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西山学報 12 (19410715) 01稻垣 眞哲「特留此經止住百歳論に就いて」

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Academic year: 2021

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(1)

             

 

 

 

  本 題 は 云 ふ 迄 も な く

大 經 流 通 分 の   當 來 之 世 、 經 道 滅 盡

我 以 ユ

特 留 此 經

百 歳 云 云      

                                                            ひ ピ    

の 經 文 を 依 文 こ し て

聖 逍 門 の

經 は 末 法 の 世 に そ の 經 道 滅 審 せ ん に 、 特 り 此 の 經 の み な ほ 百 歳 に 止 住 せ し め て 、 衆 生 を 利 釜 せ ん

佛 當 來 作

の 彌

薩 に 付 羈 し 給 へ る

段 の 經 文 に し て 、

 

祺 師 邁 綽 禪

は 安 樂 集 下 の 第 六 大 門 中

三 に 大 經 の 今 の 文 を 取 意 し て 、 經 の 佳

ぜ ら れ 、 高 阻 は 往 生 禮 讚 に 「 沙 門

導 謹 依

大 經 → 採 昌 集 要 文

こ 初 夜 禮 を

さ れ 九 る

大 經 の 丈 を 繹 し て        

 

 

 

           

 

 

年 三

滅、

此 經 住 百 年

爾 時 聞

念 、 皆 轡 田 レ 得

生 μ 彼 、

せ ら れ 、

感 禪 師 は 群 疑

第 三 に

六 紙 を 貧 し て 、 今 の 文 を 問 答 の 中 に 料

せ ら れ

宗 阻 大 師 は 叉 選 擇 集 第 六 章 段 に 「 末 法

年 後 餘 行 悉

、 特

菖 念

之 文 」

こ 標 し て 、 今 の 大 經 の 文 を 引 證 し 、 私

に 於 て 、 詳 細 に そ の 宗

を 解 明 せ ら れ て ゐ る Q         特 留 此 経 止 住 百 歳 論 に 就 い て   ( 稻 垣 )                                                    

                                                                              曽

(2)

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NII-Electronic Library Service         西 山 學 報   第 + 二 號                                                            

  二  

く 特 留 此 經 止 住 百 歳 論 は 祺 師 の ひ ご し く 意 を 用 ひ て

釋 せ ら れ た 所 に し て

諸 經 に 對 し て 今 經 の 地 位

  聖 道 門 に 對 し て 淨 土 立 教 の 根 底 も 、 こ の 論 題 に 依 て 大 體 が 窺 は れ

教 刹 も 信 行

も 之 れ に 關

せ ざ る な き 重 要 な 論 題 で あ る 。 依 て 今 茲 艇 な る べ く 廣 範 域 に 亘 る を

け 、 其 の 大 體 を 遞 べ 今 敦 の 立 瘍 を 明 さ ん

こ す る 次

な る が 、 も つ マ   も こ の 正 像 末 三

の 名 目 は 所 依 の 三 經 に 顯 は 君 て は ゐ な い 、

經 こ そ

る 三

説 を 立 て x

そ の 歡 行 證 の

替 を

か ね は な ら ぬ 歡 相 上 、 大

經 等 の 三 時 説 や 五 箇 の 五 百 年 読 が 申 心 い こ し て

示 に は 多 く そ の 教 學 的

樺 に 努 力 さ れ て 居 る 。   わ が 淨 土 教 に 於 て は 、 衆 生 の 三 業 の 上 に 於 け る 修 因 感 果 を 基

こ し な い 他 力 道 を 読 く 歡 相 か ら は

三 時 の 興 廢 に 就 き 歡 行 證 の 具 缺 を 問 は な い の で は あ る が

聖 道 歡 に 對 し て 淨 土 立 敏 の 縁 起 料 理

こ し て は 重 要 な 問 題 で あ ゐ 。  

に 大 經 流 通 分 の 文 を 羯 け て

三 時 説 を 應 肘 し

學 的 解 釋 を 各 岨 師 が

さ れ た 所 に し て 、 今 教 の 立 せ ら れ る 意 を 叙 す る に 當 り 、 先 づ 大 體 三 時 読 の 顯 は れ 仁 經 詮 を 簡 單 に

略 す る 必 要 が あ る 。

N工 工

Eleotronlo  Llbrary  Servloe

 

は れ た 三

  正

末 三 時 詮 の 顯 は れ た 經 典 は 多 く

れ 共

そ の 代 表 的 な も の は 云 ふ 迄 も な く 大

月 臓 經 で あ る 。

 

そ の 法 滅 蠱 品 に 佛 が

童 眞 菩 薩 に 設 く 偈 に

  今 我 涅 槃

後,

正 法 五 百 年 、 住 在 二 於 世 間

惱 盡

進 諸 菩 薩

得 レ 滿 二 於 六 度 → 行 者 速

無 漏 安 穩 城 、

法   佐 コ 於 世 → 限 滿 ぎ

→ 剃 頭 著

→ 持 戒 及

禁、

天 人 所 員 供 養 鱒 常 令 レ 無

所 レ 乏 ( 正 藏 = ニ ノ 三 七 九 )

こ 設 き , 又

布 閻 浮 提 品 に

在 世 の

は 、 戒

捨 、 聞 、 定

解 脱

解 脱 知 見 が 具 足 し て

正 法 が

烈 で あ る が 、 其 Kyoto  Selzan  

(3)

滅 後 に 於 て は   於

後 五 百 年 中 → 諸 比 丘 等

猴 於

我 法 → 解 蛻 堅 固

次 五 百 年 、

我 之 正 法 、 禪 定 三 昧

得 レ 住 畠 堅 固 → 次 五 百 年

讀  

聞 、 得 レ 住 ユ 堅

門 次 五 百 年

於 口 我 法 中 → 多 造

塔 寺 → 得 レ 位 ロ 堅 固 → 次 五 百 年 、 於

F

我 法 中 → 鬪 諍 言 頌 、 白 法 隱 沒 、   了 知

清、

伊 土

從 『 是 以 後

我 法 中 → 雖

復 剃 除 鬚

→ 身 著 昌

裟 →

破 禁 戒 →

行 不 レ 如

こ 云 つ て 、

の 五 百

に 區

し 、 第

晩 堅 固

第 二 を 禪 定 堅 画 、 第 三 を 多 聞 堅 固 、 第 四 を 造 塔 堅

固、

第 五 ケ

諍 堅 固 、 自 法 隱 沒

こ 名 付 け 、 敏

の 漸 嚢 駄

を 示 し τ 居 る 。   こ の

が 古 來 代 表 的

こ な つ て , 飆

道 綽 も 安

集 に 此 の 經 を 引 胴 し

盛 ん に 淨 土 門 を 以 て 末 法 佛 歡

こ 高 調 し

歉 相

、 時 教 相 應 を 宣 揚 せ ら れ た の で あ る が 、 其 他 の 諸 經 に も 、 正 像 末 三 時 の 區 分 教 行 證 三 法 の 興 廢 を 読 か れ て ゐ る 。 但 し 三 時 年 月 の 區 分 に 諸 經 各 々 多 少 の 相

