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公益財団法人大林財団 研究助成実施報告書 助成実施年度 2006 年度 ( 平成 18 年度 ) 研究課題 ( タイトル ) 古代トルコ東部における都市形成に関する研究 - 紀元前三千年 期 Kura-Araxes 文化期における遺跡の形成に関する社会経済学的な 分析を通して - 研究者名 小林克次

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公益財団法人大林財団

研究助成実施報告書

助成実施年度 2006 年度(平成 18 年度) 研究課題(タイトル) 古代トルコ東部における都市形成に関する研究 - 紀元前三千年 期Kura-Araxes文化期における遺跡の形成に関する社会経済学的な 分析を通して - 研究者名※ 小林克次 所属組織※ 財団法人中近東文化センター付属アナトリア考古学研究所 研究種別 研究助成 研究分野 都市建築史、都市と文化 助成金額 143 万円

概要 Kura-Araxes 文化は、Early Transcaucasian 文化、Karaz 文化など いくつかの名前を持ち、紀元前3500 年頃に成立し約 1500 年続いた 文化として知られている 1。またその分布がトランスコーカサス地 方(現在のグルジア共和国、アルメニア共和国およびアゼルバイジ ャン 共和国)、トルコ東部、イラン北西部から上部メソポタミア地方と広 い範囲に渡っていることも大きな特徴の一つである。Kura-Araxes 文化の名前は、トルコ東部にその源流を持つKura 川および Araxes 川流域で最初に確認されたことに由来する。特にトランスコーカサ ス 地方にこの文化の遺跡の確認例が多かったことから、従来はその起 源はこの地域にあると考えられていた。 発表論文等 ※研究者名、所属組織は申請当時の名称となります

(2)

1.

研究の目的

Kura-Araxes 文化は、Early Transcaucasian 文化、Karaz 文化などいくつかの名前を持 ち、紀元前3500 年頃に成立し約 1500 年続いた文化として知られている1。またその分布が トランスコーカサス地方(現在のグルジア共和国、アルメニア共和国およびアゼルバイジャ ン共和国)、トルコ東部、イラン北西部から上部メソポタミア地方と広い範囲に渡っている ことも大きな特徴の一つである。Kura-Araxes 文化の名前は、トルコ東部にその源流を持 つKura 川および Araxes 川流域で最初に確認されたことに由来する。特にトランスコーカ サス地方にこの文化の遺跡の確認例が多かったことから、従来はその起源はこの地域にあ ると考えられていた。しかし、最近の別の地域での発掘例や放射性炭素年代測定例の蓄積 により、トルコ北東部がその源の一つではないかという見解が提示されている2。そのため この文化の研究についてのトルコ北東部地域の重要性が非常に高くなっており、1990 年代 後半に行われた当該地域にあるSos Höyük 遺跡における発掘は、Kura-Araxes 文化の研究 の上で重要な知見を提供している3

この文化期におけるトルコ北東部での都市の発達についてはさまざまな観点からの検討 が行われており、Sagona や Palumbi、Whitton による土器の型式学的および考古科学的分 析により、トランスコーカサス地方とユーフラテス川上部地域との結節点としてのこの地 域の重要性が示されている。特にKura-Araxes 文化の起源やその研究における Sos Höyük 遺跡出土資料の重要性が明らかになってきている4。また、Howell-Meurs による同遺跡出 土動物遺存体の分析を通して、紀元前3000 年紀における当該遺跡の経済発展のあり方が解 明されている5 しかし都市発達の重要な要素である交易についての研究はこれまであまりなされておら ず、その中でも交易について貴重な情報が得られかつ同文化期において生活資源として広 く用いられていた黒曜石についての研究はほぼ皆無である。黒曜石はその性質から、化学 分析により原産地を特定することが可能であり、遺跡間の交換ネットワークや交易ルート の推定について、遺跡から出土した黒曜石製石器は最も有益な情報を与える遺物であるこ とが知られている6

本研究では、Sos Höyük 遺跡の Kura-Araxes 文化期の層位より出土した黒曜石石器の原 産地を推定することにより、当該期の同遺跡における交易活動についての知見を得ること を目的とした。またその結果にもとづき、Kura-Araxes 文化期における遺跡形成と石材交 易の関係性を論じた。

2. 研究の経過

2.1. 資料

本研究で原産地推定のために用いた資料は、Sos Höyük 遺跡の銅石器時代末期から中期 青銅器時代Ⅰ期の文化層より出土した黒曜石製石器73 点である。表1は同遺跡の文化編年 である。原産地推定を行うための比較資料として、トルコ東部およびアルメニアに存在す る黒曜石原産地黒曜石を収集するため、露頭の踏査を2007 年 8 月に行い資料を採取した。 また、遺跡および各原産地の場所を図1に示した。

