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職業レディネス・テストと進路希望

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

職業レディネス・テストと進路希望

著者 玉瀬 耕治

雑誌名 奈良教育大学教育研究所紀要

巻 16

ページ 93‑101

発行年 1980‑03‑23

その他のタイトル Vocational Readiness Test and the Students' Desires for Future Educational and Vocational Courses.

URL http://hdl.handle.net/10105/6445

(2)

職業レディネス・テストと進路希望*

玉  瀬  耕  治榊

  (心理学教室)

 職業レディネス・テスト(職業研究所、1972、以下V Rテストと略記)は・わが国で独自に開 発された、進路指導でもっとも利用度の高いテストの1つである。川上(1979)によれば、年間

60万人以上の中学生および高校生がVRテストを受験している。松原(1979)も、文部省研修 参加者を対象にして進路指導における調査・検査利用の実態を調べ、職業適性検査、Y−G性格 検査とならんでV Rテストを利用している学校が多いことを示している。V Rテストは一種の職 業興味テストであって(道協ら、1973)、生徒に実施する際に能力テストのような抵抗感がなく、

しかも生徒自身が日頃の漠然とした意識を、客観的な標準に照して確認できるので、進路指導に おいては有益なテストであるといえよう。

 職業研究所(1974)は、このテストの作成過程を示すとともに、関連する諸変数(性差、年齢 差・地域差・知能・職業適性・パーソナリティ・職業興味、専攻課程・および職務に対する態度

)との関係を報告している。この報告によって、V Rテストの一応の基礎的研究は行なわれてい るといえるが、さらにいろいろの角度からこのテストに関する検討を深めることは意義があろう。

その後行なわれたVRテストに関する研究には次のようなものがある。

 松本(1977)は、中学生を用い、3ヵ月間の期間をおいて2度実施した場合の安定性とY−G 性格検査との関係を調べた。また、玉瀬(1977)は教育大学の学生が教育実習を受ける前後にV Rテストを実施し、その変動性を調べた。これらの研究は、V Rテストの結果が短期間の間では かなり安定していることを示している。しかし中学生、および高校生について3年間にわたる追 跡調査を行なった川上(1979)の報告では、かなりの変動がみられる。

 渡辺(1978)は高校生についてV RテストとE P P S性格検査との関係を調べている。また、

玉瀬(1978)は大学生を用いてV RテストのA検査(興味)とC検査(自信)の差の値とY−G 性格検査との関係を調べている。前者の研究では各クラスタIごとにかなりの相関が認められる が、後者ではほとんど相関的関係は認められない。これらの研究には、それぞれさらに追求すべ き問題があり、今後の研究が期待される。

 ところで、高校生の進路希望については、年々各学校で何らかの調査(たとえば文部省、1973,

P89)が行なわれているものと思われる。しかし、それらの調査に示される生徒の主観的希望が、

果してどの程度VRテストなどで示された適性(広義)に関する客観的資料と合致するものであ ろうか。この点についてはまだ十分な研究が行なわれているとはいえない。

* V㏄ationaI Re射iness Test and the Students 影sires for Future Educational

(3)

 本研究では、高校生について将来の進路希望、すなわち進学した際に学びたい学問の専門分野 および就職した際に就きたい職業分野について調べ、それらの分野とV Rテストの結果との関係 を調べることにした。進路希望を調べるにあたっては、柳井(1972.1975)の心理学的次元にも とづく学問分野および職業分野の分類に従った。調査は、対象校の進路指導計画の一環として行 なわれたものであり、V Rテストおよび進路希望調査の個人資料は、ホームルーム担任教諭を通

じて各生徒に返却され、指導の実践上役上てられるよう配慮された。

 対象者 県立奈良高等学校普通科1年生9クラスの生徒、男子234名、女子181名、 合計 415名が調査に参加した。

 材 料 ω進路希望調査 柳井(1972)が作成した調査項目を用いた。第1部では、 将来勉 強してみたいと思う学問の専門分野 について、表1に示されている26分野を設けた。各分野