は あ る が 、 大 醴 左 の 四 種 に 區

さ れ て 居 る 。                                                                   ,  

、 正 法 五 百

千 読 「 月 藏 經 し 法

品                     「 摩 訶 摩 耶 經 」 下 二

正 干

五 百 設 三

正 五

五 百 説 四

正 千

特 留 此 經 止 住 百 歳 論 に 就 い て 「 悲

經 」 卷 七 「 大

三 聚

經 」 「

劫 經 」 卷 七 」

悲 經 L ( 群 疑 論 三 ノ ニ 七 二 指 示 ) 「

見 律 」               ( 稻 垣 ) 秘

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        西 山 學 報   第 十 二 號                                                             四 以 上 の 如 き 三 時 區

の 年 月 に 相 違 は あ れ 共 、 佛 は 滅 後 の 流 逓 に 就 き 豫 言 を せ ら れ 、 衆 生 の 懈 怠 行

を 勸 誡 せ ら れ た の で あ ゐ が 、

機 下 る に

つ て 愈 々 そ の 豫 言 の 適 中 を 感 す 乃 時 、

宀 示 の 人 師 は こ の 問 題 に 關 心 を 寄 せ ね

な ら な か っ 九 。   お よ そ

示 に 於 て ザ 機 教 相 應 に 就 て 言 及 せ ざ る も の は 無 け れ 共 、 教 相 上 盂 像 末 の 三 時 読 の 如 き は

題 に せ す

  比 較 的 超 然

こ し て ゐ る 眞 言 宗 等 の 如 き も の

こ の 三 時 の

を 重 靦 し 之 れ を

用 し て 、 敏 學 的 解 釋 に 努 力 せ る 天 台 宗 や 淨 土

系 の 歡

が あ る 。   も

こ も 比

的 超 然

こ し τ ゐ る 眞 言 宗 に 於 て も 、   我 が 日 木 に 傳 は つ て は 末 法 意 識 が 教

ω 底 流 こ な つ て ゐ る 事 は 日 本            

                                                                                              シ テ  

  レ ド セ         シ ア  

  リ 佛 教 の 何 れ も そ れ で あ つ た 如 く

こ の 宗 に 於 て も 窺 は れ

弘 法 大 師 ω 「

二 興 廢

約 レ 人 有 縞 成

こ 云 ふ が 如 く

                                                                 

時 機 の 問 題 に 言 及 し て ゐ る が 、 對 遮 的 な 天

歡 學 程 に 問 題

こ し て 三 時 諡 を 取 扱 つ て ゐ な い 。   こ の 三 時 説 を 比

要 靦 し て 、 敏 學 に

し た 天 台

に 於 て 傳 教 大 師 が 法

經 を 本

こ し て

禪 密 戒 の 四

融 合 し て

法 性 宗 を

立 し

時 機 相 應 の 菩

僭 を 養 は ん

こ せ ら 江 た 着 想 は 、 其 の 著 末 法 燈 明 記 が 著 し い 内 縁 で

つ た 纂

こ 考 べ ら れ 正 法 の

こ 衆 生 の 沈

を 慨 き

末 法 の 今

こ そ 圓 機 現 は れ 、 圓 教 の

熱 せ る 時 期 で あ る

こ 絶 叫 せ ら れ 九 こ

こ で あ る 。

彼 の 著 作 た る 守

國 界 章 卷 上 の 下 に

當 今 入

機、

皆 轉 變 .

稍 過 巳

宋 法 太

今 正 ・

時 、 何 以

安 樂 行 . 剛

末   世 法 滅 時 也

こ 述 べ て 、 末 法 は 近 き に あ り 、 今 正 に 法

の 如 説 修 行 す べ き 時 で あ る

こ 、 末 法

情 を 以 て

宗 を

岳 に 飜 せ ら 耗 た の で あ る 。 N工 工

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(5)

  今 傳 敏 の 末 法 に 對 す る 革

法 性 宗 に 就 て

茲 に そ の 興 味 を 發 表 す る 餘 裕 を 持 た な い が

斯 る 教 學 の 淵 源 を な す も の は 、 矢 張 り 法 華 經 の う へ の 所

が 太

こ な つ て 、 天 台 宗 の 三

重 靦

こ な つ 九 も の で 、 法

藥 王 菩

本 事 口 … 廿 三 に  

如 來 滅

、 後 五 百 歳 中 、 若 有 コ 女 人 → 聞

経 典 → 如 レ 説 修 行 、 於 レ 此 命

、 帥 往

安 樂 世 界

阿 彌

佛、

大 菩 薩 衆 、   圍 繞

→ 生 二 蓮

中 、 寳 座 之 上 →

云 ひ

次 に 普 賢 菩 薩 勸 發 品

廿

八 に  

如 來 滅

後、

後 五 百 歳 、

有 レ 人

見 ℃ 受

持 讀 ヨ 誦 法 華 經

上 、 應 伊 作

是 念 → 此 人 不 レ 久 、

下 詣 覧 追 塲 → 破 コ 諸 魔 衆 → 得

  阿 耨 多

三 菩 提 → 轉

云 云 ご

き 、

は  

 

 

 

 

 

               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                            O 於

五 百 歳 、 濁 悪 世

經 典

者 、 我

こ 云 ふ が 如 き 、 後 五 百 歳 の

想 云 云 が 三 時 説 に あ て は め て 、   正 法 五 百 歳 か

法 五 百

は た ま た 末 法 五 百

か 定 か で な い が 兎 に 角 、 天 台 大 師 は 之 れ 等 の 意 を 承 け て 、 法 華 文 句 卷

に 、 經 の 流 通 分 あ る 所 以 を 繹 し て

  非 三 但 當

、 獲 コ 大 利 釜 噛

五 百 歳 、

沽 員 妙 道 「 故 有 コ 流 通 分

こ 云 ひ て 、 そ の 後 五 百 歳 な る 時 季 を 更 に

し て 、 恐 ら く 末 法 の 時 を 要 期 し て 、 遠 沾 妙 道

こ 釋 も た も の で

ら ふ 。 依 て 荊

は 文

40

記 に

後 五 百 歳 を 釋 し て 曰 く ,                       ノ                                                                         ノ   有 人 云 、 準 二 大 集

有 二 五 五 百 →

乃 至 第 四 同 前

五 五 百

諍 堅 固 → 言

五 百

者 、

後 五 百 也 − …

然 五   五 百 、 且 從

  末 法 之 初 、 冥

不 レ 無 、 ° 且 據 卞 大 歡 可

流 行

故 云 試 五 百

        特 留 此 経 止 住

論 に 就 い て ( 稻 垣 )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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7