1 Burney and Lang 1971, Kiguradze and Sagona 2003

2 Frangipane 2000, Kiguradze and Sagona 2003, Palumbi 2003, Sagona 2000 3 Sagona 2000, Sagona and Sagona 2000

4 Palumbi 2003, Sagona 2000, Whitton 2004 5 Howell-Meurs 2001

6 Cann and Renfrew 1964, Chataigner, Poidevin and Arnaud 1998, Renfrew, Dixon and

(3)

この遺跡における石器製作活動について調べるために上記の文化層から資料を抽出し、 技術的な分析もあわせて行った。

2.2. 方法

(1) 黒曜石の原産地推定分析

遺跡出土黒曜石および原産地黒曜石は誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)により分析 を行った。試料の前処理およびICP-MS の分析手順については、Eggins et al.に示されてい る方法に基づいた7 (2) 黒曜石製石器製作技法の分析 Sos Höyük 遺跡出土黒曜石石器 1,255 点の計測および観察をつぎのような項目について 行った。 観察項目:石器種の特定、礫面の摩耗状態、技術的な特徴 計測項目:長さ、幅、厚さ、重さ、礫面の残存度

3. 研究の成果

3.1. 原産地推定結果について

表2 に Sos Höyük 遺跡出土黒曜石の原産地推定結果を示した。表からも明らかなように、 ほとんどの黒曜石製石器は至近の原産地であるPasinler 産であることが判明した。また、 ごく尐数であるが、遠隔地であるSarikamis や Cildir、Arteni 産黒曜石も存在することが 明らかとなった。これらの遠隔地黒曜石はすべて二次加工された製品としての石器であり、 近傍原産地であるPasinler 産を用いた黒曜石石器には製品と石器製作過程の残滓の両方が 含まれていた。 この結果から考えられる点は以下ことについてである。まず、遺跡内での石器製作は基 本的には、Pasinler 産のものを用いて行っていた。それに対して、尐量ではあるが、完成 品である石器が遺跡外から持ち込まれていたと考えられる。近くに石材の産地があるにも 関わらず何らかの手段により石器を搬入しているということは、他の原産地黒曜石を用い ることに意味があったと考えられる。具体的には、特定の原産地の象徴的な役割などであ る。 また、用いられていた遠隔地原産地の位置を見ると遺跡よりすべて東方にある。Sagona によればSos Höyük 遺跡出土遺物には明確にトランスコーカサス地方との関連性を示すも のが多くあり、このような遠隔材は、そのような他の遺物と共に遺跡内に運び込まれた可 能性が考えられる8。しかも、東方にある原産地の黒曜石が銅石器時代末から中期青銅器時 代I 期までほぼ続けて用いられていることから、Kura-Araxes 文化期全般にわたってトル コ北東部とトランスコーカサス地方との間に密接な結びつきがあったと考えられる。この ような二つの地域の緊密な関係性が、特異な持続性が特徴であるこの文化を1500 年にわた り継続させた一因となった可能性も考えられる。

3.2. 石器の製作について

個々の計測値などは省略し、表 3 に分析結果のまとめのみを示した。表から分かるよう に前期青銅器時代Ⅰ期からⅡ期にかけて石器製作システムが劇的に変化していることが明 らかとなった。

7 Eggins, Woodhead, Kinsley, Mortimer, Sylvester, McCulloch, Hergt and Handler 1997 8 Sagona and Sagona 2000

(4)

上述のようにすべての時期を通して、近傍の原産地であるPasinler を多く用いている傾 向は変わっていない。しかし、剥片などの背面に残された礫面の状態を観察すると、より 古い時代では、主に二次堆積物である河川から黒曜石を採取しているのに対し、EBAII 期 からは直接原産地の露頭から採取されている例が多く見られるようになる。また、石器の 製作工程を確認すると、LC から EBAI 期にかけては初期から最終段階まですべての工程が 確認出来るのに対し、EBAII 期からは主に最終段階に属すると考えられる石器がより多く 出土している。石器の消費度についても対照的であり、古い段階においては遺跡内で豊富 にある石材を潤沢に消費し、まだ使用できるような素材でも廃棄している例が観察される9 それに対して、EBAII 以降では、石材をより節約するような消費パターンを取っているこ とが明らかとなった10