ごとに該当する場合は○、該当しない場合はXをつけさせた。さらに、全体の中からもっとも勉 強してみたいと思うものを、順に3つ選ばせた。第2部では、 将来やりたいと思う職業分野

について表2に示されている25分野を設けた。回答方法は、第1部と同様に、各分野ごとに○

またはxをつけさせた暖、上位3つを選ばせた。

表1 希望専門分野調査項目(柳井、 1972)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13

法学(憲法・公法・民法・政治学など)

経済学・商学 哲学・宗教・倫理 歴史

英・仏・独・国文学(外国語を含む)

社会学・新聞学・社会福祉学 心理学・教育心理学

教育学・学芸 数学

物理・天文・地球物理 化学

生物

地質・鉱物・地理

14 15 16 17

王8

19 20 21 22 23 24 25 26

応用物理

機械・航空・船舶 電気・電子・原子力系

応用化学(合成化学・燃料化学など)

土木建築・都市工学 商船

農学(農学・林学・林産水産)

臨床医学(医者としての技術を学ぶ)

基礎医学(医学そのものを研究する)

体育 薬学系

芸術系(音楽・絵画・デザイン)

家政学(被服・食物など)

(4)

表2 希望職業分野調査項目(柳井、1972)

1 法律関係(判事・検事・弁護士・裁判官) 2 金融関係(銀行員・金融マン・証券マン)

3 一般企業の業務(企画・調査)      4 一般企業の業務(営業・セールス)

5 一般企業の業務(事務・経理事務)    6 官庁・地方公共団体の業務

7 販売関係(小売店・デパートの販売員)  8 社会科学研究者(法律・経済・社会学者)

9 人文科学研究者(文学・哲学・歴史学者)

10 自然科学研究者(数学・物理学・天文学・化学者)

11ジャーナリスト関係(新聞・雑誌記者・放送記者)

12著述業一般(評論家・作家・シナリオライター)

13教育関係(教員・児童福祉司・社会教育主事)

14各種相談員(カウンセラー・職業紹介・教育相談員)

ユ5科学技術者(機械・電気技師)     16科学技術者(土木・建築・測量技術者)

17運輸通信技術者(航空操縦士・無線技師・運転手)

18各種技術者(機械製造・自動車組立・時計修理)

19デザイン・工芸技術者    20化学関係技術者(化学工学・繊維・食品関係技術者)

21医師・薬剤師・保健衛生従事者 22情報産業関係(プログラマー・システムエンジニア)

23芸術関係(音楽家・画家・映画監督) 24第一次産業(農業・漁業・水産業関係従事者)

25 その他(     )

 12職業レディネス・テスト このテストは、A,B,Cの3検査から成り立っている。A検査 では、職業の内容を記述した39項目の質問(たとえば、新聞や雑誌の編集の仕事で、特集のテ ーマを考え、自分でも実際に記事を書く)が設けられ、各項目に対する好みの程度を やりたい から やりたくない までの5段階で評定させる。B検査では、日常の行動や意識に関する20 項目について、それぞれ3つの選択肢から自分にもっとも近いものと遠いものを1つずつ選ばせ る(たとえば・夏休みには、⑦好きな小説などをゆっくり読んでみたい、④友だちとキャンプや 合宿生活をしてみたい、⑰時間をかけて、自分で何かものを作ってみたい)。C検査ではA検査 と同じ項目を用い、その仕事を遂行する自信の程度を 自信がある から 自信がない までの 5段階で評定させる。このようにしてA検査では、機械・技術(I)、研究・管理(皿)、自然

・医療(皿)、対人・社会(W)、社会・芸術(V)、事務(㎜)、対人・サービス(㎜)、お よび手工・技能(㎜)の8つの職業クラスターへの興味が測定され、C検査ではそれらのクラス ターへの自信が測定される。B検査では、興味や自信の基礎となる3つの志向性、すなわち対情 報関係志向(D)、対人関係志向(P)、および対物関係志向(T)が測定される。