四 山

學 報     箪 十 二 號                                                                                            

ハ 寸

擧 け て 、

應 大

經 の 五 個 の 匠 百 年 説 を 以 て 、

後 の 五 百

、 所 謂 末 法 の 時 に 當 る

こ 解 す る 人 も あ る が 、 何 れ に し て も 、 時 下 り

や く 増 す の 時 期 こ そ 大 教 の 流 行 す べ 碧 も の

こ な し て ゐ る 。 つ ま 伽 濁 惡 の 環 境 に 處 し て は

主 観 界 に も 深 刻 な る 自

を 生 す べ き 道 理 で

時 下 る に 從 つ て

却 つ て 圓 教

乘 の

正 發 心 の 芽 を 萠 ざ し て く る 。 天

大 師 の 己 證 た る 、 い は ゆ る 己 心 申 所 行 法 門 な る 圓 頓 止 觀 な る も の も 、

に   今 之 止 觀

興 昌 于 像 末

  如 レ 流 如 レ 香

金 口

音 、 如 レ 根 如

源                 ’

こ 繹 せ る 如 く

ま さ し く

末 の 時 代 に 興 行 す べ き 修 法 で あ る

こ な し て ゐ る 。      

 

 

     

  斯 樣 な 末 法 觀 に 對 す る

教 的

意 は

ロ バ 夫 れ 等 入 師 の 懷 か れ た

片 を 示 し 江 に 留 ま る が

斯 る

意 は 既 に 天 台 の 師 南 岳 大 師 の 立

願 文 に 著 し く 顯 は れ て 、                                                                                 釋 迦 牟 尼

説 レ 法 住

八 十 餘 年 、 導

利 衆 生 → 化 縁 既 訖

便

滅 度 噛

度 之 後

正 法 佳 レ 世 . 逕

五 百 歳 → 正 法 滅 已

 

法 住 レ 世 、

千 歳 →

法 滅 己 、 逕 三

年 → 云 云 ご 云 ひ

ま た 願 文 に   正 法

法 、 皆 已 過

、 遺 法 佳 レ 世 、 末 法 之 中

是 時 世 悪

五 濁 競 興 、 入 令

短 促 H   不 レ 滿

百 年

ご 述 べ て

法 す で に 過 ぎ 、 末 法 濁 惡 來 る ご 云 ふ 感 觸 深 く 、 而 し て 末 法 の 時 代 に は 、 遺 教 次 第 に 隱 沒 し 去 る こ

こ を 述 べ て   首 楞 嚴 經 、 般 舟 三 昧

先 滅 不 レ 現

餘 経 次 第 滅

無 量 壽 經 在 レ 後 、 得

百 年 住 → 大 度

衆 生 → こ い ひ 、 餘 經 は 次

鑑 し て

最 後 に 無 量 壽 經 の み 吐 佳 し て

生 を 利 釜 す る 旨

述 べ て ゐ る 。 然 し 彼 れ は

経 悉 N工 工

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(7)

の 曙 黒 時 代 に ,

世 弘 經 を 誓 願 せ ら れ 、  

切 十

世 界 中 、

有 割 佛

滅 處 → 我 願 持 讀 令

不 レ 滅

彼 國 土 人

読 云 孟

こ 誓 つ て 、 あ ら ゆ る 悪 世

難 を 折 伏 し 弘 經 せ ん

こ 云 ひ 、   末 法 之 中

是 時 世 悪 、 五 濁 競 興 … …

密 經

興 畠 於 世 間

ε 期 待 し て 、 惡 惟 こ そ 般

密 の

理 を 弘 宜 す べ き 時 、 如

修 行 の 邁 時 で あ る

を 以 て せ ら れ 仁 の で あ ゐ 。  

岳 大 師 に は 、 三

醗 の

代 感 が 働 い て 弘 經 利 生 の

を 表 せ ら れ て ゐ た 事 が 、

 

天 台 大 師 や

や 傳 欷 に 傅 は つ て 、 教

的 解 明 に 資 せ ら れ た も の

こ 見 ゆ る

端 を 示 し 尤 に 過 ぎ な い が 、 天 台 宗 に

、 餘 他 の 宗 門 に 於 て も 、 隋 唐 前

は 此 の 三 時 読 を 盛 ん に 依 用 し て 、 激 學 に 考 察 を 加 へ 江 事 は . 今 更 言 ふ 迄 も な い 。   か の

恩 に 於 て も 「 大

法 苑

林 章 」 六 本 四 右 に 、  

滅 度

法 有

三 時

謂 正

教 行 證 三

爲 山 正 法 → 但 有

教 行

名 爲

法 → 有 ヒ 敏 無 レ 餘 爲 篇 末 法

ε 云 ひ

叉 法 華 立 賛 第 +

に   顯 下 菩

正 法 之 時

騨 此 三 法 晶 獪 有 レ 證 故

像 法 之 中 、

昌 歡 行 法

更 無 レ

末 法 之

但 護 コ 教 法

又 無 レ 行

こ も 云 つ て 、 三 時 に 三 法 の 具 飜 を 配 當 し て 、 興 替 あ る 事 を 示 し て 居 る 。

の 他 擧 け 來 れ ば 多 く の 人 師 の

れ に 就 て 述 べ な け れ ば な ら ぬ が 、 今 茲 に は

れ 等 に 就 て 逹 べ る 目 的 で な い か ら 略 し て 、 萠 述 の 如 く 南

に じ て も 、 天

に し て も

己 の 本

こ す る 法

を 以 て 、 經 道 襄 滅 す る

末 こ そ 弘 通 す べ き で あ る

こ な す

南 岳 の 立

文 に は 、 末 法

誰 の 世 に 無 量 壽 經 百 年

こ 言 ひ

天 台 も 傳 に は 西 方 願 生 者 マ あ る

こ 云 ひ

古 來 + 疑

は 彼 れ の 著

か 否 か 不 明 に 疉 せ         特 留 此 経 止 住 百 歳 論 に 就 い て 〔 稱 麺 )

七                                                                                 柄

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                                                      八 北 ハ 、 十 疑 弧 醐

淨 全 む 六 ノ 五 七 三 ) に   無

末 世 法 滅 ツ 〜 時

議 此 經

レ 世 .

引 衆 生 → 鈍

生 彼 國 鱒 故 知 阿 彌 陀 佛

與 二 此 世 界 極 悪

生 鴨

有 二   因

云 武 ε 西 方 独 生 を 勸 め 、 叉 法 相 の

恩 も

方 其 著 西 方 要 訣 ( 浮 全 、 六 ノ 六 〇 三 ゾ に   大 無 量 壽 經 云 、 經 逋 滅 蠹 、

以 訟

4

特 留

此 經 州 止 佳 百

年、

爾 時 衆 生

生 レ 信

皆 生

彼 國 鴨

云 、 如 來 説 敏   潤 釜 有 レ

時、

末 法

經 悉

數 利 物

増 、

百 歳 、 時 經 議 末 法

滿

t

年 叫

經 並

沒 哨 繹 趣   恩 璽 、

レ 教 百 年 、 爾 時 修 レ 因 上

生 妙 土

こ 歎 じ 、 要 訣 の

り に   夫 以 生 居 瓜 像

→ 去 レ 聖

遐 豫 島

乘 → 無 F 方

契 悟

ξ 自

べ て 、

西

方 の 金 纂 に 乘 ら ん

こ 期 し た る 事 な き 思 ひ

は す

、 何 れ も 大 経 の 經 邁 滅 盡

… : 特 留 此 經 止

百 歳 の 經 文 を 證

こ し て 、 聖 道 諸

の 経 邁 滅 盡 を 歎 く ご 共 に 、 此 の 文 に 依 て

 

