725.5 783.3 798.6 806.2 819.0 791.0 779.6 787.8 786.4 20.8 20.8 21.1 21.3 21.4 21.0 20.9 20.7 20.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 660 680 700 720 740 760 780 800 820 840 H12 H17 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28
5
管内の農業は、厳 しい気象条件を克服 しながら、恵まれた 土地資源を背景とし て1経営体当たり耕 地面積は全道平均の 約 3倍 の 75ha、 1経 営体当たり飼養頭数 は約130頭に及ぶ大規 模な草地型酪農が展 開され、生乳生産量 で全国の約1割、全 道の約2割に相当す る79万トンとなって います。●農
業
農業の概要
区分 単位 管内 (A) 全道(B) (A)/(B) 資料 農業経営体数 経営体 1,473 40,714 3.6% 2015農林業センサス 耕地面積 ha 110,400 1,145,000 9.6% 農林水産統計(H29) 1経営体当たり 経営耕地面積 ha 75.2 26.5 2.8倍 2015農林業センサス 乳用牛飼養頭数 頭 170,264 820,430 20.8% 2015農林業センサス 1経営体当たり 飼養頭数 頭 135.3 126.5 1.1倍 2015農林業センサス 生乳生産量 トン 786,410 3,790,535 20.7% ホクレン生乳受託実績 (H28) ●放牧風景管内農協販売品取扱高
95,889百万円 畜産 94,995百万円 (99.1%) 耕種 894百万円(0.9%) (根室振興局調べ) (平成28事業年度) 地域別1経営体当たりの乳牛飼養頭数 (頭) (2015農林業センサス) 135.3 167.1 128.1 117.8 106.4 126.5 78.5 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0 140.0 160.0 180.0 根室 十勝 釧路 オホーツク 宗谷 全道平均全国平均生乳生産量の推移
(千t) ■生乳生産量(千t) ―全道のシェア(%) (%) (H28 ホクレン生乳受託実績)110,700 110,700 110,600 110,600 55.3 62.1 64.9 71.3 75.2 13.7 15.6 19.6 23.5 26.5 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 H7 H12 H17 H22 H27
6
専業・兼業別農家数の推移
(ha) (農林水産省「農林業センサス」)経営耕地面積の推移
(農林水産省「農林水産統計」、「農林業センサス」) (ha) (ha) ■耕地面積 ―経営体当たり経営耕地面積(根室振興局) ―経営体当たり経営耕地面積(全道平均)道営事業費の内訳
(根室振興局産業振興部農村振興課調べ) (平成28年度) 道営事業 2,525百万円 (26地区) 草地整備 955百万円 11地区 (37.8%) 農道整備 985百万円 12地区 (39.5%) 海岸保全 75百万円 2地区 (3.0%) 畑地整備 510百万円 2地区 (20.2%) しかし、近年、国際化の進展や飲用牛乳の消費の落ち 込みなど厳しい生産情勢に加え、担い手の確保や環境問 題への適切な対応が求められています。 このため、生産性の高い草地への転換を図るための基 盤整備や農道、営農用水の整備などにより、自給飼料を 活用した低コストで栄養価の高い飼料生産を基本に、乳 質の改善など安全・安心な生乳生産に取り組んでいま す。 また、酪農ヘルパー制度や農作業を外部委託するコン トラクター、TMRセンターなどの農業支援システムの 構築により、省力化とコスト削減に大きな効果を発揮し ており、加えて、新規参入者を含めた意欲ある担い手を 育成・確保するための研修環境等が整備されています。 さらに、「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促 進に関する法律」に基づく適切な管理と利用や、環境を 重視した林帯の整備などによる環境と調和のとれた農業 生産にも取り組んでいます。 ●牛舎風景 ●牧草ロール 110,500 1,718 1,466 1,325 1,216 1,148 204 276 251 222 144 68 34 32 41 49 1,990 1,776 1,608 1,479 1,341 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 H7 H12 H17 H22 H27 ■専業 ■1種兼業 ■2種兼業0.00 2,000.00 4,000.00 6,000.00 1 齢級 2 齢級 3 齢級 4 齢級 5 齢級 6 齢級 7 齢級 8 齢級 9 齢級 10 齢級 11 齢級 12 齢級 13 齢級 14 齢級 15 齢級 16 齢級 17 齢級 18 齢級 19 齢級 20 齢級 21 齢級以上 面積(ha) 林齢(5年毎で1齢級) 天然林 広葉樹(人工林) その他針葉樹 エゾマツ トドマツ カラマツ
7
●森林・林業・林産業
管内の森林総面積は、約17万ha(国有林、道 有林、一般民有林)で、総土地面積に対する森 林の割合(森林率)は全道の71%に対し49%程 度、森林の蓄積も全道の143㎥/㏊に対し107㎥/ ㏊となっています。 根室管内 北方領土 【 凡 例 】 国有林 道有林 一般民有林 国立・自然公園 地球温暖化防止における森林の果たす役 割が注目され、森林の有する多面的機能の 発揮が期待される中、高性能林業機械の導 入や林内路網の整備による森林施業の低コ スト化や、公共施設などへの木材利用の推 進に取り組んでいます。 ●高性能林業機械による森林施業(根室市) ●森林施業のための路網整備(別海町) ●道産カラマツ材を使用した公共施設(標津町)一般民有林における森林資源構成
(根室振興局林務課調べ)所管別・形態森林面積別
天然林 (63.5%) 人工林 (25.1%) その他 (11.4%) 総面積 170,536ha 国有林 (64.6%) 道有林 (1.3%) 市町村有林 (10.9%) その他 民有林 (23.2%) (平成28年度北海道林業統計)8
●礼文町地区 復旧治山工事(羅臼町) 地域における特に重要な森林を、その目的に応じ 「保安林」として指定していますが、管内の民有林 (市町村有林・道有林を含む)における保安林指定 率は、全道の37%に対して43%と高く、知床半島沿 岸部や風蓮湖周辺では魚つき保安林、内陸部及び海 岸部では防風・防霧保安林の指定が進められ、基幹 産業である漁業や酪農業等の発展に重要な役割を果 たしています。 また、主に知床半島の山地が迫る海岸線沿いで は、山崩れや雪崩等から生活環境や地域産業を守る ため、土砂流出防備・土砂崩壊防備保安林の指定が 進められ、積極的に治山事業を実施して保安林の機 能強化を図っています。 道では、すべての人が「木とふれあい、木に学び、木 と生きる」木育の取組を推進しています。管内では、振 興局が児童を対象とした木育学習を継続的に実施してい るほか、各市町においても木育イベントの取組が進めら れるなど、着実な広がりを見せています。 ●小学生を対象にした「林業の現場見学会」(根室市) ●親子で楽しむ木育木工教室(中標津町) ●北海道民有林治山事業70周年記念植樹(羅臼町)木育の取組
~ 木 育 と は ~ 木育は、子どもをはじめとするすべての人が『木 とふれあい、木に学び、木と生きる』取組です。そ れは、子どもの頃から木を身近に使っていくことを 通じて、人と、木や森とのかかわりを主体的に考え られる豊かな心を育むことです。 ●格子状防風林(中標津町) (北海道遺産)治山事業実施状況
(平成28年度北海道林業統計) 山地 治山 (55.6%) 防災林 造成 (10.0%) 保安林 整備 (3.0%) 小規模 治山 (31.4%) 総事業費 638百万円9
管内の水産業は、サケ・マス、サンマ、 スケトウダラ、ホタテガイ等を主体とす る漁船漁業、秋サケを主体とする定置網 漁業及びコンブ、ウニ、アサリ等を主体 とする採貝藻漁業からなっており、道内 漁業生産の約15%程度を占める一大生産 地域となっています。●水産業
根室はかつて、北洋漁業の基地として栄えてきました が、国際的な漁業規制の強化によって、沖合漁業の縮小 を余儀なくされ、現在は、ロシアとの政府間・民間交渉 等に基づいて、スケトウダラやマダラなどを対象とした ロシア200海里内での操業が行われております。 また、北方四島周辺海域では、貝殻島こんぶ漁のほか、 平成10年から「安全操業」が開始され、ホッケやスケト ウダラ、ミズダコなどを漁獲しています。 ●さんまの水揚げ管内主要魚種別漁業生産推移(金額及び数量)
(百万円) (トン) ●ホタテ資源量調査(野付)魚種別漁業生産