 実 策 あらかじめホームルーム担任教諭との間で説明会を開き、各調査について、実施手続 きの詳細を打合せた。実施は担任教諭によって行なわれた狐採点はすべて筆者のもとで行なっ

(5)

缶 果 と 考 簑

 進路希呂調査 表3は、希望専門分野について、各分野ごとに○をつけた人数を男女別に全体 の人数で除して、パーセントを求めたものである。この表で明らかなように、男子では、法学系

(番号1、以下同じ)、文学系(4,5)、数学・物理系(9)、および電気・機械系(15,16

)を望む者が多い(系については柳井、1975,P111参照)。女子では、文学系(4,5)、教 育・心理学系(7,8)、薬学系(24)、および芸術系(25)を望む者が多い。男子に比べて女 子は、上記の分野に希望が偏っている傾向がみられる。希望専門分野のうち、もっとも勉強して みたいと思う分野(第1順位)について集計したところ、次のようであった。男子では、多い順 に法学(33名)、電気・電子・原子力(23名)、経済学・商学(22名)、女子では英・仏・

独・国文学(65名)、教育学・学芸(21名)、芸術(2I名)。これらを本調査における主な 希望専門分野とみなしてV Rテストとの関連を調べね

表3 希望専門分野の選択率(%)

境目 4      0  0  m  11  12  I3  14  15  10  π  10  19     藺  邊  邊  別  邊  街

6●^  46.伍 20.9 ●一、7 1■.● 2 ;.5 37.2 340 61   7.0  32  45j■ 2邑0 303 67   6●・1 205 ミ■50 2皿1 220 200 202 107 24  423  ■O .8 I6.0 343 ■1   ●●.1 205 ・一■.7 ■ .1 3乱1 1邑2 2目2 O  一乱3  00 105 15.5 1里τ 11.0  01  03 27.1 343 2目2 ■ユ● 一■I! 3皿9

農  23.τ3皿O一一、4−aO−2a3 0−3里5−2951目22巳81且O−1.11232a74a04里01a82 ・0140143一匹2−01一^5−201−27.O−2■9

 表4は、希望職業分野について上と同様の集計を行なったものである。この表から、男子では 法学関係(番号1)、官庁・地方公共団体の業務(6)、自然科学研究者(10)、科学技術者(

15)、および運輸通信技術者(17)を望む者が多いといえ乱女子では人文科学者(9)、ジャー ナリスト関係(11)、教育関係(13)、デザイン・工芸技術者(19)、医師・薬剤師・保健衛生 従事者(21)、および芸術関係(23)を望む者が多い。希望職業分野のうち、もっともやりたい と思う分野(第1順位)について調べたところ・次のようであった。男子では多い順に・法律関 係(33名)、自然科学研究者(25名)、科学技術者(24名)、医師・薬剤師・保健衛生従事 者(23名)、女子では教育関係(47名)、ジャーナリスト関係(25名)、医師・薬剤師・保 健衛生従事者(22名)。これらを本調査における主な希望職業分野とみなしてVRテストとの

関連を調べた。

表4 希望職業分野の選択率(%)

珊 日      0    9   −0   11   12   13   1   I5   10   17   10   10   20   21   2宮   28   2●   25

. 拠O舳01皿320.一4ユ・ O02且O湘1 。.385室τ、43舳 一.τ.■●帆3 1■狐22訂92皿1m3201帖5 0  05 3ω21,022τ O02a03町O皿511.O帆・2 67■37.O・ 2a2   OI 阯 皿3 1.. 03・■■1一.1■1■ OI2州

, 1帥Il.91舶 帥 星81帥一05159−1 21−6−lqO−1皿2−20.O−1且5^O .23252ω一π5H.O一肌5120−lO   一岨6

(6)