厨 西 方 願 生 の 念 を 深 め た も の で あ ら

フ 。 刑

が 輔 行 に

教 所

在 彌 陀 」

じ た 事 も 、 こ の 特

此 經 の 文 に 俄 て 、

々 そ の 信 證 を 深 め た

は れ る

 

樣 に 聖 道 の 八 師 が . 特 留 此

の 文 を 注

せ し

以 の も の は

經 道 滅 瀦 の 句 に 由 果 す る も の で

聖 道 の 敏 理 行 果 が 難 解 難 入 に し て 、 時 機 に

應 せ ざ る 有 教 無 人 の 數 だ か ら で あ つ て 、 道 綽 禪

が 安 樂

に 時 機

應 を 高

調

せ ら れ 仁 所 以 の も の も 茲 に あ つ 池 譯 で 、 次 に 薀

禪 師 の 時

の 高

調

に 就 て

略 せ ん

N工 工

Eleotronlo  Llbrary  Servloe

(9)

 

P                                                                                                 〆   全 體

樂 集 に 於 い て

末 法 思

の 強 烈 な る を

こ す る こ

こ は 何 人 も 首

し 得 る 所 で

る 。

ち 第 六 大

三 に 於 い て 経 の

滅 を 明 す に

大 經 の

此 經 の 文 を 取 意 し

正 法 五 百 、

法 千 , 末 法 萬 年 の 詮 を 擧 げ 、 更 に 第

大 門 に 於 い て 教 興 の

由 を 明 す 所 に

大 集 経 の 五 箇 の 五 百 年

を 引 き

説 よ り す れ

第 三 の 末 法 に 入 り 、   五 箇 の 五 百 年 よ り す

れ ば

四 の 五 百 年 に 際 會 し て

正 し く 今 の

末 法 は 諸 經 悉 滅 す る 時 で あ り 、 徒 ら に 寺 塔 を 建 立 し 剃 髮 染 衣 の 形 の み 殘 る 形 式

教 に 墮 し た 時 、 こ の 末 法 に 於 い て 吾 々 は 如 何 な る 教 法 を

取 す べ き か 。 斯 る 末 法 到 來 の 痛 切 な る

は 、 機 歡 相

機 相 應 の 商 調

こ な つ た の で あ る 。 第

大 門 の 初 め に 、 敏 興 の 所 由 を 明 す 申 に   約

時 被 レ 機 、 勸 歸 コ 淨 土

コ 時

→ 易 ン 修 易 ノ 悟   若 機 教 時 レ 乖 、 難 レ 修 難 レ 入         ”

こ 蓮 べ 、 正 法 念 經 の 時 方 便 の 文 、 大

経 の 五 百 年 読 、 及 び 四 醺 法 の 文 を 引 き 、 更 に   計 コ

生 →

誉 星 佛

レ 世

後、

四 五 百 年

  正

悔 修

、 應 レ 稱

佛 名 號

時 者

ご 結 ば れ て 居 る 。 こ の こ

こ は 更 に

三 大 門 に 、 聖 逍 淨 土 二 門 を 判 ぜ ら れ た 後 に   大

經 云 、 我 末 法 時 中 、

々 衆 生 、 起 〆 行 修 レ 道

  末 レ 有

入 得

→ 當 今 末 法 、 現 是 五 濁 悪 世 , 唯 有

淨 土

門 →   可

慂 入

 

 

 

 

 

 

こ い つ て 、 末 法 五 濁 を 痛 感 し 、 聖 道 を 捨 て 」

土 に 歸 す べ き

の 要 道 で あ る

こ 論 ぜ ら れ て 居 る 。 然 し て 聖 道 は 何 故 に 時 機 に 相

し な い か ご 云 ふ に 、           特 留 此 經 止 佳 百 歳 論 に 就 い て   Ω 柎 垣 )                                         険 九

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Q

  龍 樹 菩

の 難 行 邁 易 行 遘 の 義 を 畢 げ

ら は 火 界 に 居 し て

三 乗 三 車 の 道 あ る も 迂 廻 の 法 で

り 、 大 乘 大 車 の 法 あ る も 只 恐 る 嶮 徑 遙 長 に し て

徳 立 せ す 、

進 し 難 し

こ 歎 か れ

 

聖 道

種 今

難 レ 證

由 丁 去

大 聖

遙 遠 並

二 者 由 ユ 理 深 解 微

こ 明 さ れ

二 理

證 を 以 τ 聖 道

は 末 法 五 濁 の 時 機 桐 應 に あ ら す

聖 道 門 添 土 門 の 廢 立 を 作 さ れ た り 。 聖 道 の 名 目 は 天                                                          

親 の 十 地 經 論

= ( 菩 提 流 支 の 諜

に 、 彼 の 論 の 靭

喜 地 品 の 「 微 難 レ 知 聖 邁 、 非 ゜ 分 別 離 念 こ の 偈 を 舞 す る に 「

者 云 何 微 、

育 難 レ 知

聖 道

故 、 設 何 難 レ 知 、 謂 読 時 難 レ 知

復 云 何 難

大 聖 道 難 レ 知 乃 至

 

難 知 聖 道 「

 

