジュールまたはシステム ボードを完全に破損するおそれがあります。 5. コンピューターの前面を下向きにして安定した平らな場所に置きます。画面を傷やその他の損 傷から守るため、下に毛布やタオル等の柔らかい布を敷くことをおすすめします。 10 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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6. センター アクセス パネルの上端にあるくぼみの部分から外側に引っ張ってパネルを取り外し ます。 図 2-2 センター アクセス パネルの取り外し 7. メモリ アクセス パネルを取り外すには、パネル内側の端にある2 つのタブを引き上げ(1)、パ ネルをコンピューターからスライドさせます(2)。 図 2-3 メモリ アクセス パネルの取り外し JAWW メモリの取り外しおよび取り付け 11

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8. メモリ カバーにある2 つの突起したタブを引き上げ、カバーを背面のパネルから持ち上げて取 り外します。 図 2-4 メモリ カバーの取り外し 9. メモリ モジュールを取り出すには、SODIMM の両側にある 2 つのラッチを外側に引っ張り (1)、ソケットから SODIMM を引き出します(2)。 図 2-5 メモリ モジュールの取り外し 12 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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10. メモリ モジュールを取り付けるには、SODIMM を約 30°の角度でソケットに差し込み(1)、ラッ チで正しい位置に固定されるまでSODIMM を押し下げます(2)。 図 2-6 メモリ モジュールの取り付け 注記: メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールのノッチ (切り込み)をソケットのタブ(凸部)に合わせます。 11. メモリ カバーを押して正しい位置に戻します。メモリ カバーの下端をシート メタル シール ドに挿入してから、メモリ カバーの上端を押し下げます。メモリ カバーのすべてのタブが、 シート メタル シールドにしっかりと押し込まれていることを確認してください。 図 2-7 メモリ カバーの取り付けなおし JAWW メモリの取り外しおよび取り付け 13

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12. メモリ アクセス パネルの端とコンピューター背面の端を少しずらしてパネルを置き、正しい位 置に固定されるまでコンピューター中央に向かってスライドさせます。 図 2-8 メモリ アクセス パネルの取り付けなおし 13. センター アクセス パネルを取り付けなおすには、パネルの下端を挿入してから、パネルの両端 を下から上に向かって少しずつ移動しながらしっかりと押さえて、パネルを正しい位置に固定し ます。 図 2-9 センター アクセス パネルの取り付けなおし 14. センター アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けな おします。 15. 電源コードおよび外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。コン ピューターの電源を入れたときに、増設したメモリが自動的に認識されます。 14 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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ハードディスク ドライブの交換

ハードディスク ドライブは、コンピューターの背面に向かって左側にあるドライブ アクセス パネ ルの裏にあります。ドライブは1 本の固定用ネジで固定され、取り外し可能なケージに格納されてい ます。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外しま す。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから 取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピューターの前面を下向きにして安定した平らな場所に置きます。画面を傷やその他の損 傷から守るため、下に毛布やタオル等の柔らかい布を敷くことをおすすめします。 6. センター アクセス パネルの上端にあるくぼみの部分から外側に引っ張ってパネルを取り外し ます。 図 2-10 センター アクセス パネルの取り外し JAWW ハードディスク ドライブの交換 15

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7. ドライブ アクセス パネルを取り外すには、パネル内側の端にある2 つのタブを押し下げ(1)、 パネルをコンピューターからスライドさせます(2)。 図 2-11 ドライブ アクセス パネルの取り外し 8. ドライブ前面の横にある、ドライブをコンピューターに固定している固定用ネジを緩めます。ネ ジを緩めるには、トルクス ドライバーまたはマイナス ドライバーを使用します。 図 2-12 ハードディスク ドライブのセキュリティ ネジの固定解除 16 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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9. ハードディスク ドライブ ケージの上部にあるハンドルをつかみ(1)、コンピューターの外側に 向かってスライドさせてから持ち上げて、コンピューターから取り外します(2)。 図 2-13 ハードディスク ドライブ ケージの取り外し 10. ドライブをケージに固定している4 つの取り付けネジを取り外します。各ネジのネジ穴に付い ている青色の耐振動用ゴムは取り外さないでください。新しいハードディスク ドライブを取り 付けるときに、これらのゴムがケージに取り付けられた状態になっている必要があります。 図 2-14 ハードディスク ドライブの取り付けネジの取り外し JAWW ハードディスク ドライブの交換 17