3.3. 石材交易網と遺跡形成について

石材の獲得場所と石材消費行動の違いに着目すると、一見矛盾しているようにも見える。 すなわちEBAII 期以降では、河床よりは豊富に黒曜石が存在すると考えられる露頭から主 に石材を採取しているにも関わらず、資源を節約するような行動戦略を取っている。これ については次のような理解が可能である。まず、距離的な問題として、黒曜石が採取可能 な河川は露頭よりも近距離にあることが分かっている。そのため河川礫の方がより容易に 採取しやすかったことは考えられる。しかし距離だけではこの石材消費のあり方の編年的 な変化を説明出来ない。そのため別の要素を考慮する必要がある。その他の考古学的な知 見を合わせて考えると、EBAI から EBAII にかけて何らかの社会政治的(socio-polytical)ま たは社会経済的(socio-economical)な変化が生じていた可能性があることが指摘できる。 まず動物考古学的な分析から、この時期にウシの利用が一般化しヒツジやヤギの占める 割合が減尐していることが明らかとなっている11。これは生業形態が遊牧からより定住を志 向したものに移行している証拠であると考えられている。また、Sos Höyük 遺跡調査隊に よる遺跡周辺の分布調査によると前期青銅器時代を通して、この地域では遺跡の数が急激 に上昇していることが明らかとなっている12。つまり遺跡数の増加や遊牧から定住への変化 により、この地域に何らかの社会的な境界が出現した可能性が指摘できる。そのためEBAII 期以降では、黒曜石を直接取得することが困難となり、同遺跡にもたらされる黒曜石が減 ったため、より資源を節約する戦略をとる必要があったのではないかと考えられる。 黒曜石の採取場所が変化したのもそのような境界が出現したことと関連して理解できる。 古い時期ではそのような社会的障壁が存在せずより自由に石材獲得を行うことが出来た。 そのためより近距離で採取できる河川のような二次堆積が好まれた可能性がある。遊牧主 体の生業もそのような自由な採取に適していたと考えられる。しかし境界が出現したこと により採取可能地へのアクセスが制限され何らかのネットワークにより石材を獲得する必 要が生じたのではなかろうか。EBAI まではそのような流通網は存在せず13EBAII より新 たな交換システムが出現したと考えられる。需要を満たすためにはより豊富に石材が採取 できる場所が好まれると考えられるため、石材獲得地としては当然、より豊富な一次産地 である露頭が選択されたと考えることができる。 このようにして形成された石材獲得のネットワークがPasinler 産黒曜石の遠隔地への搬 出に用いられた可能性もまた指摘できる。時期はやや古くなるがユーフラテス川上流域に 9 Kobayashi 2007

10 同様な指摘は Sagona, Erkmen, Sagona, McNiven and Howells 1998 でもされている。 11 Piro の教示よる

12 Sagona 1999

13 銅石器時代末より黒曜石製石刃は遺跡外から搬入されているので、石刃の製作・搬入ネ

(5)

おいても複数の遺跡において Pasinler 産黒曜石が確認されており14、これまでほとんど知 られてこなかったこの原産地の重要性について、今後の分析事例が増加すれば明らかにな る可能性がある。

3.4. まとめ

黒曜石の原産地推定結果によりKura-Araxes 文化期を通してトルコ北東部地域はトラン スコーカサス地方と交易網を通して密接に結びついていることが明らかとなった。この文 化の起源や発展を考えるとこの地域の関係性は非常に重要であると考えられる。また同文 化期を通して観察された石器製作システムの変化は、この時期に起きた生業の変化にとも なう地域の社会政治的および社会経済的な変革と関連している可能性が指摘出来る。

4. 今後の課題

本研究で分析を行ったのは単一の遺跡のみだったので、トルコ北東部地域の別の遺跡に ついても調査を行う必要がある。しかし、当該地域で層位的に発掘された遺跡は非常に尐 ないため、今後の発掘事例の増加を待つ必要があると考えられる。黒曜石の原産地推定に ついても、不明原産地黒曜石の存在や分析点数の尐なさなどの問題があることから、原産 地資料の充実およびSos Höyük 遺跡出土黒曜石のさらなる分析を進める必要である。さら に、本研究で明らかとなった社会政治的・経済的な変革が他の地域でも確認されるのか同 様な視点での分析が不可欠である。

引用文献

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(7)

図 1.調査地域

表 1. Sos Höyük 遺跡の文化層

15

15 Sagona 2000 を改編

Period

Phase

Dates

中期青銅器時代 I (MBA I)

IVA

2200

-

2000 Cal. B.C.

前期青銅器時代 III (EBA III)

VD

2500

-

2200 Cal. B.C.

前期青銅器時代 II (EBA II)

VC

2800

-

2500 Cal. B.C.

前期青銅器時代 I (

EBA

I)

VB

3000

-

2800 Cal. B.C.

銅石器時代末期 (LC)

VA

3500/3300

-

3000 Cal. B.C.

(8)

表 2. Sos Höyük 遺跡出土黒曜石の原産地推定結果

PAS SAR CLD ART Unknown Sum

MBAI (N=33)

33

1

1

35

EBAIII (N=5)

5

1

6

EBAII (N=7)

7

1

8

EBAI (N=5)

5

5

LC (N=17)

17

2

19

Sum

67

4

0

1

1

73

LC(銅石器時代末期) EBA(前期青銅器時代) MBA(中期青銅器時代)

表 3.石器分析結果まとめ

LC, EBA I

EBA II - MBA I

主な産地

Pasinler

Pasinler

供給元

河川礫

一次露頭

製作過程

初期から完成品まで

主に製作工程終盤

表 1. Sos Höyük 遺跡の文化層 15
表 2. Sos Höyük 遺跡出土黒曜石の原産地推定結果

参照

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