此 微 有

二 種

時 甚 徴 、 二 證 時 蕪

云 云 」

こ 云 ふ に 依 ら れ た も ω か

或 は 元

槃 宗 の 人 な れ ば 、 涅 槃 經 如 來 性 品 の 「 善 男 子 是 故 如 來 微

之 敏 、 難 レ 可 レ 得 レ 知 、 唯 有 』 智 者 乃

解 コ 我 甚 深 佛 法 → 非 諾 是 世

八 夫 類

議 能 信

也 」

こ す ゐ を 始 め 到 る

ら る 」 「 如 來 籍 語 甚 深 難

解 」 に 依 て 、 今 「 理 深 解 微 」 な る 義 を 示 さ れ た も の で あ ら う 。 叉 聖 道 に 對 す る 律 生

土 の 名 目 は ,

の 種 生 論 註 下 ( 三 〇 右 ) の 「 鼈 順 待 生

土 法 門 」 の 丈 に 依 ら れ た も の で あ ら う が

兎 に 角

安 樂 集 は

明 に 三 時 説 を 應 嗣 し

に 於 け る 時 機 糟

の 法 は 「 唯 有

淨 土

通 入

路 」

こ 聖

二 門 を

立 せ ら れ た の で あ る 。 既 に

樹 の 難 易 二 行 邁

天 親 の 整 生 論 、 曇 鸞 の 論 註 あ の

こ 雖

三 時 説 を

恥 し 、 末 法 飆 應 を 高 調 し 九 の は 安 樂

を 以 て 嚆 矢

こ 見 る

を 得 。

つ て

來 の 高 組 は 淨 土 三 經

轍 に

經 を 以 て 己 證 の 義 を 蓮 べ 、 宗 耐 も 選 擇 集 第

章 に は 、

03 聖

二 門

を 引

き 、 第 六 章

に は

念 拂 章

を 設 け て 通 樺 さ れ る 等

  組 瞞

を 始 め 淨 土

門 の 人 師 は

覯 仔 り に 聖 道 門

U

の 經

教 は

二 時 に 通 あ 匂 塞 あ り

塞 に 於 て は な す 所 を 知 ら す

こ 廢 し

湲 土 門 は 三 時

通 に し て 塞 な し

こ 宗

を 立 せ ら れ 仁 の で あ る 。

し な か ら

集 に 唯 有 淨 土

門 再 通 入 路

じ 、 然 も 夫 れ は 「

生 慧 悪 臨 命 絡 時 十 念 相 績 栴 我 名 字

不                                                  

                                                                                              \

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生 者 不 取 正 覺 」 ご 本 願 名 號 及 び 觀 維 下 品 下 生 の 機 相 を 取 意 し て

機 教 相 應 を 示 さ れ 江 れ 共

徇 未 だ

擇 本 願 の 別 意 、 他 力 の 本 質 を 闡 明 す る に 至 ら ざ る を 以 て

勸 む る 名 號 も

の 先

を な す 十 住 琵 婆 娑 論 の 十 佛 百 佛 の

號 , 所 謂 通 十 方 諸

の 名 號 に 同 じ

機 の 三 業 の 外 の 超 世 本 願 の 名 號 た る 本 質

か れ

。 只 そ は 修 行 上 の 比 較 程 度 の 差 を 以 て 難

を 廢 立 し 、 聖 道

力 難 行 に し て 、 末 法 五 濁 に は 時

相 乖 く の 教 、 淨 土 門 は 修 し 易 き 他 力 易 行 な る 故

の 教

め ら れ 九 の で あ る 。   茲 に 今 師

導 は 糊 經 教 興 の 本 意 に 觸 れ , 徇 修 因 感 果 を 本

こ せ る 十 方 淨 土 を 捨 て  

超 世 本 願 た る 西 方

土 を 別

ぜ る

を 己 證 せ ら れ て

あ ら ゆ る 修 因 感 果 の 歡 行 は 、 當 來 之 世 經 道 滅 由 琿 せ ん に ,

愍 も τ 淨 土 教 を 末 法 々 滅

に 止 住 せ し め ん

經 に 付 驫 せ ら れ 、 そ の 義 相 は 正 し く 觀 經 に 説 き 示 さ れ た も の

こ 見 ら れ た り 。

は 特

此 經 の 義 を

經 に 「 如 來 今 者 爲 卞

來 世

切 衆 生 爲

之 所 フ 害 者

説 昌

淨 業 こ

こ 示 さ れ 、 此 の

淨 業 を

じ 九 る

對 の 機

  若

諸 衆 生 等 濁 惡 不 善 五 苦 所 逼 云 何 當 兇 阿 彌

佛 極

世 界

こ 請 し 、

に 若 佛 滅

來 五 濁 の 凡 夫 の

に 觀 經 の 所 説 は 現 は れ た も の な れ

、 特

此 經 の 現 文 は

に 示 し て

そ の 義

に 説 き 明 し た る 經 ご 見 ら れ 、 今 師 は そ の

解 を 以 て

經 の 本 意 に 徹 せ す ん ば 正 し く

相 應 の 本

は れ す 、 大 經 當

の 位 に て は 荷 未 だ 本 願 他 力 の 本 質 に 觸 れ 九 如

の 時 機 相 應 の 旨 示 さ れ す 。 入 師 の 釋 に 於 て も

龍 樹 天 親 乃 至 逍

も 親 經 に 於 け る 他 力 の 本 質 を 開 顯 せ ら れ ざ る を 以 て 、 時 機 相 應 の 淨 土 教 を 示 す

こ 雖 、 修 行 程

の 上 の 廢 立 に 約 し て 、

き 顯 は す に 過 ぎ す 之 れ に 對 し 今 教 の 本 意 は 觀 經

淨 縁 に 於 け る 通 別 二 土 の 廢 立 を 基 ご す る 教 相 で あ る 。         特 留 此 經 止 住 百 歳 論 に 就 い て   〔 稻 垣 )                                      

                                                                                爆

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二   斯 く 善

己 證 の

教 旨 よ り す れ ば 、 修 因 感 果 を 本

こ せ ざ る 超 世 別 願 の 淨 土 な る 故

時 機 相 應

こ 云 ふ も 、 時 を 正

未 三 時 に 芦 別 し

機 を も 善

、 賢 愚

世 出 世 、 大 小

こ 麗 別 し て . 聖 淨 二 門

難 易 二 道 を 相 對 的 に 取 捨 し 、 修 行 上 の 程 度 に

つ て 夫 れ

の 教 行 を 配 當 す る が 如 き は

だ 修 因

果 の 域 を 出 で ざ る も の

こ な し 、   修 因 感 果 を 越 へ た 他 力 本 願 の 基 調 か ら は , 正

三 時 の 區 別 な く 、 機 の 善

賢 愚 を 本 ご せ す 、 時 節 の 久 近 を 問 は す 、 行 佳 坐 臥 を

は ざ る 、  

切 善 悪 萬

得 生 者

不 皆

阿 彌

佛 大 願 業 力 爲 壇 上

ご 己 證 せ ら れ た の で あ る 。  

こ 云 つ て

夫 起 佛 法 は 用 々 こ し て 取 り

莫 々

こ し て 捨 つ 。

陸 に 上 れ ば 船 を 捨 て 、

型 を 破 つ て 鐘 を 取 る が 如 く 、

土 教 相 の

起 料 理 は 先 づ 機 の 三 業 の 上 に 難 易 を

み て 出 離 の 道 を 求 め

正 し く 本 願 の 別 意 に 入 る 時 は

用 々 た る 三 業 の

み を 離 れ 、 莫 々

こ し て 跡 無 か ら し め 、 本 味 の

道 に 到 る べ き 道 行 な れ ば 、 時 機 相 應 の 淨 土 教

應 聖 道 門

相 竭 取 捨 す る は 淨 土 初 門

言 せ ば 淨 土 入 門

こ し て 必 要 な れ ば 、 宗 租 は 立 教 開 宗 の 薺

こ し て の 選 擇

に 、 先 づ 第

章 に 道 綽 ω 安

集 を 引 き て 、 聖

の 廢 立 を な し

淨 土 敏 相 の

起 料 理 を 試 み 、 以 て 宋 法 相 應 の 易 行 な る 淨 土 敏 を 顯 は し 第 二

に 於 て 高 組 の 襌 意 を 引 き て 他 力 の 本 味 に 移 り , 第 三

に 彌 陀 別 意 の 本 願 章 を 設 け

第 悶 章 以 下 は 斯 る 別 意 の

行 を 流 通 せ し む る に 當 り て 、 夫 れ

の 立 場 よ り こ の 別 意 を

き 、 殊 に 第 六

に は 特 留 念 佛 章 を 設 け て 、 そ の 所 以 を 示 さ れ た の で あ る 。

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既 逑 の 如 く

宗 祕 は

擇 集

章 に 安 樂

を 引 き て 、 聖 淨 二 門 の 判 を

さ れ

安 樂

に 詮 く 「 聖 逍

種 今 時 難 レ 證 云 云 Kyoto  Selzan  

(13)