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11. ハードディスク ドライブをスライドさせてケージから取り出します。 図 2-15 ハードディスク ドライブのケージからの取り出し 12. コネクタがケージの開口部にくる向きで新しいハードディスク ドライブをケージ内にスライド させて挿入します。 図 2-16 ハードディスク ドライブのケージへの挿入 18 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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13. ハードディスク ドライブをケージに固定する4 つの取り付けネジを取り付けます。青色の耐振 動用ゴムがケージの各ネジ穴に取り付けられていることを確認します。 図 2-17 ハードディスク ドライブの取り付けネジの取り付け 14. ケージ底面のタブとシャーシのスロットの位置が合うようにハードディスク ドライブ ケージ をベイに置き、ケージをコンピューター中央に向かってスライドさせて(1)、ドライブ背面のコ ネクタがしっかりと固定されるようにします。ケージ上部のクリップにロックされるまで、ケー ジのハンドルを下方向に回転させます(2)。 図 2-18 ハードディスク ドライブ ケージの取り付け JAWW ハードディスク ドライブの交換 19

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15. 固定用ネジを締めて、ハードディスク ドライブ ケージを所定の位置に固定します。ネジを締め るには、トルクス ドライバーまたはマイナス ドライバーを使用します。 図 2-19 ハードディスク ドライブのセキュリティ ネジの固定 16. ドライブ アクセス パネルの端とコンピューター背面の端を少しずらしてパネルを置き、正しい 位置に固定されるまでコンピューター中央に向かってスライドさせます。 図 2-20 ドライブ アクセス パネルの取り付けなおし 20 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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17. センター アクセス パネルを取り付けなおすには、パネルの下端を挿入してから、パネルの両端 を下から上に向かって少しずつ移動しながらしっかりと押さえて、パネルを正しい位置に固定し ます。 図 2-21 センター アクセス パネルの取り付けなおし 18. センター アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けな おします。 19. 電源コードおよび外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れます。

セキュリティ ロックの取り付け

セキュリティ ロック(別売)を取り付けると、盗難や不要な変更からコンピューターを守るために 役立ちます。セキュリティ ロックは、鍵でロックするワイヤ ケーブル付きのデバイスです。ケーブ ルの一方の端を机やその他の固定物に取り付け、もう一方の端をコンピューターのセキュリティ ス ロットに取り付けます。鍵をかけて、セキュリティ ロックを固定します。 図 2-22 セキュリティ ロックの取り付け JAWW セキュリティ ロックの取り付け 21

