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非接触給電を用いたベアリングレスモータの開発 Development of Bearingless Motor with Non-contact Power Supply

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Academic year: 2021

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平成 28年度 修士論文

非接触給電を用いたベアリングレスモータの開発

Development of Bearingless Motor with Non-contact Power Supply

高知工科大学大学院

工学研究科 基盤工学専攻 知能機械システム工学コース 学籍番号:1195038

町田 燿平

指導教官 岡宏一教授,原田明徳講師

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論文要旨

回転型モータは回転軸を機械的に支持するベアリング機構を持ち,摩耗して塵が発生す ることや,潤滑油が必要なことから,クリーンルームでの利用や,メンテナンスの必要性 などの問題を持つ.これらの問題解決や高速駆動性の実現のため,磁気浮上機構を用いる ことが提案されている.また,よりコンパクトなモータのために,ベアリングレスモータ を開発してきた.

これまでに開発されたベアリングレスモータは,永久磁石を使用したものがほとんどで ある.永久磁石は小型化や効率に優れているが,高温環境下で利用すると減磁してしまう という問題を持つ.本研究では,電磁石を使用して,高温環境下での使用を目的としてい るベアリングレスモータの開発に取り組んでいる.電磁石を使用するために非接触な電力 の供給方法を利用し,歯にテーパをつけて重力を支持する形式のベアリングレスモータを 考案し,製作した.しかし,浮上・回転が成功していなかった.

製作した試作機の浮上・回転を実現させるべく,歯のテーパを考慮した浮上制御理論を 構築して,テーパにより制御性能へ影響が生じることを確認した.FEM解析結果から,歯 にテーパを持つ試作機では,復元力が小さくなり,安定性が下がることがわかった.FEM 解析結果からモデルを構築し,制御シミュレーションを行う事で,5自由度制御による浮上 制御が有効であり,安定性を大きく向上させることが可能であることを確認した.制御方 法の変更に伴い,試作機のセンサの設置など,制御システムの変更を行い,実験による検 証を行った.その結果,5自由度の制御をすることで,回転子の安定した浮上を実現した.

本研究により,非接触給電を用いることで,永久磁石を用いないベアリングレスモータ の浮上が可能な事が確認できた.今後,回転制御を行う事で,モータとしての評価を行う 必要がある.

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