の 二 理

證 を 擧 げ 、 私 繹 に は 正 明 往 生 淨 土 之 教

傍 明 往 生 淨 土 之 歡

こ 配 依 傍 依 の 判 を な し

次 で 龍 樹 の 難 易 二 邁 判 を 引 用 さ れ 九 り 。 こ は 畢 竟 す う に 、  

經 に

す る 所 多 く 彌 陀 に あ り ご

溪 が

す る 如 く 、 夫 れ

の 主 設 す る

は 全 く

力 成

法 に あ り

こ 雖 、 機 を

み る 時 、 怯 弱 の 者 の 爲 に 方 便 に

ら 淨 土 牲 生 を 勸 む る 所 多 し 。

れ 共 そ は 傍

な る 限 り 正 説 た り 得

。 方 便 邁 な る

り 眞 實 を 顯 は し 得 す 。 正 説 す る 所 ば 修 因 感 果 を 本

こ す る

道 な れ ば 、 修 因 感 果 を 本

こ せ ざ る 往 生

土 の 本 意 顯 は さ れ す 、 自 力 他 力 は 木 質 を 異 に す る も の な れ ば

經 に 混 へ 詮 く 蕩 合

聖 道 諸 經 の 立 塲 か ら は 他 力

の 本 義 顯 し 難 き も の で あ る 。 故 に 弛

こ ひ 往 生 淨 土 の 爲 に 念

を 勸 む ご 雖

そ ぱ 散 稱 を 唱 ふ る は 專 念 に 至 ら し め ん 爲 に し て

方 便 の 行 な り 、 權 方 便 は 正 説 す る 所 の 成 佛 道 に 至 ら し む る 遒 行 、 前 程 な れ

、 方 便 行 は

の 他 力 本 意 を 顯 は さ す し て 、 修 行 の 難 易 に 約 し て

易 行 の 念 佛 を 勸 む る 所 な れ ば 、 之 君 を 龍 樹 は 總 攝 し て 十 住 毘 婆

論 に 難 易 二 道

こ 示 し

宀 示 諏 は 之 れ 等 念 佛 の 行 を 説 き 往 生

土 を 勸 む る 經 論 を

明 淨 土 之

こ 判 じ 、 之 れ に 反 し て

  諸 經 に

き 得 ざ る 他 力 別 意 を 正

す る 大 觀 小 の 三 經 は 正 明 淨 土 之 轂

こ 判 じ 、 全 く 自 力 修 因 感 果 を 本

こ せ す 、

力 の 教 道 は 諸 經 に 譲 り 、 諸 經 に 論 き

ざ る 他 力 の 敏 道 を 三 經 に 正

す る

≧ 見 ら れ た の で あ る 。   こ の 正

傍 依 の

を 本

こ し て 見 る

、 た ε ひ 今 經 に 定 散 の 言 を 説 く

こ 雖 、 修 行 す る 爲 に 説 く 定 散 に あ ら す 。 諸 敏 の 如 く 説 を 聞 き て 行 じ

行 じ

て 」

を 得 る 所 謂 教 行 證 を

く A 「 經 で な い 事 が 窺 は れ 、 こ れ 宗 職 が

第 六 章 に 、 先 づ 大 經 の 特 留 此 經 の 文 を 引 證 し

次 に 私 釋 の 第

段 に 於 い て 、 「 此 の 經 に 菩 提 心 の 言 あ り ご 雖

未 だ 菩 提 心 の 行 相 を 説 か す 。 持 戒 の 言 あ り

こ 雖 、

だ 持 戒 の

相 を

か す 。 」

こ 明 さ れ て

夫 れ 等 を 修 す る 行

は 諸 經 に 詮 き

今 經 に は 語 あ り

こ 雖 行 す る

に あ ら す 。 既 に 經 文 に 經 道 滅 蠱 せ ん

こ あ る 故 に

行 相 を 説 く 諸 經 先 き に

せ ば 、 何 に 依 て か 之 れ を 修 せ ん や         蠡 留 此 維 止 住 百 歳 論 に 就 い て   ( 稻 垣 )                                                

三                                                                               適

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四 こ 述 べ 、 今 經 は 全 く 他 力 念 佛 を