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オプションの無線キーボードまたはマウスの同期

オプションの無線キーボードおよびマウスは簡単に設定できます。オプションの無線キーボードお よびマウスは一部の国または地域でのみ利用可能です。まずはキーボードとマウスの両方で、バッテ リに付いているタブを取り外します。また、マウスの底面にある電源スイッチが「On」(オン)の位 置にあることを確認します(キーボードには電源スイッチはありません)。その後、コンピューター の電源を入れます。キーボードとマウスが正しく機能しない場合は、以下の説明に沿って手動で同期 してください。 注記: マウスのバッテリ寿命を保ち、マウスを正しく動作させるには、暗い色の面や光沢の強い面 でマウスを使用しないでください。また、使用しないときはマウスの電源を切ってください。 無線キーボードおよびマウスは、お使いのコンピューターで使用できるようにあらかじめ同期されて います。バッテリに付いているタブを取り外して装着済みのバッテリを通電させ、マウスの電源を入 れると、キーボードおよびマウスがすぐに機能するようになっています。 無線キーボードまたはマウスが機能しない場合は、手動で同期してください。同期するには、以下の 操作を行います。 1. キーボードおよびマウスがコンピューターの近く、30 cm(1 フィート)以内にあり、ほかのデ バイスの干渉を受けていないことを確認します。 2. コンピューターの電源を入れます。 3. 無線レシーバーをコンピューターのUSB コネクタに差し込みます。 図 2-23 無線レシーバーの取り付け 4. マウスの底面にある電源スイッチが「On」(オン)の位置(1)にあることを確認します。 5. マウスの底面にある「Connect」(接続)ボタン(2)を約 5 秒間押し続けます。無線レシーバー で同期コマンドが受信されるとレシーバーの青い動作ランプが点灯し、同期が完了すると消灯し ます。 22 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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6. キーボードの底面にある「Connect」(接続)ボタン(3)を約 5 秒間押し続けます。無線レシー バーで同期コマンドが受信されるとレシーバーの青い動作ランプが点灯し、同期が完了すると消 灯します。 図 2-24 無線キーボードおよびマウスの同期 注記: この手順で機能しない場合は、無線キーボードおよびマウスのレシーバーをコンピューター の背面から取り外し、もう一度取り付けてから、キーボードおよびマウスを再度同期してください。 JAWW オプションの無線キーボードまたはマウスの同期 23

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無線キーボードおよびマウスの電池の取り外し

注記: 無線キーボードおよびマウスは別売のコンポーネントです。 無線キーボードの電池を取り外すには、キーボードの底面にある電池カバーを取り外し(1)、電池を 持ち上げて電池収納部分から取り出します(2)。 図 2-25 無線キーボードの電池の取り外し 無線マウスの電池を取り外すには、マウスの底面にある電池カバーを取り外し(1)、電池を持ち上げ て電池収納部分から取り出します(2)。 図 2-26 無線マウスの電池の取り外し 24 第 2 章 ハードウェアの修理およびアップグレード JAWW

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A

静電気対策

人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが 損傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。

静電気による損傷の防止

静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬や保管の際は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアースされている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。

アースの方法

アースにはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち1 つ以上 の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バ ンドは柔軟な帯状のもので、アース コード内の抵抗は、1 MΩ±10%です。アースを正しく行う ために、アース バンドは肌に密着させてください。 ● 立って作業する場合には、かかとやつま先にアース バンドを付けます。導電性または静電気拡 散性の床の場合には、両足にアース バンドを付けます。 ● 磁気を帯びていない作業用具を使用します。 ● 折りたたみ式の静電気防止マットが付いた、携帯式の作業用具もあります。 上記のような、適切にアースを行うための器具がない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせく ださい。 注記: 静電気について詳しくは、HP のサポート窓口にお問い合わせください。 JAWW 静電気による損傷の防止 25

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B

コンピューター操作のガイドラインおよ

び手入れと運搬時の注意

コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注

コンピューターのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってください。 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。また、通気が 確保されるよう、コンピューターの通気孔のある面に、少なくとも10.2 cm の空間を確保して ください。 ● 内部への通気が悪くなるので、絶対にコンピューターの通気孔をふさがないでください。 ● コンピューターのアクセス パネルを取り外したまま使用しないでください。 ● 互いの排気や熱にさらされるほどコンピューターどうしを近くに置かないでください。 ● コンピューターを別のエンクロージャに入れて操作する場合、吸気孔および排気孔がエンクロー ジャに装備されている必要があります。また、この場合にも上記のガイドラインを守ってくださ い。 ● コンピューター本体やキーボードに液体をこぼさないでください。 ● 通気孔は、絶対にふさがないでください。 ● スリープ状態を含む、オペレーティング システムやその他のソフトウェアの電源管理機能をイ ンストールまたは有効にしてください。 ● コンピューターを清掃するときは、以下の作業を行う前に、コンピューターの電源を切って電源 コードを抜き取ってください。 ◦ コンピューターやモニターの外側、およびキーボードの表面が汚れたら、水で軽く湿らせた 柔らかい布で汚れを落とした後、糸くずの出ない柔かい布で拭いて乾かしてください。洗剤 などを使用すると、変色や変質の原因となります。 ◦ ベンゼン、シンナーなどの揮発性の溶剤など、石油系の物質を含むクリーナーを画面やキャ ビネットの清掃に使用しないでください。これらの化学物質を使用すると、コンピューター が損傷するおそれがあります。 ◦ 画面は、清潔で柔らかい、静電気防止加工のされた布で拭いてください。汚れが落ちにくい 場合は、水とイソプロピル アルコールを50:50 に混合した溶液を使用します。布にクリー 26 付録 B コンピューター操作のガイドラインおよび手入れと運搬時の注意 JAWW