 造路希目とVRテスト 表5は、男子の主な希望専門分野別V Rテストの結果を示したもので ある。各クラスターごとに3群間の分散分析を行ない、その結果が有意であったものについては、

さらに誤差項を用いて 検定を行なった。それらの結果は表の下欄にまとめられている。A検査 では、法学希望群の得点が全般的に低い。経済学・商学希望群では、対人・社会(IV)、社会・

芸術(V)、事務(W)の得点が他の郡よりも高く、自然・医療(皿)の得点が低いといえる。

電気・電子・原子力系希望群では、機械・技術(I)、研究・管理(皿)の得点が高い。

 これらの結果は、生徒の希望がV Rテストにおける興味の方向とかなりよく一致していること を示唆している。C検査では、経済学・商学希望群と電気・電子等希望群がA検査とほぼ類似し た値を示しているが、法学希望群は、A検査よりも全般的にかなり高い値を示している。したが

って、他の群と比較した場合は、研究・管理(∬)、自然・医療(皿)、対人・社会(w)およ び事務(㎜)の得点が高いといえる。このように、法学希望群は、すべての領域にあまり興味が ないが、自信はあるとみなしている。しかし、その自信のある領域は、文科的、理科的領域にま たがっており、いまだ職業興味が分化して固定する段階にいたっていないのではないかと推測さ

れる。

表5 希望専門分野別職業レディネス・テストの平均得点(男子)

希望分野

mIII皿WV㎜W確

A 1法    学 検2経済学・商学 査16電気・電子

33 85,4  98,9  97,6  94,7  89,4  94,4  87,3  83.4 22 88,4  94,1  84−0 103.1 102.4 110,8  95,1  90.4 23111.0 112,9  99,3  85,2  88,1  94,4  90,6  88.2

**   **   *   **   *    *

ゴ1_空

オI_l o

ト。O

*         *    **

**   **

**   **   *   **   *   **

C 1法    学 検2経済学・商学

査3電気・電子

33 97.6 107.7 106.7 105,8  97.3 108,2  89−5  87.5 22 89,9  92,6  79.5  104.8  109.1 110,7  96,4  90.6

23115.9 116.5 106,7  89,4  93,1  97,4  83,7  89−7

**   **   **   **   *    *

へ_2

c1_10 22_10

**   **        *

*‡       料         *

料   **   *‡   料   **   *

I:機械・技術、1I:研究・管理、皿:自然・医療、1V:対人・社会 V:社会・芸術・W:事務・㎜:対人・サービス・、1:手工・技能

*一Dく二.05、 *ホ戸<.01

(7)

 表6は、女子についての結果を示したものである。A検査では、英・仏・独・国文学希望群の 得点が全般的に低い。教育学・学芸希望群では、対人・社会(lV)の得点が高く、芸術系希望群 では、社会・芸術(V)の得点が高く、自然・医療(皿)の得点が低いといえる。C検査におい ても同様の傾向がみられるが、文学希望群の得点がA検査に比して全般的に高くなっており、自 然・医療(皿)と社会・芸術(V)において他の郡との間に差がみられる。この群の特徴は、男 子の法学希望群の場合と類似しているように思われ孔

表6 希望専門分野別職業レディ不ス・テストの平均点(女子)

希望分野   m  I  皿  1皿  IV  V  VI ㎜  W

A5英・国文学65 90,693,394,994,7 97,0 90,686,586−7

検8教育学・学芸 21 93−5 98.6102.7108,1 88,3 91,3 86,0 84.7

査25芸   術21 91,798.7騎.397.1107,486.29a0941

F *    *    *

5−  8

5−25 8−2,

*ホ        **

C5葉・国文学65 94,598−8100.1103.8102.2 囎.9 96,898.4 検8教育学・学芸 21 96,6 98,6 96.1104−0 88,0 94,0 88,8 90.8