く 經 に し て

所 説 全 く 念 佛 に あ る 此 經 な れ ば 、 宗 融 は 大 經 の 現 文 特 留 此 經 を 特 留 念

ご 置

へ 標 し て

  「 末 法 萬 年

餘 行 悉

特 留 念 佛 之 文 」

こ 標 し 、 其 の 所 以 を 六 章 段 に 委 述 せ ら れ た り 。  

く 今 經 は 所

全 く 念

に あ つ て 、

代 諸 經 Σ

轍 を

に す る も の な れ ば 、 次 段 に 宗 租 は 大 經 の 文 意 を 繹 す る に

聖 道 淨 土 二 教 住 滅 前 後

十 方 西 方 二 歡 住 滅 前 後 、

西 方 二 數 佳

前 後 、 念 佛

行 二 行 住 滅 前

旨 四 重 の 佐 滅 前

を 灘 さ れ 、 四 重 に 亘 り て 聖 邁 +

等 は 機 縁 淺

薄、

淨 土 西 方 は

縁 深 厚 な る 旨 を 明 さ れ 九 り 。 そ は す べ て 聖 逋 + 方 等 は 菩 提 の 道 を 成 ぜ ん

こ す る に

の 功 よ り

す る 故 に 弓 勢 壗 き ぬ れ

矢 地 に 墮 つ る が 如 く 、 其 の 縁 淺 薄 に し て 、 淨 土 ω 法 は

の 大

を 憑 む が 故 に 其

深 厚 な る 皆 を 示 さ れ 、 觀 經 は こ の 深

な る

土 の 機 法 を

經 に 諡 き

し た も の に し て , 今 師 は 定 善 示 槻

に 、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  此 乃 因

極 要 利 釜 處 深

曠 劫 希 聞

如 今 始 説 ご 釋 さ れ 、 因 縁 の 因

こ は 三 心 發 得

こ は 三 縁 具 足 に し て 、 即 ち 彼 此 三 業 不 相 捨 離 の 故 に 斯 る 機 縁 深 厚 な る 經 法 は

經 に 論 か す 、 今

に 於 て 始 め て 論 き 開 き 、 示 さ れ た 極 要 に し て

從 つ て

谷 處 り 深 し

こ 觀 經 を

ぜ ら れ 九 り 。 今 宗 租 は 此 の 意 を 得 て 、

土 の 機 法 の 深 厚 な る を 示 し

ゐ 機

の 故 に 、 諸 行 秩 生 は 末 法 萬 年 に 局 り た る 利 釜 に 止 ま る が

念 佛 往 生 は 遠 く 法

を 霑 す

こ 釋 さ れ 、 叉 斯 る 止 住 百 歳 の 法 盆 な る

に 餘 經 を ば 留 め す 、   此 經 を

ふ 所 以 な り ε 私 釋 せ ら れ た の で あ る 。  

じ て 何 れ の 經 歡 も 佛 慈

を 以 て 衆 生 を 歡 化 し 給 ふ 所 な れ 共

特 に 念 佛 の 經 教 は 釋 迦 佛 の 慈 悲 よ り

き 留 め

に し て 、 諸 経 所

多 在 彌 陀 、 故 以 西 方 而 爲

こ 云 ふ が 如 く 、 叉 八 萬 諸 聖 歡 皆 是 阿 彌 陀

こ 説 く

,   心 を し て

準 な

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(15)

ら し め ん 爲 に 釋 迦

悲 方 便 し て 諸 經 に 念

を 説 き 示 し 九 る 所

之 れ

諸 經 に 散 在 せ る 念

を 正

し て 三 經 に 其 の 本 意 を

む る 故 に

特 に 此 經 を

め 給 ふ 。 然 れ

宗 阻 は 更

此 經 有

深 意 歟 」

せ ら れ て 、

和 尚 の 意 を 引 き

經 の

麝 名 號 を 例

こ せ ら れ 仁 る は

た サ

に 諸 經 に 散 在 せ る

便

を 三 部 經 に 總 説 す る が 故 に

 −

云 ふ

依 經 の 分

淨 土 の

む る 名

こ 同 樣 な る 西 方 淨 土 の 歡 行 を 留 む る

こ 云 ふ は

土 入 門 の 位 に し て 、

の 深 意 を 韓 導 己

に 依 て 見 る ご 、 餘

の 中 に は 念 佛 の 言 あ り

き 念

の 本 願 正 意 を 説 か す 、 読 き 顯 は し 得 ざ る を 以 て 留

す 、 三 經 は そ の 本 願 の

す る が 故 に

し め 給 ふ 所

+ 方

の 西 方 淨 土 で な く 、

提 か 觀

於 て + 方 淨 土 よ り 西 方 を 別

せ る 所 以 の も の は

超 世 本 願 の 淨 土 な る 故 に , こ の 超 世 本 願 の 正 意 を 明 せ る 經 な る

經 せ ら れ る も の に し て 、 所 謂 通 別

立 正 依 經 の 意 よ り 留 經 せ ら れ た る も の

示 さ れ た の で あ る 。   さ れ

經 を 引 用 し て

そ の

黌 名 號 を 例 證

こ せ ら れ た る は

宗 組 が 大 經 の 現 文 に 特 留 此 經

屮 あ る を 今

擇 に 特

こ 標 章 す る 相 違 を 會 釋 し ,

特 留 念 佛 の 深 意 を 顯 さ ん 爲 に し て 、 既 に 宗 祗 も 邇 べ ら れ 九 如 く 、 此 の 經 に

提 心 の 言 あ り

こ 雖

未 だ

の 行 相 を 読 か す 、 從 つ て 嬲 經 に 定 散 十 六

を 詮 く

こ 雖

る 定 散 に あ ら す 。 觀 經 に   汝 好 持 是 語 , 持 是 語 者

印 是 持 無 量 壽 佛 名 ご 流 通 に 念 佛 を 付 屬 せ ら れ 、 高 組 は 釋 に 汝 妊 持 是 語 已 下

陀 名 號

流 ゆ 通 於 遐 代 占 上

兩 門 之 釜

佛 本

意 在

向 專 稱 ・   彌

佛 名

        特 柵 此 經 止 佳 百 歳 論 に 就 い て   ( 稍 垣 )                                                   旭 五

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こ 釋 し 顯 さ れ

定 散 の

行 ぽ 本 願 に 非 ざ る 故 に 付 屬 せ す

念 佛 は 本 願 な る 故 に 付 屬 せ ら る 。 故 に

+ 二 に 念 佛 付 属 章 を 設 け て 、   隨 他 之

還 閉 二 定 散 門

開 以 後 永 不 レ 閉 者 、 唯 是 念 佛

門 馬 彌 陀 本 願 繹 尊 付 鵬

意 在 レ 此

こ 釋 し て 、

こ は 念

の 本 意 に 望 む れ ば

五 逆 を 滅 し 法 滅 百

の 時 を 利 釜 す る 故 に 、 開 て 後 永 く

じ ざ る を 明 す

こ せ ら る 。  

く 定

は 廢 の 爲 に 読 き 、 選 擇 本 願 念 佛 の

を 立 せ ん

こ 雖

 

面 善

己 證 に は 定

土 要 門

こ し て

か れ た る も の 、 定 散 文 中

標 專 念 名

得 生

こ 釋 さ れ た 如 く 、 佛 力

方 便 の 定 散

定 散 を

似 色

こ し て

勝 れ し 定

の 機 も

劣 れ る 散 善 の 機 も

し く 他 力 本 願 に 乘 じ て 、 勝 れ し 定 善 の 功 を 誇 り て 牲 生 す る に も あ ら す , 劣 れ る 散 善 な る が 故 に 救 は れ ざ る 本 願 に も あ ら す

勝 劣 を 問 は す 李 等 に 往 生 す る は 「 機 の 三 業 を 本

こ せ ざ る 他 力 本 願 の 意 を 顯 さ ん 爲 に 衆 譬 の 定 散

こ 説 き 示 さ れ た も の に し て

機 の 三 業 の 外 の 他 力 救 濟 を 顯 さ ん た め に 反 つ て 機 の 色 を 以 て 李 等 の 救 ひ を 示 さ れ た も の に 外 な ら す 。

こ 云 ふ も 、

十 七 願 の 諸 佛 諮 暁 の 願 に 酬 へ ら れ た 定 散 に し て 、 所 求 に 成 就 せ る 定 散 な り 。 釋 迦 は こ の 願 成 就 の 定 散 を 受 取 り て

觀 經

經 に 読 き 開 き   釋 迦

、 設 此 槻 經 三 輻 九 品 定 散 二 善 、 證 讃 彼 佛 依 正

二 輙 、 使 人 欣

( 散 善 義 )