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ナーをスプレーし、湿らせた布を使用して画面をそっと拭きます。決して、クリーナーを画 面に直接吹きかけないでください。クリーナーがベゼル裏側に入ってしまい、電子部品が損 傷するおそれがあります。 ◦ コンピューターの通気孔やモニター上部の通気孔は、ときどき掃除してください。糸くずや ほこりなどの異物によって通気孔がふさがれると、内部への通気が悪くなり、故障の原因と なります。

オプティカル ドライブの使用上の注意

オプティカル ドライブの操作や手入れは、以下の項目に注意して行ってください。 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作す ることがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがあるので気をつけてください。ドライブの 電源が入っているときに急な温度変化があった場合は、1 時間以上待ってから電源を切ってくだ さい。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 注意: ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにコンピューターの電源を切り、 電源コードを電源コンセントから抜いて、HP のサポート窓口に点検を依頼してください。

運搬時の注意

コンピューターを運搬する場合は、以下のことを守ってください。 1. ハードディスク内のファイルのバックアップをPD ディスク、テープ カートリッジ、CD、また はUSB フラッシュ ドライブにとります。バックアップをとったメディアは、保管中または運搬 中に、電気や磁気の影響を受けないよう気をつけます。 注記: ハードディスク ドライブは、システムの電源が切れると自動的にロックされます。 2. すべてのリムーバブル メディアを取り出して保管します。 3. コンピューターと外部装置の電源を切ります。 4. 電源コンセントから電源コードを抜き取り、次にコンピューターからも抜き取ります。 5. 外付けデバイスの電源コードを電源コンセントから抜いてから、外付けデバイスからも抜き取り ます。 注記: すべてのボードがスロットにしっかりとはめ込まれていることを確認します。 6. お買い上げのときにコンピューターが入っていた箱か、同等の箱に保護材を十分に詰め、コン ピューターとキーボードやマウスなどの外部システム装置を入れて梱包します。 JAWW オプティカル ドライブの使用上の注意 27

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索引

う 運搬時の注意 27 お オプティカル ドライブ 使用上の注意 27 か 各部 前面 3 側面 4 背面 5 き キーボード 機能 6 電池の取り外し 24 無線の同期 22 機能 概要 1 キーボード 6 く 詳しい情報 9 け 警告および注意 8 傾斜角度調節 7 こ コンピューター操作のガイドライ ン 26 し 仕様 メモリ 10 せ 静電気対策、損傷の防止 25 セキュリティ ロックの位置 21 前面の各部 3 そ 側面の各部 4 つ 通気のガイドライン 26 て 電源 接続 9 と 取り付け セキュリティ ロック 21 ハードディスク ドライブ 15 メモリ 10 取り付けガイドライン 8 は ハードディスク ドライブ 交換 15 背面の各部 5 ま マウス 電池の取り外し 24 無線の同期 22 む 無線キーボードおよびマウスの同 期 22 め メモリ 仕様 10 取り付け 10 取り外し 10 28 索引 JAWW

図  1-1    HP Compaq 8200 Elite All-in-One Business PC

参照

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