(平成28年) 生産量 130,666t 生産高 51,065百万円 さけ 17,099t (13%) さんま 37,264t (29%) ほたて貝 31,982t (24%) たら 5,192t(4%) すけとうだら 10,425t(8%) その他 30,797t (20%) さけ 11,635百万円 (23%) さんま 9,815百万円 (19%) ほたて貝 12,509百万円 (24%) こんぶ 4,092百万円(8%) たら 2,350百万円(5%) すけとうだら 1,471百万円 (3%) その他 9,192百万円 (18%) こんぶ 2,864t(2%) (北海道水産現勢) 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 H 1 H 3 H 5 H 7 H 9 H 1 1 H 1 3 H 1 5 H 1 7 H 1 9 H 2 1 H 2 3 H 2 5 H 2 7 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 H 1 H 3 H 5 H 7 H 9 H 1 1 H 1 3 H 1 5 H 1 7 H 1 9 H 2 1 H 2 3 H 2 5 H 2 7 ■ その他 ■ いか ■ いわし ■ すけとうだら ■ たら ■ こんぶ ■ ほたて ■ さんま ■ さけ根室管内の漁港
10
● 重要港湾(2) ① 第1種漁港(13) ・利用の範囲が地元の漁業 を主とするもの ② 第2種漁港(4) ・利用範囲が第1種より広 く、第3種に属さないも の ③ 第3種漁港(1) ・利用範囲が全国的なもの ④ 第4種漁港(2) ・離島その他辺地にあって 漁場の開発、漁船の避難 上必要なもの 管内では、沿岸資源の増大を 図るため、増殖場や魚礁漁場の 整備を図っているほか、サケ・ マスを始めとして、ホタテガイ、 ウニ、ニシン等の種苗放流の実 施、マツカワなど、新たな栽培 漁業対象種の試験事業も進めて います。 一方、国民の食への安全志向 の高まりの中、今後とも水産業 が、安全で良質な水産物を安定 的に供給する役割を担っていく ために、衛生管理型漁港の整備 や地域ハサップの推進、また、 水産物の高付加価値化、加工・ 流通対策に取り組んでいます。 ●サケの放流 根室市 別海町 中標津町 標津町 羅臼町 落石(落石地区) ①相泊 ②知円別 ①オッカバケ ④羅臼 ②松法 ①於尋麻布 ①峯浜 ①薫別 ②標津 ② 尾岱沼 ①床丹 ①別海 ①走古丹 ● ● 花咲 ① ④ ④ ④ 落石(浜松地区) 落石(昆布盛地区) 友知 沖根婦 歯舞(歯舞地区) 歯舞(珸瑶瑁地区) 歯舞(温根元地区) トーサムポロ ① ③ ③ ③ ① ① 幌茂尻 幌茂尻 (温根沼地区) ① 根室市町別漁業生産
(平成28年) 生産量 130,666t 生産高 51,065百万円 根室市 65,243t (50%) 根室市 23,019百万円 (45%) 別海町 32,194t (25%) 標津町 9,124t(7%) 羅臼町 24,106t (18%) 別海町 13,623百万円 (27%) 標津町 3,728百万円(7%) 羅臼町 10,695百万円 (21%) (北海道水産現勢)11
●工
業
管内の工業は、水産業・酪農業が盛んである ことを背景に食料品製造業が主体となっており、 その出荷額は全製造業出荷額の90%以上を占め ています。 水産食料品製造業のウエイトが高くなってお り、その加工形態は、塩蔵・冷凍等が主体です が、高次加工による付加価値向上への取組も進 められています。工業の概要
(経済産業省「平成27年工業統計調査」)HACCPとは?
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Points:危害分析重要管理点) システムは、米国航空宇宙局(NASA)に おける宇宙食の製造に当たって食品の安 全性を高度に保証する衛生管理手法とし て開発されました。 従来の最終的な製品検査だけではな く、製造の全工程を管理し、製品の安全 性を確保しようとするものです。 具体的には、微生物汚染などの危害分 析(HA)で想定される原因を洗い出し、 洗浄や温度管理などの重要管理点(CCP) を決め、チェック項目を常時記録してい きます。 管内では、主に水産加工業において、 漁獲から流通加工まで地域ぐるみで衛生 対策に取り組んでいます。 ←チェック! ←チェック! ←チェック! ←重要 チェック! 記 録 ←チェック! ←チェック! HACCP法(例) 原材料 受入れ 保 管 前処理 洗 浄 カット 調 味 加 熱 冷 却 包 装 最 終 製 品 行 程 製品をピックアップ→ して各種検査を実施 従来方式