査25芸   術21 8a691,987,11OZ1107,691,898.4101.6

F *        **

5−  o

5■ Q,       *

^一25

*j口<.05、 **P<.01  表7−1および表7−2は、男子の主な希望職業分野別V Rテストの結果を示したものである。

A検査(表7−1)で、4群間を比較してみると、科学技術者希望群の機械・技術(I)、研究

・管理(皿)、および医師・薬剤師等希望群の自然・医療(皿)の得点が高い。他の値はいずれ も有意差がないが、ここでも法律関係希望群は全般的に値が低い傾向がみられる。C検査(表7

−2)でも、全体の傾向はA検査と類似しているが、医師・薬剤師等希望群の対人・社会(W)、

対人・サービス(㎜)、および法律関係希望群の対人・社会(IV)の得点が高くなっている。

 表8は、女子についての結果を示したものである。A検査では、ジャーナリスト関係希望群の 社会・芸術(V)、教育関係希望群の対人・社会(IV)の得点が高い。また、医師・薬剤師等希 望群は、機械・技術(I)、研究・管理(皿)、および自然・医療(皿)の得点が高く、手工・

技能(㎜)の得点が低くなっている。C検査でもこれとほぼ類似の傾向がみられるといえる。表 5〜表8中、ゴチック体の数字は、得点が他の群に比して有意に高いとみなしたものであり、イ タリック体のものは有意に低いとみなしたものである。

(8)

表7−1 希望職業分野別職業レディネス・テストの平均得点(男子一A検査)

希望分野

nI皿皿1VVVIV皿W

1 法律 関係33

10 自然科学研究者 25

15科学技術者24 21医師・薬剤師23

86,7  99−9  98,0

94.5 106,4  97.1 105.0  112,9  98,5

87.O 102.2 118.7

96,7 92,6

88,6 99.7

91,2 84,6 88.3 9α5

96,2 90,0 91,2 94.2

85,7 86,9 87,4 90.O

87,9 83,6

86,3 89.0

**   *   **

サ1一皿

C1一。

ゴ1_。1

1トH

I卜。1

。。_。1

淋   **

     料

**   *   料

*戸く、05、榔Pく.01

表7−2 希望職業分野別職業レディネス・テストの平均得点(男子一C検査)

希望分野

nI皿皿WVVIVIlV頭

1 10 15 21

法 律 関 係 33 自然科学研究者 25

科学技術者24

医師・薬剤師23

95.2 107.7 103.8 106,5  98.3 105,6  89.3 100.1 112,7  99,2  96,2  89.O  100,6  86.2 114.2  118.8 102,3  89−1  91,0  95,8  85,3

97.3 108−0 121.9  109.4 100.3 103.8 101.5

88,8 85,2 89,6 96.7

**       **   **

21_1皿 1一。

オ1_。。

サ1。_H オlO_。。

オ1ト。1

        *

**       **

     **   *

**       *串   *}

*jD<.05、**戸<.01

(9)

表8 希望職業分野別職業レディネス・テストの平均得点(女子)

希望分野

nI皿皿WVVIVlW

A11ジャーナリスト2591,998,296,996.9113,092−690,390.4 検13教師関係4793,099−099.5105,192,286−985,384.6

査 21医師・薬剤師 22 110.2118.0117,1 93,8 94,1 85.5 8Z1 738

オ11_H

ハ1_。。

サ1。_。1

**   **   **   *   *

      淋

**   **   **        **

**   **   **   *

C 11 ジャーナリスト 25  90,0 97,8 94.9 108−6 113−3 97.8 103,2 98.7

検13教師関係4798,299−398.7105−693,792,692,091.9 査21医師・薬剤師22111.2116.2118.7躯.49&695−688.0馳。6

1ト Iト2I H_2I

林   **   **

*事   **   **

*   料   **

**        *    *

**         *

*         *    *

*」Dく二.05、 ホ*Pく二.O1

 V RテストのB検査の結果については、全体の集計のみを報告する。男子234名、女子181 名中、もっとも多くみられた類型はDP型で、男子22.6%、女子24.3%であった。次いで、