こ 高 租 の 釋 の 如 べ

所 求 成

  定 散 を 以 て 能 讃 せ ら れ

經 に 誂 き 示 し た る に 外 な ら す 。 故 に 親

の 定 散 は 名 號 得 生 を

す る 定 散 な る 故 に

觀 經 付 鸚 の 「 持 是 語 」

こ は 斯 る

語 の 定 散 を 付 鸚 す る な り 。 佛 語 定 散 を 付

す る は

名 を 付 矚 す る 事 に し て , 定

即 名 號 な れ ば 定

離 れ て 名 號 顯 は れ ざ る な り 。 故 に 現 文 の 特 留 此 經 を ば 特 留 念

ご 宗 祺 愉

き 替 へ て 廢 立

正 兩

を 以 て 觀 經 の 深 意 を 顯 は し

徇 大 經 に は

だ 擬 經 の 通 別 二 土 の 廢 立 を 分 つ 説 相 無 け れ ば 、 通 十 方

土 に 同

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す る 西 方 か

こ 見 る 恐 れ あ り 叺 故 に 大 經 を 觀 經 に 同 じ て 、 三 經

轍 に 特 留 の 深 意 を 釋

せ ら れ た の で あ る 。   上 述 の 如 く

宗 狙 は 留 經 の 本 意 を

經 を 以 て 治 定 せ ら れ 、

こ し て 問

間 可

其 理

佛 行

於 正 像 未 之

也 、

         

        テ   ヲ   ム     ヲ   正 像 末 法

勸 ダ 今

 

應 レ 知

こ 結 ば れ

特 留 此 經 止 住 百 歳 ご 云 へ

ば、

止 佳 百

に 局 り て 、   所 謂 末 法 後 の

機 の み を 救 ふ

の 利 釜 に 似 る 故 に 、 三 時 李 等 の 利 釜 を 顯 は さ れ た も の に し て 、 「 擧 後 勸

」 ご は 法 滅 百 歳 の

を 擧 ぴ 甲 丶   逆 に 百 歳 巳 前 正 像

の 時 を

め 、 斯 く 逆 に 通 ぜ し む る は 、 敏 行 證 の 功 を 嫌 つ て 、 唯 念 佛 の

行 は 正 像

を へ だ て す

の 善 悪 を

五 乘

入 の 願 力 な る を 顯 は し

ふ な り o   此 の 間 答 に 就 で な ほ 逹 ぶ べ き も 次 に 謖 り て

斯 く 宗 砠 は

擇 第 六 章 段 に 特 留 此 經 の 意 を 結 樺 し

ひ 、 此 の 意 は 叉 第 十 二 章 に も 、 襯 經 0ー 付

名 號

を 設 け て

私 釋 の 最 後 に 此

末 法 萬 年 之

歳 之 臨

獪 以 然 也 、 何 濫 末 法   哉

末 法 巳 鮓 り 何 況 尼 法

海 翻 、

往 靄 道

瓶 ♂ 正

未 之 三

、 及 漓 滅 百

之 時

結 繹 せ ら れ

大 経 の 特 留 此 經 を

經 の 立 塲 よ り 轉 用 し て

に 三 時 李 等 の 利 生 を 示 さ れ の で あ る 。                

  以 士 宗 阻 の 特 留 此 經 に 對 す る 釋 意 を 概 略 せ る が

更 に 汲 祀 の 御 所 見 を 窺 は ん

こ す る も

既 に 紙 數 を 餘 り 多 く 勞 費 し         特 留 此 經 止 佳 百 歳 論 に 就 い て   (

柎 垣 )                                        

七                                                                             、

(18)

Kyoto Seizan College

NII-Electronic Library Service           西 山 學 報   第 + 二 號                                                          

八 た る を 以 て 、

此 の

文 を 草 す る 所 以 も

實 は 派 阻 の 御 證 道 を 述

謹 る が 本 意 な り し が , 今 は 其

端 を 記 す に 留 め ん に 、 由 來 宗 租 は

淨 土 入 門 の 教 相 を 表

こ し

共 深 意 ぱ 善

に 譲 ら れ て 、 彼 此 不 相 離 に 釋 意 を 示 さ れ 朮 る が 、  

祺 は 獺 經 戦 旨 に

り 全 く 其 深 意 に 立 入 つ て

宗 組 の 眞 意 た る

依 善 導 の 已 證 を

せ ら れ た り 。 故 に 宗 耐

第 六 章 の

に 三 時 通

を 逆 親 せ ら れ 池 る

を 中 心

こ し 、 派 祖 の 御 證 遘 を 窺 ふ に

此 の

觀 は 槻 經 の 敏 旨 に し て

觀 經 九 品 を

の 始 絡

こ 見 て 、 下 三 品 の

よ の 逆 觀 し て 、 上 六 品 の 善

く 念 佛 得 生 の 正 行 の 機 ω 色

こ 見 る 如 く 、 三 時 の 好 悪

行 證 の 次 第 を 問 は ざ る 願 力 を

は さ れ 仁 り 。   派 組 の

意 を 窺 ふ に 先 づ

導 の 往 生 禮

偈 文 の 萬 年 三

滅 云 云 を   同

義 ( 西 、 全 、 三 ノ 四 六 二 ) に 於 い て 、 大

大 經 の 現 文 を 樺 せ ら れ 九 る が 、 特 に 注

す べ き は 、 三 時 の 次 第 を 大 悲 經 の

に 依 ら れ た

に し て 、 道 綽 は 大 集 經 に 依 り て 正 法 五 百 年 詮 に 依 り 、 其 他 人 師 多 ス は 此 の 設 に 準 據 し 、 然 る 時 は

に 依 れ

善 導 は 既 に 末 法 の 時 の 人

こ な る

今 派 祗 は 正 法 千 年 像 法 千 年 に 依 ら れ た り 。 荊 し 汲 泄 の 如 く 大 悲 經 に 依 れ 球 徇

法 の

の 人

こ な る 譯 で 、 斯 く 見 る 時 、 高 祗 が 「 今 逢 糧 迦

佛、

末 法 之 遺 跡 」  

こ 偈 頌 せ ら れ 九 る 眞 實 性 も 缺 く る や

疑 は れ る 次

な る が 、 右 偈 文 を 玄

酉 、 全 、 三 ノ ニ ○ ) に   此 中 末 法 者 、 高 阻

世 當

法 世 → 指

其 時

難 レ 言 乱 末 法 哨 今 有

深 意

故 、 次 F 義 名 二 末 法

也 云 云  

 

 

\ こ 示 さ れ て

像 法 の 世 で あ り な が ら 宋 法

こ 言 は れ し は 深 意 あ る 所 以 で 、 其 故 は 次 に 述 べ て

釋 迦

代 の 教 の 本 意 は 、 彌 陀 別 意 の 弘 願 を

か ん 爲 に し て 、 自 力 行 門 の 功 室 し く

經 道 滅 蠱 の 末 法 に は 彌 陀 弘 願 特 り

釜 を 顯 は す 旨 を 領 解 す る

、 こ の

れ を 心 得 わ ば た

こ ひ 正 法 の 世

S

云 へ

、 末 法 に あ り

こ 云 ふ べ く 、 正

未 三

こ 時 は 轉 變 す

こ も

法 は 等 し く 宋 法 に て

正 法 の 時 も

法 の 時 も 末 法 ε 逆

さ る べ し 。

に 同 じ く 齡 三 寳 偈 02 道

時 衆 等 の 時 を 釋 す る に

り て 、 同 觀

N工 工

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