D型が男子21.8%、女子20−4%、P型が男子19−7%、女子21.5%であった。下型およびそ の混合型は少なかった(下型男子12−9%、女子5.0%、DT型、同順に、12.4%、14.9%、

P T型、12.4%、14.9%)。したがって、対象生徒の多くは、対情報関係志向、対人関係志向 およびそれらの混合型であるといえる(川上ら、1978)。

要        釣

 高校1年生男子234名、女子181名、合計415名に、将来進みたいと思う希望専門分野お よび希望職業分野に関する進路希望調査を行ない、あわせてV Rテストを実施した。進路希望調 査にもとづいて、主な希望専門分野群および希望職業分野群を構成し、それらの群間でV Rテス

トの結果を比較した。

 希望専門分野に関しては、男子の場合、経済学・商学希望群で、V RテストA検査およびC検 査のW(対人・社会)、V(社会・芸術)、VI(事務)クラスターの得点が他の郡よりも高かっ ね電気・電子等希望群では、I(機械・技術)、皿(研究・管理)の得点が高かった。法学希 望群では、C検査でのみ皿、皿(自然・医療)、W,VIクラスターの得点が高かった。女子では 芸術希望群のVの得点が高かった。教育学・学芸希望群ではA検査でのみIVクラスターの得点が

(10)

高かった。英・仏・独・国文学希望群ではC検査でのみ皿、Vクラスターの得点が高かった。

 希望職業分野に関しては、男子では科学技術者希望群のIクラスターの得点が高く、医師・薬 剤師等希望群の皿の得点が高かった。法律関係希望群はC検査でのみIVの得点が高かった。女子 ではジャーナリスト希望群のVの得点が高く、医師・薬剤師等希望群ではI、皿、皿が高かった。

教師関係希望群はA検査でのみIVの得点が高かった。全体的に、主観的な進路希望と、客観的な V Rテストにあらわれた特徴がかなりよく一致していたといえる。

引  用  文  藤

川上善郎 1979職業レディネス・テストー3年追跡研究から 職研,28,28−32.

川上善郎・松本純平・西江美緒・山川明子 1978D PT機能分類による職業経験の測定評価に         関する研究 職業研究所研究紀要 14,28−37、

松原達哉 1979自己理解のための心理テスト 教育心理 10月号,20−23.

松本純平 1977中学生の職業に対する態度の安定性と性格との関係に関する一考察 職業研究         所研究紀要 u,32−37.

道脇正夫・山下恒男・渡辺三枝子・松本純平 1973職業興味の諸研究:展望と考察 職業研究         所研究紀要 5,56−72.

文部省初等中等教育局 1973進路指導の現状と問題 帝国地方行政学会、

職業研究所 1972職業レディネス・テスト手引 東京:雇用問題研究会.

職業研究所 1974職業レディネス・テストの開発,職業レディネス・テストと関連諸変数 職         業研究所紀要 7.

玉瀬耕治 1977職業興味におよばす教育実習の影響 奈良教育大学教育研究所紀要 13,47         −52.

玉瀬耕治 1978職業レディネス・テストにおける興味と自信 奈良教育大学教育研究所紀要         14, 79−84.

柳井晴夫 1972進路適性検査 富士学院.

柳井晴夫 1975進路選択と適性 日本経済新聞社.

渡辺三枝子 1978職業志向性とパーソナリティとの関係(I) 職業研究所研究紀要 13,

        1−9、

 <付記> 本研究を行なうにあたり、県立奈良高等学校長佐藤宗雄先生をはじめ、中西幸雄先 生、田中義久先生および1年生担任の各先生のお世話になりました。また、資料の整理には心理 学専攻生のご協力を得ました。記して厚く感謝の意を表します。

参照

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既にこめっこでは、 「日本手話文法理解テスト」と「質問応答関係検査」は行 っています。 2020 年には 15 名、

   縮尺は100分の1から3,000分の1とする。この場合において、ダム事業等であって起業地